JP2000301076A - 果菜自動選別装置 - Google Patents

果菜自動選別装置

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JP2000301076A JP11108492A JP10849299A JP2000301076A JP 2000301076 A JP2000301076 A JP 2000301076A JP 11108492 A JP11108492 A JP 11108492A JP 10849299 A JP10849299 A JP 10849299A JP 2000301076 A JP2000301076 A JP 2000301076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選別中に果菜が傷んだり、選別から包装まで
を完全に自動化することが困難であった。 【解決手段】 果菜受体1を搬送体2により搬送して、
果菜受体1の上に横に寝かせて載せた果菜Aを搬送し、
搬送中に果菜Aをサイズ別に選別し、果菜受体1の進行
経路を等級別に振り分けるようにした果菜自動選別装置
において、搬送体2は多数本の横長のバー3を搬送方向
に間隔を開けて連結して無端状とし、果菜受体1はバー
3にその長手方向にスライド可能に取り付けられ、選別
結果に基づいて直進し又は横方向にスライドして進行経
路が振り分けられ、進行経路には搬送体2により搬送中
の果菜受体1から果菜Aを取出す果菜取出器4が配置さ
れた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は胡瓜、茄子等の果菜
をサイズ別、形状別等の規格別(等級別)に自動的に選
別する果菜自動選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】胡瓜、茄子等の果菜をサイズ別、形状別
の規格別(等級別)に選別する果菜自動選別装置は既に
あった。その一つとして本件発明者が先に開発して実用
化されている果菜選別機(実用新案登録第180598
8号)がある。この果菜選別機は図19に示すように先
端部の長さが段階的に異なる複数本のベルトコンベアA
を横一列に並べて配置すると共に、各ベルトコンベアの
先端部の先方にターンテーブルBを配置したものであ
る。
【0003】図19に示す果菜選別機では選果人Cが胡
瓜Dを等級別に選別しながら各サイズ用のベルトコンベ
アAの手前側に載せていき、この胡瓜Dを各ベルトコン
ベアAの先端側で作業員Eが拾い上げてサイズ毎に箱詰
めすることができる。この場合、箱詰めが間に合わず取
り残された胡瓜Dは回転するターンテーブルBの上に送
り出され、後から当該ターンテーブルBの上に送り出さ
れた胡瓜Dが先に送り出されている胡瓜Dの上に重なら
ないようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図19の果菜選別
機は胡瓜Dの表面に傷が付きにくく、表面のイボが欠落
しにくく、しかも少ない人手で効率よく選別及び箱詰め
できるという利点があるが、強いて言えばベルトコンベ
アAの左端の選果人Bが胡瓜Dを等級別に選別しながら
各サイズ用のベルトコンベアAに振り分けて載せなけれ
ばならないという面倒がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は搬送中に
果菜を等級別に選別可能であり、搬送される果菜を傷付
けることもなく、特に胡瓜等のように表面に取れやすい
イボがある果菜の場合であっても同イボが搬送中に欠落
することがない果菜自動選別装置を提供することにあ
る。
【0006】本件出願の第1の果菜自動選別装置は、果
菜受体を搬送体により搬送して、果菜受体の上に横に寝
かせて載せた果菜を搬送し、搬送中に果菜をサイズ別に
選別し、果菜受体の進行経路を等級別に振り分けるよう
にした果菜自動選別装置において、搬送体は多数本の横
長のバーを搬送方向に間隔を開けて連結して無端状と
し、果菜受体はバーにその長手方向にスライド可能に取
り付けられ、選別結果に基づいて直進し又は横方向にス
ライドして進行経路が振り分けられ、進行経路には搬送
体により搬送中の果菜受体から果菜を取出す果菜取出器
が配置されたものである。
【0007】本件出願の第2の果菜自動選別装置は、果
菜受体を搬送体により搬送して、果菜受体の上に横に寝
かせて載せた果菜を搬送し、搬送中に果菜をサイズ別に
選別し、果菜受体の進行経路を等級別に振り分けるよう
にした果菜自動選別装置において、搬送体は多数本の横
長のバーを搬送方向に間隔を開けて連結して無端状と
し、バーには2以上の果菜受体がバーの長手方向にスラ
イド可能に取り付けられ、果菜受体は選別結果に基づい
て直進し又は横方向にスライドして進行経路が振り分け
られ、進行経路には搬送体により搬送中の果菜受体から
果菜を取出す果菜取出器が配置されたものである。
【0008】本件出願の第3の果菜自動選別装置は、前
記第1又は第2の果菜自動選別装置において、果菜取出
器から果菜を引き継いで搬送する引継搬送体を備えたも
のである。
【0009】本件出願の第4の果菜自動選別装置は、前
記第1乃至第3のいずれかの果菜自動選別装置におい
て、引継搬送体が2以上の進行経路の果菜取出器により
搬送される果菜を合流させて送り出し可能としたもので
ある。
【0010】本件出願の第5の果菜自動選別装置は、前
記第1乃至第4のいずれかの果菜自動選別装置におい
て、果菜取出器と引継搬送体との間に、果菜取出器から
送り出される果菜の向きを変えながら搬送する方向転換
搬送体を配置したものである。
【0011】本件出願の第6の果菜自動選別装置は、前
記第1乃至第5のいずれかの果菜自動選別装置におい
て、引継搬送体が搬送体の横にその長手方向に沿って配
置されたものである。
【0012】本件出願の第7の果菜自動選別装置は、前
記第1乃至第6のいずれかの果菜自動選別装置におい
て、いずれかの引継搬送体が果菜取出器から果菜が送り
出される度に前進し、その繰り返しによって果菜をプー
ル部に均等間隔に整列させてプールするものである。
【0013】本件出願の第8の果菜自動選別装置は、前
記第1乃至第7のいずれかの果菜自動選別装置におい
