JP2001136594A - 音響放射体 - Google Patents

音響放射体

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JP2001136594A JP31875399A JP31875399A JP2001136594A JP 2001136594 A JP2001136594 A JP 2001136594A JP 31875399 A JP31875399 A JP 31875399A JP 31875399 A JP31875399 A JP 31875399A JP 2001136594 A JP2001136594 A JP 2001136594A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範な材質の板状体を使用することができ周
波数に対する均一性に優れた音響放射特性を実現し得る
音響放射体を提供する。 【解決手段】 音響放射のための駆動周波数帯域におい
て弾性体特性を呈する板状体1と、該板状体の周辺部が
実質上自由振動可能な状態となるようにして該板状体を
支持する支持部3と、前記板状体への周辺部駆動により
音響放射を行なわせるように該板状体の周辺部に沿って
配設されて当該板状体を加振する駆動部2aとを備えた
ことを特徴とする音響放射体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状の発音体を備
えスピーカ等として使用される音響放射体に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、板状の発音体を備
えた音響放射体としては、種々の平板スピーカが提案さ
れている。平板スピーカに関しては、板状体の端部を実
質的に単純支持し或いは固定支持した上で、その板状体
の中央部付近を一点あるいは複数点で集中的に加振する
方式が数多く提案されている。ここで、単純支持とは、
板状体を支持するに当たり板状体との接触部において板
状体厚さ方向への変位を制止し回転を許容する支持形態
をいい、固定支持とは、板状体を支持するに当たり板状
体との接触部において板状体厚さ方向への変位及び回転
の双方を制止する支持形態をいう。
【0003】しかしながら、従来の平板スピーカは、振
動板としてカーボンクロス等の振動特性の優れたものを
用い、中央部付近の集中的加振により、分割振動を抑え
振動板をできるだけ一体に振動させるというものが多か
った(例えば、特公昭42−10890号、特公昭47
−6974号、特開平10−243491号各公報
等)。すなわち、一体的振動に適した高振動特性の材質
を前提にして、コーン型等の立体形スピーカに匹敵する
音質を得ることを開発の中心とし、広範な材質への適用
はあまり考慮されていなかった。
【0004】平板スピーカの中には、振動板の分割振動
を積極的に利用しようとするものもある。しかしなが
ら、従来の平板スピーカは、前述のように板状体を実質
的に単純支持し或いは固定支持したものであったので、
駆動周波数に応じて分割モードが相違し、その結果、音
響放射効率が大きく異なり、放射音の周波数特性は著し
く不均一なものとなっていた。これについては、Maidan
ikらの研究、及びC. E.Wallace の研究が知られてい
る。C. E. Wallace は、論文「Radiation Resistance o
f a Rectangular Panel」(JASA. Vol.51-No.3)におい
て、無限大バッフル板に単純支持された矩形の有限大パ
ネルを対象とし、分割振動モードでの遠方音場への音響
放射を理論解析している。これによると、周辺部を単純
支持した矩形板を駆動したときに、縦方向及び横方向に
現れるモードの数により、音響放射効率が異なることが
示されている。すなわち、矩形板の縦(又は横)方向及
び横(又は縦方向)に現れるモードの数により、奇数-
奇数モード、奇数-偶数モード、偶数-偶数モードに分け
る。そうすると、奇数-奇数モードが最も放射効率が高
く、偶数-偶数モードのときに最も大きなキャンセレー
ション(隣接モード間での疎密波放射エネルギの打ち消
し合い)が発生し、放射効率が低くなることが示されて
