JP2001135842A - 太陽電池用リード線取付け方法及びその装置 - Google Patents
太陽電池用リード線取付け方法及びその装置Info
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Abstract
ンプの形成及び半田バンプに対するリード線の接続が自
動的に行える太陽電池用リード線取付け装置を提供する
ことにある。 【解決手段】太陽電池4にリード線21を取付ける太陽
電池用リード線取付け装置において、前記太陽電池4の
リード線取付け領域19に対して上下動可能なバンプ用
半田こて26を有し、前記リード線取付け領域19に所
定間隔を存して列状に半田バンプを形成する予備半田付
け装置11と、前記太陽電池4の半田バンプ列上にリー
ド線21を供給するとともに、前記リード線21を前記
半田バンプに押し付けるリード線用半田こて58を有
し、前記リード線21を半田バンプに接続するリード線
半田付け装置12とを具備したことを特徴とする。
Description
の正負の電極にリード線を接続して出力を取出すための
太陽電池用リード線取付け方法及びその装置に関する。
変換する太陽電池モジュールは、ガラス基板等の絶縁基
板上に、透明電極層、半導体光電変換層及び裏面電極層
が順次形成された積層体を備えている。この積層体は、
レーザスクライブ等によって複数の光電変換セルに分離
されるとともに、各光電変換セルは電気的に直列または
並列に接続されている。
公報、特開平9‐135035号公報及び特開平9‐8
3001号公報等に示すように,太陽電池モジュールの
両端にはリード線取付け領域が設けられ、このリード線
取付け領域には正負の電極として半田バンプが形成さ
れ、この半田バンプにリード線を接続することにより、
太陽電池モジュールの出力を取出すようにしている。そ
して、リード線は太陽電池モジュールの裏面に取付けら
れる端子ボックスに接続される。
ド線取付け領域に半田バンプを形成する装置としては,
例えば、特許第2691685号公報、特開平9−29
5133号公報で知られており、半田こてに超音波振動
を付与して効率的に、しかも確実に半田付けされるよう
に構成されている。
取付け領域に、超音波半田付け法によってスポット径が
2mm程度の半田バンプを20mm間隔程度で、列状に
形成したのち、前記半田バンプの列上に半田メッキされ
た銅箔等のリード線を沿わせ、リード線の上方から半田
こてによって半田バンプに対してリード線を加熱しなが
ら押圧して半田付けしている。
端のリード線取付け領域にリード線を取付けるには,リ
ード線取付け領域に予備半田として半田バンプを形成し
たのち、この半田バンプの列上に半田メッキされた銅箔
等のリード線を沿わせ、リード線を半田バンプに対して
半田付けする作業は手作業によって行われている。
沿わせ、リード線の上面から半田こてを押し当てて半田
付けする際に、リード線がずれたり、皺が発生すること
がある。そこで、リード線の端部に重りを吊り下げ、リ
ード線にテンションを付与しながら半田付けを行ってい
る。
ンプに対してリード線を手作業によって半田付けする作
業は非能率的であり、大量生産には多くの工数を要し、
コストアップの原因となる。また、リード線に重りによ
ってテンションを付与して半田付けを行うと、半田付け
された半田バンプ相互間のリード線が張設された状態と
なり、太陽電池モジュールを建造物の屋根等に設置した
とき、リード線の熱収縮によってリード線が半田バンプ
から外れたり破損する虞がある。
もので,その目的とするところは,太陽電池のリード線
取付け領域に対する半田バンプの形成及び半田バンプに
対するリード線の接続が自動的に行え、作業能率の向上
を図ることができる太陽電池用リード線取付け方法及び
その装置を提供することにある。
達成するために、請求項1は、太陽電池の両端にリード
線を取付ける太陽電池用リード線取付け方法において、
前記太陽電池の両端のリード線取付け領域にバンプ用半
田こてによって所定間隔を存して列状に半田バンプを形
成する第1の工程と,前記半田バンプが形成された太陽
電池をリード線取付け工程に搬送する第2の工程と,前
記太陽電池の半田バンプ列上にリード線を供給するとと
もに、前記リード線をリード線用半田こてによって前記
半田バンプに押し付け前記リード線を半田バンプに接続
する第3の工程とからなることを特徴とする。
