JP3251392B2 - 果菜自動選別装置 - Google Patents

果菜自動選別装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は胡瓜等の細長い果菜をサ
イズ別、形状別等に自動的に選別して振り分ける果菜自
動選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より胡瓜等の細長い果菜をサイズ、
形状等の規格に基づいて選別する果菜選別装置はあっ
た。その一つとして本件出願人が先に開発して実用化し
た果菜選別機(実用新案登録第1805988号)があ
る。これは図5に示すように複数本のベルトコンベアA
をその手前側をそろえて横一列に並べて配置し、各ベル
トコンベアAの先端部の長さを段階的に変え、更に各ベ
ルトコンベアAの先端部の先方にターンテーブルBを設
置したものである。そして、選果人Cが胡瓜Dをサイズ
別に選別しながら各サイズ用のベルトコンベアAの手前
側に乗せていき、この胡瓜Dを各ベルトコンベアAの先
端側で作業員Eが拾いあげてサイズ毎に箱詰めできるよ
うにしたものである。この場合、箱詰めが間に合わずに
取り残された胡瓜DはターンテーブルBの上に送り出さ
れる。このときターンテーブルBが回転するため送り出
される胡瓜DがターンテーブルBの上で重ならないよう
にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5の果菜選別機は胡
瓜の表面に傷がつきにくく、表面のイボも欠けにくく、
しかも少ない人手で効率よく選別及び箱詰めできるとい
う利点があるが、強いて言えばベルトコンベアAの左端
の選果人Bが胡瓜Dをサイズ別に選別しながら各サイズ
用のベルトコンベアAに振り分けて乗せなければならな
いため作業が非常に面倒であった。
【0004】本発明の目的は、複数のベルトコンベアに
載せた果菜が自動的に選別され、選別された果菜を選別
基準毎に振り分けることができるようにすると共に、各
ベルトコンベアで振り分けられた果菜のうち同じ等級の
ものを1つのコンベアにまとめることができるようにし
た果菜自動選別装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
果菜自動選別装置は図2に示すように、胡瓜等の細長い
果菜1を主搬送用ベルトコンベア2に横向きに並べて搬
送しながら等級別等に選別する果菜自動選別装置におい
て、主搬送用ベルトコンベア2を複数本、並列に並べ、
各列のベルトコンベア2の途中に果菜1を選別する選別
センサ3を設け、夫々のベルトコンベア2の途中の上方
に引継ぎベルトコンベア4を設け、各引継ぎベルトコン
ベア4の手前側に前記選別センサ3からのデータ信号に
基づいて主搬送用ベルトコンベア2上の果菜1を引継ぎ
ベルトコンベア4へ移し替える移替え装置5を設け、前
記引継ぎベルトコンベア4の先方部分6にそれと直角或
は斜めに交差させた副搬送用ベルトコンベア7を設けた
ものである。
【0006】本発明のうち請求項2の果菜自動選別装置
は、引継ぎベルトコンベア4、移替え装置5、副搬送用
ベルトコンベア7を主搬送用ベルトコンベア2の長手方
向途中の2以上の箇所に設けたものである。
【0007】本発明のうち請求項3の果菜自動選別装置
は、副搬送用ベルトコンベア7が2列以上の引継ぎベル
トコンベア4と交差するように配置されてなるものであ
る。
【0008】本発明のうち請求項4の果菜自動選別装置
は図4に示すように、副搬送用ベルトコンベア7が各列
の引継ぎベルトコンベア4毎に配置されてなるものであ
る。
【0009】本発明のうち請求項5の果菜自動選別装置
は、各副搬送用ベルトコンベア7の先方に、主搬送用ベ
ルトコンベア2と同じ方向に走行する搬送コンベア8を
配置したものである。
【0010】
【作用】本発明のうち請求項1の果菜自動選別装置で
は、胡瓜等の細長い果菜1を各主搬送用ベルトコンベア
2に横向きに並べると、各主搬送用ベルトコンベア2の
途中に設けた選別センサ3によりその上を搬送される果
菜1の形状や等級等が識別され、続いて同選別センサ3
からのデータ信号に基づいて移替え装置5が作動して、