いる。図25は、正方形板についてモードタイプと放射
効率との関係を表したグラフである。このグラフから、
1-1モード(奇数-奇数モード)が最も放射効率が高く、
2-2モード(偶数-偶数モード)のときに最も放射効率が
低くなることが明らかである。このように、分割振動の
モードにより音響放射効率が大きく異なるので、放射音
の周波数特性は著しく不均一なものとなっていたのであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解決し、広範な材質の板状体を使用
することができ周波数に対する均一性に優れた音響放射
特性を実現し得る音響放射体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、音
響放射のための駆動周波数帯域において弾性体特性を呈
する板状体と、該板状体の周辺部が実質上自由振動可能
な状態となるようにして該板状体を支持する支持部と、
前記板状体への周辺部駆動により音響放射を行なわせる
ように該板状体の周辺部に沿って配設されて当該板状体
を加振する駆動部とを備えたことを特徴とする音響放射
体により達成される。
【0007】前記駆動部は、板状体の縁端から中心まで
の距離の1/2以内の端縁側領域に配設されているのが
望ましい。
【0008】前記板状体は、少なくとも中央部が透明に
構成されることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す
複数の実施形態においては同一乃至同種の部分には、同
一参照符号を付してその説明を省略することがある。
【0010】図1及び図2は、本発明の1実施形態に係
る音響放射体を示している。この音響放射体1は、平板
1の裏面に点状駆動部2aを間隔をおいて取り付け、支
持部3によって壁Wに吊り下げたものである。
【0011】本発明においては、駆動部の特有の配置に
より、後述するように広い周波数帯域に亘って良好な音
響放射効率を得ることができるので、平板1には、種々
の材質のものを使用でき、例えば、アクリル等のプラス
チック板、ガラス板、金属板、木製板等を使用すること
ができる。なお、この例のように、板状体を平面状の平
板とする他、円柱、球、円錐等の一部をなす曲面等、種
々の形態の板体とすることができる。また、外形も、矩
形の他、円形、楕円形、多角形等、種々の形状とするこ
とができる。
【0012】駆動部2aは、この例では駆動源20と該
駆動源から平板1に延びる伝達部材21とを備えてい
る。駆動源20としては、圧電型、動電型、電磁型、静
電型等の種々のタイプのアクチュエータを使用すること
ができる。但し、多数の駆動箇所に設けることができる
よう、小型で高出力のものが望ましく、圧電型や動電型
のコンパクトなものが望ましい。或いは、そのような点
状駆動源に代えて、後述する例のような線状駆動源を使
用することもできる。伝達部材21は、接着、ねじ止め
等により、一端を駆動源20の振動板に結合され、他端
を平板1の裏面に結合されている。伝達部材21は、軽
量で剛性の高いロッド状のものが望ましく、例えば、樹
脂製、金属製、木製製のもの等とすることができる。な
お、図1及び図2、並びに以下に説明する実施形態の図
においては、駆動部への配線が省略されている。
【0013】駆動部2aは、平板への周辺部駆動により
音響放射を行なわせるように該平板の周辺部に沿って複
数配設されている。平板1は、点在する駆動部2aの位
置でその面に垂直に加振される。図において、矢印D
は、駆動部2の駆動方向を示している。この加振位置
は、板状体の縁端から中心までの距離の1/2以内の端
縁側領域で行なわれるのが望ましい。この加振位置の望
ましい範囲は、以下の実施形態においても同様である。
望ましい加振位置についての詳細は、後述する。
【0014】駆動源20は、振動板と、これを自由に振
動するように支持するフレームとを備えている。望まし
くは、フレームには質量体Mが結合され、これにより該
質量体Mが慣性質量として働き、振動板の加振力を外部
へ放出し易くする。
【0015】この例では、平板1を吊り下げる支持部3
は、壁Wから壁面に垂直に延びる吊り下げ棒30と該吊
り下げ棒の先端部と平板1の上端部とに結合された紐3