て、果菜取出器又は引継搬送体の先に、それらにより搬
送されてくる果菜を包装する自動包装装置を配置したも
のである。
【0014】本件出願の第9の果菜自動選別装置は、前
記第5の果菜自動選別装置において、果菜取出器から送
り出される果菜の向きを変えながら搬送する方向転換搬
送体が、基材の外周に無端ベルトを回転可能に巻付けた
搬送部材を搬送方向に間隔をあけてチェーンに2本以上
取付け、無端ベルトから下方に係止具を突設し、その係
止具をそれより下方に搬送方向に斜めに配置したガイド
に係止して、基材がチェーンにより搬送されると無端ベ
ルトがガイドにガイドされてスライドして、無端ベルト
の上の果菜の向きが変わるようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態1】本発明の果菜自動選別装置の第
1の実施形態を果菜Aが胡瓜の場合を例にして図1〜図
17に基づいて詳細に説明する。図1〜図5は本発明の
果菜自動選別装置の始端部から終端部までを3分割した
ものであり、図1(a)は始端部の平面図、同図(b)
は始端部の側面図、図2は中間部の平面図、図3は中間
部の斜視図、図4は終端部の平面図、図5は終端部の斜
視図である。これらの図に示す本発明の果菜自動選別装
置は果菜受体1を搬送体2によって搬送して、果菜受体
1の上に載せた果菜Aを搬送し、搬送中に等級識別器1
6によって果菜Aの等級を識別し、その識別結果に基づ
いて果菜受体1を振分機構17(図8)によって等級別
に所定の進行経路A〜J(図2、図4)に振り分け、振
り分けられた果菜受体1上の果菜Aを夫々の進行経路A
〜J上に配置した果菜取出器4によって個別に取り出
し、果菜取出器4が取り出した果菜Aを複数の引継搬送
体5で夫々引継いでその先の自動包装装置8に搬送して
自動包装したり、引継搬送体5による搬送中に作業者が
手作業で包装したり、箱詰めしたりすることができるよ
うにしたものである。
【0016】(搬送体の説明)図1〜図5に示す搬送体
2は同図に示されるフレーム20の幅方向両側にその長
手方向(図中の矢印a方向)に沿って設けられ且つ、フ
レーム20の始端部22(図1)及び後端部23(図
4)の夫々でUターンされて同フレーム20の内側を周
回する2本の無端状のドライブチェーン(図示しない)
の間に、果菜受体1を横に2以上並べることが可能な長
さの中空の金属製バー3を2本1組として搬送方向に一
定間隔で多数組取り付け、ドライブチェーンを回動させ
ることによってバー3に取付けられた果菜受体1を搬送
可能としたものである。
【0017】前記2本1組のバー3は夫々のバー3の間
隔を5cm、各組間のバー3の間隔を10cmとして、
幅9.5cmの果菜受体1を搬送方向に1cm間隔で、
即ち10cm毎に1個づつ取り付け可能としてある。本
実施形態では図1〜図5に示すように2本1組のバー3
の夫々に2つの果菜受体1を横に並べて取り付け、横に
並べられた2つの果菜受体1を同時に搬送して、2つの
果菜Aを同時に搬送可能としてある。
【0018】前記バー3を牽引する2本のドライブチェ
ーンはフレーム20に取り付けられた図示されていない
スプロケットギア等により図1〜図5の矢印a方向に周
回可能なるように支持されており、図示されていないド
ライブギアにより水平部分で毎分21mの速度で進行さ
れるようにしてある。また、夫々のバー3はドライブチ
ェーンの連結ピン(チェーンを構成する各コマ同士を連
結しているピン)と同軸として、ドライブチェーンがフ
レーム20の始端部22や後端部23でカーブされても
各バー3間の間隔は水平部分と同一になるようにしてあ
る。尚、ドライブチェーンの数は1本でも3本以上であ
ってもよく、その設置位置も搬送体2の幅方向両側では
なく、幅方向中央であってもよい。具体的には例えば搬
送体2の幅方向中央に1本のドライブチェーンを配置
し、このドライブチェーンの夫々のコマに係止部を突設
し、ドライブチェーンが回動すると夫々の係止具がバー
3を引っ掛けて、当該バー3を搬送するようにすること
ができる。
【0019】搬送体2は前記フレーム20を例えば全長
約1300cm、幅約100cm、高さ約70cmとし
て水平部における果菜受体1の搬送距離を約1300c
mとする。この場合、フレーム20の始端部22から等
級識別器16(図1)までの約500cmの間は作業者
が果菜受体1に果菜Aを載せるための作業スペースと
し、等級識別器16からフレーム20の後端部23(図
4)までの約700cmは等級識別器16による果菜A
の識別情報(識別結果)に基づいて果菜受体1を所定の
進行経路A〜J(図2、図4)に振り分ける振り分けス
ペースとすることができる。
【0020】(果菜受体の説明)前記果菜受体1は図6
に示すように搬送体2のバー3に取り付けられる台座3
0と、台座30の上に取り付けられた搭載部31とから
構成され、搭載部31は果菜Aを載せて支持可能な支持
面33を有している。
【0021】図6に示すように前記台座30にはその長
さ(L)方向に貫通された前後2つの貫通孔34を有
し、夫々の貫通孔34に搬送体2の前記2本1組のバー
3を1本づつ貫通させることによって、同バー3の長さ
方向(図1〜図5の矢印b−c方向)に往復スライド自
在となるように当該バー3に取付け、その状態で同図の
矢印a方向に移動するバー3によって同方向に搬送され
るようにしてある。
【0022】台座30の下面には図6に示すようにスラ
イド用ピン36が下方に向けて突設されている。このス
ライド用ピン36は後述するガイドレール50、52、
56(図7、図8)に差し込まれるようになっており、
果菜受体1はこれらガイドレール50、52、56によ
りガイドされて搬送体2上で横スライドして所定の進行
経路A〜J(図2、図4)を進行する。
【0023】前記搭載部31は図6に示すように台座3
0に取り付けられるベース部材38と、同ベース部材3
8の上面中央に取り付けられた中央部材39と、中央部
材39の両外側に夫々設けられたサイド部材40とから
なる。中央部材39とその外側のサイド部材40との間
は図9(a、b)に示すベルトコンベア式の果菜取出器
4を差し込み可能とする空間部42となっており、この
場合、空間部42の幅は果菜取出器4の搬送ベルト60
より少し広く、深さは同ベルト60の厚みより大きくし