選別された果菜1が主搬送用ベルトコンベア2よりも上
方に設けられた引継ぎベルトコンベア4へ自動的に移し
替えられ、さらに同引継ぎベルトコンベア4を経て同ベ
ルトコンベア4と直角或は斜めに交差する副搬送用ベル
トコンベア7に載せ替えられる。同副搬送用ベルトコン
ベア7では、それ以前にコンベア上を横向きに搬送され
ていた果菜がおよそ縦向きになり、同ベルトコンベア7
の上を搬送される。
【0011】本発明のうち請求項2の果菜自動選別装置
では、引継ぎベルトコンベア4、移替え装置5、副搬送
用ベルトコンベア7を主搬送用ベルトコンベア2の長手
方向途中の2以上の箇所に設けたため、前記選別センサ
3のデータ信号に基づいて作動する移替え装置5の選別
基準を、各移替え装置5毎に変えておけば、一度に複数
種類の果菜1を選別することができる。
【0012】本発明のうち請求項3の果菜自動選別装置
では、図2(b)に示すように、副搬送用ベルトコンベ
ア7が2列以上の引継ぎベルトコンベア4と交差するよ
うに配置されているため、それら引継ぎベルトコンベア
4から送り出される果菜1が1本の副搬送用ベルトコン
ベア7に合流させられる。なお、果菜1は副搬送用ベル
トコンベア7上でおよそ縦向きになるため、各列から送
られる果菜1を幅の広くない1本のコンベア7に載せる
ことができる。
【0013】本発明のうち請求項4の果菜自動選別装置
では、図4に示すように、副搬送用ベルトコンベア7が
各列の引継ぎベルトコンベア4毎に配置されているた
め、それら引継ぎベルトコンベア4から送り出される果
菜1が夫々の副搬送用ベルトコンベア7に載せられる。
なお、各副搬送用ベルトコンベア7の幅を細くし、互い
を近づけておけば、請求項3の果菜自動選別装置と同様
に、各引継ぎベルトコンベア4から送り出される果菜1
を1本のコンベア8にまとめることができる。
【0014】本発明のうち請求項5の果菜自動選別装置
では、各副搬送用ベルトコンベア7の先方に、主搬送用
ベルトコンベア2と同じ方向に走行する搬送コンベア8
を配置したため、選別された副搬送用ベルトコンベア7
の果菜1が主搬送用ベルトコンベア2と同じ方向に搬送
される。
【0015】
【実施例】図1〜3は本発明の果菜自動選別装置の一実
施例を示したものであり、図1(a)の右端部は図2
(a)の左端部に、図1(b)の右端部は図2(b)の
左端部に、図2(b)の右端部は図3の左端部に夫々接
続される。なお、図2(a)の右端部に接続される部分
は図3において省略してある。この実施例は選別する果
菜1が胡瓜の場合のものである。
【0016】図1、2に示す2は胡瓜1を載せて搬送す
る主搬送用ベルトコンベアである。同ベルトコンベア2
は、夫々が横に並列する11本の幅細ベルトコンベア1
0で構成されている。そして、図1、2ではそのように
構成された主搬送用ベルトコンベア2をその搬送方向
(図1の矢印a方向)に沿って5本配置し、さらにそれ
を横に2列に配置している。なお、各主搬送用ベルトコ
ンベア2の突き合わせ部分11は、夫々の幅細ベルトコ
ンベア10を互い違いに突き出させ、上から見ると主搬
送用ベルトコンベア2同士が噛み合う様に、また側面か
ら見るとオーバーラップする様にしてある。
【0017】前記主搬送用ベルトコンベア2は、図1
(a)に示す様に、搬送方向手前側の端部12が回転軸
により支持され、搬送方向先方側の端部13がその下の
昇降装置14により支持されている。このため昇降装置
14のプッシュロッド14aが上下するとそれに合わせ
て同ベルトコンベア2が水平状態、前下がり状態にな
る。
【0018】なお、主搬送用ベルトコンベア2の水平状
態から前下がり状態への可動のタイミングは、図示され
ていない制御装置により制御される。具体的には、胡瓜
1が手前側のベルトコンベア2から先方側のベルトコン
ベア2に乗り移った直後に、それまで胡瓜1を搬送して
いた手前側のベルトコンベア2が瞬時に前下がり状態に
なる(これにより胡瓜1は速度の違うベルトコンベア2
間をスムーズに乗り継ぎできる)。
【0019】また、各列の主搬送用ベルトコンベア2の
搬送速度は、搬送方向手前側のものから順に搬送速度を
速くしてある。具体的には、主搬送用ベルトコンベア2
