JP2001140446A - タイルアンカーおよびアンカー連結金具 - Google Patents

タイルアンカーおよびアンカー連結金具

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JP2001140446A
JP2001140446A JP32697699A JP32697699A JP2001140446A JP 2001140446 A JP2001140446 A JP 2001140446A JP 32697699 A JP32697699 A JP 32697699A JP 32697699 A JP32697699 A JP 32697699A JP 2001140446 A JP2001140446 A JP 2001140446A
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tile
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JP32697699A
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Jiro Omura
村 次 郎 大
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OOMURA GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイルに対する装着を簡単かつ強固なものと
する。 【解決手段】 貫通孔21を有する甲部22およびこの
甲部22の両側縁に連続しかつ基端同士の間隔よりも先
端同士の間隔を狭めて向き合う一対の対向壁23,23
を具備し、対向壁23,23の各先端に互いに離間する
方向に突出するタイルTの溝Taとの係止片24,24
を各々設けたアンカー本体2と、躯体W側との連結部3
2およびアンカー本体2の貫通孔21を通して一対の対
向壁23,23間に挿入されて対向壁23,23の先端
同士の間隔を押し広げる挿入部33を具備した連結体3
を備え、アンカー本体2の対向壁23,23には内向き
折片25を設け、連結体3の挿入部33には対向壁2
3,23の先端同士の間隔を押し広げた状態で内向き折
片25と係止する貫通孔34を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイルを壁面や床
面の下地面に取付けるのに利用されるタイルアンカーお
よびアンカー連結金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイルを壁面や床面の下地面に取
付けるタイルアンカーとしては、例えば、プレートを略
V字形状に折り曲げて形成してなるタイルアンカーがあ
り、このタイルアンカーは、互いに反する方向を向く両
端部をタイルに設けた相反する向きに傾斜する溝状裏あ
しにそれぞれ挿入し、これらの傾斜する溝状裏あしとア
ンカーの端部との間にセメントあるいは接着剤を充填す
ることによって、タイルを装着するものとなっている。
【0003】そして、タイルを装着したタイルアンカー
は、その中央部に設けた貫通孔および下地面に固定した
コ字形、あるいはハット形のアンカー連結金具に設けた
貫通孔を順次挿通させたボルトにナットをねじ込むこと
により、アンカー連結金具と連結するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のタイルアンカーにあっては、タイルアンカーをタイ
ルに装着するに際して、タイルの溝状裏あしとアンカー
の端部との間にセメントあるいは接着剤を充填するとい
った煩雑な作業を行わなくてはならないうえ、セメント
あるいは接着剤が乾くのを待たなくてはならず、その結
果、装着工程および装着工数がいずれも多くなってしま
うという問題を有していた。
【0005】また、従来のアンカー連結金具を用いて下
地面にタイルアンカーを取り付けると、下地面とタイル
との間に位置ずれが生じた場合には、この位置ずれがタ
イルアンカーを通してタイルに直接伝わってしまい、タ
イルに亀裂などの不具合が発生してしまう可能性があ
り、これらの問題を解決することが従来の課題となって
いた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、タイルに対して簡単かつ強固に装着
することが可能であるタイルアンカーを提供すると共
に、タイルに亀裂などの不具合を生じさせることのない
アンカー連結金具を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るタイルアンカーは、貫通孔を有する甲部と、この甲部
を間にして配置されかつ甲部に連続する基端同士の間隔
よりも先端同士の間隔を狭めて向き合う一対の対向壁
と、一対の対向壁の各先端から互いに離間する方向に突