1とからなる。紐31は、吊り下げ棒30先端部及び平
板1上端部に各々形成された貫通孔を通してこれらに結
合されている。さらにこの例では、平板1の下端部は、
保持部4により、平板1が壁Wの面に平行になるように
姿勢を保持されている。保持部4は、支持部3と同様
に、壁Wから壁面に垂直に延びる保持棒40と該保持棒
の先端部と平板1の下端部とに結合された紐41とから
なる。紐41は、保持棒40先端部及び平板1下端部に
各々形成された貫通孔を通してこれらに結合されてい
る。この吊り下げ支持により、発音体である平板1は、
周辺部を実質上自由振動可能な状態で支持されている。
【0016】なお、支持部3及び保持部4と平板1との
結合部を図1の破線で示すように平板1の中央寄りとす
ることにより、平板周辺部の自由振動をより促進するこ
とができる。また、保持部4は、平板1の支持上必ずし
も必要とされるものではなく、平板が壁面に対して傾い
てもよい場合は単に保持部4を省略すればよく、駆動部
2aとのバランスをとるように支持部3の支持位置を調
整したり、バランス用錘を平板等に付着することにより
保持部4を省略することもできる。
【0017】駆動部は、図3に示すように、伝達部材2
1と平板1との間に伝達用ビーム22を介在させた駆動
部2bとすることもできる。この場合、伝達部材21
は、接着、ねじ止め等によりビーム22に結合され、ビ
ーム22は、接着剤等により平板と結合される。これに
より、平板1は、周辺部を線状の加振部により加振され
る。
【0018】図4は、図1に示したものとは異なる支持
部を備えた音響放射体を示している。この支持部5は、
平板1の背面から延びる支持棒50と、壁等に取り付け
られる基部51と、基部51に取り付けられたローラ5
2とを備えている。支持棒50は、平板1の大きさや形
状により適宜の数が設けられるが、通常は4本乃至3本
とされる。その位置は、平板1の周辺部の自由振動を促
進するために、平板1の中央寄りとするのが望ましい。
支持棒50は、平板1及び駆動部2aの重量を支持でき
る材質及び寸法とされるが、軽量のものが望ましく、例
えば、金属製、樹脂製等とすることができる。支持棒5
0の断面形状は、円形、多角形、扁平状等適宜決められ
る。基部51は、ローラ52を取り付けることができる
面積を有し、平板1後方の駆動部2aが壁等の面に当た
らないように、寸法が決められ、接着、ねじ止め等によ
り壁等に固定される。ローラ52は、支持棒50を上下
から挟む対ローラとされ、通常は支持棒50の安定した
支持のために2対以上設けられる。ローラ52の周面の
形状は、支持棒50を安定して支持できるように、支持
棒の断面形状に合わせた溝を設ける等適宜決められる。
ローラ52は、支持棒50の長手方向への移動抵抗をで
きるだけ小さくするものであるのが望ましく、例えば、
基部51に固定された回転軸にローラ本体を回転自在に
装着したものとする他、回転軸とローラ本体との間にボ
ールベアリングを介在させたものとすることもできる。
【0019】図5は、さらに他の形態の支持部を備えた
音響放射体を示している。この支持部6は、平板1の背
面から延びる支持片60と、壁等に取り付けられる吊り
下げ棒61と、吊り下げ棒61の先端部と支持片60と
を繋ぐ紐62とを備えている。支持片60における紐6
2の結合位置は、平板1及び駆動部2aの全質量(他の
部材が付加される場合はそれをも含めた質量)の重心を
通り且つ平板1に平行な面内に設けるのが望ましい。こ
れにより、平板1を鉛直面に沿って支持することができ
る。この場合、平板1の振動への抵抗をできるだけ小さ
くするために支持部の数を少なくするのが望ましい。そ
のためには、支持片60と紐62との結合位置を前記重
心を通る水平面より上にすることが望ましく、これによ
り、平板及び駆動部の全質量(他の部材が付加される場
合はそれをも含めた質量)を、その重心より上で吊すこ
ととなり、支持片60は平板の1箇所又は2箇所に設け
るだけで済む。また、支持片60は、平板1の周辺部の
自由振動を促進するために、平板1の中央寄りに設ける
のが望ましい。尤も、支持部は、平板1の大きさや形状
により適宜の数を設けることができる。
【0020】図6及び図7は、駆動部2cが、線状の駆
動源23と、ロッド状の伝達部材21とにより構成され
