JP2001140372A - 直交梁の断熱構造 - Google Patents

直交梁の断熱構造

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JP2001140372A
JP2001140372A JP31973399A JP31973399A JP2001140372A JP 2001140372 A JP2001140372 A JP 2001140372A JP 31973399 A JP31973399 A JP 31973399A JP 31973399 A JP31973399 A JP 31973399A JP 2001140372 A JP2001140372 A JP 2001140372A
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orthogonal
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Miki Kotani
美樹 小谷
Yasutaka Tomogane
容崇 友金
Masaya Hayashi
雅也 林
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外壁が上方に施工される梁に接合された直交
梁に結露が発生するのを防止できる直交梁の断熱構造を
提供する。 【解決手段】 建物の外壁が上方に施工される梁2と直
交する直交梁1の断熱構造であって、直交梁1の一側面
1a側、他側面1b側、及び下面1c側に、この直交梁
1の長手方向に沿って梁2との接合部3から所定距離離
れた位置まで断熱材4,5を密着させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の外壁が上
方に施工される外気に近接した梁と直交する直交梁の断
熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、建物の例えば外周梁等、
外壁が上方に施工される梁等に対しては、直交梁が直交
して接合されるのが一般的である。また、断熱を図る場
合には、梁の屋内側面側に断熱材が配設される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直交梁
が接合されている梁は外気に近接しているので、冬期や
寒冷地等においては、この梁を通して直交梁も低温まで
冷却されることが多い。この場合、直交梁は屋内の比較
的暖かく湿った空気と接触しているので、直交梁に結露
が発生するという問題点がある。
【0004】この発明は、以上のような問題点に鑑みて
なされたものであり、外壁が上方に施工される梁に接合
された直交梁に結露が発生するのを防止できる直交梁の
断熱構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の発明は、建物の外壁が上方に施工される梁
と直交する直交梁の断熱構造であって、前記直交梁の一
側面側、他側面側、及び下面側に、この直交梁の長手方
向に沿って前記梁との接合部から所定距離離れた位置ま
で断熱材を密着させたものである。
【0006】請求項2の発明は、前記直交梁の一側面側
と他側面側に密着させた断熱材の露出側面の上縁に突設
した気密シートを、前記直交梁上に載置された床パネル
の下面にそれぞれ貼付けたものである。
【0007】請求項3の発明は、前記直交梁の一側面側
と他側面側に密着させた断熱材の露出先端面における前
記直交梁との密着際に突設した気密シートを、前記直交
梁にそれぞれ貼付けたものである。
【0008】請求項4の発明は、前記直交梁の一側面側
と他側面側に密着させた断熱材の露出側面における前記
梁側の側縁に突設した気密シートを、前記梁の屋内側面
側に貼付けられた気密シートにそれぞれ貼付けたもので
ある。
【0009】請求項5の発明は、前記直交梁の一側面側
と他側面側に密着させた断熱材の露出側面の下縁に突設
した気密シートを、前記直交梁の下面側に密着させた断
熱材に貼付けたものである。
【0010】請求項6の発明は、前記直交梁に取付けら
れた水平ブレースの直交梁との接合部付近を断熱材で被
覆したものである。
【0011】請求項7の発明は、前記直交梁の一側面側
と他側面側に密着させた断熱材又はこの断熱材の露出側
面の下縁に突設した気密シートと、前記直交梁の下面側
に密着させた直交梁より幅広の断熱材とで、前記直交梁
に取付けられた水平ブレースの直交梁との接合部付近を
挟んだものである。
【0012】請求項8の発明は、建物の外壁が上方に施
工される梁と直交する直交梁の断熱構造であって、前記
