JP2001130741A - 果菜選別装置における果菜送り出し機構 - Google Patents

果菜選別装置における果菜送り出し機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の果菜送り出し機構では果菜の箱詰めが
間に合わなかったり、詰め切れなかった果菜が山積みに
なったり、装置が大型化したりする。 【解決手段】 主搬送体2から果菜1を引き継いて副搬
送体4に引き渡す仲介搬送体3を副搬送体4の幅方向に
往復スライドさせ、果菜1を副搬送体4の幅方向に分散
させるようにした。副搬送体4は仲介搬送体3から所定
数の果菜1を引き継ぐ度に作動して引き継いだ果菜1を
間欠的に搬送するようにした。副搬送体4に送り込まれ
た果菜1を検知可能な2以上のセンサ5を設け、全ての
センサ5が果菜1を検知する度に副搬送体4を作動させ
て果菜1を間欠搬送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトマト、梨、柿、桃
等の果菜をサイズ別(例えばSS、S、M、L、LL
等)に選別して箱詰めするのに使用される果菜選別装置
と組み合わせて使用される果菜送り出し機構に関するも
のであり、特にトマトの選別、箱詰めに利用するのに適
したものである。
【0002】
【従来の技術】農産物の中でも回転し易いトマト、梨、
柿、桃等の果菜選別装置は近年かなり改良が進んでお
り、これらの箱詰労力の軽減と品質統一が図られてい
る。従来の果菜選別装置の一例として図4に示すものが
ある。この果菜選別装置はチェーン等に取り付けられて
ライン状に配列された受け皿Bの横に、受台Cを配置
し、受け皿Bにより搬送されて来た果菜(トマト)Aの
うち、LLサイズのものはLLサイズ用の受台C1に、
LサイズのものはLサイズ用の受台C2に、Mサイズの
ものはMサイズ用の受台C3に、SサイズのものはSサ
イズ用の受台C4に、といったようにトマトAを夫々の
受台Cにサイズ別に送り出し、夫々の受台C上のトマト
Aを作業者Dが箱詰めするようにしたものである。
【0003】しかし、胡瓜の場合は成長過程のものを収
穫できるため、サイズの揃ったものを収穫できるが、ト
マトの場合はサイズに関係なく収穫できる程度に熟れた
物から収穫しなければならないため、収穫されたトマト
のサイズには大きなバラツキがあり、生産者の数が多く
なればなるほど、サイズのバラツキ具合は大きくなる。
さらに生産者は需要が多いサイズのトマトをできるたけ
多く栽培しようとするため、選果場に持ち込まれるトマ
トのうち、需要が多いサイズのトマトだけが極端に数が
多く、その他のサイズのトマトは数が少ない。
【0004】このようにサイズに大きなバラツキがあ
り、且つサイズによって数が著しく異なるトマトを図4
の選別装置で選別すると、数の多いサイズ(例えばMサ
イズ)用の受台C3にだけ大量のトマトAが送り出さ
れ、他のサイズ用の受台C1、C2、C4に送り出され
るトマトAの数は極端に少なくなる。このため、受台C
3の前に配置されている作業者Dは箱詰めが間に合わな
いほど忙しいが、受台C1、C2、C4の前の作業者D
は暇であるという作業上のバラツキが生じる。しかも数
が多い受台C3上のトマトAの箱詰めが間に合わない
と、先に送り出されたトマトAの上に後から送り出され
たトマトAが乗り上げて山積みになり、トマトAに傷が
つき易いという問題もあった。
【0005】これらの問題を解決するためには図4の受
け皿Bの横に各サイズ用の受台Cを数台ずつ容易してお
くことが考えられる。そのようにすれば何れのサイズの
トマトAの数が多くても、そのトマトAをそのサイズ用
の数台の受台Cに送り出して箱詰めすることができ、受
台Cの上にトマトAが山積みになって傷がつき易いとい
う問題は解決できる。しかし、各サイズ用の受台Cを数
台ずつ用意すると、受台Cの数が多くなる分だけスペー
スをとり、それに伴って受け皿Bの数を多くして搬送ラ
