JP2005288690A - 人間型ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 歩行をスムーズにし、かつ静的および動的平衡を高める足を備えた人間型ロボットを提供する。
【解決手段】 両脚を具備して直立歩行が可能な人間型ロボットにおいて、足首関節が装着された、人間の足に似た形状を有する上板と、前記上板の下面に取り付けられ、地面と接触する複数の接触部が相互に離れて配置された下板とを備えた足を具備することを特徴とする。ここで、前記下板は、上面全体が前記上板の下面に接触する、弾性体からなる弾性板と、前記弾性板の下面に突設して地面と接触する、弾性体からなる第1ないし第3接触部とを備える。この時、前記弾性板の弾性率と前記第1ないし第3接触部の弾性率とは同一でよい。また、前記弾性板と前記第1ないし第3接触部とは一体であることが好ましい。
【選択図】 図3

Description

本発明はロボットに関し、より詳細には両脚を具備して直立歩行が可能な人間型ロボットに関する。
ロボットの足に要求される最も重要な条件の1つは、地面とロボットの足との間に効果的な相互作用を確保することである。ロボットの足の踵は、地面に着く瞬間に衝撃を受け、この衝撃は足首の関節を通じてロボットのボディに達する。このような衝撃はロボットの動的平衡を崩すことがあり、それゆえロボットの歩行が不安定になってしまう。
また、ロボットの足の踵が地面に着く瞬間に発生する衝撃により、ロボットの足に振動が生じる。このような振動はロボットのボディに伝わり、ロボットの制御を困難にする。ロボットの歩行と関連した他の問題点としては、ロボットの制御に含まれ、視覚システムで識別できる行動領域の地面には、小さな障害物が存在する可能性がある。あるいは、前記地面それ自体が3次元平面のように平らではない場合がある。このような障害物、および行動領域の非平坦化を考慮せずに、ロボットの足は計算された位置に着地する。その結果、ロボットの歩行は不安定で、その動きはスムーズ性を欠いてしまう。
一般に、公知の人間型ロボット、例えば、P2、HRPまたはWABIANの足は弾性アダプタで連結された2つの金属部からなる。このようなロボットの足の衝撃吸収メカニズムは、ガイドに挿入された4つのゴムブッシュで構成される。衝撃が下板から前記4つのゴムブッシュに伝達されれば、前記4つのゴムブッシュは垂直方向に弾力的に変形する。さらに、前記4つのゴムブッシュは機械的に低域通過フィルタのように機能して、脚に関してのコンプライアンス制御プロセスで振動を防止することができる。
しかしながら、このような従来技術におけるロボットの足は、その剛性が一定のため、地面に足を着地する時や地面から離す時に不都合が生じ、さらに地面に存在する小さな障害物や小さな非平坦化部分に対して過度に反応してしまう。すなわち、地面に存在する前記小さな障害物や小さな非平坦化部分に対するロボットの反応が低下してしまう。
本発明が解決しようとする技術的課題は、前記の従来技術の問題点を改善するためのものであり、歩行をさらにスムーズにし、かつ静的および動的平衡を高める足を備えた人間型ロボットを提供することにある。
前記技術的課題を達成するために、本発明は、両脚を具備して直立歩行が可能な人間型ロボットであって、足首関節が装着された上板と、前記上板の下面に付着され、かつ地面と接触する接触部が相互に離れて配置された下板と、を備える足を具備することを特徴とする人間型ロボットを提供する。ここで、前記上板は金属板、または剛性を有する非金属板、例えばプラスチック板である。
本発明の1態様としては、前記下板は、上面全体が前記上板の下面に接触する、弾性体からなる弾性板と、前記弾性板の下面に突設して地面と接触する、弾性体からなる第1ないし第3接触部とを備える。このとき、前記弾性板の弾性率と前記第1ないし第3接触部の弾性率とは同一、または異なっていてもよい。また、前記弾性板と前記第1ないし第3接触部とは単一体であることが好ましい。
本発明の他の態様としては、前記下板は、上面全体が前記上板の下面に接触する弾性板と、前記弾性板の下面に突設して地面と接触する、弾性のある第1ないし第3接触部とを備える。このとき、前記弾性板は独立した複数の個体から形成される。そして、前記独立した複数の個体の少なくとも1つの弾性率が残りの弾性率と異なってもよい。
また、前記弾性板は、下面に前記第1接触部が付着される第1ピースと、下面に前記第2接触部が付着される第2ピースと、下面に前記第3接触部が付着される第4ピースと、前記第1、第2および第4ピースの間に備えられた第3ピースとを備える。
前記第1接触部と第1ピース、前記第2接触部と第2ピース、前記第3接触部と第4ピースはいずれも一体である。また、前記第1、第2および第4ピースの弾性率は前記第3ピースの弾性率と異なる。
