JP2008126332A - 脚式歩行ロボットの足構造 - Google Patents

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大作 本田
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Abstract

【課題】踵部の着地時に、実ZMPの収束性に優れ、着地動作が進むにつれて滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる脚式歩行ロボットの足構造を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる脚式歩行ロボットの足構造は、つま先部1と踵部41を有する足平16cを備えた脚式歩行ロボットの足であって、つま先部1と踵部41の間にある中間部42は、前記踵部からつま先部に向かう方向について連続的に接地面積が大きくなるように幅広に構成されているものである。このような構成により、踵部41の着地時に、実ZMPの収束性に優れ、着地動作が進むにつれて滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、脚式歩行ロボットの足構造に関し、特に、当該脚式歩行ロボットの足裏構造
に関する。
近年、人間社会の環境に適応しやすい、汎用性に優れた様々な脚式歩行ロボットが考えられてきた。
従来の脚式歩行ロボットは、歩行(走行)時において、踵着地時に生じる衝撃のため、姿勢が安定しないという問題があった。
踵着地時の衝撃としては、踵部が着地することによる反力に加え、足平が一気に着地面に衝突するために発生する衝撃も不安定要因となる。足平が一気に着地面に衝突すると、ZMP(Zero Moment Point)を滑らかに移動することができず、ZMP制御に悪影響を及ぼすためである。
脚式歩行ロボットは、ZMPを制御することにより姿勢の安定を図る。ZMPとは、ある作用点まわりに関して、全支持脚が受ける接地力のモーメントの和がゼロになるとき、そのような条件を満たす接地面上の点のことである。脚式歩行ロボットは、ロボットの歩行(走行)軌道生成時に目標ZMPを設定し、これに基づき歩行(走行)を行う。
実環境でロボットが歩行(走行)する時は、路面外乱やメカの撓み及びギアのバックラッシュ等により足つきが悪くなり、遊脚の着地時に実ZMPが所望の場所へ収束しにくくなる。このため、実機で動かす時の実ZMPはすぐには目標ZMPに収束しないことが多く、所望の動作をすることができず不安定の要因になり得る。
他方、従来より、踵部における衝撃を吸収する技術が種々提案されている。その一つが特許文献1に開示されている。この特許文献1においては、人体の脛骨に相当する脛骨部材と、人体の足であって踵を除く部分に相当する足部材と、脛骨部材の下端に取着された衝撃吸収機構とを備え、上記足部材と上記脛骨部材とを歩行方向に屈曲するように結合すると共に、上記衝撃吸収機構を人体における踵に相当する部分とする技術が開示されている。しかしながら、この公報に開示された技術では、踵部に備わる衝撃吸収機構について、着地時から接地時にかけて接地面積が連続的に変化する足裏構造とはなっておらず、
実ZMPを必ず目標ZMPへと位置させ、かつ、着地動作が進むにつれて滑らかに実ZMPを前方に移動させることができないものであった。
また、特許文献2及び特許文献3に開示されている技術に関しても同様に、着地時から接地時にかけて接地面積が連続的に変化する足裏構造とはなっておらず、実ZMPを必ず目標ZMPへと位置させ、かつ、着地動作が進むにつれて滑らかに実ZMPを前方に移動させることができないものであった。
特開平11−277477号公報 特開平16−299035号公報 特開平7−285085号公報
上述のように、従来の脚式歩行ロボットの足構造では、実機で動かすときの実ZMPがすぐには目標ZMPに収束しないことが多く、所望の動作をすることができず不安定の要因になり得るという問題点があった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、踵部の着地時に、実ZMPの収束性に優れ、着地動作が進むにつれて滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる脚式歩行ロボットの足構造を提供することを目的とする。
本発明にかかる脚式歩行ロボットの足構造は、つま先部と踵部を有する足平を備えた脚式歩行ロボットの足であって、前記つま先部と前記踵部の間にある中間部は、前記踵部からつま先部に向かう方向について連続的に接地面積が大きくなるように幅広に構成されているものである。このような構成により、踵部の着地時に、実ZMPの収束性に優れ、着地動作が進むにつれて滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる。