取付ける太陽電池用リード線取付け装置において、前記
太陽電池の両端のリード線取付け領域に対して上下動可
能なバンプ用半田こてを有し、前記リード線取付け領域
に所定間隔を存して列状に半田バンプを形成する予備半
田付け装置と、前記太陽電池の半田バンプ列上にリード
線を供給するとともに、前記リード線を前記半田バンプ
に押し付けるリード線用半田こてを有し、前記リード線
を半田バンプに接続するリード線半田付け装置とを具備
したことを特徴とする。
る太陽電池用リード線取付け方法において、前記太陽電
池のリード線取付け領域にバンプ用半田こてによって所
定間隔を存して列状に半田バンプを形成する第1の工程
と,前記リード線をリード線用半田こてによって前記半
田バンプに押し付け前記リード線を半田バンプに接続す
る第2の工程とからなることを特徴とする。
る太陽電池用リード線取付け装置において、前記太陽電
池のリード線取付け領域に対して上下動可能なバンプ用
半田こてを有し、前記リード線取付け領域に所定間隔を
存して列状に半田バンプを形成する予備半田付け装置
と、前記リード線を前記半田バンプに押し付けるリード
線用半田こてを有し、前記リード線を半田バンプに接続
するリード線半田付け装置とを具備したことを特徴とす
る。
ド線半田付け装置は、リード線用半田こての上下動と連
動し、半田付け後のリード線をその上面から押えるリー
ド線の長さ方向に沿って長い押え部を有するリード線押
え部材を有していることを特徴とする。
ード線取付け領域に対する半田バンプの形成及び半田バ
ンプに対するリード線の接続が自動的に行える。
上下動と連動し、半田付け後のリード線をその上面から
リード線の長さ方向に沿って長い押え部を有するリード
線押え部材によって押えることにより,リード線を長い
範囲で押えることができる。
面に基づいて説明する。
装置の概略的構成を示し,基台1には第1の載置台2と
第2の載置台3が同一平面上で,左右に並設されてい
る。この第1と第2の載置台2,3は後述する太陽電池
4をその製膜面側を上にして載置する載置面に太陽電池
4を半田付け時に移動不能に支持する支持部5及び太陽
電池4を第1と第2の載置台2,3に対して搬入・搬出
する搬送機構6を有している。
第2の載置台2,3を跨ぐように設けられ,この可動フ
レーム7は駆動機構(図示しない)によって矢印A方向
に1ピッチずつ間欠移動するようになっている。
して予備半田付け装置11が設けられ,第2の載置台3
に対応してリード線半田付け装置12が設けられてい
る。そして、可動フレーム7の移動に伴って予備半田付
け装置11は、第1の載置台2上の太陽電池4に対して
半田バンプを形成し,リード線半田付け装置12は第2
の載置台3上の太陽電池4の半田バンプに対してリード
線の取り付けを同時に行うようになっている。
図3に示すように,ガラス基板等の絶縁基板13上に、
透明電極層14、半導体光電変換層15及び裏面電極層
16が順次形成された積層体17を備えている。積層体
17は複数の光電変換セル18に分離されるとともに、
各光電変換セル18は電気的に接続されている。
両端にはリード線取付け領域19が設けられ,このリー
ド線取付け領域19に前記予備半田付け装置11によっ
て所定間隔を存して列状に半田バンプ20を形成し、リ
ード線半田付け装置12によって半田バンプ20の列上
に、図5に示すように,リード線21を半田バンプ20
に押し付けてリード線21を半田バンプ20に接続する
ようになっている。
けでなく,図示しないが、両端と両端に間に1本や3本
等の複数のリード線あるいは両端以外の部分に取付ける
太陽電池もある。
すると,図1及び図6に示すように,予備半田付け装置
11は太陽電池4の両端のリード線取付け領域19に対
向するように可動フレーム7に対して2機のXY方向駆
動機構22が設けられている。このXY方向駆動機構2
2にはZ方向駆動機構としてのサーボモータ23が設け
られている。サーボモータ23の昇降ロッド24にはブ
ラケット25を介してバンプ用半田こて26が鉛直方向
に取付けられている。
7と、この超音波振動子27に直結され,内部に電気ヒ
ータ(図示しない)を有したこて28とからなり,こて
28の先端部は先細に形成されている。さらに、バンプ
用半田こて26の近傍には第1の載置台2に載置された
太陽電池4のコーナ部に付されたアライメントマーク
(図示しない)を読み取るカメラ29が設けられ,この
カメラ29はブラケット30を介して可動フレーム7に
