JP2007000957A - 脚式ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】股関節軸、膝関節及び足関節軸にある各プーリに弾性力を作用させ、各プーリを連結し、該プーリ同士の大きさを調節することによって、加速度センサ、角速度センサ、力センサ等のセンサを利用する制御系を使用することなく、脚の機構的構造自体によって安定性を実現することができ、センサや制御系の故障による影響を受けず、信頼性が高く、構造が簡素で、コストを低くすることができるようにする。
【解決手段】股関節軸、膝関節軸及び足関節軸の各々の変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素と、股関節軸において腰部リンクに固定されたプーリと膝関節軸において脛部リンクに固定されたプーリとに弾性力を作用する弾性要素と、膝関節軸において腿部リンクに固定された小径プーリと、足関節軸において足部リンクに固定された大径プーリと、小径プーリの円周部と大径プーリの円周部とを連結するワイヤとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、脚式ロボットに関するものである。
従来、多関節アーム装置を二足歩行ロボットの脚に適用した脚式ロボットが提案されている(例えば、特許文献1〜5参照。)。この場合、立位において安定性が得られるので、ロボットが自立することができる。
特開2002−326173号公報 特開2003−80478号公報 特開2003−205484号公報 特開2004−167676号公報 特開2005−7528号公報
しかしながら、前記従来の脚式ロボットにおいては、自立はできるものの、歩行や走行に必要な着地動作に適した安定性を実現することはできない。また、跳躍とその後の着地動作において転倒をしてしまう。もっとも、歩行や走行に必要な着地動作に適した安定性を実現したり、跳躍とその後の着地動作における転倒を防ぐための制御技術が開発されている。しかし、このような制御技術は極めて高度なものであり、制御を実現するために高性能なコンピュータをロボットに搭載する必要があり、コストが高くなり、構造が複雑になってしまう。また、制御を実現するためには、加速度センサ、角速度センサ、力センサ等のセンサをロボットの各所に配設する必要があり、コストが高くなってしまう。
本発明は、前記従来の脚式ロボットの問題点を解決して、股(こ)関節軸、膝(ひざ)関節及び足関節軸にある各プーリに弾性力を作用させ、各プーリを連結し、該プーリ同士の大きさを調節することによって、加速度センサ、角速度センサ、力センサ等のセンサを利用する制御系を使用することなく、脚の機構的構造自体によって安定性を実現することができ、センサや制御系の故障による影響を受けず、信頼性が高く、構造が簡素で、コストの低い脚式ロボットを提供することを目的とする。
そのために、本発明の脚式ロボットにおいては、腰部リンク、腿(もも)部リンク、脛(すね)部リンク及び足部リンク、並びに、前記腰部リンクと腿部リンクとを接続する股関節軸、腿部リンクと脛部リンクとを接続する膝関節軸、及び、脛部リンクと足部リンクとを接続する足関節軸を有し、前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸は互いに平行である脚式ロボットであって、前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸の各々の変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素と、前記股関節軸において腰部リンクに固定されたプーリと前記膝関節軸において脛部リンクに固定されたプーリとに弾性力を作用する弾性要素と、前記膝関節軸において腿部リンクに固定された小径プーリと、該小径プーリより直径が大きく、前記足関節軸において足部リンクに固定された大径プーリと、前記小径プーリの円周部と大径プーリの円周部とを連結するワイヤとを有する。