直交梁の周囲を、この直交梁の長手方向に沿って前記梁
との接合部から所定距離離れた位置まで断熱材で被覆し
たものである。
【0013】請求項9の発明は、前記断熱材で包囲され
て前記直交梁内に形成された内部空間の開口部を断熱パ
ッキンで閉塞したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図4に示すように、第1
実施形態に係る直交梁1の断熱構造は、建物の外壁(図
示せず)が上方に施工される梁2と直交する直交梁1の
断熱構造であって、直交梁1の一側面1a側、他側面1
b側、及び下面1c側に、この直交梁1の長手方向に沿
って梁2との接合部3から所定距離離れた位置まで断熱
材4,5を密着させたものである。
【0015】直交梁1は、横断面が例えばI形又はH形
の鉄骨等で構成され、建物の外壁が上方に施工される梁
2に直交して接合されている。また、この直交梁1等の
上には、例えばALC(autoclaved light weight conc
rete,軽量気泡コンクリート)パネル等で構成された床
パネル6が載置されている。
【0016】なお、この直交梁1の構成は特に限定され
るものではなく、横断面がI形又はH形の鉄骨製の他、
例えば木製の角材等であってもよい。また、梁2には、
建物の外周に配置された外周梁の他、その内方に配置さ
れて外周梁と直交する直交梁等も含まれる。更に、梁2
の屋内側面2a側には、適宜の断熱材7を配設し、その
上から気密シート8を貼付けると共に、梁2と直交梁1
の接合部3にも適宜の形状の気密カバー9等を配設して
気密性を確保しておくのが望ましい。加えて、床パネル
6の構成も特に限定されるものではなく、ALCパネル
の他、木製又は金属製等の枠体に適宜の面材を貼付けた
パネル等であってもよい。
【0017】断熱材4,5としては、例えば、合成樹脂
製の袋にグラスウールを充填したもの(ポリパック等)
や合成樹脂発泡体等が挙げられる。直交梁1の上下のフ
ランジ10,11とこれらを連結するウェブ12とでこ
のウェブ12の両側に形成された2つの凹部13内に
は、断熱材4が直交梁1の長手方向に沿って梁2との接
合部3から所定距離離れた位置まで密着するようにして
充填されている。また、直交梁1の下面1cにも、断熱
材5が同様にして密着している。なお、これら断熱材
4,5の接合部3からの長さとしては30cm程度以上
が望ましく、また、接合部3においては隙間が生じない
ように気密シート8や気密カバー9等にも密着させてお
けばよい。
【0018】このように、直交梁1の一側面1a側、他
側面1b側、及び下面1c側における梁2との接合部3
から所定距離離れた位置までを断熱材4,5で被覆して
いるので、冬期や寒冷地等のおいても直交梁1に結露が
発生するのを防止できるという利点がある。
【0019】ここで、図1乃至図5に示すように、必要
に応じて断熱材4の露出側面14の上縁14dに例えば
合成樹脂シート又は発泡合成樹脂シート等で構成された
気密シート15を突設しておき、この気密シート15
を、直交梁1上に載置された床パネル6の下面6cにそ
れぞれ貼付けておけば、直交梁1と床パネル6の間の気
密性をより確実にできるという利点がある。
【0020】同様に、断熱材4の露出先端面16におけ
る直交梁1との密着際16dに気密シート15を突設し
ておき、この気密シート15を直交梁1にそれぞれ貼付
けておけば、直交梁1と断熱材4の間の気密性をより確
実にできるという利点がある。なお、この実施形態で
は、断熱材4の露出先端面15の上縁、下縁、及び直交
梁1側の側縁に気密シート15を突設しているが、これ
に限定されるものではなく、断熱材4の直交梁1に対す
る密着際16dの形状等に応じて適宜変更可能である。
【0021】また、断熱材4の露出側面14における梁
2側の側縁14eに気密シート15を突設しておき、こ
の気密シート15を、前記梁2の屋内側面2a側に貼付
けられた気密シート8にそれぞれ貼付けておけば、断熱
材4と気密シート8の間の気密性をより確実にできると
いう利点がある。
【0022】更に、断熱材4の露出側面14の下縁14
fに気密シート15を突設しておき、この気密シート1
5を、直交梁1の下面1c側に密着させた断熱材5に貼
付けておけば、直交梁1と断熱材4の間の気密性をより
確実にできるという利点がある。
【0023】なお、断熱材4,5や気密シート15の貼
付けに際しては、建築現場で接着剤を塗布又は吹付けし
てもよいが、施工性の点からは、図5及び図6に示すよ
うに、離型紙17付きの両面テープ18等を断熱材4,
5や気密シート15の全面又は所定部位にあらかじめ貼
