JP2001129774A - 脚式歩行ロボットの足部構造 - Google Patents
脚式歩行ロボットの足部構造Info
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Abstract
おいて着地時の衝撃吸収・緩和と着地後の姿勢安定化を
最適にバランスさせるようにした足部構造を提供する。 【解決手段】 脚式歩行ロボット1の足部構造におい
て、足部の踵68を硬質部材(突起76a)とその間に
充填されてなる軟質部材(充填材80)から構成すると
共に、突起76aが断面視において櫛歯状を呈すると共
に、平面視において線形状あるいは非線形状に連続さ
せ、重力軸方向から作用する力に対する剛性に比してそ
れ以外の方向から作用する力に対する剛性が低いように
構成した。
Description
足部構造に関し、さらに詳細には歩行時の衝撃を効果的
に吸収して緩和するようにした2足歩行ロボットの足部
構造に関する。
トの足部構造としては従来から種々のものが提案されて
おり、その一例として本出願人が先に提案した特開平3
−184781号公報あるいは特開平11−33941
号公報記載の技術を挙げることができる。
に2足歩行ロボットの足部は、一方では着地時の衝撃を
吸収して緩和できるように適宜な弾性を備えると共に、
他方では着地後の姿勢を安定に保持できるように適宜な
剛性を備えることが望ましい。しかしながら、かかる相
反する要求を同時に満足させることは困難であり、その
点で従来技術は未だ改良すべき余地を残していた。
た課題を解決することにあり、脚式歩行ロボット、特に
2足歩行ロボットにおいて着地時の衝撃の吸収・緩和と
着地後の姿勢安定化を最適にバランスさせるようにした
脚式歩行ロボットの足部構造を提供することにある。
めに、請求項1項においては、少なくとも上体と、前記
上体に連結される複数本の可動脚部を備えると共に、そ
の可動脚部の端部に足部を設け、前記足部の踵から着地
して歩行自在とした脚式歩行ロボットの足部構造におい
て、前記足部の踵を硬質部材と軟質部材から構成すると
共に、前記硬質部材は、重力軸方向から作用する力に対
する剛性に比してそれ以外の方向から作用する力に対す
る剛性が低いように構成した。より具体的には、前記足
部の踵を硬質部材と軟質部材から構成すると共に、前記
硬質部材は、重力軸方向から作用する力に対する剛性に
比してそれ以外の方向から作用する力に対する剛性が低
いように構成し、よって着地時の衝撃を吸収あるいは緩
和すると共に、直立時にも安定した姿勢を保持する如く
構成した。
ると共に、硬質部材は、重力軸から作用する力に対する
剛性に比してそれ以外の方向から作用する力に対する剛
性が低いように構成したことから、着地時の衝撃を効果
的に吸収・緩和して滑らかな着地動作が実現できるとと
もに、直立時にも安定した姿勢を保持することができ、
脚式歩行ロボット、特に2足歩行ロボットの足部構造に
おいて着地時の衝撃吸収・緩和と着地後の姿勢安定化と
を最適にバランスさせることができる。
起から構成されると共に、前記軟質材が複数個の前記突
起の間に充填されてなる如く構成した。
歩行ロボットにおいて着地時の衝撃吸収・緩和と着地後
の姿勢安定化を一層最適にバランスさせることができ
る。
が断面視において櫛歯状を呈すると共に、前記複数個の
突起のそれぞれが平面視において線形状に連続する如く
構成した。
歩行ロボットにおいて着地時の衝撃吸収・緩和と着地後
の姿勢安定化を一層最適にバランスさせることができ
る。
が断面視において櫛歯状を呈すると共に、前記複数個の
突起のそれぞれが平面視において非線形状に連続する如
く構成した。
質部材の接地面積が大きくなることから、直立時により
一層安定な姿勢を保持ことができる。
において柱状を呈する如く構成した。
よって着地時に所期の方向以外、例えば足幅方向などか
ら力が作用するようなことがあっても、それによる着地
衝撃を効果的に吸収して緩和することができる。
少なくとも前記踵を含む部位が着脱自在に構成した。
より摩耗したときなども、容易に交換することができる