本発明の他の脚式ロボットにおいては、腰部リンク、腿部リンク、脛部リンク及び足部リンク、並びに、前記腰部リンクと腿部リンクとを接続する股関節軸、腿部リンクと脛部リンクとを接続する膝関節軸、及び、脛部リンクと足部リンクとを接続する足関節軸を有し、前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸は互いに平行である脚式ロボットであって、変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素及び能動的に制御可能なトルクを発生する要素を並列結合し、前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸の各々に作用するアクチュエータと、前記股関節軸において腰部リンクに固定されたプーリと前記膝関節軸において脛部リンクに固定されたプーリとに弾性力を作用する弾性要素と、前記膝関節軸において腿部リンクに固定された小径プーリと、該小径プーリより直径が大きく、前記足関節軸において足部リンクに固定された大径プーリと、前記小径プーリの円周部と大径プーリの円周部とを連結するワイヤとを有する。
本発明の更に他の脚式ロボットにおいては、さらに、前記股関節軸に作用する復元力は、前後方向の成分が上下方向の成分よりも大きい。
本発明によれば、股関節軸、膝関節及び足関節軸にある各プーリに弾性力を作用させ、各プーリを連結し、該プーリ同士の大きさを調節するようになっている。そのため、加速度センサ、角速度センサ、力センサ等のセンサを利用する制御系を使用することなく、脚の機構的構造自体によって安定性を実現することができ、センサや制御系の故障による影響を受けず、信頼性が高く、構造が簡素で、コストの低い脚式ロボットを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの脚の構成を示す図である。なお、図1(a)は側面を示す図、図1(b)は正面を示す図である。
図には、本実施の形態における脚式ロボットの脚の構成が示されている。なお、前記脚式ロボットは二足歩行ロボットであり、左右の脚を有するものであるが、左右の脚は実質的に同一の構成を有するので、図においては一方の脚のみが示されている。
ここで、11は脚式ロボットの腰に該当する腰部リンク、12は脚式ロボットの腿に該当する腿部リンク、13は脚式ロボットの脛に該当する脛部リンク、21は脚式ロボットの足に該当する足部リンクである。そして、腰部リンク11と腿部リンク12とは股関節10を介して回転自在に接続され、腿部リンク12と脛部リンク13とは膝関節20を介して回転自在に接続され、脛部リンク13と足部リンク21とは足関節30を介して回転自在に接続されている。なお、前記足部リンク21は、足関節30に接続された足首部リンク21a、及び、裏面が床に当接する足裏部リンク21bから成る。また、股関節10の回転軸としての股関節軸10a、膝関節20の回転軸としての膝関節軸20a及び足関節30の回転軸としての足関節軸30aは、互いに平行であり、図1(a)における図面に垂直な方向、すなわち、図1(b)における左右方向に延在する。したがって、前記脚は図1(a)における図面と平行な2次元平面内において運動する。
なお、本実施の形態において、脚式ロボットの各部の構成及び動作を説明するために使用される寸法、力、質量、角度等を示す数値は、本発明を限定するものではなく、あくまでも例示に過ぎないものとして解釈されるべきものである。
そして、前記股関節10には、股関節プーリとしての腿固定第1プーリ14及び腰固定プーリ15が配設されている。前記腿固定第1プーリ14及び腰固定プーリ15の回転軸はともに股関節軸10aであるが、腿固定第1プーリ14は、腿部リンク12に固定されているので該腿部リンク12とともに回転し、腰固定プーリ15は、腰部リンク11に固定されているので該腰部リンク11とともに回転する。
また、前記膝関節20には、膝関節プーリとしての腿固定第2プーリ23、脛固定第1プーリ22及び脛固定第2プーリ24が配設されている。前記腿固定第2プーリ23、脛固定第1プーリ22及び脛固定第2プーリ24の回転軸はともに膝関節軸20aであるが、腿固定第2プーリ23は、腿部リンク12に固定されているので該腿部リンク12とともに回転し、脛固定第1プーリ22及び脛固定第2プーリ24は、脛部リンク13に固定されているので該脛部リンク13とともに回転する。
さらに、前記足関節30には、足関節プーリとしての足固定第1プーリ25及び足固定第2プーリ26が配設されている。前記足固定第1プーリ25及び足固定第2プーリ26の回転軸はともに足関節軸30aであるが、足固定第1プーリ25及び足固定第2プーリ26は、足部リンク21に固定されているので該足部リンク21とともに回転する。