てある。前記中央部材39、サイド部材40の上面は果
菜Aを横に寝かせて載せる支持面33としてあり、中央
部材39の上面には寝かせた果菜Aが転がらないように
するための2つの転がり防止突起44が対向するように
突設されている。この転がり防止突起44は果菜Aを傷
つけないようにゴム製やウレタン製とするか、角を丸め
ておくとよい。
【0024】(等級識別器の説明)図1、図2に示す等
級識別器16は搬送体2に搬送される前記果菜受体1の
上の果菜Aに光を投射する光源と、その果菜Aを撮影す
る電子カメラと、その画像データを電算処理して果菜A
の曲がり具合や長さ、太さ等から果菜Aの等級を決定す
る処理回路等を備え、それら全てがカバーで覆われてい
る。前記処理回路は果菜Aの等級を”AM”、”A
L”、”2S”、”B”、”C”の5つに等級分けし、
得られた果菜Aの等級データを電気信号として出力する
ようにしてある。等級識別器16は果菜受体1に果菜A
が載っていない場合、それも検出するようになってい
る。本実施形態では前記電子カメラを2台設けることに
よって、横に並べられた2つの果菜受体1に載せられて
同時に搬送されてくる2つの果菜Aの等級を同時に識別
可能としてある。
【0025】等級識別器16が前記構成のものである場
合には、果菜受体1の前記空間部42を構成する中央部
材39の両側壁39a及びこれと対向するサイド部材4
0の側壁40a(図6)は垂直面とせず、上方に向けて
僅かに外広がりになるように傾斜させて、果菜受体1の
上方から同果菜受体1に向けて垂直に照射される等級識
別器16の光がその傾斜面で反射されて同等級識別器1
6に適度に戻るようにすることが望ましい。このように
すると等級識別器16で得られる画像に空間部42によ
る影ができにくくなって、精度の高い等級識別を行える
からである。なお、これは等級識別器16の種類や識別
方法にもよるため、必ずしも果菜受体1の空間部42の
壁面を傾斜させる必要はない。
【0026】(振分機構の説明)前記振分機構17は搬
送体2によって搬送される果菜受体1を前記等級識別器
16の等級識別情報に基づいて等級毎の進行経路A〜J
(図2、図4)に振り分けるものであり、図7に示す様
に2本の主ガイドレール50a、50bと、夫々の主ガ
イドレール50a、50bから斜め外向きに分岐された
8本の分岐ガイドレール52a、52bと、前記等級識
別器16から入力された電気信号に基づいて果菜受体1
の流れを主ガイドレール50a又は50bから分岐ガイ
ドレール52a又は52bへと切替えるレール切替器5
4(図8)と、夫々の分岐ガイドレール52a、52b
を合流させる合流ガイドレール56a、56bとから構
成される。図7に示す主ガイドレール50a、分岐ガイ
ドレール52a、合流ガイドレール56aは前記搬送体
2の各組のバー3上に横に並べられた2つの果菜受体1
のうち、搬送体2の搬送方向右側(図1aの下側)の果
菜受体1専用としてあり、主ガイドレール50b、分岐
ガイドレール52b、合流ガイドレール56bは搬送体
2の搬送方向左側(図1aの上側)の果菜受体1専用と
してある。
【0027】前記レール切替器54は、図8に示すよう
に主ガイドレール50aと分岐ガイドレール52aとの
分岐部及び主ガイドレール50bと分岐ガイドレール5
2bとの分岐部に夫々設けられており、可動片58が電
磁コイル59により図8の矢印c−d方向に可動され
て、果菜受体1のスライド用ピン36(図6)を主ガイ
ドレール50a又は50bに嵌入したまま進行するもの
と、複数の分岐ガイドレール52a又は52bのうち所
定の分岐ガイドレール52a又は52bに嵌入させて進
行するものとに振り分ける。このレール切替54は高速
に動作し、毎分21mのスピードで進行する果菜受体1
の一つ一つを確実且つスムーズに主ガイドレール50a
又は50bから分岐ガイドレール52a又は52bへと
振り分けることができるようにしてある。
【0028】以上の振分機構17は、搬送体2の下方に
設置されており、前記スライド用ピン36(図6)が主
ガイドレール50a又は50bに差し込まれ、同ガイド
レール50a又は50bにガイドされて横に並んだ状態
で搬送されてきた2つの果菜受体1のうち、主ガイドレ
ール50aにガイドされている果菜受体1をレール切替
54によって複数の分岐ガイドレール52aのうち、果
菜Aの等級に応じて所定の分岐ガイドレール52aに振
り分けて所定の進行経路A〜D(図2)を進行させ、主
ガイドレール50bにガイドされている果菜受体1をレ
ール切替54によって複数の分岐ガイドレール52bの
うち、果菜Aの等級に応じて所定の分岐ガイドレール5
2bに振り分けて所定の進行経路G〜J(図2)を進行
させる。
【0029】何れの分岐ガイドレール52a又は52b
にも分岐されない果菜受体1は主ガイドレール50a又
は50bにガイドされて進行経路E又はF(図4)を進
行するようにしてある。
【0030】(果菜取出器の説明)前記果菜取出器4は
進行経路A〜Jを進行する夫々の果菜受体1から果菜A
を取り出すためのものである。本実施形態では図2に示
すように合流ガイドレール56a(図7)上に設置さ
れ、同合流ガイドレール56aによってガイドされて進
行経路A〜Dを進行する果菜受体1から果菜Aを取出す
果菜取出器41 〜44と、合流ガイドレール56b(図
7)上に設置され、同合流ガイドレール56bによって
ガイドされて進行経路G〜Jを進行する果菜受体1から
果菜Aを取出す果菜取出器47 〜410と、図4に示すよ
うに主ガイドレール50a又は50b(図7)上に設け
られ、何れの分岐ガイドレール52a又は52bにも分
岐されずに最後まで主ガイドレール50a又は50bに
ガイドされて進行経路E又はFを進行する果菜受体1か
ら果菜Aを取出す果菜取出器45 又は46 の合計10個
の果菜取出器4が設置されている。
【0031】前記複数の果菜取出器4のうち、果菜取出
器41 〜64 及び67 〜610は図10に示される構造で
あり、果菜取出器45 又は66 は図11に示される構造
であるが、何れの果菜取出器4も図9(a)に示される
ように果菜受体1の空間部42に差し込み可能とした2
本の細長い搬送ベルト60を有しており、果菜Aを載せ
た果菜受体1が当該果菜取出器4の下方を進行すると、
図9(b)に示すように当該果菜受体1の空間部42に
