JP2001130592A - 易開封性包装袋 - Google Patents
易開封性包装袋Info
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- JP2001130592A JP2001130592A JP31921099A JP31921099A JP2001130592A JP 2001130592 A JP2001130592 A JP 2001130592A JP 31921099 A JP31921099 A JP 31921099A JP 31921099 A JP31921099 A JP 31921099A JP 2001130592 A JP2001130592 A JP 2001130592A
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Abstract
簡単に開封することができる易開封性包装袋を提供する
ことである。 【解決手段】 外層と中間層と熱可塑性樹脂層を有する
積層フィルムからなり、少なくとも外層に開封予定線に
沿って切目線が形成された包装袋であって、前記切目線
がコ字状切目と非切目部とからなりコ字状切目の開いた
側が包装袋の中央側を向くように配列された構成の易開
封性包装袋である。
Description
て開封できる易開封包装袋に関する。
裂き開封するための切目線としては、ミシン目のような
破線状の切目からなるものが一般的であるが、破線状の
切目の場合は引き裂きを開始してから直線状に切れない
という欠点がある。上記の欠点を改良した包装袋として
は、例えば、実用新案登録第2566444号公報に記
載されているような、多数の切目が、開封時における一
つの切目端からの破れ方向の逸れを次の切目で補正でき
るように、二次元の広がりを持ちかつ少なくとも一方端
側の切目端が広がり幅の内方で終端する形で断続的に形
成されており、開封ラインに沿って切目線が若干の間隔
を存して複数列形成された構成の切目線が開封ラインに
沿って形成された包装袋が知られている。しかしなが
ら、上記の包装袋の場合、開封ラインに沿って形成され
た切目線に沿って開封する際に、切目線のどちらの端縁
からでも開封できるようにするために、複数列の切目線
を形成することが必要であるという欠点がある。
線の端縁から包装袋を直線状に引き裂いて簡単に開封す
ることができる易開封性包装袋を提供することである。
樹脂層を有する積層フィルムからなり、少なくとも外層
に開封予定線に沿って切目線が形成された包装袋におい
て、前記切目線がコ字状切目と非切目部とからなりコ字
状切目の開いた側が包装袋の中央側を向くように配列さ
れた構成とすることにより、切目線のどちらの端縁から
でも包装袋を切目線に沿って直線状に引き裂いて簡単に
開封することができる。
線が2本の切目線からなり、一方の切目線のコ字状切目
の中央部に他方の切目線の非切目部が位置するように所
定間隔をおいて平行に配列された構成とすることによ
り、どちらかの切目線に沿って包装袋を直線状に引き裂
いて簡単に開封することができる。
ルムの外層が紙層であり中間層がアルミニウム箔層であ
って、外層に切目線が形成された構成とすることによ
り、剛性およびガスバリヤー性に優れた易開封性の包装
袋とすることができる。
ルムの外層がプラスチック層であり中間層がガスバリヤ
ー性プラスチック層であって、外層と中間層に切目線が
形成された構成とすることにより、可撓性およびガスバ
リヤー性に優れた易開封性の包装袋とすることができ
る。
施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態を示
す平面図、図2は第1実施形態の切目線を示す拡大した
平面図、図3は第1実施形態の積層フィルムの切目線が
形成された部分の断面図、図4は本発明の第2実施形態
を示す平面図、図5は第2実施形態の切目線を示す拡大
した平面図、図6は第2実施形態の積層フィルムの切目
線が形成された部分の断面図であって、2a,2b は側端熱
接着部、3a,3b は端縁熱接着部、4は合掌熱接着部、5
は切目線、6はコ字状切目、6aは直線切目、6b,6c は斜
線切目、7は非切目部、8はファスナー、11は外層、1
2,14 は接着層、13は中間層、15は熱接着性樹脂層をそ
れぞれ表す。
3に示すとおり、長方形状の2枚の積層フィルムを熱接
着性樹脂層15面を内側にして重ね合わせ、それぞれ対向
する側端熱接着部2a,2b と端縁熱接着部3a,3b により形
成された4方シール袋であって、包装袋を構成する2枚
の積層フィルムの外層11に包装袋の端縁熱接着部3aの近
傍の開封予定線に沿って側端熱接着部2a,2b と直交する
直線状の2本の切目線5が形成されており、切目線5よ
り内側の位置に開封した開口部を再封止するためのファ