出するタイルの凹状裏あしとの係止部を具備したプレス
成形よりなるアンカー本体を備えていると共に、躯体側
との連結部と、アンカー本体の貫通孔を通して一対の対
向壁間に挿入されて一対の対向壁の先端同士の間隔を押
し広げる挿入部を具備した連結体を備え、アンカー本体
の一対の対向壁間に挿入部を位置させた状態でアンカー
本体と連結体とを固定する固定機構を設けた構成として
おり、このタイルアンカーの構成を従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0008】本発明の請求項2に係わるタイルアンカー
において、固定機構は、アンカー本体における一対の対
向壁のうちの少なくともいずれか一方に設けた内向き突
部と、連結体の挿入部に設けられてアンカー本体におけ
る一対の対向壁の先端同士の間隔を押し広げた状態で内
向き突部と係止する凹部とを具備している構成としてお
り、本発明の請求項3に係わるタイルアンカーにおい
て、アンカー本体の貫通孔は矩形形状をなし、連結体の
挿入部が板状をなしている構成とし、本発明の請求項4
に係わるタイルアンカーにおいて、連結体の連結部には
躯体側に固定されるアンカー連結金具との掛止部および
躯体側に固定した番線の挿通部のうちの少なくともいず
れか一方が設けてある構成としている。
【0009】本発明の請求項5に係わるタイルアンカー
において、アンカー本体の貫通孔は円形形状をなし、連
結体の挿入部が丸棒状をなしている構成とし、本発明の
請求項6に係わるタイルアンカーにおいて、連結体の連
結部にはおねじが形成してある構成とし、本発明の請求
項7に係わるタイルアンカーは、連結体の連結部が略L
字形状に形成してある構成としている。
【0010】本発明の請求項8に係わるタイルアンカー
において、連結体の連結部と挿入部との間にはストッパ
が設けてある構成としている。
【0011】本発明の請求項9に係わるタイルアンカー
において、固定機構は、アンカー本体における甲部の貫
通孔に形成しためねじと、連結体に形成されてアンカー
本体における一対の対向壁の先端同士の間隔を押し広げ
た状態でアンカー本体のめねじと螺合するおねじを具備
している構成とし、本発明の請求項10に係わるタイル
アンカーは、連結体をボルトとし、頭部側を連結部とし
た構成としている。
【0012】一方、本発明の請求項11に係わるアンカ
ー連結金具は、躯体側に固定される固定部および連結体
の挿入部が挿通する貫通孔を有し、貫通孔に、その略中
心に連結体の挿入部を位置させると共に躯体とタイルと
の間に位置ずれが生じた状態において連結体の挿入部の
径方向への移動を許容する支持部を設けた構成としてお
り、このアンカー連結金具の構成を前述した従来の課題
を解決するための手段としている。
【0013】本発明の請求項12に係わるアンカー連結
金具において、支持部は、貫通孔の縁部から中心側に突
出する複数の支持突起を具備し、支持突起をいずれも貫
通孔内において同一方向に傾斜させている構成としてい
る。
【0014】本発明に係わるタイルアンカーは、各種材
質のタイルに適用できるが、とくに陶磁器タイル,石材
タイル,セメントタイル,木質タイル,ガラスタイルな
どの硬質タイルを壁面や床面の下地面に取付けるのに採
用することが望ましい。
【0015】また、本発明に係わるタイルアンカーは、
凹状裏あしが溝である場合および凹状裏あしが穴である
場合のいずれの場合にも適用可能であり、凹状裏あしが
溝の場合には、アンカー本体における係止部の先端を直
線状とし、一方、凹状裏あしが穴の場合には、アンカー
本体における係止部の先端を穴底近傍の内周壁に沿う円
弧状とすることが望ましい。
【0016】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるタイルアンカ
ーにおいて、例えば、凹状裏あしが溝である場合には、
アンカー本体の係止部をタイル裏面の溝にはめ込んで、
連結体の挿入部をアンカー本体の貫通孔を通して一対の
対向壁間に挿入すると、一対の対向壁の先端同士の間隔
が押し広げられて、各々の先端の係止部がタイル裏面に
おける溝の対向壁間(凹状裏あしが穴の場合は内周壁
間)に突っ張り状態で係止し、この際、固定機構によ
り、アンカー本体の一対の対向壁間に挿入部を位置させ
た状態の連結体とアンカー本体とが固定されるので、こ
のタイルアンカーは、タイルに強固に装着されることと
なり、加えて、アンカー本体がプレス成形よりなってい
るので、タイルアンカーの製作コストの低減およびこれ
に伴うタイルの取り付けコストの低減が合わせて図られ
ることとなる。
【0017】本発明の請求項2に係わるタイルアンカー
では、連結体の挿入部をアンカー本体の貫通孔を通して
一対の対向壁間に挿入すると、一対の対向壁の各係止部
がタイル裏面における溝の対向壁間に突っ張り状態で係