前記搬送ベルト60が差し込まれ、果菜受体1上の果菜
Aが搬送ベルト60により徐々に上に引き上げられて同
果菜受体1から取り出されるようにしてある。また、図
10、図11に示すように搬送ベルト60の上に、同搬
送ベルト60との間に果菜A約1本分の隙間を開けて柔
らかい毛が植毛された押えベルト62を対向するように
設け、搬送ベルト60に載って搬送される果菜Aを押え
ベルト62により上から優しく押さえて、搬送ベルト6
0によって搬送される果菜Aが同ベルト60から転げ落
ちたり、同ベルト60上で曲がったりしないようにして
ある。前記搬送ベルト60は果菜受体1の空間部42に
差し込み可能な幅約3cm、先端部のローラを含めた厚
みが約2cmの無端状ベルトコンベアであり、その回転
によって果菜受体1の支持面33に搭載されている果菜
Aを取り出して搬送することができるようにしたもので
ある。図10、図11における63は押えベルト62を
支持、駆動するローラであり、64は押えベルト62を
カバーするステンレス製のカバーである。尚、図10に
示す果菜取出器41 〜64 及び67 〜610は搬送ベルト
60が搬送体2の搬送方向と平行で且つ約4度の上り傾
斜としてあり、図11に示す果菜取出器45 又は66
搬送ベルト60が搬送体2の搬送方向と平行で且つ水平
としてある。
【0032】(方向転換搬送体の説明)図2に示すよう
に果菜取出器41 〜44 及び47 〜410(45 及び46
以外)の先には、夫々の果菜取出器4によって取り出さ
れた果菜Aの向きを所定の向きに転換させながら搬送し
て、後続の引継搬送体5に引き渡す方向転換搬送体6が
設けられている。夫々の方向転換搬送体6は図12に示
すように同図の矢印a方向に回動可能に設置された2本
のチェーン12の間に、図13(a)に示すような長手
方向両端が円弧面とされた細長板状の基材9の外周に無
端ベルト10を回動可能に巻き付けてなる搬送部材11
を搬送方向に一定間隔で複数取付け、チェーン12を図
12の矢印a方向に回動させると、搬送部材11も同方
向に移動すると共に、搬送部材11が所定区間(果菜A
が載せられている区間)を通過する際に、当該搬送部材
11の無端ベルト10が矢印b方向にスライドして、そ
の上に載せられた果菜Aを図中の矢印c方向に次第に方
向転換させながら引継搬送体5に送り出すようにしたも
のである。尚、引継搬送体5に引き渡す際には果菜Aが
図12の矢印c方向に約45度方向転換されるようにし
てある。
【0033】前記基材9は図13(a)に示すように2
本のチェーン12の対向するコマ76から内側に向けて
夫々突設された2本の支持ピン78によって、対向する
コマ76間に固定され、チェーン12が図12の矢印a
方向に回動するとこれに伴って同方向に移動するように
してある。無端ベルト10は前記2本の支持ピン78の
間を通って基材9の外周を周回するようにしてあり、そ
の下方には図13(b)に示すように下向きに係止具1
3が突設されている。当該係止具13は図12の矢印a
方向に移動する搬送部材11が前記所定区間にさしかか
ると、無端状の搬送部材11の内側にその移動方向に対
して斜めに配置された断面コ字状のガイド14に嵌合
し、その後搬送部材11が当該区間を通過するまでガイ
ド14にガイドされて図13(b)の矢印方向に次第に
横スライドされ、これに伴って無端ベルト10が図12
の矢印b方向に次第にスライドして、その上の果菜Aの
向きが図12の矢印a方向への搬送中に同矢印c方向に
転換されることになる。
【0034】(引継搬送体の説明)図2、図4に示すよ
うに搬送体2の側方及び搬送方向先方には引継搬送体5
が設置されている。このうち搬送体2の側方に設置され
ている引継搬送体5は搬送体2の幅方向に隣り合う2つ
の果菜取出器(41 と410、42 と49 、43 と48
4 と47 )に対して1つ設置され、前記隣り合う2つ
の果菜取出器4によって個別に取り出された果菜Aを合
流させて搬送可能としたものである。具体的には搬送体
2の幅方向に隣合う前記果菜取出器4のうち、引継搬送
体5に近い側の果菜取出器4によって取り出された果菜
Aは前記方向転換搬送体6によって夫々の引継搬送体5
に送り出され、引継搬送体5から遠い側の果菜取出器4
によって取り出された果菜Aは前記方向転換搬送体6か
ら中継搬送体80(平ベルトコンベア)に引継がれ、同
中継搬送体80によって当該引継搬送体5に送り出され
て前記果菜Aと合流するようにしてある。夫々の引継搬
送体5は果菜Aを載せて搬送可能な平ベルトコンベアで
あり、果菜取出器4が果菜Aを出力するか否かに関わら
ず連続的に動作して、果菜Aを搬送するようにしてあ
る。この場合、連続的に動作する当該引継搬送体5の搬
送速度は果菜取出器4での取り出し速度(約20m/
s)より落としてあり、約7m/sの低速にしてある。
この結果、果菜取出器4から間隔をおいて高速で送り出
される果菜Aはその間隔が詰められて、ゆっくりとした
移動速度で搬送され、その搬送中に作業者によって袋詰
めされたり、箱詰めされたりする。図2に示すように夫
々の引継搬送体5は搬送体2に近い方から段々に短くし
てあり、並列された夫々の引継搬送体5の先方部分の脇
に作業者が立って作業(箱詰め、袋詰め、コンテナ詰め
等)できるような作業スペースが確保されるようにして
ある。この場合、夫々の引継搬送体5の長さ方向に少な
くとも100cm以上の作業スペースが確保されるよう
にすることが望ましい。
【0035】引継搬送体5のうち、搬送体2の搬送方向
先方に設置された2つの引継搬送体5(図4、図5)は
果菜取出器45 又は46 によって取り出された果菜Aを
引継いで個別に搬送するものである。夫々の引継搬送体
5は前記果菜受体1と同様の空間部90(図5)が形成
された10個の第2受体92を互いに回動可能なるよう
に連結し、これをフレーム94の始端部95(図4)と
後端部96(図4)で夫々折り返して無端状とした走行
路(図示しない)に沿って走行可能としたものである。
フレーム94は例えば、全長約800cm、幅約29c
m、高さ約70cmとして水平部における搬送距離を約
800cmとする。
【0036】前記夫々の引継搬送体5は、果菜取出器4
5 又は46 が果菜Aを送り出す度に前記走行路を移動し
て同果菜取出器45 又は46 の下から上へと上昇してそ
