JP2001128900A - ガラス清掃方法及びその装置 - Google Patents

ガラス清掃方法及びその装置

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JP2001128900A
JP2001128900A JP31544099A JP31544099A JP2001128900A JP 2001128900 A JP2001128900 A JP 2001128900A JP 31544099 A JP31544099 A JP 31544099A JP 31544099 A JP31544099 A JP 31544099A JP 2001128900 A JP2001128900 A JP 2001128900A
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glass
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Kozo Okita
耕三 大北
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OKITAKO SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特に大きなガラスであっても、その清掃作業
を安全に且つ連続的に行えるようにする。 【解決手段】 ガラス1の一方表面に沿って操作具7を
移動することにより、ガラスの他方表面に操作具と磁着
された清掃具25を追随させ、ガラスの他方表面を洗浄
液で清掃するガラス清掃方法において、前記清掃具を上
昇させる際に、該清掃具に設けられた洗浄部31でガラ
ス表面に付着する洗浄液を掻き取ってガラス表面を洗浄
すると共に、ガラスと清掃具との間の洗浄後の洗浄液を
吸引して除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層ビルの窓ガラ
ス、一般住宅や事務所あるいはショーウィンドのガラス
などを清掃するのに最適なガラス清掃方法及びその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の窓ガラスなどを清掃するに
あたっては、布やスポンジ等を使用して、水や洗浄剤が
混入された洗浄液をガラスに塗布した後、乾拭きしたり
しなければならず、非常に面倒で煩雑であった。また、
建物の窓ガラスの外面(屋外側の面)は特に汚れやすい
が、高層ビルなどでは窓ガラスは高所に設置されてお
り、身体を窓ガラスの外側に乗り出してガラスの外面を
清掃するか、または、作業者が、高層ビルの外側に吊り
下げられたゴンドラに座した状態で清掃作業を余儀なく
されており、非常に危険な作業であった。
【0003】そこで、高所での窓の清掃作業の危険を軽
減することができる清掃装置が提案されている。この清
掃装置は、ガラスの一方表面に沿って移動させる操作具
と、ガラスの他方表面に位置し前記操作具と磁着される
清掃具とを備え、前記操作具を移動することにより、清
掃具を追随させてガラスの他方表面を洗浄液で洗浄する
ようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記清掃具は、ガラス
表面に付着する洗浄液を掻き集めるための洗浄部が設け
られ、洗浄後の洗浄液は、吸水マットに吸水させている
構成であるため、その吸水量には限りがある。特に大き
な面積のガラスを清掃する場合には、清掃作業を中断し
て頻繁に清掃具に設けられた吸水マットの水分を拭き取
らなければならず、非常に煩雑な作業が必要であった。
【0005】本発明は、特に大きなガラスであっても、
その清掃作業を安全に且つ連続的に行えるようにするこ
とを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためにガラス清掃方法及びその装置としてなされた
ものであり、ガラス清掃方法としての特徴は、ガラスの
一方表面に沿って操作具を移動することにより、ガラス
の他方表面に操作具と磁着された清掃具を追随させ、ガ
ラスの他方表面を洗浄液で清掃するガラス清掃方法にお
いて、前記清掃具を上昇させる際に、該清掃具に設けら
れた洗浄部でガラス表面に付着する洗浄液を掻き取って
ガラス表面を洗浄すると共に、ガラスと清掃具との間の
洗浄後の洗浄液を吸引して除去することにある。
