JP2001137237A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2001137237A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 【解決手段】 作業手順を示すワークフロー31をステ
イタスウィンドウ30としてモニタ20に表示して、作
業手順をユーザに知らせる。ワークフロー31は、診断
に関する各作業を実現するための超音波診断装置のアク
ティビティを作業手順に従って配列したワークフロープ
ロトコルによって定義されている。超音波診断装置の各
機能はワークフロープロトコルに従って制御され、この
ワークフロープロトコルに従った各機能を利用しながら
ワークフロー31に従った診断作業を行うことを可能と
する超音波診断装置。 【効果】 操作方法の習得が容易で簡単に操作できる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を用いて体
内の臓器や血流の状態を描画し診断を行う超音波診断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波画像診断装置は、被検体(患者)
の所望の部位に超音波を照射し、この被検体内からの反
射波に基づいて軟部組織の断層画像を得る診断装置であ
る。近年、この超音波画像診断装置の性能の向上は著し
く、例えば、以下に示す種々の検査方法・臨床アプリケ
ーションが可能となっている。
【0003】超音波装置の基本検査方法には、Bモード
2次元断層法、PWまたはCWモードと呼ばれるドプラ
法、CDFMモードと呼ばれ血流を映像化するカラード
プラ法、近年では組織の動きを映像化する組織ドプラ法
(TDI)、組織を立体的に表示する3D法、立体的画
像を動画表示できる4D法等がある。また、これらの検
査方法は、ストレスエコー法、コントラストエコー法、
心臓の心拍出量を計測するACM法等の臨床アプリケー
ションに従って実行され、被検体について有益な臨床情
報を提供することができる。
【0004】この様に超音波診断装置における検査方法
等が多様化した結果、その実行には非常に多くのスイッ
チ操作(キーボード、タッチパネル、トラックボール、
マウス等)が必要となっている。医師や技師等の操作者
は、上述した検査方法や臨床アプリケーション、及びそ
れらでの計測機能を駆使して診断を行う。従って、医師
や技師等の操作者は、上述した個々の検査方法等につい
ての超音波診断装置の操作方法を修得する必要がある。
【0005】また、その一方で、超音波診断装置のコス
トダウンも進んでいる。このコストダウンに伴って超音
波診断装置は、大病院に限らず多くの病院でも導入され
るようになっている。その結果、超音波診断装置の使用
者人口は、増加の一途を辿っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に、超音波診
断装置の操作方法は、複雑化・多様化しており、実際に
操作する場合には非常に高度な技術と経験が必要であ
る。従って、操作技術や経験にはバラツキも多くなり、
その結果、検査結果の信頼性を低下させる恐れがある。
【0007】また、上述した超音波診断装置の普及によ
り、ビギナー技師も増加する傾向である。人口は増加す
る傾向にある。
【0008】このような状況下では誰にでも速やかに操
作方法を修得でき、簡単に操作できる装置が要望されて
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記事情に鑑
みてなされたもので、ユーザが超音波診断装置を利用し
た診断を、適切な手順、適切な内容で簡単に実行できる
装置、若しくは、診断作業に関する最適な支援情報を提
供できる装置、又は、診断結果等が適正であるか否かチ
ェックできる装置を実現し、容易に信頼性の高い超音波
診断を可能とすることにある。
【0010】請求項1記載の発明は、超音波診断装置の
機能から成るアクティビティを所定の順番に配列し作業
手順を定義した複数の作業手順プロトコルを記憶する記
憶手段と、前記複数の作業手順プロトコルのうち、所定
の作業手順プロトコルを選択する選択手段と、前記選択
された作業手順プロトコルに基づいて超音波診断装置の
制御を実行する制御手段と、前記選択された作業手順プ
ロトコルが定義する作業手順をシンボル表示する表示手
段と、を具備することを特徴とする超音波診断装置であ
る。
【0011】この様な構成によれば、ユーザが超音波診
断装置を利用した診断を、適切な手順、適切な内容で簡
単に実行できる。また、診断作業に関する最適な支援情
報を提供でき、さらに、診断結果等が適正であるか否か
がチェック可能である。その結果、容易に信頼性の高い
超音波診断を実現できる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
超音波診断装置において、前記選択手段は、患者、当該
患者の疾患、使用者、撮影形態のうち少なくとも一つに
基づいて前記作業手順プロトコルを選択することを特徴
とする超音波診断装置である。
【0013】この様な構成によれば、前記選択手段は、
患者、疾患、ユーザ等によって適切な前記作業手順プロ
トコルを選択する構成であるから、無駄な作業を省いた
最適な診断を実行することができ、作業性を向上させる
ことができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の超
音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを構成
するアクティビティは、前記超音波診断装置が備える一
機能から成る基本アクティビティ、或いは前記超音波診
断装置が備える一機能の組み合わせによる複合的機能か
ら成る複合アクティビティのうち、少なくとも一方を含
むことを特徴とする超音波診断装置である。
【0015】この様な構成によれば、超音波診断装置に
関する種々の機能を用いて前記作業手順プロトコルを構
成することができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項3記載の超
音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手順
プロトコルが複合アクティビティを含む場合には、当該
複合アクティビティを構成するアクティビティを所定の
順番に配列し当該複合アクティビティが実行する作業手
順を定義したサブ作業手順を表示する機能を有すること
を特徴とする超音波診断装置である。
【0017】この様な構成によれば、前記複合アクティ
ビティを構成する各アクティビティをサブ作業手順とし
て表示する構成であるから、さらに詳細な作業手順を表
示することができ、さらに容易且つ適切に超音波診断装
置を操作することができる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の超
音波診断装置において、前記表示手段は、前記サブ作業
手順が更に複合アクティビティを含む場合には、当該複
合アクティビティが実行するサブ作業手順を階層的に表
示する機能を有することを特徴とする超音波診断装置で
ある。
【0019】この様な構成によれば、複合アクティビテ
ィを構成する各アクティビティをさらに階層的にサブ作
業手順として表示する構成であるから、より詳細な作業
手順を表示することができ、さらに容易且つ適切に超音
波診断装置を操作することができる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作
業手順と前記サブ作業手順とを同時に、或いは択一的に
表示する機能を有することを特徴とする超音波診断装置
である。
【0021】この様な構成によれば、前記表示手段は、
前記作業手順と前記サブ作業手順とを同時に、或いは択
一的に表示することができるので、必要な作業手順を表
示したり不要な作業手順を表示しないようにすることが
できる。その結果、作業性を向上させることができる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項6記載の超
音波診断装置において、前記作業手順と前記サブ作業手
順とを択一的に表示する場合には、表示された作業手順
が前記作業手順か前記サブ作業手順のいずれであるかを
判断可能な表示を行う機能を有することを特徴とする超
音波診断装置である。
【0023】この様な構成によれば、前記作業手順と前
記サブ作業手順とを択一的に表示する場合、いずれの作
業手順を示しているかを容易に判断することができる。
その結果、作業性を向上させることができる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項4乃至7の
うちいずれか一項記載の超音波診断装置において、前記
表示手段が行う前記作業手順若しくは前記サブ作業手順
の表示は、当該作業手順若しくはサブ作業手順のステイ
タス情報が判断可能な表示であることを特徴とする超音
波診断装置である。
【0025】この様な構成によれば、作業手順若しくは
サブ作業手順のステイタス情報が判断可能であるから、
当該作業手順若しくはサブ作業手順の進行状況をステイ
タス情報として容易に知ることができる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項4乃至7記
載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作
業手順若しくは前記サブ作業手順の進行状況に応じて前
記作業手順若しくはサブ作業手順の表示形態を制御する
機能を有することを特徴とする超音波診断装置である。
【0027】この様な構成によれば、作業手順若しくは
サブ作業手順の進行状況をステイタス情報として容易に
知ることができる。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項8又は
9記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前
記作業手順を定義する各アクティビティが未実行、実行
中、正常終了、異常終了、中断、再実行のいずれかによ
って、当該作業手順の表示形態を制御することを特徴と
する超音波診断装置である。
【0029】この様な構成によれば、各アクティビティ
の動作状態(未実行、実行中、正常終了、異常終了、中
断、再実行等)によって対応する作業手順等の表示の
色、形状、態様等を区別して表示するので、各アクティ
