JPH10190857A - 電話機による遠隔データアクセス方法 - Google Patents

電話機による遠隔データアクセス方法

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JPH10190857A
JPH10190857A JP32676697A JP32676697A JPH10190857A JP H10190857 A JPH10190857 A JP H10190857A JP 32676697 A JP32676697 A JP 32676697A JP 32676697 A JP32676697 A JP 32676697A JP H10190857 A JPH10190857 A JP H10190857A
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JP
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call
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line identification
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JP32676697A
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English (en)
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Andrew Edward Clifforth
エドワード クリフォース アンドルー
Stephen Edward Burnhill
エドワード バーンヒル スティーヴン
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Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/002Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems with telemetering systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電話網内の交換機を変更すること
なく実装後に変更し得る遠隔データアクセス方法の提供
を目的とする。 【解決手段】 遠隔データアクセス方法はインタフェー
スユニット57による所定の発呼回線識別情報の認識に
基づく。認識後、インタフェースユニットはユーティリ
ティメータのようなデータソースから発呼者側にデータ
を送出する。メータの読みがサーバ51に戻される。サ
ーバ51は電話機により多数の家庭に呼びかける。イン
タフェースユニット57は家庭の電話機を呼び出すこと
なくメータ読みを傍受するよう構成される。システムは
電話網内の交換機に変更を加える必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データに遠隔的に
アクセスする方法、データに遠隔的にアクセスするシス
テム、インタフェースユニット及びデータに遠隔的にア
クセスする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話網を使用して遠隔地のデータにアク
セスする方法が提案されている。特に、電話機を介して
データベースにアクセスし、家庭内の機器を制御及び監
視し、ビデオデータを送信する方法が知られている。別
の特定の応用は、家庭用機器又は事務用機器としてみな
されるユーティリティメータのようなメータ類を読み取
ることである。電話機によってメータの読みを自動的に
送信することによるメータの読取には、係員を建物の派
遣することなくいつでもメータにアクセスすることが可
能、データを処理する容量だけによって制限されるので
より頻繁に読取を行える、特定の一回限りの読取が容易
に手配される等の多数の利点がある。
【0003】顧客の観点からは、個人的なアクセスのた
めの準備をする不便さが少なくなり、異なる公共料金を
有利に利用するため一定の公益事業の提供者間での切換
を容易に行えるようになる。また、例えば、引っ越しの
際の所謂“特別な読取”がより容易に行えるようにな
る。これらの利点は、機器を家庭用回線、若しくは、多
くの場合専用回線に接続する別の機器を家庭内に設置す
ることによりもたらされる。通常、家庭に対する不都合
を最小限に抑えるため既存の家庭用回線が使用され、メ
ータ読取の呼は、家庭の電話料金への請求を回避するた
め、家庭から発呼されるのではなく家庭に向けて発呼さ