スナー8が取り付けられている構成である。第1実施形
態では、ファスナー8が取り付けられているが、内容物
を小出し使用する包装袋でない場合にはファスナー8を
取り付ける必要はない。また、包装袋の形状を4方シー
ル袋としているが3方シール袋ないしは底部を内方へ折
り込んだ自立性袋としてもよく、対向する側端熱接着部
2a,2b を有する包装袋であれば形状は任意である。
示すとおりであって、コ字状切目6と非切目部7からな
る2本の切目線5が、コ字状切目6の開いた側が包装袋
の中央側を向くように所定間隔をおいて平行に形成さ
れ、一方の切目線5のコ字状切目6の中央部に他方の切
目線5の非切目部7が位置するように配列されている。
第1実施形態では、所定間隔をおいて平行に配列された
2本の切目線5とされているが、1本の切目線5のみを
形成した構成とすることもできる。
すように、外面から順に外層11と接着層12と中間層13と
接着層14と熱接着性樹脂層15が積層され、外層11を貫通
するように切目線5が形成された構成である。第1実施
形態では、外層11は紙層からなり、中間層13はアルミニ
ウム箔層からなり、接着層12はポリエチレン等の押出樹
脂層からなり、熱接着性樹脂層15はポリエチレン、アイ
オノマー、エチレン−アクリル酸共重合体等からなる構
成である。接着層14は熱接着性樹脂層を構成する樹脂の
種類により必要により形成されるものである。
り、長方形状の積層フィルムを合掌熱接着部4により筒
状に成形し、両方の端縁に端縁熱接着部3a,3b を形成し
たフラットなピロータイプ袋であって、端縁熱接着部3a
の近傍の開封予定線に沿って合掌熱接着部4と直交する
方向の全周にわたって直線状の1本の切目線5が形成さ
れている構成である。第1実施形態では、包装袋の形状
をフラットなピロータイプ袋としているが、包装袋の両
側端部を内側にV字状に折り込んだガセットピロータイ
プ袋とすることもできる。
示すとおりであって、コ字状切目6と非切目部7からな
る切目線5が、コ字状切目6の開いた側が包装袋の中央
側を向くように形成されている。第2実施形態では、1
本の切目線5が形成されている構成であるが、第1実施
形態と同様に2本の切目線5を、一方の切目線5のコ字
状切目6の中央部に他方の切目線5の非切目部7が位置
するように平行に配列した構成とすることもできる。
すように、外面から順に外層11と接着層12と中間層13と
接着層14と熱接着性樹脂層15が積層され、切目線5は外
層11と中間層13と接着層14を貫通するように形成されて
いる。第2実施形態では、外層11は2軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレート、2軸延伸ポリプロピレン、2軸延伸
ナイロン等からなり、中間層13はアルミニウム等の金属
または酸化珪素等の金属酸化物の蒸着層を有する2軸延
伸ポリエチレンテレフタレート、2軸延伸ナイロン等の
ガスバリヤー性の優れたプラスチックからなり、熱接着
性樹脂層15は低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチ
レン等からなり、接着層12,14 はポリエチレン等の押出
樹脂層からなる構成である。
は側端熱接着部2bにおける切目線5の端縁から切目線5
に沿って積層フィルムを引き裂いて包装袋を開封するこ
とができ、第2実施形態では、包装袋の側端の折目の部
分における切目線5の端縁から切目線5に沿って積層フ
ィルムを引き裂くか、ないしは合掌熱接着部4の端縁か
ら切目線5に沿って積層フィルムを引き裂くことにより
包装袋を開封することができる。
いて開封する際に、切目線5の端縁から引き裂きを開始
して切目線5に沿って引き裂いてゆくと、コ字状切目6
の斜線切目6bと直線切目6aと斜線切目6cに沿って切れ、
斜線切目6cにて切れた後に隣接するコ字状切目6との間
の非切目部7を切る際に、引き裂く力が切目線5の方向
より外方を向くように加わった場合でも、斜線切目6cを
切った後に更に斜線切目6cの方向に切れようとする力と
外方に向く力とが合成されるので、斜線切目6cの端から
切れ目がやや外方を向いて切れた場合でも、隣接するコ
字状切目6の斜線切目6bに達する状態となるので、切目
線5に沿って直線状に切り取ることができるものであ
る。また、第1実施形態のように、2本の切目線5を所
定間隔をおいて一方の切目線5における非切目部7が他
方の切目線5のコ字状切目6の直線切目6aに対向するよ
うに配列された構成とすることより、端縁から引き裂き
を開始する際に、いずれかの切目線5に沿って引き裂け
るので引き裂き開始し易くなるとともに、包装袋の中央
側の切目線5沿って引き裂き始め引き裂き線が外側にず
れた場合でも、外側の切目線5沿って引き裂くことがで
きる効果がある。
部7の寸法としては、直線切目6aの長さを2.0〜3.
