JP2001136297A - 通信システムの通信方法、通信システム、端末網制御装置及びセンタ制御装置 - Google Patents

通信システムの通信方法、通信システム、端末網制御装置及びセンタ制御装置

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JP2001136297A
JP2001136297A JP31812599A JP31812599A JP2001136297A JP 2001136297 A JP2001136297 A JP 2001136297A JP 31812599 A JP31812599 A JP 31812599A JP 31812599 A JP31812599 A JP 31812599A JP 2001136297 A JP2001136297 A JP 2001136297A
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Shinsuke Yoshida
伸輔 吉田
Toshihiko Nimura
俊彦 丹村
Masahiro Yasui
昌広 安井
Shoji Yamaguchi
尚二 山口
Yasuhiro Fujii
泰宏 藤井
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Omron Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Omron Corp
Osaka Gas Co Ltd
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノーリンギング通信サービスを利用しなくて
も、センタ制御装置からの発信で需要家の電話端末を鳴
動させることなく安価にデータ通信を行うことができ
る。 【解決手段】 通信システムは、センタ制御装置1と、
端末装置20に接続された端末網制御装置10とが、交
換機3,4を備えた通信回線Lを介して接続されてデー
タ通信を行う。ここで、通信前情報通知サービスで交換
機4から送出されるモデム信号の番号情報を端末装置に
予め割り当て、センタ制御装置1から端末網制御装置1
0への発呼時、もしくは端末網制御装置10からセンタ
制御装置1への発呼時に、交換機から送出されて端末網
制御装置10又はセンタ制御装置1で受信されるモデム
信号の番号情報に基づいて端末装置20を特定した後、
センタ制御装置1と、特定された端末装置20との間で
データ通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ制御装置
と、公衆電話回線、専用線、無線回線などの通信回線を
介してセンタ制御装置に接続されかつガス、水道、電気
等のメータや家電製品等の端末装置と自動検針やセキュ
リティサービスなどの自動通報等のデータ通信を行う端
末網制御装置とを備えて構成される通信システムの通信
方法、上記通信システム、上記端末網制御装置、及び上
記センタ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭や工場などでガス、水道、電気等を
使用する需要家にはその使用量を測定するためのメータ
やそれらを使用する装置、たとえばガスヒートポンプ
(以下、GHPという。)や風呂等がある。これらメー
タについては、ノーリンギング通信サービスを利用して
その使用量データを一定のタイミングで通信回線を介し
てセンタ制御装置に送信する自動検針システム(以下、
第1の従来例という。)が実用化されている。
【0003】また、従来、GHPや風呂などの各使用装
置については需要家が外出先又は出先から監視センタへ
電話連絡すると、供給事業者が点検や装置使用停止とい
ったセキュリティーサービス(以下、第2の従来例とい
う。)を提供している。このセキュリティーサービスで
は、出先から監視センタへ連絡を取り、監視センタから
端末網制御装置へデータ通信を300bpsで行い、そ
の応答で、警察/消防へ連絡したり、提供事業者が出動
したりする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例において、ノーリンギング通信サービスを使用す
るには、電気通信事業者のノーリンギングトランクに係
る使用料がかかり、また、通信中は当該通信サービスの
ためのNRTS信号がでているため、通信速度を120
0bps以上では送信できない。従って、通話(通信)
時間短縮に限界があり、このため、データ量が多くなる
と通話料金がかさんでしまう。さらに、PBXが設置さ
れている施設では端末発呼によるデータ収集に限定され
るため、随時検針や遠隔制御ができない。またさらに、
端末側に設けられる端末網制御装置は、半閉結回路やN
RS信号検出及びANS信号送出といった機能を持たな
ければならないため、複雑で高価な装置となるという問
題点があった。
【0005】また、第2の従来例においては、通信速度
が300bpsということもあり、通話料金を低減しよ
うとすると、大量な詳細データ(状態データ)を送信で
きないため、多種の端末機器の管理や制御が困難であ
る。さらに、センタ制御装置にはノーリンギング通信サ
ービス専用のモデムしか使用できない。そのため、制御
が複雑で高価なものになっている。また、端末装置から
発呼する場合、センタ制御装置は発呼してきた端末の特
定が困難なため、緊急通報等において、どの端末に異常
が生じているのかわからない。
【0006】本発明の目的は以上の問題点を解決し、ノ
ーリンギング通信サービスを利用しなくても、センタ制
御装置からの発信で需要家の電話機やファクシミリ装置
