JP2001136665A - 充放電保護回路および該充放電保護回路を有するバッテリーパック - Google Patents

充放電保護回路および該充放電保護回路を有するバッテリーパック

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JP2001136665A
JP2001136665A JP31271399A JP31271399A JP2001136665A JP 2001136665 A JP2001136665 A JP 2001136665A JP 31271399 A JP31271399 A JP 31271399A JP 31271399 A JP31271399 A JP 31271399A JP 2001136665 A JP2001136665 A JP 2001136665A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間異常充電器が接続され続けても内部回
路の電圧値(過電流検出電圧または短絡検出電圧値)が
変動しない小型で高耐圧の充放電保護回路およびバッテ
リーパックを提供すること。 【解決手段】 2次電池(12)の過充電を検出する過
充電検出回路(22)と、2次電池(12)の過放電を
検出する過放電検出回路(27)と、2次電池(12)
の過電流を検出する過電流検出回路(25)の他に、異
常充電器を検出する異常充電器検出回路(28)を有
し、接続された充電器(14)が異常充電器であると検
知された場合に、該充電器からの電圧が過電流検出回路
(25)または短絡検出回路(24)に直接印加される
のを防止する手段(トランジスタQ3,Q4)を備えて
いる。また、2次電池の電圧が印加される回路素子を低
耐圧構造、充電器の電圧が印加される回路素子を高耐圧
構造で構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種携帯機器に使
用される2次電池の充放電保護回路技術に係り、特に、
充電制御時の2次電池の過充電状態、負荷電流を供給す
る放電制御時の2次電池の過放電状態、または放電制御
時の2次電池の過電流状態を検出して2次電池を過充電
状態、過放電状態または過電流状態から保護する充放電
保護回路において、異常充電器を接続した場合でも過電
流検出電圧値や短絡検出電圧値が変動しないようにした
充放電保護回路およびバッテリーパックに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型の電子機器が普及してきて
おり、このような各種携帯型電子機器の電源は2次電池
によって供給される。使用されて電圧が低下した2次電
池は、充電されて繰り返し使用される。このような2次
電池の過充電、過放電、過電流を検出する保護回路とし
ては、例えば、特開平11−103528号公報に開示
されたものがある。この公開公報に記載されたもので
は、電池電圧が印加される端子を低耐圧構造にし、半導
体装置の一部である充電器が印加される端子のみを高耐
圧構造にすることによって、保護回路全体を高耐圧構造
にしている。
【0003】図3は、上記公開公報に開示された充放電
保護回路を用いたバッテリーパックの構成を説明するた
めの機能ブロック図である。同図に示すように、上記従
来のバッテリーパック110は、2次電池112、放電
用FETスイッチQ101、充電用FETスイッチQ1
02、過充電検出時の遅延時間を設定するコンデンサC
101、充放電保護回路120とで構成されている。図
3はバッテリーパック110に充電器114が接続され
た場合を示しているが、バッテリーパック110を通常
に動作させる場合、充電器114の位置には負荷(携帯
機器本体)が接続される。
【0004】充電保護回路120はVDD端子、VSS
子、CT端子、Dout端子、Cout端子、V-端子の6つの
端子を有する。VDD端子とVSS端子の間の電圧は2次電
池112の電圧に等しい。VDD端子とV-端子の間の電
圧は充電器114の電圧に等しい。充電器114として
高電圧のものを用いた場合、2次電池112と充電器1
14の高電圧側は共通(VDD端子)であるため、V-端
子の電位はVSS端子の電位より低くなる。
【0005】2次電池112がリチウムイオン電池の場
合、2次電池の電圧として例えば4.25Vや4.35V
以上の電圧が検出された場合に過充電と判断される。充
電保護回路120が過充電を検出してFETスイッチQ
102をOFFさせれば充電器114からの充電電流は
