JP2001129421A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

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JP2001129421A
JP2001129421A JP31856199A JP31856199A JP2001129421A JP 2001129421 A JP2001129421 A JP 2001129421A JP 31856199 A JP31856199 A JP 31856199A JP 31856199 A JP31856199 A JP 31856199A JP 2001129421 A JP2001129421 A JP 2001129421A
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pulverizing
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vibration
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Eiji Murakami
英治 村上
Hidekazu Nishida
英一 西田
Kazunori Sato
一教 佐藤
Hiroaki Kanemoto
浩明 金本
Nobuyasu Meguri
信康 廻
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
Hideo Mitsui
秀雄 三井
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常な振動が発生する前に、異常な振動の発
生を予知して、振動防止策を施すことができる粉砕装置
を提供する。 【解決手段】 回転自在に支持された粉砕リング1と、
当該粉砕リング1との間で被粉砕物18を粉砕する粉砕
ローラ2とを備えた粉砕装置において、粉砕ローラ2と
粉砕リング1との間に存在する被粉砕物18の層厚を、
粉砕ローラ2に備えられた変位計20にて計測する。変
位計20の出力信号から被粉砕物の層厚または層厚の変
化から異常振動の発生を予知し、上記粉砕ローラと上記
粉砕リングとの間に加えられるローラ加圧力または粉砕
リング回転数の少なくとも一つを変化させて異常振動を
回避する。粉砕ローラ2が粉砕リング1の半径方向に振
り子運動するように支持された粉砕装置においては、粉
砕ローラの振り子変位を変位計20にて計測し、当該変
位計20にて計測された振り子変位から異常振動の発生
を予知することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉砕リングと粉砕
ローラとで被粉砕物を粉砕するローラ式の粉砕装置に係
り、特に、粉砕時に発生する激しい自励振動を未然に回
避するための手段が備えられた粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローラ式の粉砕装置には、粉砕ローラの
支持方法などの違いにより数種類のタイプがあるが、ど
のタイプの粉砕装置も、回転する粉砕リングに複数個の
粉砕ローラを加圧し、当該粉砕ローラと粉砕リングで被
粉砕物を粉砕する構造になっている。代表的なローラ粉
砕装置の全体構造を図9に示す。
【0003】図9において、ヨーク10は減速機11の
出力軸上に回転可能なように取り付けられており、この
ヨーク10上に環状の粉砕リング1が固定されている。
粉砕リング1上のくぼみ部には、ローラブラケット3に
軸及びベアリングにより回転可能なように取り付けられ
たローラ2が、等間隔で3組設置されている。ローラブ
ラケット3の上部及び加圧フレーム9下面には、ピポッ
トピン4が入る溝が加工されており、ローラブラケット
3及びローラ2はピポットピン4を介して加圧フレーム
9により粉砕リング1上に加圧されるとともに、ピポッ
トピン4を中心にローラ2が振り子運動できるようにな
っている。加圧フレーム9にはピポットアーム12が取
り付けられており、このピポットアーム12のもう一方
の端は油圧シリンダ17に固定されたローディングロッ
ド13とつながっている。
【0004】モータにより減速機11の入力軸を回転さ
せると、減速機11の出力軸に取り付けられたヨーク1
0及びヨーク10に固定された粉砕リング1が回転す
る。この時、油圧シリンダ17はローディングロッド1