ている例を示している。この線状の駆動源23として
は、動電素子、圧電素子、折り重ねた圧電フィルム等を
使用することができる。駆動源23は、振動板と、これ
を自由に振動するように支持するフレームとを備えてい
る。前の例と同様、望ましくは、フレームには質量体が
結合され、これにより該質量体が慣性質量として働き、
振動板の加振力を外部へ放出し易くする。伝達部材21
は、駆動源23の振動部分及び平板1に対し、接着、ね
じ止め等により結合されている。
【0021】なお、図示の例では、一体に連続した駆動
源又は駆動部となっているが、線状駆動源の一部を長手
方向に分離する等により、複数の駆動部とすることもで
きる。この場合は、複数の駆動部に共通の駆動信号を入
力してもよいが、後述するように、複チャンネルの相互
に異なる駆動信号を入力することもできる。
【0022】図8及び図9は、駆動部2dとして、駆動
源23が平板1に直接結合された音響放射体の例を示し
ている。駆動源23は、振動部分を接着剤により平板1
に結合されているが、この他、平板1との一体成形等に
より結合することもできる。この例においても、平板1
は、線状駆動部23の位置でその面に垂直に加振される
(図における矢印Dの方向)。この例では、駆動源23
のフレーム部分(振動部分を囲む部分)は、接着によ
り、筐体を兼ねた板状の支持部25に結合されている。
支持部25は、平板1の縦横辺を僅かに間隔をおいて囲
む枠部分と該枠部分の後端縁から平板1の背面を覆うよ
うに延びる面部分とを備えた筺体となっている。この支
持部25は、或る程度大きなの質量を備えることにより
慣性質量として働き、駆動源23の加振力を外部へ放出
し易くしている。また、支持部25は、バッフル板とし
ても機能し、平板1の背面から放射された音波が前方へ
回り込むのを防止する。この音響放射体を壁等に固定す
るには、図示のように支持部25をねじ等の取り付け部
材で固定する他、支持部25を紐で吊り下げる等、適宜
の手段を用いることができる。
【0023】図10は、駆動部2eとして、線状駆動源
23’、伝達部材21’、及び支持部25’を備えた音
響放射体の例を示している。線状駆動源23’は、前述
の線状駆動源23と同様の構成を備えているが、この例
では、駆動方向D’が平板1の面に沿う方向となるよう
に配置されている。駆動源23’は、振動部分を接着剤
により平板1に結合されており、駆動源23’のフレー
ム部分(振動部分を囲む部分)は、接着により、筐体を
兼ねた板状の支持部25’に結合されている。伝達部材
21’も前述の伝達部材21と同様のものであるが、駆
動源の駆動方向に対応して、線状駆動源23’の振動部
分から平板1に沿って延び平板1の縦横縁部に垂直に当
接して結合されている。支持部25’は、線状駆動源2
3’を囲む枠部分と該枠部分の後端縁から平板1の背面
を覆うように延びる面部分とを備えた筺体となってい
る。この例では、線状駆動源23’は、矩形平板1の各
辺に沿って1本ずつ計4本設けられている。この他、2
本以上に分割された線状駆動源を平板の1辺に設け、或
いは平板の形状に応じた配置とする等、必要に応じて適
宜の本数の線状駆動源を設けることができる。駆動源2
3’は、平板1をその面に双方向に加振する。これによ
り、平板1は、その厚さ方向にも振動して音響を放射す
る。特に、平らな平板1に代えて、湾曲した曲面をなす
板状体を使用した場合は、面方向への加振により、板状
体の曲面形状が変化して厚さ方向の振動を生じやすい。
この音響放射体を壁等に固定するには、前述の例と同様
に、支持部25’をねじ等の取り付け部材で固定した
り、支持部25’を紐で吊り下げたりする等、適宜の手
段を用いることができる。この例においても、支持部2
5’は、或る程度大きなの質量を備えることにより慣性
質量として働き、駆動源23’の加振力を外部へ放出し
易くしている。
【0024】図11は、図2に示した音響放射体におけ
る平板2の背面側を支持部26で囲んだ例を示してい
る。支持部26は、平板1の縦横辺を僅かに間隔をおい
て囲む枠部分26aと該枠部分の後端縁から駆動部2a
の後部を覆うように延びる面部分26bとを備えた筺体
となっている。この音響放射体も、前述の例と同様に、
支持部25’をねじ等の取り付け部材で固定したり、支