れる。また、メータ読取の呼は、家族が発呼するため送
受器を外すと直ぐに停止される。最後に、家族に迷惑に
ならないように、呼出音の無い呼が行われ、即ち、メー
タへのインタフェースは呼出が全く生じなくてもメータ
読取の呼を認識する。
【0004】このようなシステムが図1に概略的に示さ
れている。メータ読取サーバ1はメータ読取呼を加入者
側3に発信できるように電話網2に接続されている。か
かる呼は、ローカル交換機4を経由し、次に、電話網を
通って、ローカル・加入者間の交換機5まで伝わり、ロ
ーカル・加入者間の交換機は呼を加入者側に接続する。
呼出音の無い処理を実現するため、無呼出音処理用の特
殊なカード6が設けられる。交換機において、このカー
ドからの出力は、通常呼を処理する回線カード7からの
出力と合成される。付加的なカードは、加入者側の機器
に呼出音の無い呼と通常の通話呼とを識別させるため、
加入者側に送信されるべき警報音を異ならせ得る。テレ
メータユニット9は、呼出音の無い呼だけに応答し、メ
ータ10からの読みを送信する。一般的な電話機8は、
メータ読取送信による影響を受けていない通常の機器及
び呼のため使用され得る。
【0005】かかるシステムの一例は、ブリティッシュ
・テレコム・サプライヤーズ・インフォメーション・ノ
ート(British Telecom Suppliers Information notes)
SIN236 、1995年3月1日発行(1995年3月1
日発行のサービス説明書及びSIN 237 )に開示されてい
る。図2に示される如く、ブリティッシュ・テレコム標
準を使用する通常の呼は、ループリバーサルステップ1
1と、後続する一定期間の警報トーンfx及びfyステ
ップ12と、発呼回線識別情報を含み得るFSK形式の
データ送信ステップ13とからなる。最後に、呼出音発
生ステップ14が続く。
【0006】呼出音の無いメータ読取呼の場合に、異な
る警報トーン周波数fa,fbがステップ16で加入者
側に送信される。ステップ17において、呼セットアッ
プメッセージがローカル交換機5とテレメータインタフ
ェースユニット9との間で交換される。次に、ステップ
18において、FSK(周波数シフトキーイング)を使
用してテレメータデータがインタフェースユニット9か
らローカル交換機5に転送される。
【0007】上記システムはメータ読取の際に無呼出音
呼を実現し得る利点がある。電話網2は、このセットア
ップ時に発呼回線識別情報を送信するように構成されて
もよい。この場合、図1の通常の呼処理カード7は発呼
回線識別データを送信するよう構成される。図1におい
て通常の電話機8により例示されている加入者端末にお
ける発呼回線識別データの処理が図3に示される。
【0008】ステップ30において、端末は警報トーン
を検出する。発呼回線識別情報を含むFSKデータがス
テップ31で検出され、呼出音がステップ32で検出さ
れる。端末がディスプレイを有するならば、発呼者番号
及び名前はステップ33で表示される。発呼者識別情報
を使用する他の特徴は、呼の審査である。ステップ36
で、端末は発呼回線番号が排除されるべきか否かを審査
する。正当であるならば、信号器がステップ34で作動
され、加入者がステップ35でピックアップしたとき、
呼応が行われる。
【0009】図4は、図1の通常の電話機8のような従
来の加入者端末の特徴を概略的に示す図である。かかる
端末の一例は、ノーテル(Nortel)により設計・製造され
たC9316 である。回線インタフェース40は交換機への
回線とつながる。トーン検出回路41は警報トーンを検
出するため設けられている。FSK復号化は、FSK復
号器42で行われる。呼出音の検出は呼出検出器43で
行われる。トーン検出器41、FSK復号器42及び呼
出検出器43は、ディスプレイ45、キーボード46及
び信号器47を制御するプロセッサ44につながる。デ
ュアルトーン多周波(DTMF)発生器はダイアルトー
ンを発生させるため設けられる。送受器49は、プロセ
ッサ44により制御された音声回路50に連結され、音
声回路50は、プロセッサ44の制御の下で音声信号を
回線インタフェース40に直接出力し、回線インタフェ
ース40から音声信号を直接受信する。
【0010】かかる端末は、プロセッサ44のファーム
ウェアを変更することにより種々の異なる信号シーケン
スフォーマットと共に使用するため適合させ得る。図2
は、ブリティッシュ・テレコム仕様のCLI(発呼回線
識別)システムを示す図である。それ以外に、CATV
プロトコル、ETSIプロトコル及びベルコア(Belcor
e) プロトコルのようなCLIプロトコルが提案されて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図1に示されたメータ