全体を、軟質材からなる弾性体で被覆する如く構成し
た。
果を得ることができる。
の一つの実施の形態に係る脚式歩行ロボットの足部構造
を説明する。
提とする脚式歩行ロボット、より詳しくは2足歩行ロボ
ットの正面図であり、図2はその側面図である。
下「ロボット」という)1は、2本の脚リンク2を備え
ると共に、その上方には上体(基体)3が設けられる。
上体3の上部には頭部4が形成されると共に、上体3の
両側には2本の腕リンク5が連結される。また、図2に
示すように、上体3の背部には格納部6が設けられ、そ
の内部には制御ユニット(後述)およびロボット1の関
節を駆動する電動モータのバッテリ電源などが収容され
る。
構造を関節を中心に説明する。
の脚リンク2に6個の関節を備える(理解の便宜のため
に全ての関節はそれを駆動する電動モータで示す)。
わり)の関節10R,10L(右側をR、左側をLとす
る。以下同じ)、腰部のピッチ軸(Y軸)まわりの関節
12R,12L、同ロール軸(X軸)まわりの関節14
R,14L、膝部のピッチ軸(Y軸)まわりの関節16
R,16L、足首のピッチ軸(Y軸)まわりの関節18
R,18L、および同ロール軸(X軸)まわりの関節2
0R,20Lから構成される。脚リンク2の下部には足
部(足平)22R,22Lが取着される。
0R(L),12R(L),14R(L)、膝関節16
R(L)、足関節18R(L),20R(L)を備え
る。股関節と膝関節は大腿リンク24R,24Lで、膝
関節と足関節は下腿リンク26R(L)で連結される。
されるが、図3では上体3を上体リンク27として簡略
的に示す。前記したように、上体3には腕リンク5が連
結されると共に、上体回旋用の重力軸(Z軸あるいは鉛
直軸)まわりの関節29も設けられる。
節30R,30L、同ロール軸まわりの関節32R,3
2L、腕の回旋用の重力軸まわりの関節34R,34
L、肘部のピッチ軸まわりの関節36R,36L、手首
回旋用の重力軸まわりの関節38R,38L、同ピッチ
軸まわりの関節40R,40L、および同ロール軸まわ
りの関節42R,42Lから構成される。手首の先には
ハンド(エンドエフェクタ)44R,44Lが取着され
る。
(L),32R(L),34R(L)、手首関節38R
(L),40R(L),42R(L)を備える。肩関節
と肘関節は上腕リンク46R,46Lで、肘関節と手首
関節は下腕リンク48R,48Lで連結される。
について合計12の自由度を与えられ、歩行中にこれら
の6*2=12個の関節を適宜な角度で駆動すること
で、足全体に所望の動きを与えることができ、任意に3
次元空間を歩行させることができる(この明細書で
「*」は乗算を示す)。また、腕リンク5も左右の腕に
ついてそれぞれ7つの自由度を与えられ、これらの関節
を適宜な角度で駆動することで所望の作業を行わせるこ
とができる。
22R(L)には公知の6軸力センサ56が取着され、
ロボットに作用する外力の内、床面からロボットに作用
する床反力の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメント
の3方向成分Mx,My,Mzとを検出する。
間には同種の6軸力センサ58が取着され、ロボットに
作用するそれ以外の外力、特に作業対象物から受ける前
記した対象物反力の3方向成分Fx,Fy,Fzとモー
メントの3方向成分Mx,My,Mzとを検出する。
れ、重力軸に対する傾きとその角速度を検出する。また
各関節の電動モータはその出力を減速・増力する減速機
(図示せず)を介して前記したリンク24R(L),2
6R(L)などを相対変位させると共に、その回転量を
検出するロータリエンコーダ(図示せず)が設けられ
る。
ロコンピュータからなる制御ユニット50などが収納さ
れ、前記した6軸力センサ56などの出力(図示の便宜
のためロボット1の右側についてのみ図示)は、制御ユ
ニット50に送られる。
格納されているデータおよび検出値に基づいて関節駆動
制御値を算出し、前記した関節を駆動する。
ロボット1の足部22R(L)の構造を具体的に説明す
る。
ため以下R,Lを省略する)の底面図、図5は図4のV-