持部25’を紐で吊り下げたりする等、適宜の手段を用
いて壁等の取り付けることができる。この支持部26
も、或る程度大きな質量を備えることにより慣性質量と
して働き、駆動源20の加振力を外部へ放出し易くして
いる。また、支持部26により慣性質量が与えられるの
で、図1及び図2の例について述べたように駆動源自身
に質量体を結合するという必要はない。
【0025】図12は、図11の例における駆動源20
と支持部26との結合形態の1例を示している。この例
では、駆動源20の振動板を支持する外周フレームの両
側部を結合部24に固定し、該結合部24を支持部の面
部分26bに固定している。この場合、結合部24は、
駆動源20の外周フレームを接する部分にスポンジ等の
軟質材240を備えるのが望ましい。これにより、平板
1周辺部の自由振動をより促進することができる。
【0026】本発明によれば、面積の大きな板状体を建
築物の構造体や壁面等に固定した音響放射体を構成する
ことも可能である。この場合も、複数の駆動源が、板状
体への周辺部駆動による音響放射を行なうように該板状
体の周辺部に配設される。図13は、壁面に取り付けた
音響放射体の1実施形態を示している。この例では、駆
動源2fとして動電型アクチュエータを使用し、ねじ止
め、接着等により、その振動板(可動部)27aを平板
1’に固定し、フレーム(不動部)27bを部屋の壁面
又は壁内装下地Sに固定している。駆動源としては、こ
の他、大面積の板状体を駆動するのに適した出力の大き
な種々のアクチュエータを使用することができる。平板
1’の周囲には、該平板の周縁から僅かに間隔をおいて
壁面Sまで延びる囲み板28を設けるのが望ましい。或
いは、平板1’の周縁と囲み板28との間の間隙にスポ
ンジ、発泡体等の軟質材を介在させたり、布を張ったり
することができる。このように、間隙を設け或いは軟質
材等でその間隙を覆うことにより、平板1周辺部の自由
振動の抑制をなくし、或いは軽減することができる。該
囲み板28は、平板1’の振動により放射される後方
(駆動源側)への音波が前方へ回り込んで前方放射の音
波と干渉するのを防止し、いわゆるバッフル板の役割を
なす。
【0027】本発明の効果を明らかにするために、縦3
00mm、横450mm、厚さ5mmのアクリル製平板
を発音体として、放射音の周波数特性のシミュレーショ
ン解析を行なった。以下、これについて説明する。
【0028】先ず、板の支持条件についての解析をし
た。その支持条件は、次の2種類とした。 (a) 周辺部を固定支持する。 (b) 図1に示すように板を紐で吊し、周辺部が実質上自
由振動可能な状態となるように支持する。
【0029】いずれの場合も、加振は、アクリル製平板
の周縁から20mm内側の位置で周縁に平行に延びる線
状駆動部によって行なうものとした。また、振動−音響
の連成系における50〜800Hzの周波数帯域での解析
とし、無限大バッフル付きの構造という設定とした。
【0030】上記(a)の支持条件での解析により、図1
4のグラフに示す結果を得た。このグラフから明らかな
ように、(1,1)、(3,1)、(1,3)、(5,1)、(3,3)という低
次の奇数−奇数モードでの放射音の音圧レベルが大きな
ピークを生じる現象が明確に現れている。また、板から
1m及び2mの各地点でほぼ同じ傾向となっているの
で、この特性は遠方音源での周波数特性とみなすことが
できる。
【0031】次に、上記(b)の支持条件での解析によ
り、図15のグラフに示す結果を得た。このグラフから
明らかなように、周辺部を自由振動可能にした場合は、
放射される音のエネルギーは上記(a)の場合のピーク値
より20dB程度低くなるが、周波数特性はほぼ平坦であ
る。この場合も板から1m及び2mの各地点でほぼ同じ
傾向となっているので、この特性は遠方音場での周波数
特性とみなすことができる。この結果から、加振源の周
波数特性がフラットであれば、放射される音に際だった
ピーク及びディップは現れ難い傾向を示すと言える。
【0032】次に、板の加振位置の影響についての解析
をした。その加振条件は、図16に概略的に示す次の3
種類とした(図中、Pが加振点又は加振線)。 (p)板中央部を加振する(図16)。 (q)板周辺部を複数点で加振する(図16)。 (r)板周辺部を全体に亘って線状駆動部で加振する(図
