JP2001131506A - マーキングフィルム - Google Patents

マーキングフィルム

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JP2001131506A
JP2001131506A JP31540899A JP31540899A JP2001131506A JP 2001131506 A JP2001131506 A JP 2001131506A JP 31540899 A JP31540899 A JP 31540899A JP 31540899 A JP31540899 A JP 31540899A JP 2001131506 A JP2001131506 A JP 2001131506A
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layer
weight
resin
coating
film
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JP31540899A
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English (en)
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Hiroshi Murayama
浩 村山
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経時での塗膜層の密着性に優れ、薄い塗膜で
あっても外観が良好に確保でき、使用後は簡単な焼却設
備で処理可能であるとともに、特定の軟質オレフィン樹
脂を基材に配合する場合には曲面追従性にも優れるマー
キングフィルムを提供する。 【解決手段】 マーキングフィルムは塗膜層、塗料配合
プライマー層、非ハロゲン系合成樹脂基材層および粘着
剤層がこの順に積層されてなる。塗膜層は塗料樹脂100
重量部および顔料5〜200重量部からなる。塗料配合プラ
イマー層は塗料樹脂100重量部、顔料5〜200重量部およ
びプライマー樹脂5〜50重量部からなる。プライマー樹
脂は、プロピレン含量55〜75モル%、結晶化度2〜20%
のプロピレン−エチレン共重合体に、マレイン酸または
その酸無水物を0.5〜15重量%グラフト共重合してなる
極限粘度0.3以上の変性重合体からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、屋外およ
び屋内の広告ステッカー類や表示用ステッカー類などに
使用されるマーキングフィルムに関し、さらに詳しく
は、経時での塗膜層の密着性に優れ、薄い塗膜であって
も外観が良好に確保でき、使用後は簡単な焼却設備で処
理可能であるとともに、特定の軟質オレフィン系樹脂を
基材に配合する場合には曲面追従性にも優れるマーキン
グフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】マーキングフィルムは、一般に、ポリ塩
化ビニル系樹脂フィルムを基材層として、目的に応じて
基材層に顔料を練り込んで着色したり、あるいは基材層
の片側面に印刷、塗装を施して塗膜層を形成し、反対面
に用途に応じて適当な感圧および/または感熱接着剤を
塗布して粘着剤層を形成し、さらに粘着剤層を保護する
目的で剥離紙等の剥離材を貼り合わせて構成されてお
り、使用時には、この剥離材層を剥離して粘着剤層を所
定の箇所に貼り付ける。マーキングフィルムは、屋外で
使用されることが多く、看板、広告塔、シャッター、シ
ョーウインドウ等に用いられる広告ステッカー類;自動
車、二輪車等の車両やモーターボート等の船舶に用いら
れる装飾用ストライプステッカー類;交通標識、道路標
識、案内板等に用いられる表示用ステッカー類等の用途
に用いられる。このため、マーキングフィルムは耐候性
を有し、且つ三次曲面に貼り付けるための適度な柔軟性
を有することが必要である。
【0003】従来のマーキングフィルムはポリ塩化ビニ
ル系樹脂フィルムを基材層としているために、焼却廃棄
する際には塩化水素ガスやダイオキシンが発生するの
で、簡単な焼却設備では処理できず、さらには焼却設備
の耐久性を低下させるという問題があった。そのため最
近では、簡単な焼却設備で処理できる低環境負荷型のマ