インを長くしなくてはならない。この結果、選別装置が
数十mもの長さになり、現在、一般に使用されている選
果場には入り切らないぐらい大型になってしまい、ま
た、設備費も膨大になり、現実的ではないといった別の
問題が発生する。
【0006】そこで従来は、数が多いサイズ用の受台C
を数台に増設し、他のサイズ用の受台Cは少なくしてい
た。このようにすれば選別装置がそれほど大型化せず、
安価になり、また、増設された受台Cに送り出されるサ
イズのトマトAが多いときには効率よく選別、箱詰めを
行うことができる。しかし、数の少ない受台Cに送り出
されるサイズのトマトAが多い場合は、その少ない受台
Cの収容能力分しか搬送ラインからトマトAを送り出す
ことがでいないので、どうしても搬送ラインの搬送速度
が低下し、また、せっかく増設した受台Cが無駄にな
る、といった新たな問題があった。
【0007】そこで現在は図5に示すようなトマト選別
装置が開発され、実用化されている。これは数の多いサ
イズのトマトが送り出される受台を数m〜数十mのベル
トコンベアEとし、受け皿Bから送り出されるトマトA
が同コンベアEにより自動的に図5の矢印a方向に搬送
され、その搬送中にベルトコンベアEの横に並んでいる
作業者DがトマトAを箱詰めできるようにしたものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す果菜選別装
置は図4に示すものに比べれば受台(ベルトコンベア
E)にトマトAが溜まりにくいが、トマトAは毎秒3個
の高速で受け皿BからベルトコンベアEに送り出される
ため、同コンベアEをそれと同じか、それ以上の高速で
回転させなければ次から次へと送り出されるトマトAが
ベルトコンベアEの上に溜まってしまう。しかし、ベル
トコンベアEの上にトマトAが溜まらない程度の高速で
同コンベアEを回転させると、箱詰めが間に合わず、詰
め切れなかったトマトAがベルトコンベアEの先の台F
に溜まって山積みになり、トマトAに傷が付いたり、場
合によってはトマトAが台Fから落下するといった問題
があった。
【0009】また、図4の場合も、図5の場合も、数の
多いトマトAが山積みにならないようにするためにはど
うしても数の多いサイズ用の受台C(図4)やベルトコ
ンベアE(図5)の数を多くしなければならず、それに
伴って受け皿Bの数を増やして搬送ラインを長くしなけ
ればならないので、選別装置全体が大型化するといった
問題を根本的に解決することはできない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は前記従来
の果菜選別装置の課題を解決することにある。具体的に
は、果菜選別装置を大型化しなくても、数の多いサイズ
のトマトを余裕をもって箱詰めでき、同サイズのトマト
が山積みになることもない果菜選別装置用の果菜送り出
し機構を提供することにある。
【0011】本件出願の第1の果菜選別装置における果
菜送り出し機構は、果菜が搬送される主搬送体の側方
に、それから送り出される果菜を引き継いで搬送する仲
介搬送体が配置され、それの先にそれから送り出される
果菜を引き継いで搬送する副搬送体が配置され、仲介搬
送体は副搬送体の幅方向に往復スライドしながら同副搬
送体に果菜を送り込むものである。
【0012】本件出願の第2の果菜選別装置における果
菜送り出し機構は、副搬送体は仲介搬送体から所定数の
果菜が送り込まれる度に作動して受け継いだ果菜を間欠
的に搬送するものである。
【0013】本件出願の第3の果菜選別装置における果
菜送り出し機構は、仲介搬送体から副搬送体に送り込ま
れた果菜を検知可能なセンサを2以上設け、これら2以
上のセンサの全てが果菜を検知したら副搬送体を一定時
間作動させ、副搬送体を一定時間作動させたら全てのセ
ンサをクリアにし、次に前記2以上のセンサの全てが果
菜を検知したら再度副搬送体を一定時間作動させ、この
