JP2001138538A - 液体吐出ヘッドの回復方法、液体吐出ヘッドの回復装置、および液体吐出記録装置 - Google Patents

液体吐出ヘッドの回復方法、液体吐出ヘッドの回復装置、および液体吐出記録装置

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JP2001138538A
JP2001138538A JP31892299A JP31892299A JP2001138538A JP 2001138538 A JP2001138538 A JP 2001138538A JP 31892299 A JP31892299 A JP 31892299A JP 31892299 A JP31892299 A JP 31892299A JP 2001138538 A JP2001138538 A JP 2001138538A
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ink
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Maki Oikawa
真樹 及川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体吐出ヘッドの回復処理時に排出される液
体の消費量を抑えた上、液体吐出ヘッドの付着物を確実
かつ容易に排出除去することができる液体吐出ヘッドの
回復方法、液体吐出ヘッドの回復装置、および液体吐出
記録装置を提供すること。 【解決手段】 吐出口からインクおよび記録処理液を吐
出可能なインクジェット記録ヘッド19に対して、イン
クおよび記録処理液の吐出性能を維持するための回復処
理をするときに、加熱ヒータ57によりインクジェット
記録ヘッド19を加熱して、そのインクジェット記録ヘ
ッド19に付着した凝集物を溶解させた後に、吐出口か
らインクおよび記録処理液を排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吐出口から液体を
吐出可能な液体吐出ヘッドに対して、液体の吐出性能を
維持するための回復処理をする液体吐出ヘッドの回復方
法、液体吐出ヘッドの回復装置、および液体吐出記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より,吐出口から液体を吐出可能な
液体吐出ヘッドしては、例えば、ヒータによりインクに
熱を加えて気泡を発生させ、その気泡が膨張する圧力に
よって、インク吐出口からインクを吐出可能なインクジ
ェット記録ヘッドが知られている。また、液体吐出記録
装置としては、このようなインクジェット記録ヘッドを
用いて、被記録媒体に画像を記録するインクジェット記
録装置が種々開発されている。
【0003】最近では、特に、高画質画像を記録するた
めに、記録液(インク)による記録の直前もしくは直後
に、被記録媒体に記録処理液(インク処理液)を付与す
る方法が採られている。その記録処理液は無色透明の処
理液であり、その記録処理液と記録液が被記録媒体上に
重ねて付与されることにより、それら2液は、被記録媒
体に吸収される前に被記録媒体上にて混合され、それか
ら被記録媒体に定着する。このような方法により、被記
録媒体に対する記録液の発色性、耐水性、ブリーディン
グが向上する。特に、被記録媒体として、インク受容層
のコーティングなどが施されていない一般の普通紙を用
いた場合に、にじみのない画像を記録することができ
て、記録処理液を用いたことによる効果が大きい。イン
クジェット記録装置によって一般の普通紙に記録をした
場合、その紙の繊維による記録液のにじみが問題となっ
ており、その問題を解決すべく、様々な記録処理液が開
発されてきている。
【0004】一方、インクジェット記録ヘッドには、水
分蒸発によってインクがノズル内に固着凝集したり、異
物がノズルに固着するなどして、ノズルに目詰まりが生
じるおそれがある。このようなノズルの目詰まりは、イ
ンクの不吐出やヨレ(吐出方向の乱れ)の発生原因とな
り、記録画像のかすれなどによって画像品位を悪化させ
ることになる。特に、記録処理液は、インクと反応して
固着凝集しやすく、その反応物がノズル内に堆積するこ
ともあった。
【0005】図4および図5は、この記録処理液の最も
多い凝集メカニズムを説明するための図である。
【0006】インクと共に記録処理液を吐出可能なイン
クジェット記録ヘッドには、例えば、図4(a)または
(b)のように2列のノズル列が形成されている。ずな
わち、図4(a)の記録ヘッド1におけるノズル列(ブ
ラックヘッドノズル列)2は、記録処理液Sを吐出する
ためのノズル列と、ブラックインクBkを吐出するため
のノズル列と、が並列に配置された形態となっている。
また、図4(b)の記録ヘッド1におけるノズル列(カ