読取システムは、ブリティッシュ・テレコム・プロトコ
ル以外のプロトコルを使用する交換機と共に使用するよ
うに適合させることが容易ではなく、実装された後に変
更を行うためにはローカル交換機側の変更が必要とされ
るので、柔軟性に欠ける。
【0012】本発明は、上記従来技術の問題点が解決さ
れた遠隔的にデータにアクセスする方法の提供を目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、発呼回
線識別情報を送出するよう整備された電話網、並びに、
電話網をデータのソースに接続するインタフェースユニ
ットを用いて遠隔的にデータにアクセスする方法におい
て、発呼側からインタフェースユニットへの通話を開始
する段階と、インタフェースユニットで発呼回線識別情
報を検出する段階と、検出された発呼回線識別情報に応
じてソースから発呼側にデータを送出するためインタフ
ェースユニットを使用する段階とからなる方法が提供さ
れる。
【0014】データ送信を発呼回線識別情報に依存させ
ることにより、機密性が高められ、交換機を変更する必
要はなく、システムは異なる発呼回線識別情報と共に使
用するため容易に適合される。本発明の方法は、インタ
フェースユニットを用いて呼に呼応する段階を更に有
し、データ送信段階が同一の呼の範囲内で行われる点が
有利である。通常、発呼回線識別情報は送受器がかかっ
ている間に送信される。呼に呼応し、データを同じ呼の
中で送出することにより、迅速なデータ送信が容易に実
現され、データソース側で最低限の機器を用いて実現す
ることが可能になる。通話のコストは、エンドユーザで
はなく発呼者側により負担され得る。
【0015】呼に対する呼応があるとき、呼出が回避さ
れる点が有利である。呼出が回避されるならば、呼はデ
ータソース側の人に迷惑を掛けないで行われ得る。呼は
昼間又は夜間のいつでも行い得る。このことは、特に家
庭への呼の場合に有用である。データがデュアルトーン
多周波を用いてインタフェースユニットから電話網に送
信される点が有利である。デュアルトーン多周波の使用
は、データソース側に最低限の付加機器を備えるだけで
非常に信頼性の高い伝送を可能にさせる。本発明の方法
は、同様にデュアルトーン多周波を使用するASDIと
互換性があるので、ASDIベースシステムと共に使用
することが可能である。
【0016】発呼者側は集中サーバにより構成され、複
数のデータソースは発呼者側から順番に異なる通話を用
いてアクセスされる点が有利である。集中サーバは、広
域に離散した場所からのデータへの高速なアクセスを、
確実に、低価格かつ標準的な汎用機器を用いて行う。デ
ータは家庭用機器に関係する点が有利である。データが
家庭用機器に関係する場合、かかる機器の監視は、低価
格の装置を用いて、かつ、住人への迷惑は最小限に抑え
て遠隔的に行い得る。
【0017】データのソースはユーティリティメータに
より構成される。ユーティリティメータは周期的に読み
取られるべきである。この読取は、低価格のハードウェ
ア、低いランニングコスト及び伝送コスト、並びに、公
益事業の顧客への最小限の迷惑で実現され得る。上記デ
ータは複数のメータのデータからなる点が有利である。
付加的ハードウェアが殆ど必要とされることなく、同じ
電話回線を使用して同じ場所の多数のメータが読み取ら
れる。ランニングコストを最小限に抑えるため、同じ呼
を使用してもよい。
【0018】本発明の方法は、メータからのパルスを計
数するためインタフェースユニットを使用する段階を更
に有し、送信されるデータはパルスのカウントにより構
成される点が有利である。インタフェースユニットにパ
ルスをカウントさせることにより、インタフェースユニ
ットを広範囲のメータと共に使用することが可能にな
る。カウントが変換されることなく送信されるならば、
料金の違いのようなカウントの意味の差異は集中的に処
理してもよい。従って、現場の多数のインタフェースユ
ニットを改良する必要がなくなる。
【0019】インタフェースユニットは電話機と一体化
される方が有利である。インタフェースユニットを統合
することにより、ハードウェアの量を最小限に抑えるこ
とができる。これは、特に、多数のデータソースがアク
セスされるべき場合に、データソース側の機器について
重要である。家庭内の用途の場合に、この方が便宜であ
り、マイクロプロセッサDTMF(デュアルトーン多周
波)発生器及び発呼回線識別情報検出コンポーネントの
ようなある種の部品が重複を避けるため二つの目的のた
め使用されると共に、コストが削減される。
【0020】本発明の他の面によれば、発呼回線識別情
報を送出するよう整備された電話網と、電話網をデータ
