JP2001133354A - 配管の漏れ試験用治具 - Google Patents
配管の漏れ試験用治具Info
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- JP2001133354A JP2001133354A JP34795099A JP34795099A JP2001133354A JP 2001133354 A JP2001133354 A JP 2001133354A JP 34795099 A JP34795099 A JP 34795099A JP 34795099 A JP34795099 A JP 34795099A JP 2001133354 A JP2001133354 A JP 2001133354A
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- Japan
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- jig
- fluid
- pipe
- valve
- test
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 配管工事における漏れ試験を簡単確実に行う
ための漏れ試験用治具を提供する。 【解決手段】 この治具は各種配管の継ぎ手全般を配管
外部の継ぎ手部分を包み込む構造で、治具の内部に試験
用の流体(液体または気体)を封入して圧力による漏れ
試験を行う。取り扱い上、分割式、又は蝶番式とし、圧
力ゲージ、バルブ、漏れ試験を行うための流体(液体ま
たは気体)の封入口を有し、流体封入後バルブを締め切
り、テスト中にポンプを取り外すことができる。本体
1,1a、ゴムパッキン2、ボルトナット、圧力計3、
バルブ、封入口4、水抜き弁(大口径用)などから構成
され、材質は水や使用する流体に侵される事が無く、防
錆性に優れ、使用する圧力に充分に耐えるものとする。
ための漏れ試験用治具を提供する。 【解決手段】 この治具は各種配管の継ぎ手全般を配管
外部の継ぎ手部分を包み込む構造で、治具の内部に試験
用の流体(液体または気体)を封入して圧力による漏れ
試験を行う。取り扱い上、分割式、又は蝶番式とし、圧
力ゲージ、バルブ、漏れ試験を行うための流体(液体ま
たは気体)の封入口を有し、流体封入後バルブを締め切
り、テスト中にポンプを取り外すことができる。本体
1,1a、ゴムパッキン2、ボルトナット、圧力計3、
バルブ、封入口4、水抜き弁(大口径用)などから構成
され、材質は水や使用する流体に侵される事が無く、防
錆性に優れ、使用する圧力に充分に耐えるものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この治具は、全ての配管工事
(水、各種気体、蒸気、油など)において、不可欠な漏
れ試験を継ぎ手部分で行う為のものである。
(水、各種気体、蒸気、油など)において、不可欠な漏
れ試験を継ぎ手部分で行う為のものである。
【0002】
【従来の技術】従来の漏れ試験は、ある系統の配管工事
をまとめて行い、その後にプラグまたはキャップ止めを
して配管内に密閉状態をつくり、テストポンプを用いて
パイプの内部に試験用の流体(液体または気体)を所定
の圧力で封入し、圧力計により圧力の変化の無いことで
漏れ試験を行っているが、封入するための作業に手間取
るばかりでなく、漏れが生じた場合は漏れ箇所特定のた
めに全ての継ぎ手箇所を点検しなければならない。
をまとめて行い、その後にプラグまたはキャップ止めを
して配管内に密閉状態をつくり、テストポンプを用いて
パイプの内部に試験用の流体(液体または気体)を所定
の圧力で封入し、圧力計により圧力の変化の無いことで
漏れ試験を行っているが、封入するための作業に手間取
るばかりでなく、漏れが生じた場合は漏れ箇所特定のた
めに全ての継ぎ手箇所を点検しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の配管工事後の漏
れ箇所が、継ぎ手(エルボ・ソケット・チーズなど)の
つなぎ部分にあることに注目し、従来と同等の条件で圧
力試験を外部から行うことにより、大幅な作業効率の向
上と作業時間短縮を図り、併せて漏れ箇所がその場で発
見できることを目的としている。
れ箇所が、継ぎ手(エルボ・ソケット・チーズなど)の
つなぎ部分にあることに注目し、従来と同等の条件で圧
力試験を外部から行うことにより、大幅な作業効率の向
上と作業時間短縮を図り、併せて漏れ箇所がその場で発
見できることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】配管材外径寸法と継ぎ手
の種類に合った治具を継ぎ手部分を包み込むように取り
付け、ボルトナットをしっかりと締め付ける。封入口か
ら漏れ試験用の流体(液体又は気体)をポンプで所定の
圧力で封入する。取り付けられた圧力計により、設定圧
力で一定時間を経過し、圧力の変化が無いことを確認し
てから治具を取り外して完了する。
の種類に合った治具を継ぎ手部分を包み込むように取り
付け、ボルトナットをしっかりと締め付ける。封入口か
ら漏れ試験用の流体(液体又は気体)をポンプで所定の
圧力で封入する。取り付けられた圧力計により、設定圧
力で一定時間を経過し、圧力の変化が無いことを確認し
てから治具を取り外して完了する。
【0005】
【発明の実施の形態】現在の配管方法は、分類すると
ネジ込みロー付け溶接(管と管・管とフランジ)
カシメ袋ナットによる締め込みなどの継ぎ手を使用し
ているが、つなぎ作業中には漏れが無いことを確認でき
ない。したがって、ある系統別につなぎ作業を完了した
時点で、配管の両端をふさいで密閉状態をつくり、テス
トポンプにより液体または気体を一定の圧力で封入し、
一定時間圧力計によって圧力の低下が無いことで漏れ試
験が行われている。圧力の低下があれば漏れが発生した
ことになるが、その箇所を特定するのに継ぎ手の全箇所
の確認が必要になる。また、その準備作業の大変さと口
径が大きくなればなるほど、配管内部に封入する流体
(一般的に水が使われる)の量は大変なものとなる。
ネジ込みロー付け溶接(管と管・管とフランジ)
カシメ袋ナットによる締め込みなどの継ぎ手を使用し
ているが、つなぎ作業中には漏れが無いことを確認でき
ない。したがって、ある系統別につなぎ作業を完了した
時点で、配管の両端をふさいで密閉状態をつくり、テス
トポンプにより液体または気体を一定の圧力で封入し、
一定時間圧力計によって圧力の低下が無いことで漏れ試
験が行われている。圧力の低下があれば漏れが発生した
ことになるが、その箇所を特定するのに継ぎ手の全箇所
の確認が必要になる。また、その準備作業の大変さと口
径が大きくなればなるほど、配管内部に封入する流体
(一般的に水が使われる)の量は大変なものとなる。
【0006】
【発明の効果】以上、述べてきたように配管工事には欠
かせない漏れ試験を、簡単確実な方法で作業能率の向上
と時間短縮を図ることに有り、延ばし配管や口径が大き