ビティの動作状態を容易に判断することが可能となる。
従って、作業手順等の進行状況を容易に知ることができ
る。
【0030】請求項11に記載の発明は、請求項4又は
5記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前
記作業手順若しくは前記サブ作業手順が分岐を含む場合
には、分岐する作業を同時に表示することを特徴とする
超音波診断装置である。
【0031】この様な構成によれば、ユーザは、次の作
業手順を容易に知ることができる。
【0032】請求項12に記載の発明は、請求項4又は
5記載の超音波診断装置において、前記表示手段は、前
記作業手順若しくは前記サブ作業手順が含む分岐する作
業を同時に表示する場合、使用頻度に応じて分岐する作
業の表示形態を制御することを特徴とする超音波診断装
置である。
【0033】この様な構成によれば、使用頻度に応じて
分岐する作業の表示形態を制御するので、次作業の選択
時間を短縮することができ、その結果、作業性を向上さ
せることができる。
【0034】請求項13に記載の発明は、請求項4又は
5記載の超音波診断装置において、前記作業手順若しく
はサブ作業手順を定義するアクティビティに関するパラ
メータを設定する手段であって、前記表示手段に表示さ
れた当該作業手順若しくはサブ作業手順のシンボルに対
して所定の操作を行うことにより前記パラメータを設定
するパラメータ設定手段をさらに具備することを特徴と
する超音波診断装置である。
【0035】この様な構成によれば、任意のタイミング
で直接アクティビティに関するパラメータを設定するこ
とが可能であるから、作業性をさらに向上させることが
できる。
【0036】請求項14に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを
作成する作業手順プロトコル作成手段をさらに具備し、
当該作業手順プロトコル作成手段により所望の作業手順
が定義可能であることを特徴とする超音波診断装置であ
る。
【0037】この様な構成によれば、種々の基準に従っ
た作業手順プロトコルを所望する内容で設定することが
できる。その結果、作業性の向上、容易且つ適切な超音
波診断装置の操作が可能となる。
【0038】請求項15に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを
構成するアクティビティのうち、一の基本アクティビテ
ィ若しくは複合アクティビティを他の基本アクティビテ
ィ若しくは複合アクティビティに変更するプロトコル変
更手段をさらに具備することを特徴とする超音波診断装
置である。
【0039】この様な構成によれば、作業手順プロトコ
ルを所望する内容に変更することができる。その結果、
作業性を向上させることができ、また、容易且つ適切な
超音波診断装置の操作が可能となる。
【0040】請求項16に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順プロトコルを
構成するアクティビティの配列順番を変更することで作
業手順の変更を行う作業手順変更手段をさらに具備する
ことを特徴とする超音波診断装置である。
【0041】この様な構成によれば、作業手順プロトコ
ルを構成するアクティビティの配列順番を所望の順序に
変更することができる。その結果、作業性を向上させる
ことができ、また、容易且つ適切な超音波診断装置の操
作が可能となる。
【0042】請求項17に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記
サブ作業手順は、前記作業手順プロトコルを構成するア
クティビティの配列順序に基いていることを特徴とする
超音波診断装置である。
【0043】請求項18に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記制御手段は、複数の作
業手順プロトコルに基いた超音波診断装置の制御が可能
であることを特徴とする超音波診断装置である。
【0044】請求項19に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記
サブ作業手順は、所定の作業の割り込みが可能であるこ
とを特徴とする超音波診断装置である。
【0045】請求項20に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記
サブ作業手順は、マニュアル操作による任意の作業の割
り込みが可能であることを特徴とする超音波診断装置で
ある。
【0046】請求項21に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記
サブ作業手順は、マニュアル操作によって選択される作
業の分岐を含むことを特徴とする超音波診断装置であ
る。
【0047】請求項22記載の発明は、請求項1記載の
超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サ
ブ作業手順は、予め設定された条件式によって次作業の
選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする超音波診
断装置である。
【0048】請求項23に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記
サブ作業手順は、予め設定された条件テーブルによって
次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする
超音波診断装置である。
【0049】請求項24記載の発明は、請求項1記載の
超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サ
ブ作業手順は、予め設けられたデータベースとの問い合
わせによって次作業の選択を行う作業の分岐を含むこと
を特徴とする超音波診断装置である。
【0050】請求項25記載の発明は、請求項1記載の
超音波診断装置において、前記作業手順若しくは前記サ
ブ作業手順は、予め設定された推測論理によって次作業
の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする超音波
診断装置である。
【0051】この様な構成によれば、状況に応じた種々
の作業手順を使用することができ、複雑化・多様化した
超音波診断装置を容易且つ適切に操作することができ
る。
【0052】請求項26記載の発明は、請求項1記載の
超音波診断装置において、前記表示手段は、前記作業手
順を構成する作業に関する支援情報を表示する機能をさ
らに具備することを特徴とする超音波診断装置である。
【0053】この様な構成によれば、作業手順等に従っ
た診断作業中に、必要に応じて各作業や診断等に関する
支援情報を提供することができる。その結果、経験の少
ないユーザであっても、適切な診断を実行することがで
きる。特に、経験の少ないユーザにとっては、診断作業
を支援することができ、教育的な効果も期待することが
できる。
【0054】請求項27記載の発明は、請求項1記載の
超音波診断装置において、前記支援情報は、解剖学図、
超音波画像の代表例、当該等音波診断装置の取り扱い説
明、当該作業の内容に関する説明、臨床アプリケーショ
ンの説明のうち、少なくとも一つを有することを特徴と
する超音波診断装置である。
【0055】この様な構成によれば、作業手順等に従っ
た診断作業中に、必要に応じて診断対象の解剖学図や超
音波画像のサンプル画像等を表示することで、診断等に
関する支援情報を提供することができる。その結果、経
験の少ないユーザであっても、適切な診断を実行するこ
とができる。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断
作業を支援することができ、教育的な効果も期待するこ
とができる。
【0056】請求項28記載の発明は、請求項1記載の
超音波診断装置において、前記表示手段に表示された前
記支援情報中の第1の情報を指定するための指定手段を
さらに具備し、前記制御手段は、前記指定手段によって
指定された前記第1の情報に関連するアクティビティを
実行する機能を有すること、を特徴とする超音波診断装
置である。
【0057】この様な構成によれば、更なる作業性の向
上をすること実現することができる。
【0058】請求項29に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記選択された作業手順プ
ロトコルと前記記憶手段に予め記憶された作業手順プロ
トコルとを比較する手段をさらに具備し、前記表示手段
は、前記比較結果を表示する機能をさらに有することを
特徴とする超音波診断装置である。
【0059】この様な構成によれば、計測結果に基く診
断が困難である場合(例えば、所定の疾患に関する症状
が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否
かの判断が微妙である場合等)であっても、診断作業の
妥当性をチェックする機能を有するので、さらに信頼性
の高い診断を実行することができる。特に、経験の浅い
ユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教
育的な効果も期待することができる。
【0060】請求項30に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記作業手順に従った診断
に関する結果と予め記憶してある診断情報とを比較する
手段をさらに具備し、前記表示手段は、前記比較結果を
表示する機能をさらに有することを特徴とする超音波診
断装置である。
【0061】この様な構成によれば、計測結果に基く診
断が困難である場合(例えば、所定の疾患に関する症状
が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否
かの判断が微妙である場合等)であっても、診断作業や
計測結果、診断結果等の妥当性をチェックする機能を有
するので、さらに信頼性の高い診断を実行することがで
きる。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断作業を
支援することができ、教育的な効果も期待することがで
きる。
【0062】請求項31に記載の発明は、請求項1記載
の超音波診断装置において、前記診断情報は、所定の疾
患に関する病状例、超音波画像、超音波に関する計測
値、又は所定の疾患を有していない超音波画像、超音波
