JP2001135418A - シールド接続ユニットへのケーブル接続方法及びシールド接続ユニット - Google Patents

シールド接続ユニットへのケーブル接続方法及びシールド接続ユニット

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JP2001135418A
JP2001135418A JP31886599A JP31886599A JP2001135418A JP 2001135418 A JP2001135418 A JP 2001135418A JP 31886599 A JP31886599 A JP 31886599A JP 31886599 A JP31886599 A JP 31886599A JP 2001135418 A JP2001135418 A JP 2001135418A
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shield
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connection unit
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JP31886599A
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Jun Imazu
準 今津
Ryoji Tsuji
良次 辻
Chikahiro Yoshioka
近弘 吉岡
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、シールド接続ユニットに対す
るケーブルの接続及び同ユニットにおけるシールド部材
のアースへの接続を効率良く行う。 【解決手段】 ケーブル40中のドレイン線42が接続
されるドレイン端子10Bと、その外側を覆うシールド
部材30とを有するシールド接続ユニット、及び、同ユ
ニットへのケーブル接続方法。ドレイン端子10Bの後
部と、その後方におけるシールド部材30の所定部位に
接続部14,35を形成する。これら接続部14,35
に対し、共通のドレイン線42を一括接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線端子及びドレ
イン端子の外側がシールド部材で覆われるシールド接続
ユニット及び同ユニットに電線及びドレイン線を含むケ
ーブルを接続する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シールド機能を備えたシールドケーブル
には、通常の電線の他、アース接続を簡便に行うための
ドレイン線が含まれているものがある。そして、このケ
ーブルに接続されるシールド接続ユニットは、前記電線
及びドレイン線が各々接続される電線端子及びドレイン
端子を有するとともに、これらの端子を外側から覆う形
状(一般にはシェル状)のシールド部材を具備してい
る。このシールド部材のシールド機能を発揮させるに
は、当該シールド部材をアースに接続する必要があり、
そのための手段として従来は次のようなものが知られて
いる。
【0003】A)シールド部材の後端からバレルを延長
させ、このバレルをシールドケーブル側のシールド用編
組に圧着し、このシールド用編組を介してアースに接続
する(例えば特公平7-34373号公報参照)。
【0004】B)前記ドレイン端子にその外側のシール
ド部材と部分的に接触可能なシールド接触部を設け、当
該接触によってシールド部材を前記ドレイン端子及びド
レイン線ひいてはアースに接続する(特開平6−310
218号公報や特開平10−134904号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】A)の方法では、シー
ルド線の端部をシールド端子に接続する作業とは全く別
に、シールド部材のバレルをシールドケーブルの編組に
圧着する作業が必要であり、効率が悪い。また、シール
ド部材の後端部において、そのインシュレーションバレ
ルとは別にシールド接続用のバレルを並べて形成しなけ
ればならず、その分シールド接続ユニットの軸方向全長
が大きくなり、小型化の妨げとなる。
【0006】一方、B)の方法では、シールド端子を外
側のシールド部材に接触させるために、当該シールド端
子から特殊形状の接触部を延長させたり(特開平6−3
10218号公報)、シールド端子の位置を端に偏らせ
てシールド部材と接触しやすい配置にしたり(特開平1
0−134904号公報)する工夫が必要であり、接続
ユニットの設計に大きな制約を受けることになる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構成で、シールド部材のアース接続を含めたケーブル接
続作業を効率良く行うことができる方法及びシールド接
続ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、ケーブル中のドレイン線が接
続されるドレイン端子を有してその外側がシールド部材
で覆われるシールド接続ユニットに前記ケーブルを接続
する方法であって、前記ドレイン端子の後部及びその後
方における前記シールド部材の所定部位に共通のドレイ
ン線を一括接続するものである。