の搬送速度を手前側から順に8m/s、12m/s、1
6m/s、20m/s、20m/sとしてある。また、
各主搬送用ベルトコンベア2の長さは数10cm〜数1
0mとしてある。なお、前記主搬送用ベルトコンベア2
の本数、長さ、搬送速度等は作業能率、接地場所等に合
わせて任意に選択できる。
【0020】ちなみに、主搬送用ベルトコンベア2を構
成する幅細ベルトコンベア10には滑り止め突起を設け
ると良い(図示されていない)。滑り止め突起の間隔、
及び数は胡瓜1の太さに合わせてきめると良い。そして
胡瓜1が走行速度の遅い主搬送用ベルトコンベア2から
走行速度の速い主搬送用ベルトコンベア2へより確実に
乗り継ぎできるようにする。
【0021】図1に示す3は選別センサである。同選別
センサ3は主搬送用ベルトコンベア2によって搬送され
る胡瓜1をサイズを測定するためのものであり、これに
は汎用のセンサを使用できる。この選別センサ3からは
測定した胡瓜1の大きさがデータ信号として出力され
る。このデータ信号は図示されていない制御装置に送ら
れ、同制御装置で、予めセットされている選別用情報と
比較されて、その結果、引き続き主搬送用ベルトコンベ
ア2により搬送するものと、そうでない引継ぎベルトコ
ンベア4へ移し替えるものとが識別される。そして引継
ぎベルトコンベア4へ移し替えられるものは、制御装置
からの指令信号により作動する移替え装置5により主搬
送用ベルトコンベア2から引継ぎベルトコンベア4に載
せ替えられる。
【0022】なお、胡瓜1のサイズにはAS、AM、A
C等があるが、一般的にはASサイズのものが殆どであ
る。このため、前記制御装置にセットする選別用情報を
次のように指定すると非常に効率の良い選別が行える。 .ASサイズの胡瓜1はそのまま主搬送用ベルトコン
ベア2によって搬送されるようにする。 .AMサイズ及びACサイズの胡瓜1は、夫々移替え
装置5で搬送方向手間側の引継ぎベルトコンベア4及び
搬送方向先方の引継ぎベルトコンベア4に載せ替えられ
るようにする。 .AS、AM、ACサイズ以外の胡瓜1は、搬送方向
手間側の引継ぎベルトコンベア4か或は搬送方向先方の
引継ぎベルトコンベア4に載せ替えられるようにする。
【0023】前記選別センサ3より手前側の主搬送用ベ
ルトコンベア2の下部には、その上を搬送される胡瓜1
の傾きを正す傾き矯正装置15を取り付けてある。同装
置15は上部に2本の昇降ピン16を備えており、胡瓜
1が同装置15の上を主搬送用ベルトコンベア2に載っ
て通過しようとすると、その2本の昇降ピン16がコン
ベア2の上に突き出して胡瓜1を一時停止させる。これ
により図1(b)に仮想線で示すように斜めに傾いてい
た胡瓜1が前記コンベア2に対して真横を向くように傾
きが矯正される。
【0024】図2に示す4は引継ぎベルトコンベアであ
る。同ベルトコンベア4は各主搬送用ベルトコンベア2
の配列方向途中の上方に、その搬送方向に沿って2本づ
つ架設されている(搬送方向手間側のベルトコンベア4
はAMサイズ用、搬送方向先方のベルトコンベア4はA
Cサイズ用である)。各引継ぎベルトコンベア4は、主
搬送用ベルトコンベア2で使用したのと同じ幅細ベルト
コンベア17を横に間隔を空けて6本並列させて構成し
たものである。なお各幅細ベルトコンベア17の表面に
は搬送する胡瓜1の滑りを防止する滑り止め突起を形成
すると良い。
【0025】図2に示す5は主搬送用ベルトコンベア2
上の胡瓜1を夫々の引継ぎベルトコンベア4に載せ替え
る移替え装置(回動コンベア)である。搬送方向手間側
の回動コンベア5はAMサイズの胡瓜1を、搬送方向先
方の回動コンベア5はACサイズの胡瓜1を、夫々の引
継ぎベルトコンベア4に載せ替える。各回動コンベア5
は、夫々が5本の幅細ベルトコンベア19で構成されて
いる。そして各幅細コンベア19の後端部21を、前記
幅細ベルトコンベア17の前端部18の隙間に嵌る様に
同ベルトコンベア17と回動自在に連結したものであ
る。
【0026】前記回動コンベア20には図示されていな
い駆動装置も取り付けてあり、前記制御装置から送られ
てくる指令信号により、同回動コンベア20の前端部2