のソースに接続するインタフェースユニットとを使用し
てデータに遠隔的にアクセスする方法において、発呼者
側からインタフェースユニットへの呼を開始する段階
と、インタフェースユニットで発呼回線識別情報を検出
する段階と、家庭用機器に関係するデータをデュアルト
ーン多周波トーンを用いて発呼者側に送信する段階とか
らなる方法が提供される。
【0021】データを送信するためデュアルトーン多周
波トーンを用いて家庭用機器を監視することにより、信
頼性の高いシステムを低い設備コスト及びランニングコ
ストで実現することが可能になる。本発明の他の面によ
れば、発呼回線識別情報送信能力を有する電話網を用い
てデータに遠隔的にアクセスするシステムにおいて、通
話を開始するサーバと、サーバに関係する発呼回線識別
情報を検出する手段及び検出結果に応じてデータを送信
する手段により構成され、サーバにより開始された通話
に応答してデータをサーバに送信するインタフェースユ
ニットとからなるシステムが提供される。
【0022】本発明の他の面によれば、発呼回線識別情
報送信能力を有する電話網を介してデータを送信するイ
ンタフェースユニットにおいて、電話網を介して発呼者
側からの通話を受信する手段と、呼に関係した発呼回線
識別情報が所定の発呼回線識別情報と一致するか否かを
検出する手段と、検出結果に従って発呼者側にデータを
送信する手段とからなるシステムが提供される。
【0023】本発明の他の面によれば、インタフェース
ユニットによって送信された家庭用機器に関するデータ
に遠隔的にアクセスする装置において、家庭用のインタ
フェースユニットへの通話を開始する手段と、インタフ
ェースユニットにより送信されたデュアルトーン多周波
トーンの形式でデータを受信する手段と、所定の規準に
従ってデータを翻訳する手段とからなる装置が提供され
る。
【0024】当業者には明らかであるように、本発明の
好ましい特徴は、適宜組み合わせてもよく、本発明の他
のいずれかの面と組み合わせてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明をよりよく理解するため、
以下添付図面を参照して、その例に限定されることなく
本発明の実施の形態を説明する。図5は本発明による遠
隔アクセス配置の構成図である。サーバ51は、電話網
52を介して、本例では加入者側53に示されたデータ
ソースに達する通話を開始する。電話網52は、ローカ
ル・加入者間の交換機54を含む。サーバ51からの呼
は交換機54に伝達され、発呼回線識別を含む通常呼処
理機能部55を用いて加入者側53に接続される。
【0026】加入者側53では、インタフェースユニッ
ト(MIU)57が、発呼回線識別情報はサーバ51に
対応した認識された識別子であるか否かを検出する。検
出結果が否定であるならば、呼は通常の電話機56が呼
応するようそのまま残される。勿論、インタフェースユ
ニット57は、通常の電話機56と回線を共有するので
はなく、専用線上に配置されても構わない。
【0027】発呼回線識別情報が認識された場合、イン
タフェースユニット57は、メータのようなデータソー
ス58からサーバ51にデータを送信する。原則とし
て、データは別個の通話の一部として、若しくは、別個
の経路を介して、又は、同一の発呼者側により管理され
た異なるサーバにまで送信され得る。データは、電話網
以外の他の形式、例えば、無線伝送又は電力線データ伝
送によって送信することも可能である。
【0028】発呼回線識別情報はCATVを含む種々の
異なる電話網で送信されるので、インタフェースユニッ
トは、交換機側での高価な柔軟性の無い変更を伴うこと
なく略到るところで動作し得るように、かかる異なるプ
ロトコルに応答するよう設計される。また、発呼回線識
別情報を使用することは、警報トーンだけに頼る場合よ
りも機密性が高い。メータ読取のための警報トーンは、
対応する回線アクセス番号を知っていさえすれば、無権
限者でも始動することができる。一方、発呼回線識別情
報を使用することは、機密性が着信番号ではなく発信暗
号に依存することを意味する。発信番号へのアクセスの
制御は、電話網に組み込まれているので容易に行える。
【0029】データの遠隔アクセスを実行する基本的な
段階は図6に示されている。ステップ60において、イ
ンタフェースユニット57への呼が開始される。ステッ
プ61において、インタフェースユニット57は発呼回
線識別情報が認識されたか否かを検出する。発呼回線識
別情報が認識されたならば、インタフェースユニット5
7は、ステップ62において、データを発信者側に送信
する。詳細な例はメータ読取に関係するが、この方法は
より広範囲に適用可能であることは明らかである。例え