などの電話端末を鳴動させることなく、従来例に比較し
て安価に構成してデータ通信を行うことができる通信シ
ステムの通信方法、通信システム、端末網制御装置、及
びセンタ制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の通信システムの通信方法は、センタ制御装置と、端
末装置に接続された端末網制御装置とが、交換機を備え
た所定の通信回線を介して接続されてデータ通信を行う
通信システムの通信方法において、通信前情報通知サー
ビスで上記交換機から送出されるモデム信号の番号情報
を端末装置に予め割り当て、上記センタ制御装置から上
記端末網制御装置への発呼時、もしくは上記端末網制御
装置から上記センタ制御装置への発呼時に、上記交換機
から送出されて上記端末網制御装置又はセンタ制御装置
で受信されるモデム信号の番号情報に基づいて端末装置
を特定するステップと、上記センタ制御装置と、上記特
定された端末装置との間でデータ通信を行うステップと
を含むことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の通信システムの通信
方法は、請求項1記載の通信システムの通信方法におい
て、通信前情報通知サービスで上記交換機から送出され
るモデム信号の番号情報を端末装置及びその制御識別子
に予め割り当て、上記端末網制御装置で受信されるモデ
ム信号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特定さ
れた端末装置を所定の制御を行うステップをさらに含む
ことを特徴とする。
【0009】本発明に係る請求項3記載の通信システム
は、センタ制御装置と、端末装置に接続された端末網制
御装置とが、交換機を備えた所定の通信回線を介して接
続されてデータ通信を行う通信システムにおいて、通信
前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモデム
信号の番号情報を端末装置に予め割り当て、上記センタ
制御装置から上記端末網制御装置への発呼時、もしくは
上記端末網制御装置から上記センタ制御装置への発呼時
に、上記交換機から送出されて上記端末網制御装置又は
センタ制御装置で受信されるモデム信号の番号情報に基
づいて端末装置を特定し、上記センタ制御装置と、上記
特定された端末装置との間でデータ通信を行う制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の通信システムは、請
求項3記載の通信システムにおいて、通信前情報通知サ
ービスで上記交換機から送出されるモデム信号の番号情
報を端末装置及びその制御識別子に予め割り当て、上記
制御手段は、上記端末網制御装置で受信されるモデム信
号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特定された
端末装置を所定の制御を行うことを特徴とする。
【0011】本発明に係る請求項5記載の端末網制御装
置は、センタ制御装置と、端末装置に接続された端末網
制御装置とが、交換機を備えた所定の通信回線を介して
接続されてデータ通信を行う通信システムのための端末
網制御装置において、通信前情報通知サービスで上記交
換機から送出されるモデム信号の番号情報を端末装置に
予め割り当て、上記センタ制御装置から上記端末網制御
装置への発呼時、もしくは上記端末網制御装置から上記
センタ制御装置への発呼時に、上記交換機から送出され
て上記端末網制御装置で受信されるモデム信号の番号情
報に基づいて端末装置を特定し、上記センタ制御装置
と、上記特定された端末装置との間でデータ通信を行う
制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項6記載の端末網制御装置は、
請求項5記載の端末網制御装置において、通信前情報通
知サービスで上記交換機から送出されるモデム信号の番
号情報を端末装置及びその制御識別子に予め割り当て、
上記制御手段は、上記端末網制御装置で受信されるモデ
ム信号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特定さ
れた端末装置を所定の制御を行うことを特徴とする。
【0013】本発明に係る請求項7記載のセンタ制御装
置は、センタ制御装置と、端末装置に接続された端末網
制御装置とが、交換機を備えた所定の通信回線を介して
接続されてデータ通信を行う通信システムのためのセン
タ制御装置において、通信前情報通知サービスで上記交
換機から送出されるモデム信号の番号情報を端末装置に
予め割り当て、上記センタ制御装置から上記端末網制御
装置への発呼時、もしくは上記端末網制御装置から上記
センタ制御装置への発呼時に、上記交換機から送出され
て上記端末網制御装置で受信されるモデム信号の番号情
報に基づいて端末装置を特定し、上記センタ制御装置
と、上記特定された端末装置との間でデータ通信を行う
制御手段を備えたことを特徴とする。
【0014】また、請求項8記載のセンタ制御装置は、
請求項7記載のセンタ制御装置において、通信前情報通
知サービスで上記交換機から送出されるモデム信号の番
号情報を端末装置及びその制御識別子に予め割り当て、
上記制御手段は、上記端末網制御装置で受信されるモデ
ム信号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特定さ
れた端末装置を所定の制御を行うことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0016】図1は、本発明に係る一実施形態である通