の果菜Aを第2受体92の上に載せ、続いて同第2受体
92の長さ分(10cm)だけ図4の矢印a方向に移動
して停止するようになっている。従って、夫々の引継搬
送体5は各果菜取出器45 又は46 が果菜Aを送り出す
度に動作して果菜Aを引き継ぎ、10個ある第2受体9
2の全てに果菜Aが載せられるとフレーム94の終端部
96に進行されて自身より前の引継搬送体5の後端に続
く。
【0037】果菜Aを載せてフレーム94の終端部96
側へ送り出された夫々の引継搬送体5は、同フレーム9
4の終端部96に夫々設置されている2つの自動包装装
置8(図4)に果菜Aを引き渡すようにしてある。
【0038】図4に示すフレーム94の始端部95と終
端部96との間は引継搬送体5が夫々プールされるプー
ル部7となっており、始端部95で10個の果菜Aが載
せられた引継搬送体5は終端部96で果菜Aが取り出さ
れるまので間、自動包装装置8による果菜Aの取り出し
速度で比較的ゆっくりと移動しながらプールされるよう
になっている。この部分の走行路にはフリーフローの搬
送機構(図示されていない)が設けられており、夫々の
引継搬送体5はその前方に別の引継搬送体5がつまって
いる場合には同引継搬送体5の後ろに続き、前の引継搬
送体5が先方に移動するとそれに続いて移動するように
なっている。即ち、果菜取出器45 、46 による果菜A
の送り出し個数(変動する)が、自動包装装置8、8に
よる夫々の引継搬送体5からの果菜Aの取り出し個数
(一定)より多いと、プール部7には次第に引継搬送体
5が蓄積されていき、果菜取出器45 、46 による果菜
Aの送り出し個数が自動包装装置8、8側より少ない
と、プール部7の引継搬送体5は次第に減少するように
なっている。即ち、果菜取出器45 、46 による果菜A
の供給量(変動する)と自動包装装置8、8による取り
出し量(一定)との間の時間的な変動を吸収する機能を
持つ。
【0039】なお、果菜取出器45 、46 が果菜Aを送
り出す度にタイミングよく夫々の引継搬送体5が動作し
て果菜Aを引き継ぐことができるように、果菜取出器4
5 、46 の脇には同果菜取出器45 、46 を通過する果
菜Aの有無を検出する光学式のセンサ(図示されていな
い)が設けられている。
【0040】(自動包装装置の説明)図4に示す自動包
装装置8は2つの引継搬送体5の搬送方向終端側に夫々
1つづつ設けてあり、夫々の引継搬送体5から等間隔に
整列された状態の果菜Aを常時一定の速度で引き継いで
自動的に包装するようにしてある。夫々の自動包装装置
8は図14に示すように前記引継搬送体5から引き継い
だ果菜Aが載せられるトレー100と、トレー100を
横向きの状態で搬送する無端搬送体102と、無端搬送
体102によって搬送されて包装装置本体104に接近
したトレー100を次第に傾斜させて、トレー100を
完全に垂直に立ち上がらせ、包装装置本体104を通過
したトレー100を前記とは逆方向に傾斜させて横向き
の状態に戻すガイドレール106を備え、引継搬送体5
から受け継いだ果菜Aを載せたトレー100がガイドレ
ール106にガイドされて垂直に立ち上がると同トレー
100の蓋108が開いて内部の果菜Aが包装装置本体
104に供給されて包装されるようにしたものである。
【0041】図14に示すトレー100は図15(a)
に示す様に数本の果菜Aを横にしてのせることができる
広さと長さの長方形の底板110の周縁部のうち対向す
る2つの長縁に次第に外広がりになる側壁111を立ち
上げ、底板110の一方の短縁に蝶番112により蓋1
08を図15(a)の矢印a−a方向に開閉可能に取付
けてなる。この蓋108の上縁には係止片113が突設
されており、この係止片113は後記する蓋ガイド11
4(図16の114)に支持されて搬送中は蓋108が
閉じられ、包装装置本体104の果菜投入口116の上
で当該蓋ガイド114から外れて蓋108が下方に開
き、トレー100内の果菜Aが果菜投入口116に落下
するようにするためのものである。トレー100の底板
110には2つの支持片118が対向するように突設さ
れている。
【0042】夫々のトレー100の支持片118を軸ピ
ン119により無端搬送体102に一定間隔で設けられ
た取付け治具120に取付けて、トレー100が無端搬
送体102によって搬送されると共に、軸ピン119を
回転軸として図15(b)の矢印b−b方向に回動可能
なるようにしてある。無端搬送体102は多数のコマが
360度いずれの方向にも回転可能なる様にユニバーサ
ルジョイントにより連結されたチェーンを使用して、チ
ェーンにどの方向からのねじりが加わっても、その方向
にねじれながらスムーズに走行できるようにしてある。
この無端搬送体102は図示されていない駆動スプロケ
ットによリ駆動されて図14の矢印X方向に周回し、そ
の途中で包装装置本体104の果菜投入口116の上を
通過するように配置されている。
【0043】図14に示す様に無端搬送体102の両側
には、無端搬送体102により搬送されるトレー100
を案内するための2本のガイドレール106が無端搬送
体102に沿って無端状に配置されている。このガイド
レール106は図15(a)、(b)に示す様に無端搬
送体102に取付けられたトレー100の長手方向両側
底面を下から支持するものである。2本のガイドレール
106うち図14の手前側のガイドレール106は同図
に示す様に包装装置本体104の搬送方向手前から上
に、奥のガイドレール106は下になるように次第にカ
ーブし、包装装置本体104の果菜投入口116の上方
で2本のガイドレール106が無端搬送体102を挟ん
で上下になり、果菜投入口116を過ぎてから次第に前
記とは逆方向にカーブして水平状態に戻るようにしてあ
る。これにより、無端搬送体102により搬送されるト
レー100は当該ガイドレール106の上面に支持され
ながら走行し、ガイドレール106の曲がりに追随して
軸ピン119を回転軸として回動するようにしてある。
このため、図14の場合は水平の向きで搬送されてくる
トレー100は包装装置本体104の手前でガイドレー
ル106に沿って蓋108が下になる様に次第に傾斜
し、包装装置本体104の果菜投入口116の真上では
蓋108が真下になる様に起立し、果菜投入口116を