16)。
【0033】いずれの場合も、アクリル製平板は、図1
に示すように紐で吊し、周辺部が実質上自由振動可能な
状態となるように支持した。また、振動−音響の連成系
における50〜800Hzの周波数帯域での解析とし、無
限大バッフル付きの構造という設定とした。
【0034】上記(p)、(q)、(r)の各加振位置での解析
により、図17、図18,図19のグラフに示す結果を
得た。図17では、約225,525Hzに大きなピー
クがあり、約95,185,575Hzに大きなディッ
プがある。これに対し、図18のグラフでは、約575
Hzに大きなピーク、約525Hzに大きなディップが
ある以外は、多少の凹凸はあっても大きなピーク、ディ
ップはない。また、図19のグラフでは、約95,52
5,575Hzに大きなピークがある以外は、多少の凹
凸はあっても大きなピーク、ディップはない。
【0035】このように、図18及び図19のグラフ
は、図17のグラフに比べて平坦化されている。これら
の結果は、以下の理由によるものと考えられる。周辺部
が自由振動可能となるように支持された板状体の板全面
を、同時に同相で面加振した場合には、板は全体が一体
的に振動(いわゆる剛体としてのピストン運動)をし、
弾性板としての性質(屈曲振動)は現れ難い。ここで、
加振点を減らしていくと、次第に板状体の固有振動の影
響が現れることになる。周辺部が自由振動可能なの板状
体の固有振動モードにおいては、板の周縁が振動の腹
(ループ)の状態で振動する。板状体の加振点を減らし
て中央部分で加振した場合は、この固有振動モードの影
響が大きく現れ、周波数特性曲線では固有振動数で音圧
のピークが顕在化する。一方、板状体の周辺部で加振し
た場合には、板状体周縁の振動が加振箇所自体により制
御され、その結果、固有振動モードの発生が抑制され
る。したがって、板状体周辺部で印加される加振力の変
化に対する振動速度の変化も滑らかとなり、放射音の周
波数特性が平坦化する傾向を示す。すなわち、板状体周
辺部の固有振動の腹となる箇所を加振することにより、
固有振動モードの発生を抑えることができる。例えば、
図20の(c)に示す固有振動モードにおいて、板状体
両端部での振動の腹の発生を抑制するために加振箇所と
すべき位置は、そのモードが現れる板状体の長さの1/
8よりも端縁側ということになる。同図(b)に示す固
有振動モードでは、そのモードが現れる板状体の長さの
1/6よりも端縁側ということになる。そして、最も低
い周波数での振動姿態を考えた場合は、同図(a)に示
すように、そのモードが現れる板状体の長さの1/4よ
りも端縁側ということになる。言い換えれば、最も低い
固有振動周波数でのピークの発生を抑制するためには、
板状体の端縁から中心までの距離の1/2以内の端縁側
領域で加振すればよいことになる。なお、自由振動可能
な支持に起因して、エッジ部付近に大きな振幅が現れる
モードを生じることがあっても、そのレベルはイコライ
ザ等での制御が可能な範囲である。
【0036】このアクリル製板を用いた支持条件及び加
振位置に関する解析から明かなように、発音体を駆動周
波数帯域において弾性体特性を呈する板とし、板状体の
周辺部を実質上自由振動可能な状態で支持し、板の周辺
部駆動により音響放射を行なわせるようにすれば、著し
いピーク及びディップがなく平坦化された周波数特性を
もつ音響放射体を得ることができるのである。
【0037】図14から図19に示した解析では、全て
の駆動部を1種類の駆動信号で駆動したが、複チャンネ
ル化された音源等の異なる種類の駆動信号を駆動部に入
力することもでき、複数種の駆動信号により音像定位等
の三次元音場再生効果を得ることもできる。図21及び
図22は、そのような駆動信号の入力機能を持たせた音
響放射体の例を示している。図21は、前述の例と同様
の平板1の背面における周辺部上下左右の領域に線状の
駆動部80T、80B、80L、80Rを取り付けたも
のである。これらの線状駆動部は、図6、図8、図10
に示したもの等、種々の形態とすることができるが、各
領域間で異なる駆動信号を受け得るように領域毎に分割
されている。駆動部への入力部(図示せず)は、各駆動