3を下方向に引張っており、この引張り力はピポットア
ーム12を介して加圧フレーム9を下方向に押し付ける
ように作用する。こうした機構により、この加圧フレー
ム9、ピポットピン4、ローラブラケット3を介してロ
ーラ2が粉砕リング1上に強く押し付けられ、粉砕リン
グ1上の被粉砕物18の粉砕が効率よく行われる。一
方、被粉砕物(例えば、石炭)は、中央上部の供給管1
4から投下され、粉砕ローラ2と粉砕リング1とに挟ま
れて、圧壊作用により粉砕される。粉砕された被粉砕物
(例えば、微粉炭)は熱風に吹き上げられ、分級機15
を通り、所定の粒度のものは出口管16へ、それより粒
度の大きいものは粉砕部へ落下し、再び粉砕される。
【0005】上記の従来装置では、低負荷時や停止時
に、粉砕装置内へ供給される被粉砕物が少量になると、
粉砕リング1上の被粉砕物の量が少なくなると共に粒度
が細かくなるため、粉砕ローラ2と被粉砕物との間に滑
りが発生する。かように、粉砕ローラ2と被粉砕物との
間に滑りが発生すると、粉砕ローラ2に上下方向の振動
が誘発され、この振動が自励的に成長して非常に激しい
振動となるので、粉砕装置の運転を継続できない、或い
は粉砕部の部品が損傷する等の支障をきたすことにな
る。
【0006】こうした問題を解決するために、従来より
多くの技術が提案されており、その中には、振動計を設
置し、これにより振動が発生したことを検知した場合に
運転条件を変化させる等の振動防止策を施すという思想
のものがある。この種の技術の公知例としては、例えば
特開平5−84447号公報及び実開昭62−1066
33号公報がある。前者は、粉砕装置のケーシングに振
動計を装着し、異常振動が発生した時、これを振動計で
検知し、粉砕ローラの加圧力を低下させるか、粉砕リン
グ回転数を低下させることにより、異常振動を鎮静化し
てもとの安定した運転状態に復帰できるようにしたもの
である。一方、後者は、振動計で粉砕装置の振動レベル
を検知し、この振動に基づいて信号変換器から制御信号
を発して、粉砕リング駆動モータの回転数を制御するも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ローラ粉砕
装置の異常振動は自励的な振動であり、急速に激しい振
動に成長するため、上記従来装置のように、振動計によ
って異常な振動の発生を検知する方法では、粉砕装置の
制御が急速な振動の成長に間に合わず、異常振動を有効
に抑制することが難しい場合があるという不都合があ
る。
【0008】本発明は、かかる従来技術の不備を解消す
るためになされたものであって、その課題は、異常な振
動が発生する前に、異常な振動の発生を予知して、振動
防止策を施すことができる粉砕装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、まず第1に、回転自在に支持された粉砕
リングと、当該粉砕リングとの間で被粉砕物を粉砕する
粉砕ローラとを備えた粉砕装置において、上記粉砕ロー
ラと上記粉砕リングとの間に存在する被粉砕物の層厚を
計測する手段を設け、当該計測手段にて計測された被粉
砕物の層厚または層厚の変化から異常振動の発生を予知
し、上記粉砕ローラと上記粉砕リングとの間に加えられ
るローラ加圧力または粉砕リング回転数の少なくとも一
つを変化させて異常振動を回避するという構成にした。
【0010】また、第2に、回転自在に支持された粉砕
リングと、当該粉砕リングとの間で被粉砕物を粉砕する
粉砕ローラとを備え、上記粉砕ローラが上記粉砕リング
の半径方向に振り子運動するように支持された粉砕装置
において、上記粉砕ローラの振り子変位を計測する手段
を設け、当該計測手段にて計測された振り子変位から異
常振動の発生を予知し、上記粉砕ローラと上記粉砕リン
グとの間に加えられるローラ加圧力または粉砕リング回
転数の少なくとも一つを変化させて異常振動を回避する
という構成にした。
【0011】上記粉砕ローラと粉砕リングとの間に存在
する被粉砕物の層厚を計測する手段及び上記粉砕ローラ
の振り子変位を計測する手段としては、例えば変位計を
用いることができる。
【0012】ローラの上下変位を計測する変位計によ
り、粉砕ローラと粉砕リングの間の被粉砕物の粉層の厚
さまたはその変化を知ることができる。発明者らの研究
によると、異常振動の発生と粉層の厚さは密接に関係し
ているので、粉層厚さまたはその変化の様子から異常振
動が発生するかどうかを推定することが可能である。す