本発明のさらに他の態様によれば、前記下板は、上面が前記上板の下面に付着され、下面が地面と接触する第1ピースと、前記第1ピースと離れて配置され、上面が前記上板の下面に付着され、下面が地面と接触される第2ピースと、前記第1および第2ピースと離れて配置され、上面が前記上板の下面に付着され、下面が地面と接触する第3ピースとを備える。この場合、前記第1ないし第3ピースはそれぞれ弾性率の異なる複数の物質層が順次に積層されて形成される。
前記第1ピースは、地面と接触する第1接触部および前記上板の下面に付着される第1付着部を備え、前記第2ピースは、地面と接触する第2接触部および前記上板の下面に付着される第2付着部を備え、前記第3ピースは、地面と接触する第3接触部および前記上板の下面に付着される第3付着部を備える。このとき、前記第1ないし第3付着部は、それぞれ前記第1ないし第3接触部の領域上に設けられ、前記上板と前記第1ないし第3接触部との間にスペースが存在する。ここで、前記弾性板と前記第1ないし第3付着部は、熱可塑性ゴム板である。
本発明において、ロボットの足の下板に備られた複数の地面との接触部分は、相互に離れて配置されている。これにより、本発明のロボットの足を備えたロボットにおける、地面に存在する小さな障害物および小さな非平坦化面から受ける影響が低減される。その結果、ロボット制御システムを単純化でき、ロボットの歩行をさらに安定化させることができる。また、本発明のロボットの足は、地面と接触する下板に所定の弾性率を持つ衝撃吸収部材、あるいは弾性率の異なる部材で構成された衝撃吸収部材を具備する。これにより、ロボットが動いた時に、地面から受ける衝撃を吸収して、ロボットのボディへ衝撃が加わることを防止でき、またロボットの足が地面に着地された後に伝達される振動を最小化することができる。その結果、ロボットの動的平衡が確保されて、ロボットの歩行が安定、かつスムーズになる。
以下、本発明の実施形態に係る人間型ロボットの足を、添付した図面を参照して詳細に説明する。これらの添付図面に示した層や領域の厚さは、明確性のために誇張して示している。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るロボットの下側本体の正面図である。
図1を参照して説明すると、人間型ロボットの下側本体10は、両脚12、14と腰部分(図示せず)とを含む。両脚12、14は、それぞれ太もも16、18とすね20、22と足首24、26と足30、31とを含む。両脚12、14と両足30、31とはそれぞれ対称に備えられている。したがって、以下の説明においては片脚または片足についてのみ説明する。
図2を参照して説明すると、本発明の第1実施形態によるロボットの足30は上板32と下板34とを含む。上板32は下板34の上面全体に付着されている。上板32には6軸フォースセンサーが備えられている。また、上板32にはロボット10の足首関節26が固定される。上板32を構成する物質は、ロボットの骨格を構成する物質と同じ物質であることが好ましいが、他の物質でもよい。例えば、上板32はアルミニウム合金板のような金属板であることが好ましいが、堅固な特性を有する非金属板、例えばプラスチック板でもよい。下板34は衝撃を減少させる特殊な熱可塑性ゴム板を含む。このようなゴム板はロボットの足30が地面に着く時に生じる衝撃を吸収する衝撃吸収材として機能する。熱可塑性ゴムよりなる下板34に要求される応力が、例えば2MPa程度である場合、ロボットの足30の平均剛性は5,000N/mm程度となる。
下板34は、上板32の下面に付着される所定厚さのゴム板34aと、このゴム板34aの下面に備えられて実際に地面と接触する第1ないし第3接触部34b、34c、34dとを含む(図4参照)。第1ないし第3接触部34b、34c、34dは、図4から分かるようにゴム板34aの下面から所定の厚さだけ下方に突出している。したがって、第1ないし第3接触部34b、34c、34dの間にはスペースが存在する。このようなスペースによってロボットの安定性ははるかに向上する。すなわち、第1ないし第3接触部34b、34c、34dの間にスペースが存在することによって、ロボットが道を歩く時に小さな障害物や小さな非平坦化領域に出合ってもロボットの安定性を確保できる。
一方、便宜上、ゴム板34aと第1ないし第3接触部34b、34c、34dとを独立した個体に区分して説明する。実際に、ゴム板34aと第1ないし第3接触部34b、34c、34dとを弾性率の異なる独立した個体として結合することもできるが、下板34は1つの個体からなることが好ましい。すなわち、ゴム板34aと第1ないし第3接触部34b、34c、34dとは、製造する時に1つの個体になった単一体であることが好ましい。上板32および下板34のゴム板34aは、人間の足に対応するいろいろな領域に区分することができる。