ーキングフィルムへの要望が高まって来ている。例えば
特開平8−157780号公報記載のマーキングフィル
ムはポリオレフィン系樹脂フィルムを基材層としたもの
であり、焼却廃棄することが可能である。
【0004】しかしながら、上記公開公報には、経時で
の塗膜層の密着性、薄い膜塗膜での外観については何ら
言及がなされておらず、このフィルムは、実際には経時
で塗膜層および基材層の表面の劣化により塗膜ハガレが
生じ、また実用的な製造コストを考慮した場合の薄い塗
膜層では色むらが発生し、実使用には供し得なかった。
塗膜層の「色むら」とは目的とする色合いが均一に表現
されずむらができることをいう。これを改善するために
予め同一色相の塗料を下塗り(薄膜塗料層)として塗布
し、その上に目的とする上塗りを塗布することにより色
むらを改善する方法があるが、これは経時での塗膜の密
着性においては何ら効果がない。密着性を改善するため
にプライマーをさらに積層する方法もあるが、製造工程
が煩雑になるだけで相応の塗膜密着性改善効果は得られ
ない。
【0005】また、上記公開公報には、基材層のオレフ
ィン樹脂について何ら規定しておらず、市販のポリオレ
フィン基材を使用して作製したマーキングフィルムで
は、ポリ塩化ビニル系樹脂フィルムを基材層としたマー
キングフィルムに較べ、柔軟性、三次曲面への施工性と
いう点で不十分である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の点に鑑み、この種フィルムに必要とされる経時での塗
膜層の密着性に優れ、薄い塗膜であっても外観が良好に
確保でき、使用後は簡単な焼却設備で処理可能であると
ともに、特定の軟質オレフィン樹脂を基材に配合する場
合には曲面追従性にも優れるマーキングフィルムを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく検討を重ねた結果、塗膜層と基材層の間に特定
の塗料配合プライマー層を設けることにより、上記経時
での塗膜密着性がさらに向上し、塗膜層での色むらをな
くして良好な外観を得ることができることを見出された
ものである。
【0008】本発明によるマーキングフィルムは、塗膜
層、塗料配合プライマー層、非ハロゲン系合成樹脂基材
層および粘着剤層がこの順に積層されてなるマーキング
フィルムであって、該塗膜層が、塗料樹脂100重量部
および顔料5〜200重量部からなり、該塗料配合プラ
イマー層が、塗料樹脂100重量部、顔料5〜200重
量部およびプライマー樹脂5〜50重量部からなり、該
プライマー樹脂は、プロピレン含量が55〜75モル%
でありかつX線回折による結晶化度が2〜20%である
プロピレン−エチレン共重合体に、マレイン酸またはそ
の酸無水物を0.5〜15重量%グラフト共重合してな
る極限粘度[η]0.3以上の変性重合体からなること
を特徴とするものである。
【0009】本発明のマーキングフィルムの層構成を図
1に示す。
【0010】以下、本発明によるマーキングフィルムの
構成層についてそれぞれ詳しく説明をする。
【0011】まず、塗膜層についてであるが、本発明で
使用される塗膜層用の樹脂塗料は、特に限定されるもの
ではなく、架橋アクリル系樹脂塗料、架橋ポリエステル
系樹脂塗料、架橋フッ素系樹脂塗料等が採用可能であ
る。これらは、耐候性の良好なアクリル系樹脂塗料、ポ
リエステル系樹脂塗料もしくはフッ素系樹脂塗料を架橋
成分としてのイソシアネートやメラミン、シラン等によ
り三次元架橋構造化し、求める機能を付与したものであ
る。また、耐候性や強度等の必要機能に応じて、各種ポ
リオール類、メラミン、シラノールや水酸基含有化合
物、脂環式エポキシ化合物やグリシジルメタクリレート
をグラフト化等により塗料樹脂中に導入してもよい。ま
た、樹脂の主鎖自身を要求品質に応じて、酸変性、シリ
コーン変性またはフッ化変性したり、フッ化ビニリデン
樹脂等を配合することにより、塗料に接着性や耐候性機
能を持たせることもできる。フッ素系樹脂にはフルオロ
エチレン系、フッ化ビニリデン系、フルオロエチレンビ
ニルエーテル系のものや、フッ素樹脂をグラフトしたも
の、アクリル主鎖へのフッ化アルキルグラフト品などが
使用できる。硬化剤の例としてはイソシアネートやメラ
ミン、メチロール類が挙げられるが、光による黄変等の
問題により脂肪族系のイソシアネートが好ましい。通
常、樹脂溶液に硬化成分、必要に応じて硬化促進触媒を