ラーヘッドノズル列)3は、イエローインクY、マゼン
タインクM、シアンインクCのそれぞれを吐出するため
のノズル列が一列に配置され、さらに、その列と平行に
なるように、記録処理液Sを吐出するためのノズル列が
配置された形態となっている。記録装置は、このような
記録ヘッド1を主走査方向に沿う矢印6または7方向に
移動させながら、その記録ヘッド1からインクと記録処
理液を吐出させることによって、画像を記録する。
【0007】例えば、図5のように、記録ヘッド1を同
図中実線の位置から同図中2点鎖線の位置の方向に移動
させつつ、被記録媒体5上の定位置に、記録処理液S3
を吐出してからインクD3を吐出する。その場合、イン
クD3は、記録処理液S3が被記録媒体5上の定位置に
吸収される前に、その定位置に吐出される。記録処理液
S3とインクD3とを被記録媒体5上の定位置に着弾さ
せるために、一般的に、それらの記録処理液S3とイン
クD3は、記録ヘッド1の走査方向における同じ位置か
ら、同じ速度で吐出される。インクD3がD3′のよう
に被記録媒体5上の定位置に着弾するとき、その定位置
に先に着弾した記録処理液S3は未だ被記録媒体5に吸
収されていないため、その定位置におけるインクD3′
の着弾によって、その定位置から記録処理液S3が跳ね
返る。図5中のPは、その跳ね返り直後の記録処理液で
あり、それは、P′のように飛翔してから、P2″のよ
うに記録ヘッド1のフェイス面(吐出口の形成面)4に
付着することがある。フェイス面4に付着した記録処理
液P″は、そのフェイス面4にミストとして付着したイ
ンク、または記録ヘッド1から次に吐出されるインクと
混合して、固着凝集することになる。記録処理液は、こ
のような跳ね返りの他、空中を浮遊するミストとして、
フェイス面4に付着して凝集することもある。
【0008】また、従来においては、ノズル内の凝集物
によるインクの不吐出やヨレ(吐出方向の乱れ)などの
発生を防止するために、例えば、ノズルの目詰まりが生
じる前に、ノズル内のインクを強制的に吸引排出(以
下、「吸引回復処理」ともいう)するクリーニング動作を
一定の頻度で実施する方法が採られている。また、特開
平10−76639号公報には、記録処理液の跳ね返り
を少なくするように、記録処理液とインクの吐出速度を
変えたり、一方の吐出タイミングを遅延させる方法が提
案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような吸引回復処理は、ノズルから吸引排出されるイン
ク、つまり画像の記録に寄与しないインクが無駄に消費
されることになる。特に、フェイス面4に付着した記録
処理液P″の凝集物を除去するために、このような吸引
回復処理をした場合には、その吸引回復処理を高頻度に
実施する必要があり、きわめて多量のインクを消費し、
ランニングコストの増大を招いてしまう。しかも、吸引
回復処理により排出された廃インクを吸収するために、
廃インク吸収体などの保持手段を大きくしなければなら
ず、記録装置自体のコストアップやサイズアップを招い
てしまう。
【0010】また、特開平10−76639号公報に記
載の方法は、記録処理液の跳ね返りに起因する凝集物の
発生防止には効果があるものの、他の固形物の発生防止
には効果がない。また、記録処理液の着弾位置がずれる
ために記録処理液の効果の低下を招いたり、吐出速度の
低下によって着弾精度が悪化する等の諸問題を生じる。
【0011】また、顔料系インクなどのインクは固着凝
集しやすく、しかもその凝集後は、記録ヘッドの吐出状
態を良好に保つための吸引回復処理等を実施する従来の
回復ユニットによっては、その凝集物を充分に除去する
ことができない。したがって、顔料系インクを用いる場
合には、さらに強力な回復ユニットが必要となり、記録
装置全体のコストアップを招いてしまう。
【0012】本発明の目的は、液体吐出ヘッドの回復処
理時に排出される液体の消費量を抑えた上、液体吐出ヘ
ッドの付着物を確実かつ容易に排出除去することができ
る液体吐出ヘッドの回復方法、液体吐出ヘッドの回復装
置、および液体吐出記録装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の液体吐出ヘッド
の回復方法は、吐出口から液体を吐出可能な液体吐出ヘ
ッドに対して、液体の吐出性能を維持するための回復処
理をする液体吐出ヘッドの回復方法において、前記液体
吐出ヘッドに付着した異物の付着力を弱めるための前処
理をした後に、前記吐出口から液体を排出することを特
徴とする。
【0014】本発明の液体吐出ヘッドの回復装置は、吐
出口から液体を吐出可能な液体吐出ヘッドに対して、液
体の吐出性能を維持するための回復処理をする液体吐出
ヘッドの回復装置において、前記液体吐出ヘッドに付着
した異物の付着力を弱めるための前処理をする前処理手
