JP2001129018A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
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Abstract
性物品を提供すること。 【解決手段】 液保持性の吸収層2及び液不透過性の防
漏層3を有し、実質的に縦長であり、並列に形成された
少なくとも2本の防漏溝6が設けられており、防漏溝6
は、多数のシール部61を所定間隔をおいて線状に設け
て形成されており、一の防漏溝6における各シール部6
1は、他の少なくとも1つの防漏溝6における各シール
部61と、防漏溝6の線状方向にずれるように配設され
ている吸収性物品1。
Description
れ、装着性にも優れた、生理用ナプキン等の吸収性物品
に関する。
り、液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層を有し、
該吸収層の表面側に防漏溝が設けられた吸収性物品は、
種々提案され、用いられている。この防漏溝は、一旦吸
収した体液の拡散を抑制して、漏れを防止すると共に、
装着性も良好にするものである。そして、このような効
果をより向上させるために、防漏溝の数を複数とした形
態が提案されている。しかし、このように防漏溝の数を
増やした吸収性物品では、防漏溝の数の多い部分では、
防漏溝の圧着が不十分となり、溝が浅く形成されたり、
表面シートが切れや浮きを生じて吸収体から剥離してし
まい、漏れ防止機能の低下や、装着感が悪くなることを
引き起こすという問題があった。
分な漏れ防止性が得られていないのが現状である。
優れ、装着感にも優れた吸収性物品を提供することにあ
る。
収層及び液不透過性の防漏層を有し、実質的に縦長の吸
収性物品において、並列に形成された少なくとも2本の
防漏溝が設けられており、前記防漏溝は、それぞれ多数
のシール部を所定間隔をおいて線状に設けて形成されて
おり、一の防漏溝における各シール部は、他の少なくと
も1つの防漏溝における各シール部と、防漏溝の線状方
向にずれるように配設されている吸収性物品を提供する
ことにより、前記目的を達成したものである。
不透過性の防漏層を有し、実質的に縦長で、前方部及び
後方部に長手方向に沿った防漏溝が形成されている、吸
収性物品の製造方法であって、前記吸収層の表面側から
前記防漏溝形成用の押圧部材により押圧して前記防漏溝
を形成する防漏溝形成工程を具備し、前記押圧部材は、
所望の防漏溝の形状に対応した凸部を有し、該凸部の先
端には、多数の突設部が所定間隔を開けて該凸部の長手
方向に沿って設けられており、該凸部における前記後方
部を形成する部位において、突設部は、隣設する凸部の
突設部と、各凸部を該凸部の長手方向に垂直に横断する
方向に沿って直線状に重ならないように配されている吸
収性物品の製造方法を提供することにより前記目的を達
成したものである。
態について説明する。第1の実施形態の吸収性物品とし
ての生理用ナプキン1は、図1及び2に示すように、液
保持性の吸収層2及び液不透過性の防漏層3を有し、実
質的に縦長である。本実施形態の生理用ナプキン1は、
吸収層2が液透過性の表面シート21と液保持性の吸収
体22とからなる。また、吸収体22は、防漏層3側に
位置する第1吸収体23と、第1吸収体23の上方に載
置された、第1吸収体23より小さく細長形状の第2吸
収体24とからなる。第1吸収体23及び第2吸収体2
4は、それぞれパルプ集合体25を台紙26で包んで形
成されている。また、第2吸収体24の周囲に防漏溝6
が形成されている。また、表面シート21は、図1に示
すように、その左右両側が、第1吸収体23の裏面側に
巻き込まれている。また、表面シート21は、吸収体2
2の左右両側上で折り返されて、左右一対の防漏壁7を
形成している。また、防漏層3は、液不透過性の防漏シ
ート31と、防漏シート31の左右両側上に積層された
肌当接用シート32とからなる。吸収層2と防漏層3と
は、防漏層3における中央部において、表面シート21
及び第1吸収体23の台紙26を接着剤27を介して接
着して、固着されている。
防漏層3を幅方向外方に延出させて形成された左右一対
のフラップ8が前方部4側に偏寄されて設けられてい