通過すると次第に前記とは逆に傾斜して横向きの状態に
戻る。
【0044】図14の奥のガイドレール106の側方に
はそれに沿って、トレー100の蓋108に突設されて
いる前記係止片113を支持して蓋108を閉じておく
ためのほぼ環状の蓋ガイド114(図16)が配置され
ている。この蓋ガイド114の終端部122は図16に
示す様に包装装置本体104の果菜投入口116の中心
部真上(トレー100が垂直に起立する位置)まで配置
されており、始端部124は果菜投入口116の中心部
真上よりやや先方に配置されている。終端部122を果
菜投入口116の中心部真上までしか配置しないことに
より、無端搬送体102により搬送されてくるトレー1
00の蓋108は、係止片113がトレー100が完全
に垂直に起立するまでは蓋ガイド114により支持され
ているが、トレー100が完全に垂直に起立するとその
支持が解除されるので、自重と果菜Aの重みによって開
いて真下に垂れがるようにしてある。このとき、トレー
100内の果菜Aは落下して果菜投入口116に投入さ
れる。
【0045】蓋ガイド114の始端部124は図16に
示す様に真下に垂れ下がった蓋108の裏面を支持し
て、蓋108がそれ以上回動しないようにすると共に、
その蓋108を次第に押し上げて閉じるためのものであ
る。このため、始端部124よりも先方は次第に上方に
立ち上がるようにしてある。
【0046】図14に示すように包装装置本体104の
上面130にはトレー100から落下する果菜Aを当該
包装装置本体104に案内するガイド板131を突設し
てある。このガイド板131はトレー100が傾斜する
ことによって、内部の果菜Aが倒れてしまうことを防止
し、前記のようにトレー100の蓋108が開くと同時
に内部の果菜Aが垂直に包装装置本体104の果菜投入
口116に落下するようにするためのものである。具体
的には包装装置本体104の上面130にトレー100
の傾斜に従って次第に立ち上がって、トレー100の開
口部を閉塞する板を突設してガイド板131としてあ
る。このガイド板131はトレー100が約75度立ち
上がった状態から垂直に起立する状態まで開口部を閉塞
するようにしてある。
【0047】包装装置本体104は図17に示すように
フレーム140の上面130に開設された前記果菜投入
口116に果菜Aを投入すると、投入された果菜Aが果
菜投入口116の下の案内筒142を通過して同案内筒
142の下部直近に支持具144により支持されてセッ
トされている包装袋146内に落下し、果菜Aが収容さ
れた包装袋146の口部を封止機構148により封止
し、このようにして袋詰めされた包装袋146を下方の
搬送体150に落下させて外部に搬送するようにしたも
のである。また、案内筒142に下部側方には、次に果
菜Aを包装する包装袋146を案内筒142の下部に自
動的に供給する供給体(図示しない)が設けられてい
る。
【0048】図示した自動包装装置8では、トレー10
0は、同トレー100に果菜Aが収容される時点では完
全に横倒しの状態になるようにガイドレール106によ
ってガイドされているが、果菜Aが収容される時点でト
レー100を多少傾けて、同トレー100内に果菜Aを
収容し易くするようにガイドすることもできる。
【0049】図示した自動包装装置8では、トレー10
0を無端搬送体102の両側に配置した2本ガイドレー
ル106によってガイドすることによって傾斜させた
が、図18に示す様にガイドレール106を一本とする
と共に、トレー100の底板110の長手方向中央より
外側において無端搬送体102に回動可能に取付けるこ
とによって、ガイドレール106が包装装置本体104
に接近するに従って下方に下がると、トレー100が自
重で傾斜するようにすることもできる。
【0050】さらに、トレー100をガイドレール10
6によってガイドして傾斜させるのではなく、無端搬送
体102にトレー100を固定し、トレー100が固定
された無端搬送体102をそれと別体のガイドレール1
06によって傾斜させることによってトレー100をも
傾斜させるようにすることもできる。
【0051】図示した自動包装装置8では、包装装置本
体104の上面130にトレー100から落下する果菜
Aを包装装置本体104に案内するガイド板131を設
けたが、ガイド板131はこれに限られるものではな
く、トレー100を2つの半割筒状体を開閉可能に連結
したものとし、トレー100内に果菜Aを収容するとき
には2つの半割筒状体が開いて、一方の半割筒状体の中
に果菜Aを収容でき、トレー100が傾斜を始めるとも
う一方の半割筒状体が閉じるようなものとし、トレー1
00が傾斜を始めるたときに閉じる方の半割筒状体をガ
イド板131とすることもできる。
【0052】果菜Aの包装する包装装置本体104は、
果菜Aが投入された包装袋の口部を熱溶着によって封止
したり、テープによって縛って封止したりするものであ
ってもよく、これ以外のどのような構造のものであって
もよい。また、図示した包装装置本体104では3本の
果菜Aを組み合わせて1つの包装袋146に包装するよ
うにしてあるが、1つの包装袋146に包装される果菜
Aの数はこれ以外であってもよい。
【0053】(他の実施形態)図示した本発明の果菜自
動選別装置は果菜Aを5つの等級に等級分けするもので
あるが、等級分けの数はこれより多くても少なくてもよ
く、分けようとする等級数に応じて進行経路の本数、果
菜取出器4の数、引継搬送体5の数等を増減させればよ
い。また、本件発明の果菜自動選別装置は上記構成のも
の以外に下記のようなもの可能である。果菜受体1の形
状や大きさ、搬送体2の長さや幅、進行経路の形状や本
数、分岐の仕方、果菜取出器4の数、引継搬送体5を連
続動作するものとするか間欠動作するものとするか等の
選択、自動包装装置8の数、及びこれらの組み合わせ方
等を、要求される選別能力や装置を設置する作業場のス
ペース等に合わせて変更したもの。
【0054】搬送体2により搬送される果菜受体1を等
級毎の進行経路に振り分けるための振分機構17は、果
菜受体1を支持しているバー3自体或いはバー3側に果
菜受体1をバー3の長手方向にスライドさせるためのス
ライド機構を設けて実現することもできる。例えば、バ
ー3の周囲にスパイラル状にねじを形成し、果菜受体1