具体的に図3を参照して説明すると、上板32の第1および第2部分U1、U2と下板34のゴム板34aの第1および第2部分L1、L2とは、足の指が含まれた人間の足の前方部分に該当する。そして、上板32の第4部分U4と下板34のゴム板34aの第4部分L4とは、人間の足の踵に該当する。また、上板32の第3部分U3と下板34のゴム板34aの第3部分L3とは、人間の踵と足の前方部分との間の凹んでいる部分(土踏まず)に該当する。下板34のゴム板34aの第一部分L1はまた、左側領域L1L、中間領域L1Cおよび右側領域L1Rからなり、第2部分L2も、左側領域L2L、中間領域L2Cおよび右側領域L2Rからなる。第一部分L1の中間領域L1Cは、上板32の第一部分U1の中間領域U1Cに対応し、第2部分L2の中間領域L2Cは、上板32の第2部分U2の中間領域U2Cに対応する。下板34の第1接触部34bは、第一部分L1の右側領域L1Rおよび第2部分L2の右側領域L2Rの下面に備えられている。そして、下板34の第2接触部34cは、第4部分L4の下面に備えられている。また、下板34の第3接触部34dは、第一部分L1の左側領域L1Lおよび第2部分L2の左側領域L2Lの下面に備えられている。このように、第1および第3接触部34b、34dは、お互いに第一部分L1の中間領域L1Cまたは第2領域L2の中間領域L2Cの幅だけ離れている。また、第1および第3接触部34b、34dと第2接触部34cとは、第3部分L3の長さだけ離れている。第2接触部34cの中間部分はゴム板34aの前方に向けて多少とがっている。図5は、本発明の第1実施形態に係るロボットの足の側面、特に下板34の側面を示す。
図5を参照して説明すると、人間の踵に該当する下板34の後方部分34e、すなわち、第2接触部34cの後方部分は斜めに処理されている。また、第1および第3接触部34b、34cの足の指に該当する前方部分も斜めに処理されている。このように、第2接触部34cの後方部分と第1および第3接触部34b、34dの前方部分とを斜めに処理することによって、ロボットの足30が地面に着地される時、ロボットの足への衝撃を減らすことができ、ロボットの足を地面に軽やかに着地させることができる。
一方、ロボットの足30の大きさは、長さ(lf)が230mm、幅(wf)が150mm程度であり、特にロボットの足30の下板34は長さが235mm、幅が150mm、厚さが12mm程度であるが、長さ(lf)と幅(wf)あるいは厚さなどは、ロボットの重量や大きさ、足30の形態などによって変わり、特に、ロボットが立っている時と動く時の足30の大きさが変わることがある。例えば、前記のように、下板34の第1および第3接触部34b、34dの前方と第2接触部34cの後方とが斜めに処理された場合、前記ロボットが動く時、第2接触部34cの前記斜めに処理された部分はロボットの足30の一部として使われる。したがって、ロボットの足30の大きさは195mm×150mm(立っている状態)から235mm×150mm(動いている状態)まで変わる。このようにロボットの足30の大きさが、ロボットが立っている時よりも動いている時の方が大きくなるということは、ロボットが動く過程でロボットの足30と地面との接触面積が増加することを意味し、これにより、接触面の周りでロボットの足、すなわち、ロボットが好ましくなく移動し、または回転することを防止できる。ロボットの足首26とロボットの足30とは、ロボットの足首26の中心がロボットの足30の後端から60mmに位置するように連結されることが好ましいが、連結される位置は、ロボットの足30の大きさによって60mmより離れるか、または近づく場合もある。
次の数式1は、本発明の第1実施形態に係るロボットの脚長Lに対するロボットの足30の長さ(lf)の比C1(以下、第1の比)を表す。そして数式2は、両脚が連結される腰の二地点間の距離Aに対するロボットの足30の幅(wf)の比C2(以下、第2の比)を表す。また、数式3は、ロボットの足30の長さ(lf)に対する幅(wf)の比C3(以下、第3の比)を表す。
Figure 2005288690
Figure 2005288690
Figure 2005288690
本発明の第1実施形態に係るロボットの足30の場合、前記第1ないし第3の比C1、C2、C3はそれぞれ0.36〜0.4、0.67、0.64〜0.77となる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るロボットの足(以下、第2ロボット足)を構成する部材のうち、第1実施形態に係るロボットの足(以下、第1ロボット足)を構成する部材と同じ部材については、第1実施形態によるロボットの足の説明に使用した参照番号(符号)をそのまま使用する。例えば、前記第2ロボット足の上板は前記第1ロボット足の上板と同一である。したがって、下記説明は前記第2ロボット足の下板についてのものと限定する。これは下記第3および第4実施形態にもそのまま適用する。