段と、前記前処理の後に、前記吐出口から液体を排出さ
せる排出手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の液体吐出記録装置は、吐出口から
液体を吐出可能な液体吐出ヘッドを用いて、被記録媒体
に画像を記録する液体吐出記録装置において、前記液体
吐出ヘッドに対して、液体の吐出性能を維持するための
回復処理をする液体吐出ヘッドの回復装置として、上記
の液体吐出ヘッドの回復装置を備えたことを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図6は、本例のインクジェット記録装置
(液体吐出記録装置)におけるプリンタ部の構成を説明
するための概略斜視図である。
【0018】図6において13はキャリッジであり、図
示しない移動手段によって、ガイド軸15x、15yに
沿って主走査方向(矢印X方向)に往復移動される。キ
ャリッジ13には、2つのインクジェットカートリッジ
(ヘッドカートリッジ)が搭載可能である。カートリッ
ジ11は、インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッ
ド)19と、それに搭載可能なタンク12a、12bに
よって構成されている。記録ヘッド19には、複数の吐
出口によって後述するノズル列が形成されており、複数
の吐出口のそれぞれに連通する液流路には、吐出口毎に
対応する吐出ヒータ(電気熱変換体)が備えられてい
る。液流路には、タンク12a、12bから記録処理液
またはインクが供給される。そして、吐出ヒータにより
液流路中の記録処理液またはインクに熱を加えて気泡を
発生させたときに、その気泡が膨張する圧力によって、
対応する吐出口から記録処理液またはインクが吐出され
る。
【0019】図7(a)、(b)は、2つのカートリッ
ジ11における記録ヘッド19を下方から見たときのフ
ェイス面(吐出口の形成面)の模式図である。一方のカ
ートリッジ11には、図7(a)のように2列のノズル
列19a、19bが形成されている。また、他方のカー
トリッジ11には、図7(b)のように、3つのノズル
列19a1、19a2、19a3が一列を成し、さらに
3つのノズル列19b1、19b2、19b3が一列を
成すように形成されている。
【0020】図7(a)の一方のカートリッジ11にお
いて、ノズル列19aは記録処理液Sを吐出し、またノ
ズル列19bはブラックインクBkを吐出するためのも
のである。この一方のカートリッジ11においては、例
えば、そのタンク12aに記録処理液Sが収容され、タ
ンク12bにブラックインクBkが収容される。また、
図7(b)の他方のカートリッジ11において、ノズル
列19a1は薄いイエローインクyを吐出し、ノズル列
19a2は薄いマゼンタインクmを吐出し、ノズル列1
9a3は薄いシアンインクcを吐出するためのものであ
る。さらに、ノズル列19b1は濃いイエローインクY
を吐出し、ノズル列19b2は濃いマゼンタインクMを
吐出し、ノズル列19b3は濃いシアンインクCを吐出
するためのものである。この他方のカートリッジ11に
おいては、例えば、そのタンク12aに薄いインクy、
m、cが分けて収容され、タンク12bには濃いインク
Y、M、Cが分けて収容される。
【0021】このような2つのカートリッジ11を用い
ることにより、文書、カラーグラフィック、写真画像な
どの様々な画像の記録が可能である。また、本発明は、
このようなカートリッジ構成に特定されず、例えば、1
色のインクに付いて、1列あるいは複数列のノズル列が
形成された構成であってもよい。
【0022】また、図6において16は被記録媒体であ
り、搬送ローラ14によって、主走査方向と直交する副
走査方向(矢印Y方向)に搬送される。被記録媒体16
に画像を形成する際には、記録ヘッド19が主走査方向
に移動しながら記録処理液またはインクを吐出する記録
動作と、被記録媒体16を副走査方向に所定量だけ搬送
する搬送動作とを繰り返す。このような記録動作と搬送
動作とを交互に繰り返すことによって、被記録媒体16
全体に画像が記録される。
【0023】記録ヘッド19の主走査方向において、図
6中右側にはホームポジションが設定されており、この
ホームポジションには、前述した2つの記録ヘッド19
のそれぞれに対応する2つのキャップ18が備えられて
いる。キャップ18は、記録ヘッド19のフェイス面と
対向する部分がゴム等の弾性材料によって形成されてお
り、記録ヘッド19のフェイス面に形成されたノズル列
のキャッピングが可能である。図7(a)の記録ヘッド
19に対応する図6中左側のキャップ18において、分
割された2つの部分18a、19bは、処理液Sを吐出
するためのノズル列19aと、ブラックインクBkを吐
出するためのノズル列19bと、を別々にキャッピング
する。
【0024】17は、記録ヘッド19の吐出回復処理時