配合し、得られた組成物を、液が硬化しないポットライ
フ内で使用し、硬化後に架橋塗膜を形成する。
【0012】塗膜樹脂には、その100重量部に対して
顔料が5〜200重量部配合される。顔料の割合が5重
量部未満であると目標とする色相を得にくく、200重
量部を超えると塗料の粘度が高くなりすぎるために塗工
性が悪く、外観が荒れてくることがあり、顔料単価が高
いことからコスト的に不経済である。配合する顔料とし
ては、汎用されている耐候性の良い有機顔料、無機顔料
が好適である。
【0013】塗膜層はグラビアコーター、コンマコータ
ー、リバースコーター、ナイフコーター、スプレーガン
コーター、スクリーン印刷等により樹脂塗料組成物を塗
工することにより形成される。塗膜層の厚みは、好まし
くは5〜40μmである。
【0014】つぎに、塗料配合プライマー層における樹
脂塗料は、塗膜層用の塗料として説明したものであって
よく、同系統の樹脂塗料が好ましい。
【0015】塗料樹脂100重量部には、顔料が5〜2
00重量部配合されている。顔料の割合が5重量部未満
であると目標とする色相を得にくく、200重量部を超
えると塗料の粘度が高くなりすぎるために塗工性が悪
く、外観が荒れてくることがあり、顔料単価が高いこと
からコスト的に不経済である。配合する顔料としては、
汎用されている耐候性の良い有機顔料、無機顔料が好適
である。
【0016】塗料配合プライマー層は、さらに塗料樹脂
100重量部に対し5〜50重量部のプライマー樹脂を
含む。該プライマー樹脂は、プロピレン含量が55〜7
5モル%でありかつX線回折による結晶化度が2〜20
%であるプロピレン−エチレン共重合体に、マレイン酸
またはその酸無水物を0.5〜15重量%グラフト共重
合してなる極限粘度[η]0.3以上の変性重合体から
なる。
【0017】該変性重合体の原料となるプロピレン−エ
チレン共重合体は、好ましくはプロピレンとエチレンの
ランダム共重合体であり、プロピレン含量は55〜75
モル%、好ましくは60〜70モル%であり、その極限
粘度[η](135℃デカリン中)は0.3以上、好ま
しくは0.3〜20、特に約0.3〜10である。この
ような物性を有するプロピレン−エチレン共重合体の結
晶化度は、X線による測定で約2〜20%、好ましくは
約5〜18%である。プロピレン含有量が55モル%未
満であるとプライマー層の耐溶剤性が劣り、75モル%
を超えると、塗工段階での溶剤可溶性が低下し塗布困難
を来たすおそれがある。
【0018】グラフト変性重合体中のマレイン酸または
その無水物の割合は0.5〜15重量%、好ましくは3
〜10重量%である。この割合が0.5重量%未満であ
ると塗料密着性が不十分であり、15重量%を超えると
グラフト変性重合体の極限粘度[η]が小さくなり、凝
集性が低下し、塗膜の耐水性が悪くなる嫌いがある。塗
料配合プライマー層はグラビアコーター、コンマコータ
ー、リバースコーター、ナイフコーター、スプレーガン
コーター、スクリーン印刷等により塗料配合プライマー
組成物を塗工することにより形成される。同層の厚み
は、好ましくは1〜5μmである。
【0019】つぎに、基材層はポリオレフィン系樹脂の
ような非ハロゲン系合成樹脂であれば特に規定はない
が、マーキングフィルムに必要とされる三次曲面施工性
を発現させるためには、ポリオレフィン系樹脂、中でも
エチレンおよび/またはプロピレンを主な構成単位とす
るオレフィン系重合体、特にポリエチレン、ポリプロピ
レンまたはこれらの混合物が用いられる。基材層に塗膜
層を積層する必要上、耐熱性が高いポリオレフィン樹脂
が好ましい。特に好ましいものは軟質ポリプロピレン系
樹脂(以下、ポリプロピレンを「PP」と略記する)ま
たは軟質PP系樹脂とそれ以外のポリオレフィン系樹脂
からなるブレンドであり、より好適には、軟質PP系樹
脂20〜90重量%とそれ以外のポリオレフィン系樹脂
(例えば、エチレン、プロピレン、n−ブチレン、イソ
ブチレン、ペンテンなどの重合により得られた樹脂好ま
しくはホモポリプロピレン、線状低密度ポリエチレン
(以下L−LDPEと略記する))80〜10重量%か
らなるブレンドである。軟質PP系樹脂が20重量%を
下回ると得られたフィルムに適度な柔軟性が得られず、
三次曲面施工性が悪化する嫌いがあり、90重量%を超
えると逆にフィルムが柔軟すぎるためにフィルム取り扱