前記踵部の接地領域は、前記中間部における左右方向の幅の平均値よりも狭い幅を有することを特徴としてもよい。このような構成により、踵部の着地時に、実ZMPを所望の位置に確実に位置させることができる。
前記踵部が、踵部からつま先部に向かう方向について、連続的に接地面積が大きくなるように幅広に構成されており、かつ、前記踵部とつま先部との接続部分における幅が連続的に接地面積が大きくなるように構成されていることを特徴としてもよい。このような構成により、着地動作が進むにつれてより滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる。
前記踵部及び前記中間部の底面は、前記踵部からつま先部に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、前記踵部の曲率は前記中間部の曲率よりも大きいことを特徴としてもよい。これにより、踵部の着地時に、実ZMPを所望の位置に確実に位置させることができる。
前記曲面構造の曲率が、前記踵部から前記中間部のつま先部側に向かって連続的に小さくなるように変化していることを特徴としてもよい。これにより、踵部の着地時に、着地動作が進むにつれてより滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる。
前記踵部の底面が、前記踵部からつま先部に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有していることを特徴としてもよい。これにより、踵部の着地時に、着地動作が進むにつれてより滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる。
本発明にかかる脚式歩行ロボットの足構造は、前記踵部より後方に先端部を有し、先端部が弾性部により脚部の下腿下端に位置する脛部に弾性部材を介して保持または接続されている衝撃吸収機構を備えたものである。これにより、足平が着地面に対して角度をつけて着地するときであっても、垂直方向の衝撃を吸収することができる。
前記衝撃吸収機構において前記先端部が、前記踵部からつま先部に向かう方向に揺動可能に構成されていてもよい。これにより、衝撃吸収機構が揺動可能でない場合に比べて、先端部に存在した実ZMPを、先端部から踵部へと向かってより安定的に移動させることができる。
本発明によれば、踵部の着地時に、実ZMPの収束性に優れ、着地動作が進むにつれて滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる脚式歩行ロボットの足構造を提供することができる。
発明の実施の形態1.
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかる脚式歩行ロボットについて説明する。
図1に示すように、歩行ロボット10は、複数のパーツが関節18で接続されることによって構成されている。
即ち、歩行ロボット10は、本体11と、その本体11と関節18を介して接続された頭部12、左腕部13、右腕部14、右脚部15、左脚部16によって構成されている。
左腕部13及び右腕部14は、複数のパーツが関節(肘関節、手首関節)18を介して接続されることによって構成されている。
右脚部15は、一端が本体11と関節(股関節)18を介して接続された上腿部15a、その上腿部15aの他端と関節(膝関節)18を介して接続された下腿部15b、その下腿部15bの他端と足首関節21を介して接続された足平15cによって構成されている。
左脚部16は、一端が本体11と関節(股関節)18を介して接続された上腿部16a、その上腿部16aの他端と関節(膝関節)18を介して接続された下腿部16b、その下腿部16bの他端と足首関節22を介して接続された足平16cによって構成されている。
尚、図示は省略したが、歩行ロボット10は、圧力センサ、ジャイロセンサ及び加速度センサ等のセンサからの情報に基づき、実ZMPを所望の位置に位置させる制御装置を備えている。
続いて、図2を用いて、本発明の実施の形態1にかかる脚式歩行ロボットの足構造について説明する。図2は左脚の足構造の拡大図を示している。尚、右脚の足構造については、左脚の構造と同じであるため、説明を省略する。
図2の(a)は、左脚のつま先部1、後方部2、関節3、足裏部4、脛部16b、足平16c、関節22、踵部41及び中間部42を側面から見たときの拡大図を示している。
脛部16bは、脛部161bと、その上側脛部161bと下側脛部162bとが関節22を介して接続されることによって構成されている。
足平16cは、つま先部1と、そのつま先部1と後方部2とが関節3を介して接続されることによって構成されている。
後方部2は、足裏部4を備えている。
踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