信システムの構成を示すブロック図である。この実施形
態の通信システムは、例えば検針用メータなどの端末装
置20と、各需要家の端末装置20の検針データを収集
するセンタ制御装置1に接続された端末網制御装置10
とが、センタ側交換機3と端末側交換機4を含む網交換
機5を備えた公衆電話網2を介して回線交換により接続
されて構成される。ここで、端末網制御装置1は、電話
機やファクシミリ装置などの電話端末21と、端末装置
20とを選択的に切り換えて公衆電話網2に接続し、公
衆電話網2を介してセンタ制御装置1と検針データ等の
データ通信を行うための通信制御処理を実行するための
通信制御装置である。
【0017】この実施形態においては、センタ制御装置
1の供給者と、端末網制御装置10の需要家とが、例え
ばNTTコミュケーションズが提供するメンバーズネッ
トサービスなどの、いわゆる「企業内専用網サービス」
を利用する。具体的な通信手順では、NTTが発行して
いる技術資料「電話網における情報通知系サービスのイ
ンターフェース」に記載の通信前情報通知サービスの中
のモデムダイヤルインサービスを利用し、この中で、オ
ンネット個別着信機能を利用してメンバーズネットの内
線番号(着番号情報ともいい、最大11桁の数字の情報
を含む。)の通知を利用する。
【0018】この実施形態においては、上記着番号情報
を、例えば次の表に示すように、各端末装置20及びそ
の制御識別子に予め割り当てられ、これらの番号情報テ
ーブルのデータは、中央制御部11に接続された番号情
報テーブルメモリ18に予め格納される。そして、セン
タ制御装置1からの発呼のときにセンタ制御装置1から
端末網制御装置10を介して各端末装置20とデータ通
信を行って当該番号情報を用いて各端末装置20の各種
制御を行うとともに、端末装置20からの発呼のときに
端末装置20から端末網制御装置10を介してセンタ制
御装置1とデータ通信を行い、当該番号情報を用いて端
末装置20の特定を行う。ここで、各端末装置20は、
例えば図6に示すように、ガスメータ31、冷蔵庫3
2、テレビジョン装置33、風呂給湯器34、侵入セン
サ35、給湯器36、GHP37、GHP用室外機3
8、ガス漏れ警報機39、火災警報機40、電灯41な
どを含む。
【0019】
【表1】 番号情報テーブル ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 番号情報 端末装置20 制御識別子 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 00003100001 ガスメータ31 検針データ要求 00003100002 ガスメータ31 開栓制御 00003100003 ガスメータ31 閉栓制御 00003200001 冷蔵庫32 オン制御 00003200002 冷蔵庫32 オフ制御 00003300001 テレビジョン装置33 オン制御 00003300002 テレビジョン装置33 オフ制御 00003400001 風呂給湯器34 オン制御 00003400002 風呂給湯器34 オフ制御 00003500003 風呂給湯器34 風呂自動給湯指示 … … … ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0020】図2は、図1の端末網制御装置10の構成
を示すブロック図である。図2を参照して端末網制御装
置10の構成及び動作について以下に説明する。
【0021】図2の端末網制御装置10において、スイ
ッチ回路12は公衆電話回線Lを介して端末側交換機4
に接続され、中央制御部11の制御により公衆電話回線
Lを電話端末21と、端末網制御装置10内の極性反転
検出部13との両方、もしくはいずれか1つに選択的に
接続する。また、極性反転検出部13はスイッチ回路1
2を介して公衆電話回線Lの極性反転を検出して、検出
結果を中央制御部11に出力する。さらに、呼び出し信
号検出部14は端末側交換機4から公衆電話回線Lを介
して送出される呼び出し信号及び、通信前情報通知サー
ビスで用いる周波数15Hz乃至20Hzであって周期
1秒でメーク率50%の情報受信端末起動信号を受信し
て検出し、検出結果を中央制御部11に出力する。閉結
回路15は、中央制御部11の制御により動作し、極性
反転検出部15、スイッチ回路12及び公衆電話回線L
を介して交換機6に対して直流ループを開閉して電気的
条件の整合を取る。
【0022】モデム部16は、相手方のセンタ制御装置
1から公衆電話回線Lを介して受信されるモデム信号を
所定の復調方式でデータ信号に復調する一方、送信すべ
きデータ信号を所定の変調方式でモデム信号に変調して
公衆電話回線Lを介して相手方のセンタ制御装置1に送
信する。ここで、復調されたデータ信号は、所定の信号
変換処理を行う端末インターフェース部17を介して端
末装置20に出力される一方、端末装置20からのデー
タ信号は、端末インターフェース部17を介してモデム
部16に入力される。また、モデム部16は、通信前情
報通知サービスで用いるモデム信号を復調してもモデム
信号内の着番号情報を検出して中央制御部11に出力
し、これに応答して、中央制御部11はこの着番号情報
に基づいて、番号情報テーブルメモリ18内の番号情報
テーブルを参照して、端末装置20の特定及びその制御
識別子の特定を行って、該当する端末装置20を該当す
る制御識別子に従って制御する。また、中央制御部11
に接続された電話番号メモリ19には、センタ制御装置
1の電話番号が予め記憶される。なお、本実施形態にお
いては、端末情報テーブルにおいて、各着番号情報毎
に、端末装置20及び制御識別子を割り当てているが、