繰り返しによって果菜を間欠的に搬送するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の果菜選別
装置における果菜送り出し機構の実施形態を図1、図2
に基づいて詳細に説明する。この機構は図1に示すよう
に果菜選別装置の主搬送体2の側方に配置された複数の
仲介搬送体3と、夫々の仲介搬送体3の搬送方向先方に
配置された副搬送体4から構成され、図1に示すように
主搬送体2の受け皿10に乗せられて一つづつ搬送され
てくる果菜1のサイズを同主搬送体2による搬送途中で
判別し、夫々のサイズに対応する仲介搬送体3の横に来
たときに前記受け皿10を同仲介搬送体3側に反転させ
て当該受け皿10に乗せられている果菜1を仲介搬送体
3に送り込み(落とし)、仲介搬送体3に送り込まれた
果菜1を同搬送体3によってその先の副搬送体4に送り
込み、副搬送体4に送り込まれた果菜1を同搬送体4の
横で待機している作業者12が箱詰めするようにしたも
のである。尚、前記主搬送体2は従来のそれと同様に多
数の受け皿10を無端状のチェーンコンベア(図示しな
い)に一定間隔で取り付け、チェーンコンベアを図1の
矢印a方向へ回転駆動すると受け皿10も図1の矢印a
方向に移動して、そこに載せられた果菜1が同方向へ搬
送されるようにしたものである。
【0015】前記仲介搬送体3は図2に示すように通常
のベルトコンベアと同様に無端帯状体(ゴムベルト)1
4を2つのローラ(図示しない)の間に掛け渡し、一方
又は双方のローラをモータによって回転駆動すると無端
帯状体14が図2の矢印b方向に回動し、その上に乗せ
られた果菜1が同方向に搬送されてその先の副搬送体4
へ送り込まれると共に、矢印b方向に回動している無端
帯状体14が同時に矢印c方向(副搬送体4の幅方向)
に15cmづつ連続的に往復スライドして、果菜1が副
搬送体4の幅方向へ分散されながら同副搬送体4へ送り
込まれるようにしたものである。尚、仲介搬送体3の往
復スライドの速度は、主搬送体2から送り込まれる果菜
1の数やその速度、当該仲介搬送体3の搬送速度等に基
づいて、副搬送体4の幅方向に果菜1を最も均等に分散
させることが可能な速度としてある。
【0016】前記副搬送体4の基本構造は前記仲介搬送
体3と同一である。異なるのは、前記仲介搬送体3が主
搬送体2から果菜1が送り込まれる否かに関わらず連続
的に作動するのに対し、当該副搬送体4は仲介搬送体3
から所定数の果菜1が送り込まれる度に1ストロークづ
つ作動して、仲介搬送体3から送り込まれた所定数の果
菜1を一まとまりとして図2の矢印b方向に間欠的に搬
送することである。具体的には仲介搬送体3によって副
搬送体4の幅方向に分散されながら同副搬送体4上に送
り込まれた果菜1によって当該副搬送体4上に観念され
る一定スペース(副搬送体4の搬送方向における所定距
離L×同搬送体4の幅Wから求められる)内が一杯にな
る度に図2の矢印b方向に回動して前記スペース内にあ
る果菜1を同方向へ所定距離だけ(1ストローク分だ
け)搬送するようにしてある。尚、前記所定数とは常に
一定の数とすることもでき、又ある数を中心としたある
程度ゆらぎをもった数とすることもできる。
【0017】前記スペース内に所定数の果菜1が送り込
まれたか否かはセンサによって判別するようにしてあ
る。具体的には図2に示すように仲介搬送体3の上方に
立設した支持材16に1つのセンサ5を取り付け、副搬
送体4の上方に立設した支持材16に2つのセンサ5を
取り付け、これら3つのセンサ5の全てが果菜1を検知
すると前記スペース内に所定数の果菜1が送り込まれた
と判断して副搬送体4を作動させるようにしてある。こ
のセンサ5の数は3つに限定されないが、図示した位置
に配置された3つのセンサ5の全てが果菜1を検知した
ときにはほぼ確実に前記スペース内に所定数の果菜1が
送り込まれていることが本件発明者の実験で確認されて
いる。
【0018】図2に示すように前記仲介搬送体3及び副
搬送体4の幅方向両側にはそれらの無端帯状体14の表