ば、他の家庭用機器を警備目的のため定期的に監視する
ことが可能である。カメラ及び他の検出器のような警備
装置が遠隔的に監視され得る。ホームオートメーション
システムとの統合は容易に実現される。
【0030】以下、図7を参照して、メータ読取の例に
関してデータソース側のインタフェースユニットについ
て詳述する。インタフェースユニットは回線インタフェ
ース40を用いて加入者側に接続される。トーン検出器
41、FSK復号器42及びDTMF(デュアルトーン
多周波)発生器48は、図4を参照して説明した従来の
加入者端末に設けられているものと同じである。プロセ
ッサ44も同じであるが、異種又は改良されたファーム
ウェアを具備する。インタフェースユニットは1台以上
のメータに接続され、メータのパルス出力に接続される
場合には、受信したパルスのローリングカウントを維持
する。プロセッサ44は、電線内の誤ったトリガを防止
するため、高いレベルの信号の流出を行う。
【0031】インタフェースユニットへの呼の受信時
に、インタフェースユニットは、発呼側の発呼回線識別
情報を復号し、直ぐに呼に呼応するか、若しくは、同一
回線上の他の電話機への通常の通話として呼を処理させ
る。インタフェースユニット内のトーン検出器41及び
FSK復号器42は、本質的に通常の端末内と同様に機
能する。プロセッサ44は、次に、FSK復号器42か
らの復号化された発呼回線識別情報が所定の発呼回線識
別情報と一致するか否かを判定する。所定の数の識別情
報がインタフェースユニットの構成中にセットアップさ
れる。おそらく不注意又は不当な変更を防止するためパ
スワード保護のようなある種の機密保護の形式を用い
て、上記所定の数を遠隔的に変更又は加算するための手
段が設けられる。
【0032】認識された発呼回線識別情報によってトリ
ガされたプロセッサは、典型的に毎秒10乃至30ディ
ジットのレートのDTMF信号通知を使用してメータパ
ルスカウントを回線に送出する。DTMFは毎秒50デ
ィジットで伝送し得る。レートを下げるほど、機密保護
性が高くなる。この機密保護性は、データから請求書が
作成されるユーティリティメータの場合に要求される。
確定されたプロトコルが使用され、又は、サーバは、メ
ータ読取呼のセットアップ中に使用される特定のプロト
コルを要求し得る。パーソナルコンピュータと共に使用
されるDTMF復号カード又は装置が広く利用される。
【0033】プロセッサ44は、呼に呼応し、呼出の発
生を阻止するため、FSK復号器42からの発呼回線識
別情報に充分に迅速に応答する必要がある。また、イン
タフェースユニットは呼の終了を制御する。インタフェ
ースユニットが、適切なヘッダが先行し、適切な終端が
後続する全ての必要なデータを送出したとき、インタフ
ェースユニットは、更なる呼の受信準備ができるよう
に、電話回線をアイドル、オンフック、オフライン状態
に戻す。典型的に、データ転送の終了は、接続されてい
るメータの台数に応じて、並びに、各メータ毎に行われ
る別個の料金期間中に別々のカウントの個数に応じて数
秒を要する インタフェースユニットが発呼回線識別情報を認識でき
ない場合、その呼はメータ読取呼ではないと判定され、
呼は中断されない。
【0034】管理上の要求として、データ読取アプリケ
ーションのため加入者の電話回線を使用する場合、例え
ば、いつでも緊急呼が発生され得るように、送出通話に
は優先順位が与えられるべきである。従って、インタフ
ェースユニットは、同一回線上で送受器が外れた状態の
電話機の出現を検出しなければならない。インタフェー
スユニット内でプロセッサ44は、回線インタフェース
40を用いてデータ呼を打ち切り、回線状態をダイアル
トーンに戻し得るように整えられる。
【0035】図8は、メータインタフェースユニットか
らメータまでの実現可能なインタフェースを示す図であ
る。典型的に、メータはオプトアイソレート形パルス出
力を与える。メータインタフェースユニット内で一本の
ラインが接地され、別のラインは、プルアップ抵抗R及
び直列電流制限抵抗を介してマイクロプロセッサに接続
される。
【0036】メータインタフェースユニットは、回線イ
ンタフェースと、トーン検出回路と、FSK復号回路
と、DTMF発生器と、プロセッサの重複を回避するた
め、顧客の電話機に組み込んでもよい。ファームウェア
の変更、及び、1台以上のメータとのインタフェースを
提供するハードウェアの変更だけが必要である。パルス
カウンタはファームウェアで実現され得る。リセットを
行う必要はなく、カウンタはラップアラウンドしてもよ
い。不正防止手段がインタフェースユニットに設けられ
得る。使用量パターンに基づく不正検出のような別の手
段をインタフェースユニット又はサーバに組み込んでも