V 線断面図である。尚、図5以降の各断面図においては
足部22の底部付近を断面で示すと共に、それ以外の部
位については簡略化した。
面)は大略矩形状を呈すると共に、先端の爪先に向けて
横方向の幅(足幅)が徐々に狭くなる形状を呈する。
は、先端の爪先64から平坦中央部66を経て後端の踵
68に至る、ほぼ全面にわたって比較的肉薄のプレート
70が、爪先64と踵68の付近でネジ72を介して着
脱自在に取り付けられる。
方向に平行な矢状面で所定の軌跡を描くような曲率で先
端の爪先側で上方(重力軸方向)に湾曲されると共に、
滑らかな着地を実現できるように後端の踵側で同様に上
方(重力軸方向)に向けて湾曲される。プレート70
は、剛性と軽量性に優れた素材、例えばアルミニウム、
繊維強化樹脂などで製作される。
材からなる第1の弾性体74が、爪先64から平坦中央
部66の終端付近にかけて接着などの適宜な手段で張り
付けられると共に、第1の弾性体74の外面には、第1
の弾性体74に比して肉薄の第2の弾性体76が、爪先
64から平坦中央部66を超えて踵68に至る足底面全
体にわたって接着などの適宜な手段で張り付けられる。
坦中央部66の終端付近において長手方向中央部位には
第1の弾性体74および第2の弾性体76は張り付けら
れず、プレート70が露呈するままとされる。
終端付近までは比較的肉薄に形成されるが、踵68で肉
厚に形成され、そこに突起(前記した硬質部材)76a
が複数個、より詳しくは5個、等間隔に形成される。
は、平坦中央部66に対してなす角度θがほぼ90度と
なるように、換言すれば、接地する床面82に対して重
力軸方向と平行に突出して重力軸方向から作用する力に
対して剛性が増加すると共に、それ以外の方向から作用
する力に対しては剛性が低下するように形成される。
断面視において櫛歯状を呈すると共に、図4に示す如
く、平面視において線形状に連続するように形成され
る。
ジエンアクリロニトリルゴム)などのゴム材あるいはプ
ラスチック材で、硬度70以上の比較的剛性の高い素材
から製作する。
填するように、充填材(前記した軟質部材)80が配置
される。充填材80はその表面が突起76aの先端より
も僅かに低く配置され、よって突起76aが充填材80
の間から僅かに突出するように充填される。
エンアクリロニトリルゴム)などのゴム材あるいはプラ
スチック材でありながら、第2の弾性体76に比して硬
度が低い、例えば55以下の素材を使用する。
2の踵68を突起(硬質部材)76aと充填材(軟質部
材)80から構成すると共に、突起76aは、重力軸方
向から作用する力に対する剛性に比してそれ以外の方向
から作用する力に対する剛性が低いように構成した。
6はロボット1の足部22が着地したときの踵68の状
態を示した側面図である。
央部66を床面82に対してある角度を持ちつつ、踵6
8から接地(着地)することから、踵68には重力軸方
向以外の方向、より具体的には足部長手方向から作用す
る力(床半力)が作用し、それが着地衝撃となる。
に、突起76aは、重力軸方向の力に対して高い剛性を
示す一方、それ以外の方向から作用する力に対する剛性
が低下するように形成すると共に、突起76a間の軟質
材からなる充填材80を充填するように構成した。
が着地するとき、足部22は床面82に重力軸方向以外
の方向から接触することから、突起76aは充填材80
を押圧して容易に変形し、着地時の衝撃を吸収して緩和
する。
66が床面82に対して平行に位置する状態に移行する
と、突起76aにロボット1の自重による重力が作用す
るが、突起76aは重力軸方向の力に対する剛性がそれ
以外の力に対する剛性よりも高いように構成されること
から、ロボット1の自重を良く支持することができる。
従って、ロボット1の着地後の姿勢を安定に保持するこ
とができる。
態に係る脚式歩行ロボットの足部構造は着地時に容易に
変形して衝撃を吸収・緩和すると共に、着地後の姿勢安
定化のために適宜な剛性を備えるという、相反する要求
を最適にバランスさせることができる。
ート70は爪先64と踵68の付近でネジ72を介して