付けておくのが望ましい。
【0024】また、図7乃至図10に示すように、直交
梁1に取付けられた水平ブレース19の直交梁1との接
合部19a付近の形状に応じ、例えば2つ折りに形成さ
れた断熱カバー(断熱材)20等を用いて接合部19a
付近を被覆しておけば、水平ブレース19に結露が発生
するのを防止できるという利点がある。この場合、図1
及び図4に示すように、例えば断熱材4の露出側面14
の下縁14fに突設した気密シート15と、直交梁1よ
り幅広に形成された断熱材5とで接合部19a付近を挟
んでおけば、接合部19a付近に断熱カバー20等で被
覆されていない部分がある場合でも、水平ブレース19
に結露が発生することがないという利点がある。あるい
は、断熱材4の厚さを大きくしておけば、この断熱材4
と下方の幅広の断熱材5とで接合部19a付近を挟むこ
ともできる。この場合には、接合部19a付近の断熱を
より確実に図ることができるという利点がある。
【0025】なお、断熱カバー20の材質としては合成
樹脂発泡体シート等が挙げられるが、接合部19a付近
を被覆する断熱材はこれに限定されるものではなく、そ
の他に例えば合成樹脂発泡テープや合成樹脂製の袋にグ
ラスウールを充填したもの(ポリパック等)等を使用し
てもよい。また、既述の断熱材4,5等と同様、これら
断熱カバー20等の所定部位には、施工性の点から離型
紙17付きの両面テープ18等をあらかじめ貼付けてお
くのが望ましい。
【0026】図11乃至図13に示すように、第2実施
形態に係る直交梁21の断熱構造は、つなぎ梁としての
直交梁21の周囲を、この直交梁21の長手方向に沿っ
て梁2との接合部3から所定距離離れた位置まで断熱材
22で被覆したものである。
【0027】直交梁21は、横断面が例えばC形の軽量
鉄骨等で構成され、梁2に直交するつなぎ梁として接合
されている。なお、この直交梁21の構成は特に限定さ
れるものではなく、横断面がC形又はコ字形の鉄骨製の
他、例えば木製の角材等であってもよい。このように、
直交梁21が木製の角材等で構成されていて、その内部
に空間が形成されていない場合には、断熱材22の被覆
により直交梁21に結露が発生するのを防止できるとい
う利点がある。
【0028】一方、この実施形態のように、直交梁21
内に内部空間23がある場合には、この直交梁21の周
囲を断熱材22で被覆すると共に、断熱材22で包囲さ
れて直交梁21内に形成された内部空間23の開口部2
4を断熱パッキン25で閉塞しておけば、内部空間23
に屋内の比較的暖かく湿った空気が入らないので、直交
梁21の周囲及び内部に結露が発生するのを防止できる
という利点がある。
【0029】なお、断熱パッキン25の材質としては例
えば合成樹脂発泡体等が挙げられるが、その形状は特に
限定されるものではなく、側面等の所定箇所に凸部26
を設ける等、内部空間23の開口部24の形状に応じて
適宜に形成しておけばよい。また、断熱材22の所定部
位には、施工性の点から離型紙17付きの両面テープ1
8等をあらかじめ貼付けておくのが望ましい。更に、梁
2の屋内側面2a側に密着する断熱材22の端面27に
は、必要に応じて直交梁21を梁2に接合した接合部材
28等を避けるためのテーパ部29等を設けておいても
よい。加えて、この実施形態では、断熱材22を直交梁
21に巻付けるようにして被覆しているが、これに限定
されるものではなく、直交梁21の各面にそれぞれ長尺
な断熱材を密着させて被覆してもよい。
【0030】図15乃至図17に示すように、第3実施
形態に係る直交梁1の断熱構造は、第1実施形態におい
て、直交梁1の一側面1a側、他側面1b側、及び下面
1c側を断熱材31でコ字形に包囲すると共に、この直
交梁1内に形成された2つの内部空間の開口部32を第
2実施形態と同様の断熱パッキン33でそれぞれ閉塞し
たものである。
【0031】断熱材31は、図16に示すように、例え
ば、2つの溝部34によりコ字形に折曲可能に構成さ
れ、所定部位に離型紙17付きの両面テープ18が貼付
けられている。なお、断熱材31の構成はこれに限定さ
れるものではなく、既述の断熱材4,5のように、直交
梁1の一側面1a側、他側面1b側、及び下面1c側に
平板状等の断熱材をそれぞれ密着させてもよい。
【0032】断熱材31及び断熱パッキン33を上記の
ように取付けておけば、第2実施形態と同様、直交梁1
内に形成された2つの内部空間に屋内の比較的暖かく湿
った空気が入らず、そのため、直交梁1の周囲及び内部
に結露が発生するのを防止できるという利点がある。
【0033】ここで、図18に示すように、断熱材31
には、位置決めし易いように、直交梁1のフランジ1