い性が非常に悪くなることがある。
【0020】好ましい軟質PP系樹脂は重量平均分子量
(Mw)8万〜50万を有し、かつクロス分別法による
10℃以下の溶出量が45〜80重量%、10℃を越え
70℃以下での溶出量が5〜35重量%、70℃を越え
95℃以下での溶出量が1〜30重量%、95℃を越え
125℃以下での溶出量が3〜35重量%であるもので
ある。
【0021】この軟質PP系樹脂フィルムは、非常に柔
軟であり、かつ適度な引き裂き性を有する基材層を形成
することができ、マーキングフィルムの三次曲面施工
性、引き裂き性が著しく改良されるので特に好ましい。
また基材層用フィルムは単層であっても多層であっても
構わない。
【0022】上記軟質PP系樹脂の重量平均分子量は好
ましくは8万〜50万、より好ましくは20万〜40万
である。軟質PP系樹脂の重量平均分子量が8万未満で
はフィルム強度が不十分であり、50万を超えると充分
な柔軟性が得られないことがある。
【0023】軟質PP系樹脂を特定するための指標とし
て採用されているクロス分別法は、以下に示すとおりで
ある。
【0024】先ず、軟質PP系樹脂を140℃あるいは
軟質PP系樹脂が完全に溶解する温度のo−ジクロロベ
ンゼンに溶解し、次いで、この溶液を一定速度で冷却
し、予め用意しておいた不活性担体の表面に薄いポリマ
ー層を生成させる。この時、軟質PP系樹脂成分は、結
晶性の高い順、および分子量の大きい順にポリマー層と
して生成する。次に、温度を連続的または段階的に上昇
させ、順次溶出した成分の濃度を検出して、成分分布を
測定する。同時に、順次溶出した成分の分子量および分
子量分布を測定する。この測定には例えばクロス分別ク
ロマトグラフ装置(三菱化学社製CFC−T150A
型)が使用される。
【0025】基材層用の軟質PP系樹脂においては、上
記クロス分別法による10℃以下の樹脂溶出量は全PP
系樹脂量の45〜80重量%である。この溶出量が45
重量%未満では得られたフィルムが柔軟性に欠け、80
重量%を超えるとフィルムとして充分な強度が得られな
い。
【0026】10℃を越え70℃以下での樹脂溶出量は
全PP系樹脂量の5〜35重量%である。この溶出量が
5重量%未満では得られたフィルムが柔軟性に欠け、3
5重量%を超えるとフィルムが変形回復性に劣る。
【0027】70℃を越え95℃以下での樹脂溶出量は
全PP系樹脂の1〜30重量%である。この溶出量が1
重量%未満では得られたフィルムが変形回復性に劣り、
30重量%を超えるとフィルムとしての強度が得られな
い。
【0028】最後に上記クロス分別法の95℃を越え1
25℃以下での樹脂溶出量は全PP系樹脂量の3〜35
重量%である。この溶出量が3重量%未満ではフィルム
としての充分な強度が得られず、35重量%を超えると
フィルムが柔軟性に劣る。
【0029】一般的なPP系樹脂単独では応力−歪み曲
線をとると、低伸張時の応力の立ち上がりが急であり、
20〜30%伸張すると降伏し、その後100%伸張程
度までは応力がほとんど増加しない。つまり、応力−歪
み曲線において歪みに対する応力がほぼ一定となる。こ
のような樹脂をマーキングフィルムに適用すると、例え
ば曲面貼りの際にフィルムを強く引張るとフィルムが延
びきってしまう恐れがある。また、フィルムの腰が不足
する(柔かすぎる)ため、マシンカット時にフィルムを
綺麗に切断できず、文字、デザイン等の意匠性が悪くな
る上に、施工段階ではフィルムが柔らかいために作業が
非常に困難となる。
【0030】これに対し、上記のような軟質PP系樹脂
ブレンドは、これをマーキングフィルムに適用すること
により、柔軟性に富んだフィルムを与えることができ
る。
【0031】このような柔軟な軟質PP系樹脂の製造方
法としては、例えば特開平4−224809号公報等に
記載された方法があり、樹脂の具体例としては、トクヤ
マ社製の「PER」、およびモンテルJPO社製の「キ
ャタロイ」、三菱化学社製の「ゼラス」、住友化学社製
の「エクセレン」などが挙げられ、これらはいずれも本
発明に用いられる。また低密度ポリエチレンや中・高密
度ポリエチレンやポリプロピレンにエチレン−プロピレ
ンゴムやスチレン系エラストマーを配合したものなども
使用できる。
【0032】基材層に隠蔽性を持たせるために、基材層
用の樹脂に酸化チタンを配合することが好ましい。隠蔽
性をもたせる利点は、マーキングフィルム施工時の下地