よい。
【0037】インタフェースユニットは、家庭の電話機
のソケットにプラグインできるように別個の自立型機器
として提供してもよい。インタフェースユニットは、ユ
ーザ利用可能機能、ボタン又はディスプレイが不要であ
り、メータに接続可能であり、低コストであり、占有場
所が非常に小さい。インタフェースユニットがメータに
直接組み込まれたならば、データソースと電話機インタ
フェースとの間の接続部へのアクセスができなくなるの
で、不正行為の機会はより少なくなろう。ハードウェア
のコストも削減され得る。
【0038】図9はサーバの基本機能を構成的に示す図
である。サーバは、公衆電話網に電話をかけ、インタフ
ェースユニットからの回線上のDTMFトーンを監視す
る通信カードのような手段を備えたパーソナルコンピュ
ータの形式でもよい。監視機器又は監視警備装置へのデ
ータアクセスアプリケーションのため、サーバの機能を
移動電話に組み込むことが可能であり、監視の結果が移
動電話に表示される。メータ読取アプリケーションに対
し、数百乃至数千台のメータにつき1台のサーバを設け
ることが適当である。従って、サーバ51は、電話番号
のリスト91と、ラウンドロビン式又は周期的に番号の
リストを巡回する呼スケジューリング機能90とが必要
である。また、引っ越しのような状況の場合には、メー
タ読取の中の特定の一つを管理可能でなければならな
い。架電ハードウェア92は、呼スケジューリング機能
90により制御される。DTMF復号ハードウェア93
は、成功した各呼に対応したデータのストリームを供給
する。データ翻訳機能94は、サーバに設けられるが、
サーバ以外に設けても構わない。最後に、データ翻訳機
能94の結果は、例えば、請求システム95に転送され
る。
【0039】サーバがスケジュール通りにメータを読み
取れない場合、読取に失敗したメータの別のリストが作
成される。メータのスケジュールが終了した後、サーバ
は、先に読み取れなかったメータの全てが読み取られる
か、若しくは、タイムアウトが鳥がされるまで、先に読
み取れなかったメータのリストを巡回する。オペレー
タ、繰り返しの試行後、メータ読取の失敗が通知され
る。
【0040】図10はデータ翻訳機能94の動作を詳細
に示すフローチャートである。DTMF復号ハードウェ
ア93からの生データはヘッダを含み、所定のフォーマ
ットの形式をなし、ヘッダ及びフォーマットは、接続さ
れているメータの台数、及び、どの料金オプションを選
択しているかに応じて、呼び出される加入者に固有でも
構わない。従って、判定ステップ101で各メータのカ
ウントを判定するため、生データが翻訳できるように、
ヘッダ及びフォーマット詳細項目100が各加入者毎に
記憶される必要がある。
【0041】次に、カウントは、各公益事業の請求シス
テムに送られるべき請求データファイルに変換される。
このため、料金情報、読取時間、及び変換係数項目10
2を参照する必要がある。かくして、カウントは、変換
ステップ103において、キロワット時のような請求可
能な量、或いは、金融上の用語に変換される。
【0042】
【実施例】一般的に言うと、メータ読取アプリケーショ
ンの場合に、インタフェースユニットはデータの処理又
は変換を行わない方が好ましい。電話回線が稀にしか使
用されないならば、パルスのカウントを記憶することが
必要である。インタフェースユニットの方がサーバより
も台数が多いので、変換及び処理がサーバで行われる場
合、新料金又は異種類のメータに適合させるため、処理
の更新又は変更がより容易に行われ、インタフェースユ
ニットが現場で実装される場合には、変更がなされたか
否かを確かめることがより困難になる。
【0043】また、一般的に、より多くの処理能力を一
台の集中サーバに設ける方が、多数の分散したインタフ
ェースユニットに処理能力を設けるよりもコストが低
い。サーバは、メータの読みをアップロードすると共
に、例えば、多数の料金メータの時間を変更するため、
若しくは、他の機器を制御するためインタフェースユニ
ットに情報をダウンロードする。かくして、インタフェ
ースユニットの機能は、ホームオートメーション/コン
トロールの目的のため使用され得る。インタフェースユ
ニットは、ADSI(アナログ・ディスプレイ・サービ
ス・インタフェース)機器に共通したDTMFトーンを
使用するので、かかる機器に比較的容易に組み込むこと
ができる。
【0044】インタフェースユニットは、多数の異なる
発呼者と共に動作し、発呼者を識別するように構成され
得る。種々のデータが認識された発呼者に依存して送信
される。例えば、種々の公共事業者は専用のサーバを有
するとしても、ユーザの建物側で共通のインタフェース