止し、この際、アンカー本体における一対の対向壁のう
ちの少なくともいずれか一方に設けた固定機構の内向き
突部と連結体の挿入部に設けた凹部とが互いに係止する
ことから、タイルアンカーは、タイルに簡単かつ強固に
装着されることとなる。
【0018】本発明の請求項3に係わるタイルアンカー
において、請求項1に係わるタイルアンカーと同じく凹
状裏あしが溝である場合には、連結体の挿入部をアンカ
ー本体の一対の対向壁間に挿入する際に、一対の対向壁
の先端同士が偏りなくほぼ平行に押し広げられて、各々
の先端の係止部が溝の対向壁に均等に係止することとな
り、本発明の請求項4に係わるタイルアンカーでは、タ
イルの壁面や床面の下地面に対する取付けおよび位置調
整が簡単になされることとなる。
【0019】本発明の請求項5に係わるタイルアンカー
では、アンカー本体に貫通孔を形成する加工および連結
体の挿入部に凹部を形成する加工がいずれも容易なもの
となり、本発明の請求項6に係わるタイルアンカーで
は、タイルと下地面との間にモルタルを充填しない乾式
工法の場合、連結体の連結部に形成したおねじに、例え
ば、躯体側に固定したアンカー連結金具をナットにより
固定すれば、タイルの壁面や床面の下地面に対する取付
けが簡単になされることとなり、本発明の請求項7に係
わるタイルアンカーでは、タイルと下地面との間にモル
タルを充填する湿式工法の場合、タイルの壁面や床面の
下地面に対する取付けがより一層強固になされることと
なる。
【0020】本発明の請求項8に係わるタイルアンカー
において、連結体の挿入部をアンカー本体の一対の対向
壁間に挿入する際の押し込み過ぎによるタイルの破損が
回避されることとなる。
【0021】本発明の請求項9に係わるタイルアンカー
では、連結体の挿入部をアンカー本体の貫通孔を通して
一対の対向壁間に挿入すると、一対の対向壁の各係止部
がタイル裏面における溝の対向壁間に突っ張り状態で係
止し、この際、アンカー本体における甲部の貫通孔に形
成した固定機構のめねじと連結体に形成されたおねじと
が互いに螺合することから、タイルアンカーは、タイル
に簡単かつ強固に装着されることとなり、本発明の請求
項10に係わるタイルアンカーでは、上記した構成とし
ているので、連結体を製作する必要がなく、タイルの取
り付けコストのより一層の低減化が図られることとな
る。
【0022】また、本発明の請求項11に係わるアンカ
ー連結金具において、上記した構成としていることか
ら、タイルを躯体に取り付ける段階では、躯体の所定位
置へのタイルの取り付けが確実になされることとなり、
一方、躯体とタイルとの間に位置ずれが生じた段階で
は、支持部により連結体の挿入部の径方向への移動が許
容されるので、上記位置ずれがタイルアンカーを通して
タイルに直接伝わることがなくなることとなり、したが
って、タイルに亀裂などの不具合が発生することが回避
されることとなり、本発明の請求項12に係わるアンカ
ー連結金具では、支持部における複数の支持突起の形成
を貫通孔の形成と同時に、例えば、打ち抜きプレスによ
ってなし得るので、製作費の低減が図られることとな
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0024】[第1実施例]図1〜図3は、本発明に係
わるタイルアンカーの一実施例を示している。
【0025】図1に示すように、このタイルアンカー1
は、タイルTの裏面に形成された裏あしとしての溝Ta
にはめ込まれるプレス成形よりなるアンカー本体2を備
えていると共に、このアンカー本体2と躯体W側とを連
結する連結体3を備えている。この場合、躯体Wの下地
面Waには、躯体Wに埋設されたスタッドボルトSBお
よびナットN1により躯体側アングルピースP1が固定
されていると共に、この躯体側アングルピースP1の下
地面Waと直交する片Paには、ボルトBおよびナット
N2によって中間アングルピースP2が固定されてお
り、連結体3は、中間アングルピースP2および躯体側
アングルピースP1を介してアンカー本体2と躯体Wと
を連結するものとなっている。
【0026】アンカー本体2は弾性を有し、図2にも示
すように、矩形形状をなす貫通孔21を有する甲部22
およびこの甲部22の両側縁に連続する一対の対向壁2
3,23を具備しており、一対の対向壁23,23は、
基端同士の間隔よりも先端同士の間隔を狭めて向き合わ
せてある。
【0027】また、一対の対向壁23,23の各先端に
は、互いに離間する方向に突出する係止片(タイルTの
溝Taとの係止部)24,24が各々設けてあると共
に、対向壁23,23における各中央の対向部位には、
甲部22側の辺以外の3辺に切り込みを入れて甲部22
側の辺に沿って内側に折り曲げて形成した固定機構を構
成する内向き折片(内向き突部)25,25がそれぞれ
設けてある。
【0028】一方、連結体3は、図3にも示すように、