の色が塗膜色に反映されにくいこと、および塗膜の厚み
が薄くても色ムラが目立ちにくいことが挙げられる。酸
化チタンにはルチル型とアタナーゼ型があるが、好適に
はそれ自身に耐候性があり、樹脂分散性の良い、平均粒
径の小さいルチル型酸化チタンが用いられる。酸化チタ
ンは軟質PP系樹脂100重量部に対し好ましくは50
〜300重量部添加される。
【0033】また、顔料の樹脂への分散性を高める手法
として汎用されているマスターバッチ化などにより、基
材層用の樹脂に顔料を混和しておくことが好ましい。
【0034】さらに基材層用の樹脂にカーボンブラック
等を配合して基材層を灰色化したり、その他顔料の配合
により基材層を着色してもよい。
【0035】フィルムの光劣化を防ぐために、紫外線吸
収剤、ヒンダードアミン系化合物を使用してもよい。紫
外線吸収剤としては、従来ポリオレフィン系樹脂に配合
しているベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤またはサリチル酸エステル系紫外
線吸収剤が、単独もしくは2種以上の組み合わせで使用
できる。ヒンダードアミン系化合物としては従来ポリオ
レフィン系樹脂に配合しているヒンダードアミン化合物
を、単独もしくは2種以上の組み合わせで使用できる。
【0036】本発明の基材層用の樹脂には、また、他の
汎用添加剤(帯電防止剤、アンチブロッキング剤、酸化
防止剤、無機フィラー、有機フィラー)を配合すること
も好ましい。
【0037】基材層用のフィルムは、基材層用の樹脂に
上記のような添加物を配合した後、従来より用いられて
いるTダイ法やインフレーション法等により配合物を製
膜することにより得ることができる。得られた基材層フ
ィルムは一般に表面張力が小さいため、コロナ処理等の
表面改質処理により塗膜層や粘着剤層の密着性を向上さ
せるのが望ましい。
【0038】基材層用のフィルムは、単層のものでもよ
いし、多層のものでもよい。
【0039】多層フィルムは、中間層とこれを挟む内外
層とからなるサンドイッチ構造のものであってもよい。
【0040】基材層の厚みは、単層フィルムでも多層フ
ィルムでも、好ましくは20〜150μm、より好まし
くは40〜60μmである。20μm未満ではフィルム
自体が柔らかすぎるために施工困難および強度不足を来
たすことがあり、150μmを超えると逆にフィルムの
腰が勝るようになり、三次曲面等の被着体への追従性に
劣る嫌いがある。
【0041】つぎに、粘着剤層についてであるが、同層
に使用する粘着剤としてはアクリル樹脂系、ゴム系の粘
着剤いずれでもよいが、マーキングフィルムは屋外での
使用が前提となっていることから、耐候性の高いアクリ
ル系が良好である。
【0042】アクリル系粘着剤は、溶媒中で重合した溶
剤型アクリル粘着剤であっても、水中で重合したエマル
ジョン系粘着剤であっても、また、モノマー混合物に紫
外線照射した塊状重合型粘着剤であってもよい。粘着剤
層の厚さは20〜50μmが好ましい。マーキングフィ
ルムは、一般に、粘着剤をリバースコート法等により定
量的な塗工法により剥離材に塗布し、加熱乾燥させた
後、片側面に塗膜層が形成された基材層の反対面に粘着
剤層を積層することにより製造される。
【0043】マーキングフィルムの粘着剤層を保護する
ための剥離材層は特に限定されるものではなく、例え
ば、シリコーン塗布型剥離紙が使用できる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
より詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の例によって限定されるものではない。
【0045】<実施例1>基材層として、表面張力が4
0×10-5N/cmになるようにコロナ処理を施した3
8μmポリエステルフィルム(ユニチカ社製、「S−3
8MS」)を用いた。
【0046】ポリエステル系塗料(大日本塗料社製「プ
ラニットU#500」)100重量部に硬化剤(日本ポ
リウレタン社製「コロネート2094」)6.5重量部
と、表1記載の変性重合体10重量部と、複合顔料(シ
アニンブルー、キナクリドンレッド、ポリアゾイエロ
ー、シアニングリーン)10重量部とを添加して、塗料
組成物を調製した。この組成物をスプレーガンコーター
にて上記基材層に乾燥厚みが2μmになるように塗工