そして、腰部リンク11の周辺には、股関節軸10aの変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素としての引張りコイルスプリング31及び32が配設されている。該引張りコイルスプリング31及び32は、両端にフックを備え、該フックにワイヤが固定されている。そして、前記引張りコイルスプリング31及び32の上端は、フック及びワイヤを介して、腰部リンク11に連結されている。また、前記引張りコイルスプリング31及び32の下端は、フック及びワイヤを介して、腿固定第1プーリ14の円周部に連結されている。なお、引張りコイルスプリング31のワイヤと引張りコイルスプリング32のワイヤとは、互いに逆向きになるように腿固定第1プーリ14の周囲に巻き付けられて固定されている。これにより、腰部リンク11に対して腿部リンク12がどちらの向きに回転しても、その変位角に比例する関節軸トルクが、引張りコイルスプリング31又は32によって発生させられる。
また、腿部リンク12の周辺には、膝関節軸20aの変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素としての引張りコイルスプリング33及び34が配設されている。該引張りコイルスプリング33及び34は、両端にフックを備え、該フックにワイヤが固定されている。そして、前記引張りコイルスプリング33及び34の上端は、フック及びワイヤを介して、腿部リンク12に連結されている。また、前記引張りコイルスプリング33及び34の下端は、フック及びワイヤを介して、脛固定第1プーリ22の円周部に連結されている。なお、引張りコイルスプリング33のワイヤと引張りコイルスプリング34のワイヤとは、互いに逆向きになるように脛固定第1プーリ22の周囲に巻き付けられて固定されている。これにより、腿部リンク12に対して脛部リンク13がどちらの向きに回転しても、その変位角に比例する関節軸トルクが、引張りコイルスプリング33又は34によって発生させられる。
さらに、脛部リンク13の周辺には、足関節軸30aの変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素としての引張りコイルスプリング35及び36が配設されている。該引張りコイルスプリング35及び36は、両端にフックを備え、該フックにワイヤが固定されている。そして、前記引張りコイルスプリング35及び36の上端は、フック及びワイヤを介して、脛部リンク13に連結されている。また、前記引張りコイルスプリング35及び36の下端は、フック及びワイヤを介して、足固定第1プーリ25の円周部に連結されている。なお、引張りコイルスプリング35のワイヤと引張りコイルスプリング36のワイヤとは、互いに逆向きになるように足固定第1プーリ25の周囲に巻き付けられて固定されている。これにより、脛部リンク13に対して足部リンク21がどちらの向きに回転しても、その変位角に比例する関節軸トルクが、引張りコイルスプリング35又は36によって発生させられる。
ここで、腿部リンク12の周辺には、股関節軸10aの変位角と膝関節軸20aの変位角との差に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素としての引張りコイルスプリング41及び42が配設されている。該引張りコイルスプリング41及び42は、両端にフックを備え、該フックにワイヤが固定されている。そして、前記引張りコイルスプリング41及び42の上端は、フック及びワイヤを介して、腰固定プーリ15の円周部に連結されている。なお、引張りコイルスプリング41のワイヤと引張りコイルスプリング42のワイヤとは、互いに逆向きになるように腰固定プーリ15の周囲に巻き付けられて固定されている。また、前記引張りコイルスプリング41及び42の下端は、フック及びワイヤを介して、脛固定第2プーリ24の円周部に連結されている。なお、引張りコイルスプリング41のワイヤと引張りコイルスプリング42のワイヤとは、互いに逆向きになるように脛固定第2プーリ24の周囲に巻き付けられて固定されている。これにより、股関節軸10aの変位角と膝関節軸20aの変位角との間に差が生じると、すなわち、腰部リンク11と脛部リンク13とが互いに平行でなくなると、前記差に比例する関節軸トルクが、引張りコイルスプリング41及び42によって発生させられる。この場合、引張りコイルスプリング41及び42の弾性力が腰固定プーリ15及び脛固定第2プーリ24に作用し、前記関節軸トルクは、腰部リンク11と脛部リンク13とを互いに平行にする向きに発生させられる。