に関する計測値であることを特徴とする超音波診断装置
である。
【0063】この様な構成によれば、計測結果に基く診
断が困難である場合(例えば、所定の疾患に関する症状
が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否
かの判断が微妙である場合等)であっても、病状例、超
音波画像、超音波に関する計測値、又は所定の疾患を有
していない超音波画像、超音波に関する計測値等と比較
して診断作業や計測結果、診断結果の妥当性をチェック
する機能を有するので、さらに信頼性の高い診断を実行
することができる。特に、経験の浅いユーザにとって
は、診断作業を支援することができ、教育的な効果も期
待することができる。
【0064】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態〜第
4実施形態を図面に従って説明する。
【0065】(第1実施形態)図1は、本発明に係る超
音波診断装置の概略構成を示している。
【0066】図1において、超音波プローブ10は、被
検体(患者)に対して超音波を送受波するための接触子
であり、圧電素子で形成されている。
【0067】送受信回路12は、選択されたモードに応
じて超音波プローブ10に駆動信号を送り超音波を送波
させ、この時、超音波プローブから送られてくる超音波
エコー信号に遅延・加算処理を施し受信信号として出力
する。そして、受波した音波の電気信号は次段のBモー
ド処理部14とCFM(カラーフローマッピング)処理部
16に伝送される。
【0068】Bモード処理部14は、送受信回路12よ
り受信した受信信号に包絡線検波を行い、検波した信号
を画像処理回路18に送り出す。CFM処理部16は、送
受信回路12より受信した電気信号から速度情報を周波
数解析し、解析結果を画像処理回路18に送り出す。な
お、Bモード処理部14から出力される信号は組織の形
態情報を、CFM処理部16から出力される信号は血流又
は組織の移動速度情報を表すものである。
【0069】画像処理回路18は、Bモード処理部1
4、CFM処理部16からの信号を受け取り、TV用のスキ
ャン信号に変換してモニタ20に送り出す。
【0070】モニタ20は、撮影した超音波画像、及び
後述するワークフローをステイタスウィンドウとして表
示する表示手段である。
【0071】制御部22は、情報処理装置(計算機)と
しての機能を有し、本超音波診断装置1の動作を制御す
る制御手段である。また、制御部22では、後述するワ
ークフローシステムが実行される。
【0072】入力部24は、キーボードやマウス等から
なり、オペレータが超音波診断装置の各種入力指示を行
うインタフェースである。
【0073】次に、制御部22においで実行されるワー
クフローシステムについて説明する。
【0074】ワークフローシステムは、制御部22にお
いて、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、メモリカード等の記録媒体、或いはネットワーク
等の通信媒体により供給される専用のワークフローシス
テムソフトウェア(ワークフローシステムプログラム)
を実行することにより実現されるものである。
【0075】ワークフローとは、所定の診断に必要な作
業の手順を示す流れ図である。ここで、超音波診断装置
の一機能を基本アクティビティと定義し、複数の基本ア
クティビティによって定義される複合的な一連の機能を
複合アクティビティと定義する。また、特定の作業を実
現するための基本或いは複合アクティビティの複数から
成り、当該複数のアクティビティから選択したいずれか
一つを実行するアクティビティを候補アクティビティと
定義する。上述したように、ワークフローは、所定の診
断に必要な作業の手順を示す流れ図である。このワーク
フローを構成する各作業を実現するために使用するアク
ティビティによって、ワークフローを定義したものをワ
ークフロープロトコルと呼ぶ。従って、ワークフロープ
ロトコルは、所定の診断に必要なアクティビティを実施
する順に配列した規約である。また、ワークフローを使
用した超音波診断装置の制御システムを「ワークフロー
システム」と呼ぶ。
【0076】図2は、制御部22において実行されるワ
ークフローシステムの概略構成図である。
【0077】同図において、ワークフローエンジン22
3は、ワークフローに書かれた各アクティビティを指定
された順序により超音波診断装置1に実行させる駆動手
段である。また、ワークフローエンジン223は、実行
中のワークフロー等のステータス情報を後述するワーク
フローデータベース221に保存したり、外部からの問
い合わせに応じてステータスを回答することも行う。
【0078】ワークフローデータベース221は、ワー
クフローシステムの駆動に必要なワークフローテンプレ
ートを格納するテンプレートデータベース231、ワー
クフロー等に関するステータス情報及びアクティビティ
情報等を格納したステイタス情報データベース233、
ワークフローを定義するワークフロープロトコルを格納
したプロトコルデータベース234を有するデータベー
スである。ここで、ワークフローテンプレートとは、ア
クティビティの実行制御に関するプログラムである。ま
た、ワークフロー等に関するステータス情報とは、ワー
クフローや後述するサブフローの内容や進行状況をユー
ザに知らせるための情報、或いはワークフロー及び当該
ワークフローを構成するアクティビティの名称、現在の
進行状況(正常、継続、終了等)、開始・終了時刻、各
アクティビティ実行に要した時間等の情報である。
【0079】アクティビティ群格納部225は、各種ア
クティビティを起動するプログラムを格納する格納手段
である。各アクティビティプログラムは、ワークフロー
の順番に従ってワークフローエンジン223によって読
み出され起動される。
【0080】ワークフロー管理部227は、モニタにワ
ークフローのステータスをウィンドウ表示したり、外部
からの入力に応じて、実行中のワークフローに対し中止
や停止などの制御を行う制御手段である。
【0081】次に、本発明に係る超音波診断装置におい
て、上記ワークフローシステムを利用した診断を行う場
合について説明する。
【0082】図3は、ワークフローシステムの立ち上げ
から、患者、患者の疾患、使用者(医師、医療技師等)
等に関するデータを登録し、その内容に基づいて適切な
ワークフローを選択するまでの制御部22の動作を示し
たフローチャートである。
【0083】図3において、まず、入力部24からの所
定の操作により、ワークフローエンジン223を起動さ
せ、ワークフローシステムを立ち上げる(ステップS
1)。
【0084】ワークフローエンジン223が起動する
と、ワークフロー管理部227は、モニタ20にステー
タスウィンドウを表示する(ステップS2)。
【0085】図4の符号30は、ワークフローシステム
を立ち上げて最初にモニタ20に表示される、ワークフ
ロー31のステイタス情報をウィンドウ表示するステー
タスウィンドウ30を表している。後で詳しく説明する
が、ワークフロー31及びアクティビティのステータス
情報は、このステータスウィンドウ30の表示形態によ
って提供される。
【0086】ステータスウィンドウ30がモニタ20に
表示され、当該ウィンドウ中のアクティビティ「Reg
istration」がユーザによって選択されると、
ワークフローエンジン223は、アクティビティ群格納
部225に格納されている「Registratio
n」アクティビティを起動する。この「Registr
ation」アクテビティは、例えば、図4に示すよう
な、登録シート34をモニタ20に表示し、当該登録シ
ート34に従って診断に必要な各種項目を登録し、登録
内容に基づいて適切なワークフローをテンプレートデー
タベース231から読み出す基本アクティビティであ
る。
【0087】登録シート34の項目は、例えば以下の構
成になっている。
【0088】登録シート34は、患者ID等診断する患
者に関する各種データを登録するための患者データ項目
341、患者の疾患名を登録する疾患名項目342、臨
床アプリケーションを登録する臨床アプリケーション登
録項目343、から成っている。ユーザは、図4の画面
に従って診断毎に必要な項目を登録する。
【0089】ワークフロー管理部227は、入力された
登録データをテンプレートデータベース231に書き込
む。また、ワークフローエンジン223は、登録された
疾患名に基づいて、当該診断に適用するワークフロープ
ロトコルをテンプレートデータベース231から選択し
(ステップS3)、対応するワークフロープロトコルを
プロトコルデータベース234から読み出して起動する
(ステップS3)。
【0090】なお、上記説明では、登録された疾患名に
基づいてワークフロープロトコルの選択を行ったが、当
該選択においては種々の基準を設けることができる。例
えば、患者によって特殊な診断作業が加わる場合には、
予め当該患者用のワークフロープロトコルを記憶してお
き、登録シート34に入力された患者IDに基づいて該
当するワークフロープロトコルを選択するようにしても
よい。また、ユーザ(医師、医療技師等)によって、好
ましい作業手順が個々存在する場合には、各ユーザ用の
ワークフロープロトコルを記憶しておき、入力された疾
患名とユーザIDとに基づいて該当するワークフロープ
ロトコルを選択するようにしてもよい。また、診察科、
医療協会ごとにワークフロープロトコルを予め定義して
記憶しておき、選択可能とすることもできる。さらに、
ワークフロープロトコルをマニュアル設定可能な構成で
あってもよい。このワークフロープロトコルのマニュア
ル設定については、第2の実施形態において説明する。
【0091】次に、ワークフロー管理部227は、読み
出したワークフロープロトコルを構成する各アクティビ
ティを、ステップS2において表示したステータスウィ
ンドウ30中に進行順にシンボル表示する(ステップS
5)。
【0092】図5は、ワークフロープロトコル選択後、
当該プロトコルによって定義されるワークフローのステ
ータスウィンドウ30を示している。このステータスウ
ィンドウ30として表示されたワークフローは、診断作
業をアクティビティのシンボル表示として順番に並べた
ものであるから、ユーザは、当該ワークフローに従って
診断を進めることができる。
【0093】ステータスウィンドウ30において、「S
tart」、「Registration」、に加え
て、過去の超音波画像を参照のために表示する「His