取付けられている。
カメラとアライメントマークで行わず,太陽電池4を位
置決めバーに押し当てることによって,太陽電池4の位
置決めをする場合には,カメラは取付けられない。
ンプ用半田こて26の近傍に位置する可動フレーム7に
は半田供給機構31が設けられている。この半田供給機
構31は線状半田32を巻回したボビン33から線状半
田32を間欠的に繰り出す繰出しローラ34を有してお
り,線状半田32は上向き円弧状のガイドパイプ35の
内部を挿通するようになっている。ガイドパイプ35
は、テフロンまたはナイロン等の摩擦係数の小さいチュ
ーブであり,上向き開口部36がホルダ37によって可
動フレーム7に取り付けられており、線状半田32は上
向き開口部36から一定量ずつ突出するようになってい
る。
の両端のリード線取付け領域19に半田バンプ20を形
成するには,図8(a)に示すように,予備半田付け装
置11のXY方向駆動機構22の駆動によってバンプ用
半田こて26のこて28が半田供給機構31の上向き開
口部36に対向するようになっている。
半田こて26がサーボモータ23によって下降すると、
こて28の先端部が上向き開口部36から突出する線状
半田32に当接し、電気ヒータによって加熱されている
こて28によって線状半田32が溶融されるようになっ
ている。
用半田こて26が上昇すると,図8(c)に示すよう
に,こて28の先端部に一定量の溶融半田32aが付着
し,溶融半田32aを第1の載置台2の太陽電池4に供
給できるようになっている。すなわち、予備半田付け装
置11のXY方向駆動機構22の駆動によって、図8
(d)に示すように,バンプ用半田こて26が第1の載
置台2の太陽電池4のリード線取付け領域19に対向す
る。そして、サーボモータ23によってバンプ用半田こ
て26が下降すると、こて28の先端部に付着されてい
る溶融半田32aがリード線取付け領域19に接触して
半田バンプ20を形成するようになっている。
識するために,こて28の先端部をリード線取付け領域
19に一度接触させ,原点を抽出してからある一定量だ
けバンプ用半田こて26をサーボモータ23によって引
き上げ,超音波振動子27によってこて28に超音波振
動を付与しながらリード線取付け領域19に半田バンプ
20を形成する。可動フレーム7を矢印A方向に1ピッ
チずつ間欠移動しながら前記作用を繰り返すことによ
り,リード線取付け領域19に等間隔に一列に多数の半
田バンプ20を形成することができるようになってい
る。
半田32をボビン33から間欠的に繰出しローラ34に
よって繰出すことにより,線状半田32は上向き開口部
36から一定量ずつ突出するため、バンプ用半田こて2
6のこて28の先端部に一定量の溶融半田32aを付着
でき,半田バンプ20の大きさを略一定に揃えることが
できる。しかも、バンプ用半田こて26に超音波振動を
付与しながら押し付けて半田付けすることにより,リー
ド線取付け領域19に半田バンプ20を確実に固定でき
る。
いて説明すると、図9〜図11に示すように,太陽電池
4の半田バンプ20が形成されたリード線取付け領域1
9に対向するように可動フレーム7に対して2機のY方
向駆動機構40が設けられている。このY方向駆動機構
40にはZ方向駆動機構(図示しない)を介してリード
線供給半田付け機構41が上下動自在に設けられてい
る。
明すると,Z方向駆動機構によって上下動自在な鉛直方
向に延びる取付けプレート42の上部にはリード線21
を供給するリード線供給部43が設けられている。この
リード線21は幅が約2mmの帯状の半田メッキ銅箔で
あり、取付けプレート42に回転自在に支持されたボビ
ン44に巻回されている。
に沿って垂直ガイド45とこの垂直ガイド45の下端部
から曲率を持った円弧ガイド46が連続して設けられ,
さらに、円弧ガイド46から水平ガイド47が連続して
設けられている。そして、ボビン44から繰り出された
リード線21はガイドローラ48を介して垂直ガイド4
5,円弧ガイド46、水平ガイド47の順に挿通され、
第2の載置台3上の太陽電池4に導かれるようになって
いる。
49が設けられ、水平ガイド47には下面、すなわち太
陽電池4に向かって開口するガイド溝50が設けられて
いる。さらに、水平ガイド47にはガイド溝50に向か
って貫通する大径孔51と、この大径孔51を挟んで水
平ガイド47の先端側に長孔52が、基端側に小径孔5
3が穿設されている。,さらに、前記取付けプレート4