【0009】また本発明は、ケーブル中のドレイン線が
接続されるドレイン端子を有し、その外側がシールド部
材で覆われるシールド接続ユニットにおいて、前記ドレ
イン端子の後部に前記ドレイン線を接続するための端子
側ドレイン接続部を設けるとともに、前記シールド部材
において前記端子側ドレイン接続部とドレイン線軸方向
に並ぶ位置に前記ドレイン線を接続するためのシールド
部材側ドレイン接続部を設けることにより、これら端子
側ドレイン接続部及びシールド部材側ドレイン接続部に
共通のドレイン線が一括接続可能となるように構成した
シールド接続ユニットである。
【0010】なお、ここでいう「一括接続」は、ドレイ
ン線をドレイン端子及びシールド部材に「同時接続」す
るものでもよいし、あるいは、ドレイン線とドレイン端
子との接続、ドレイン線とシールド部材との接続のいず
れか一方の接続と、他方との接続を順番に連続して行う
ものでもよい。
【0011】以上の構成によれば、ドレイン端子及びそ
の後方におけるシールド部材の所定部位に共通のドレイ
ン線を一括接続するだけの簡単な作業で、ドレイン端子
へのドレイン線の接続と、当該ドレイン線を通じての前
記シールド部材のアース接続とを効率良く行うことがで
きる。
【0012】具体的な接続手段としては、前記ドレイン
端子の後部及び前記シールド部材の所定部位に共通のド
レイン線を一括溶接する方法が有効である。そのための
構造としては、例えば、前記ドレイン端子の後方で前記
シールド部材の一部を前記端子側ドレイン接続部と並ぶ
位置まで隆起させることにより、当該端子側ドレイン接
続部とともに共通のシールド線が一括溶接可能なシール
ド部材側ドレイン接続部を形成したものが好適である。
【0013】この場合、前記端子側ドレイン接続部及び
シールド部材側ドレイン接続部のそれぞれ表裏両側を外
部に連通し、この連通部分から各接続部に溶接治具がア
プローチ可能となるようにすれば、シールド接続ユニッ
ト全体を組み上げた後の状態でも難なく溶接による接続
作業をすることができる。
【0014】また、このような溶接によらず、前記ドレ
イン端子及びシールド部材にそれぞれ互いにドレイン線
軸方向に並ぶ圧接刃を設けておき、これらの圧接刃に共
通のドレイン線を一括して圧接接続するようにしてもよ
い。
【0015】すなわち、前記端子側ドレイン接続部及び
シールド部材側ドレイン接続部として、前記ドレイン端
子及びシールド部材にそれぞれ互いにドレイン線軸方向
に並ぶ圧接刃を設け、これらの圧接刃に共通のドレイン
線が一括して圧接接続可能となるようにシールド接続ユ
ニットを構成してもよい。
【0016】以上のように、本発明は、共通のドレイン
線をその軸方向に並ぶ箇所でドレイン端子とシールド部
材とに一括接続するものであるため、基本的にドレイン
端子の配設位置に制約を受けず、自由な設定が可能であ
る。従って、前記ドレイン端子及び前記ケーブル中の電
線が接続される複数の電線端子を備える場合に、そのう
ちのドレイン端子を中央位置に配し、その両外側に複数
の電線端子を配するといったことも可能であり、かかる
配列によって、ケーブル張力が前記電線及びドレイン線
のうちのドレイン線に専ら作用するように構成すれば、
電線への強度的負担を削減もしくは消滅させることがで
き、その結果、電線の細線化が実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。
【0018】ここに示すシールド接続ユニットは、2つ
の電線端子10Aと、単一のドレイン端子10Bと、端
子保持体である絶縁ハウジング20と、シールド部材3
0とを備えている。一方、このシールド接続ユニットに
接続されるシールドケーブル40は、前記電線端子10
Aにそれぞれ接続される2本の絶縁電線41と、前記ド
レイン端子10Bに接続される1本のドレイン線42と
を有し、これらが図略のシールド編組さらにはシース4
4によって覆われている。
【0019】この実施の形態では、前記電線端子10A
及びドレイン端子10Bは全て雌端子であり、かつ、互
いに同一の形状及び構造を有している。
【0020】これらの端子10A,10Bは、前後に開
口する角筒状の端子嵌合部12を有し、その内側に相手
方雄端子が嵌入可能となっている。端子嵌合部12内に
は図略のばね片が形成され、このばね片と前記相手方雄
端子とが電気的に接触するようになっている。
【0021】各端子10A,10Bからは後方に薄板状
の接続部14が延長されている。このうち、電線端子1
0Aの接続部14は、前記絶縁電線41の中心導体41
aが接続される導体接続部を構成し、ドレイン端子10
Bの接続部14は、前記ドレイン線42が接続される端
子側ドレイン接続部を構成している。
【0022】絶縁ハウジング20は、前記各端子10
A,10Bの嵌合部12を個別に収容する端子収容部2
2を有している。具体的には、端子収容部22に相互独
立した3つの端子収容室が形成され、これらの端子収容
室は、図例では水平方向に並んでいる。そして、中央の
端子収容室に前記ドレイン端子10Bが、その両外側の
端子収容室に前記各電線端子10Aが収容されるととも
に、その収容室内で各端子10A,10Bが適当な係合
構造によって係止されている。また、各端子収容室の前
方には、相手方雄端子が侵入するための雄端子挿入孔2
1が形成されている。