図6を参照して説明すると、前記第2ロボット足の下板40は、第1ないし第4ピースL11、L22、L33、L44を含む。第1ピースL11は前記第1ロボット足の下板(図3の34)の第一部分L1の右側部分L1Rと第2部分L2の右側部分L2Rとを合わせたものと同様であり、その役割も同様である。すなわち、第1ピースL11の下面に第1接触部34bが備えられている。このとき、第1ピースL11と第1接触部34bとは、1つの個体になっていることが好ましい。第2ピースL22は、前記第1ロボット足の下板34の第一部分L1の左側部分L1Lと第2部分L2の左側部分L2Lとを合わせたものと同様である。第2ピースL22の下面に第3接触部34dが備えられている。このとき、第2ピースL22と第3接触部34dとは、一体になっていることが好ましい。第3ピースL33は、前記第1ロボット足の下板34の第1および第2部分L1、L2の中間部分L1C、L2Cと第3部分L3とを合わせたものと同様である。第4ピースL44は、前記第1ロボット足の下板34の第4部分L4と同様である。第4ピースL44の下面に第2接触部34cが備えられている。このとき、第4ピースL44と第2接触部34cとは1つの個体になっていることが好ましい。このような第1ないし第4ピースL11、L22、L33、L44は、第1ロボット足30の下板34と違ってそれぞれ独立した個体であり、それぞれ上板32に付着される。しかし、全体の形態は、図面に示したように、第1ロボット足30の下板34と同じ形態を維持する。また、第1ないし第4ピースL11、L22、L33、L44は、弾性率の相異なるゴム材質よりなりうる。例えば、第1、第2および第4ピースL11、L22、L44は第1弾性率を持つ第1熱可塑性ゴムでなるものであり、第3ピースL33は第2弾性率を持つ第2熱可塑性ゴムからなる。このとき、前記第1および第2弾性率は相異なる。または第1および第2ピースL11、L22の弾性率と第3ピースL33の弾性率と第4ピースL44の弾性率とがそれぞれ異なることもある。図7は、このような第1ないし第4ピースL11、L22、L33、L44でなる下板40の上に上板32が付着された前記第2ロボット足を示す。
前述した第2ロボット足を具備するロボットの場合、ロボット足に対する粘性弾力性の調節可能性がさらに広がる。特に、前記ロボットが立っている時、前記第2ロボット足の上板32を水平面に置くことができる。また、前記第2ロボット足に対する関節角をさらに正確に測定できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係るロボットの足(以下、第3ロボット足)の上板32に付着される下板50は、図8に示すように第5ないし第7ピース52、54、56から構成される。第5ないし第7ピース52、54、56は、互いに離れて配置されている。第5ピース52は、図6に示した前記第2ロボット足の下板40の第1ピースL11に該当する。そして、第6ピース54は、前記第2ロボット足の下板40の第2ピースL22に該当する。また、第7ピース56は、前記第2ロボット足の下板40の第4ピースL44に該当する。第5ピース52は、順次に積層された第1付着部52aと第1接触部52bとを含む。第1付着部52aは、第2ピースL22が付着する図3に示した上板32の所定領域に付着する。そして、第1接触部52bは地面に直接接触する。第6ピース54は、順次に積層された第2付着部54aと第2接触部54bとを含む。第2付着部54aは、第1ピースL11が付着する上板32の所定領域に付着する。第2接触部54bは地面に直接接触する。第7ピース56も、順次に積層された第3付着部56aと第3接触部56bとを含む。第3付着部56aは、第4ピースL44が付着される上板32の所定領域に付着し、第3接触部56bは地面に直接接触する。第5ないし第7ピース52、54、56において、第1ないし第3付着部52a、54a、56aは、第3弾性率を持つゴム、例えば、熱可塑性ゴムよりなるものであり、第1ないし第3接触部52b、54b、56bは、第4弾性率を有するゴム、例えば、熱可塑性ゴムよりなるものである。前記第3および第4弾性率が同様であり、かつ第5ないし第7ピース52、54、56それぞれが一体であってもよいが、前記第3および第4弾性率が相異なる方が好ましい。前述したように、第5ないし第7ピース52、54、56を含む下板50と、この下板50の上に付着した上板32とを含む前記第3ロボット足は、図9に示されている。
前述した第3ロボット足を具備するロボットも、前記第2ロボット足を具備するロボットと同じくロボットの足に対する粘性弾力性の調節可能性がさらに広がる。特に、第1ないし第3付着部52a、54a、56aの弾性率が第1ないし第3接触部52b、54b、56bの弾性率より低い場合、前記第3ロボット足が地面に着いた後にロボットに振動が発生することを防止できる。また、前記第3ロボット足全体の剛性に比べて前記第3ロボット足の下板50の剛性が低いために、前記第3ロボット足の下板50の下に存在する小さな障害物により前記第3ロボット足が受ける影響を低減することができる。
(第4実施形態)