0,11の端部35等を嵌合するための切欠き36等を
形成しておいてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、直交梁の一側面側、他側面側、及び下面側に、この
直交梁の長手方向に沿って前記梁との接合部から所定距
離離れた位置まで断熱材を密着させているので、冬期や
寒冷地等のおいても直交梁に結露が発生するのを防止で
きるという利点がある。
【0035】請求項2の発明によれば、直交梁の一側面
側と他側面側に密着させた断熱材の露出側面の上縁に突
設した気密シートを、直交梁上に載置された床パネルの
下面にそれぞれ貼付けているので、直交梁と床パネルの
間の気密性をより確実にできるという利点がある。
【0036】請求項3の発明によれば、直交梁の一側面
側と他側面側に密着させた断熱材の露出先端面における
直交梁との密着際に突設した気密シートを、直交梁にそ
れぞれ貼付けているので、直交梁と断熱材の間の気密性
をより確実にできるという利点がある。
【0037】請求項4の発明によれば、直交梁の一側面
側と他側面側に密着させた断熱材の露出側面における梁
側の側縁に突設した気密シートを、梁の屋内側面側に貼
付けられた気密シートにそれぞれ貼付けているので、断
熱材と梁の屋内側面側の気密シートとの間の気密性をよ
り確実にできるという利点がある。
【0038】請求項5の発明によれば、直交梁の一側面
側と他側面側に密着させた断熱材の露出側面の下縁に突
設した気密シートを、直交梁の下面側に密着させた断熱
材に貼付けているので、直交梁とこの直交梁の一側面側
及び他側面側の断熱材との間の気密性をより確実にでき
るという利点がある。
【0039】請求項6の発明によれば、直交梁に取付け
られた水平ブレースの直交梁との接合部付近を断熱材で
被覆しているので、水平ブレースに結露が発生するのを
防止できるという利点がある。
【0040】請求項7の発明によれば、直交梁の一側面
側と他側面側に密着させた断熱材の露出側面の下縁に突
設した気密シートと、直交梁の下面側に密着させた幅広
の断熱材とで、直交梁に取付けられた水平ブレースの直
交梁との接合部付近を挟んでいるので、接合部付近に断
熱カバー等で被覆されていない部分がある場合でも、水
平ブレースに結露が発生することがないという利点があ
る。また、直交梁の一側面側及び他側面側の厚さを大き
くした断熱材と下面側の幅広の断熱材とで接合部付近を
挟んだ場合には、接合部付近の断熱をより確実に図るこ
とができるという利点がある。
【0041】請求項8の発明によれば、直交梁の周囲
を、この直交梁の長手方向に沿って前記梁との接合部か
ら所定距離離れた位置まで断熱材で被覆しているので、
直交梁内に内部空間が形成されていない場合には、直交
梁に結露が発生するのを防止できるという利点がある。
【0042】請求項9の発明によれば、断熱材で包囲さ
れて直交梁内に形成された内部空間の開口部を断熱パッ
キンで閉塞しているので、内部空間に屋内の比較的暖か
く湿った空気が入らず、そのため、直交梁の周囲及び内
部に結露が発生するのを防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る直交梁の断熱構造を示す斜
視図。
【図2】図1の概略縦断面図。
【図3】直交梁の一側面側と他側面側に断熱材を密着さ
せる様子を示す斜視図。
【図4】直交梁の下面側に断熱材を密着させる様子を示
す斜視図。
【図5】直交梁の一側面側と他側面側に密着させる断熱
材の斜視図。
【図6】直交梁の下面側に密着させる断熱材の斜視図。
【図7】断熱カバーの斜視図。
【図8】図7の断熱カバーを水平ブレースの直交梁との
接合部付近に取付ける様子を示す斜視図。
【図9】図7の断熱カバーで接合部付近を被覆する様子
を示す要部拡大斜視図。
【図10】図7の断熱カバーで接合部付近を被覆した後
の状態を示す要部拡大斜視図。
【図11】第2実施形態に係る直交梁の断熱構造を示す
斜視図。
【図12】図11の断熱材を巻付ける前の状態を示す斜
視図。
【図13】図12の断熱材を直交梁の周囲に巻付けると
共に、内部空間の開口部を断熱パッキンで閉塞する様子
を示す斜視図。
【図14】図13の断熱材の斜視図。
【図15】第3実施形態に係る直交梁の断熱構造を示す
概略縦断面図。
【図16】図15の断熱材を折曲する前の状態を示す斜
視図。
【図17】図15の断熱パッキンの斜視図。
【図18】断熱材に切欠きを設けた例を示す概略縦断面
図。
【符号の説明】