【0023】この端子保持部22からは、これと一体
に、接続部支持体24が後方に延長されている。この接
続部支持体24は、各端子10A,10Bの接続部14
と対応して延びており、これら接続部14を下側からサ
ポートしている。
【0024】シールド部材30は、角筒状のシェル部3
2を有し、その内側に前記絶縁ハウジング20の端子保
持部22が挿入され、固定されている。具体的には、シ
ェル部32の上下壁に図1に示すようなばね片33が形
成され、絶縁ハウジング22の上下面に、この絶縁ハウ
ジング22の外側に前記シェル部32が外嵌された状態
でそのばね片33が嵌入される凹部23が形成されてい
る。
【0025】すなわち、シェル部32は、各端子10
A,10Bの嵌合部12及びこれを保持する端子保持部
22を外側から一括して覆うように配せられる。
【0026】前記シェル部32からは後方にケーブル接
続部34が延長されている。このケーブル接続部34
は、底壁及び左右両側壁のみを有する形状(すなわち上
方に開放された形状)をなし、その後端にはインシュレ
ーションバレル37が形成されている。このインシュレ
ーションバレル37は、ケーブル40の外側絶縁部分に
圧着されるものであり、図例では、ケーブル40に外嵌
装着された防水栓46に圧着されるように設計されてい
る。この防水栓46を省略してシース44に直接インシ
ュレーションバレル37を圧着するようにしてもよい
し、場合によってはインシュレーションバレル37その
ものを省略するようにしてもよい。
【0027】このシールド接続ユニットの特徴として、
前記ケーブル接続部34の底壁中間部には、隆起部(シ
ールド部材側接続部)35が形成されている。この隆起
部35は、前記ドレイン端子10Bの接続部14のすぐ
後方に位置し、この接続部14の上面と略同等の高さ位
置まで上方に隆起している。図例では、ケーブル接続部
34の底壁の一部を上向きに塑性変形させることによ
り、このケーブル接続部34と一体に前記隆起部35が
形成されている。
【0028】上述のように、ケーブル接続部34は上方
に開放された形状であるので、前記各接続部14及び隆
起部35の上面は外部に連通されている。また、隆起部
35はケーブル接続部34の底壁に形成されているの
で、この隆起部35の下面も外部に連通されている。さ
らに、前記ケーブル接続部34及び絶縁ハウジング20
の接続部支持体24には互いに合致する貫通孔36,2
6が形成され、これら貫通孔36,26を通じて前記各
接続部14の下面も外部に連通されている。
【0029】このシールド接続ユニットによれば、次の
要領でシールドケーブル40を簡単に接続することがで
きる。
【0030】 シールドケーブル40の端末のシース
44を剥ぎ取り、図略のシールド編組をめくって、各絶
縁電線41及びドレイン線42を露出させる。さらに、
各絶縁電線41の端末の絶縁体を剥ぎ取って中心導体4
1aの端部を露出させる。
【0031】 各絶縁電線41の中心導体41aの端
部及びドレイン線42の端部をそれぞれ対応する接続部
14の上に載せ、かつ、ドレイン線42の露出部分の中
間部(端部よりも後方の部分)を隆起部35の上に載せ
るようにしてセットする。
【0032】 インシュレーションバレル37を塑性
変形させてシールドケーブル40外周の防水栓46に圧
着する。さらに、図2(a)に示すように各接続部14
及び隆起部35の表裏両面に対して上下から溶接治具
(例えば超音波溶接治具や抵抗溶接治具)48をアプロ
ーチさせ、かつ、同図(b)及び図4に示すように、前
記治具48によって接続部14及び隆起部35を挟み込
んで溶接作業を行う(ただし、図4では電線41の図示
を省略)。この溶接作業により、各端子10A,10B
と絶縁電線41及びドレイン線42との接続に加え、ド
レイン線42とシールド部材30との接続を一括して行
うことができる。この接続により、シールド部材30を
前記ドレイン線42を通じて良好にアースに接続するこ
とができる。
【0033】さらに、この実施の形態では、図3に示す
ように、中央にドレイン端子10Bを配し、その両外側
に電線端子10Aを配するようにしているので、絶縁電
線41を弛ませて、ケーブル40の張力が専らドレイン
線42側に作用するように配線することにより、絶縁電
線41の強度的負担をなくしてこれを細線化することが
できる。この効果は、図例のように総端子数が3つのも
のに限らず、複数の端子のうちのドレイン端子を中央側
に配置することによって、得ることが可能である。
【0034】なお、図例では複数組の溶接治具48を各
接続部14及び隆起部35に対して同時にアプローチさ
せることにより、全接続を同時に行うようにしている
が、単一組の溶接治具48を各接続部14及び隆起部3
5に対して1つずつ順番にアプローチさせて溶接を順次
行うようにしてもよい。この場合でも、各接続は全て同
じ作業でしかも連続して行うことが可能であるので、従
来に比べて接続作業の効率を飛躍的に高めることができ
る。
【0035】また、この接続方法を実現するには、シー
ルド部材30の適所に隆起部35を形成するだけの簡単
な構成で足りる。しかも、この隆起部35はドレイン線
との溶接が可能となる程度の面積があればよいので、ユ
ニット全体の小型化の著しい妨げとはならない。
【0036】この隆起部35の形状は、適宜設定が可能