流れないので2次電池112の電圧(VDD−VSS電圧)
は定常的に高電圧(例えば28V)になることはない。
よってVSS端子およびそこに接続される回路要素に高電
圧が加わることはない。同様のことがCT端子について
も言える。また過充電が生じている場合でも、FETス
イッチQ101はFETスイッチQ102によってV-
端子の電位からは切り離されている。よってDout端子
およびそこに接続される回路要素に高電圧が加わること
はない。
【0006】例えば、28Vの充電器114が接続され
FETスイッチQ102がOFFの状態の時、2次電池
112に接続されたVDD端子における電位を基準として
考えると、VSS端子、CT端子およびDout端子には2次
電池112の電圧しかかからないが、Cout端子とV-端
子には充電器の電圧がそのままかかる。より具体的に
は、過充電を避けるためにはFETスイッチQ102を
OFFにする必要があるが、FETスイッチQ102
は、nチャネルMOSFETであるためこれをOFFす
るためにはゲートレベル(Cout端子の電圧)をソース
レベル(V-端子の電圧)に対して0にする必要があ
る。Cout端子はCMOS(例えば、図4に示すQ10
9およびQ110)の出力に接続されている。CMOS
の出力をFETスイッチQ102をOFFするのに十分
な電圧にするためには、CMOSのソースレベルとして
V-端子の電圧を取り入れる必要がある。
【0007】このように、高耐圧構造が必要なのは、C
out端子とV-端子に接続される素子のみであり、バッテ
リーパック110の他の部分における素子は低耐圧構造
でよい。図3は短絡検出回路124および過電流検出回
路125がV-端子に接続されていることを示している
が、短絡検出回路124および過電流検出回路125を
構成する回路要素は、例えばコンパレータの入力(ゲー
ト入力)としてV-端子の電圧を取り入れているだけで
ある。Cout端子に接続されるCMOS(例えば、図4
に示すQ109およびQ110)のようにソースレベル
としてV-端子の電圧を取り入れるわけではないので、
短絡検出回路124および過電流検出回路125の回路
要素は高耐圧構造とする必要はない。
【0008】次に、上記従来例の充放電保護回路120
の構成および動作を、図3および図4を用いて説明す
る。充放電保護回路120は2次電池112を過充電状
態、過放電状態、または過電流状態から保護する機能を
有している。
【0009】図3において、充放電保護回路120は、
過充電検出回路122、VSSレベルをV-レベルにシフ
トするレベルシフト回路123、過放電検出回路12
7、過電流検出回路125、過放電、過電流の検出時の
遅延時間を設定する遅延回路126、短絡検出回路12
4とを同一基板上に構成したものである。ここでは、過
放電検出回路127、過電流検出回路125、遅延回路
126、短絡検出回路124の動作については当業者に
とってよく知られているので詳細な説明は省略する。必
要ならば、特開平6−104015号公報、特開平10
−4637号公報などを参照されたい。
【0010】過充電検出回路122は2次電池の過充電
を検出するとLOWレベルの過充電検出信号122aを
レベルシフト回路123に供給する。レベルシフト回路
123は過充電検出回路122からの過充電検出信号1
22aに基づいて、充電制御信号123aをCout端子
に供給し、それによって充電用のトランジスタQ102
をOFFする。これにより2次電池112の過充電を防
いでいる。
【0011】図4は、充放電保護回路120の要部を示
す回路図であり、特に高耐圧MOSトランジスタを用い
て構成されるレベルシフト回路123の詳細を示してい
る。レベルシフト回路123は、VDD端子に接続された
エンハンスメント型のpチャネルトランジスタQ103
とV-端子に接続され飽和結線されて定電流源として働
くデプレション型のnチャネルトランジスタQ104と
が直列に接続された回路の後段に所定数のインバータ回
路(Q105,Q106)、(Q107,Q108)、
(Q109,Q110)を縦続接続している。
【0012】レベルシフト回路123の後段には、pチ
ャネルトランジスタQ111、nチャネルトランジスタ
Q112およびnチャネルトランジスタQ113が設け
られている。トランジスタQ111のゲートには過放電
検出信号127aが入力されている。過放電検出信号1
27aが放電不可能を示すLOWレベルになると、トラ
ンジスタQ111はONし、V-端子の電位をVDD端子
の電位までプルアップする。これにより、過放電が生じ