に吐出される記録処理液およびインクを受容するインク
排出口である。吐出回復処理とは、記録ヘッド19の吐
出口から、画像の記録に寄与しない記録処理液およびイ
ンクを吐出(予備吐出)させることによって、ノズル内
の気泡、塵埃、記録に適さない増粘インクなどを吐出さ
せる回復動作である。その回復処理時は、インク排出口
17との対向位置に記録ヘッド19を移動させてから、
通常の記録動作時と同様に、吐出ヒータの熱エネルギー
を利用して、吐出口からインク排出口17に向かって記
録処理液およびインクを吐出させる。
【0025】図1は、クリーニング動作の実施時期の決
定処理を説明するためのフローチャート、図2は、その
クリーニング動作を説明するためのフローチャート、図
3は、プリンタ部の制御系を説明するためのブロック図
である。
【0026】図3において、ホストコンピュータ51か
ら送信された画像データは、MPU52によって記録用
に展開され、記録用展開データとして記録データRAM
53に格納される。このような処理は、通常、記録ヘッ
ド19の数回の主走査によって記録される数ライン分の
画像データについて1度に行われ、RAM53に格納さ
れた記録用展開データ(IDATA)が全て記録ヘッド
19に転送されたときに、次の数ライン分の画像データ
が展開される。1度に展開処理する画像データの量は、
RAM53の容量などに応じて定められる。
【0027】このような画像データの展開、および記録
用展開データの記録ヘッド19への転送により、記録装
置が順次画像を記録する。このような記録動作は、図1
のステップS1、S3に相当する。このような記録動作
中において、MPU52は、記録ドット数Nをカウント
している。
【0028】記録動作が終了したときは、ステップS2
において、記録ドット数Nとしきい値Nc1とを比較す
る。しきい値Nc1は、クリーニング動作が必要か否か
を判定するために予め設定された記録ドット数であり、
インクの種類、記録処理液の使用の有無などに応じて設
定される。
【0029】ステップS2において、記録ドット数Nが
しきい値Nc1を越えたときは、ノズルの目詰まり防止
のためにクリーニング動作が必要であると判断して、ス
テップS4に進む。このステップS4からステップS8
の処理(以下、「クリーニング待機処理」という)によっ
て、クリーニング動作の実施時期が決定される。
【0030】クリーニング待機処理において、まず、記
録動作終了後の経過時間を計測するためのタイマカウン
タのカウントをスタートさせる(ステップS4)。その
タイマカウンタのカウント値Tは、後のステップS6に
おいてしきい値Twaitと比較される。しきい値Tw
aitは、記録動作後において、後述するクリーニング
動作(ステップS10A)の実施時期を決めるためのカ
ウント値である。このしきい値Twaitをカウント値
Tが越えたときに、記録動作が完全に終了したと判断し
て、ステップS10Aのクリーニング動作に移行する。
そのクリーニング動作には比較的長時間を要するため、
このように、しきい値Twaitに相当する時間継続し
て記録動作がなかったときに、記録動作が完全に終了し
たと判断して、そのクリーニング動作を実施する。しき
い値Twaitは、ユーザーによって設定できるように
してもよい。
【0031】次のステップS7において、ユーザーから
クリーニング動作の要求があったとき、つまりマニュア
ルクリーニングの操作があったときは、同様に、ステッ
プS10Aのクリーニング動作に移行する。
【0032】また、クリーニング待機処理中において、
カウント値Tがしきい値Twaitを越えるまでの間
に、画像データを受信したときは、ステップS5にて、
記録動作が完全に終了していないと判断する。そして、
割り込み動作により、タイマカウンタをリセット(ステ
ップS9)してから、記録動作(ステップS10)を再
開する。したがって、比較的長時間を要するクリーニン
グ動作は、記録動作が完全に終了してから実施されるこ
とになる。
【0033】また、ステップS8において、ユーザによ
る記録装置の電源OFFの操作があったときは、その操
作を検出する電源OFF信号により、ステップS10B
のクリーニング動作に移行する。そして、そのクリーニ
ング動作の終了後に、電源をOFFとする(ステップS
10C)。
【0034】図2は、図1のステップS10A,S10
Bにて実施されるクリーニング動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【0035】ます、ステップS11において、後述する
加熱ヒータ57による加熱時間を計測するためのタイマ
カウンタをリセットする。そのタイマカウンタとして
は、先のステップS6にて用いたタイマカウンタを用い
てもよい。その後、MPU52からの制御信号(SUB
−HEAT)に基づいて、記録ヘッド19の記録ヘッド