tory」、超音波を被検体内に走査して超音波画像を
得る「Scan」、超音波画像に基づく各種計測を実行
する「Measure」、超音波画像や前記計測値を印
刷する「Print」、各種データを保存する「Sav
e」等の各アクティビティがシンボル表示されている。
各アクティビティは、シンボル表示された箇所にカーソ
ルを合わせダブルクリックする等の操作により起動する
ことができる。例えば、シンボル表示「Histor
y」に対応するアクティビティを選択し起動させると、
図5に示すように、モニタ20には過去の超音波画像4
6を並列表示する。
【0094】ここで、ステイタスウィンドウ30の表示
について説明する。
【0095】まず、ステイタスウィンドウ30を表示す
るタイミングについて説明する。
【0096】ステイタスウィンドウは、ワークフロー
(作業手順)のステータス情報等を知らせるためのもの
であり、常に表示しておく必要はない。従って、必要に
応じて表示したり消去したりする事が可能であることが
好ましい。例えば、図6(a)に示すように、通常は表
示せず、所定の位置(図6(a)においては、画面左
縁)にカーソルポイントを持っていくと、図6(b)に
示すようにステイタスウィンドウ30が出現する表示形
態であってもよい。また、操作パネルやタッチコマンド
スクリーン上にステイタスウィンドウ30を表示させる
入力キーを設け、当該キーによる入力支持があった場合
にのみ表示する構成であってもよい。また、ワークフロ
ープロトコルを構成する各アクティビティ毎に表示する
か否かを定義し、表示するタイミングの自動化を図るこ
とができる構成であってもよい。
【0097】この様な構成によれば、ユーザの所望する
タイミングによってステイタスウィンドウ30を表示す
ることができ、モニタ20の画面をより画面を広く使用
でき、また、超音波画像等他の表示の障害とせずに表示
することができる。
【0098】次に、ステイタスウィンドウ30を表示す
る位置、ウィンドウ型式、表示色について説明する。
【0099】ステータスウィンドウ30の表示は、図7
に示すように、画面上の何れの位置であってもよい。表
示するウィンドウ型式も、固定式ウィンドウやフローデ
ィングウィンドウであってもよい。また、ウィンドウの
表示色は何色でもかまわないが、例えば図8に示すよう
に、アクティビティのシンボルとそれ以外の背景54と
を明確に分けて表示し、当該背景54を透明にすること
で、ステイタスウィンドウ30以外の表示領域をより広
くする構成であってもよい。
【0100】この様な構成によれば、前記ワークフロー
の表示は、所望の位置、ウィンドウ型式、色彩に設定可
能であるから、ユーザ毎により見やすい画面設定とする
ことができる。
【0101】次に、ステータスウィンドウ30中の各ア
クティビティのシンボル表示について詳しく説明する。
【0102】ステータスウィンドウ30は、ワークフロ
ーの進行状況や各アクティビティの動作状態を示すもの
である。従って、ステータスウィンドウ中の各アクティ
ビティシンボルの表示方法は、当該アクティビティが未
実行、実行中、正常終了、異常終了、中断、再実行、警
告、或いは後述するように、対応するアクティビティが
階層を持つ場合、バックグラウンドを実行中である場合
等、動作状態が判断可能なものであることが望ましい。
この動作状態を判断可能とする表示方法は、例えば、ア
クティビティシンボルの表示色、形状、表示態様(静止
表示、点滅表示、ブラックアウト表示、未表示等)によ
って動作状況を区別するものが考えられる。
【0103】図9は、アクティビティの動作状態に応じ
てシンボル表示の表示方法の一例を示した図である。
【0104】これらの設定は、予め登録されている複数
の色、形状、表示態様等のプログラム中から選択して設
定する、或いはユーザによってマニュアル設定する構成
であってもよい。これら設定による表示は、プレビュー
として見ることができることが好ましい。また、ユーザ
(技師や医師等)によって設定内容を登録可能とし、例
えば、使用者名を入力することで自動的に表示設定が切
り替わる構成であってもよい。
【0105】図10は、ステイタスウィンドウ30のシ
ンボル表示の形状を、各アクティビティ毎に区別した例
を示している。
【0106】また、ワークフロープロトコルを構成する
アクティビティは、全てワークフローに組み込んでステ
イタス表示する必要はない。従って、例えば、図11に
示すように、予めアクティビティの内容によって表示、
非表示のタイミングが設定可能な構成であってもよい。
【0107】この様な構成によれば、各アクティビティ
の動作状態によって対応するシンボル表示の色、形状、
態様等を区別して表示するので、各アクティビティのス
テイタスを容易に判断することが可能となる。従って、
ワークフローの進行状況をステイタス情報として容易に
知ることができる。
【0108】また、必要のないアクティビティのステイ
タス表示は行わないことも可能であるから、ユーザが所
望する画面設定を行うことができる。
【0109】また、通常、アクティビティのプリセット
パラメータ(例えば、「Scan」アクティビティで
は、焦点の深さ等)の設定は集中管理されており、設定
変更を行う場合にはプリセット設定画面を起動し、対応
する項目を探し出して設定を行う。しかし、作業の効率
化の観点から、ユーザインターフェースの一機能とし
て、ステータスウィンドウ30中のシンボル表示から、
直接そのアクティビティに関するパラメータ設定を可能
とすることが好ましい。このシンボル表示からのパラメ
ータ設定は、例えば、操作者はマウスまたはトラックボ
ール等でカーソルをシンボル上に持っていき、マウスの
右ボタンクリック等の操作によって直接当該シンボル表
示に対応するアクティビティに関するパラメータの設定
画面が表示される等の構成が考えられる。また、パネル
上等に専用の設定ボタンを設ける構成であってもよい。
図12は、上述の操作により「Start」アクティビ
ティの属性を設定する画面を表示した例を示している。
なお、後述するが、このシンボル表示からのパラメータ
設定は、一種の割り込み処理であり、後述する図30等
に基づいたワークフローに従う。
【0110】この様な構成によれば、任意のタイミング
で直接アクティビティに関するパラメータを設定するこ
とが可能であるから、作業性をさらに向上させることが
できる。
【0111】図13は、ユーザが図5に示したワークフ
ロー31に従って診断を進めた場合に、制御部22が実
行する動作を説明するためのフローチャートである。以
下、図5のワークフロー31と図13のフローチャート
とを参照しながら説明を行う。
【0112】過去画像の参照を終了し、ユーザによって
アクティビティ「Scan」40が選択されると、ワー
クフローエンジン223は、選択されたアクティビティ
の型が「基本」、「複合」、「候補」のいずれであるか
を判別する(ステップS6)。
【0113】例えば本実施形態において、「Scan」
40が基本アクティビティであった場合には、制御部2
2の動作はステップS6からステップS7に移行する。
そして、ワークフローエンジン223は、アクティビテ
ィ群格納部225に格納されているアクティビティ「S
can」40を起動させる(ステップS7)。
【0114】その後、アクティビティ「Scan」の実
行、すなわち、超音波探触子を介して被検体の内部を超
音波で走査し、受信信号を得て(ステップS8)、当該
スキャン作業が終わるとアクティビティも終了する(ス
テップS9)。
【0115】次に、ワークフローエンジン223は、次
のアクティビティが選択されたか否かを判別し(ステッ
プS10)、選択された場合にはステップS5に、選択
されない場合にはワークフローシステムを終了する。今
の場合には、診断作業はワークフロー31に従っている
ので、ユーザによってアクティビティ「Measur
e」42が選択される。すると、制御部22の動作は再
びステップS5に戻り、「Measure」のステイタ
ス表示を行い、ステップS6に移行してアクティビティ
の型の判別を行う。
【0116】例えば、「Measure」42が複合ア
クティビティであった場合には、制御部22の動作はス
テップS6からステップS11に移行する。そして、ワ
ークフローエンジン223は、アクティビティ群格納部
225に格納されている「Measure」アクティビ
ティを起動させる(ステップS7)。
【0117】そして、ステップS6において複合アクテ
ィビティと判別されると、ステップS11へ移行し、当
該複合アクティビティを構成するアクティビティをサブ
フローとしてモニタ20に表示する(ステップS1
1)。
【0118】図14は、複合アクティビティを構成する
各アクティビティを作業順に表示するサブフロー50を
ワークフロー31と同時に表示した画面を示している。
今の場合、複合アクティビティである「Measur
e」42は、心駆出率を計測する「EF」、左心室容積
を計測する「LV」、左心室内圧の時間的変化を計測す
る「dp/dt」の各基本アクティビティから構成され
ており、当該各アクティビティは、作業の順番に配列さ
れてサブフロー50中にシンボル表示されている。この
サブフロー50は、図14に示す様にワークフロー31
と同時に並列して表示してもよく、また、図15に示す
ように、ワークフロー31中の複合アクティビティ(今
の場合、「Measure」アクティビティ)を選択し
た場合には、ワークフロー31とサブフロー50とが切
り替わって表示される構成でもよい。但し、表示が切り
替わる場合には、ワークフロー31とサブフロー50と
が区別できる表示(例えば、色による区別、「サブフロ
ー」等の名称表示等)とするのが好ましい。さらに、サ
ブフロー中の複合アクティビティに関する新たなサブフ
ローを、階層的に表示する構成であってもよい。
【0119】この様な構成によれば、複合アクティビテ
ィを構成する各アクティビティをサブフローとして表示
することができる。従って、当該サブフローに従って診
断作業を実行することができるので、複雑化・多様化し
た超音波診断装置を容易に操作することができる。
【0120】次に、ワークフローエンジン223は、次
のアクティビティが選択されたか否かを判別し(ステッ
プS10)、選択された場合にはステップS5に、選択
されない場合にはワークフローシステムを終了する。本
実施形態では、ワークフロー31に基づいた診断を想定
しているから、ユーザによってアクティビティ「Sav
e」46が選択されたとする。すると、制御部22の動
作は再びステップS5に戻り、「Save」46のステ