る。また、図示しないが、フラップ8の裏面側及び吸収
層2が接着された防漏層3の裏面側には、粘着剤が塗布
されて、物品固定部が形成されている。本実施形態にお
ける前方部4は、着用時に着用者の前方に位置する部位
で、本実施形態では着用時に着用者の排泄部に当接する
部分を含む。排泄部に当接する部分の長手方向の長さは
好ましくは3〜20cmであり、更に好ましくは5〜1
5cmである。本実施形態のように排泄部に当接する部
分の側方にはフラップ8が設けられていることが好まし
い。前方部4における排泄部に当接する部分よりも前端
縁側に位置する部分の長さは、好ましくは1〜10c
m、更に好ましくは5〜15cmである。また、後方部
5とは、着用時に着用者の後方に位置する部分であり、
本実施形態では、排泄部に当接する部分よりも後端縁よ
りに位置する部分である。後方部の長手方向長さは、好
ましくは3〜30cmであり、更に好ましくは5〜20
cmである。
プキン1の長手方向に沿って2本の防漏溝60aが、後
方部5には生理用ナプキン1の長手方向に沿って4本の
防漏溝60bが設けられている。前方部4の2本の防漏
溝60a,60aは、前方の端部で半円形の連結防漏溝
60eを介して連結されており、後方部5の4本の防漏
溝60b,60b・・・のうち、内方の2本の防漏溝6
0c,60c及び外方の2本の防漏溝60d,60d
は、それぞれ後端部で半円形の連結防漏溝60e,60
eを介して連結されている。また、防漏溝6は、多数の
矩形状のシール部(図2参照)を連続的に形成して、線
状となされており、表面シート21を、パルプ集合体2
5まで凹状に押し込んで形成されている。
介して接合されていても、また接着剤を介さずに接合さ
れていても良いが、本実施形態においては、接着剤の塗
工を行わずに接合している。このように接着剤を介さず
に接合する場合、表面シートとしては。従来公知の材料
として150℃以下で溶融する材料を一部含んでいれば
良く、かかる材料としては、具体的には、ポリエチレン
開孔フィルムやポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体(EVA)、変性ポリプロピレン(PP)、変性
ポリエチレンテレフタレート(PET)等を含んだ不織
布などが挙げられる。また、台紙としては、主成分がパ
ルプ、レーヨン、PET、ポリウレタン等の150°以
下で溶融しない難溶性の材料で形成された紙や不織布等
が挙げられる。表面シートは、150°以下で溶融する
材料が好ましくは20重量%以上、更に好ましくは40
重量%以上含まれているのが望ましい。また、台紙は、
難溶性の材料が好ましくは90重量%以上、更に好まし
くは95重量%以上、最も好ましくは98重量%以上含
まれているのが望ましい。即ち、本発明においては、防
漏溝は、少なくとも、一部に融点が150°以下の材料
を含む層と主として溶融し難い材料からなる層とを接合
して形成されていることが好ましい。
おいては、図1〜3に示すように、並列に形成された少
なくとも2本の防漏溝6が設けられており、防漏溝6
は、多数のシール部61を所定間隔をおいて線状に設け
て形成されており、防漏溝6における各シール部61
は、他の少なくとも1つの防漏溝6における各シール部
61と、防漏溝6の線状方向にずれるように配設されて
いる。
溝60bは、多数のシール部61を所定間隔をおいて線
状に形成して設けられており、シール部61は、隣設さ
れた防漏溝のシール部61と生理用ナプキンの幅方向
(防漏溝の線状方向と垂直な方向)に直線状に重ならな
いように設けられている。
ち、図3に示すように、外側に位置する防漏溝60dと
内方に位置する防漏溝60cは、共に多数のシール部6
1を線状に配して形成されているが、これらのシール部
61は、生理用ナプキン1の長手方向(防漏溝の線状方
向にほぼ沿う方向)に各防漏溝間でずれるように配され
ており、幅方向に沿って引いた直線(図3に示すL’)
上には重ならない。なお、隣設する防漏溝のシール部6
1が重ならなければ良く、本実施形態においては、図2
に示すように、互い違いとなるようになされている。シ
ール部61の大きさ(長さ)Lは、0.1〜5.0mm
とするのが好ましく、ずれる度合い(各シール部61の
生理用ナプキンの長手方向におけるピッチT)は、0.