駆動部54に備えられた加熱ヒータ57を駆動する(ス
テップS12)。その加熱ヒータ57の発熱によって、
記録ヘッド19のノズル部が加熱される。そのノズル部
の温度は温度センサ55によって検出され、その検出信
号(TS)はMPU52に入力される。MPU52は、
その検出信号(TS)に基づいて、加熱ヒータ57によ
るノズル部の加熱温度を制御する。そして、タイマカウ
ンタを起動して、加熱ヒータ57による加熱時間の計測
を開始する(ステップS13)。
【0036】次のステップS14の判定において、画像
データの受信があったとき、または記録装置の電源がO
N操作されたときは、直ちに、図4のステップS4に戻
って、前述したクリーニング待機処理に移行する。
【0037】次のステップS15の判定において、タイ
ムカウンタのカウント値Tがしきい値Theatと比較
される。しきい値Theatは、ノズル部における凝集
物を溶解させるために必要な加熱ヒータ57の加熱時間
に相当するカウント値であり、インクの種類や、記録処
理液の使用の有無などに応じて予め設定されている。こ
のしきい値Theatをカウント値Tが越えたときに、
ノズル部における凝集物が溶解したと判断し、MPU5
2は、加熱ヒータ57の駆動を終了する(ステップS1
6)。それから、駆動信号(HEAT)により吐出ヒー
タを駆動して、画像の記録に寄与しない記録処理液およ
びインクを吐出口から吐出(予備吐出)する。これによ
り、前述した吐出回復処理がなされ、溶解された凝集物
を含む不純記録処理液および不純インクは、予備吐出さ
れてインク排出口17に受容される。つまり、ノズル部
における凝集物は、溶解された上、確実に排出されるこ
とになる。
【0038】その後、ステップS18にてドットカウン
トをリセットし、ステップS19にてタイマカウンタを
リセットしてから、クリーニング動作による回復処理を
終了する。
【0039】(他の実施形態)ノズル部における凝集物
を溶解させるための加熱手段としては、記録処理液やイ
ンクを吐出するための熱エネルギーを発生する吐出ヒー
タを用いてもよく、また光などを用いた手段を用いても
よい。
【0040】また、上述した実施形態のように記録ヘッ
ドを加熱する他、記録ヘッドを振動させたり超音波を当
てたりしてから、つまり凝集物を付着力を弱めて、それ
を排出しやすい状態にしてから、クリーニング動作をす
るようにしてもよい。
【0041】また、記録処理液およびインクを排出する
回復処理としては、上述した実施形態のような吐出回復
処理の他、それらを吐出口から強制的に吸引回復する吸
引回復処理であってもよく、要は、排出しやすくした凝
集物等の付着物を記録処理液およびインクと共に吐出口
から排出できればよい。
【0042】また、回復処理時に吐出口から排出される
液体として、クリーニングタンクから供給されるクリー
ニング用の液体を用いることにより、さらに回復処理の
効果を上げて、記録ヘッド内に付着した異物をより確実
に排出除去することができる。
【0043】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0044】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0045】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0046】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0047】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0048】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0049】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0050】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0051】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、液体吐
出ヘッドの回復処理として、液体吐出ヘッドに付着した
異物の付着力を弱めるための前処理をした後に、吐出口
から液体を排出することによって、回復処理時に排出さ
れる液体の消費量を抑えた上、液体吐出ヘッドの付着物
を確実かつ容易に排出除去することができ、この結果、
液体吐出ヘッド、および液体吐出記録装置における液体
の吐出信頼性を向上させることができる。
【0053】また、液体吐出ヘッドに付着した異物の付
着力を弱めるための前処理は、液体吐出ヘッドを加熱す
る処理、液体吐出ヘッドを振動させる処理、または液体
吐出ヘッドに超音波を当てる処理によって、確実に実施
することができる。