イタス表示を行う。そして、ステップS6に移行してア
クティビティの型の判別を行う。
【0121】例えば、「Save」46が候補アクティ
ビティであるとすると、制御部22の動作はステップS
6からステップS14に移行する。そして、ワークフロ
ーエンジン223は、アクティビティ群格納部225に
格納されている「Measure」アクティビティを起
動させる(ステップS7)。
【0122】ステップS6において候補アクティビティ
と判別されると、ステップS11へ移行し、当該候補ア
クティビティを構成する各アクティビティを候補ウィン
ドウとしてモニタ20にシンボル表示する(ステップS
14)。
【0123】図16は、候補アクティビティ「Sav
e」46を選択した場合に、モニタ20に表示される候
補ウィンドウ52を示している。当該ウィンドウ52
は、候補アクティビティ「Save」を構成する「M
O」461と「HD」463の各基本アクティビティを
シンボル表示している。
【0124】そして、ユーザのマニュアル操作によって
候補ウィンドウ52から所望のアクティビティ(例え
ば、「HD」463)が選択されると(ステップS1
5)、ワークフローエンジン223は、アクティビティ
群格納部225に格納されているアクティビティ「H
D」463を起動させる(ステップS7)。
【0125】なお、候補ウィンドウ52において、各ア
クティビティは、使用頻度の高い順に並べられて表示さ
れることが好ましい。また、表示順番は、事前に任意に
定義する構成であってもよい。さらに、検査中に操作者
の操作で変更可能な構成であってもよい。この場合、例
えば、トラックボールやマウスでのドラック&ドロップ
操作によって、図17に示すように、b→cの順番をc
→bの順番に入れ替えができる。また、一度実施したア
クティビティは表示順番の優先度やや色などを目立たな
くすることが自動的に行われることが好ましい。図18
は、候補アクティビティAにおいて、B1、B2、B3
のうち最初にB1が選択されたので、その後の候補ウィ
ンドウにはB2を表示しない様子を示したものである。
【0126】この様な構成によれば、使用頻度等に応じ
たユーザに使いやすい表示形態とすることができ、その
結果、操作性を向上できる。
【0127】その後、アクティビティ「HD」463の
実行、すなわちHDへの超音波画像データ等の記憶を行
い(ステップS8)、当該記憶が終わるとアクティビテ
ィも終了する(ステップS9)。
【0128】そして、ユーザによって、「終了」アクテ
ィビティが選択されることで、ワークフローエンジン2
23はワークフローシステムを終了する。
【0129】なお、以上述べたワークフローシステムに
おいて、診断作業に関する超音波診断装置の各種機能或
いは各種機能から成る複合的機能を実行するアクティビ
ティを定義することで、所望する作業に対応するアクテ
ィビティをワークフロープロトコルに組み込むことがで
きる。従って、上記例に限定されず、種々の検査方法・
臨床アプリケーション等を実行するアクティビティを組
み込んだワークフロープロトコルを定義でき、ユーザ
は、当該プロトコルに従ったワークフローによって所望
の診断作業を行うことが可能である。
【0130】以上述べた構成によれば、以下の効果を得
ることができる。
【0131】ユーザは、ワークフローに従って診断作業
を実行することができるので、複雑化・多様化した超音
波診断装置を容易且つ適切に操作することができる。ま
た、経験の浅いユーザに対して、教育的な効果も期待す
ることができる。
【0132】前記ワークフローは、患者、疾患、ユーザ
等によって適切なワークフローを選択される構成である
から、無駄な作業を省いた最適な診断を実行することが
でき、作業性を向上させることができる。
【0133】また、複合アクティビティを構成する各ア
クティビティをサブフローとして表示する構成であるか
ら、さらに詳細な作業手順を表示することができ、さら
に容易且つ適切に超音波診断装置を操作することができ
る。
【0134】また、診断作業においてアクティビティの
選択を伴う場合には、当該作業を実現するための各アク
ティビティを候補ウィンドウとして表示するので、さら
に容易且つ適切に超音波診断装置を操作することができ
る。
【0135】また、所望の機能を実現するアクティビテ
ィ・プログラムをアクティビティ群格納部225に格納
し、ワークフロープロトコルを定義することで、所望の
診断作業を支援するワークフローを作成可能である。そ
の結果、作業性の向上、容易且つ適切な超音波診断装置
の操作が可能となる。
【0136】なお、以上の説明では、一つのワークフロ
ーを取り上げて説明を行ったが、ワークフローの種類に
ついては、種々のものが存在する。
【0137】すなわち、図5に示したワークフロー31
は、図19に示すように、割り込み処理等が存在せず、
単純にシーケンシャルに各アクティビティをA→B→C
→Dの順に実行するものであった。これに対し、ワーク
フローシステムは、以下に示す種々の形態のワークフロ
ーに従っても各アクティビティを実行することができ
る。
【0138】図20はn個のワークフローを平行して実
行するものである。添え字は、ワークフローの種類を区
別するものである。この様な複数のワークフローの実行
は、当該n個のワークフローに対応するだけのワークフ
ローエンジンを制御部22中に設け、例えば1番目のワ
ークフローをフォアグラウンドとして実行し、残りのn
−1個のワークフローをバックグラウンドとして同時に
実行する構成であってもよい。また、一つのワークフロ
ーエンジンによって、フォアグラウンドとしてA1→A
2→…→An→B1→B2→…→Bnといった具合に交
互に実施しても良い。また、n個のワークフローのアク
ティビティを平行してランダムに実行する構成であって
もよい。さらに、同時に実行する場合において、図21
に示すようにフォアグラウンドのフローとバックグラウ
ンドのフローの進行時間はそれぞれ独立である構成であ
ってもよい。上記図20、図21に示したワークフロー
は、例えばスキャン操作によって収集した画像データの
レンダリング処理等を、バックグラウンドとして実行す
る場合等に適用することができる。
【0139】図22は、メインフローからサブフローに
移動するワークフローを示しており、複合アクティビテ
ィBを実行する場合、フローはA1、B1、C1の複合
若しくは基本アクティビティで構成されているサブフロ
ーに遷移してA1→B1→C1の順番に実行し、C1の
完了後にメインフローの遷移しC→Dの順番に実施する
例である。この図22に示す例は、既に図14等に示し
た複合アクティビティ「Measure」におけるワー
クフロー31と図9に示したサブフロー50との関係に
相当する。
【0140】図23は、アクティビティAの次に選択す
る候補としてB1、B2、B3が存在するワークフロー
を示している。また、図24は複数のアクティビティの
何れかを実施した場合にCに進むことを示している。図
16においては、この選択候補となるアクティビティB
1、B2、B3のステイタスウィンドウを候補ウィンド
ウと呼んだ。
【0141】ワークフローが分岐(選択)を含む場合
(すなわち、候補アクティビティを含む場合)、上述し
た様にユーザによって次のアクティビティが選択される
場合に対して、所定のアクティビティを候補アクティビ
ティの前に挿入することで、選択動作を自動的に行うこ
とが可能となる。以下、図25〜28を参照してその例
を説明する。
【0142】図25は、条件式に基づいて候補アクティ
ビティの選択を自動的に行う例を示している。これは、
計測結果等を予め設定した条件式に代入して所望の演算
を行い、当該演算値に基づいて候補アクティビティを選
択するアクティビティを設定することで実現できる。例
えば、循環器計測でのEF値を計測し、その結果が10
%以下、10〜50%以下、50%以上で次の計測アク
ティビティを決定する例等のアクティビティの設定が考
えられる。
【0143】図26は、データベースを参照することに
よって候補アクティビティの選択を自動的に行う例を示
している。この場合は、計測結果等を基本情報として、
予め登録したデータベースに受け渡し適合する結果を検
索し、その結果に基いて候補アクティビティを自動的に
選択するアクティビティを設定することで、実現でき
る。このアクティビティを含むワークフローに従えば、
複数の基本情報を扱うことができ、それらの複合検索で
最適な結果を検索することができる。
【0144】図27は図26におけるデータベースの代
りに、テーブルを設けてを参照するアクティビティを有
したワークフローを示している。このアクティビティ
は、データベースを構築するアクティビティに比べて比
較的容易に実装することができる。
【0145】図28は、候補アクティビティを選択する
場合に、AI(Aetificial Intelli
gence:人工知能)等の推測アルゴリズムを用いた
アクティビティを用いるワークフローである。
【0146】図29は、オークション機能等を有するア
クティビティにより、候補アクティビティを選択するワ
ークフローを示している。このアクティビティは、一連
の作業を繰り返しながらワークフローを組み立てていく
ものである。例えば、アクティビティAにおける作業が
完了した場合、当該作業による情報をアクティビティデ
ータベースに入力する。データベース内では、その情報
に従って最適なアクティビティが決定される。この例で
はC2が決定されて実行する。C2が完了すると再びデ
ータベースに情報を入力し、次の最適なアクティビティ
が決定する。ワークフローを実施中に次のアクティビテ
ィが事前に定義されていない場合の例である。
【0147】図30は、ワークフロープロトコルに最初
から割り込み操作による新たなアクティビティの挿入を
想定しているワークフローである。このワークフローに
従えば、ユーザは、ワークフロー中の「Free Op
eration」部分では、マニュアル操作により自由
にアクティビティを設定し実行することができる。ま
た、このマニュアル操作により新たに設定されたワーク
フローを登録可能とすることで、次回からマニュアル操
作によるアクティビティ設定を行わずに同一のワークフ
ローを実行することが可能である。
【0148】図31は、図30の応用であり、マニュア
ル操作中に独立したサブフローだけを適宜実施すること
ができるワークフローである。
【0149】図32は、実施中のワークフローに対して
予め決まっていない別の制御が割り込むこと可能である
ワークフローを示している。実行中のワークフローのプ