着脱自在に取り付けられるように構成したので、図7に
示す如く、プレート70およびその外側に設けられた第
1および第2の弾性体74,76を前記した突起76a
を含む踵68の構造も含めて容易に取り外すことができ
る。
性体74,76、特に突起76aおよび充填材80から
なる踵68を備えた第2の弾性体76が長期の使用で摩
耗したときなど、交換が容易となって有益である。さら
に、突起76aおよび充填材80の特性は、ロボット使
用環境によって相違させることもあるので、その意味で
も交換が容易となって有益である。
る脚式歩行ロボットの足部構造を示す、図5と同様の足
部22の断面図である。尚、第1の実施の形態と共通す
る部材は同一の符号を用いて説明を省略する。
形態にあっては、踵68の部位を含む、第2の弾性体7
6を、軟質材からなる第3の弾性体84で被覆するよう
に構成した。
に構成したので、第1の実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。尚、残余の構成は第1の実施の形態と異
ならない。
る脚式歩行ロボットの足部構造を示す、図4と同様の足
部の上面図である。尚、第1の実施の形態と共通する部
材は同一の符号を用いて説明を省略する。
いて説明すると、第3の実施の形態に係る足部22にあ
っては、図9に示すように、突起76aを平面視におい
て非線形状、具体的にはW字状あるいはジグザグ状に連
続するように構成した。
成したことで、突起76aの接地面積を増加させること
ができ、よって第1の実施の形態で述べた作用、効果に
加え、着地後の姿勢を一層安定に保持することができ
る。尚、残余の構成は第1の実施の形態と異ならない。
状の例としてジグザグ状を示したが、V字状、U字状あ
るいは波形状などであっても良い。即ち、突起76aの
接地面積を増加することができる形状であれば、どのよ
うなものでも良い。
係る脚式歩行ロボットの足部構造を示す、図4と同様の
足部の上面図、図11は図10の足部のXI-XI 線断面図
である。また第1の実施の形態と共通する部材は同一の
符号を用いて説明を省略する。
いて説明すると、第4の実施の形態にあっては、踵68
において、プレート70から円柱状の突起86,88を
複数個、突出させるように形成した。
8は平坦中央部66に対してなす角度がほぼ90度とな
るように、換言すれば、接地する床面82に対して重力
軸方向と平行に突出して重力軸方向から作用する力に対
して剛性が増加すると共に、それ以外の方向から作用す
る力に対しては剛性が低下するように形成される。
されて3個、幅方向に等間隔に配置されると共に、突起
88がその間に配置される。突起86,88の間は充填
材90で充填(配置)される。突起86,88および充
填材90は、第1の実施の形態で述べたと同様の素材か
ら製作される。
いては、重力軸方向以外の方向、特に足部長手方向から
作用する力に対する剛性を低下させているので、着地方
向が所期通りに足部長手方向であれば、その方向から作
用する着地時の衝撃を良く吸収して緩和することができ
る。しかしながら、床面82に予期しない凹凸があって
所期の方向以外(例えば幅方向)に外力が発生した場
合、衝撃を十分に吸収・緩和することができない。
その点を考慮し、突起86,88を相互に離間して点在
させるように構成し、それによって所期の方向以外(例
えば幅方向)に力が発生した場合でも、その衝撃を十分
に吸収・緩和できるようにした。尚、残余の構成は、第
1の実施の形態とは異ならない。
88を円柱状としたが、多角形状などでであっても良
い。また、突起86,88の個数あるいは位置も例示さ
れたものに限られることはない。
に、少なくとも上体3と、前記上体3に連結される複数
本の可動脚部(脚リンク2)を備えると共に、その可動
脚部の端部に足部(22R、L)を設け、前記足部の踵
68から着地して歩行自在とした脚式歩行ロボット1の
足部構造において、前記足部の踵68を硬質部材(突起
76a,86,88)と軟質部材(充填材80,90)
から構成すると共に、前記硬質部材は、重力軸方向から
作用する力に対する剛性に比してそれ以外の方向から作