【0054】また、回復処理時に吐出口から液体を排出
する処理は、液体吐出ヘッドを駆動して吐出口から液体
を吐出させる処理、または吐出口から液体を吸引する処
理によって、確実に実施することができる。
【0055】また、液体吐出ヘッドが吐出可能な液体
は、被記録媒体に画像を記録可能なインク、または被記
録媒体にインクが付着する前または後に被記録媒体に付
与される記録処理液とすることができる。
【0056】また、液体吐出ヘッドの動作頻度に応じて
回復処理の実施時期を決定したり、液体吐出ヘッドが所
定時間以上継続して動作しないときに回復処理を実施し
たり、または液体吐出記録装置の電源がOFF操作され
たときに回復処理を実施することにより、液体記録ヘッ
ドに付着した異物を最適なタイミングで効率よく排出除
去することができる。
【0057】また、回復処理時に吐出口から排出される
液体として、クリーニング用の液体を用いることによ
り、さらに回復処理の効果を上げて、液体記録ヘッド内
に付着した異物をより確実に排出除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるクリーニング動作
の実施時期の決定処理を説明するためのフローチャート
である。
【図2】図1におけるクリーニング動作を説明するため
のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態におけるインクジェット記
録装置のプリンタ部の制御系を説明するためのブロック
図である。
【図4】(a)、(b)は、インクジェット記録ヘッド
におけるノズル列の異なる配置形態の説明図である。
【図5】インクジェット記録装置において生じる付着物
の凝集メカニズムの説明図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるインクジェット記
録装置のプリンタ部の概略斜視図である。
【図7】(a)、(b)は、図6におけるインクジェッ
ト記録ヘッドのノズル列の異なる配置形態の説明図であ
る。
【符号の説明】
11 インクジェットカートリッジ(ヘッドカートリッ
ジ) 12a、12b タンク 13 キャリッジ 14 搬送ローラ 15 ガイド軸 16 被記録媒体 17 インク排出口 18 キャップ 19 インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド) 51 ホストコンピュータ 52 MPU 53 記録データRAM 54 記録ヘッド駆動部 55 温度センサ 57 加熱ヒータ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出口から液体を吐出可能な液体吐出ヘ
    ッドに対して、液体の吐出性能を維持するための回復処
    理をする液体吐出ヘッドの回復方法において、 前記液体吐出ヘッドに付着した異物の付着力を弱めるた
    めの前処理をした後に、前記吐出口から液体を排出する
    ことを特徴とする液体吐出ヘッドの回復方法。
  2. 【請求項2】 前記前処理は、前記液体吐出ヘッドを加
    熱する処理であることを特徴とする請求項1に記載の液
    体吐出ヘッドの回復方法。
  3. 【請求項3】 前記前処理は、前記液体吐出ヘッドを振
    動させる処理であることを特徴とする請求項1に記載の
    液体吐出ヘッドの回復方法。
  4. 【請求項4】 前記前処理は、前記液体吐出ヘッドに超
    音波を当てる処理であることを特徴とする請求項1に記
    載の液体吐出ヘッドの回復方法。
  5. 【請求項5】 前記吐出口から液体を排出させるため
    に、前記液体吐出ヘッドを駆動して前記吐出口から液体
    を吐出させることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載の液体吐出ヘッドの回復方法。
  6. 【請求項6】 前記吐出口から液体を排出させるため
    に、前記吐出口から液体を吸引することを特徴とする請
    求項1から4のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの回復
    方法。
  7. 【請求項7】 前記液体吐出ヘッドが吐出可能な液体
    は、被記録媒体に画像を記録可能なインクであることを
    特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の液体吐出
    ヘッドの回復方法。
  8. 【請求項8】 前記液体吐出ヘッドが吐出可能な液体
    は、被記録媒体にインクが付着する前または後に、前記
    被記録媒体に付与される記録処理液であることを特徴と
    する請求項1から6のいずれかに記載の液体吐出ヘッド
    の回復方法。
  9. 【請求項9】 前記液体吐出ヘッドの動作頻度に応じ