また、脛部リンク13の周辺には、膝関節20の変位角と足関節30の変位角との大小関係を規制する連結要素としてのワイヤ43及び44が配設されている。そして、該ワイヤ43及び44の上端は腿固定第2プーリ23の円周部に連結されている。なお、ワイヤ43とワイヤ44とは、互いに逆向きになるように腿固定第2プーリ23の周囲に巻き付けられて固定されている。また、前記ワイヤ43及び44の下端は足固定第2プーリ26の円周部に連結されている。なお、ワイヤ43とワイヤ44とは、互いに逆向きになるように足固定第2プーリ26の周囲に巻き付けられて固定されている。そして、前記腿固定第2プーリ23の直径よりも、足固定第2プーリ26の直径の方が大きくなっている。これにより、膝関節軸20aの変位角よりも足関節軸30aの変位角の方が小さくなるように、ワイヤ43及び44によって規制される。
ここで、各プーリの直径、及び、各引張りコイルスプリングの弾性率の数値を例示する。まず、腿固定第1プーリ14、腰固定プーリ15、脛固定第1プーリ22、腿固定第2プーリ23、脛固定第2プーリ24及び足固定第1プーリ25のピッチ円の直径は15〔mm〕であり、足固定第2プーリ26のピッチ円の直径は29〔mm〕である。また、引張りコイルスプリング31〜36の弾性率は8.87〔N/mm〕であり、引張りコイルスプリング41及び42の弾性率は11.8〔N/mm〕である。
次に、腰部リンク11、腿部リンク12、脛部リンク13及び足部リンク21の重心位置について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの座標系を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの各部材の重心位置等を示す表、図4は本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの各関節の角度を示す表である。
図2は、脚式ロボットの脚が、各関節軸に作用するトルクが平衡している平衡状態にある場合を示している。そこで、股関節軸10aが基準平衡点にある場合の股関節軸10aの位置を座標原点O0 と設定し、基準となる三次元座標系において、x0 軸は座標原点O0 から水平方向左向きに延在し、y0 軸は座標原点O0 から重力方向(図2における下向き)に延在し、z0 軸は股関節軸10a上を図面の裏から表へ向けて延在する。
そして、腿部リンク12に固定された三次元座標系は、膝関節20の位置を座標原点とし、x1 軸は座標原点から腿部リンク12の延長方向下向き(股関節10から膝関節20に引いた直線の方向)に延在し、z1 軸は膝関節軸20a上を図面の裏から表へ向けて延在し、y1 軸はx1 1 1 座標系が右手直交系になる方向に延在する。
また、脛部リンク13に固定された三次元座標系は、足関節30の位置を座標原点とし、x2 軸は座標原点から脛部リンク13の延長方向下向き(膝関節20から足関節30に引いた直線の方向)に延在し、z2 軸は足関節軸30a上を図面の裏から表へ向けて延在し、y2 軸はx2 2 2 座標系が右手直交系になる方向に延在する。
さらに、足部リンク21に固定された三次元座標系は、足裏部リンク21bの先端(図2における左端)の位置を座標原点とし、x3 軸は座標原点から足裏部リンク21bの延長方向先端向き(足首部リンク21aから足裏部リンク21bの先端に引いた直線の方向)に延在し、z3 軸は図面の裏から表へ向けて延在し、y3 軸はx3 3 3 座標系が右手直交系になる方向に延在する。
さらに、腰部リンク11に固定された三次元座標系は、腰部リンク11の上端(股関節10と反対側端)の位置を座標原点とし、x4 軸は座標原点から腰部リンク11の延長方向上向き(股関節10の方向と反対方向)に延在し、z4 軸は図面の裏から表へ向けて延在し、y4 軸はx4 4 4 座標系が右手直交系になる方向に延在する。