て負荷への電流供給が停止され、かつVDD端子とV-端
子の間がオープン状態になった場合でも回路が不安定に
なるのを防いでいる。
【0013】同様に、トランジスタQ112のゲートに
は過充電検出信号122aが入力され、トランジスタQ
113のゲートには過放電検出信号127aが入力され
ている。過充電検出信号122aが充電可能を示すHI
GHレベルの時に(すなわち過充電状態でない時に)ト
ランジスタQ112はONしている。またトランジスタ
Q113は過放電でない時にONしている。従ってトラ
ンジスタQ112とトランジスタQ113は過充電でも
過放電でもない時にONしており、その時にV-はVSS
にプルダウンされる。すなわちトランジスタQ112お
よびQ113は、過電流を検出した後、つまりバッテリ
ーパックのプラス端子とマイナス端子がショートされた
後に、ショート状態が開放されてプラス端子とマイナス
端子がオープンになった時にV-をVSSレベルに下げる
プルダウン抵抗の役割を果たしている。過充電状態の時
はトランジスタQ112がOFFし、トランジスタQ1
13には高電圧がかからないため、トランジスタQ11
3を高耐圧構造にする必要はない。
【0014】過充電検出信号122aが充電可能である
ことを示すHIGHレベルにある場合、トランジスタQ
103はOFFになり、トランジスタQ104は定電流
源として働くため、トランジスタQ103およびQ10
4のドレインの電圧は“L”レベル(V-レベル)にな
り、“L”レベルがトランジスタQ105およびQ10
6からなるインバータに入力される。トランジスタQ1
05がONしトランジスタQ106がOFFするから、
トランジスタQ105およびQ106のドレインの電圧
は“H”レベル(VDDレベル)になり、“H”レベルが
トランジスタQ107およびQ108からなるインバー
タに入力される。トランジスタQ107がOFFしトラ
ンジスタQ108がONするからトランジスタQ107
およびQ108のドレイン電圧は“L”レベルになり、
“L”レベルがトランジスタQ109およびQ10から
なるインバータに入力される。トランジスタQ9がON
しトランジスタQ110がOFFするから、トランジス
タQ109およびQ110のドレインの電圧、すなわち
out端子の電圧は“H"レベルになる。結果としてFE
TスイッチQ102はONになり充電が行われる。
【0015】過充電検出信号122aが充電不可能であ
ることを示すLOWレベルにある場合、上記と逆の動作
によりCout端子にはV-端子の電圧(“L”レベル)が
かかり、結果としてFETスイッチQ102はOFFに
なり充電が停止する。回路図から明らかなように、上記
トランジスタQ103〜Q112ではソース側またはド
レイン側にV-端子の電圧がかかるため、これらのトラ
ンジスタQ103〜Q112だけを高耐圧構造にし、他
の素子は低耐圧構造にしている。なお、ダイオードD1
〜D3は、充放電保護回路120を静電気から保護する
ための素子であり、これらのダイオードも高耐圧構造に
するのが好ましい。
【0016】上記従来例では、図3のバッテリーパック
110を構成する素子のうち、Cou t端子とV-端子に直
接接続される素子(トランジスタQ103〜Q112)
を、“双方向LOCOS(LOCal Oxidation of Si
licon)オフセット構造”と呼ばれる高耐圧のMOSト
ランジスタ構造としている。すなわち、図7に示すよう
に、基板(30)の上に、素子分離の酸化膜(31)
と、ソースの耐圧を上げるためのオフセット用酸化膜
(32)と、ドレインの耐圧を上げるためのオフセット
用酸化膜(33)を成長させ、ポリシリコンゲート(3
4)を該2つのオフセット用酸化膜(32,33)にか
かるように形成し、ソース(35)とドレイン(36)
を形成する。さらに中間膜(37)、ソースのアルミ電
極(38)、ドレインのアルミ電極(39)を形成す
る。通常のLOCOSオフセット構造の場合はドレイン
端にのみオフセット用酸化膜を設けるが、上記従来例に
おいては、充電器の逆接続などによりドレイン電位とソ
ース電位が逆転する場合があるので、ドレイン端とソー
ス端の両方にオフセット用酸化膜を設けた双方向LOC
OSオフセット構造のMOSトランジスタとしている。
【0017】このように、図3の充放電保護回路を構成
する素子のうち、図4に示す10個のトランジスタQ1
03〜Q112だけ(好ましくは静電気から保護するた
めの3個のダイオードD1〜D3も)を、高耐圧のLO
COSオフセット構造とし、その他の回路構成素子は全