ロトコルに定義されていないアクティビティを操作者に
よって実施する場合を想定している。操作者が装置上の
キーやGUIメニュー等で任意のアクティビティを実施
した場合に画面上に表示されているステータスウィンド
ウに任意に実施したアクティビティに対応するシンボル
を割り込んで表示することができる。第3の実施形態で
説明するヘルプ機能の実施は、この割り込み可能なワー
クフローに従う。
【0150】なお、割り込みが行われたワークフローの
登録も可能であることが望ましい。この場合、装置で実
現できるアクティビティは大小様々であるから、その全
てを対象とする必要はない。例えば、検査の手順として
履歴を残すことが必要であるレベルのアクティビティを
対象とする等の基準が考えられる。
【0151】図33は、必ずしも順番通りにアクティビ
ティを実施せず、ユーザが必要と判断した場合はスキッ
プや再実行などフロー中の任意の場所から開始する例を
示したワークフローである。この例は、ある特定の検査
や計測のみ再実行する場合等に実益がある。
【0152】なお、図19〜図33までの全てのワーク
フローは、図34に示すように、アクティビティ間にお
いて順序の変更が可能である。
【0153】以上述べた種々のワークフローによって
も、複雑化・多様化した超音波診断装置を容易且つ適切
に操作することができる。
【0154】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
予め定義され格納されていたワークフロープロトコルを
読み出し、当該ワークフロープロトコルによって定義さ
れたワークフローに基づいて診断を行う場合の説明を行
った。これに対し、第2の実施形態では、予め定義され
プロトコルデータベース234に格納されたワークフロ
ープロトコルを使用するのではなく、新たにワークフロ
ープロトコルをマニュアル設定する場合について、特に
ユーザ毎にワークフロープロトコルを定義する例につい
て説明する。
【0155】図34は、ワークフロープロトコルをマニ
ュアル設定する場合に用いるプロトコル設定シート80
の一例である。当該シート80は、所定の操作によりワ
ークフロープロトコル設定動作に移行した場合に、モニ
タ20に表示される。
【0156】プロトコル設定シート80は、「ユーザ
名」、「ワークフロー名」、「ワークフロープロトコ
ル」の各項目を有している。「ユーザ名」は、ユーザ名
を登録する項目である。「ワークフロー名」は、マニュ
アル設定したワークフロープロトコルについて、任意の
名称を付すための項目である。「ワークフロープロトコ
ル」は、ワークフロープロトコルを以下に述べるように
マニュアル設定するための項目である。
【0157】このプロトコル設定シート80を利用した
ワークフロープロトコルのマニュアル設定は、例えば次
のようにして実行することができる。
【0158】すなわち、ユーザ名、ワークフロー名を登
録し、所望する診断を実現する各作業に対応したアクテ
ィビティを作業順に従って項目「ワークフロープロトコ
ル」に登録することで、ワークフロープロトコルのマニ
ュアル設定を行うことができる。なお、ここでは、項目
「ワークフロープロトコル」に登録するアクティビティ
は、アクティビティ群格納部225に予め格納されてい
るものを想定しているが、所望する機能を実現するアク
ティビティを新たに定義しアクティビティ群格納部22
5に格納することで、あらゆる超音波診断装置の所望の
機能を自由にワークフロープロトコルに取り入れること
が可能である。
【0159】図35において、例えば、Dr.Aが標準
に実行する「Normal」ワークフローのワークフロ
ープロトコルは、同図最上段の様に各アクティビティが
定義されている。これに対し、ユーザ名がDr.Gであ
る同図最下段のワークフロープロトコルは、同じ標準に
実行する「Normal」ワークフローのワークフロー
プロトコルは、「Refer Previous Im
age」アクティビティ(ワークフロー31では、シン
ボル表示「History」に対応するアクティビテ
ィ)を省略したものとなっている。
【0160】すなわち、同じ通常行う標準的な超音波診
断であっても、ユーザ(今の場合、医師)によって実行
する作業手順が異なり、これによって起動するアクティ
ビティの種類や順番も異なる場合がある。しかし、本発
明に係る超音波診断装置によれば、使用者毎に所望のワ
ークフロープロトコル、ワークフローを定義し登録する
ことができるので、個々の使用者は、統一された所望の
手順で診断を容易に実行することができる。その結果、
作業性を向上させることができる。
【0161】なお、上記ワークフロープロトコルのマニ
ュアル設定は、診断対象とする疾患、患者、診察科、医
療協会を基準として行い、登録する構成であってもよ
い。
【0162】さらに、例えば、アクティビティ「Mea
sure」を複合アクティビティとして定義を望む場
合、当該最初にメインフローの設定後に、必要に応じて
別ウィンドウにて管理されるサブフローを設定すること
ができることが好ましい。
【0163】この様な構成によれば、種々の基準に従っ
たワークフロープロトコルを所望する内容で設定するこ
とができる。その結果、作業性を向上させることがで
き、また、容易且つ適切な超音波診断装置の操作が可能
となる。
【0164】(第3実施形態)第1実施形態では、ワー
クフローをステイタスウィンドウとして表示し、作業手
順をユーザに知らせることで作業性を向上させる超音波
診断装置について説明した。第3の実施形態では、これ
に加えて、疾患についての解剖学図等による解説や超音
波画像の代表例の表示、或いは、各アクティビティを起
動して行う診断作業について説明を表示する機能(以
下、ヘルプ機能)を具備する超音波診断装置について説
明する。
【0165】ヘルプ機能は、ステータスウィンドウ30
の最下部等所定の位置にヘルプボタンが設けられてお
り、必要に応じて選択することで、ワークフローエンジ
ン223がアクティビティ群格納部225からヘルプア
クティビティを起動することで実行することができる。
【0166】すなわち、ワークフローシステムを起動中
であれば、任意のタイミングにおいて所望するヘルプ情
報を取り出すことが可能であることが好ましい。このこ
とは、所望のタイミングで、上述したヘルプアクティビ
ティを立ち上げることで実現することができる。
【0167】なお、このヘルプアクティビティは、通常
割り込み動作によるものであり、例えばワークフロー3
1に従った診断作業においてヘルプボタンを選択(すな
わち、ヘルプアクティビティの立ち上げ)した場合に
は、図32に示したワークフローに従うことになる。
【0168】このヘルプ機能による解説は、例えば、図
4に示した登録シート34の疾患名項目342として
「MI」(Myocardical Infarcti
on:心筋梗塞)を登録した時に、ヘルプボタンを選択
すると、心筋梗塞に関するヘルプデータが選抜され、図
36に示す様な心筋梗塞を解説した解剖学図や超音波画
像例が表示される。また、心筋梗塞患者の診断(すなわ
ち、登録シート34に「MI」と登録した場合の診断)
において、「Scan」に関連したアクティビティの立
ち上げ中にヘルプボタンを選択すると、「心筋梗塞」、
「Scan」に関するヘルプデータが選抜され、心筋梗
塞の診断における超音波プローブの適切な使用例等が表
示される構成となっている。
【0169】図37は、心筋梗塞患者の診断において、
「Measure」に関するアクティビティを立ち上げ
ている場合に、ヘルプ機能によりモニタ20に表示され
る解説の一例を示したものである。図37(a)は、ヘ
ルプの内容として、心筋梗塞の場合の画像観察方法や計
測方法等の情報を表示した画面である。図37(b)
は、図37(a)が表示しているヘルプ内容の項目にポ
インタを合わせてクリックする等の選択動作により、更
に詳しい解説内容を階層的に表示した画面である。ま
た、前記ヘルプ内容の項目の選択動作により、当該項目
に対応するアクティビティを直接起動できる構成である
ことが好ましい。これは、表示中のヘルプ内容の項目を
クリックする作業が、対応するアクティビティ起動とリ
ンクさせることで実現することができる。
【0170】この様な構成によれば、更なる作業性の向
上をすること実現することができる。
【0171】なお、当該ヘルプ機能によって表示される
解説は、上述した解剖学図や超音波画像例、画像観察方
法や計測方法の他に、必要に応じて装置の取り扱い説明
や検査方法や臨床アプリケーションの説明等も含むもの
とする。
【0172】このような構成によれば、ワークフロー或
いはサブフローに従った診断作業中に、必要に応じて診
断対象の解剖学図や超音波画像のサンプル画像等を表示
することで、診断等に関する支援情報を提供することが
できる。その結果、経験の少ないユーザであっても、適
切な診断を実行することができる。特に、経験の少ない
ユーザにとっては、診断作業を支援することができ、教
育的な効果も期待することができる。
【0173】(第4実施形態)第4の実施形態において
は、ワークフローに従って行った診断の結果をチェック
する場合の動作について説明する。以下、ワークフロー
が妥当であったか否か(すなわち、作業手順で抜けてい
る作業はないか)、計測値と一般的データ値との比較
(例えば特定の疾患について、計測値を正常値との比
較、計測値と所定の疾患に関するサンプル値等との比較
等)の二つの観点によるチェック機能について説明す
る。
【0174】なお、このチェック機能は、所定の操作に
より、ワークフローエンジン223がアクティビティ群
格納部225から、以下のチェックを行うチェックアク
ティビティを起動することで実行することができる。
【0175】図38は検査内容のチェックを自動的に行
うための仕組みを説明するための概念図である。
【0176】ユーザは、検査終了時(例えば、ワークフ
ロー31における「Save」終了時)等において、以
下に述べるチェックアクティビティを起動させる。これ
は、所定の操作による図30、図32に示した割り込み
作業であってもよいし、予めワークフローがチェックア
クティビティを含む構成であってもよい。
【0177】チェックアクティビティとは、例えば次の
ような機能を実行するものである。すなわち、チェック
アクティビティを起動させることで、ワークフローエン
ジン223は、現在の検査で実行したワークフロープロ
トコル情報をプロトコルデータベース234に入力す
る。そして、ワークフローエンジン223は、データベ
ース234に事前登録済みの多くのワークフロープロト
コルと、現在の検査で行ったワークフロープロトコルデ