ユニットを使用する。インタフェースユニットは、各サ
ーバに対し関連したデータだけを送出するよう構成され
る。
【0045】ホームセキュリティ/ホームコントロール
のアプリケーションの場合に、データが発呼回線識別情
報が認識された場合に限り送信されることは、システム
が暗号化パスワードのような複雑な機密保全手段を用い
なくても本質的に安全であることを意味する。インタフ
ェースユニットは、例えば、サーバとして機能するよう
な指定された移動電話だけから受信するよう構成しても
よい。
【0046】かかるシステムは図11に示される。電話
機110は加入者自身の移動電話、若しくは、異常なデ
ータ読取を処理するため加入者又は適当な代理人に連絡
を取る集中警備オフィスである。このオフィス又は加入
者の電話機110は、上記の如くメータ読取のためデー
タ読取呼を開始する。加入者側にあるインタフェースユ
ニット111は、警備オフィス若しくはユーザの移動電
話機110に対応した所定の発呼回線識別情報だけを認
識する。
【0047】詳細化された発呼回線識別情報に応じて、
認証が得られた場合、インタフェースユニットは家庭用
機器又はアラームシステム112からのデータを送出す
る。データはかかる機器の状態を示すディジタルコード
の形式で機器から受信される。たとえカウンタが使用さ
れるとしても、家庭用機器はメータ出力に対応したパル
ス形データを発生するよう構成し得るので、インタフェ
ースユニットにカウンタは必要ではない。インタフェー
スユニット又はサーバは、機器の状態を表示するためデ
ィジタルコード又はカウント値を復号するよう構成され
得る。
【0048】上記以外の変形が本発明の範囲内で当業者
には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のメータ読取配置の構成図である。
【図2】従来の交換機と加入者側との間の信号シーケン
スの説明図である。
【図3】従来の発呼回線身元データを処理する加入者端
末動作の説明図である。
【図4】従来の加入者端末の構成図である。
【図5】本発明の一実施例による遠隔データアクセス配
置の構成図である。
【図6】本発明の一面による方法のフローチャートであ
る。
【図7】本発明によるインタフェースユニットの構成図
である。
【図8】インタフェースユニットとメータとの間の接続
部分の説明図である。
【図9】本発明によるサーバの機能的な構成図である。
【図10】図9のサーバのデータ翻訳機能の説明図であ
る。
【図11】本発明の一実施例による他の配置の構成図で
ある。
【符号の説明】
51 サーバ 52 電話網 53 加入者側 54 ローカル・加入者間の交換機 55 発呼回線識別を含む通常呼処理部 56 電話機 57 インタフェースユニット 58 データソース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドルー エドワード クリフォース イギリス国,サフォク アイピー1 4ビ ーディー,イプスウィッチ,キングスト ン・ロード 25 (72)発明者 スティーヴン エドワード バーンヒル イギリス国,ウェイルズ,トーフェン エ ヌピー44 7エヌエックス,クームブラー ン,トゥー・ロックス,ギフォード・クロ ーズ 8

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼回線識別情報を送出するよう設けら
    れている電話網と、電話網をデータのソースに接続する
    インタフェースユニットとを用いてデータを遠隔的にア
    クセスする方法において、 発呼者側から上記インタフェースユニットへの通話を開
    始する段階と、 上記インタフェースユニットで発呼回線識別情報を検出
    する段階と、 上記検出された発呼回線識別情報に応じて、上記ソース
    から上記発呼者側にデータを送出するため上記インタフ
    ェースユニットを使用する段階とからなる方法。
  2. 【請求項2】 上記インタフェースユニットを用いて上
    記呼に呼応する段階を更に有し、 上記データが同じ呼の中で送出される請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 上記呼が呼応されたとき、呼出が回避さ
    れる請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記データは、デュアルトーン多周波ト
    ーンを用いて上記インタフェースユニットから上記電話
    網に送出される請求項1乃至3のうちいずれか1項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 上記発呼者側は集中サーバにより構成さ