て低耐圧構造にすることで、小型で高耐圧の充放電保護
回路を構成している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例は、充放電保護回路の一部の回路要素を高耐圧構造
とすることによって過充電状態となった場合でも内部回
路の損傷を防ぐと共に充放電保護回路のチップ面積の小
型化を実現することが可能であるが、過電流検出回路1
25および短絡検出回路124の入力が、直接充電器1
14のマイナス電位V-と接続されているため、異常な
充電器等が接続されて大電圧が印加され、過充電を検出
して充電用トランジスタQ102がOFFすると、充電
器のマイナス電位V-は電池のマイナス電位VSSよりも
低くなる(電池のプラス電位と充電器のプラス電位は同
じであるため)。すなわち、過電流検出回路125およ
び短絡検出回路124の入力V-は、電池のマイナス電
位であるVSS電位よりも低くなる。この状態が例えば長
時間、例えば24時間続くと、過電流検出回路125お
よび短絡検出回路124の入力トランジスタのVthが
変動してしまう。それによって、過電流検出電圧値およ
び短絡検出電圧値が変動してしまうという問題があっ
た。
【0019】これは、半導体装置の構造が電池側も充電
器側も同一構造であっても生じる問題であるが、特に、
上記従来例のように半導体装置の構造を低耐圧構造と高
耐圧構造とに分けた場合、例えば、低耐圧構造の耐圧を
12V、高耐圧構造の耐圧を28Vとすると、電池電圧
は、例えば、リチウムイオン電池の場合には4V程度し
かかからないので、この4Vの電池に対し28Vの充電
電圧が印加されると、その差電圧は24Vとなり、同一
構造の耐圧が12Vの場合と比較すると、4Vの電池に
対して12Vの電圧が印加されるので差電圧は8Vであ
って、低耐圧構造と高耐圧構造とに分けた場合の方が差
電圧が大きくなるので、Vthの変動が大きくなってし
まう。
【0020】図5は過電流検出回路125のコンパレー
タ回路の具体例を示す図であり、図6は短絡検出回路1
24の具体例を示す図である。図5の過電流検出回路1
25のコンパレータ回路において、4Vの電池に28V
の異常充電器114が接続されると、図5において、差
動入力のデプレッション型Nchトランジスタ201の
ゲート電圧が−24Vになる。このマイナス電圧が長時
間印加されることによって、デプレッション型Nchト
ランジスタ201のVthが変動する。このVthの変
動によって、コンパレータの入力トランジスタのペア特
性がアンバランスになり、コンパレータのオフセットが
大きくなり、結果として過電流検出電圧が変動してしま
うという問題があった。
【0021】同様に、図6の短絡検出回路124におい
ても、Pchトランジスタ202とNchトランジスタ
203のゲート電圧が−24Vになり、Pchトランジ
スタ202とNchトランジスタ203のVthが変動
することによって、Pchトランジスタ202、Nch
トランジスタ203、204で構成されているインバー
タのスレッショルドが変動する。このスレッショルドが
短絡検出電圧であるので、結果として該インバータのス
レッショルドの変動により短絡検出電圧値も変動してし
まうという問題があった。本発明は、このような異常充
電器が接続された場合の保護回路内部の状態検出電圧値
の変動をなくすことを主要な課題とするものである。
【0022】具体的には、上記問題点を解消するため
に、本願請求項1記載の発明は、長時間異常充電器が接
続され続けても内部回路の状態を検出するための電圧値
が変動しない充放電保護回路を提供することを目的とし
ている。
【0023】また、本願請求項2および3記載の発明
は、長時間異常充電器が接続され続けても過電流検出電
圧または短絡検出電圧値が変動しない充放電保護回路を
提供することを目的としている。さらに、本願請求項4
および5記載の発明は、過電流検出電圧または短絡検出
電圧値が変動しない、小型で高耐圧の充放電保護回路を
提供することを目的としている。
【0024】また、本願請求項6記載の発明は、長時間
異常充電器が接続され続けても過電流検出電圧または短
絡検出電圧値が変動しない、小型で高耐圧の充放電保護
回路を有するバッテリーパックを提供することを目的と
している。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1記載の充放電保護回路では、接続され
た充電器(14)が異常充電器であることを検出する異
常充電器検出回路(28)と、該異常充電器検出回路