ータとを比較するプロトコル解析ルーチンを実行し、手
順と疾患の妥当性を機械的に検証する。また、ワークフ
ローエンジン223は、予め記憶している所定の疾患に
関するサンプル値等と計測結果等とを比較する計測結果
解析ルーチンを実行し、計測結果の妥当性を機械的に検
証する。
【0178】例えば、一通りの検査が終わって、当該検
査内容の妥当性を検証する場合を想定する。検査の品質
を向上させるために、当該検査に使用したワークフロー
プロトコルと、心筋梗塞の標準検査に用いられるプロト
コルと比較する。この比較を実行することにより、標準
的なデータとの差を確認することが容易となり、さら
に、実行していない作業が存在するか否かを知ることが
できる。仮に必要であるが未だ実行していない作業が存
在する場合、この作業を実行することで検査の補充し、
さらに信頼性の高い診断結果を得ることができる。
【0179】図39は、標準的なワークフロープロトコ
ルと実行したワークフロープロトコルとの比較結果、及
び計測した結果の妥当性をチェックするプロトコルチェ
ックシート90を示している。
【0180】プロトコルチェックシート90は、ワーク
フロープロトコルをチェックするプロトコルチェック項
目901と、計測値の妥当性をチェックする計測結果チ
ェック項目903とを有している。プロトコルチェック
項目901には、プロトコルデータベース234に記憶
されている所定の疾患についての標準的なワークフロー
プロトコルがプロトコル欄905に表示され、実行した
作業(アクティビティ)についてはチェックが付され
る。また、計測結果チェック項目903は、実行された
作業(アクティビティ)による計測値を表示し、予め記
憶している正常値範囲と比較して正常でないと判断され
た場合等には、色が変わる等の表示を行う。また、計測
ミスなどで通常では考えられない値を示した場合には、
表示や音声によって警告を行うことが好ましい。
【0181】また、例えば、一通りの検査が終わって心
筋梗塞の疑いがある場合を想定する。
【0182】図40は、計測した結果に基いて行う診断
の妥当性をチェックするための診断チェックシート93
を示している。
【0183】診断チェックシート93は、診断目的とし
ている疾患等(図39の場合、心筋梗塞)を登録する診
断所見入力930、計測値に基いて診断する診断項目9
31、診断項目931に関する診断結果項目933、診
断所見入力930に入力した疾患等に関する診断項目9
31の一般的なデータを表す疾患データ項目935、診
断結果項目933と疾患データ項目935とを比較した
コメントを示すコメント937を有している。
【0184】ワークフロー31に従って実行された診断
に基いて、各診断項目931の診断結果が診断結果項目
933に表示される。また、心筋梗塞に関する各診断項
目931の一般的なデータが疾患データ項目935に表
示される。そして、ワークフローエンジン223は、前
記一般的データと計測結果等とを比較する計測結果解析
ルーチンを実行し、「再計測必要」等の計測結果の評価
をコメント937に表示する。このとき、本計測による
計測値や一般的データによる標準値等をそれぞれ診断結
果項目933と疾患データ項目935にさらに表示する
構成であってもよい。
【0185】なお、以上述べたチェック機能は、また、
ユーザが割り込み的に行った検査に関しては、マニュア
ル操作によりチェックアクティビティを起動させること
で任意のタイミングで実行することができる。また、こ
の結果はいつでもレポートとして参照することが望まし
い。
【0186】この様な構成によれば、計測結果に基く診
断が困難である場合(例えば、所定の疾患に関する症状
が現れつつある状態であり、その疾患を患っているか否
かの判断が微妙である場合等)であっても、診断作業や
計測結果、診断結果の妥当性をチェックする機能を有す
るので、さらに信頼性の高い診断を実行することができ
る。特に、経験の浅いユーザにとっては、診断作業を支
援することができ、教育的な効果も期待することができ
る。
【0187】
【発明の効果】以上本発明によれば、ユーザが超音波診
断装置を利用した診断を、適切な手順、適切な内容で簡
単に実行できる。また、診断作業に関する最適な支援情
報を提供でき、さらに、診断結果等が適正であるか否か
がチェック可能である。その結果、容易に信頼性の高い
超音波診断を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波診断装置の概略構成を示す
図。
【図2】制御部22において実行されるワークフローシ
ステムの概略構成図。
【図3】図3は、制御部22の動作を示したフローチャ
ート
【図4】図4は、モニタ20に表示されるワークフロー
31のステイタスウィンドウ30と、登録シート34を
示した図。
【図5】図5は、ワークフロープロトコル決定後にモニ
タ20に表示されるワークフロー31のステータスウィ
ンドウ30等を示す図。
【図6】図6(a)及び図6(b)は、ステイタスウィ
ンドウ30の表示形態について説明するための図。
【図7】図7は、ステイタスウィンドウ30の表示形態
について説明するための図。
【図8】図8は、ステイタスウィンドウ30の表示形態
について説明するための図。
【図9】図9は、アクティビティの動作状態に応じてシ
ンボル表示の表示方法の一例を示した図。
【図10】図10は、ステイタスウィンドウ30のシン
ボル表示の形状を、各アクティビティ毎に区別した例を
示した図。
【図11】図11は、予めアクティビティの内容によっ
て表示、非表示のタイミングを設定した状況を示した
図。
【図12】図12は、「Start」アクティビティの
属性を設定する画面を表した図。
【図13】図13は、ワークフロー31に従って診断を
進めた場合に、制御部22が実行する動作を説明するた
めのフローチャートを示す図。
【図14】図14は、サブフロー50とワークフロー3
1とを同時に表示した画面を示す図。
【図15】図15は、ワークフロー31と切り替わって
表示されるサブフロー50を示した図。
【図16】図16は、候補アクティビティを選択した場
合に、モニタ20に表示される候補ウィンドウ52を示
した図。
【図17】操作者のマニュアル操作による候補ウィンド
ウの表示順序変更を説明するための図。
【図18】図18は、選択された候補ウィンドウはB2
を表示しない様子を示した図。
【図19】図19は、シーケンシャルに各アクティビテ
ィを実行するワークフローを示す図。
【図20】図20は、複数個を平行して実行するワーク
フローを示す図。
【図21】図21は、フォアグラウンドのフローとバッ
クグラウンドのフローの進行時間はそれぞれ独立である
ワークフローを示す図。
【図22】図22は、メインフローからサブフローに移
動するワークフローの一例を示す図。
【図23】図23は、アクティビティAの次に選択する
候補となるアクティビティとして、B1、B2、B3が
存在するワークフローを示す図。
【図24】図24は、複数のアクティビティの何れかを
実施した場合にCに進むワークフローを示した図。
【図25】図25は、条件式に基づいて候補アクティビ
ティの選択を自動的に行うワークフローを示した図。
【図26】図26は、データベースを参照することによ
って候補アクティビティの選択を自動的に行うワークフ
ローを示した図。
【図27】図27は図26におけるデータベースの代り
に、テーブルを設けてを参照するアクティビティを有し
たワークフローを示した図。
【図28】図28は、候補アクティビティを選択する場
合に、AI等の推測アルゴリズムを用いたアクティビテ
ィを用いるワークフローを示した図。
【図29】図29は、オークション機能を有するアクテ
ィビティにより、候補アクティビティを選択するワーク
フローを示した図。
【図30】図30は、ワークフロープロトコルに最初か
ら割り込み操作による新たなアクティビティの挿入を想
定しているワークフローを示した図。
【図31】図31は、図30の応用であり、マニュアル
操作中に独立したサブフローだけを適宜実施することが
できるワークフローを示した図。
【図32】図32は、実施中のワークフローに対して予
め決まっていない別の制御が割り込むこと可能であるワ
ークフローを示した図。
【図33】図33は、スキップや再実行などフロー中の
任意の場所から開始するワークフローの例を示した図。
【図34】図34は、作業手順の変更を行ったワークフ
ローの一例を示す図。
【図35】図35は、ワークフロープロトコルをマニュ
アル設定する場合に用いるプロトコル設定シート80の
一例を示した図。
【図36】図36は、ヘルプ機能によりモニタ20に表
示されるヘルプ画面であって、解剖学図、超音波画像例
を示した図。
【図37】図37は、心筋梗塞患者の診断において、
「Measure」に関するアクティビティを立ち上げ
ている場合に、ヘルプ機能によりモニタ20に表示され
る解説の一例を示した図。
【図38】図38は検査内容のチェックを自動的に行う
ための仕組みを説明するための概念図。
【図39】図39は、プロトコルチェックシート90を
示した図。
【図40】図40は、診断チェックシートを示した図。
【符号の説明】
1…超音波診断装置 10…超音波プローブ 12…送受信回路 14…Bモード処理部 16…CFM処理部 18…画像処理回路 20…モニタ 22…制御部 24…入力部 30…ステータスウィンドウ 31…ワークフロー 34…登録シート 46…超音波画像 50…サブフロー 52…候補ウィンドウ 54…背景 80…プロトコル設定シート 90…プロトコルチェックシート 221…ワークフローデータベース 223…ワークフローエンジン 225…アクティビティ群格納部 227…ワークフロー管理部 231…テンプレートデータベース 233…ステイタス情報データベース 234…プロトコルデータベース 341…患者データ項目 342…疾患名項目 343…臨床アプリケーション登録項目 901…プロトコルチェック項目 903…計測結果チェック項目 905…プロトコル欄

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波診断装置の機能から成るアクティ
    ビティを所定の順番に配列し作業手順を定義した複数の
    作業手順プロトコルを記憶する記憶手段と、 前記複数の作業手順プロトコルのうち、所定の作業手順
    プロトコルを選択する選択手段と、 前記選択された作業手順プロトコルに基づいて超音波診
    断装置の制御を実行する制御手段と、 前記選択された作業手順プロトコルが定義する作業手順