用する力に対する剛性が低いように構成した。
88から構成されると共に、前記軟質部材が前記複数個
の突起76a,86,88の間に充填されてなる如く構
成した。
おいて櫛歯状を呈すると共に、前記複数個の突起76a
のそれぞれが平面視において線形状に連続する如く構成
した。
おいて櫛歯状を呈すると共に、前記複数個の突起76a
のそれぞれが平面視において非線形状に連続する如く構
成した。
て柱状を呈する如く構成した。
記踵68を含む部位(プレート70、第1の弾性体7
4、第2の弾性体76)が着脱自在に構成した。
材からなる弾性体(第3の弾性体84)で被覆した如く
構成した。
部材と軟質部材から構成すると共に、硬質部材は、重力
軸から作用する力に対する剛性に比してそれ以外の方向
から作用する力に対する剛性が低いように構成したこと
から、着地時の衝撃を効果的に吸収・緩和して滑らかな
着地動作が実現できるとともに、直立時にも安定した姿
勢を保持することができ、脚式歩行ロボット、特に2足
歩行ロボットの足部構造において着地時の衝撃吸収・緩
和と着地後の姿勢安定化とを最適にバランスさせること
ができる。
ト、特に2足歩行ロボットにおいて着地時の衝撃吸収・
緩和と着地後の姿勢安定化を一層最適にバランスさせる
ことができる。
ト、特に2足歩行ロボットにおいて着地時の衝撃吸収・
緩和と着地後の姿勢安定化を一層最適にバランスさせる
ことができる。
に加え、硬質部材の接地面積が大きくなることから、直
立時により一層安定な姿勢を保持ことができる。
凹凸などによって着地時に所期の方向以外、例えば足幅
方向などから力が作用するようなことがあっても、それ
による着地衝撃を効果的に吸収して緩和することができ
る。
期の使用により摩耗したときなども、容易に交換するこ
とができる。
と同様の効果を得ることができる。
提とする脚式歩行ロボットの正面図である。
を中心に示す概略図である。
実施の形態に係る脚式歩行ロボットの足部構造を示す底
面図である。
である。
に類似する足部の説明断面図である。
ットの足部構造を示す、図5に類似する足部の説明断面
図である。
ットの足部構造を示す、図4と同様な足部の底面図であ
る。
ボットの足部構造を示す、図4と同様な足部の底面図で
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも上体と、前記上体に連結され
る複数本の可動脚部を備えると共に、その可動脚部の端
部に足部を設け、前記足部の踵から着地して歩行自在と
した脚式歩行ロボットの足部構造において、前記足部の
踵を硬質部材と軟質部材から構成すると共に、前記硬質
部材は、重力軸方向から作用する力に対する剛性に比し
てそれ以外の方向から作用する力に対する剛性が低いよ
うに構成されてなることを特徴とする脚式歩行ロボット
の足部構造。 - 【請求項2】 前記硬質部材が突起から構成されると共
に、前記軟質材が複数個の前記突起の間に充填されてな
ることを特徴とする請求項1項記載の脚式歩行ロボット
の足部構造。 - 【請求項3】 前記複数個の突起が断面視において櫛歯
状を呈すると共に、前記複数個の突起のそれぞれが平面
視において線形状に連続することを特徴とする請求項2
項記載の脚式歩行ロボットの足部構造。 - 【請求項4】 前記複数個の突起が断面視において櫛歯
状を呈すると共に、前記複数個の突起のそれぞれが平面
視において非線形状に連続することを特徴とする請求項
2項記載の脚式歩行ロボットの足部構造。 - 【請求項5】 前記突起が断面視において柱状を呈する
ことを特徴とする請求項2項記載の脚式歩行ロボットの
足部構造。 - 【請求項6】 前記足部の底面の少なくとも前記踵を含
む部位が着脱自在に構成されることを特徴とする請求項
1項から5項のいずれかに記載の脚式歩行ロボットの足
部構造。 - 【請求項7】 前記足部の底面の全体を、軟質材からな
る弾性体で被覆したことを特徴とする請求項1項から6
項のいずれかに記載の脚式歩行ロボットの足部構造。
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