(28)により充電器が異常と検出された場合に、該異
常充電器の電圧が内部回路(例えば、過電流検出回路2
5または短絡検出回路24)に直接印加されるのを防止
する手段(トランジスタQ3,Q4)を設けている。こ
れにより、長時間異常充電器が接続され続けても内部回
路の電圧値が変動しなくなる。
【0026】また、請求項2記載の充放電保護回路で
は、2次電池(12)の過充電を検出する過充電検出回
路(22)と、2次電池(12)の過放電を検出する過
放電検出回路(27)と、2次電池(12)の過電流を
検出する過電流検出回路(25)の他に、異常充電器を
検出する異常充電器検出回路(28)を有し、該異常充
電器検出回路により接続された充電器(14)が異常充
電器であると検知された場合に、該充電器からの電圧が
過電流検出回路(25)または短絡検出回路(24)に
直接印加されるのを防止する手段とを備えており、ま
た、請求項3記載の充放電保護回路では、前記防止する
手段として、異常充電器検出回路からの信号に基づい
て、充電器からの電圧を遮断するスイッチ(トランジス
タQ3)と、プルダウン回路またはプルダウン回路によ
り固定電位を印加する手段(トランジスタQ4)を備え
ている。これにより、異常充電器が長時間接続され続け
ても、過電流検出電圧や短絡検出電圧値を変動させない
ようにすることができる。
【0027】請求項4記載の充放電保護回路は、さら
に、2次電池(12)の電圧が印加される回路素子を低
耐圧構造素子で構成し、充電器(14)の電圧が印加さ
れる回路素子を高耐圧構造素子で構成しており、また請
求項5記載の充放電保護回路では、高耐圧構造素子とし
て、素子分離膜(31)と、ソースの高耐圧を図るため
のオフセット用酸化膜(32)と、ドレインの高耐圧化
を図るためのオフセット用酸化膜(33)と、該2つの
オフセット用酸化膜(32,33)を覆うように形成さ
れたポリシリコンゲート(34)を具備する双方向LO
COS(LOCalOxidation of Silicon)オフセット
構造を有するトランジスタを用いている。これにより、
過電流検出電圧または短絡検出電圧値が変動しない、か
つ小型で高耐圧の充放電保護回路を実現することができ
【0028】さらに、請求項6記載のバッテリーパック
は、上記の如き各充放電保護回路と、充電可能な2次電
池を含むことを特徴としている。これにより、2次電池
と、異常充電器が長時間接続され続けても過電流検出電
圧や短絡検出電圧値が変動しない、小型で高耐圧の充放
電保護回路とを搭載したバッテリーパックを実現するこ
とができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るバッテリー
パック10と、バッテリーパック10内の充放電保護回
路20を示す図である。充放電保護回路20は、大略的
には図3に示すように、従来例と同様の過充電検出回路
22と過放電検出回路27と過電流検出回路25と短絡
検出回路24に加え、本発明の特徴である異常充電器検
出回路28と該異常充電器検出回路28の出力によりO
N/OFFが制御されるトランジスタQ3,Q4を備え
ている。なお、バッテリーパック10を示す図1には、
説明は省略するが、実施するための構成をより具体化す
るために、遅延回路26a,26b(図3の遅延回路1
26に相当)、コンデンサC1〜C3、抵抗r1〜r4
なども示してある。
【0030】図1に示したバッテリーパック10の全体
の構造,機能,動作は従来例で説明したものとほぼ同様
であり、説明は省略するが図4〜図7に示したのと同様
の構成を有し、同様の効果を有するものとする。本発明
がさらに特徴とする点は、従来の充放電保護回路構成に
異常充電器検出回路28を追加し、この異常充電器検出
回路28により異常充電器であることが検出された場合
に、トランジスタQ3をOFFし、トランジスタQ4を
ONすることによって、過電流検出回路25と短絡検出
回路24の入力を固定して、異常充電器の電圧が直接印
加されないようにしたことである。
【0031】すなわち、異常充電器等が接続されて大電
圧がバッテリーパック10に印加されると、過充電が検
出されて充電制御用FETQ2がOFFする。充電制御
用FETQ2のOFFによりVDD―V-間には異常充電
器の電圧が直接印加されることになるが、この場合、本
発明で新たに追加した異常充電器検出回路28が動作し
て、充放電保護回路20を構成するIC内部のNchト
ランジスタQ3をOFFにし、過電流検出回路25と短
絡検出回路24の入力にV-電位が直接印加されないよ