図10を参照して説明すると、本発明の第4実施形態に係るロボットの足(以下、第4ロボット足)の下板60は、互いに離れて配置された第8ないし第10ピース62、64、66から構成される。第8ピース62は、順次に積層された第1付着部62aと第1接触部62bとを含む。上板32の下面に付着される第1付着部62aは、地面と接触する第1接触部62bの上部面の領域上の一部に存在する。第1接触部62bは、前記第1ロボット足(図3の30)の下板34の第3接触部34dと大きさや役割などで同等である。このように、第1付着部62aが第1接触部62bの領域上の一部にのみ存在するため、第1付着部62aが上板32と接触する面積は、第3実施形態の第5ピース52の第1付着部52aが上板32と接触する面積に比べて狭い。また、第1付着部62aとその周りの第1接触部62bとの間に、第1付着部62aの厚さに相当する段差が存在する。このような段差によって図11で示すような、第1付着部62aの周囲の上板32と第1接触部62bとの間にギャップが形成される。このような段差とギャップとは、下記する第9および第10ピース64、66の場合にも形成される。第8ピース62の第1付着部62aと第1接触部62bとは同じ材質からなることが好ましいが、それぞれの物理的特性を異ならせることが好ましい。例えば、第1付着部62aは、第5弾性率を持つ熱可塑性ゴムよりなる第1ゴム板であり、第1接触部62bは、前記第5弾性率と異なる第6弾性率を持つ熱可塑性ゴムよりなる第2ゴム板である。第9ピース64は、上板32の下面に付着される第2付着部64aと第1接触部62bと共に地面に接触する第2接触部64bとが積層したものである。第2付着部64aは、第2接触部64bの上部面の領域上の一部に備えられている。これにより、第2付着部64aの周囲に前記第1付着部62aと同じく段差およびギャップが形成される。第2接触部64bの大きさ、位置および役割は、前記第1ロボット足30の下板34の第1接触部34bと同等である。第2付着部64aは、第1付着部62aと同等な物理的特性を有する物質よりなり、第2接触部64bは、第1接触部62bと同等な物理的特性を有する物質よりなる。第10ピース66は、地面に接触する第3接触部66bと、その領域上の一部に備えられ、かつ上板32の下面に付着する第3付着部66aとを含む。これにより、第3付着部66aの周りには、第1および第2付着部62a、64aの周りと同じく段差およびギャップが形成される。第3接触部66bは、大きさ、位置および役割などで前記第1ロボット足30の下板34の第2接触部34cと同等なことが好ましい。第3付着部66aは、第1付着部62aと同等な物理的特性を有する物質よりなる。また、第3接触部66bは、第1接触部62bと同等な物理的特性を有する物質よりなる。図11は、図10に示した下板60と上板32とが順次に積層された前記第4ロボット足を示す。
図11を参照して説明すると、上板32と第1ないし第3接触部62b、64b、66bとの間にギャップGが存在することが分かる。
前述した第4ロボット足を具備したロボットの場合、段差により上板32と下板60との間にギャップGが存在するので、前記第1ないし第3ロボット足に比べて下板60の回転に対する剛性を低下させることができる。したがって、前記第4ロボット足の下板60は、ピッチとロール軸周りの変形を抑えることができる。これにより、前記第4ロボット足が地面に着く時、前記第4ロボット足の踵と地面との接触をさらに軽やかにでき、小さな障害物または非平坦化面から受ける影響も減少させることができる。
(実験例)
本発明者は前記第2ロボット足を具備し、両足および腰を備えた人間型ロボットを製作した。前記人間型ロボットは実使用上の大きさの80%程度に製作した。前記人間型ロボットの足には、停止状態または運動状態での地面との反応力およびトルクを測定するための6軸センサーを装着した。そして各脚に6つのアクチュエータを装着した。
このようなロボットが、両足を揃えた停止状態で左足を移動した後に、右足を左足が位置した位置まで移した時、すなわち、右足の踵が地面に着いた時を、前記ロボットが一歩を歩いた定義する。
図12および図13は、前記人間型ロボットが一歩を歩く間に測定した、前記人間型ロボットのモーメントがゼロになる点(Zero Moment Point:以下、ZMP)の軌跡を示す。両足ロボットの全体的な定性は前記ZMPにより決定される。図12の第1グラフG1は前記人間型ロボットが一歩を歩く6.5秒の時間中に前記ZMPのZ軸方向、すなわち、前記人間型ロボットが前進する方向への変化を表す。そして、図13の第2グラフG2は、前記時間中に前記ZMPのX軸方向への変化を表す。X−Z平面での前記ZMPの座標(Xzmp,Zzmp)は、次の数式4および5で与えられる。
Figure 2005288690
Figure 2005288690
数式4および5で、meはe=1、2、・・・nである時の質量を表す。そして、xe、ye、zeは、e=1、2、・・・nである質量中心の座標を表す。
また、
Figure 2005288690