本発明はこれに限らず、必要に応じて制御識別子を割り
当てなくてもよい。
【0023】中央制御部11は、公衆電話回線Lの極性
反転の後に、上記情報受信端末起動信号を読み出し信号
検出部14が受信することよって起動されて当該端末網
制御装置10を、低消費電力(待機又は非通信動作状
態)モードから通信動作可能状態とし、閉結回路15の
直流ループを閉じることにより交換機4に対して一次応
答のための制御を行う。次いで、中央制御部11は、交
換機5からの発信者電話番号情報が電話番号メモリ19
の予め記憶されたセンタ制御装置1の電話番号と一致す
ると、閉結回路15の直流ループを開放して受信完了信
号を送出する制御を行い、さらに、通常の呼び出し信号
が交換機4から出力されると閉結回路15の直流ループ
を閉じる二次応答のための制御を行う。ここで、この二
次応答は、例えば、閉結回路15の直流ル一プを開放す
る受信完了信号の送出から一定時間内、例えば、0.3
秒に行うことにより、呼び出し信号が交換機4から出力
された後に行われる。
【0024】なお、センタ制御装置1は、端末装置20
に代えて検針データを収集するホストコンピュータ(図
示せず。)が接続されることを除いて、同様に構成され
る。
【0025】図3は、図1の通信システムにおいてガス
メータ31に対して検針要求するためにセンタ制御装置
1から発呼したときの通信手順を示すタイミングチャー
トである。
【0026】図3において、まず、センタ制御装置1か
ら発呼したとき接続要求信号がセンタ制御装置1から網
交換機5に対して送信され、これに応答して網交換機5
は端末網制御装置10に接続された公衆電話回線Lを極
性反転した後、通信前情報通知サービスの情報受信端末
起動信号を端末網制御装置10に対して送信する。これ
に対して、端末網制御装置10は公衆電話回線10で直
流ループを形成して1次応答信号を網交換機5に対して
返信する。これに応答して網交換機5は、通信前情報通
知サービスのモデムダイヤルインサービスにおける発呼
端末(センタ制御装置1)の電話番号と、センタ制御装
置1で入力された表1に示す端末装置20の指定番号と
その制御識別子である着番号情報(この例では、ガスメ
ータ31に対する検針データ要求であるため、”000
03100001”である。)とを含むモデム信号(情
報信号)を端末網制御装置10に送信する。これに対し
て端末網制御装置10は、スイッチ回路12を制御して
電話端末21を切り離す一方、モデム信号で指定された
端末装置20を接続した後、公衆電話回線Lの直流ルー
プを断にして受信完了信号を網交換機5に対して送信す
る。そして、網交換機5は呼び出し信号を送出し、これ
に応答して端末網制御装置10は再び直流ループを形成
して2次応答信号を網交換機5に返信する。これに応答
して、網交換機5はセンタ制御装置1に対して接続正常
応答信号を送信するとともに、端末網制御装置10の公
衆電話回線Lの極性を復旧する。これにより、センタ制
御装置1は、端末網制御装置10を介して指定された端
末装置20と回線接続される。
【0027】そして、センタ制御装置1はガスメータ3
1に対して検針要求するための検針要求電文信号を、網
交換機5を介して端末網制御装置10に対して送信し、
これに応答して、端末網制御装置10は起動電文信号を
端末装置20のうちのガスメータ31に送信する。これ
に応答して、ガスメータ31である端末装置20は検針
応答信号を、端末網制御装置10及び網交換機5を介し
てセンタ制御装置1に対して返信した後、センタ制御装
置1と端末装置20のとの間で、検針データの送受信な
どの通信が行われる。この通信の終了後に、センタ制御
装置1は自己の公衆電話回線の回線を開放して復旧する
一方、端末網制御装置10も自己の公衆電話回線Lの回
線を開放して復旧する。
【0028】以上の通信手順により、センタ制御装置1
から端末装置20のガスメータ20に対して検針データ
の要求を行って、そのデータを収集する処理が行われ
る。
【0029】図4は、図1の通信システムにおいて例え
ば端末装置20から検針データを送信する場合に端末装
置20から発呼したときの通信手順を示すタイミングチ
ャートである。
【0030】図4において、まず、端末装置20である
ガスメータ31において検針データを送信する必要が生
じ(発呼要因)、もしくは周期的に送信するために、端
末装置20は発呼要求電文信号を端末網制御装置10に
送信する。ここで、発呼要求電文信号は、センタ制御装
置1の電話番号と、当該端末装置20の識別番号(I
D)と、発呼要因情報(例えば、検針データ送信)とを
含む。これに応答して、端末網制御装置10は発呼する
ために公衆電話回線Lをオフフックする。これに対し
て、網交換機5はダイヤルトーン信号(DT信号)を端
末網制御装置10に対して返信する。これに応答して端
末網制御装置10は、センタ制御装置1の電話番号と、
当該端末装置20の識別番号(ID)と、発呼要因情報
(例えば、検針データ送信)とを含むDTMFの選択信
号を網交換機5に送信する。ここで、識別番号IDと発
呼要因情報とは、通信前情報通知サービスのモデムダイ
ヤルインサービスにおける着番号情報として送信され
る。これに応答して、網交換機5は、センタ制御装置1
の公衆電話回線の極性を反転した後、通信前情報通知サ
ービスの情報受信端末起動信号を送信する。これに対し
てセンタ制御装置1は公衆電話回線において直流ループ
を形成することにより1次応答信号を網交換機5に対し
て返信する。これに対して網交換機5は、発呼者番号
(端末網制御装置10の電話番号)と上記識別番号ID
と発呼要因情報とを含むモデム信号(情報信号)をセン
タ制御装置1に対して送信する。これにより、センタ制