そして、腿部リンク12、脛部リンク13、足部リンク21及び腰部リンク11の重心位置は、図2において、各々、c1 、c2 、c3 及びc4 として示されている。また、図3には、腿部リンク12、脛部リンク13、足部リンク21及び腰部リンク11の重心位置のx−y平面(図2の図面上の平面)における座標値が例示されている。なお、図3に示される座標値は、各々に固定された座標系における座標値である。すなわち、図3において、腿部リンク12、脛部リンク13、足部リンク21及び腰部リンク11の重心位置のx及びyの値は、各々、x1 1 1 座標系のx1 及びy1 の値、x2 2 2 座標系のx2 及びy2 の値、x3 3 3 座標系のx3 及びy3 の値、並びに、x4 4 4 座標系のx4 及びy4 の値である。
さらに、図3には、腿部リンク12、脛部リンク13、足部リンク21及び腰部リンク11の質量及びリンク長さの値が例示されている。
また、図2には、各関節、すなわち、股関節10、膝関節20及び足関節30の関節角が、θ1 、θ2 、θ3 及びθ4 として示されている。ここで、関節角θ1 はx0 −y0 平面におけるx0 軸に対する腿部リンク12の角度、関節角θ2 はx1 −y1 平面におけるx1 軸に対する脛部リンク13の角度、関節角θ3 はx2 −y2 平面におけるx2 軸に対する足首部リンク21aの角度、及び、関節角θ4 はx0 −y0 平面におけるx0 軸に対する腰部リンク11の角度である。
そして、各引張りコイルスプリングの両端のフックに固定されているワイヤの長さは、関節角θ1 、θ2 、θ3 及びθ4 の値が図4に示される値となった場合に、引張りコイルスプリング31の張力と引張りコイルスプリング32の張力とが等しく、引張りコイルスプリング33の張力と引張りコイルスプリング34の張力とが等しく、引張りコイルスプリング35の張力と引張りコイルスプリング36の張力とが等しく、かつ、引張りコイルスプリング41の張力と引張りコイルスプリング42の張力とが等しくなるように調整される。
さらに、各引張りコイルスプリングの両端のフックに固定されているワイヤの長さは、可動範囲内において、いずれの引張りコイルスプリングも自然長とならないように調整される。すなわち、可動範囲内においては、各引張りコイルスプリングの両端のフックに固定されているワイヤには、常に各引張りコイルスプリングの張力がかかっていて弛(ゆる)むことがないように調整される。また、ワイヤ43及び44の長さは、θ2 及びθ3 が図4に示される値となることができるように調整される。
次に、前記構成の脚式ロボットの動作について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの各関節の変化した角度を示す表、図6は本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの脚のポテンシャルエネルギーの状態を示すグラフである。
図1に示されるような脚式ロボットの脚を、水平で硬質な床面に足裏部リンク21bの裏面、すなわち、足裏全体が床面に接するようにして立たせると、関節角θ1 、θ2 、θ3 及びθ4 の値は、図4に示される値から、図5に示される値になる。図5に示される関節角θ1 、θ2 、θ3 及びθ4 の値は、各引張りコイルスプリングの張力が各プーリを介して各関節軸に作用するトルクと、各リンクの重量が関節軸に作用するトルクとが平衡する関節角、すなわち、平衡関節角として計算される。
そして、股関節軸10aの位置が、図2に示されるような座標原点O0 としての基準平衡点からずれた場合、各引張りコイルスプリングによって、股関節軸10aを基準平衡点に戻そうとする復元力が発生する。
次に、股関節軸10aの位置を元に戻すように、すなわち、座標原点O0 に戻すように作用する復元力の大きさと向きとを算出する方法について説明する。
まず、床面と足裏に滑りがないものとすると、足関節軸30aの位置は変化しないので、股関節軸10aの基準平衡点からのずれに対して、関節角θ1 、θ2 及びθ3 は一意に決まる。そして、関節角θ4 は、腰部リンク11の重量によって股関節軸10aに作用するモーメントと、引張りコイルスプリング31及び32並びに引張りコイルスプリング41及び42によって股関節軸10aに作用するトルクとが平衡する角度になる。これにより、任意のずれ量に対してバランスが取れる脚の姿勢が決まる。
このとき、股関節軸10aの位置を基準平衡点に戻そうとする復元力は、脚を構成するリンク系、すなわち、腰部リンク11、腿部リンク12、脛部リンク13及び足部リンク21から成るリンク系のポテンシャルエネルギーの勾(こう)配として表される。前記リンク系のポテンシャルエネルギーは、各リンクの重心位置の高さによる重力ポテンシャルエネルギーと、各引張りコイルスプリングに蓄えられる弾性ポテンシャルエネルギーとの和である。
