JP2001128850A - 自動炊飯装置 - Google Patents

自動炊飯装置

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JP2001128850A JP31631799A JP31631799A JP2001128850A JP 2001128850 A JP2001128850 A JP 2001128850A JP 31631799 A JP31631799 A JP 31631799A JP 31631799 A JP31631799 A JP 31631799A JP 2001128850 A JP2001128850 A JP 2001128850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送等の時間が短く、大きな設置スペースを
必要とせず、またメンテナンスやトラブル時の対応が容
易な自動炊飯装置を得る。 【解決手段】 複数個の炊飯ユニット31を列状に配置
した炊飯部3を上段に、炊飯の終了した炊飯釜4を列状
に並べて終端側に向けて移送しながら蒸らしを行う蒸ら
し部2を下段にそれぞれ配置した2段構成とし、昇降移
載手段5により炊飯釜4の炊飯ユニット31への収容と
取り出し、蒸らし部2への移動等を行うようにした。こ
れによって、炊飯釜の炊飯工程から蒸らし工程への移動
を短時間で行うことが可能となり、食味への悪影響の大
きい飯米の温度低下をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば学校給食
のように大量の炊飯を行う調理施設などで使用される自
動炊飯装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】調理施設などでの大量の炊飯を行う作業
では、炊飯と蒸らしの工程をメイン工程とし、これに配
米注水、炊きあがった飯の取り出し、釜や蓋の洗浄、な
どのサブ工程が組み合わされている(例えば特開平10
−113284号公報、特開平10−43048号公報
等参照)。
【0003】しかしながら、これらの装置では各工程が
独立した状態になっていて各工程間をコンベア等の搬送
手段を介して連結しているため、比較的広い設置スペー
スが必要となる。また炊飯工程と蒸らし工程の間や、蒸
らし工程と飯米取り出し工程の間の搬送時間が長くなり
やすいため、飯米の温度低下が大きくなって食味に影響
を及ぼす可能性が高くなる。更に、設置スペースに限り
がある場合には、各工程やこれらの間を連結する搬送手
段の設置位置及び形状が複雑になると共に、装置周辺の
作業スペースが狭くなるため、装置のメンテナンス作業
や工程中で生じたトラブルへの対応、例えば不具合の生
じた炊飯釜の取り出しなどの作業が困難になり、後続の
炊飯釜の炊飯時間や蒸らし時間の調整等も面倒になると
いう問題が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこれらの点
に着目し、搬送等の時間が短く、設置に大きなスペース
を必要とせず、メンテナンスやトラブル時の対応が容易
な自動炊飯装置を得ることを課題としてなされたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この発明の自動炊飯装置では、炊飯釜を収容して
炊飯を行う複数個の炊飯ユニットを列状に配置した炊飯
部を上段に設け、炊飯の終了した炊飯釜を列状に並べて
終端側に向けて移送しながら蒸らしを行う蒸らし部を列
の方向を一致させて上記炊飯部の下に設け、蒸らし部の
始端側には炊飯の終了した炊飯釜を載置する蒸らし開始
部を設けると共に、蒸らし部の終端側には蒸らしの終了
した炊飯釜を取り出す蒸らし終了部を設け、更に配米注
水された炊飯釜を載置する搬入部を蒸らし部の延長線上
に設け、且つ上記搬入部に載置された炊飯釜を持ち上げ
て炊飯部の炊飯ユニットに収容する機能と、炊飯の終了
した炊飯釜を炊飯ユニットから取り出して蒸らし部の蒸
らし開始部に載置する機能、とを備えた昇降移載手段を
設けている。
【0006】このように、メイン工程である炊飯部と蒸
らし部が上下2段に配置されているのでスペースが有効