    をシンボル表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、患者、当該患者の疾
    患、使用者、撮影形態のうち少なくとも一つに基づいて
    前記作業手順プロトコルを選択することを特徴とする請
    求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記作業手順プロトコルを構成するアク
    ティビティは、前記超音波診断装置が備える一機能から
    成る基本アクティビティ、或いは前記超音波診断装置が
    備える一機能の組み合わせによる複合的機能から成る複
    合アクティビティのうち、少なくとも一方を含むことを
    特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記作業手順プロトコ
    ルが複合アクティビティを含む場合には、当該複合アク
    ティビティを構成するアクティビティを所定の順番に配
    列し当該複合アクティビティが実行する作業手順を定義
    したサブ作業手順を表示する機能を有することを特徴と
    する請求項3記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記サブ作業手順が更
    に複合アクティビティを含む場合には、当該複合アクテ
    ィビティが実行するサブ作業手順を階層的に表示する機
    能を有することを特徴とする請求項4記載の超音波診断
    装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、前記作業手順と前記サ
    ブ作業手順とを同時に、或いは択一的に表示する機能を
    有することを特徴とする請求項4又は5記載の超音波診
    断装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記作業手順と前記サ
    ブ作業手順とを択一的に表示する場合には、表示された
    作業手順が前記作業手順か前記サブ作業手順のいずれで
    あるかを判断可能な表示を行う機能を有することを特徴
    とする請求項6記載の超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段が行う前記作業手順若しく
    は前記サブ作業手順の表示は、当該作業手順若しくは前
    記サブ作業手順のステイタス情報が判断可能な表示であ
    ることを特徴とする請求項4乃至7のうちいずれか一項
    記載の超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、前記作業手順若しくは
    前記サブ作業手順の進行状況に応じて前記作業手順若し
    くはサブ作業手順の表示形態を制御する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項4乃至7記載の超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、前記作業手順を定義
    する各アクティビティが未実行、実行中、正常終了、異
    常終了、中断、再実行のいずれかによって、当該作業手
    順の表示形態を制御することを特徴とする請求項8又は
    9記載の超音波診断装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、前記作業手順若しく
    は前記サブ作業手順が分岐を含む場合には、分岐する作
    業を同時に表示することを特徴とする請求項4又は5記
    載の超音波診断装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は、前記作業手順若しく
    は前記サブ作業手順が含む分岐する作業を同時に表示す
    る場合、使用頻度に応じて分岐する作業の表示形態を制
    御することを特徴とする請求項4又は5記載の超音波診
    断装置。
  13. 【請求項13】 前記作業手順若しくはサブ作業手順を
    定義するアクティビティに関するパラメータを設定する
    手段であって、前記表示手段に表示された当該作業手順
    若しくはサブ作業手順のシンボルに対して所定の操作を
    行うことにより前記パラメータを設定するパラメータ設
    定手段をさらに具備することを特徴とする請求項4又は
    5記載の超音波診断装置。
  14. 【請求項14】 前記作業手順プロトコルを作成する作
    業手順プロトコル作成手段をさらに具備し、当該作業手
    順プロトコル作成手段により所望の作業手順が定義可能
    であることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
  15. 【請求項15】 前記作業手順プロトコルを構成するア
    クティビティのうち、一の基本アクティビティ若しくは
    複合アクティビティを他の基本アクティビティ若しくは
    複合アクティビティに変更するプロトコル変更手段をさ
    らに具備することを特徴とする請求項1記載の超音波診
    断装置。
  16. 【請求項16】 前記作業手順プロトコルを構成するア
    クティビティの配列順番を変更することで作業手順の変
    更を行う作業手順変更手段をさらに具備することを特徴
    とする請求項1記載の超音波診断装置。
  17. 【請求項17】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、前記作業手順プロトコルを構成するアクティビテ
    ィの配列順序に基いていることを特徴とする請求項1記
    載の超音波診断装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、複数の作業手順プロ
    トコルに基いた超音波診断装置の制御が可能であること
    を特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  19. 【請求項19】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、所定の作業の割り込みが可能であることを特徴と
    する請求項1記載の超音波診断装置。
  20. 【請求項20】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、マニュアル操作による任意の作業の割り込みが可
    能であることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
  21. 【請求項21】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、マニュアル操作によって選択される作業の分岐を
    含むことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  22. 【請求項22】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、予め設定された条件式によって次作業の選択を行
    う作業の分岐を含むことを特徴とする請求項1記載の超
    音波診断装置。
  23. 【請求項23】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、予め設定された条件テーブルによって次作業の選
    択を行う作業の分岐を含むことを特徴とする請求項1記
    載の超音波診断装置。
  24. 【請求項24】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、予め設けられたデータベースとの問い合わせによ
    って次作業の選択を行う作業の分岐を含むことを特徴と
    する請求項1記載の超音波診断装置。
  25. 【請求項25】 前記作業手順若しくは前記サブ作業手
    順は、予め設定された推測論理によって次作業の選択を
    行う作業の分岐を含むことを特徴とする請求項1記載の
    超音波診断装置。
  26. 【請求項26】 前記表示手段は、前記作業手順を構成
    する作業に関する支援情報を表示する機能をさらに具備
    することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  27. 【請求項27】 前記支援情報は、解剖学図、超音波画
    像の代表例、当該等音波診断装置の取り扱い説明、当該
    作業の内容に関する説明、臨床アプリケーションの説明
    のうち、少なくとも一つを有することを特徴とする請求
    項1記載の超音波診断装置。
  28. 【請求項28】 前記表示手段に表示された前記支援情
    報中の第1の情報を指定するための指定手段をさらに具
    備し、 前記制御手段は、前記指定手段によって指定された前記
    第1の情報に関連するアクティビティを実行する機能を
    有すること、 を特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  29. 【請求項29】 前記選択された作業手順プロトコルと
    前記記憶手段に予め記憶された作業手順プロトコルとを
    比較する手段をさらに具備し、 前記表示手段は、前記比較結果を表示する機能をさらに
    有することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
  30. 【請求項30】 前記作業手順に従った診断に関する結
    果と予め記憶してある診断情報とを比較する手段をさら
    に具備し、 前記表示手段は、前記比較結果を表示する機能をさらに
    有することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
  31. 【請求項31】 前記診断情報は、所定の疾患に関する
    病状例、超音波画像、超音波に関する計測値、又は所定
    の疾患を有していない超音波画像、超音波に関する計測
    値であることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
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