そして、前記重力ポテンシャルエネルギーは、各リンクの質量及び重心位置の基準面からの高さに基づいて算出することができる。なお、前記基準面は、床面であってもよいし、基準平衡点の属する水平面であってもよい。この場合、前記リンク系に蓄えられる弾性ポテンシャルエネルギーは、各引張りコイルスプリングの弾性ポテンシャルエネルギーの総和である。そして、各関節角の平衡関節角からの変位角に基づいて各引張りコイルスプリングの撓(たわ)み量を算出し、算出された撓み量の2乗に各引張りコイルスプリングの弾性率を乗算し、2で除算することによって、各引張りコイルスプリングの弾性ポテンシャルエネルギーを算出することができる。
このようにして、股関節軸10aを基準平衡点からのずれ量に対する前記リンク系のポテンシャルエネルギーが求められる。
図6には、x0 −y0 平面における股関節軸10aの位置の基準平衡点からのずれ量に対する前記リンク系のポテンシャルエネルギーが示されている。図6において示される曲線は等ポテンシャル曲線であり、基準平衡点(x0 =0、y0 =0)におけるポテンシャルエネルギーが最小である。図6から、股関節軸10aが基準平衡点から離れるほど、ポテンシャルエネルギーが高くなることが分かる。すなわち、股関節軸10aが図2における左右方向(x0 軸方向)に移動して基準平衡点から離れても、股関節軸10aが図2における上下方向(y0 軸方向)に移動して基準平衡点から離れても、ポテンシャルエネルギーが高くなる。
Figure 2007000957
そのため、股関節軸10aが図2における左右方向、すなわち、脚式ロボットの前後方向に移動して基準平衡点から離れると、股関節軸10aを前後方向に移動させて基準平衡点に近付けるように復元力Fが作用する。また、股関節軸10aが図2における上下方向、すなわち、脚式ロボットの上下方向に移動して基準平衡点から離れると、股関節軸10aを上下方向に移動させて基準平衡点に近付けるように復元力Fが作用する。その結果、摩擦などによるエネルギー散逸を伴いながら、最終的に、股関節軸10aは基準平衡点付近で安定する。これは、脚式ロボットが立位の姿勢にある場合に成り立っているので、外乱の作用によって股関節軸10aの位置が基準平衡点からずれたとしても、股関節軸10aの位置を基準平衡点に戻そうとする復元力Fが作用し、脚式ロボットは立位の姿勢を保つことができる。
さらに、図6に示される等ポテンシャル曲線の形状から、x0 軸方向とy0 軸方向においては変位の方向と復元力Fの方向とが等しく、かつ、復元力Fの大きさと変位量との比率(弾性率)は、x0 軸方向に対してy0 軸方向の方が小さいことが分かる。すなわち、リンク系のポテンシャルエネルギーの変化は、x0 軸方向に関して勾配が急であり、y0 軸方向に関して勾配が緩やかである。したがって、復元力Fは、前後方向の成分が上下方向の成分よりも大きく、前記リンク系は、前後方向に硬く、上下方向に柔らかい構造であり、股関節軸10aは上下方向に運動し易いが、前後方向には運動し難くなっている。そのため、例えば、脚式ロボットを落下させて足裏から床面に着地させた場合、前記リンク系は、上下方向には柔軟に衝撃を緩衝する屈伸運動を行いながらも、前後のずれに対しては硬く、強い復元力を発現することによって、脚式ロボットの転倒を防ぐようになっている。
このように、本実施の形態においては、各引張りコイルスプリングの張力が各プーリを介して各関節軸に作用するトルクと、各リンクの重量が各関節軸に作用するトルクとが平衡するようになっている。そのため、加速度センサ、角速度センサ、力センサ等のセンサを利用する制御系を使用することなく、脚の機構的構造自体によって脚式ロボットの安定性を保つことができる。
また、脚式ロボットの安定性を脚の機構的構造自体によって保つようになっているので、センサや制御系の故障による影響を受けず、信頼性を向上させ、構造を簡素化し、コストを低下させることができる。
なお、本実施の形態においては、腿固定第2プーリ23と足固定第2プーリ26とをワイヤ43及び44によって連結し、弾性要素としての引張りコイルスプリングを介在させていない。これは、各連結部の弾性率は、リンク系の重量、重心位置及びリンク長さと、所望の復元力とのバランスによって決定されるものであり、脚式ロボットの立位の安定性を高くするという目的において、弾性要素を介在させない方が好適な状態であったからである。しかし、リンク系の状態に応じて、腿固定第2プーリ23と足固定第2プーリ26とを、引張りコイルスプリングを介在させて、連結することもできる。