の貫通孔34の内側に前記バー3のねじと噛み合うねじ
を形成して、バー3をその軸を中心に自転させれば、果
菜受体1をガイドレール等を使わずに横スライドするこ
とができる。この他、果菜受体1の底面に磁石或いは鉄
板を設け、搬送体2の下側に前記磁石や鉄板を吸引する
電磁石を設けて、この電磁石により果菜受体1を引いて
スライドするようなこともできる。これ以外にも、搬送
体2をスライド可能に取り付けられている果菜受体1を
スライドさせて振り分ける機構には各種の機構を採用す
ることができる。
【0055】前記間欠移動作する継搬送体5は10個の
第2受体92が連結されたものであるが、本件発明にお
いて第2受体92は一つ一つが独立していても良い。こ
の場合、果菜取出器4から果菜Aを引き継いだ第2受体
92は一時停止することなく進行し、プール部7にプー
ルされる。
【0056】
【発明の効果】本件出願の第1の果菜自動選別装置には
次のような効果がある。 1.搬送方向手前の果菜受体に果菜を1個づつ載せるだ
けで、果菜の等級が自動的に識別され、その識別情報に
基づいて果菜が等級毎の進行経路に振り分けられ、各進
行経路の果菜が果菜取出器により自動的に取り出される
ので、果菜の選別と取り出しが自動化され、選別作業が
大きく向上する。 2.果菜は果菜受体に載ったまま搬送されるので果菜が
搬送中に痛むことがない。 3.1つの搬送体に複数の進行経路を設けることができ
るので、多くの等級を設定して細かな等級分けが可能で
ある。
【0057】本件出願の第2の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.搬送体のバーに2以上の果菜受体が取付けられてい
るので、2以上の果菜を同時に搬送して選別することが
でき、選別作業の効率が非常に向上する。また、そのた
めに搬送体の幅を広げたり、長さを長くしたりする必要
がないので、設置スペースは前記バーに果菜受体を1つ
だけ取付け場合と同じか、それよりも狭くすることがで
きる。
【0058】本件出願の第3の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.果菜取出器から果菜を引き継いで搬送する引継搬送
体を設けたので、選別済の果菜を自動包装装置に搬送し
て自動包装したり、作業者が袋詰めや箱詰め作業をして
いる作業スペースに搬送して袋詰めや箱詰めを行うこと
ができ、その他の所望の場所に選別済の果菜を搬送する
こともできる。
【0059】本件出願の第4の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.引継搬送体が2以上の進行経路上の果菜取出器によ
って取り出された果菜を合流させて搬送可能であるた
め、果菜取出器の数だけ引継搬送体を設ける必要がな
く、装置全体が小型になる。 2.異なる果菜取出器によって取り出された同一等級の
果菜を複数組み合わせて、又は異なる等級の果菜を複数
組み合わせて搬送し、それらを自動包装したり、作業者
が手作業で包装したりすることができる。
【0060】本件出願の第5の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.果菜取出器と引継搬送体との間に、果菜取出器から
送り出される果菜の向きを変えながら搬送する方向転換
搬送体を配置したので、果菜の向きをその後の包装や箱
詰め等に適した向きに変えて搬送することができ、作業
効率が向上する。
【0061】本件出願の第6の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.引継搬送体が搬送体の横にその長手方向に沿って配
置されているので、装置全体の横幅が狭くなり、設置ス
ペースが小さくて済む。
【0062】本件出願の第7の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.いずれかの引継搬送体が果菜取出器から果菜が送り
出される度に前進し、その繰り返しによって果菜をプー
ル部に均等間隔に整列させてプールするので、果菜取出
器による引継搬送体への果菜の供給速度と引継搬送体の
先に設置された自動包装装置の包装速度が異なっていた
り、前記供給速度が一時的に変動するようなことがあっ
ても、自動包装装置に果菜を一定速度で供給することが
できる。
【0063】本件出願の第8の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.選別された果菜が自動的に包装されるため、選別か
ら箱詰めまでを一貫して機械化することができる。また
包装された果菜は改めて包装する必要がないため販売す
る側にとって都合がよく、また消費者側にとっても生産
地で包装される果菜は衛生的であるためよい。また包装
された果菜は包装しないまま箱詰めする場合よりももち
がよく、鮮度の低下がすくないというメリットもある。
【0064】本件出願の第9の果菜自動選別装置には上
記効果に加えて次のような効果がある。 1.方向転換搬送体が、基材の外周に無端ベルトを回転
可能に巻付けた搬送部材を搬送方向に間隔をあけてチェ
ーンに2本以上取付け、無端ベルトから下方に係止具を
突設し、その係止具をそれより下方に搬送方向に斜めに
配置したガイドに係止して、基材がチェーンにより搬送
されると無端ベルトがガイドに沿って斜めにスライドし
て、無端ベルトの上の果菜の向きが変わるようにしたの
で、小さなスペースで果菜の向きを確実に転換すること
ができる。また、ガイドの長さを変えるだけて果菜の向
きを所望量だけ転換させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の果菜自動選別装置の始端部分であり、
(a)はその平面図、(b)はその側面図。
【図2】本発明の果菜自動選別装置の中間部分を示す平
面図。
【図3】本発明の果菜自動選別装置の中間部分を示す斜
視図。
【図4】本発明の果菜自動選別装置の終端部分を示す平
面図。
【図5】本発明の果菜自動選別装置の終端部分を示す斜
視図。
【図6】果菜受体の一例を示す斜視図。
【図7】ガイドレールの配置状態を示す説明図。
【図8】振分機構を示す説明図。
【図9】(a)は果菜取出器を示す斜視図、(b)は搬
送ベルトが果菜受体の空間部に差し込まれた状態を示す