くなるほどその効果は極めて大である。
かせない漏れ試験を、簡単確実な方法で作業能率の向上
と時間短縮を図ることに有り、延ばし配管や口径が大き
くなるほどその効果は極めて大である。
【0007】
【図1】この治具の基本的な構造を見取り図で示したも
のである。
のである。
【図2】(
【図1】)の見取り図を図面化したものである。
【図3】大口径用(ドレンバルブ付)のソケット継ぎ手
用の治具である。
用の治具である。
【図4】エルボ継ぎ手用治具の基本的な見取り図であ
る。
る。
【図5】チーズ継ぎ手用治具の平面図と側面図である。
1 治具本体(上部) 1a治具本体(下部) 2 シール用パッキン 3 圧力計 4 封入口 5 バルブ (封入口用) 6 バルブ (大口径ドレン用) 7 ボルトナット
Claims (6)
- 【請求項1】この治具は各種配管(鋼管・ステンレス管
・銅管・ビニール管など)の継ぎ手(ネジ込み・ロー付
け・接着・カシメ・熔接・フランジなど)全般を配管外
部の継ぎ手部分を包み込む構造で、治具の内部に試験用
の流体(液体または気体)を封入して圧力による漏れ試
験を行う治具である。 - 【請求項2】この治具は取り扱い上、分割式、又は蝶番
式とし、圧力ゲージ、バルブ、漏れ試験を行うための流
体(液体または気体)の封入口を有し、流体封入後バル
ブを締め切り、テスト中にポンプを取り外すことのでき
る構造である。 - 【請求項3】この治具は本体、ゴムパッキン、ボルトナ
ット、圧力計、バルブ、封入口、水抜き弁(大口径用)
などから構成され、材質は水や使用する流体に侵される
事が無く、防錆性に優れ、使用する圧力に充分に耐える
ものとする。 - 【請求項4】この治具は一般に使用される全ての配管材
料(鋼管・被覆鋼管・ステンレス管・銅管・ビニール管
他)について、管の外寸規格に合ったものを使用し、継
ぎ手の形状(エルボ・ソケット・チーズ等)に合ったも
のをそれぞれ使用する。 - 【請求項5】この治具は配管つなぎ作業を継続しながら
でも、漏れ試験を行うことができるので、作業が完了し
たところから次の関連作業(塗装工事・保温工事・ラッ
キング工事)などが平行してできる。 - 【請求項6】耐震、振動などの影響を受ける重要な箇所
にはこの治具を常設して、圧力の変化や内部流体の漏れ
などを監視するシステムとの連動により、継ぎ手からの
漏れ防止の管理も可能である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34795099A JP2001133354A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 配管の漏れ試験用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34795099A JP2001133354A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 配管の漏れ試験用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001133354A true JP2001133354A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18393714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34795099A Pending JP2001133354A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 配管の漏れ試験用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001133354A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10126693A1 (de) * | 2001-06-01 | 2002-12-12 | Szeno Engineering Othmar Kaesl | Überwachungsvorrichtung |
FR2883969A1 (fr) * | 2005-04-04 | 2006-10-06 | Regis Hericher | Procede et appareillage de controle de l'etancheite de materiel de robinetterie, tel qu'une soupape de surete |
KR100914670B1 (ko) * | 2009-02-26 | 2009-08-28 | 손봉주 | 지중 매설 상수도관로의 누수 조기 감지 장치 |
CN102331327A (zh) * | 2011-06-15 | 2012-01-25 | 上海理工大学 | 阀门测试用密封夹具 |
JP2020176958A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | 株式会社竹中工務店 | 既設配管の漏洩試験治具 |
-
1999
- 1999-11-01 JP JP34795099A patent/JP2001133354A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10126693A1 (de) * | 2001-06-01 | 2002-12-12 | Szeno Engineering Othmar Kaesl | Überwachungsvorrichtung |
DE10126693C2 (de) * | 2001-06-01 | 2003-04-03 | Szeno Engineering Othmar Kaesl | Überwachungsvorrichtung |
FR2883969A1 (fr) * | 2005-04-04 | 2006-10-06 | Regis Hericher | Procede et appareillage de controle de l'etancheite de materiel de robinetterie, tel qu'une soupape de surete |
KR100914670B1 (ko) * | 2009-02-26 | 2009-08-28 | 손봉주 | 지중 매설 상수도관로의 누수 조기 감지 장치 |
CN102331327A (zh) * | 2011-06-15 | 2012-01-25 | 上海理工大学 | 阀门测试用密封夹具 |
CN102331327B (zh) * | 2011-06-15 | 2013-05-22 | 上海理工大学 | 阀门测试用密封夹具 |
JP2020176958A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | 株式会社竹中工務店 | 既設配管の漏洩試験治具 |
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