は、e=1、2、・・・nである質量中心の加速度を表す。図12の第1グラフG1を参照すると、Z軸方向へのZMPの総変位は425mm程度であることが分かる。そして図13の第2グラフG2を参照すると、前記人間型ロボットが一歩を歩く間にX軸方向への最大傾斜は65mm程度であることが分かる。前記人間型ロボットが歩く間に安定した状態を維持するためには、前記ZMPは前記人間型ロボットの足の大きさで決定する、安定した領域に存在する必要がある。
図14は、前記人間型ロボットが一歩を歩く間の、前記人間型ロボットの左脚に装着された6つのアクチュエータのモーションの変化を表したグラフである。
具体的には、図14のラインG3、G4は、それぞれロール軸とピッチ軸の周りに足首関節を回転させるためにロボットの左脚の左右にそれぞれ備えられたアクチュエータのモーションの変化を示す。ラインG5、G6は、それぞれロール軸とピッチ軸の周りに腰関節を回転させるためにロボットの左脚の左右にそれぞれ備えられたアクチュエータのモーションの変化を示す。ラインG7は、ヨー軸の周りに腰関節を回転させるためにロボットの左脚に備えられたアクチュエータのモーションの変化を示す。また、ラインG8は、ピッチ軸の周りに膝関節を回転させるために前記ロボットの左脚に備えられた中央アクチュエータのモーション変化を示す。
図15は、前記人間型ロボットが一歩を歩く間の、前記人間型ロボットの右脚に装着された6つのアクチュエータのモーション変化を表したグラフである。
具体的には、図15でラインG9、G10は、それぞれロール軸とピッチ軸の周りに足首関節を回転させるためにロボットの右脚の左右にそれぞれ備えられたアクチュエータのモーションの変化を示す。ラインG11、G12は、それぞれロール軸とピッチ軸の周りに腰関節を回転させるためにロボットの右脚の左右にそれぞれ備えられたアクチュエータのモーション変化を示す。ラインG13は、ピッチ軸の周りに膝関節を回転させるために前記ロボットの右脚に備えられた中央アクチュエータのモーション変化を示す。また、ラインG14は、ヨー軸の周りに腰関節を回転させるためにロボットの右脚に備えられたアクチュエータのモーション変化を示す。
図16は、前記人間型ロボットが前に一歩進む間にZ軸方向に、すなわち、前記ロボットが進行する方向に前記ロボットの左右の足の質量中心、腰の質量中心およびロボットの質量中心の軌跡がどのように変化するかを示している。
図16において、ラインG15は、前記ロボットの左足の質量中心の軌跡の変化を表したものであり、ラインG16は、前記ロボットの右足の質量中心の軌跡の変化を表したものであり、ラインG17は、前記ロボットの腰の質量中心の軌跡変化を表したものである。そして、ラインG18は、前記ロボットの質量中心の軌跡変化を表したものである。
図17は、前記人間型ロボットが前に一歩進む間に地面に垂直な方向に、すなわち、Z−X平面に垂直なY軸方向に左右足の質量中心の軌跡がどのように変化するかを示す。
図17において、ラインG19は、右足の質量中心の軌跡の変化を表したものであり、ラインG20は、左足の質量中心の軌跡の変化を表したものである。
図18は、前記人間型ロボットが前に一歩進む間に前記ロボットの左右揺れがどの程度であるか、また前記ロボットの腰の質量中心と前記ロボットの質量中心とがX軸に沿ってどの程度移動するかを軌跡の変化で示している。ここで、前記腰の質量中心および前記ロボットの質量中心が、前記ロボットの前方から見た時、左側に移動する場合に各質量中心の移動値を負の値に、右側に移動する場合に正の値にした。
図18において、ラインG21は、前記ロボットの腰の質量中心の軌跡の変化を表すものであり、第22グラフG22は、前記ロボット全体の質量中心の軌跡の変化を表すものである。ラインG21、G22を参照すると、前記ロボットが前に一歩進む間に前記ロボットの腰の質量中心が前記ロボット全体の質量中心より左右にさらに多く揺れるということが分かる。これは、前記ロボットが歩く時、前記ロボットの質量中心の左右移動が少ない、すなわち前記ロボットの歩行がさらに安定していることを意味する。
次いで、図19に示したラインG23は、地面から所定の高さ、例えば、10mmの高さに位置した前記人間型ロボットが地面に下降する時、Y軸に沿った前記ロボットの左足の質量中心の垂直変位がどのように変化するかを示す。前記ロボットの最初の位置は地面から10mm高い位置であるため、Y軸のゼロ点も10mm上に移動する。ラインG23を参照すると、前記ロボットの左足が地上10mm位置から地面に下降した後、約0.2秒以降は、前記ロボットの左足の垂直方向への移動、すなわち、Y軸方向への移動は現れていない。これは、前記ロボットの左足が地面に着いた後、約0.2秒という短い時間に静的平衡に到達していることを意味する。
次いで、図20は、前記人間型ロボットに備えられた足の下板が、図6に示した本発明の第2ロボット足の下板40である場合に、前記ロボットが歩く時における、前記ロボットの足の踵および足の指に対応する部分、すなわち、下板40の第4ピースL44と第1および第2ピースL11、L22とが受けた応力を示している。図20に示した応力も、前記ロボットが一歩移動する時に測定したものである。下板40の第1および第2ピースL11、L22と第4ピースL44とが受ける応力は、前記ロボットが歩きながら地面から受ける衝撃力および前記衝撃力に対する前記ロボットの安定性を計るバロメーターとなる。