1〜20mmとするのが好ましい。また、本実施形態に
おいては、シール部61のみで防漏溝60bが形成され
ている。また、本実施形態においては、前方部4におい
ては、シール部61の位置は特に制限されず、本実施形
態においては、幅方向に向けて引いた直線と重なるよう
に形成されている。また、連結防漏溝60eも多数のシ
ール部を線状に形成して設けられているが、各連結防漏
溝60e間におけるシール部の位置も特に制限されな
い。即ち、防漏溝のシール部は、防漏溝の全長に亘って
ずれるように形成する必要はなく、本実施形態のように
後方部5においてずれるように形成されていればよい。
要するに、本発明のように、シール部をずらすことは、
特に3本以上の防漏溝を形成した場合(部分)におい
て、複数の防漏溝を設けることにより、液の拡散防止機
能及び漏れ防止機能が向上され、しかも、単に防漏溝を
増やした場合に生じうる、表面シートが切れや浮きを生
じて吸収体から剥離してしまい、漏れ防止機能が低下し
たり、装着感が悪くなることを防止できる点で、有用で
ある。
のこの種の防漏溝が形成された生理用ナプキンと同様に
することができる。
即ち、防漏溝において各シール部間に位置する部位は、
シール部よりは浅く圧縮されており、また、本実施形態
においては、長方形状である。
ても、防漏溝6がそれぞれ好ましくは50cN/30m
m以上、更に好ましくは70〜500cN/30mmの
シール強度を有するようになされている。前記シール強
度を、50cN/30mm以上とすることにより、防漏
溝の圧着が不十分となり、溝が浅くなったり、表面シー
ルが吸収体から剥離したりし、防漏性が低下し、装着感
も悪くなることを防止できる。前方部4及び後方部5に
おける防漏溝6のシール強度は、上述のシール強度を満
足すれば特に制限はないが、前方部4におけるシール強
度は、70〜500cN/30mmであるのが好まし
く、後方部5におけるシール強度は35〜250cN/
30mmであるのが好ましい。前記シール強度の測定法
は、下記する通りである。幅30mmで帯状に且つ溝が
ほぼ中央を横切って位置するように吸収層を切り出し、
20℃、65%RHの環境下にて、テンシロン引っ張り
試験機(東洋ボールドウィン社製、「RTM−25」を
用いて、下部チャックに表面シート、上部チャックにそ
れ以外の部分を固定し、剥離速度300mm/minの
速さで180°方向(溝の長さ方向と略直角方向)に引
き剥がした。そのときの最大値5点の平均をとり、更に
3サンプルの平均をとり、これをシール強度とした。
材は、通常公知のものを特に制限なく用いることができ
る。
夜用の生理用ナプキンと同様にして使用することができ
る。そして、本実施形態の生理用ナプキン1は、上述の
ように構成されているため、複数の防漏溝(3本以上の
防漏溝)が並列にして配されていても、シール部形成時
における押圧力が分散せずに各シール部を押圧すること
ができ、形成される防漏溝が十分なシール強度を有し、
その結果、使用中に防漏溝6において表面シート21と
吸収体22とが外れてしまうことがなく、防漏溝6の機
能が十分に発揮され、漏れ防止性に優れる。また、シー
ル部は、圧縮・接合されているため、通常剛性が高く、
装着感が損なわれるが、本発明においては、隣設する防
漏溝のシール部とずれているため、剛性の高い箇所が適
度に分散されており、体へのフィット性を阻害せず、装
着感にも優れたものである。
製造方法について説明する。本実施形態の生理用ナプキ
ン1、即ち、液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層
を有し、実質的に縦長で、前方部及び後方部に生理用ナ