また、本実施の形態においては、着地運動の安定性を向上するために、前後方向及び上下方向の復元力に着目して、各引張りコイルスプリングの弾性率や各プーリの直径が設定されている。しかし、歩行、走行等の他の運動を行う場合は、それぞれの運動に適した復元力のかかり方がある。例えば、上下方向ではない特定の方向に軟らかく、その垂直方向に硬くなるような復元力のかかり方がある。さらに、運動の種類によっては、ワイヤ43及び44の途中に弾性要素としての引張りコイルスプリングを配設することが有効であることも考えられる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図7は本発明の第2の実施の形態における脚式ロボットの脚の構成を示す図、図8は本発明の第2の実施の形態におけるアクチュエータの機能を示す模式図である。なお、図7(a)は側面を示す図、図7(b)は正面を示す図である。
本実施の形態における脚式ロボットの脚では、図7に示されるように、腿固定第1プーリ14、脛固定第1プーリ22及び足固定第1プーリ25が省略されている。さらに、引張りコイルスプリング31、32、33、34、35及び36、並びに、これら引張りコイルスプリングに固定されたフック及びワイヤも省略されている。その代わりに、股関節10、膝関節20及び足関節30に、アクチュエータ51、52及び53が取り付けられている。
ここで、該アクチュエータ51、52及び53は、図8に示されるように、変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素及び能動的に制御可能なトルクを発生する要素を並列結合したものである。なお、図8において、61は第1のリンク、62は第2のリンク、63は関節において第2のリンク62に固定されたプーリ、及び、64は関節軸である。また、70は前記アクチュエータ51、52及び53と等価な特性を発揮する機能部である。そして、71はコイルスプリング等の弾性要素であり、72はモータ等を備え、能動的に制御可能なトルクを発生する要素としての収縮要素であって、前記弾性要素71及び収縮要素72はワイヤ73及び74によってプーリ63及び第1のリンク61に連結されている。
本実施の形態における脚式ロボットは、前記第1の実施の形態のにおける脚式ロボットの特徴を有したまま、前記アクチュエータ51、52及び53が発生するトルクを作用させるとこによって、平衡点を任意の位置に取ることができる。
次に、本実施の形態における脚式ロボットの動作について説明する。本実施の形態における脚式ロボットは、初期の姿勢から屈曲運動を行い、しゃがみ込んでから伸展運動を行うことによって、跳躍動作を行うことができる。
ここで、股関節10に取り付けられたアクチュエータ51の収縮要素72によって股関節軸10aに作用するトルクをτ1 とし、膝関節20に取り付けられたアクチュエータ52の収縮要素72によって股関節軸10aに作用するトルクをτ2 とし、足関節30に取り付けられたアクチュエータ53の収縮要素72によって股関節軸10aに作用するトルクをτ3 とする。そして、股関節軸10aの位置が基準平衡点にある姿勢から、真下へしゃがみ込んだ姿勢が平衡点となるために必要なトルクτ1 、τ2 及びτ3 の値を求める。
そして、各アクチュエータの収縮要素72が、前述のように求められた値のトルクτ1,τ2,及びτ3 を発生すると、図7に示される脚式ロボットは真下へしゃがみ込んだ姿勢に変化する。この場合、前記第1の実施の形態において説明したように、リンク系が前後方向に硬く、上下方向に柔らかい構造であるので、脚式ロボットは真っ直ぐにしゃがみ込むようになっている。
続いて、前記トルクτ1 、τ2 及びτ3 を零にすると、脚式ロボットは股関節軸10aが基準平衡点に近付くように運動する。この場合も、リンク系が前後方向に硬く、上下方向に柔らかい構造であるので、脚式ロボットは真っ直ぐに上方に運動する。ここで、しゃがみ込む姿勢が十分に深く、各アクチュエータの弾性要素71に蓄えられるエネルギーが大きいと、脚式ロボットは上方へ向けて、跳躍動作を行うことができる。