図20において、ラインG24は、前記ロボットが一歩を移動する間に前記ロボット足の下板40の第1および第2ピースL11、L22が受ける応力の変化を表し、ラインG25は、前記ロボット足の踵、すなわち、下板40の第4ピースL44が受ける応力の変化を表している。
ラインG24が下板40の2領域、すなわち、第1および第2ピースL11、L22が受ける応力の変化を表すにもかかわらず、1領域が受ける応力の変化と同じ結果を示している。これは、下板40の第1および第2ピースL11、L22が幾何学的に略対称であると考えられる。すなわち、下板40の第1ピースL11が受ける応力と第2ピースL22が受ける応力とは同様になるため、第1および第2ピースL11、L22に関する応力変化を示すラインは一致する。
次に、ラインG24、G25を参照すると、前記ロボットの足が地面に着いた時に発生する衝撃に伴う振動は、前記ロボットの足が地面に着いた後、約0.3秒経過後はほとんど消えることが分かる。
以上、前記の説明で多くの事項を具体的に記載しているが、これらは発明の範囲を限定するものではなく、例示としてあることに留意されたい。例えば、当業者ならば、ロボットの歩行の安定性を阻害しない範囲で、ロボットの足の下板を構成する部材のうち、地面と接触する部材に、上板と接触する部材が露出するホールをさらに形成できることは理解できるであろう。また、図4に示した第1ないし第3接触部34b、34d、34cに、上板32の下面に付着されるゴム板34aを露出させるホールをさらに形成することもできる。このように本発明は、本発明の範囲および趣旨から逸脱しない範囲で多様な変更および変形が可能なことは理解できるであろう。
本発明は、移動のための脚を具備するあらゆるロボット、例えば、産業用ロボットや家庭用ロボットに適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る直立歩行が可能な人間型ロボットの下側本体の正面図である。 図1に示したロボットの足の斜視図である。 図2に示したロボットの足を上から見た分解斜視図である。 図2に示したロボットの足を下から見た分解斜視図である。 図3に示したロボットの足を構成する要素である下板の側面図である。 本発明の第2実施形態に係るロボットの足の下板の平面図である。 図6に示した下板上に図3に示した上板が装着された状態を表した、図6に示したロボットの足の斜視図である。 本発明の第3実施形態によるロボットの足の下板の斜視図である。 図8に示した下板上に図3に示した上板が装着された状態を表した、図8に示したロボットの足の斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るロボットの足の下板の斜視図である。 図10に示した下板上に図3に示した上板が装着された状態を表した、図10に示したロボットの足の斜視図である。 図1に示した人間型ロボットが一歩を歩く間に測定した、人間型ロボットのモーメントがゼロになる点の軌跡を表したグラフである。 図1に示した人間型ロボットが一歩を歩く間に測定した、人間型ロボットのモーメントがゼロになる点の軌跡を表したグラフである。 図1に示した人間型ロボットが一歩を歩く間にロボットの左脚に装着された6つのアクチュエータのモーション変化を表したグラフである。 図1に示した人間型ロボットが一歩を歩く間にロボットの右脚に装着された6つのアクチュエータのモーション変化を表したグラフである。 図1に示した人間型ロボットが前に一歩進む間に、ロボットが進行する方向(Z軸)にロボットの左右足の質量中心、腰の質量中心およびロボットの質量中心の軌跡がどのように変化するかを表したグラフである。 図1に示した人間型ロボットが前に一歩進む間に、地面に垂直な一方向に、すなわち、Z−X平面に垂直なY軸方向への左右足の質量中心の軌跡の変化を表したグラフである。 図1に示した人間型ロボットが前に一歩進む間に、前記ロボットの左右揺れがどの程度であるかを、前記ロボットの腰の質量中心と前記ロボットの質量中心とがX軸に沿ってどの程度移動するかを知らせる軌跡の変化を表したグラフである。 地面から10mm高さに位置した図1に示した人間型ロボットが地面に下降する時、Y軸に沿う前記ロボットの左足の質量中心の垂直変位がどのように変化するかを表したグラフである。 図1に示した人間型ロボットに図6に示したロボット足の下板が備えられた場合、ロボットが歩く間にロボットの足に加えられる応力を表したグラフである。
符号の説明
30 ロボットの足
32 上板
34 下板
34a ゴム板
34b 第1接触部
34c 第2接触部
34d 第3接触部
U1 上板の第一部分
U2 上板の第2部分
U3 上板の第3部分
U4 上板の第4部分
L1 下板の第一部分