2が図2(a)に仮想線で示す水平位置から同図に実線
で示す傾斜位置まで回動するようにしてある。
【0027】前記回動コンベア20の前端部22は下側
に傾斜したときに図2(b)に示す様に主搬送用ベルト
コンベア2を構成する幅細ベルトコンベア10を間引い
て設けた隙間23内に入り込むようになっている。この
ため回動コンベア20が傾斜している時に、主搬送用ベ
ルトコンベア2から回動コンベア20の前端部22に胡
瓜1が送られてくると、同胡瓜1が回動コンベア20に
乗り移り、そのまま斜め上方に搬送される。そして引継
ぎベルトコンベア4に送られる。
【0028】前記回動コンベア20を構成する幅細ベル
トコンベア19には大きな滑り止め突起を多数形成して
あり、幅細ベルトコンベア19に載って斜め上方へ搬送
される胡瓜1が下に滑落しないようにしてある。
【0029】図2に示す7は引継ぎベルトコンベア4か
ら胡瓜1を受けて搬送する副搬送用ベルトコンベアであ
る。この副搬送用ベルトコンベア7は、主搬送用ベルト
コンベア2の前後2ケ所に両コンベア2と90度に近い
角度で斜めに交差するように2本架設されており、さら
にそれら副搬送用ベルトコンベア7の先方部分には前記
主搬送用ベルトコンベア2と平行するように搬送コンベ
ア8が2本架設されている。
【0030】この副搬送ベルトコンベア7では、図2
(b)に示されるように胡瓜1が引継ぎベルトコンベア
4から副搬送用ベルトコンベア7へ乗り移る際、引継ぎ
ベルトコンベア4上で横向きになっていた胡瓜1が副搬
送用ベルトコンベア7上ではおよそ縦向きになり、しか
も続けて胡瓜1が送り込まれても、先に送り込まれた胡
瓜1は矢印a方向にずれるので前の胡瓜1とぶつかるこ
とがない。また、1列目の搬送用ベルトコンベア2の引
継ぎベルトコンベア4から送り込まれる胡瓜1は副搬送
用ベルトコンベア7の幅方向中程を搬送され、2列目の
搬送用ベルトコンベア2の引継ぎベルトコンベア4から
送り込まれる胡瓜1は副搬送用ベルトコンベア7の幅方
向中程を搬送されるようになり、1列目の胡瓜1と2列
目の胡瓜1とがぶつかるようなこともない。
【0031】なお、前記副搬送ベルトコンベア7は図4
に示すような構成にしても良い。これは、各引継ぎベル
トコンベア4の先方部分6に各々1本づつ幅の細い副搬
送ベルトコンベア7を設け、さらにそれら副搬送ベルト
コンベア7の前方部分に4本の副搬送ベルトコンベア7
を2本にまとめる搬送コンベア8を取り付ける。この結
果、前2本の副搬送用ベルトコンベア7は前側の搬送コ
ンベア8に、後ろ2本の副搬送用ベルトコンベア7は後
側の搬送コンベア8にまとめられる。
【0032】前記主搬送用ベルトコンベア2の先方部
分、及び搬送コンベア8の先方部分は、夫々図3に示す
減速用ベルトコンベア30と接続されており、さらに各
減速用ベルトコンベア30は夫々箱詰用ベルトコンベア
31に接続されている。
【0033】前記減速用ベルトコンベア30は、図1の
主搬送用ベルトコンベア2と同じく11本の幅細ベルト
コンベア32で構成されており、その搬送速度が先方の
減速用ベルトコンベア30に行くにしたがって、順々に
遅くなる様にしてある。このため胡瓜1が主搬送用ベル
トコンベア2或は引継ぎベルトコンベア4から減速用ベ
ルトコンベア30に送り込まれると、その速度差分だけ
胡瓜1の間隔が自動的に詰まる。
【0034】前記減速用ベルトコンベア30の突き合わ
せ部分33も、主搬送用ベルトコンベア2のそれと同じ
く、夫々の減速用ベルトコンベア30の幅細ベルトコン
ベア32を互い違いに突き出させ、上から見るとコンベ
ア同士が噛み合う様に、また側面から見るとオーバーラ
ップするようにしてある。このため、手前の減速用ベル
トコンベア30から先方の減速用ベルトコンベア30に
送り込まれる胡瓜1がスムースに乗り移れる。
【0035】前記箱詰用ベルトコンベア31は、減速用
ベルトコンベア30で搬送されてきた胡瓜1を引き継い
で、これに送り込まれた胡瓜1を同ベルトコンベア31
の脇に待機している作業員が取り出して箱詰めするため
のものである。この箱詰用ベルトコンベア31は夫々の
先端位置を順番に短くして階段状にしてあり、その先に