2には側板54が一体に設けられ,この側板54には第
1のエアシリンダ55が鉛直方向に取付けられている。
第1のエアシリンダ55の昇降ロッド56にはブラケッ
ト57を介してリード線用半田こて58が鉛直方向に取
付けられている。
59と、この超音波振動子59に直結され,内部に電気
ヒータ(図示しない)を有したこて60とからなり,こ
て60の先端部は先細に形成されている。そして、こて
60は前記水平ガイド47の大径孔51に対向し,大径
孔51を貫通してリード線21の上面を圧接できるよう
になっている。なお、超音波振動子59は必ずしも必要
としない。
線を中心として山形状に傾斜するブラケット61が設け
られ,このブラケット61にはリード線用半田こて58
を挟んで第2のエアシリンダ62と第3のエアシリンダ
63が傾斜して設けられている。第2のエアシリンダ6
2の昇降ロッド64にはピン65によってリード線押え
部材66が取付けられている。このリード線押え部材6
6は、略三角形プレートからなり,半田付け後のリード
線21を長い範囲を押えるためにリード線21の長さ方
向に沿って長い押え部66aを有し、前記水平ガイド4
7の長孔52を貫通してリード線21の上面を押えるよ
うになっている。
にはリード線押えピン68が取付けられている。このリ
ード線押えピン68は先端部が先細で,水平ガイド47
の小径孔53を貫通して半田付け前のリード線21を押
えるようになっている。
エアシリンダ55、第3のエアシリンダ63の順に作動
してリード線21を太陽電池4のリード線取付け領域1
9に形成された半田バンプ20にリード線押え部材66
によって長い範囲を押え付けるようになっている。さら
に,リード線半田こて58によってリード線21を半田
バンプ20に圧接し、次にリード線押えピン68によっ
てリード線21を半田バンプ20に押えた状態でリード
線21を半田バンプ20に半田付けするようになってい
る。
予備半田付け装置11及びリード線半田付け装置12は
透明なカバー70によって覆われて防塵構造になってお
り,カバー70の外部から作業者が監視できるようにな
っている。
リード線取付け装置の作用について説明する。
4は、両端あるいは両端とその間に数本のリード線取付
け領域19に半田バンプ20を形成する前のもので,絶
縁基板13上に、透明電極層14、半導体光電変換層1
5及び裏面電極層16が順次形成された積層体17を備
え、この積層体17は複数の光電変換セル18に分離さ
れるとともに、各光電変換セル18は電気的に接続され
ている。そして、第1の載置台2には太陽電池4がその
裏面電極層16を上向きにして載置される。
は、予備半田付け装置11によって太陽電池4の両端の
リード線取付け領域19に半田バンプ20が列状に形成
されたもので、第1の載置台2から搬送機構6によって
搬入される。
ピッチずつ間欠移動し,この可動フレーム7に搭載され
た予備半田付け装置11とリード線半田付け装置12が
同時に作動して第1の載置台2においては半田バンプ2
0が形成され,第2の載置台3においてはリード線21
の半田付けが行われる。
を上にして搬入されると,支持部5によって固定的に保
持される。次に,可動フレーム7が第1と第2の載置台
2,3を跨いだ状態で移動し,予備半田付け装置11の
カメラ29によって太陽電池4に付されたアライメント
マーク(図示しない)を読み取り,その読み取り信号に
基づいてXY方向駆動機構22が作動して太陽電池4の
リード線取付け領域19にバンプ用半田こて26が対向
する。
カメラとアライメントマークで行わず,太陽電池4を位
置決めバーに押し当てることによって,太陽電池4の位
置決めをする場合には,カメラは取付けておらず,図示し
ない位置決めバーが取付けられ,固定された位置決めバ
ーを基準とし,可動する位置決めバーにて太陽電池4の
基準面を固定された位置決めバーに押し当てることによ
り、所定の場所に太陽電池4をセットする。定められた
場所に、XY方向駆動機構22が作動して太陽電池4の
リード線取付け領域19にバンプ用半田こて26が対向
する。
に,バンプ用半田こて26のこて28が上向き開口部3
6に対向する。次に,図8(b)に示すように,バンプ
用半田こて26がサーボモータ23によって下降し,こ
て28の先端部が上向き開口部36から突出する線状半
田32に当接すると,電気ヒータによって加熱されてい
るこて28によって線状半田32が溶融される。