部に接続され各々を独立して駆動するようになってい
る。
【0038】図22は、円形の平板1”の背面の周辺部
において上下左右及びその中間の左上、右上、左下、左
上の領域に8個の駆動部81T、81B、81L、81
R、81LT、81RT、81LB、81RBを取り付
けたものである。これらの駆動部は、図1〜5、図11
〜13に示したもの等、種々の形態とすることができ
る。これらの駆動部の各々に入力部(図示せず)が設け
られ、相互間で異なる駆動信号を受けて独立して駆動さ
れるようになっている。すなわち、8チャネルの駆動信
号を受け得るようになっている。
【0039】なお、図21及び図22の例において、各
領域に複数の駆動部を設けることも可能である。この場
合は、1つの領域内の複数の駆動部に共通の入力線が接
続される等により、領域内では共通し且つ領域相互間で
は異なる駆動信号を受けるように、入力部が配設され
る。
【0040】本願発明においては、以上のように、板状
体の周辺部に駆動部を配置するので、板状体の中央部に
駆動部を設ける必要はない。したがって、映像再生に伴
う音声再生などの場合には、この中央部分を透明にし
て、映像再生エリアとし利用することが可能となる。例
えば、テレビジョンのCRT画面の前面に、樹脂・ガラ
ス等の透明な板状体を備えた音響放射体を設けることに
より、板状体背後の映像を透過させ、音響放射を重ねる
ことが可能となる。この構成によれば、周辺両側部から
の音響放射により、駆動部の存在しない画面中央にも音
源が存在し音響放射があるように聴き取られ、実施上、
画面中央から前方に向けて十分な指向性が確保され、テ
レビジョン画面の内側に音像を定位させることが可能と
なる。
【0041】また、本発明によれば、複数の駆動源を生
かして、一点毎の入力が小さくても全体として大きな出
力の音響放射体とすることができるので、駆動源の駆動
効率を高くすることができる。
【0042】図23及び図24は、本発明に係る音響放
射体の種々の適用例を示している。図23(a)及び
(b)は壁掛け型のスピーカであり、音響放射体A1,
A2が、吊り紐Rにより壁に掛けられるようになってい
る。図23(c)は、卓上型のスピーカであり、音響放
射体A3が支持台Pにより立てられるようになってい
る。図24(a)、(b)は、各々テレビ及びパーソナ
ルコンピュータへの適用例であり、音響放射体A4、A
5が、各々テレビ及びパーソナルコンピュータのCRT
を覆うように取り付けられる。図24(c)は、音響放
射体A6が冷蔵庫の扉に取り付けられる例を示してい
る。
【0043】このように以上に記載した利点を生かし
て、本発明に係る音響放射体は、以下のような種々の用
途におけるスピーカ等の音響放射体として使用すること
ができる。
【0044】オーディオ製品、携帯情報機器、パーソナ
ルコンピュータ、テレビ、音響発生効果を有する床、発
音機能付スクリーン、発音機能付きポスター、宣伝用デ
ィスプレイ、宣伝用ウインドウシステム、楽器発音体
(響板、譜面台)、家具、玩具、自動車、ホール、舞台
床、補聴器。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、音響
放射のための駆動周波数帯域において弾性体特性を呈す
る板状体と、該板状体の周辺部が実質上自由振動可能な
状態となるようにして該板状体を支持する支持部と、前
記板状体への周辺部駆動により音響放射を行なわせるよ
うに該板状体の周辺部に沿って配設されて当該板状体を
加振する駆動部とを備えているので、周辺部での加振に
より板状体端部の振動が制御され、その結果、固有振動
モードの発生が抑制され、放射音の周波数特性が平坦化
傾向を示す。したがって、広い周波数帯域に亘って均一
化された効率で音響放射を行なうことができる(注:
「効率的な」というよりはこのような表現の方がよいの
ではないでしょうか。)。また、このように均一化され
た周波数特性を得やすい結果、音響放射体に広範な材質
の板状体を適用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態に係る音響放射体の正面
図である。
【図2】 図1に示す音響放射体の側面図である。
【図3】 本発明の他の実施形態に係る音響放射体の側