し、乾燥し、塗料配合プライマー層を形成した。
【0047】別途、上記ポリエステル系塗料100重量
部に上記硬化剤6.5重量部と上記複合顔料20重量部
とを添加して、塗料組成物を調製した。これを上記塗料
配合プライマー層にスプレーガンコーターにて乾燥厚み
が15μmになるように塗工し、乾燥し、塗膜層を形成
した。
【0048】2液架橋型アクリル系粘着剤をコンマコー
ターにて乾燥厚みが40μmになるようにシリコーン塗
布剥離紙に塗工し、乾燥し、粘着剤層を形成した。これ
を上記基材層の塗膜層反対面に積層し、塗膜層、塗料配
合プライマー層、基材層、粘着剤層および剥離紙がこの
順に積層されてなるマーキングフィルムを得た。
【0049】<実施例2>重量平均分子量20万、クロ
ス分別法による各温度での溶出量が10℃以下で69重
量%、10℃を越え70℃以下で11重量%、70℃を
越え95℃以下で2重量%、95℃を越え125℃以下
で18重量%である軟質PP系樹脂90重量%と、ホモ
ポリプロピレン樹脂(日本ポリオレフィン社製「FA4
65」、MI=7.0g/10分)10重量%とからな
る基材層用樹脂組成物を調製し、これをTダイ法にて厚
さが50μmになるよう製膜し、得られたフィルムをイ
ンラインにて表面張力が40×10-5N/cmになるよ
うにコロナ処理した。こうして基材層を得た。
【0050】上記基材層を用い、変性重合体を表1記載
のものに代え、複合顔料の配合量を表1記載の量に変え
た以外、実施例1と同様にして、塗膜層/塗料配合プラ
イマー層/基材層/粘着剤層/剥離紙のマーキングフィ
ルムを得た。
【0051】<実施例3>重量平均分子量25万、クロ
ス分別法による各温度での溶出量が10℃以下で48重
量%、10℃を越え70℃以下で19重量%、70℃を
越え95℃以下で5重量%、95℃を越え125℃以下
で28重量%である軟質PP系樹脂90重量%と、L−
LDPE樹脂(三井化学社製「ウルトゼックス152
0」、MI=20.0g/10分)10重量%とからな
る基材層用樹脂組成物を調製し、これを用いた以外実施
例2と同様にして、基材層を得た。
【0052】上記基材層を用い、変性重合体を表1記載
のものに代え、複合顔料の配合量を表1記載の量に変え
た以外、実施例1と同様にして、塗膜層/塗料配合プラ
イマー層/基材層/粘着剤層/剥離紙のマーキングフィ
ルムを得た。
【0053】<実施例4>基材層用樹脂組成物として、
実施例3記載の軟質ポリプロピレン樹脂50重量%と、
エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)(三菱化学社製
EVA20E、MI=20.0g/10分)50重量%
とからなるものを用いた以外、実施例3と同様にして、
基材層を得た。
【0054】上記基材層を用い、ポリエステル系塗料を
アクリル系塗料(藤倉化成社製「レザリックTC」)に
代え、変性重合体を表1記載のものに代え、複合顔料の
配合量を表1記載の量に変えた以外、実施例3と同様に
して、塗膜層/塗料配合プライマー層/基材層/粘着剤
層/剥離紙のマーキングフィルムを得た。
【0055】<実施例5>内外層用の樹脂組成物とし
て、実施例3で用いた軟質PP系樹脂50重量%と、ホ
モポリプロピレン樹脂(日本ポリオレフィン社製「FA
465」)50重量%とからなる組成物を用い、中間層
用の樹脂組成物として、同軟質PP系樹脂80重量%
と、同ホモポリプロピレン樹脂20重量%とからなる組
成物を用い、これらをTダイ法にて厚さが50μmにな
るよう製膜し、得られたフィルムをインラインにて表面
張力が40×10-5N/cmになるようにコロナ処理し
た。こうして内外層と中間層とからなるサンドイッチ状
の基材層を得た。層厚比は内層厚:中間層厚:外層厚=
1:4:1であった。
【0056】上記基材層を用い、変性重合体を表1記載
のものに代え、複合顔料の配合量を表1記載の量に変え
た以外、実施例1と同様にして、塗膜層/塗料配合プラ
イマー層/基材層/粘着剤層/剥離紙のマーキングフィ
ルムを得た。
【0057】<実施例6、7>内外層用の樹脂組成物、
中間層用の樹脂組成物および変性重合体を表1記載のも
のに代え、複合顔料の配合量を表1記載の量に変えた以
外、実施例5と同様にして、塗膜層/塗料配合プライマ
ー層/基材層/粘着剤層/剥離紙のマーキングフィルム
を得た。
【0058】<比較例1>塗料配合プライマー層を形成