    て、前記回復処理の実施時期を決定することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの
    回復方法。
  10. 【請求項10】 前記液体吐出ヘッドが所定時間以上継
    続して動作しないときに前記回復処理を実施することを
    特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の液体吐出
    ヘッドの回復方法。
  11. 【請求項11】 吐出口から液体を吐出可能な液体吐出
    ヘッドに対して、液体の吐出性能を維持するための回復
    処理をする液体吐出ヘッドの回復装置において、 前記液体吐出ヘッドに付着した異物の付着力を弱めるた
    めの前処理をする前処理手段と、 前記前処理の後に、前記吐出口から液体を排出させる排
    出手段とを備えたことを特徴とする液体吐出ヘッドの回
    復装置。
  12. 【請求項12】 前記前処理手段は、前記液体吐出ヘッ
    ドを所定時間加熱する加熱手段であることを特徴とする
    請求項11に記載の液体吐出ヘッドの回復装置。
  13. 【請求項13】 前記前処理手段は、前記液体吐出ヘッ
    ドを所定時間振動させる振動付与手段であることを特徴
    とする請求項11に記載の液体吐出ヘッドの回復装置。
  14. 【請求項14】 前記前処理手段は、前記液体吐出ヘッ
    ドに超音波を所定時間当てる超音波付与手段であること
    を特徴とする請求項11に記載の液体吐出ヘッドの回復
    装置。
  15. 【請求項15】 前記排出手段は、前記液体吐出ヘッド
    を駆動して前記吐出口から液体を吐出させることを特徴
    とする請求項11から14のいずれかに記載の液体吐出
    ヘッドの回復装置。
  16. 【請求項16】 前記排出手段は、前記吐出口から液体
    を吸引排出する吸引手段であることを特徴とする請求項
    11から14のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの回復
    装置。
  17. 【請求項17】 前記液体吐出ヘッドが吐出可能な液体
    は、被記録媒体に画像を記録可能なインクであることを
    特徴とする請求項11から16のいずれかに記載の液体
    吐出ヘッドの回復装置。
  18. 【請求項18】 前記液体吐出ヘッドが吐出可能な液体
    は、被記録媒体にインクが付着する前または後に、前記
    被記録媒体に付与される記録処理液であることを特徴と
    する請求項11から16のいずれかに記載の液体吐出ヘ
    ッドの回復装置。
  19. 【請求項19】 前記液体吐出ヘッドの動作頻度に応じ
    て、前記回復処理の実施時期を決定する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項11から18のいずれかに記載の
    液体吐出ヘッドの回復装置。
  20. 【請求項20】 前記液体吐出ヘッドが所定時間以上継
    続して動作しないときに前記回復処理を実施させる制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項11から18のい
    ずれかに記載の液体吐出ヘッドの回復装置。
  21. 【請求項21】 前記回復処理時に前記吐出口から排出
    される液体として、クリーニング用の液体を前記液体吐
    出ヘッドに供給可能なクリーニングタンクを備えたこと
    を特徴とする請求項11から20のいずれかに記載の液
    体吐出ヘッドの回復装置。
  22. 【請求項22】 吐出口から液体を吐出可能な液体吐出
    ヘッドを用いて、被記録媒体に画像を記録する液体吐出
    記録装置において、 前記液体吐出ヘッドに対して、液体の吐出性能を維持す
    るための回復処理をする液体吐出ヘッドの回復装置とし
    て、請求項11から21のいずれかに記載の液体吐出ヘ
    ッドの回復装置を備えたことを特徴とする液体吐出記録
    装置。
  23. 【請求項23】 前記液体吐出記録装置の電源がOFF
    操作されたときに、前記回復処理を実施させる制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項22に記載の液体吐出
    記録装置。
  24. 【請求項24】 前記液体吐出ヘッドは、インクを吐出
    するためのエネルギーとして熱エネルギーを発生する電
    気熱変換体を有することを特徴とする請求項22または
    23に記載の液体吐出記録装置。
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