【0007】そして、操作具を上方に移動させると、該
操作具に追従して清掃具も移動する。このとき、洗浄部
は、ガラスに付着している埃や塵等を洗浄液と共に掻き
取る。更に、ガラスの表面を洗浄した洗浄液は、清掃具
から外部に吸引されることから、洗浄液が清掃具とガラ
スとの間に溜まることはなく、ガラスを連続して洗浄し
て清掃することが可能となる。尚、清掃具を上昇させる
とは、若干斜め上方に移動させる場合も含む意味であ
る。
【0008】また、ガラス清掃装置としての特徴は、ガ
ラスの一方表面に沿って移動させる操作具と、ガラスの
他方表面に位置し前記操作具と磁着する清掃具とを備
え、前記操作具を移動することにより、清掃具を追随さ
せてガラスの他方表面を洗浄液で洗浄するようにしたガ
ラスの清掃装置において、前記清掃具の前面には、清掃
具の上昇時にガラスの他方表面に押圧されてガラス表面
に付着する洗浄液を掻き取るための洗浄部が設けられ、
しかも、ガラスと清掃具との間の洗浄後の洗浄液を吸引
して除去するための吸引装置が設けられていることにあ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図6を参照しながら説明する。本実施の形態の装置
は、清掃されるガラス1の一方表面1a側に位置する操
作手段2と、ガラス1の他方表面(被清掃面側)1bに
位置する清掃手段3と、清掃後の洗浄液を吸引するため
の吸引装置5と、洗浄水補給用の補助補給装置6とを備
えている。尚、洗浄液とは、水又は洗浄剤が混入された
液体等の洗浄に使用される液体をいう。
【0010】前記操作手段2は,図1〜図4に示す如く
操作具7と、該操作具7を昇降させるための昇降装置8
とを備えている。
【0011】操作具7は、例えばマグネシウム合金、木
製又はアルミ合金等で箱型に形成される操作具本体10
を有する。操作具本体10の中央部と両側には、図5に
示す如く磁石保持部12が設けられており、各磁石保持
部12に磁石11が嵌合固定され内蔵されている。尚、
かかる操作具本体10は、軽量化を図り且つ剛性を得る
べく、マグネシウム合金から構成するのが好ましい。ま
た、磁石11としては、ネオジ(Na−Fe−B)磁
石、サマリゥウムコバルト(Sm−CO)磁石やその他
の一般に市販されているフェライト磁石等が採用可能で
あるが、磁力を強くする目的からネオジ磁石又はサマリ
ゥウムコバルト磁石が好ましい。
【0012】また操作具7の前面(ガラス面側)の両側
には、フェルトやスポンジ等で略矩形状に形成された接
触部材14が取り付けられている。かかる接触部材14
を設ける理由は、操作具7に設けた磁石11は、前記清
掃手段3を保持するために磁力の大きいものを採用して
いるので、操作具7の前面をガラス1の表面に当接して
密着させると、ガラス1の表面と操作具7の前面との摩
擦力を非常に大きくなって操作具7を移動させにくくな
る。
【0013】そこで、操作具7の前面に接触部材14を
設けることにより、接触部材14をガラス1の表面に当
接させて操作具7の前面とガラス1の表面との間の寸法
を一定に保って操作具7とガラス1との間の摩擦力を低
減させると共に、ガラスを傷つけることなく操作具7の
操作性を向上させている。また、前記操作具本体10の
背面には、把手15が取り付けられている。
【0014】前記昇降装置8は、ガラス1に着脱自在に
取り付け可能な係止手段22を有する上下方向に長い筒
状のガイド部材17と、該ガイド部材17に昇降自在に
案内される昇降部材18と、該昇降部材18を昇降させ
るための駆動手段20とから構成されている。
【0015】前記昇降部材18は、前記操作具7が水平
に載置され且つ把手15の開口15a内に下方から嵌入
される保持部21を有し、該昇降部材18は、前記ガイ
ド部材17の上部に設けられた前記駆動手段(モータ)
20により、上昇できるようになっている。尚、昇降機
構としては、タイミングベルト機構又はチェーン機構が
適宜採用可能である。また、昇降部材18の下降に際し
ては、モータ20を上昇時とは反対に回転させることに
より、昇降部材18を下降させても、あるいは、作業者
が下降させても良い。
【0016】前記清掃手段3は、図1〜図4に示す如く
清掃具25と、該清掃具25を昇降自在に保持する保持
手段26とを備えている。
【0017】前記清掃具25は、図6に示す如く前記操
作具7と同様の材質(マグネシウム合金、木製又はアル