せず、各層を構成する成分の割合を表1に示す値に変え
た以外、実施例3と同様にして、塗膜層/基材層/粘着
剤層/剥離紙のマーキングフィルムを得た。
【0059】<比較例2>実施例1記載のポリエステル
系塗料100重量部に硬化剤6.5重量部と複合顔料2
0重量部とを添加してなる塗料組成物を基材層にスプレ
ーガンコーターにて乾燥厚みが2μmになるように塗工
し、薄膜塗膜層を形成した。実施例1記載のポリエステ
ル系塗料100重量部に硬化剤6.5重量部と複合顔料
50重量部とを添加してなる塗料組成物を薄膜塗膜層に
スプレーガンコーターにて乾燥厚みが15μmになるよ
うに塗工し、厚膜塗膜層を形成した。
【0060】塗膜層を上記薄膜塗膜層と厚膜塗膜層の2
層からなるものに代え、塗料配合プライマー層を形成せ
ず、各層を構成する成分の割合を表1に示す値に変えた
以外、実施例2と同様にして、厚膜塗膜層/薄膜塗膜層
/基材層/粘着剤層/剥離紙のマーキングフィルムを得
た。
【0061】<比較例3>基材片面に表1記載の変性重
合体からなるプライマー樹脂をスプレーガンコーターに
て乾燥厚みが1μmになるように塗工し、顔料を含まな
いプライマー層を形成した。同層の上に比較例2記載の
厚膜塗膜層を形成した。
【0062】上記以外は比較例2と同様にして、厚膜塗
膜層/顔料不含プライマー層/基材層/粘着剤層/剥離
紙のマーキングフィルムを得た。
【0063】<比較例4>比較例3と同様にして、顔料
を含まないプライマー層を形成した。同層の上に比較例
2と同様にして、薄膜塗膜層と厚膜塗膜層の2層からな
る塗膜層を形成した。
【0064】上記以外は比較例2と同様にして、塗膜層
/顔料不含プライマー層/基材層/粘着剤層/剥離紙の
マーキングフィルムを得た。
【0065】<比較例5〜6>各層を構成する成分の割
合を表1に示す値に代えた以外、実施例2と同様にし
て、塗膜層を形成し、塗膜層/塗料配合プライマー層/
基材層/粘着剤層/剥離紙のマーキングフィルムを得
た。
【0066】<比較例7〜12>各層を構成する成分の
割合を表1に示す値に代えた以外、実施例5と同様にし
て、塗膜層を形成し、塗膜層/塗料配合プライマー層/
基材層/粘着剤層/剥離紙のマーキングフィルムを得
た。ただし、比較例8、11および12では塗料配合プ
ライマー組成物が溶剤に一部溶解せずスプレーガンコー
ターの目詰まりを起こし塗料配合プライマー層は形成さ
れなかった。したがって、後述の性能評価試験において
一部項目については評価不能であった。
【0067】性能評価試験 実施例1〜7および比較例1〜12で得られたマーキン
グフィルムおよび使用した塗料配合組成物に対し、下記
項目について評価試験を行った。この結果を表2に示
す。
【0068】<塗膜密着性>離型紙を剥したマーキング
フィルムをアルミニウム板に貼着し、キセノンウエザオ
メーター(ブラックパネル温度63℃、降雨12分/6
0分)に2000時間暴露し、その後、JIS K−5
400のクロスカット評価法にて塗膜のハガレ性を下記
の基準で評価した。
【0069】 ○・・・ハガレ枚数:10以下 △・・・ハガレ枚数:11〜30以下 ×・・・ハガレ枚数:31以上
【0070】<塗膜外観>塗膜層の表面色外観の均一性
を下記の基準で目視評価した。
【0071】 ○・・・色が均一に表色されており、外観上何ら問題な
し ×・・・色が所々でむらになっており外観として問題が
ある
【0072】<耐水性>マーキングフィルムをアルミニ
ウム板に貼着し40℃の湯水中に240時間浸漬した
後、JIS K−5400のクロスカット評価法にて塗
膜のハガレ性を下記の基準で評価した。
【0073】 ○・・・ハガレ枚数:10以下 △・・・ハガレ枚数:11〜30以下 ×・・・ハガレ枚数:31以上
【0074】<耐溶剤性>マーキングフィルムをアルミ
ニウム板に貼着し酢酸エチル中に240時間浸漬した
後、JIS K−5400のクロスカット評価法にて塗
膜のハガレ性を下記の基準で評価した。
【0075】 ○・・・ハガレ枚数:10以下 △・・・ハガレ枚数:11〜30以下 ×・・・ハガレ枚数:31以上
【0076】<溶剤可溶性>トルエン中に塗料配合プラ
イマー組成物を加え、その溶解度合いを下記の基準で目
視評価した。
【0077】 ○・・・組成物は完全に溶解しており、プライマー塗布
に何ら問題なし ×・・・組成物は一部溶解しないで残存し、スプレーガ