アンカー本体2における対向壁23,23の基端同士の
間隔とほぼ同じ厚みを有する板状をなすものであって、
中間アングルピースP2の下地面Waと略平行をなす片
Pbと圧接状態で嵌合する連結溝(アンカー連結金具と
の掛止部)31を有する連結部32と、アンカー本体2
の貫通孔21を通して一対の対向壁23,23間に挿入
されてこれらの対向壁23,23の先端同士の間隔を押
し広げる挿入部33を具備しており、挿入部32の先端
は先細り状に形成してある。
【0029】連結体3における挿入部33の中央には、
アンカー本体2における一対の対向壁23,23の先端
同士の間隔を押し広げた状態でアンカー本体2の内向き
折片25,25と係止する固定機構を構成する貫通孔
(凹部)34が設けてあり、さらに、連結部32と挿入
部33との間には、挿入部33の過度な押し込みを規制
するストッパ35が設けてある。
【0030】このタイルアンカー1により、タイルTを
躯体Wの下地面Waに取り付けるに際しては、まず、躯
体Wの所定の位置に埋設されたスタッドボルトSBに躯
体側アングルピースP1を固定すると共に、この躯体側
アングルピースP1の下地面Waと直交する片Paに中
間アングルピースP2を固定する。
【0031】次に、アンカー本体2をその甲部22を残
してタイルTの溝Taにはめ込んで、両係止片24,2
4の直線状をなす各先端を溝Taにおける傾斜壁Tb,
Tbの各根元部分に対向させた後、連結体3の挿入部3
3をアンカー本体2の貫通孔21を通して一対の対向壁
23,23間に挿入すると、弾性変形によりアンカー本
体2における一対の対向壁23,23の先端同士の間隔
が押し広げられて、各々の先端の係止片24,24がタ
イルTにおける溝Taの対向する傾斜壁Tb,Tb間に
突っ張り状態で係止すると共に、一対の対向壁23,2
3の内向き折片25,25と挿入部33の貫通孔34と
が互いに係止することから、タイルアンカー1はタイル
Tに簡単かつ強固に装着されることとなる。
【0032】このとき、連結体3が板状をなしている、
すなわち、挿入部33が板状をなしているので、上記の
ように挿入部33をアンカー本体2に挿入する際には、
一対の対向壁23,23の先端同士が偏りなくほぼ平行
に押し広げられて、各々の先端の係止片24,24が溝
Taの傾斜壁Tb,Tbに均等に係止することとなり、
したがって、タイルアンカー1はタイルTに対してより
一層強固に装着されることとなる。
【0033】また、連結体3における挿入部33の先端
を先細り状に形成していることから、挿入部33のアン
カー本体2への挿入がスムーズになされることとなり、
加えて、連結体3の連結部31と挿入部33との間には
ストッパ35が設けてあるので、挿入部33の過度な押
し込みが規制されて、タイルアンカー1の装着時におけ
るタイルTの破損が阻止されることとなる。
【0034】次いで、タイルアンカー1における連結体
3の連結溝31と、中間アングルピースP2の下地面W
aと略平行をなす片PbとをタイルTの位置調整を行い
つつ圧接状態で嵌合し、必要に応じて圧接部分に接着剤
を塗布する。
【0035】このタイルアンカー1では、連結体3の連
結溝31と、中間アングルピースP2の片Pbとの嵌合
により、タイルTの躯体Wに対する取付けを行っている
ので、タイルTの取付けが簡単であるだけでなく、位置
調整も簡単になされることとなり、加えて、アンカー本
体2がプレス成形よりなっているので、タイルアンカー
1の製作コストの低減およびこれに伴うタイルTの取り
付けコストの低減が合わせて図られることとなる。
【0036】なお、この実施例では、乾式工法によりタ
イルTを躯体Wに取り付ける場合を示したが、湿式工法
を用いる場合には、連結体3の連結部を略L字形状ある
いは略T字形状に形成することにより、タイルTの躯体
Wに対する取付けが強固になされ、この際、連結部に躯
体W側に固定した番線の挿通部を設ければ、タイルTの
躯体Wに対する取付けおよび位置調整が簡単になされる
こととなる。
【0037】[第2実施例]図4〜図6は、本発明に係
わるタイルアンカーの他の実施例を示している。
【0038】この実施例においても、乾式工法によりタ
イルTを躯体Wに取付ける場合を示しており、図4に示
すタイルアンカー41は、先の実施例におけるタイルア
ンカー1と同じくアンカー本体42および連結体53を
備えている。
【0039】この実施例において、図5にも示すよう
に、アンカー本体42の貫通孔43は円形形状をなして
おり、他の構成は先の実施例におけるアンカー本体2と
同じである。
【0040】一方、連結体53は、図6にも示すよう
に、アンカー本体42における対向壁23,23の基端
同士の間隔とほぼ同じ直径の丸棒状をなすものであっ
て、おねじ54を形成した連結部55と、アンカー本体
42の貫通孔43を通して一対の対向壁23,23間に
挿入されてこれらの対向壁23,23の先端同士の間隔