面より上方に突出する高さの側壁18が対向して立設さ
れており、無端帯状体14の上に乗せられて搬送される
果菜1がこれら搬送体3、4による搬送中に側方から落
下することがないようにしてある。また、仲介搬送体3
の側壁18と副搬送体4の側壁18とはガイド板20に
よって連結されて、仲介搬送体3から副搬送体4に果菜
1を送り込む際に同果菜1が2つの搬送体3、4の間か
ら落下することがないようにしてある。このガイド板2
0は弾性を有する金属製の薄板であり、図2に示すよう
に長手方向一端が仲介搬送体3の側壁内面に固定され、
他端が副搬送体4の側壁内面に固定されて、仲介搬送体
3が図2の矢印c方向へ往復スライドするとこれに追従
して変形し、常に仲介搬送体3の側壁18と副搬送体4
の側壁18との間に隙間が生じることがないようにして
ある。
【0019】(実施形態2)本発明の果菜選別装置にお
ける果菜送り出し機構の第2の実施形態を図3に基づい
て説明する。この果菜送り出し機構の基本構成は前記図
1、図2に示すものと同一である。異なるのは図3に示
すように果菜選別装置の主搬送体2の側方のうち、仲介
搬送体3及び副搬送体4が配置されていない場所に図4
に示す受台Cと同一の受台22を配置し、仲介搬送体3
には数の多いサイズ(例えばMサイズ)の果菜1を送り
込み、受台22には数の少ないサイズ(例えばSSやL
L等)の果菜1を送り込むようにしたことである。この
ようにすると、より一層の小型化が図れ、生産コストも
低減される
【0020】(実施形態3)仲介搬送体3又は副搬送体
4の無端帯状体14にはゴムベルト以外にプラスチック
ベルト、メッシュ製ベルト等を使用することができる。
また、果菜1を確実に搬送するために表面の摩擦抵抗を
高めたり、果菜1に傷が付かない程度の凹凸を形成した
ものとすることもできる。この場合、ゴムベルトやプラ
スチックベルト等の表面に直接凹凸を形成したり、摩擦
抵抗を固める加工を施したりすることもできるが、表面
に凹凸が形成されたり、表面の摩擦抵抗が高い素材をゴ
ムベルト等の表面に積層することもできる。さらに、無
端帯状体14は前記以外の素材、構造のものであっても
よい。
【0021】図示したものは果菜選別装置の主搬送体2
が横に並べられた2つの受け皿10を果菜1の搬送方向
に多数並べた構造(受け皿が2列)であるため、当該主
搬送体2の幅方向両側に仲介搬送体3及び副搬送体4を
配置したが、主搬送体2の受け皿10が1列の場合はそ
の幅方向一方側にのみ仲介搬送体3を配置し、その先に
副搬送体4を配置すればよい。
【0022】前記実施形態では仲介搬送体3を副搬送体
4の幅方向に15cmづつ往復スライドさせたが、仲介
搬送体3のスライド量は15cmより多くても少なくて
もよい。さらに、仲介搬送体3を往復スライドさせるた
めの駆動機構は如何なるものであってもよく、例えば仲
介搬送体3をレールに沿って図2矢印c方向にスライド
自在とされた支持台によって支持し、この支持台をモー
タその他の駆動源によって図2の矢印c方向へ往復駆動
することによって仲介搬送体3を同方向へ往復スライド
させることができる。また、仲介搬送体4の無端帯状体
14を回転軸に回転自在に支持された2つのローラの間
に掛け渡し、このローラを回転させて無端帯状体14を
回転駆動すると共に、同ローラをこれを支持している軸
の長手方向に往復駆動することで無端帯状体14を往復
スライドさせることもできる。支持台やローラを往復駆
動するための駆動源は当該仲介搬送体の無端帯状体を回
転駆動するための駆動源と兼用とすることもでき、これ
とは別のものとすることもできる。
【0023】図3では仲介搬送体3及び副搬送体4と共
に受台22を配置したが、この受台22と共に、又は受
台22に代えて図5に示すベルトコンベアEを配置する
こともできる。
【0024】
【発明の効果】本件出願の第1の発明は次のような効果
を有する。 1.果菜選別装置の主搬送体から果菜を引き受けて副搬
送体に搬送する仲介搬送体が副搬送体の幅方向に往復ス