なわち、図2に示す粉層厚さtと振動レベルの関係を用
いて異常振動の発生を予知することができる。粉砕が進
んで被粉砕物の粒径が小さくなると自励振動が発生する
が、このとき粉層厚さtが減少しており、粉層厚さtが
限界厚さtcよりもよりも小さくなると自励振動が発生
し振動レベルが大きくなる。図2には被粉砕物がAとB
の2種類についての関係を示しているが、異常振動が発
生し振動レベルが急増し始める限界厚さtcは被粉砕物
の種類に依存せずほぼ同じになっている。粉層厚さtが
限界厚さtcに近づき、異常振動の発生が予測される場
合には、例えば粉砕リングの回転数や粉砕ローラの加圧
力を粉層厚さtの関数として変更するなどにより、未然
に振動の発生を回避することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、実施形態例に係るローラ
式粉砕装置の側面図を示す。この図から明らかなよう
に、粉砕リング1上のくぼみ部には、ローラブラケット
3に軸5により回転可能なように支持された粉砕ローラ
2が設置されている。ローラブラケット3の上部及び加
圧フレーム9の下面にはピポットピン4が入る溝が加工
されており、ローラブラケット3及び粉砕ローラ2は、
ピポットピン4を介して加圧フレーム9により粉砕リン
グ1上に押しつけられるとともに、粉砕ローラ2がピポ
ットピン4を中心に振り子運動できるようになってい
る。加圧フレーム9にはピポットアーム12が取り付け
られており、このピポットアーム12のもう一方の端部
は加圧ロッド13とつながっている。加圧ロッド13の
もう一方の端部は、油圧シリンダ17につながってお
り、油圧の作用により粉砕ローラ2を粉砕リング1上に
加圧できるようになっている。
【0014】図1の実施形態例では、粉砕ローラ2と粉
砕リング1との間の被粉砕物18の粉層の厚さtを計測
する手段として、例えば作動トランス式の変位計20が
加圧ロッド13に装着されており、この変位計20で計
測された粉層厚さtの信号は制御装置21に送られるよ
うになっている。制御装置20内では、計測した粉層厚
さtから異常振動が発生するかどうかを予知し、異常振
動が発生すると判断した場合には粉砕リング1の回転数
N及び油圧シリンダ17の加圧力Pを制御できるように
なっている。
【0015】図1の実施形態例における粉砕リング1の
回転数Nと粉層厚さtの関係を図4に、また、加圧力P
と粉層厚さtの関係を図5に示す。本実施形態例では、
粉砕リング1の回転数N及び加圧力Pを、図4及び図5
に示される粉層厚さtの関数として設定しているので、
粉層厚さtが異常振動発生限界厚さtc近づくと粉砕リ
ング回転数N及び加圧力Pが低下するようになってい
る。
【0016】図1において、粉砕ローラ2は、軸5、ロ
ーラブラケット3,ピポットピン4、加圧フレーム9、
ピポットアーム12を介して加圧ロッド13とつながっ
ており、加圧ロッド13を油圧シリンダ17で引張るこ
とにより粉砕リング1上に加圧されている。そのため、
運転中に粉砕リング1と粉砕ローラ2との間の被粉砕物
18の粉層厚さtが変化して、粉砕ローラ2が上下方向
に動いた場合には、運動して加圧ロッド13も上下動す
ることになる。本実施形態例に係る粉砕装置では、加圧
ロッド13に変位計20が装着されているため、加圧ロ
ッド13の変位から、粉砕装置運転中の粉層の厚さtを
計測することができる。
【0017】本実施形態例に係る粉砕装置は、制御装置
21内で、計測した粉層厚さtと図2に示した限界粉層
厚さtcを比較することにより異常振動の発生を予知す
る。
【0018】粉層厚さtの変化は、被粉砕物の供給量で
はなく、被粉砕物の性状、特に被粉砕物の粒度や水分の
影響を大きく受けることが知られており、粉層厚さtの
変化を測定するということは、粉層の粒度や水分の変化
を間接的に測定していることと同等である。従って限界
粉層厚さtcから異常振動の発生を予知することは粉層
の粒度や水分の変化から異常振動の発生を予知すること
に相当するものである。
【0019】図3に本発明になる粉砕装置の異常振動の
発生予知方法のフローチャートを示す。
【0020】ローラ粉砕装置では、運動時間の増加に伴
って、粉砕ローラ2や粉砕リング1が摩耗する。摩耗の
進行により加圧ロッド13に取り付けた変位計20の変
位と粉層厚さtとの関係がずれてくるため、粉砕装置起
動前の粉層厚さtがゼロの状態で変位計のゼロ設定を行
うようになっている。粉砕装置の起動後、被粉砕物の供