ンコーターが目詰まりを起こす
【0078】<三次曲面施工性>マーキングフィルムを
図2に示す二次曲面を有するコルゲート板(1) の山部
(1a)に接着させ、次に谷部(1b)へ専用の施工工具に
て押し込んだ。これを23℃で3日間放置した後、フィ
ルム浮き状態を下記基準で評価し、三次曲面施工性の代
用評価とした。
【0079】 ○:谷部での浮きがない △:谷部で若干浮きがある ×:谷部が著しく浮く
【0080】<フィルム取扱い性>マーキングフィルム
の取扱い性を下記の基準で評価した。
【0081】 ○:フィルムは適度な柔軟性を持ち、一般的なフィルム
取扱いにおいて何ら問題がない ×:フィルムが柔軟すぎるために腰折れが発生し、取扱
いが非常に難しい
【0082】<塗膜成形性>工程紙または基材層に塗膜
層をスプレーガンコーターにてコーティングする際のコ
ーティング性および外観を下記の基準で評価した。
【0083】 ○:コーティング性は問題なく、出来上がり外観も良好
である △:コーティングむらが若干発生し、外観も荒れている ×:コーティング時にスプレーガンコーターが目詰まり
を起こし、製品となり得るような塗膜が成形できない
【0084】
【表1】
【0085】
【表2】
【0086】
【発明の効果】請求項1記載のマーキングフィルムは、
この種フィルムに必要とされる経時での塗膜層の密着性
に優れ、薄い膜塗膜での外観を良好に確保でき、曲面追
従性に優れており、従来型の塩化ビニル系樹脂マーキン
グフィルムと遜色がない。
【0087】請求項2記載のマーキングフィルムは、こ
の種フィルムに必要とされるフィルム腰がありながら三
次曲面への貼付の際に浮きが発生しない三次曲面施工性
能を満たすものである。
【0088】しかも、本発明によるマーキングフィルム
は、使用後は簡単な焼却設備において焼却廃棄でき、環
境低負荷型の製品としてこの分野においては極めて有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】マーキングフィルムの層構成を示す断面図であ
る。
【図2】コルゲート板の断面図である。
【符号の説明】
1:コルゲート板 1a:山部 1b:谷部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗膜層、塗料配合プライマー層、非ハロ
    ゲン系合成樹脂基材層および粘着剤層がこの順に積層さ
    れてなるマーキングフィルムであって、 該塗膜層が、塗料樹脂100重量部および顔料5〜20
    0重量部からなり、 該塗料配合プライマー層が、塗料樹脂100重量部、顔
    料5〜200重量部およびプライマー樹脂5〜50重量
    部からなり、 該プライマー樹脂は、プロピレン含量が55〜75モル
    %でありかつX線回折による結晶化度が2〜20%であ
    るプロピレン−エチレン共重合体に、マレイン酸または
    その酸無水物を0.5〜15重量%グラフト共重合して
    なる極限粘度[η]0.3以上の変性重合体からなるこ
    とを特徴とするマーキングフィルム。
  2. 【請求項2】 上記基材層の合成樹脂が軟質ポリプロピ
    レン系樹脂20〜90重量%とそれ以外のポリオレフィ
    ン系樹脂80〜10重量%(合計100重量%)からな
    り、軟質ポリプロピレン系樹脂は重量平均分子量8万〜
    50万を有し、かつクロス分別法による10℃以下の溶
    出量が45〜80重量%、10℃を越え70℃以下での
    溶出量が5〜35重量%、70℃を越え95℃以下での
    溶出量が1〜30重量%、95℃を越え125℃以下で
    の溶出量が3〜35重量%であることを特徴とする請求
    項1記載のマーキングフィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003027016A (ja) * 2001-06-26 2003-01-29 Three M Innovative Properties Co 接着シート、及びマーキングフィルム
WO2022202028A1 (ja) * 2021-03-24 2022-09-29 日東電工株式会社 光学積層体、画像表示装置及び粘着剤組成物

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