ゆっくりしたスピードで回転するターンテーブル34が
設置されている。このターンテーブル34は箱詰めが間
に合わずに作業員が取り残した胡瓜1を収受するための
ものである。
【0036】
【発明の効果】本発明の果菜自動選別装置によれば下記
に示したような効果がある。 .手前の主搬送用ベルトコンベア2にまとめて乗せた
果菜1の間隔が搬送中に自動的に少しづつ広がるので、
作業者が一々間隔を開けてのせる必要がなく、作業能率
が格段と向上する。 .果菜1の間隔が自動的に揃うので、主搬送用ベルト
コンベア2の先方に設置されている選別センサ3での識
別や移替え装置5による引継ぎベルトコンベア4への果
菜1の移し替えが確実に行なわれる。 .複数の主搬送用ベルトコンベア2に載せられ、選別
されて引継ぎベルトコンベア4に送られた果菜1が副搬
送用ベルトコンベア7で等級毎にまとめられるので箱詰
め側のベルトコンベアが増えない。従って、装置が場所
をとらない。 .箱詰め側のベルトコンベアが増えないので作業要員
の数が少なくてすみ、人件費を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の果菜自動選別装置における果菜の投入
部側を示した図であり、(a)は側面図、(b)は上面
図。
【図2】本発明の果菜自動選別装置における果菜の選別
部側を示した図であり、(a)は側面図、(b)は上面
図。
【図3】本発明の果菜自動選別装置における果菜の箱詰
め部側を示した上面図。
【図4】本発明の果菜自動選別装置における果菜の選別
部分の他の実施例を示した上面図。
【図5】従来の果菜自動選別装置の一例を示す上面図。
【符号の説明】
1 果菜 2 主搬送用ベルトコンベア 3 選別センサ 4 引継ぎベルトコンベア 5 移替え装置 6 引継ぎベルトコンベアの先方部分 7 副搬送用ベルトコンベア 8 搬送コンベア

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胡瓜等の細長い果菜(1)を主搬送用ベ
    ルトコンベア(2)に横向きに並べて搬送しながら等級
    別等に選別する果菜自動選別装置において、主搬送用ベ
    ルトコンベア(2)を複数本、並列に並べ、各列のベル
    トコンベア(2)の途中に果菜(1)を選別する選別セ
    ンサ(3)を設け、夫々のベルトコンベア(2)の途中
    の上方に引継ぎベルトコンベア(4)を設け、各引継ぎ
    ベルトコンベア(4)の手前側に前記選別センサ(3)
    からのデータ信号に基づいて主搬送用ベルトコンベア
    (2)上の果菜(1)を引継ぎベルトコンベア(4)へ
    移し替える移替え装置(5)を設け、前記引継ぎベルト
    コンベア(4)の先方部分(6)にそれと直角或は斜め
    に交差させた副搬送用ベルトコンベア(7)を設けたこ
    とを特徴とする果菜自動選別装置。
  2. 【請求項2】 引継ぎベルトコンベア(4)、移替え装
    置(5)、副搬送用ベルトコンベア(7)を主搬送用ベ
    ルトコンベア(2)の長手方向途中の2以上の箇所に設
    けたことを特徴とする請求項1の果菜自動選別装置。
  3. 【請求項3】 副搬送用ベルトコンベア(7)が2列以
    上の引継ぎベルトコンベア(4)と交差するように配置
    されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2の果
    菜自動選別装置。
  4. 【請求項4】 副搬送用ベルトコンベア(7)が各列の
    引継ぎベルトコンベア(4)毎に配置されてなることを
    特徴とする請求項1又は請求項2の果菜自動選別装置。
  5. 【請求項5】 各副搬送用ベルトコンベア(7)の先方
    に、主搬送用ベルトコンベア(2)と同じ方向に走行す
    る搬送コンベア(8)を配置したことを特徴とする請求
    項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4の果菜自動
    選別装置。
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