ミ合金等)から長方形の矩形状に形成される清掃具本体
28を備えている。また、かかる清掃具本体28にも前
記操作手段の磁石と対応する位置に、各磁石と強固に磁
着(吸着)する磁石30がそれぞれ内蔵されている。
【0018】また、清掃具本体28の前面(ガラス面
側)で且つ下方縁部には、ガラス1の表面に付着する洗
浄液を掻き取って集める機能を有する洗浄部31が設け
られている。この洗浄部31は、先端ほど幅狭となる断
面略三角形あるいは断面略台形を呈し、ゴムなどの弾性
体で形成されるスキージ(ワイパー)が採用でき、清掃
具本体28の長手方向全長にわたって設けられている。
【0019】前記清掃具本体28の前面の両側には、フ
ェルトやスポンジ等で略矩形状に形成された接触部材3
3が取り付けられている。各接触部材33は、前記操作
具の接触部材14と同様に移動性を向上させていると共
に、清掃具本体28をガラス1を介して操作具7と吸着
させた際に、清掃具本体28とガラス1との間に、所定
の間隙35を形成する機能と、ガラス表面の洗浄液が間
隙35から外部に漏洩するのを防止する機能も備えてい
る。
【0020】また、清掃具本体28には、前記間隙35
に連通するように吸引口36が形成され、該吸引口36
には、間隙35内の洗浄液が吸引できるように、前記吸
引装置5から延設されたパイプ38が接続されている。
また、清掃具本体28の背面には、把手39が取り付け
られている。
【0021】前記保持手段26は、ガラス側に着脱自在
に係止される係止手段43を有するガイド部材41を有
し、前記把手39はガイド部材41に昇降自在に案内さ
れた昇降部材40で保持されている。尚、清掃具25を
保持する手段は、前記操作具7と同様に昇降部材40を
下方から嵌入させるのが好ましい。
【0022】前記補助補給装置6は、互いに磁石(図示
省略)が内蔵されて吸着する一対の補助洗浄具6a,6
bと、ガラス1の清掃面側(他方表面1b)の補助洗浄
具6bに補給パイプ46を介して洗浄液を供給する押し
出し可能なタンク47とを備えている。
【0023】前記他方の補助洗浄具6bには、洗浄液が
吸水されるフェルトやスポンジ等の給水体が巻き付けら
れており、タンク47を押して変形させることにより、
タンク47内の洗浄液を他方の補助洗浄具6bに供給す
ることができるようになっている。
【0024】上記のように形成されるガラス清掃装置を
用いてガラス1表面を洗浄して清掃する場合について説
明する。ガラス1は、例えば、各階の床50の周縁部に
周壁として立設されものを例示する。そして、該ガラス
1の上方には、天井との間で空間が形成されている。
【0025】先ず、操作手段2をガラス1の内側(室内
側)にセットすると共に、清掃手段3をガラス1の外側
にセットし、吸引装置5は床50に載置する。尚、操作
手段2及び清掃手段3のガイド部材17,26は、それ
ぞれ係止手段22,43により吊り下げた状態に保持さ
れる。かかるガラス1の場合には、各係止手段がガラス
1の上縁部に上方から係合する構成になっている。
【0026】更に、作業者は、補助装置6のタンク47
を押して洗浄液を、ガラス1を介して互いに吸着する補
助洗浄具6a,6bのうち、他方の補助洗浄具6bに供
給する。そして、室内側の一方の補助洗浄具6aを任意
の部分に移動させると、追従する他方の補助洗浄具6b
によりガラス1の表面に洗浄液が適量供給される。尚、
洗浄液の供給は、ガラスの一部でも全面であってもよい
が、一部に供給する場合には、清掃具7での清掃部分に
応じて補助洗浄具を適宜移動させて所定の部分に洗浄液
を供給することとなる。
【0027】次に、操作具7と清掃具25とをガラス1
の上部で互いに吸着させてから、操作具7と共に清掃具
25を最下端(ガラス1の下端位置)まで下降させる。
また、操作手段2及び清掃手段3は、ガラス1の左右方
の所定位置(例えば洗浄液が塗布されているガラス1の
一側)に配置する。
【0028】このとき、操作具7の前面をガラス1の一
方表面1aに接触部材14を介して当接させると共に、
その操作具7と対応する位置において、ガラス1の他方
表面1bに接触部材33及び洗浄部31の先端を当接
(弾接)させて清掃具25を配置する。操作具7の磁石
11と清掃具25の磁石30とをガラス1を介して磁着
(吸着)させることにより、操作具7で清掃具25をガ
ラス1に強固に保持する。このとき、ガラス1と清掃具
25との間には、間隙35が形成されることとなる。