面図である。
【図4】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放射
体の側面図である。
【図5】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放射
体の側面図である。
【図6】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放射
体の正面図である。
【図7】 図6に示す音響放射体の側面図である。
【図8】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放射
体の正面図である。
【図9】 図8に示す音響放射体の側面図である。
【図10】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放
射体の正面図である。
【図11】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放
射体の縦断側面図である。
【図12】 図11に示す音響放射体における駆動源の
取り付け構造を示す側面図である。
【図13】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放
射体の一部を示す縦断側面図である。
【図14】 従来の音響放射体の音響特性を示すグラフ
である。
【図15】 本発明に係る音響放射体の例の音響特性を
示すグラフである。
【図16】 板状体の駆動形態の説明図である。
【図17】 従来の音響放射体の音響特性を示すグラフ
である。
【図18】 本発明に係る音響放射体の例の音響特性を
示すグラフである。
【図19】 本発明に係る音響放射体の例の音響特性を
示すグラフである。
【図20】 板状体の振動形態の説明図である。
【図21】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放
射体の正面図である。
【図22】 本発明のさらに他の実施形態に係る音響放
射体の正面図である。
【図23】 本発明の適用例を示す図である。
【図24】 本発明の適用例を示す図である。
【図25】 モードタイプと放射効率との関係を表した
グラフである。
【符号の説明】
1:板状体、 2a〜2f,8a,8b:駆動部、
3,5,6,7:支持部、20,23,23’,27,
80B,80L,80R,80T、81B、81L、8
1LB、81LT、81R、81RB、81RT、81
T:駆動源、 21,21’:伝達部材、 A1〜A
3:音響放射体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響放射のための駆動周波数帯域におい
    て弾性体特性を呈する板状体と、該板状体の周辺部が実
    質上自由振動可能な状態となるようにして該板状体を支
    持する支持部と、前記板状体への周辺部駆動により音響
    放射を行なわせるように該板状体の周辺部に沿って配設
    されて当該板状体を加振する駆動部とを備えたことを特
    徴とする音響放射体。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は、板状体の縁端から中心ま
    での距離の1/2以内の端縁側領域に配設されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の音響放射体。
  3. 【請求項3】 前記板状体は、少なくとも中央部が透明
    に構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の音響放射体。
  4. 【請求項4】 前記駆動部が複数備えられ前記板状体に
    おける複数の領域に配置されており、少なくとも2つの
    領域において、領域内の駆動部間では共通し領域相互間
    では異なる駆動信号を受け得るように、入力部が配設さ
    れていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載の音響放射体。
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