を押し広げる挿入部56を具備しており、挿入部56の
先端は球面状に形成してあると共に、挿入部56の中間
部分には、アンカー本体42における一対の対向壁2
3,23の先端同士の間隔を押し広げた状態でアンカー
本体42の内向き折片25,25と係止する固定機構を
構成する切欠溝(凹部)57,57が設けてある。
【0041】この場合、躯体Wの下地面Waには、躯体
Wに埋設されたスタッドボルトSBおよびナットN1に
より躯体側アングルピースP1が固定されていると共
に、この躯体側アングルピースP1の下地面Waと直交
する片Paには、ボルトBおよびナットN2によって中
間アングルピースP2が固定されており、連結体53の
おねじ54を形成した連結部55には、連結体53をア
ンカー本体42に固定した状態において、中間アングル
ピースP2の上方を向く片Pcに掛止する引掛け金具6
0をナット61により固定するようになっている。
【0042】このタイルアンカー41により、タイルT
を躯体Wの下地面Waに取り付けるに際しては、まず、
先の実施例と同様にして、躯体Wに躯体側アングルピー
スP1および中間アングルピースP2を固定する。
【0043】次に、アンカー本体42をタイルTの溝T
aにはめ込んで、両係止片24,24の各先端を溝Ta
における傾斜壁Tb,Tbの各根元部分に対向させた
後、連結体53の挿入部56をアンカー本体42の貫通
孔43を通して一対の対向壁23,23間に挿入する
と、弾性変形によりアンカー本体42における一対の対
向壁23,23の先端同士の間隔が押し広げられて、各
係止片24,24が溝Taの対向する傾斜壁Tb,Tb
間に突っ張り状態で係止すると共に、一対の対向壁2
3,23の内向き折片25,25と挿入部56の切欠溝
57,57とが互いに係止することから、タイルアンカ
ー41はタイルTに簡単かつ強固に装着されることとな
る。
【0044】次いで、連結体53のおねじ54を形成し
た連結部55に、引掛け金具60をナット61により固
定し、この引掛け金具60を中間アングルピースP2の
上方を向く片PcにタイルTの位置調整を行いつつ掛止
し、必要に応じて当接部分に接着剤を塗布する。
【0045】なお、引掛け金具60を連結部55にナッ
ト61により固定する間、一対の対向壁23,23の内
向き折片25,25と挿入部56の切欠溝57,57と
が互いに係止しているので、連結体53が回転すること
はない。
【0046】このタイルアンカー41において、アンカ
ー本体42の貫通孔43を円形形状としていると共に、
一対の対向壁23,23の内向き折片25,25と係止
する凹部を切欠溝57,57としているので、貫通孔4
3および切欠溝57,57を形成する加工がいずれも容
易なものとなる。
【0047】また、タイルアンカー41では、連結体5
3に固定した引掛け金具60を中間アングルピースP2
の上方を向く片Pcに掛止させることで、タイルTの躯
体Wに対する取付を行っているので、取付けが簡単であ
るだけでなく、位置調整も簡単になされることとなる。
【0048】[第3実施例]図7は、本発明に係わるタ
イルアンカーのさらに他の実施例を示している。
【0049】この実施例では、湿式工法によりタイルT
を躯体Wに取付ける場合を示しており、図7に示すタイ
ルアンカー71が先の実施例におけるタイルアンカー4
1と相違するところは、連結体73の連結部75を略L
字形状に形成した点にあり、他の構成は先の実施例にお
けるタイルアンカー41と同じである。
【0050】つまり、このタイルアンカー71では、躯
体Wに埋めこまれる連結体73の連結部75を略L字形
状としたことにより、タイルTの躯体Wに対する取付け
が強固になされることとなり、この際、略L字形状に形
成した連結部75と挿入部56との間に径方向に突出す
るストッパ76を設けることにより、アンカー本体42
に対する挿入部56の過度な押し込みの規制が可能とな
り、タイルアンカー71の装着時におけるタイルTの破
損が阻止されることとなる。
【0051】[第4実施例]図8〜図10は、本発明に
係わるタイルアンカーのさらに他の実施例および本発明
の請求項11,12に係わるアンカー連結金具の一実施
例を示している。
【0052】この実施例において、乾式工法によりタイ
ルTを躯体Wに取付ける場合を示しており、図8に示す
タイルアンカー101は、アンカー本体102およびボ
ルト(連結体)103を備えている。
【0053】アンカー本体102は、図9にも示すよう
に、円形形状の貫通孔121を有する矩形形状をなす甲
部122と、この甲部122の両側縁に連続して形成さ
れかつ基端同士の間隔よりも先端同士の間隔を狭めて向
き合う一対の対向壁123,123を具備している。
【0054】甲部122の貫通孔121には固定機構を
構成するめねじ125が形成してあり、一方、一対の対
向壁123,123は、貫通孔121の曲率とほぼ同じ