ライドしながら果菜を送り込むので、果菜が副搬送体の
上に均等に分散される。従って、副搬送体の幅方向一方
のみでなく、両側に作業者を配置して箱詰め作業を行え
ると共に、各作業者の前に均等に果菜が送られてくるの
で、箱詰め作業に無駄がなく効率的となる。
【0025】本件出願の第2の発明は、次のような効果
を有する。 1.副搬送体は仲介搬送体から所定数の果菜が送り込ま
れる度に作動して送り込まれた果菜を間欠的に搬送する
ので、作業者の前には常に一定数の果菜が送り出され箱
詰め作業を効率良く行える。また、サイズよって数に大
きなバラツキがある果菜の場合は、数の少ないサイズが
所定数溜って副搬送体が作動するまるの間は、数の多い
サイズの箱詰め作業に作業者を集中的に配置し、数の少
ないサイズが所定数溜まったらそちらに作業者の一部を
分散させ、同サイズの箱詰めが終了したら次に同サイズ
が所定数溜まるまで再度数の多いサイズの箱詰めに作業
者を戻すことが可能となり、小人数で効率良く箱詰め作
業を行うことができる。
【0026】本件出願の第3の発明は、次のような効果
を有する。 1.仲介搬送体から副搬送体に送り込まれた果菜を検知
可能なセンサを2以上設け、これら2以上のセンサの全
てが果菜を検知する度に間欠移動搬送体が作動するの
で、副搬送体によって作業者の前に送り出される果菜の
数が常に一定し、上記効果がより一層高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の果菜選別装置における果菜送り出し機
構の第1の実施形態を示す説明図。
【図2】本発明の果菜選別装置における果菜送り出し機
構を構成する仲介搬送体及び副搬送体を示す説明図。
【図3】本発明の果菜選別装置における果菜送り出し機
構の第2の実施形態を示す説明図。
【図4】従来の果菜選別装置の一例を示す説明図。
【図5】従来の果菜選別装置の他例を示す説明図。
【符号の説明】
1 果菜 2 主搬送体 3 仲介搬送体 4 副搬送体 5 センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】果菜(1)が搬送される主搬送体(2)の
    側方に、それから送り出される果菜(1)を引き継いで
    搬送する仲介搬送体(3)が配置され、それの先にそれ
    から送り出される果菜(1)を引き継いで搬送する副搬
    送体(4)が配置され、仲介搬送体(3)は副搬送体
    (4)の幅方向に往復スライドしながら同副搬送体
    (4)に果菜(1)を送り込むことを特徴とする果菜選
    別装置における果菜送り出し機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の果菜選別装置における果菜
    送り出し機構において、副搬送体(4)は仲介搬送体
    (3)から所定数の果菜(1)が送り込まれる度に作動
    して受け継いだ果菜(1)を間欠的に搬送することを特
    徴とする果菜選別装置における果菜送り出し機構。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の果菜選別装置
    における果菜送り出し機構において、仲介搬送体(3)
    から副搬送体(4)に送り込まれた果菜(1)を検知可
    能なセンサ(5)を2以上設け、これら2以上のセンサ
    (5)の全てが果菜(1)を検知したら副搬送体(4)
    を一定時間作動させ、副搬送体(4)を一定時間作動さ
    せたら全てのセンサ(5)をクリアにし、次に前記2以
    上のセンサ(5)の全てが果菜(1)を検知したら再度
    副搬送体(4)を一定時間作動させ、この繰り返しによ
    って果菜(1)を間欠的に搬送することを特徴とする果
    菜選別装置における果菜送り出し機構。
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