半田こて26が上昇すると,図8(c)に示すように,
こて28の先端部に一定量の溶融半田32aが付着す
る。ここで,予備半田付け装置11のXY方向駆動機構
22の駆動によって、図8(d)に示すように,バンプ
用半田こて26が第1の載置台2の太陽電池4のリード
線取付け領域19に対向し,サーボモータ23によって
下降し,こて28の先端部に付着されている溶融半田3
2aをリード線取付け領域19に接触させて半田バンプ
20を形成する。
識するために,こて28の先端部をリード線取付け領域
19に一度接触させ,原点を抽出してからある一定量だ
けバンプ用半田こて26をサーボモータ23によってあ
る一定の半田に適した間隔に引き上げ,リード線取付け
領域19に半田バンプ20を形成する。
1ピッチずつ間欠移動しながら前記作用を繰り返すこと
により,太陽電池4の一端側から他端側に向かってリー
ド線取付け領域19に等間隔に一列に多数の半田バンプ
20が形成される。
ついて説明する。まず,Y方向駆動機構40が作動し、
リード線供給半田付け機構41が太陽電池4の両端の半
田バンプ20が形成されたリード線取付け領域19に対
向する。このとき、カメラ(図示しない)によって太陽
電池4に付されたアライメントマーク(図示しない)を
読み取って位置決めを行う。
く,太陽電池を位置決めバーに押し当てることによって,
太陽電池の位置決めをする場合には,カメラは取付けら
れておらず,図示しない位置決めバーが取付けられ,固定
された位置決めバーを基準とし,可動する位置決めバー
にて太陽電池の基準面を固定された位置決めバーに押し
当てることにより,所定の場所に太陽電池を位置決めす
る。
給半田付け機構41が下降すると,取付けプレート42
に取り付けられた水平ガイド47が半田バンプ20を有
するリード線取付け領域19に接近する。
繰り出され,垂直ガイド45、円弧ガイド46及び水平
ガイド47の順にガイドされ,さらにガイド溝50によ
って太陽電池4の半田バンプ20を有するリード線取付
け領域19に導かれている。
昇降ロッド64が下降し、リード線21を半田バンプ2
0にリード線押え部材66によって長い範囲を押え付け
る。次に,第1のエアシリンダ55の昇降ロッド56が
下降してリード線半田こて58によってリード線21を
半田バンプ20に圧接する。次に、第3のエアシリンダ
63の昇降ロッド67が下降してリード線21をリード
線取付け領域19に押し付ける。
波振動子59が超音波振動すると,こて60を介してリ
ード線21と半田バンプ20との圧接部に超音波振動が
付与され,しかもリード線半田こて58に内蔵された電
気ヒータの加熱によってリード線21の半田及び半田バ
ンプ20が溶融してリード線21が半田バンプ20に半
田付けされる。このとき,超音波振動は必須ではなく,場
合によっては超音波振動を付与しない場合もある。
1が半田付けされると、第1、第2及び第3のエアシリ
ンダ55,62,63の順に作動して昇降ロッド56,
64,67が上昇し,同時に可動フレーム7が矢印A方
向に1ピッチ移動して次の半田バンプ20に対するリー
ド線21の半田付けを行い,前記作用を繰り返すことに
より,太陽電池4の一端側から他端側に向かって列状の
半田バンプ20に対するリード線21の接続が行われ
る。
分は、リード線21の長手方向に沿うプレート状のリー
ド線押え部材66によって長い範囲を押え付けることが
でき,半田付け前の部分はリード線押えピン68によっ
て押え付けられ,その間のリード線21が半田バンプ2
0に半田付けされるため,リード線21に余分なテンシ
ョンが加わることはなく,半田付け後のリード線21の
熱収縮によってリード線21が半田バンプ20から外れ
ることはない。
全長に亘ってリード線21の半田付けが完了すると、所
定の長さのところでリード線21を切断する。リード線
21が切断されると,太陽電池4は搬送機構6によって
第2の載置台3から搬出され,第2の載置台3には第1
の載置台2から太陽電池4が搬入される。
0の形成から半田バンプ20に対するリード線21の取
付けが全自動的に行える。また、バンプ用半田こて26
及びリード線用半田こて58はサーボモータ23,55
によって上下動して半田付けするように制御されている
が,2つある場合,半田こてのいずれか一方にトラブル
が発生した場合,他方の半田こても同時に一時停止し,
このとき半田こてが上昇した位置で一時停止するように