曲率で貫通孔121の中心回りに湾曲させてある。
【0055】一対の対向壁123,123の各々の先端
には、互いに離間する方向に突出する係止片124,1
24が各々設けてあり、この実施例において、係止片1
24,124は、図11(a),(b)に示すタイルT
1の裏面に形成された裏あしとしての開口径よりも底の
径が大きい円形穴Haや、図11(c),(d)に示す
タイルT2の裏面に形成された裏あしとしての開口径と
底の径とが同じ円形穴Hbにはめ込まれるものとしてあ
って、これらの係止片124の各先端は穴底近傍の内周
壁に沿う円弧状としてある。
【0056】このアンカー本体102は、熱間圧延ステ
ンレス鋼板(SUS 304HP)素材に対してプレス
加工を行って形成するようにしてあり、この実施例で
は、素材を展開形状に打ち抜く工程,対向壁123を形
成する折り曲げ工程および係止片124を形成する折り
曲げ工程を順次行う順送り型を用いてプレス加工するこ
とにより、タイルアンカー101のコストダウンを図っ
ている。
【0057】連結体としてのボルト103は、その頭部
132を連結部とし、そのおねじ133の先端側を挿入
部としていると共におねじ133の基端側を固定機構の
構成部分としており、このタイルアンカー101では、
躯体Wの下地面Waに固定したアンカー連結金具104
の貫通孔141に躯体W側から挿通したボルト103の
おねじ133をアンカー本体102の貫通孔121のめ
ねじ125にねじ込み、このおねじ133の先端側を一
対の対向壁123,123に位置させることによりこれ
らの対向壁123,123の先端同士の間隔を押し広げ
ると同時に、固定機構を構成するめねじ125とおねじ
133の基端側とを螺合させることによって、アンカー
本体102とボルト103とを固定するようになってい
る。
【0058】アンカー連結金具104は、図10に示す
ように、躯体Wの下地面Waに固定される固定部142
および上記した貫通孔141を有しており、貫通孔14
1には、その縁部から中心側に突出しかつ互いに同一方
向に傾斜する支持部を構成する4つの支持突起144が
設けてある。
【0059】つまり、このアンカー連結金具104で
は、躯体W側からボルト103のおねじ133を貫通孔
141に挿通した状態において、4つの支持突起144
によって、ボルト103のおねじ133を仮想線で示す
ようにして貫通孔141の略中心に位置させると共に、
躯体Wとタイルとの間に位置ずれが生じた状態におい
て、4つの支持突起144のいずれかがより大きく傾斜
することによって、ボルト103のおねじ133の径方
向への移動を許容するようにしている。
【0060】このタイルアンカー101により、タイル
Tを躯体Wの下地面Waに取り付けるに際しては、ま
ず、躯体Wにアンカー連結金具104を固定する。
【0061】次に、アンカー本体102をタイルT1の
円形穴Haにはめ込んで、両係止片124,124の各
先端を円形穴Haにおける内周壁Hwの根元部分にそれ
ぞれ対向させた後、アンカー連結金具104の貫通孔1
41に躯体W側から挿通したボルト103のおねじ13
3をアンカー本体102の貫通孔121のめねじ125
にねじ込んで一対の対向壁123,123間に位置させ
ると、アンカー本体102における一対の対向壁12
3,123の先端同士の間隔が押し広げられて、各係止
片124,124が円形穴Haの内周壁Hwに突っ張り
状態で係止し、この際、アンカー本体102における固
定機構を構成するめねじ125とボルト103のおねじ
133の基端側とが螺合することによって、アンカー本
体102とボルト103とが互いに固定され、その結
果、タイルアンカー101は、タイルT1に簡単かつ強
固に装着されることとなる。
【0062】このタイルアンカー101では、アンカー
本体102が順送り型を用いたプレス加工により形成さ
れているので、タイルアンカー101の製作コストの低
減が図られるうえ、連結体をボルト103としているの
で、連結体を別途製作する必要がなく、したがって、タ
イルT1の取り付けコストのより一層の低減化が図られ
ることとなる。
【0063】また、上記したアンカー連結金具104に
おいて、タイルT1を躯体Wに取り付ける段階では、躯
体Wの所定位置へのタイルTの取り付けが確実になされ
ることとなり、一方、躯体WとタイルTとの間に位置ず
れが生じた段階では、貫通孔141に形成した4つの支
持突起144によって、ボルト103のおねじ133の
径方向への移動が許容されるので、上記位置ずれがタイ
ルアンカー101を通してタイルT1に直接伝わること
がなくなることとなって、タイルT1に亀裂などの不具
合が発生することが回避されることとなり、加えて、4
つの支持突起144の形成が貫通孔141の形成と同時
に、例えば、打ち抜きプレスによってなし得ることか
ら、製作費の低減が図られることとなる。