    れ、複数のデータのソースが上記発呼者側から順番に異
    なる通話を用いてアクセスされる請求項1乃至4のうち
    いずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記データは家庭用機器に関係している
    請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記データのソースは、ユーティリティ
    メータからなる請求項1乃至6のうちいずれか1項記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 上記データは複数のメータからのデータ
    により構成されている請求項1乃至7のうちいずれか1
    項記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記メータからのパルスをカウントする
    ため上記インタフェースユニットを使用する段階を更に
    有し、 送出されるデータは上記パルスのカウントにより構成さ
    れている請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記インタフェースユニットは電話機
    に組み込まれている請求項1乃至9のうちいずれか1項
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 発呼回線識別情報を送出するよう設け
    られている電話網と、電話網をデータのソースに接続す
    るインタフェースユニットとを用いてデータを遠隔的に
    アクセスする方法において、 発呼者側から上記インタフェースユニットへの呼を開始
    する段階と、 上記インタフェースユニットで上記発呼回線識別情報を
    検出する段階と、 家庭用機器に関係したデータをデュアルトーン多周波ト
    ーンを用いて上記発呼者側に送出する段階とからなる方
    法。
  12. 【請求項12】 発呼回線識別情報送出能力を有する電
    話網を用いてデータに遠隔的にアクセスするシステムに
    おいて、 通話を開始するサーバと、 上記サーバにより開始された通話に応答して上記サーバ
    にデータを送出するインタフェースユニットとにより構
    成され、 上記インタフェースユニットは、 上記サーバに関係した発呼回線識別情報を検出する手段
    と、 検出結果に応じてデータを送出する手段とからなるシス
    テム。
  13. 【請求項13】 発呼回線識別情報送出能力を有する電
    話網を介してデータを送出するインタフェースユニット
    において、 上記電話網を介して発呼者側から通話を受ける手段と、 上記通話に対応した発呼回線識別情報が所定の発呼回線
    識別情報に対応するか否かを検出する手段と、 検出された結果に従って上記発呼者側にデータを送出す
    る手段とからなるインタフェースユニット。
  14. 【請求項14】 インタフェースユニットにより送出さ
    れた家庭用機器に関するデータに遠隔的にアクセスする
    装置において、 家庭用の上記インタフェースユニットへの通話を開始す
    る手段と、 上記インタフェースユニットにより送出されたデュアル
    トーン多周波トーンの形式のデータを受ける手段と、 所定の規準に従って上記データを翻訳する手段とからな
    る装置。
JP32676697A 1996-11-29 1997-11-27 電話機による遠隔データアクセス方法 Pending JPH10190857A (ja)

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GB9624960A GB2319925A (en) 1996-11-29 1996-11-29 Remote data access
US86548897A 1997-05-29 1997-05-29
US9624960:2 1997-05-29
US865488 1997-05-29

Publications (1)

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JPH10190857A true JPH10190857A (ja) 1998-07-21

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EP0845896A1 (en) 1998-06-03
CA2220802A1 (en) 1998-05-29

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