また、前記曲面構造の曲率が、踵部41から中間部42のつま先部1側に向かって連続的に小さくなるように構成してもよい。
また、踵部41の底面が、踵部41からつま先部1に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、踵部41は地面に対して離間している。
尚、足裏部4はゴムやスポンジ等の柔軟性を備えた衝撃吸収素材により構成されることが好ましい。
図2の(b)は、左脚の後方部2、足裏部4、脛部16b及び関節22の拡大図を示している。図2(b)は図2の(a)の左脚を後方から見たものである。
足裏部4は、踵部41からつま先部1に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、端にゆくにつれ地面に対して離間している。
図2の(c)は、左脚のつま先部1、後方部2、足裏部4、踵部41及び中間部42の拡大図を示している。図2の(c)は図2の(a)左脚を下方から、即ち足裏側から見たものである。
つま先部1と踵部41の間にある中間部42は、踵部41からつま先部1に向かう方向について連続的に接地面積が大きくなるように幅広に構成されている。踵部41の接地領域は、中間部42における左右方向の幅の平均値よりも狭い幅を有する。
踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
また、前記曲面構造の曲率が、踵部41から中間部42のつま先部1側に向かって連続的に小さくなるように構成してもよい。
図2の(d)は、図2の(c)の直線X―X上における切断面であり、後方部2及び中間部42の拡大図を示している。
図2の(e)は、図2の(c)の直線Y―Y上における切断面であり、後方部2及び踵部41の拡大図を示している。
図(d)及び図(e)を見れば分かるように、踵部41の前方に位置する中間部42は、踵部41よりも幅広に構成されている。
また、踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
このような構成により、足平16cが踵部41から着地したときには、足平16cと地面との接地領域はほぼ点となり、実ZMPはその点に存在する。そして、足平16cが着地面に倣うにつれ、接地領域は踵部41から中間部42に向かって線から面へと変化し、実ZMPはその接地領域上を移動する。このように、接地面積が左右方向に安定して変化するため、実ZMPを安定して、踵部41から中間部42に向かって、足裏4に沿って滑らかに移動させることができる。
続いて、図3を用いて、着地動作に伴って実ZMPが移動する様子について説明する。
図3の(a)は、脚式歩行ロボットの足平16cが踵部41から着地したときを示している。このとき、脚式歩行ロボットは踵部41から着地することより、実ZMPは地面との接地領域である踵部41に存在する。
図3の(b)は、足平16cが踵部41から着地した後に着地面に倣う途中を示している。足平16cが着地面に倣うにつれて、実ZMPは踵部41から中間部42に向かって、足裏部4に沿って移動する。
図3の(c)は、足平16cの全体が接地した状態を示している。このとき、脚式歩行ロボットの足は完全に支持脚の状態となり、実ZMPは所望の位置にある。
続いて、図4を用いて、曲率により、実ZMPを踵部41から中間部42に向かって、足裏部4に沿ってより滑らかに移動させることができる構成について説明する。
図4の(a)は、足裏部4、足平16c、踵部41及び中間部42を側面から見たときの拡大図を示している。
踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
また、前記曲面構造の曲率が、踵部41から中間部42のつま先部1側に向かって連続的に小さくなるように構成してもよい。
また、踵部41の底面が、踵部41からつま先部1に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、踵部41は地面に対して離間している。
図4の(b)は、図4の(a)の左脚を後方から見たものである。
足裏部4は、踵部41からつま先部1に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、端にゆくにつれ地面に対して離間している。
図4の(c)は、図4の(a)左脚を下方から見たものである。
踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
また、前記曲面構造の曲率が、踵部41から中間部42のつま先部1側に向かって連続的に小さくなるように構成してもよい。
このような構成により、曲率によって、接地領域はより連続的に点から線、そして面へと変化する。このため、実ZMPを踵部41から中間部42に向かって、矢印方向により滑らかに移動させることができる。
発明の実施の形態2.