設定されている。従って,半田こてによって太陽電池4
が破損されるのを未然に防止することができる。
装置とリード線半田付け装置を別々の載置台に載置した
が,両装置を同一の載置台に載置し,半田バンプを付けた
直後にリード線を付けるようにしてもよい。すなわち,
リード線取付け領域の進行方向に対して予備半田するこ
て部とリード線取付けこて部がタンデムにセットされ,
半田バンプを付けた直後にリード線を付ける。
は複雑となるが,太陽電池の位置決めが一度に済むとい
う利点がある。また,予備半田の温度が下がらないうち
に,リード線の取付けを行うため,リード線取付けこてに
よる取付け加温時間が少なくて済むという利点がある。
明によれば、太陽電池のリード線取付け領域に対する半
田バンプの形成及び半田バンプに対するリード線の接続
が自動的に行え、作業能率の向上を図ることができる。
こての上下動と連動し、半田付け後のリード線をその上
面からリード線の長さ方向に沿って長い押え部を有する
リード線押え部材によって押えることにより,リード線
を長い範囲で押えることができ、リード線の皺の発生及
び破断を防止でき、幅が狭く腰の弱いリード線でも確実
に取付けることができる。
ード線取付け装置の概略的正面図。
概略的側面図。
状態の斜視図。
態の斜視図。
面図,(b)は側面図。
受取って半田バンプを形成する過程を示す正面図。
図。
部を拡大した側面図。
側面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 太陽電池にリード線を取付ける太陽電池
用リード線取付け方法において、 前記太陽電池のリード線取付け領域にバンプ用半田こて
によって所定間隔を存して列状に半田バンプを形成する
第1の工程と,前記半田バンプが形成された太陽電池を
リード線取付け工程に搬送する第2の工程と,前記太陽
電池の半田バンプ列上にリード線を供給するとともに、
前記リード線をリード線用半田こてによって前記半田バ
ンプに押し付け前記リード線を半田バンプに接続する第
3の工程と、 からなることを特徴とする太陽電池用リード線取付け方
法。 - 【請求項2】 太陽電池にリード線を取付ける太陽電池
用リード線取付け装置において、 前記太陽電池のリード線取付け領域に対して上下動可能
なバンプ用半田こてを有し、前記リード線取付け領域に
所定間隔を存して列状に半田バンプを形成する予備半田
付け装置と、 前記太陽電池の半田バンプ列上にリード線を供給すると
ともに、前記リード線を前記半田バンプに押し付けるリ
ード線用半田こてを有し、前記リード線を半田バンプに
接続するリード線半田付け装置と、 を具備したことを特徴とする太陽電池用リード線取付け
装置。 - 【請求項3】 太陽電池にリード線を取付ける太陽電池
用リード線取付け方法において、 前記太陽電池のリード線取付け領域にバンプ用半田こて
によって所定間隔を存して列状に半田バンプを形成する
第1の工程と,前記リード線をリード線用半田こてによ
って前記半田バンプに押し付け前記リード線を半田バン
プに接続する第2の工程と、 からなることを特徴とする太陽電池用リード線取付け方
法。 - 【請求項4】 太陽電池にリード線を取付ける太陽電池
用リード線取付け装置において、 前記太陽電池のリード線取付け領域に対して上下動可能
なバンプ用半田こてを有し、前記リード線取付け領域に
所定間隔を存して列状に半田バンプを形成する予備半田
付け装置と、 前記リード線を前記半田バンプに押し付けるリード線用
半田こてを有し、前記リード線を半田バンプに接続する
リード線半田付け装置と、 を具備したことを特徴とする太陽電池用リード線取付け
装置。 - 【請求項5】 前記リード線半田付け装置は、リード線
用半田こての上下動と連動し、半田付け後のリード線を
その上面から押えるリード線の長さ方向に沿って長い押
え部を有するリード線押え部材を有していることを特徴
とする請求項2または4記載の太陽電池用リード線取付
け装置。
Priority Applications (7)
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1999
- 1999-11-02 JP JP31239999A patent/JP4459339B2/ja not_active Expired - Lifetime
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