【0029】そして、モータ20を駆動させると、昇降
部材18は操作具7を上昇させるため、操作具7と磁着
する清掃具25を操作具7の移動に追随させてガラス1
の他方表面1bに沿って上昇させることができる。この
ように清掃具25をガラス1の表面に沿って移動させる
ことによって、洗浄部31をガラス1の表面に押圧させ
て摺動(ガラス1の表面に当接した状態で移動)させる
ことができ、ガラス1の表面の汚れを洗浄液と共に洗浄
部31で掻き取って集めることができる。
【0030】吸引装置5はパイプ38を介して間隙35
内の洗浄液を連続的又は断続的に順次吸引していくた
め、洗浄液が必要以上に間隙35に貯留することはな
く、連続的にガラス1の他方の表面を清掃手段3で清掃
することができるのである。
【0031】前記操作具7及び清掃具25が最上段(ガ
ラスの上部)まで移動すると、モータ20を停止させ、
操作手段2及び清掃手段3を所定距離だけ横側(他方
側)に移動させる。この移動距離は、洗浄の終了したガ
ラス表面を再度清掃したり、清掃し残りが生じないよう
に、洗浄の終了した洗浄面の縁に清掃具25の端部が位
置する距離が好ましい。
【0032】そして、上記同様に操作具7及び清掃具2
5を下方から上昇させることにより、ガラス1の洗浄,
清掃を行い、この操作を順次繰り返してガラス1の他方
側まで清掃を行う。かかる清掃時には、間隔35内の洗
浄液を適宜吸引して排出することにより、除去するた
め、操作具7及び清掃具25を離間させて清掃作業を中
断して洗浄液を取り除く必要がなく、大きなガラス1で
あっても迅速且つ容易に清掃することができる。
【0033】更に、前記操作具及び清掃具には、ネオジ
磁石が内蔵されているので、互いの吸着力が強固とな
る。しかも、しかも、前記操作具及び清掃具は、マグネ
シウム合金から構成されているので、操作具及び清掃具
の軽量化を図ることができ、前記操作具及び清掃具にネ
オジ磁石等を内蔵したことと相まって、清掃作業時に操
作具及び清掃具が移動しても、操作具及び清掃具を大き
な厚いガラス(例えば厚さが12〜20mm程度のガラ
ス)であっても、強固に吸着させておくことが可能とな
る。
【0034】本発明は、上記の実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、図7に示す如く左右に開閉自在
な窓ガラス1においては、窓ガラスを少し開けて、その
開口52から清掃手段3を外側にセットすると共に、操
作手段2及び吸引装置5は、室内の内側にセットする。
【0035】窓枠が金属から構成されている場合には、
各係止手段22,43は、磁石を使用し、各磁石を窓枠
に吸着させて、それぞれのガイド部材17,41を固定
することができる。また、係止手段は、窓枠又はガラス
に着脱自在に吸着する吸着体を採用することもできる。
【0036】前記操作手段及び清掃手段のガイド部材1
7,41ば、任意の大きさのガラスに対応できるよう
に、それぞれ伸縮自在に設けることも可能である。ま
た、清掃手段側のガイド部材41は、必ずしも必要では
なく、該ガイド部材がなくても清掃具25は、互いの吸
着力により操作具7に追従するため、落下することはな
いが、仮に清掃具25が操作具7から離間した場合であ
っても、洗浄液を吸引するためのパイプ8が落下防止機
能を備えているため、清掃具25が落下することはな
い。
【0037】また、同様に、前記補助補給装置6の補助
洗浄具6bも、補給パイプ46で連結されていることか
ら、補給パイプ46は補助洗浄具6bが落下するのを防
止することができる。
【0038】尚、上記実施の形態は、モータ20により
自動的に操作具7を上昇させる構成であったが、清掃具
25を作業者が直接上方に移動させることも可能であ
る。
【0039】更に、操作具7及び清掃具25の移動方向
は、上方以外に横方向の任意の方向が可能である。横方
向に移動させる場合には、操作具7及び清掃具25を縦
方向に配置し、且つ洗浄部で掻き取った洗浄液を下方の
接触部材33でシールした状態で吸引することとなる。
また、操作具7及び清掃具25側の一方に磁石を設け、
他方に該磁石と磁着する磁性体を設けることも可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明のガラス清掃方法
は、清掃具を上昇させる際に、該清掃具に設けられた洗
浄部でガラス表面に付着する洗浄液を掻き取ってガラス