次に、図5を用いて、本発明の実施の形態2にかかる脚式歩行ロボットの足裏構造について説明する。尚、この発明の実施の形態2にかかる脚式歩行ロボットについては、実施の形態1にかかる脚式歩行ロボットと同じであるため、説明を省略する。また、右脚の足構造についても、左脚の構造と同じであるため、説明を省略する。
図5の(a)は、左脚のつま先部1、後方部2、足裏部4、衝撃吸収機構5、脛部16b、足平16c、関節22、先端部51、支持部52及び弾性部53の拡大図を示している。また、図5の(a)は足平16が先端部5から着地したときを示している。
衝撃吸収機構5は、先端部51と、その先端部51と支持部52とが弾性部53を介して接続されることによって構成されている。支持部52は、後方部2と一端が固定されている下側脛部162bに固定されている。衝撃吸収機構5では、弾性部53の、支持部52への取付部分に位置する、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な方向に対して延びる揺動軸回りに、弾性部53及び先端部51が揺動可能である。
尚、衝撃吸収機構5の弾性部53は、外力が作用しない状態では図5の(b)に示すように足平に対して垂直方向に延在している。
また、弾性部53は、ゴムやバネ等の弾性体によって構成されることが好ましい。
このような衝撃吸収機構5を設けることにより、図5の(a)に示すように、足平16cがつま先部1が上方に向くように傾斜するように着地面に対して角度をつけて着地するときであっても、垂直方向の衝撃を吸収することができる。
また、衝撃吸収機構5は揺動可能な機構を有するので、支持部52に揺動可能に取り付けられた弾性部53及び先端部51は踵部41からつま先部1に向かう方向に回転することができる。このため、図5の(a)に示されるように、先端部51が着地した直後の先端部51と踵部41間の距離L1は、着地動作が進むに従って小さくなってゆくと共に、先端部51は踵部41に向かって近づいてゆく。そして、図5の(b)に示されるように、完全に足平全体が着地した状態では、先端部51と踵部41間の距離L2は上述の距離L1よりも小さくなる。
これに対して、衝撃吸収機構5が支持部52に対して剛直に固定され揺動可能でない場合には、図5(a)に示されるように先端部51が着地した後、先端部51と踵部41間の距離L1は着地動作が進んだとしても変わらずにL1のままである。
即ち、衝撃吸収機構5が揺動可能でない場合に比べて、衝撃吸収機構5が揺動可能である場合には、先端部51と踵部41間の距離は着地動作が進むに従って小さくなってゆくため、先端部51上に存在した実ZMPが、先端部51から踵部41へと移動する時間がより短くなる。従って、衝撃吸収機構5が揺動可能でない場合に比べて、先端部51に存在した実ZMPを、先端部51から踵部41へと向かってより安定的に移動させることができる。
発明の実施の形態3.
次に、図6を用いて、本発明の実施の形態3にかかる脚式歩行ロボットの足構造について説明する。尚、この発明の実施の形態3にかかる脚式歩行ロボットについては、実施の形態1にかかる脚式歩行ロボットと同じであるため、説明を省略する。また、右脚の足構造についても、左脚の構造と同じであるため、説明を省略する。
図6の(a)に示すように、実施の形態3にかかる脚式歩行ロボットの足裏部4は、実施の形態1における図2の足裏部4と異なり、踵部41から中間部42に向かって平坦である。このため、着地したときには、前方の端部から後部に向かって全て接地した状態となる。
踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
また、前記曲面構造の曲率が、踵部41から中間部42のつま先部1側に向かって連続的に小さくなるように構成してもよい。
図6の(b)に示すように、足裏部4は、踵部41からつま先部1に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、端にゆくにつれ地面に対して離間し、半円筒形となるように構成されている。
図6の(c)に示すように、踵部41が、踵部41からつま先部1に向かう方向について、連続的に接地面積が大きくなるように幅広に構成されており、かつ、踵部41とつま先部1との接続部分における幅が連続的に接地面積が大きくなるように構成されている。
踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
また、前記曲面構造の曲率が、踵部41から中間部42のつま先部1側に向かって連続的に小さくなるように構成してもよい。
このような構成により、着地動作が進むにつれてより滑らかに実ZMPを前方に移動させることができる。
発明の実施の形態4.