説明図。
【図10】果菜取出器の構造の一例を示す説明図。
【図11】果菜取出器の構造の他例を示す説明図。
【図12】方向転換搬送体を示す斜視図。
【図13】(a)(b)は方向転換搬送体の構造を示す
説明図。
【図14】自動包装装置の概略図。
【図15】(a)(b)は自動包装装置のトレーを示す
説明図。
【図16】図15に示すトレーの蓋が開いた状態を示す
説明図。
【図17】包装装置本体を示す説明図。
【図18】トレーを回動させるための構造の一例を示す
説明図。
【図19】従来の果菜選別機の一例を示す説明図。
【符号の説明】
A 果菜 1 果菜受体 2 搬送体 3 バー 4 果菜取出器 5 引継搬送体 6 方向転換搬送体 7 プール部 8 自動包装装置 9 基材 10無端ベルト 11搬送部材 12チェーン 13係止具 14ガイド
フロントページの続き Fターム(参考) 3F015 AA07 FA02 GA01 JC06 3F070 AA11 BB02 BC03 BC07 BD01 EA09 EA27 EA31 EB01 EB15 EE08 FA06 3F079 AC23 BA08 BA12 BA13 CA18 CA21 CA23 CB29 CB35 CC06 DA12 DA18 DA19 DA21 DA25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】果菜受体(1)を搬送体(2)により搬送
    して、果菜受体(1)の上に横に寝かせて載せた果菜
    (A)を搬送し、搬送中に果菜(A)をサイズ別に選別
    し、果菜受体(1)の進行経路を等級別に振り分けるよ
    うにした果菜自動選別装置において、搬送体(2)は多
    数本の横長のバー(3)を搬送方向に間隔を開けて連結
    して無端状とし、果菜受体(1)はバー(3)にその長
    手方向にスライド可能に取り付けられ、選別結果に基づ
    いて直進し又は横方向にスライドして進行経路が振り分
    けられ、進行経路には搬送体(2)により搬送中の果菜
    受体(1)から果菜(A)を取出す果菜取出器(4)が
    配置されたことを特徴とする果菜自動選別装置。
  2. 【請求項2】果菜受体(1)を搬送体(2)により搬送
    して、果菜受体(1)の上に横に寝かせて載せた果菜
    (A)を搬送し、搬送中に果菜(A)をサイズ別に選別
    し、果菜受体(1)の進行経路を等級別に振り分けるよ
    うにした果菜自動選別装置において、搬送体(2)は多
    数本の横長のバー(3)を搬送方向に間隔を開けて連結
    して無端状とし、バー(3)には2以上の果菜受体
    (1)がバー(3)の長手方向にスライド可能に取り付
    けられ、果菜受体(1)は選別結果に基づいて直進し又
    は横方向にスライドして進行経路が振り分けられ、進行
    経路には搬送体(2)により搬送中の果菜受体(1)か
    ら果菜(A)を取出す果菜取出器(4)が配置されたこ
    とを特徴とする果菜自動選別装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の果菜自動選別
    装置において、果菜取出器(4)から果菜(A)を引き
    継いで搬送する引継搬送体(5)を備えたことを特徴と
    する果菜自動選別装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3記載のいずれかの果
    菜自動選別装置において、引継搬送体(5)が2以上の
    進行経路の果菜取出器(4)により搬送される果菜
    (A)を合流させて送り出し可能としたことを特徴とす
    る果菜自動選別装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4記載のいずれかの果
    菜自動選別装置において、果菜取出器(4)と引継搬送
    体(5)との間に、果菜取出器(4)から送り出される
    果菜(A)の向きを変えながら搬送する方向転換搬送体
    (6)を配置したことを特徴とする果菜自動選別装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5記載のいずれかの果
    菜自動選別装置において、引継搬送体(5)が搬送体
    (2)の横にその長手方向に沿って配置されたことを特
    徴とする果菜自動選別装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6記載のいずれかの果
    菜自動選別装置において、いずれかの引継搬送体(5)
    が果菜取出器(4)から果菜(A)が送り出される度に
    前進し、その繰り返しによって果菜(A)をプール部
    (7)に均等間隔に整列させてプールするものであるこ
    とを特徴とする果菜自動選別装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7記載のいずれかの果
    菜自動選別装置において、果菜取出器(4)又は引継搬
    送体(5)の先に、それらにより搬送されてくる果菜
    (A)を包装する自包装装置(8)を配置したことを特
    徴とする果菜自動選別装置。
  9. 【請求項9】請求項5記載の果菜自動選別装置におい
    て、果菜取出器(4)から送り出される果菜(A)の向
    きを変えながら搬送する方向転換搬送体(6)が、基材
    (9)の外周に無端ベルト(10)を回転可能に巻付け
    た搬送部材(11)を搬送方向に間隔をあけてチェーン
    (12)に2本以上取付け、無端ベルト(10)から下
    方に係止具(13)を突設し、その係止具(13)をそ
    れより下方に搬送方向に斜めに配置したガイド(14)
    に係止して、基材(9)がチェーン(12)により搬送
    されると無端ベルト(10)がガイド(14)にガイド
    されてスライドして、無端ベルト(10)の上の果菜
    (A)の向きが変わるようにしたことを特徴とする果菜
    自動選別装置。
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