L2 下板の第2部分
L3 下板の第3部分
L1 下板の第一部分
L2 下板の第2部分
L3 下板の第3部分
L4 下板の第4部分
U1C 上板の第一部分の中間領域
U2C 上板の第2部分の中間領域
L1L 下板の第一部分の左側領域
L1C 下板の第一部分の中間領域
L1R 下板の第一部分の右側領域
L2L 下板の第2部分の左側領域
L2C 下板の第2部分の中間領域
L2R 下板の第2部分の右側領域

Claims (18)

  1. 両脚を具備して直立歩行が可能な人間型ロボットであって、
    足首関節が装着された上板と、
    前記上板の下面に取り付けられ、かつ地面と接触する複数の接触部が相互に離れて配置された下板と、
    を備えた足を具備することを特徴とする人間型ロボット。
  2. 前記上板は金属板、または剛性を有する非金属板であることを特徴とする請求項1に記載の人間型ロボット。
  3. 前記下板は、
    上面全体が前記上板の下面に接触する、弾性体からなる弾性板と、
    前記弾性板の下面に突設して地面と接触する、弾性体からなる第1ないし第3接触部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の人間型ロボット。
  4. 前記弾性板の弾性率と前記第1ないし第3接触部の弾性率とは、同一であることを特徴とする請求項3に記載の人間型ロボット。
  5. 前記弾性板の弾性率と前記第1ないし第3接触部の弾性率とは、異なることを特徴とする請求項3に記載の人間型ロボット。
  6. 前記弾性板と前記第1ないし第3接触部とは単一体であることを特徴とする請求項3に記載の人間型ロボット。
  7. 前記下板は、
    上面全体が前記上板の下面に接触する弾性板と、
    前記弾性板の下面に突設して地面と接触する、弾性体からなる第1ないし第3接触部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の人間型ロボット。
  8. 前記弾性板は、独立した複数の個体から形成されることを特徴とする請求項7に記載の人間型ロボット。
  9. 前記独立した複数の個体のうち、少なくとも1つの固体の弾性率が、他の固体の弾性率と異なることを特徴とする請求項8に記載の人間型ロボット。
  10. 前記弾性板は、
    下面に前記第1接触部が付着される第1ピースと、
    下面に前記第2接触部が付着される第2ピースと、
    下面に前記第3接触部が付着される第4ピースと、
    前記第1、第2および第4ピースの間に備えられた第3ピースと、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の人間型ロボット。
  11. 前記第1接触部と第1ピース、前記第2接触部と第2ピース、前記第3接触部と第4ピースはいずれも一体であることを特徴とする請求項10に記載の人間型ロボット。
  12. 前記第1、第2および第4ピースの弾性率は前記第3ピースの弾性率と異なることを特徴とする請求項10に記載の人間型ロボット。
  13. 前記下板は、
    上面が前記上板の下面に付着され、下面が地面と接触する第1ピースと、
    前記第1ピースと離れて配置され、上面が前記上板の下面に付着され、下面が地面と接触する第2ピースと、
    前記第1および第2ピースと離れて配置され、上面が前記上板の下面に付着され、下面が地面と接触する第3ピースと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の人間型ロボット。
  14. 前記第1ピースは、弾性率の異なる複数の物質層が順次に積層されて形成され、
    前記第2ピースも、弾性率の異なる複数の物質層が順次に積層されて形成され、
    さらに、前記第3ピースも、弾性率の異なる複数の物質層が順次に積層されて形成されることを特徴とする請求項13に記載の人間型ロボット。
  15. 前記第1ピースは、地面と接触する第1接触部および前記上板の下面に付着される第1付着部を備え、
    前記第2ピースは、地面と接触される第2接触部および前記上板の下面に付着される第2付着部を備え、
    前記第3ピースは、地面と接触する第3接触部および前記上板の下面に付着される第3付着部を備えることを特徴とする請求項14に記載の人間型ロボット。
  16. 前記第1ないし第3付着部は、それぞれ前記第1ないし第3接触部の領域上に設けられ、前記上板と前記第1ないし第3接触部との間にスペースが存在することを特徴とする請求項15に記載の人間型ロボット。
  17. 前記弾性板は、熱可塑性ゴム板であることを特徴とする請求項3または7に記載の人間型ロボット。
  18. 前記第1ないし第3付着部は、熱可塑性ゴム板であることを特徴とする請求項15に記載の人間型ロボット。
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