である。例えば、図1〜図3の構造例では隆起部35の
左右方向両端がシールド部材30の本体側とつながって
いるが、第2の実施の形態として図5に示すように、隆
起部35の前後方向両端がシールドプローブ30の本体
とつながった構造としてもよい。また、ドレイン端子1
0Bが中央でなく外側に位置する場合には、シールド接
続部34の側壁から側方に隆起部35を隆起させてこれ
をドレイン線42に対して側方から溶接接続することも
可能である。
【0037】第3の実施の形態を図6(a)(b)に示
す。この実施の形態では、各端子10A,10B及びシ
ールド部材30と絶縁電線41及びドレイン線42との
接続を、溶接ではなく、圧接刃を用いた圧接接続によっ
て行うようにしている。
【0038】この実施の形態にかかるシールド接続ユニ
ットの基本構造は、前記図1〜図5に示したものと全く
同様である。同図の構造に加え、図6(a)(b)に示
すユニットでは、各端子10A,10Bの接続部14に
圧接刃18が一体に形成され、隆起部35に圧接刃38
が一体に形成されている。これらの圧接刃18,38は
略U字状スロットで、いずれも上方に開放された向きと
なっている。電線端子10Aの圧接刃(図6では記載省
略)はこれに絶縁電線41が圧接接続される一方、ドレ
イン端子10Bの圧接刃18及び圧接刃38は、これら
に対して共通のドレイン線42を上方から一括して圧接
接続できるように、両圧接刃18,38がドレイン線軸
方向に配列されている。
【0039】このシールド接続ユニットにおいても、簡
単な構成で、シールドケーブル40の接続並びにシール
ド部材30のアース接続を効率良く行うことができる。
【0040】なお、前記圧接刃38を形成する場合は、
必ずしも隆起部35を要さず、圧接刃38が圧接刃18
とドレイン線軸方向に並ぶように圧接刃38の形状(特
に高さ寸法)を設定すればよい。
【0041】本発明にかかるシールド接続ユニットは、
それ単独でコネクタを構成してもよいし、複数の接続ユ
ニットを組み合わせて一つのコネクタを形成するように
してもよい。例えば前記図1に示したような防水栓46
の導入によって、防水コネクタを構成することも可能で
ある。
【0042】その一例を図7に示す。図示の防水コネク
タ50は、ハウジング52、防水用ゴムリング54、リ
テーナ56、及び低挿入力操作用のレバー58を備えて
いる。ハウジング52には、複数のユニット挿入部53
が設けられ、各ユニット挿入部53に前記シールド接続
ユニットが挿入、固定されるようになっている。一方、
相手方の機器側コネクタには、前記ハウジング52と嵌
合するハウジング60が設けられ、このハウジング60
の内側に雄型シールド接続ユニットが固定されている。
そして、ハウジング52,60同士の嵌合に伴い、防水
コネクタ50側のユニット内端子10A,10Bと前記
雄型シールド接続ユニットの雄型端子とが嵌合するよう
に、両ユニットの配設位置が設定されている。
【0043】このように、本発明にかかるシールド接続
ユニットは、種々のコネクタに適用することが可能であ
る。
【0044】なお、本発明では、接続されるケーブルの
種類も問わず、かかるケーブルは少なくともドレイン線
を含むものであればよい。例えば、ドレイン線及び絶縁
電線が平行に配列されたフラットケーブルであってもよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、ドレイン端子及
びこれを覆うシールド部材を有するシールド接続ユニッ
トにケーブルを接続するにあたり、前記ドレイン端子の
後部及びその後方における前記シールド部材の所定部位
に共通のドレイン線を一括接続するようにしたものであ
るので、簡単な構成で、前記ケーブルの接続及び前記シ
ールド部材のアースへの接続を効率良く行うことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるシールド接
続ユニットの分解斜視図である。
【図2】(a)は前記シールド接続ユニットに溶接治具
を接近させた状態を示す断面側面図、(b)は同治具に
よって溶接を行っている状態を示す断面側面図である。
【図3】前記シールド接続ユニットの平面図である。
【図4】図2(b)のA−A線断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態にかかるシールド接
続ユニットの断面側面図である。
【図6】(a)は本発明の第3の実施の形態にかかるシ
ールド接続ユニットの断面側面図、(b)は(a)のB
−B線断面図である。
【図7】本発明にかかるシールド接続ユニットを導入し
た防水コネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
10A 電線端子 10B ドレイン端子 14 接続部(端子側ドレイン接続部) 18 ドレイン端子の圧接刃 30 シールド部材 32 シェル部 34 ケーブル接続体 35 隆起部 38 シールド部材の圧接刃 40 ケーブル 41 絶縁電線 42 ドレイン線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今津 準 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 辻 良次 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 吉岡 近弘 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB07 FC03 FC21 FC32 FC40 LA01 LA09 LA15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル中のドレイン線が接続されるド