このように、本実施の形態においては、リンク系が、上下方向には柔軟に衝撃を緩衝する屈伸運動を行いながらも、前後のずれに対しては硬く、強い復元力を発現するようになっているので、脚式ロボットは、安定して、真っ直ぐ上方に跳躍を行うことができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの脚の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの座標系を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの各部材の重心位置等を示す表である。 本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの各関節の角度を示す表である。 本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの各関節の変化した角度を示す表である。 本発明の第1の実施の形態における脚式ロボットの脚のポテンシャルエネルギーの状態を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態における脚式ロボットの脚の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるアクチュエータの機能を示す模式図である。
符号の説明
10a 股関節軸
11 腰部リンク
12 腿部リンク
13 脛部リンク
20a 膝関節軸
21 足部リンク
30a 足関節軸
31、32、33、34、35、36、41、42 引張りコイルスプリング
43、44、73、74 ワイヤ
51、52、53 アクチュエータ
63 プーリ
71 弾性要素

Claims (3)

  1. (a)腰部リンク、腿部リンク、脛部リンク及び足部リンク、並びに、
    (b)前記腰部リンクと腿部リンクとを接続する股関節軸、腿部リンクと脛部リンクとを接続する膝関節軸、及び、脛部リンクと足部リンクとを接続する足関節軸を有し、
    (c)前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸は互いに平行である脚式ロボットであって、
    (d)前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸の各々の変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素と、
    (e)前記股関節軸において腰部リンクに固定されたプーリと前記膝関節軸において脛部リンクに固定されたプーリとに弾性力を作用する弾性要素と、
    (f)前記膝関節軸において腿部リンクに固定された小径プーリと、
    (g)該小径プーリより直径が大きく、前記足関節軸において足部リンクに固定された大径プーリと、
    (h)前記小径プーリの円周部と大径プーリの円周部とを連結するワイヤとを有することを特徴とする脚式ロボット。
  2. (a)腰部リンク、腿部リンク、脛部リンク及び足部リンク、並びに、
    (b)前記腰部リンクと腿部リンクとを接続する股関節軸、腿部リンクと脛部リンクとを接続する膝関節軸、及び、脛部リンクと足部リンクとを接続する足関節軸を有し、
    (c)前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸は互いに平行である脚式ロボットであって、
    (d)変位角に比例する関節軸トルクを発生する弾性要素及び能動的に制御可能なトルクを発生する要素を並列結合し、前記股関節軸、膝関節軸及び足関節軸の各々に作用するアクチュエータと、
    (e)前記股関節軸において腰部リンクに固定されたプーリと前記膝関節軸において脛部リンクに固定されたプーリとに弾性力を作用する弾性要素と、
    (f)前記膝関節軸において腿部リンクに固定された小径プーリと、
    (g)該小径プーリより直径が大きく、前記足関節軸において足部リンクに固定された大径プーリと、
    (h)前記小径プーリの円周部と大径プーリの円周部とを連結するワイヤとを有することを特徴とする脚式ロボット。
  3. 前記股関節軸に作用する復元力は、前後方向の成分が上下方向の成分よりも大きい請求項1又は2に記載の脚式ロボット。
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