プキンの長手方向に沿った防漏溝が形成されている吸収
性物品の製造方法は、図4及び5に示すように、吸収層
2の表面側から前記防漏溝形成用の押圧部材100によ
り押圧して前記防漏溝を形成する防漏溝形成工程を、特
定の押圧部材100を用いて行うことにより実施するこ
とができる。なお、前記防漏溝形成工程以外の工程は、
通常の生理用ナプキン等の吸収性物品の製造方法と同様
にして行うことができる。
図4に示すように、第1吸収体23上に第2吸収体24
を配置して吸収体22を形成し、形成された吸収体22
の表面側に表面シート21を載置し、所定箇所を押圧部
材100により押圧して防漏溝6を形成し、最終に表面
シート21を吸収体22の裏面側に巻き込むことにより
行われる。なお、この工程により吸収層2が形成され、
次の工程で該吸収層2を防漏層に接着固定する。
ての押圧部材100は、図4に示すように、所望の防漏
溝の形状に対応した凸部110を有し、該凸部110の
先端には、多数の突設部120が所定間隔を開けて該凸
部110の長手方向に沿って設けられており、該凸部1
10における前記後方部を形成する後方押圧部112に
おいて、突設部120は、隣設する凸部110の突設部
120と各凸部110を横断する方向に直線状に重なら
ないように配されている。なお、前方押圧部111にお
いては、突設部120の配置形態を特に制御していな
い。各突設部位120の大きさ(長さ)は、0.1〜
5.0mmとするのが好ましい。また、押圧工程におけ
る押圧の条件は、押圧圧力を35〜2500kgf/c
m2 とするのが好ましく、押圧温度を、50〜250℃
とするのが好ましく、押圧時間を、0.06〜0.6秒
/個とするのが好ましい。
の製造方法は、上述の実施形態に制限されるものではな
く、種々変形可能である。例えば、前述の実施形態にお
いては、前方部4に2本、後方部5に4本の防漏溝が設
けられたものを例示して説明したが、前方部4は1本と
することができ、後方部5は、3本又は5本以上とする
ことができる。また、上述の説明では生理用ナプキンを
例示して説明したが、使い捨ておむつや失禁パッド等に
適用可能である。本実施形態においては、隣設する防漏
溝のシール部と重なる部分がないものを例示して説明し
たが、これに制限されず、押圧力が分散される程度にず
れていれば、多少重なる部分があってもよい。また、上
述の実施形態のように、後方部に4本の防漏溝が設けら
れている場合に、該実施形態のように隣設する防漏溝間
のシール部が重ならないようにしなくても良く、例え
ば、内方の防漏溝60c,60c同士及び外方の防漏溝
60d,60d同士では重なるが、内方の防漏溝60c
と外方の防漏溝60dとでは重ならないようにシール部
を形成しても良い。
の実施形態の生理用ナプキンと同じ構造の生理用ナプキ
ンを作成した。なお、前方部4側の防漏溝60aの幅は
4mmとし、後方部5側の防漏溝60bの幅は、2mm
とし、後方防漏溝60bのピッチTは1.2mmとし
た。各シール部61の間隔Pは3.4mmとした。得ら
れた生理用ナプキンにおけるシール強度は、防漏溝60
a、防漏溝60c、及び防漏溝60dの何れも、80c
N/30mmであった。
ポリエチレン(PE)芯鞘型複合繊維からなる不織布。 吸収体;フラッフパルプと高吸収性ポリマーとの混合物
を吸収紙で包んだものを使用。 防漏シート;ポリエチレンフィルムからなる液不透過性
の防漏シート。 肌当接用シート;PET/PE芯鞘型複合繊維からなる
不織布。
評価項目について評価した。その結果を〔表1〕に示
す。 <使用中の装着感の評価>使用中に自分自身で感じる総
合的な装着感について、無作為に(生理中でない人でも