御装置1は、受信された発呼者番号により発信者を特定
するとともに、着番号情報である識別番号IDと発呼要
因情報により発信した端末装置20の装置と発呼要因を
特定する。
【0031】そして、センタ制御装置1は自己の公衆電
話回線の直流ループを断にして受信完了信号を網交換機
5に対して送信し、これに応答して網交換機5は呼び出
し信号(リング信号)をセンタ制御装置1に送信する。
これに対してセンタ制御装置1は再び直流ループを形成
して2次応答信号を網交換機5に対して送信する。この
とき、網交換機5は端末網制御装置10の公衆電話回線
Lの極性を反転させる。これにより、センタ制御装置1
は網交換機5及び端末網制御装置10を介して端末装置
20と回線接続される。そして、センタ制御装置1は所
定のセンタ応答信号を網交換機5を介して端末網制御装
置10に対して送信した後、センタ制御装置1と端末装
置20との間で通信が行われ、具体的には検針データの
送受信や端末装置20に対する制御処理などが行われ
る。この通信の終了後に、センタ制御装置1は自己の公
衆電話回線の回線を開放して復旧する一方、端末網制御
装置10も自己の公衆電話回線Lの回線を開放して復旧
する。
【0032】図4の実施例においては、ガスメータ31
の場合について説明しているが、例えば、セキュリティ
ーサービスの場合においては、一例として、発呼要因が
ガス漏れ警報機39でガス漏れ検出であるときは、セン
タ制御装置1からガスメータ31に対してガス栓閉塞な
どの制御が行われる。
【0033】図5は、図1の通信システムにおける変形
例の通信手順であって、センタ制御装置1から発呼した
ときの通信手順を示すタイミングチャートである。この
変形例が図3の実施例と異なるのは、以下の点である。
端末網制御装置10は、モデム信号(情報信号)に応答
して電話端末21を切り離して、モデム信号(情報信
号)で指定された端末装置20に対して端末起動用制御
信号を送信する。これに応答して、端末装置20は検針
応答信号を端末網制御装置10に対して返信する。この
構成により、端末装置20をより早く起動させることが
でき、センタ制御装置1と端末装置20との間の通信も
よりスムーズに行われる。
【0034】
【実施例】図6は、図1の通信システムにおける第1の
実施例の構成を示すブロック図である。図6において、
網交換機5からの公衆電話回線Lは、避雷器である保安
器22を介して住宅200に入り、モジュラープレート
23を介して端末網制御装置10に接続される。さら
に、端末網制御装置10には、電話機やファクシミリ装
置などの電話端末21が接続されるとともに、ガスメー
タ31、冷蔵庫32、テレビジョン装置33、風呂給湯
器34、侵入センサ35、給湯器36、GHP37、G
HP用室外機38、ガス漏れ警報機39、火災警報機4
0、電灯41などの端末装置20に有線ケーブルを介し
て接続される。
【0035】図7は、図1の通信システムにおける第2
の実施例の構成を示すブロック図である。図7の第2の
実施例は、図6の第1の実施例に比較して、端末網制御
装置10と、各端末装置20との間を無線接続したこと
を特徴としている。ここで、端末網制御装置10は親無
線機50に接続される一方、ガスメータ31、冷蔵庫3
2、テレビジョン装置33、風呂給湯器34、侵入セン
サ35、給湯器36、GHP37、GHP用室外機3
8、ガス漏れ警報機39、火災警報機40、電灯41な
どの端末装置20はそれぞれ子無線機を備えて、親無線
機50と各子無線機との間で、例えば特定小電力無線方
式などの無線回線で無線通信を行う。
【0036】図8は、図1の通信システムにおける第3
の実施例の構成を示すブロック図である。この実施例に
おいては、自宅のテレビジョン装置33とGHP37を
使用中のまま、外出したとする。外出先又は出先からそ
れらの装置33,37を制御するため、センタ制御装置
1を備えた監視センタ100に電話をかけてその通話を
自宅に自動転送してもらう。このとき、自宅電話番号と
制御すべき端末装置20と制御識別子を含む番号を入力
することにより、自宅の端末装置20を特定して所定の
制御を行う。ここで、監視センタ100はその電話に対
応する操作者をおいておく必要が無い。この実施例で
は、具体的には、何についての電話なのかを「企業内仮
想専用網サービス」による着番号情報を付加した電話に
よって発信者自宅の電話番号と制御する機器のID番号
を認識し、監視センタ1はその電話番号とID認識後、
発信者自宅へ通信前情報通知サービスを利用して、自動
発信を行い、端末網制御装置10との通信を行うことに
よって、例えばメンバーズネットなどの「企業内仮想専
用網サービス」の着番号情報を利用して各種端末装置2
0の指定及び制御を行う。
【0037】また、電話回線不通や緊急通報が監視セン
タ100に入った時のみ緊急出動や警察や消防への通報
を行えば良い。また、「企業内仮想専用網サービス」に
自宅電話だけでなく携帯電話及びPHSの番号を含めて
いたとすると、その登録されている携帯番号又はPHS
から直接自宅へ通信前情報通知サービスを利用して、内
線番号を付加した電話番号で端末網制御装置10との通
信を行うことで、外出先から監視センタ100を介さず
に遠隔操作が可能になる。その上、例えば「企業内仮想
専用網サービス」を利用することにより、当該専用網に
登録外の任意の部外者による操作はできないようにする
ことができ、悪戯による遠隔操作を防ぐことができる。
さらに、監視センタの自動化が可能であり、人件費の削
減も可能である。
【0038】図9は、図1の通信システムにおける第4
の実施例の構成を示すブロック図である。この実施例
は、セキュリティサービスを利用する場合であり、自宅