    レイン端子を有してその外側がシールド部材で覆われる
    シールド接続ユニットに前記ケーブルを接続する方法で
    あって、前記ドレイン端子の後部及びその後方における
    前記シールド部材の所定部位に共通のドレイン線を一括
    接続することを特徴とするシールド接続ユニットへのケ
    ーブル接続方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールド接続ユニットへ
    のケーブル接続方法において、前記ドレイン端子の後部
    及び前記シールド部材の所定部位に共通のドレイン線を
    一括溶接することを特徴とするシールド接続ユニットへ
    のケーブル接続方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシールド接続ユニットに
    おいて、前記ドレイン端子及びシールド部材にそれぞれ
    互いにドレイン線軸方向に並ぶ圧接刃を設けておき、こ
    れらの圧接刃に共通のドレイン線を一括して圧接接続す
    ることを特徴とするシールド接続ユニットへのケーブル
    接続方法。
  4. 【請求項4】 ケーブル中のドレイン線が接続されるド
    レイン端子を有し、その外側がシールド部材で覆われる
    シールド接続ユニットにおいて、前記ドレイン端子の後
    部に前記ドレイン線を接続するための端子側ドレイン接
    続部を設けるとともに、前記シールド部材において前記
    端子側ドレイン接続部とドレイン線軸方向に並ぶ位置に
    前記ドレイン線を接続するためのシールド部材側ドレイ
    ン接続部を設けることにより、これら端子側ドレイン接
    続部及びシールド部材側ドレイン接続部に共通のドレイ
    ン線が一括接続可能となるように構成したことを特徴と
    するシールド接続ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシールド接続ユニットに
    おいて、前記ドレイン端子の後方で前記シールド部材の
    一部を前記端子側ドレイン接続部と並ぶ位置まで隆起さ
    せることにより当該端子側ドレイン接続部とともに共通
    のシールド線が一括溶接可能なシールド部材側ドレイン
    接続部を形成したことを特徴とするシールド接続ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシールド接続ユニットに
    おいて、前記端子側ドレイン接続部及びシールド部材側
    ドレイン接続部のそれぞれ表裏両側を外部に連通し、こ
    の連通部分から各接続部に溶接治具がアプローチ可能と
    なるようにしたことを特徴とするシールド接続ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のシールド接続ユニットに
    おいて、前記端子側ドレイン接続部及びシールド部材側
    ドレイン接続部として、前記ドレイン端子及びシールド
    部材にそれぞれ互いにドレイン線軸方向に並ぶ圧接刃を
    設け、これらの圧接刃に共通のドレイン線が一括して圧
    接接続可能となるように構成したことを特徴とするシー
    ルド接続ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれかに記載のシール
    ド接続ユニットにおいて、前記ドレイン端子及び前記ケ
    ーブル中の電線が接続される複数の電線端子を備えると
    ともに、そのうちのドレイン端子を中央位置に配し、そ
    の両外側に複数の電線端子を配することにより、ケーブ
    ル張力が前記電線及びドレイン線のうちのドレイン線に
    専ら作用するように構成したことを特徴とするシールド
    接続ユニット。
JP31886599A 1999-11-09 1999-11-09 シールド接続ユニットへのケーブル接続方法及びシールド接続ユニット Pending JP2001135418A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006004092A1 (ja) * 2004-07-05 2006-01-12 Fci Connectors Singarore Pte Ltd. 電気コネクタ
EP2765653A1 (en) * 2013-02-07 2014-08-13 Tyco Electronics Corporation Cable assembly and connector module having a drain wire and a ground ferrule

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