1 直交梁 1a 一側面 1b 他側面 1c 下面 2 梁 2a 屋内側面 3 接合部 4,5 断熱材 6 床パネル 6c 下面 8 気密シート 14 露出側面 14d 上縁 14e 側縁 14f 下縁 15 気密シート 16 露出先端面 16d 密着際 19 水平ブレース 19a 接合部 20 断熱カバー(断熱材) 21 直交梁 22 断熱材 23 内部空間 24 開口部 25 断熱パッキン 31 断熱材 32 開口部 33 断熱パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 雅也 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DB05 DD01 FA01 GA07 GA24 GA52 GA82 HA07 HB02 HC01 HD01 JA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁が上方に施工される梁と直交
    する直交梁の断熱構造であって、 前記直交梁の一側面側、他側面側、及び下面側に、この
    直交梁の長手方向に沿って前記梁との接合部から所定距
    離離れた位置まで断熱材を密着させたことを特徴とする
    直交梁の断熱構造。
  2. 【請求項2】 前記直交梁の一側面側と他側面側に密着
    させた断熱材の露出側面の上縁に突設した気密シート
    を、前記直交梁上に載置された床パネルの下面にそれぞ
    れ貼付けたことを特徴とする請求項1記載の直交梁の断
    熱構造。
  3. 【請求項3】 前記直交梁の一側面側と他側面側に密着
    させた断熱材の露出先端面における前記直交梁との密着
    際に突設した気密シートを、前記直交梁にそれぞれ貼付
    けたことを特徴とする請求項1又は2記載の直交梁の断
    熱構造。
  4. 【請求項4】 前記直交梁の一側面側と他側面側に密着
    させた断熱材の露出側面における前記梁側の側縁に突設
    した気密シートを、前記梁の屋内側面側に貼付けられた
    気密シートにそれぞれ貼付けたことを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか記載の直交梁の断熱構造。
  5. 【請求項5】 前記直交梁の一側面側と他側面側に密着
    させた断熱材の露出側面の下縁に突設した気密シート
    を、前記直交梁の下面側に密着させた断熱材に貼付けた
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の直交
    梁の断熱構造。
  6. 【請求項6】 前記直交梁に取付けられた水平ブレース
    の直交梁との接合部付近を断熱材で被覆したことを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか記載の直交梁の断熱構
    造。
  7. 【請求項7】 前記直交梁の一側面側と他側面側に密着
    させた断熱材又はこの断熱材の露出側面の下縁に突設し
    た気密シートと、前記直交梁の下面側に密着させたこの
    直交梁より幅広の断熱材とで、前記直交梁に取付けられ
    た水平ブレースの直交梁との接合部付近を挟んだことを
    特徴とする請求項5又は6記載の直交梁の断熱構造。
  8. 【請求項8】 建物の外壁が上方に施工される梁と直交
    する直交梁の断熱構造であって、 前記直交梁の周囲を、この直交梁の長手方向に沿って前
    記梁との接合部から所定距離離れた位置まで断熱材で被
    覆したことを特徴とする直交梁の断熱構造。
  9. 【請求項9】 前記断熱材で包囲されて前記直交梁内に
    形成された内部空間の開口部を断熱パッキンで閉塞した
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の直交
    梁の断熱構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003027619A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Asahi Kasei Corp 鉄骨住宅の梁構造及び鉄骨住宅
JP2009002157A (ja) * 2008-09-05 2009-01-08 Asahi Kasei Homes Kk 天井の断熱構造
JP2014133983A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Toyota Home Kk 建物の断熱構造

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