を留守にしているとき、自宅に設置されている侵入セン
サ35が侵入者を検知する、あるいは、ガス漏れをガス
警報機39が検知する、あるいは、火災警報機40が火
事を検知するといったことで、端末装置20が緊急通報
を行う。この緊急通報により、センタ制御装置1と端末
装置20が通信を行う。センタ制御装置1はモデム情報
(情報信号)の発信者電話番号によって発呼者(発信者
住所)の特定と、例えば「企業内仮想専用網サービス」
による着番号情報によって発呼端末の特定を行う。その
ため、例えば、発呼端末装置20が侵入センサ35であ
れば、警察へ連絡、火災警報機であれば、消防署へ連
絡、ガス漏れ警報機であればガス供給遮断を行うといっ
た処理が可能になる。
【0039】また、例えば「企業内仮想専用網サービ
ス」の通信網に自宅電話だけでなく携帯電話及びPHS
の番号を含めていたとすると、通信前情報通知サービス
を利用して、着番号情報を付加した電話番号で端末網制
御装置10との通信を行うことで、外出先へ監視センタ
1を介さずに連絡が可能になる。さらに、緊急時の早急
な対応も可能となる。
【0040】以上説明したように本実施形態及びその変
形例によれば、加入者回線に電話端末21や他の端末装
置20と共に並列に接続され、網交換機5側からの着信
によって呼び出されて通信を行ったり、メータや警報
機、GHP等の端末装置20の要求等によってセンタ等
との通信を行う端末網制御装置10を有する通信システ
ムにおいて、通信前情報通知サービスで網交換機5から
送出される発信元電話番号、着番号情報を含むモデム信
号(情報信号)の番号情報に、端末装置のID番号や制
御識別子をいれて送信することによって、各端末装置2
0を随時検針(自動検針)や遠隔操作を行うことができ
る。
【0041】従って、本実施形態及び変形例によれば、
以下の特有の効果を有する。 (1)通信前情報通知サービスを利用するため、ノーリ
ンギング通信サービス使用契約料金を負担する必要がな
いため、小口事業者にとっては維持費の負担が小さくな
る。 (2)PBXで設定が可能であるため、センタ制御装置
1からの発信による自動検針は端末発呼によるデータ収
集に限定されない。従って、随時検針や遠隔制御可能で
ある。 (3)通信前情報通知サービスはノーリンギング通信サ
ービスとは異なり、通信前情報通知サービスのモデム信
号を受信するときは1200bpsであるが、データ通
信中にNRTS信号はでていないので、通信速度を12
00bpsよりもあげることが可能なので、通話(通
信)時間短縮が可能である。そのため、データ量を増や
すことができる。 (4)端末装置20から発呼する場合、センタ制御装置
1は網交換機5から送信されるモデム信号(情報信号)
で発呼者と発呼してきた端末の特定できるため、センタ
制御装置1は応答処理、対応が簡素化される。 (5)センタ制御装置1側にはノーリンギング専用のセ
ンタモデムが必要ないため、システム自体を安価に組む
ことが可能になる。一方、端末網制御装置10にノーリ
ンギング通信サービス使用するために必要であった、D
TMF受信回路や半閉じ閉結回路が不要となるので、安
価で簡易構成にすることができる。 (6)端末網制御装置10をモジュラープレート23以
降に接続することで、接続工数の削減になる。宅内設置
であれば、電源を容易に取れるため、電池駆動にする必
要もないため、通信回数制限等を考慮する必要が無くな
る。また、局給電もしくは2次電池(コンデンサなども
含む。)を使用することで、停電時に通信不能になるこ
とがなくなる。 (7)図7の第2の実施例に示すように、端末網制御装
置10と各端末装置20との間を無線回線にすること
で、取り付け工数の低減をすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、セ
ンタ制御装置と、端末装置に接続された端末網制御装置
とが、交換機を備えた所定の通信回線を介して接続され
てデータ通信を行う通信システムにおいて、通信前情報
通知サービスで上記交換機から送出されるモデム信号の
番号情報を端末装置に予め割り当て、上記センタ制御装
置から上記端末網制御装置への発呼時、もしくは上記端
末網制御装置から上記センタ制御装置への発呼時に、上
記交換機から送出されて上記端末網制御装置又はセンタ
制御装置で受信されるモデム信号の番号情報に基づいて
端末装置を特定し、上記センタ制御装置と、上記特定さ
れた端末装置との間でデータ通信を行う。ここで、好ま
しくは、通信前情報通知サービスで上記交換機から送出
されるモデム信号の番号情報を端末装置及びその制御識
別子に予め割り当て、上記端末網制御装置で受信される
モデム信号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特
定された端末装置を所定の制御を行う。
【0043】従って、本発明によれば、以下の特有の効
果を有する。 (1)通信前情報通知サービスを利用するため、ノーリ
ンギング通信サービス使用契約料金を負担する必要がな
いため、小口事業者にとっては維持費の負担が小さくな
る。 (2)PBXで設定が可能であるため、センタ制御装置
からの発信による自動検針は端末発呼によるデータ収集
に限定されない。従って、随時検針や遠隔制御可能であ
る。 (3)通信前情報通知サービスはノーリンギング通信サ
ービスとは異なり、通信前情報通知サービスのモデム信
号を受信するときは1200bpsであるが、データ通
信中にNRTS信号はでていないので、通信速度を12
00bpsよりもあげることが可能なので、通話(通
信)時間短縮が可能である。そのため、データ量を増や
すことができる。 (4)端末装置から発呼する場合、センタ制御装置は網