給が開始されると紛争厚さがゼロの状態から除々に増
加、停止過程では被粉砕物の供給が停止するため粉層厚
さが除々にゼロになっていくので、起動及び停止過程で
は必ず粉層厚さtが限界粉層厚さtc以下となるが、こ
の時には、粉層厚さtと限界粉層厚さtcを比較して加
圧力Pや粉砕リング1の回転数Nを変化させる制御を行
わないようになっている。起動、停止過程以外の通常運
転時には、変位計20で粉層厚さtを計測して、計測し
た粉層の厚さtと予め制御装置21に入力してある限界
粉層厚さtcを比較し、粉層厚さtがtcよりも大きい
場合には異常振動は発生しないと判断され、そのまま運
転を継続する。一方、粉層厚さtが限界粉層厚さtcと
ほぼ等しくなった時には異常振動が発生すると判断し、
粉砕リング回転数Nまたは加圧力Pを低下させて、異常
振動を回避する。
【0021】本実施形態例では、図2に示した振動レベ
ルと粉層厚さtの関係から得られる異常振動発生の限界
粉層厚さtcによって異常振動の発生を予知するため、
振動レベルが増加する前に異常振動の発生を予知し、振
動回避策を施すことが可能となる。
【0022】異常説明したように、本実施形態例に係る
粉砕装置は、図2に示した振動レベルと粉層厚さtの関
係を利用して異常振動の発生を予知することが特徴であ
り、これにより振動レベルが大きくなる前に異常振動の
発生を予知することができる。これに対して、従来装置
(特開平5−84447号公報、実開昭62−1066
88号公報参照)では、振動計によって異常振動の発生
を検知するため、振動が発生した後(図2の、粉層厚さ
がtcより小さくなり、振動レベルが上昇し始めるとこ
ろ)でないと異常振動の発生を検知することができな
い。図2からも分かるように、微粉装置の振動は自励的
な振動であり、一度振動が発生すると瞬時のうちに成長
するため、振動計で振動を検知した時点ではすでに大き
な振動に成長していることもある。
【0023】図6に、上記実施形態例に係る粉砕装置が
異常振動の発生を予知し、未然に振動の発生を回避した
時の粉層厚さt 加圧力P及び粉砕リング回転数Nの変
化を示す。
【0024】図6において、起動から時間Aまでは被粉
砕物供給量が除々に増加し、粉層厚さもゼロから増加し
ているが、起動過程のため加圧力Pや粉砕リング回転数
Nは振動回避の制御は行われていない。被粉砕物供給量
は、時間Aから停止前の時間Gまで一定である。時間B
から分級度を高めているため、粉砕装置内の被粉砕物の
粒度が細かくなり、これに伴って粉層厚さtも減少して
いる。時間Cは、粉層厚さtが異常振動発生の限界粉層
厚さtcに近づいたことから、異常振動の発生を予知し
た点であり、この点から加圧力P及び粉砕リング回転数
Nが低下し始めている。CD間では加圧力P及び粉砕リ
ング回転数Nが低下しているため、分級度の増加によっ
て被粉砕物の粒度が細かくなっているにもかかわらず、
粉層厚さtが減少してtcより小さくなることはなく、
振動レベルも全く上昇していない。時間Eは分級度を弱
め始めた点であり、粉層厚さtが増加し、これに伴って
加圧力P及び粉砕リング回転数Nも増加している。時間
Gからは停止過程であるため、粉層厚さtが除々に低下
しているが、加圧力P及び粉砕リング回転数Nの振動回
避のための制御は行われていない。
【0025】以上のように、本発明になる粉砕装置によ
れば、異常振動が発生する前に、異常振動の発生を予知
することができ、未然に振動の発生を回避することが可
能である。
【0026】図7は、本発明の他の実施形態例に係る粉
砕装置の側面図である。本例の粉砕装置は、ローラブラ
ケット3の振り子変位を計測する変位計22を設け、ロ
ーラブラケット3の振り子変位から自励振動の発生を予
知しようとするものである。
【0027】図8に振動レベルとローラブラケット3の
振り子変位の関係を示すが、ローラ2を支持するローラ
ブラケット3が粉砕リング1の半径方向に振り子運動で
きるようになっている粉砕装置では、振り子変位からも
自励振動の発生を予知することが可能である。本実施形
態例に係る粉砕装置も、図1に示した上記実施形態例に
係る粉砕装置と同様に、粉砕リング1の回転数Nまたは
加圧力Pを粉層厚さtの関数として制御すれば、ブラケ
ット振り子変位が振動限界値に近づいたときに粉砕リン
グ回転数Nや加圧力Pを低下させて異常振動の発生を未
然に回避することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異常振動の発生を事前に予知して、異常振動の発生を未