うにしている。
【0032】また、トランジスタQ3をOFFさせるだ
けでは、過電流検出回路25と短絡検出回路24の入力
がハイインピーダンスとなり、動作が不安定になるた
め、過電流検出回路25と短絡検出回路24の入力をV
SS電位にプルダウンするためのNchトランジスタQ4
を設け、これをONさせることによって、過電流検出回
路25と短絡検出回路24の入力レベルをVSSレベルに
固定する。
【0033】図2は、図1における異常充電器検出回路
28の詳細図である。例えば、電池電圧が4Vで、28
Vの異常充電器が接続されると、図2のVDD−VSS間に
電池電圧4Vが印加され、VDD−V-間に異常充電器の
電圧28Vが印加される。この状態で、インバータI1
はハイレベルがVDD、ローレベルがV-のインバータ
で、入力電圧がVSS(図2では接地電位)になってい
る。
【0034】すなわち、入力電圧は、V-電位を基準に
するとV-からVSSまでの電圧になり、これは28V−
4V=24Vとなる。このインバータI1のスレッショ
ルドを例えば(VDD/2)に設定していると、インバー
タI1の入力は「24>(28/2)」であり“ハイ”
と認識するので、インバータ3の出力は“ロー”とな
り、インバータI2の出力は“ハイ”となり、インバー
タI3の出力は“ロー”となる。したがってNchスイ
ッチQ3はOFFし、過電流検出回路25および短絡検
出回路24の入力には、V-電位が直接印加されなくな
る。
【0035】また、それと同時に、インバータI3の出
力が“ロー”なので、PchトランジスタQ6がON
し、インバータI4の出力が“ロー”、インバータI5
の出力が“ハイ”となり、NchトランジスタQ4がO
Nして、過電流検出回路25および短絡検出回路24の
入力にはVSS電位が印加される。したがって、28V等
の異常充電器が24時間以上の長時間印加され続けて
も、過電流検出回路25および短絡検出回路24の入力
トランジスタのVthは変動しないため、過電流検出電
圧値および短絡検出電圧値が変動することはない。ここ
でPchトランジスタQ6以降のインバータI4および
I5はVDDとVSSの電位間に構成されている。
【0036】上記例では、異常充電器が接続された時
に、過電流検出回路25および短絡検出回路24の入力
をVSSレベルにプルダウンする場合を説明したが、VSS
レベルにプルダウンする代わりにVDD電位にプルアップ
を行うようにしても同じ効果がある。すなわち、異常充
電器が接続されているときは、過充電を検出しており、
過充電を検出しているときは、過電流検出回路25およ
び短絡検出回路24は停止させているので、入力をVDD
に固定してもVSSに固定しても回路的な影響はない。
【0037】また、インバータI1のスレッショルドを
変更することで、異常充電器検出電圧の判断閾値を変更
することができる。すなわち、上記回路では、充電器の
電圧が、「電池電圧(VDD−VSS間電圧)+インバータ
I1」のスレッショルド以上になったときにインバータ
I1が反転し“接続された充電器は異常充電器である”
と判断するので、このインバータI1のスレッショルド
を変更することによって異常充電器であることを検出す
るための閾電圧(異常充電器検出電圧)を変更すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】本願請求項1記載の発明によれば、異常
充電器が長時間接続され続けても内部回路の電圧値が変
動しない充放電保護回路を実現できる。また、請求項2
および3記載の発明によれば、異常充電器が長時間接続
され続けても、過電流検出電圧や短絡検出電圧値が変動
しない充放電保護回路を実現できる。
【0039】本願請求項4および5記載の発明によれ
ば、過電流検出電圧または短絡検出電圧値が変動しな
い、かつ小型で高耐圧の充放電保護回路を実現すること
ができるさらに、本願請求項6記載の発明によれば、2
次電池と、異常充電器が長時間接続され続けても過電流
検出電圧や短絡検出電圧値が変動しない、かつ小型で高
耐圧の充放電保護回路とを搭載したバッテリーパックを
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリーパックと、バッテリー
パック内の充放電保護回路を示す図である。
【図2】図1における異常充電器検出回路の詳細図であ
る。
【図3】従来例の充放電保護回路を用いたバッテリーパ
ックの構成を説明するための機能ブロック図である。
【図4】充放電保護回路の要部を示す回路図である。