次に、図7を用いて、本発明の実施の形態4にかかる脚式歩行ロボットの足構造について説明する。尚、この発明の実施の形態4にかかる脚式歩行ロボットについては、実施の形態1にかかる脚式歩行ロボットと同じであるため、説明を省略する。また、右脚の足構造についても、左脚の構造と同じであるため、説明を省略する。
図7の(a)に示すように、実施の形態4にかかる脚式歩行ロボットの足裏部4は、踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
また、踵部41の底面が、踵部41からつま先部1に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、踵部41は地面に対して離間している。
図7の(b)に示すように、足裏部4は、踵部41からつま先部1に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、端にゆくにつれ地面に対して離間する。
図7の(c)に示すように、踵部41の接地領域は、中間部42における左右方向の幅の平均値よりも狭い幅を有する。踵部41は円弧状をしており、接地面積は踵部41から中間部42に向かって一旦狭くなった後、再び中間部に向かって連続的に大きくなるように構成されている。
踵部41及び中間部42の底面は、踵部41からつま先部1に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、踵部41の曲率は中間部42の曲率よりも大きい。
このような構成により、踵部の着地時に、実ZMPを所望の位置に確実に位置させることができる。
本発明にかかる脚式歩行ロボット10の斜視図である。 本発明にかかる足構造を示す図である。 本発明にかかる足構造による着地から接地までの様子を示す図である。 本発明にかかる足構造を示す図である。 本発明にかかる足構造による着地から接地までの様子を示す図である。 本発明にかかる足構造を示す図である。 本発明にかかる足構造を示す図である。
符号の説明
1 つま先部
2 後方部
3 関節
4 足裏部
5 衝撃吸収機構
10 歩行ロボット
11 本体
12 頭部
13 右腕部
14 左腕部
15 右脚部
15a 腿部
15b 脛部
15c 足平
16 左脚部
16a 腿部
16b 脛部
16c 足平
18〜22 関節
41 踵部
42 中間部
51 先端部
52 支持部
53 弾性部

Claims (8)

  1. つま先部と踵部を有する足平を備えた脚式歩行ロボットの足であって、
    前記つま先部と前記踵部の間にある中間部は、前記踵部からつま先部に向かう方向について連続的に接地面積が大きくなるように幅広に構成されている脚式歩行ロボットの足構造。
  2. 前記踵部の接地領域は、前記中間部における左右方向の幅の平均値よりも狭い幅を有することを特徴とする請求項1記載の脚式歩行ロボットの足構造。
  3. 前記踵部が、踵部からつま先部に向かう方向について、連続的に接地面積が大きくなるように幅広に構成されており、かつ、前記踵部とつま先部との接続部分における幅が連続的に接地面積が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の脚式歩行ロボットの足構造。
  4. 前記踵部及び前記中間部の底面は、前記踵部からつま先部に向かう方向に対して垂直な断面において、鉛直下方に凸となる曲面構造を有しており、該曲面構造の曲率は、前記踵部の曲率は前記中間部の曲率よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の脚式歩行ロボットの足構造。
  5. 前記曲面構造の曲率が、前記踵部から前記中間部のつま先部側に向かって連続的に小さくなるように変化していることを特徴とする請求項4記載の脚式歩行ロボットの足構造。
  6. 前記踵部の底面が、前記踵部からつま先部に向かう方向に沿った、鉛直方向についての断面が鉛直下方に凸となる曲面構造を有していることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の脚式歩行ロボットの足構造。
  7. 前記踵部より後方に先端部を有し、先端部が弾性部により脚部の下腿下端に位置する脛部に弾性部材を介して保持または接続されている衝撃吸収機構を備えている請求項1〜6いずれかに記載の脚式歩行ロボットの足構造。
  8. 前記衝撃吸収機構において前記先端部が、前記踵部からつま先部に向かう方向に揺動可能に構成されている請求項7記載の脚式歩行ロボットの足構造。
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