【0064】なお、本発明に係わるタイルアンカーの詳
細な構成は、上記した実施例に限定されるものではな
い。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項1に係わるタイルアンカーでは、上記した構成とした
から、タイルに対して強固に取り付けることが可能であ
り、加えて、タイルアンカーの製作コストの低減および
これに伴うタイルの取り付けコストの低減をも実現でき
るという非常に優れた効果がもたらされる。
【0066】また、本発明の請求項2に係わるタイルア
ンカーでは、上記した構成としたため、タイルに簡単か
つ強固に取り付けることが可能であり、本発明の請求項
3に係わるタイルアンカーでは、一対の対向壁の各係止
部をタイルにおける凹状裏あしに均等に係止させること
ができるので、タイルに対してより一層強固に取り付け
ることが可能であり、本発明の請求項4に係わるタイル
アンカーでは、タイルの壁面や床面の下地面に対する取
付けおよび位置調整を簡単に行うことが可能であるとい
う非常に優れた効果がもたらされる。
【0067】さらに、本発明の請求項5に係わるタイル
アンカーでは、アンカー本体に貫通孔を形成する加工お
よび連結体の挿入部に凹部を形成する加工をいずれも簡
単に行うことができ、本発明の請求項6に係わるタイル
アンカーでは、乾式工法を用いる場合において、壁面や
床面の下地面に対して簡単にタイルを取付けることがで
き、本発明の請求項7に係わるタイルアンカーでは、湿
式工法を用いる場合において、壁面や床面の下地面に対
してタイルをより一層強固に取付けることが可能である
という非常に優れた効果がもたらされる。
【0068】さらにまた、本発明の請求項8に係わるタ
イルアンカーでは、連結体の挿入部をアンカー本体の一
対の対向壁間に挿入する際の挿入部の押し込み過ぎによ
るタイルの破損を防ぐことが可能であるという非常に優
れた効果がもたらされる。
【0069】さらにまた、本発明の請求項9に係わるタ
イルアンカーでは、上記した構成としていることから、
請求項1および2と同じ効果を得ることができ、本発明
の請求項10に係わるタイルアンカーでは、上記した構
成としているので、タイルの取り付けコストのより一層
の低減化を実現することができるという非常に優れた効
果がもたらされる。
【0070】一方、本発明の請求項11に係わるアンカ
ー連結金具において、上記した構成としているので、タ
イルを躯体に取り付ける段階では、タイルを躯体の所定
位置へ確実に取り付けることができ、躯体とタイルとの
間に位置ずれが生じた段階では、タイルに亀裂などの不
具合が発生することを防ぐことができ、本発明の請求項
12に係わるアンカー連結金具では、上記した構成とし
たから、製作費の低減を実現することができるという非
常に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるタイルアンカーの一実施例を示
すタイルを躯体に取り付けた状態の縦断面説明図(a)
および横断面説明図(b)である。
【図2】図1に示したタイルアンカーにおけるアンカー
本体の側面説明図(a),背面説明図(b)および平面
説明図(c)である。
【図3】図1に示したタイルアンカーにおける連結体の
側面説明図(a)および平面説明図(b)である。
【図4】本発明に係わるタイルアンカーの他の実施例を
示すタイルを躯体に取り付けた状態の縦断面説明図であ
る。
【図5】図4に示したタイルアンカーにおけるアンカー
本体の側面説明図(a),背面説明図(b)および平面
説明図(c)である。
【図6】図4に示したタイルアンカーにおける連結体の
側面説明図(a),平面説明図(b)および正面説明図
(c)である。
【図7】本発明に係わるタイルアンカーのさらに他の実
施例を示すタイルを躯体に取り付けた状態の縦断面説明
図である。
【図8】本発明に係わるタイルアンカーのさらに他の実
施例を示すタイルを躯体に取り付けた状態の縦断面説明
図である。
【図9】図8に示したタイルアンカーにおけるアンカー
本体の側面説明図(a),背面説明図(b)および平面
説明図(c)である。
【図10】本発明に係わるアンカー連結金具の一実施例
を示す背面説明図である。
【図11】図8に示したタイルアンカーを適用可能な凹
状裏あしの一例を示すタイルの背面説明図(a),図1
1(a)のA−A線に基づく断面説明図(b),図8に
示したタイルアンカーを適用可能な凹状裏あしの他の例
を示すタイルの背面説明図(c)および図11(c)の
B−B線に基づく断面説明図(d)である。