然に回避するので、従来、振動発生により運転できなか
った低負荷領域での運転が可能になり、粉砕装置の運転
可能な負荷範囲を大幅に拡大することができる。例え
ば、本発明を石炭焚火力発電ボイラの石炭粉砕装置に適
用した場合には、粉砕装置の運転範囲拡大に伴う発電設
備全体の運用負荷範囲拡大につながることになり、多大
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例に係る粉砕装置の側面図である。
【図2】振動レベルと粉層厚さの関係を示すグラフ図で
ある。
【図3】実施形態例に係る粉砕装置の異常振動発生予知
方法を示すフローチャートである。
【図4】粉砕リングの回転数Nと粉層厚さtの関係を示
すグラフ図である。
【図5】加圧力Pと粉層厚さtの関係を示すグラフ図で
ある。
【図6】被粉砕物供給量、被粉砕物の分級度、粉砕装置
の振動レベル、粉層厚さt、加圧力P並びに粉砕リング
の回転数Nの変化を示すグラフ図である。
【図7】他の実施形態例に係る粉砕装置の側面図であ
る。
【図8】振動レベルとブラケット振り子変位の関係を示
すグラフ図である。
【図9】従来のローラ粉砕装置の構成を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 粉砕リング 2 粉砕ローラ 3 ローラブラケット 4 ピボットピン 5 軸 9 加圧フレーム 12 ピボットアーム 13 加圧ロッド 18 被粉砕物 19 ハウジング 20 変位計 21 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 一教 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 金本 浩明 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 廻 信康 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 長谷川 忠 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 (72)発明者 三井 秀雄 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内 Fターム(参考) 4D063 EE03 EE12 GA08 GC29 GD01 GD13 GD19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持された粉砕リングと、当
    該粉砕リングとの間で被粉砕物を粉砕する粉砕ローラと
    を備えた粉砕装置において、上記粉砕ローラと上記粉砕
    リングとの間に存在する被粉砕物の層厚を計測する手段
    を設け、当該計測手段にて計測された被粉砕物の層厚ま
    たは層厚の変化から異常振動の発生を予知し、上記粉砕
    ローラと上記粉砕リングとの間に加えられるローラ加圧
    力または粉砕リング回転数の少なくとも一つを変化させ
    て異常振動を回避することを特徴とする粉砕装置。
  2. 【請求項2】 回転自在に支持された粉砕リングと、当
    該粉砕リングとの間で被粉砕物を粉砕する粉砕ローラと
    を備え、上記粉砕ローラが上記粉砕リングの半径方向に
    振り子運動するように支持された粉砕装置において、上
    記粉砕ローラの振り子変位を計測する手段を設け、当該
    計測手段にて計測された振り子変位から異常振動の発生
    を予知し、上記粉砕ローラと上記粉砕リングとの間に加
    えられるローラ加圧力または粉砕リング回転数の少なく
    とも一つを変化させて異常振動を回避することを特徴と
    する粉砕装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008178835A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Ube Machinery Corporation Ltd 竪型粉砕機の制御方法及び制御装置
CN103639017A (zh) * 2013-11-25 2014-03-19 无锡睿网科技有限公司 一种磨粉机
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