表面を洗浄すると共に、ガラスと清掃具との間の洗浄後
の洗浄液を吸引して除去するので、洗浄部は、ガラスに
付着している埃や塵等を洗浄液と共に掻き取ることがで
き、しかも、ガラスの表面を洗浄した洗浄液は、清掃具
から外部に吸引されることから、大きなガラスであって
も、連続して洗浄することが可能となる。
【0041】しかも、清掃具段側と反対のガラス面に操
作手段を装着するため、高層ビルであっても清掃作業を
安全に行える利点がある。
【0042】また本発明のガラス清掃装置は、上記方法
を容易に実現できる。また、前記操作具を昇降自在に案
内するように、ガラス側に着脱自在に取り付けられるガ
イド部材と、操作具を上昇させる駆動手段とを備えてい
る場合には、操作具及び清掃具の移動を自動的に行うこ
とができる。
【0043】更に、前記操作具及び清掃具には、ネオジ
磁石又はサマリゥウムコバルト磁石が内蔵されている場
合には、互いの吸着力が強固となり、従って、特に大き
なガラスのような厚いものであっても操作具及び清掃具
が不用意に離間してしまうことはない。
【0044】しかも、前記操作具及び清掃具の本体は、
マグネシウム合金から構成されている場合には、操作具
及び清掃具の軽量化を図ることができ、前記操作具及び
清掃具にネオジ磁石等を内蔵したことと相まって、清掃
作業時に操作具及び清掃具が移動しても、操作具及び清
掃具を強固に吸着させておくことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すガラス清掃装置の
斜視図。
【図2】同ガラスを操作具と清掃具とで挟持した状態の
要部断面図。
【図3】同ガラスを操作具と清掃具とで挟持した状態の
一部断面を含む全体側面図。
【図4】同全体正面図。
【図5】操作具を示し、(イ)は一部断面を含む平面
図、(ロ)は正面図。
【図6】清掃具を示し、(イ)は平面図、(ロ)は正面
図。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す概略正面図。
【符号の説明】
1…ガラス、1a…ガラスの一方表面、5…吸引装置、
7…ガラスの他方表面、7…操作具、11…磁石、17
…ガイド部材、20…モータ(駆動手段)、25…清掃
具、31…洗浄部、30…磁石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスの一方表面に沿って操作具を移動
    することにより、ガラスの他方表面に操作具と磁着され
    た清掃具を追随させ、ガラスの他方表面を洗浄液で清掃
    するガラス清掃方法において、前記清掃具を上昇させる
    際に、該清掃具に設けられた洗浄部でガラス表面に付着
    する洗浄液を掻き取ってガラス表面を洗浄すると共に、
    ガラスと清掃具との間の洗浄後の洗浄液を吸引して除去
    することを特徴とするガラス清掃方法。
  2. 【請求項2】 ガラスの一方表面に沿って移動させる操
    作具と、ガラスの他方表面に位置し前記操作具と磁着す
    る清掃具とを備え、前記操作具を移動することにより、
    清掃具を追随させてガラスの他方表面を洗浄液で洗浄す
    るようにしたガラスの清掃装置において、前記清掃具の
    前面には、清掃具の上昇時にガラスの他方表面に押圧さ
    れてガラス表面に付着する洗浄液を掻き取るための洗浄
    部が設けられ、しかも、ガラスと清掃具との間の洗浄後
    の洗浄液を吸引して除去するための吸引装置が設けられ
    ていることを特徴とするガラス清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記操作具を昇降自在に案内するよう
    に、ガラス側に着脱自在に取り付けられるガイド部材
    と、操作具を上昇させる駆動手段とを備えている請求項
    2に記載のガラス清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記操作具及び清掃具には、ネオジ磁石
    又はサマリゥウムコバルト磁石が内蔵されている請求項
    2に記載のガラス清掃装置。
  5. 【請求項5】 前記操作具及び清掃具の本体は、マグネ
    シウム合金から構成されている請求項2又は3に記載の
    ガラス清掃装置。
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