交換機から送信されるモデム信号(情報信号)で発呼者
と発呼してきた端末の特定できるため、センタ制御装置
は応答処理、対応が簡素化される。 (5)センタ制御装置側にはノーリンギング専用のセン
タモデムが必要ないため、システム自体を安価に組むこ
とが可能になる。一方、端末網制御装置にノーリンギン
グ通信サービス使用するために必要であった、DTMF
受信回路や半閉じ閉結回路が不要となるので、安価で簡
易構成にすることができる。 (6)端末網制御装置をモジュラープレート以降に接続
することができ、この場合、接続工数の削減になる。宅
内設置であれば、電源を容易に取れるため、電池駆動に
する必要もないため、通信回数制限等を考慮する必要が
無くなる。また、局給電もしくは2次電池(コンデンサ
なども含む。)を使用することで、停電時に通信不能に
なることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態である通信システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の端末網制御装置10の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 図1の通信システムにおいてセンタ制御装置
1から発呼したときの通信手順を示すタイミングチャー
トである。
【図4】 図1の通信システムにおいて端末装置20か
ら発呼したときの通信手順を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】 図1の通信システムにおける変形例の通信手
順であって、センタ制御装置1から発呼したときの通信
手順を示すタイミングチャートである。
【図6】 図1の通信システムにおける第1の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図7】 図1の通信システムにおける第2の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図8】 図1の通信システムにおける第3の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図9】 図1の通信システムにおける第4の実施例の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…センタ制御装置、 2…公衆電話網、 3…センタ側交換機、 4…端末側交換機、 5…網交換機、 10…端末網制御装置、 11…中央制御部、 12…スイッチ回路、 13…極性反転回路、 14…呼び出し信号検出部、 15…閉結回路、 16…モデム回路、 17…端末インターフェース部、 18…番号情報テーブルメモリ、 19…電話番号メモリ、 20…端末装置、 21…電話端末、 22…保安器、 23…モジュラープレート、 31…ガスメータ、 32…冷蔵庫、 33…テレビジョン装置、 34…風呂給湯器、 35…侵入センサ、 36…給湯器、 37…ガスヒートポンプ(GHP)、 38…GHP用室外機、 39…ガス漏れ警報機、 40…火災警報機、 41…電灯、 50…親無線機、 100…監視センタ、 200…住宅、 L…公衆電話回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹村 俊彦 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 安井 昌広 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 山口 尚二 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 藤井 泰宏 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 5K101 KK12 MM04 MM05 MM07 NN25 QQ02 QQ07 RR12 RR22 TT02 TT05 UU06 UU07 UU17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ制御装置と、端末装置に接続され
    た端末網制御装置とが、交換機を備えた所定の通信回線
    を介して接続されてデータ通信を行う通信システムの通
    信方法において、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置に予め割り当て、 上記センタ制御装置から上記端末網制御装置への発呼
    時、もしくは上記端末網制御装置から上記センタ制御装
    置への発呼時に、上記交換機から送出されて上記端末網
    制御装置又はセンタ制御装置で受信されるモデム信号の
    番号情報に基づいて端末装置を特定するステップと、 上記センタ制御装置と、上記特定された端末装置との間
    でデータ通信を行うステップとを含むことを特徴とする
    通信システムの通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信システムの通信方法
    において、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置及びその制御識別子に予
    め割り当て、 上記端末網制御装置で受信されるモデム信号の番号情報
    内の制御識別子に基づいて上記特定された端末装置を所
    定の制御を行うステップをさらに含むことを特徴とする
    通信システムの通信方法。
  3. 【請求項3】 センタ制御装置と、端末装置に接続され