0mmとし、斜線切目6bと斜線切目6cの長さを0.8〜
1.5mmとし、非切目部7の長さを0.8〜1.5m
mとし、2本の切目線5間の間隔を2.0〜3.0mm
とするのが好ましい。直線切目6aの長さを長くし、非切
目部7の長さを短くするほど直線状に引き裂きやすくな
るが、切目を形成した箇所の積層フィルムの強度が低下
するので加工が困難となる。
積層フィルムからなり、少なくとも外層に開封予定線に
沿って切目線が形成された包装袋において、前記切目線
がコ字状切目と非切目部とからなりコ字状切目の開いた
側が包装袋の中央側を向くように配列された構成とする
ことにより、切目線のどちらの端縁からでも包装袋を切
目線に沿って直線状に引き裂いて簡単に開封することが
できる。上記の易開封性包装袋において、切目線が2本
平行に形成され、一方の切目線のコ字状切目の略中央部
に他方の切目線の非切目部が位置するように配列された
構成とすることにより、どちらかの切目線に沿って直線
状に引き裂いて簡単に包装袋を開封することができる。
上記の易開封性包装袋において、積層フィルムの外層が
紙層であり中間層がアルミニウム箔層であって、外層に
切目線が形成された構成とすることにより、剛性および
ガスバリヤー性に優れた易開封性の包装袋とすることが
できる。上記の易開封性包装袋において、積層フィルム
の外層がプラスチック層であり中間層がガスバリヤー性
プラスチック層であって、外層と中間層に切目線が形成
された構成とすることにより、可撓性およびガスバリヤ
ー性に優れた易開封性の包装袋とすることができる。
れた部分の断面図。
れた部分の断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 外層と中間層と熱可塑性樹脂層を有する
積層フィルムからなり、少なくとも前記外層に開封予定
線に沿って切目線が形成された包装袋において、前記切
目線がコ字状切目と非切目部とからなり前記コ字状切目
の開いた側が包装袋の中央側を向くように配列された構
成からなることを特徴とする易開封性包装袋。 - 【請求項2】 前記切目線が2本の切目線からなり、一
方の切目線のコ字状切目の中央部に他方の切目線の非切
目部が位置するように所定間隔をおいて平行に配列され
た構成からなることを特徴とする請求項1記載の易開封
性包装袋。 - 【請求項3】 積層フィルムの外層が紙層であり中間層
がアルミニウム箔層であって、外層に切目線が形成され
た構成からなることを特徴とする請求項1または2に記
載の易開封性包装袋。 - 【請求項4】 積層フィルムの外層がプラスチック層で
あり中間層がガスバリヤー性プラスチック層であって、
外層と中間層に切目線が形成された構成からなることを
特徴とする請求項1または2に記載の易開封性包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31921099A JP2001130592A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 易開封性包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31921099A JP2001130592A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 易開封性包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001130592A true JP2001130592A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18107648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31921099A Pending JP2001130592A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 易開封性包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001130592A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010030691A (ja) * | 2009-11-18 | 2010-02-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装材およびその製造方法 |
JP2012126412A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Toppan Forms Co Ltd | 連続状シート |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP31921099A patent/JP2001130592A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010030691A (ja) * | 2009-11-18 | 2010-02-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装材およびその製造方法 |
JP2012126412A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Toppan Forms Co Ltd | 連続状シート |
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A521 | Written amendment |
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