【符号の説明】 1,41,71,101 タイルアンカー 2,42,102 アンカー本体 3,53,73 連結体 21,43,121 貫通孔 22,122 甲部 23,123 対向壁 24,124 係止片(タイルの溝(穴)との係止部) 25 内向き折片(内向き突部;固定機構) 31 連結溝(連結金具との掛止部) 32,55,75 連結部 33,56 挿入部 34 貫通孔(凹部;固定機構) 35 ストッパ 54 おねじ 57 切欠溝(凹部;固定機構) 103 ボルト(連結体) 104 アンカー連結金具 125 めねじ(固定機構) 132 頭部(連結部) 133 おねじ(挿入部(固定機構)) 144 支持突起(支持部) T,T1,T2 タイル Ta 溝(凹状裏あし) Ha,Hb 円形穴(凹状裏あし) P2 アングルピース(連結金具) W 躯体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔を有する甲部と、この甲部を間に
    して配置されかつ甲部に連続する基端同士の間隔よりも
    先端同士の間隔を狭めて向き合う一対の対向壁と、一対
    の対向壁の各先端から互いに離間する方向に突出するタ
    イルの凹状裏あしとの係止部を具備したプレス成形より
    なるアンカー本体を備えていると共に、躯体側との連結
    部と、アンカー本体の貫通孔を通して一対の対向壁間に
    挿入されて一対の対向壁の先端同士の間隔を押し広げる
    挿入部を具備した連結体を備え、アンカー本体の一対の
    対向壁間に挿入部を位置させた状態でアンカー本体と連
    結体とを固定する固定機構を設けたことを特徴とするタ
    イルアンカー。
  2. 【請求項2】 固定機構は、アンカー本体における一対
    の対向壁のうちの少なくともいずれか一方に設けた内向
    き突部と、連結体の挿入部に設けられてアンカー本体に
    おける一対の対向壁の先端同士の間隔を押し広げた状態
    で内向き突部と係止する凹部とを具備している請求項1
    に記載のタイルアンカー。
  3. 【請求項3】 アンカー本体の貫通孔は矩形形状をな
    し、連結体の挿入部が板状をなしている請求項1または
    2に記載のタイルアンカー。
  4. 【請求項4】 連結体の連結部には躯体側に固定される
    アンカー連結金具との掛止部および躯体側に固定した番
    線の挿通部のうちの少なくともいずれか一方が設けてあ
    る請求項1〜3のいずれかに記載のタイルアンカー。
  5. 【請求項5】 アンカー本体の貫通孔は円形形状をな
    し、連結体の挿入部が丸棒状をなしている請求項1また
    は2に記載のタイルアンカー。
  6. 【請求項6】 連結体の連結部にはおねじが形成してあ
    る請求項1,2,5のいずれかに記載のタイルアンカ
    ー。
  7. 【請求項7】 連結体の連結部が略L字形状に形成して
    ある請求項1ないし5のいずれかに記載のタイルアンカ
    ー。
  8. 【請求項8】 連結体の連結部と挿入部との間にはスト
    ッパが設けてある請求項1〜7のいずれかに記載のタイ
    ルアンカー。
  9. 【請求項9】 固定機構は、アンカー本体における甲部
    の貫通孔に形成しためねじと、連結体に形成されてアン
    カー本体における一対の対向壁の先端同士の間隔を押し
    広げた状態でアンカー本体のめねじと螺合するおねじを
    具備している請求項1または5に記載のタイルアンカ
    ー。
  10. 【請求項10】 連結体をボルトとし、頭部側を連結部
    とした請求項9に記載のタイルアンカー。
  11. 【請求項11】 躯体側に固定される固定部および連結
    体の挿入部が挿通する貫通孔を有し、貫通孔に、その略
    中心に連結体の挿入部を位置させると共に躯体とタイル
    との間に位置ずれが生じた状態において連結体の挿入部
    の径方向への移動を許容する支持部を設けたことを特徴
    とするアンカー連結金具。
  12. 【請求項12】 支持部は、貫通孔の縁部から中心側に
    突出する複数の支持突起を具備し、支持突起をいずれも
    貫通孔内において同一方向に傾斜させている請求項11
    に記載のアンカー連結金具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225003A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Shimizu Corp 構造スリット部分の内装構造
JP2021071023A (ja) * 2019-11-01 2021-05-06 株式会社アクト 乾式タイル施工法及び乾式タイル壁面構造並びにタイル取付金具
RU2808785C1 (ru) * 2023-05-06 2023-12-05 Акционерное общество "ПАНЭФ" Анкерное крепление навесного вентилируемого фасада

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