    た端末網制御装置とが、交換機を備えた所定の通信回線
    を介して接続されてデータ通信を行う通信システムにお
    いて、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置に予め割り当て、 上記センタ制御装置から上記端末網制御装置への発呼
    時、もしくは上記端末網制御装置から上記センタ制御装
    置への発呼時に、上記交換機から送出されて上記端末網
    制御装置又はセンタ制御装置で受信されるモデム信号の
    番号情報に基づいて端末装置を特定し、上記センタ制御
    装置と、上記特定された端末装置との間でデータ通信を
    行う制御手段を備えたことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の通信システムにおいて、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置及びその制御識別子に予
    め割り当て、 上記制御手段は、上記端末網制御装置で受信されるモデ
    ム信号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特定さ
    れた端末装置を所定の制御を行うことを特徴とする通信
    システム。
  5. 【請求項5】 センタ制御装置と、端末装置に接続され
    た端末網制御装置とが、交換機を備えた所定の通信回線
    を介して接続されてデータ通信を行う通信システムのた
    めの端末網制御装置において、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置に予め割り当て、 上記センタ制御装置から上記端末網制御装置への発呼
    時、もしくは上記端末網制御装置から上記センタ制御装
    置への発呼時に、上記交換機から送出されて上記端末網
    制御装置で受信されるモデム信号の番号情報に基づいて
    端末装置を特定し、上記センタ制御装置と、上記特定さ
    れた端末装置との間でデータ通信を行う制御手段を備え
    たことを特徴とする端末網制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の端末網制御装置におい
    て、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置及びその制御識別子に予
    め割り当て、 上記制御手段は、上記端末網制御装置で受信されるモデ
    ム信号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特定さ
    れた端末装置を所定の制御を行うことを特徴とする端末
    網制御装置。
  7. 【請求項7】 センタ制御装置と、端末装置に接続され
    た端末網制御装置とが、交換機を備えた所定の通信回線
    を介して接続されてデータ通信を行う通信システムのた
    めのセンタ制御装置において、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置に予め割り当て、 上記センタ制御装置から上記端末網制御装置への発呼
    時、もしくは上記端末網制御装置から上記センタ制御装
    置への発呼時に、上記交換機から送出されて上記端末網
    制御装置で受信されるモデム信号の番号情報に基づいて
    端末装置を特定し、上記センタ制御装置と、上記特定さ
    れた端末装置との間でデータ通信を行う制御手段を備え
    たことを特徴とするセンタ制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のセンタ制御装置におい
    て、 通信前情報通知サービスで上記交換機から送出されるモ
    デム信号の番号情報を端末装置及びその制御識別子に予
    め割り当て、 上記制御手段は、上記端末網制御装置で受信されるモデ
    ム信号の番号情報内の制御識別子に基づいて上記特定さ
    れた端末装置を所定の制御を行うことを特徴とするセン
    タ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073946A1 (fr) * 2001-03-09 2002-09-19 Koga Electronics Co., Ltd. Systeme de communication permettant de faire un appel arbitraire a un terminal de transmission de donnees a l'aide d'un reseau telephonique
JP2003110731A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信システム、情報処理サーバ装置、情報端末装置、情報処理方法、およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002073946A1 (fr) * 2001-03-09 2002-09-19 Koga Electronics Co., Ltd. Systeme de communication permettant de faire un appel arbitraire a un terminal de transmission de donnees a l'aide d'un reseau telephonique
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