【図5】過電流検出回路のコンパレータ回路の具体例を
示す図である。
【図6】短絡検出回路の具体例を示す図である。
【図7】高耐圧構造を有する双方向LOCOS(LOC
al Oxidation of Silicon)オフセット構造素子を説
明するための図である。
【符号の説明】
10,110:バッテリーパック、 14,114:充電器、 20,120:充放電保護回路、 22,122:過充電検出回路、 23,123:レベルシフタ、 24,124:短絡検出回路、 25,125:過電流検出回路、 26a,26b,126:遅延回路、 27、127:過放電検出回路、 28:異常充電器検出回路、 30:基板、 31:素子分離の酸化膜、 32:ソースの耐圧を上げるためのオフセット用酸化
膜、 33:ドレインの耐圧を上げるためのオフセット用酸化
膜、 34:ポリシリコンゲート、 35:ソース、 36:ドレイン、 37:中間膜、 38:ソースのアルミ電極、 39:ドレインのアルミ電極、 Q1〜Q6,Q101〜Q113,Q201〜Q20
4:トランジスタ、 C1〜C3:コンデンサ、 r1〜r4:抵抗、 I1〜I5:インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 10/44 H01L 29/78 301X 5H040 Fターム(参考) 2G014 AA03 AB61 AC18 2G016 CA00 CB12 CB14 CB21 CB31 CC01 CC04 CD06 5F040 DA25 DB01 DB06 EA00 EB02 EC19 ED09 5G003 AA01 BA01 DA07 DA13 FA04 GA01 GA07 5H030 AA06 AS06 AS11 FF42 FF43 FF51 5H040 AA37 AS12 DD26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された充電器が異常充電器であるこ
    とを検出する異常充電器検出回路と、該異常充電器検出
    回路により異常充電器が検出された場合に、該異常充電
    器の電圧が内部回路に直接印加されるのを防止する手段
    を有することを特徴とする充放電保護回路。
  2. 【請求項2】 2次電池の過充電を検出する過充電検出
    回路と、2次電池の過放電を検出する過放電検出回路
    と、2次電池の過電流を検出する過電流検出回路と、異
    常充電器を検出する異常充電器検出回路と、該異常充電
    器検出回路により接続された充電器が異常充電器である
    と検知された場合に、該充電器からの電圧が前記過電流
    検出回路または前記短絡検出回路に直接印加されるのを
    防止する手段とを備えたことを特徴とする充放電保護回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の充放電保護回路
    であって、前記防止する手段は、異常充電器検出回路か
    らの信号に基づいて、充電器からの電圧を遮断するスイ
    ッチと、プルダウン回路またはプルダウン回路により固
    定電位を印加する手段からなることを特徴とする充放電
    保護回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の充
    放電保護回路であって、 2次電池の電圧が印加される回路素子を低耐圧構造素子
    で構成し、充電器の電圧が印加される回路素子を高耐圧
    構造素子で構成したことを特徴とする充放電保護回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の充放電保護回路であっ
    て、 前記高耐圧構造素子は、素子分離膜と、ソースの高耐圧
    を図るためのオフセット用酸化膜と、ドレインの高耐圧
    化を図るためのオフセット用酸化膜と、該2つのオフセ
    ット用酸化膜を覆うように形成されたポリシリコンゲー
    トを具備する双方向LOCOS(LOCal Oxidation
    of Silicon)オフセット構造を有するトランジスタか
    らなることを特徴とする充放電保護回路。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    に記載の充放電保護回路と、充電可能な電池を含むこと
    を特徴とするバッテリーパック。
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