良い)選定した25名のモニターにナプキンを2枚づつ
配り、2時間使用してもらい、評価してもらった。結果
は下記の評価基準にそって25名の評価で表した。○の
人が多いほど良好であることを示す。 ○;良好であった。 △;やや良好であった。 ×;やや悪かった。及び悪かった。 <ナプキン使用後の外観>ナプキンを2枚づつ、無作為
に(生理中でない人でも良い)選定した25名のモニタ
ーに2時間使用してもらい、装着後のナプキンの防漏溝
の状態を目視にて、以下の評価基準で評価してもらっ
た。結果は、評価基準にそって25名の評価で表した。
○の人が多いほど良好であることを示す。 ○;防漏溝の浮き及び切れがない。 △;防漏溝の一部に浮き及び切れがあるが気にならない
レベル(浮き及び切れは非常に小さい)。 ×;防漏溝の浮き及び切れがあり、外観上気になるレベ
ル(浮き及び切れの範囲が大きい)。
2の実施形態の生理用ナプキンと同じ構造の生理用ナプ
キンを作成した。なお、前方部4側の防漏溝60aの幅
は4mmとし、後方部5側の防漏溝60bの幅は、4m
mとした。得られた生理用ナプキンにおけるシール強度
は、防漏溝60aは70cN/30mmであったが、防
漏溝60c及び防漏溝60dは、30cN/30mmで
あった。得られた生理用ナプキンについて、実施例1と
同様に評価した。その結果を〔表1〕に示す。
実施例1の生理用ナプキン(本発明品)は、比較例1の
生理用ナプキンに比べ、使用中の装着感では浮き、切れ
による肌のかぶれや使用感などが優れ、又、使用後の外
観においては、ヨレ、フィット性などの点で評価が優れ
ていることが判る。しかも、実施例1の生理用ナプキン
は×がないことから実用上、特に優れたものであること
が判る。
優れ、装着性にも優れたものである。また、本発明の吸
収性物品の製造方法によれば、漏れ防止性能に優れ、装
着性にも優れた吸収性物品を生産性良く得ることができ
る。
キンを示す平面図である。
る装置の要部を示す概略図である。
一部拡大図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏
層を有し、実質的に縦長の吸収性物品において、 並列に形成された少なくとも2本の防漏溝が設けられて
おり、 前記防漏溝は、それぞれ多数のシール部を所定間隔をお
いて線状に設けて形成されており、 一の防漏溝における各シール部は、他の少なくとも1つ
の防漏溝における各シール部と、防漏溝の線状方向にず
れるように配設されている吸収性物品。 - 【請求項2】 前記防漏溝は、吸収性物品の前方部から
後方部にかけて、吸収性物品の長手方向に沿って設けら
れている請求項1記載の吸収性物品。 - 【請求項3】 前記防漏溝は、50cN/30mm以上
のシール強度を有する請求項1記載の吸収性物品。 - 【請求項4】 液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏
層を有し、実質的に縦長で、前方部及び後方部に長手方
向に沿った防漏溝が形成されている、吸収性物品の製造
方法であって、 前記吸収層の表面側から前記防漏溝形成用の押圧部材に
より押圧して前記防漏溝を形成する防漏溝形成工程を具
備し、 前記押圧部材は、所望の防漏溝の形状に対応した凸部を
有し、該凸部の先端には、多数の突設部が所定間隔を開
けて該凸部の長手方向に沿って設けられており、該凸部
における前記後方部を形成する部位において、突設部
は、隣設する凸部の突設部と、各凸部を該凸部の長手方
向に垂直に横断する方向に沿って直線状に重ならないよ
うに配されている吸収性物品の製造方法。
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