に活用されて全体としてコンパクトにまとまり、炊飯部
から蒸らし部への移動や、蒸らし部の蒸らし終了部から
の炊飯釜の取り出しに要する時間も短縮され、飯米の温
度低下による食味への悪影響をなくすことができる。ま
た装置の側面にある程度のスペースを確保しやすくなる
ので、メンテナンスやトラブル時の作業が容易となる。
【0007】また上記の昇降移載手段は、上記搬入部及
び蒸らし開始部に載置された炊飯釜を保持できる高さ
と、炊飯釜を保持した状態で上記炊飯部の上方を移動で
きる高さと、保持した炊飯釜を上記炊飯部の炊飯ユニッ
トに収容できる高さにそれぞれ停止可能な昇降機構と、
搬入部、各炊飯ユニット及び蒸らし開始部に対応する位
置に上記昇降機構をそれぞれ停止可能な走行機構、とを
備えており、炊飯釜の移動を円滑に且つ確実にしかも短
時間で行うことができる。
【0008】また、炊飯部の各炊飯ユニットには先端に
温度検出器を備えた回動アームをそれぞれ設けてあり、
回動アームを炊飯釜上方の検出位置と炊飯釜上方から回
避した待機位置に旋回させるアーム駆動手段を上記昇降
移載手段に設けている。このような構成により、各炊飯
ユニットごとに回動アームの駆動手段を設ける必要がな
く、全体として装置の簡素化と製造コストの低減が可能
となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1及び図2はこの発明の自動炊飯装置
の基本的な構造や主要部の配置を示す概略側面図及び概
略平面図であり、1は自動炊飯装置、2は蒸らし部、3
は炊飯部、4は炊飯釜、5は昇降移載手段である。
【0010】蒸らし部2は図の左側が始端で蒸らし開始
部22、右側が終端で蒸らし終了部23となっており、
コンベア21によって炊飯釜4を蒸らし開始部22から
蒸らし終了部23に向けてゆっくり搬送する構造であ
る。更に蒸らし終了部23より右側のコンベア21の延
長線上が搬入部24となっている。また、蒸らし終了部
23には炊飯釜4を横方向に搬送するためのコンベア2
5が設けられ、コンベア21,25間には両コンベアを
連結すると共に搬送方向を変える中間コンベア26を設
けてある。なお、図示の例では搬入部24を蒸らし終了
部23側に設けてあるが、搬入部24は蒸らし開始部2
2側に設けることも可能である。
【0011】炊飯部3は複数個の炊飯ユニット31を蒸
らし部2の長手方向と一致させて直線状に配列し、蒸ら
し部2の上に重なる状態で上段に設けられている。炊飯
ユニット31は炊飯釜収容部を有する箱状のもので、回
動アーム32をそれぞれ備えており、各回動アーム32
の先端には温度検出器32aを設けてある。この回動ア
ーム32は、温度検出器32aが炊飯釜4の上方に位置
する検出位置と炊飯釜4から回避した待機位置の間で回
動できるようになっている。なお、炊飯ユニット31の
加熱手段としては種々のものが採用できるが、加熱手段
が例えば誘導加熱式の場合には、内部に加熱コイルやイ
ンバータ及びインバータ制御装置などが設けられる。
【0012】昇降移載手段5は昇降機構51と走行機構
52を備えたもので、搬入部24に載置された炊飯釜4
を持ち上げて炊飯部3の炊飯ユニット31に収容し、あ
るいは炊飯の終了した炊飯釜4を炊飯ユニット31から
取り出して蒸らし開始部22に載置するものである。な
お、図2には昇降移載手段5は図示されていない。昇降
機構51は少なくとも搬入部24に載置された炊飯釜4
を保持し、あるいは炊飯釜4を蒸らし開始部22に降ろ
す時の低い位置と、炊飯釜4を保持した状態で炊飯部3
の上方を移動できる最も高い位置と、炊飯釜4を炊飯ユ
ニット31に収容したり持ち上げたりできる中間位置、
の3段階で停止できるように構成されている。また走行
機構52は、フレーム11に設けられているレール11
a上を車輪52aによって走行し、少なくとも搬入部2
4、各炊飯ユニット31及び蒸らし開始部22に対応す
る位置にそれぞれ停止できるように構成されている。
【0013】自動炊飯装置1の基本的な構造は上述のと
おりであり、炊飯釜4は矢印で示したように工程の進行
に従って立体的に移動するようになっている。すなわ
ち、隣接する図示しない準備工程で配米注水された炊飯
釜4は搬入部24に載置され、昇降移載手段5で持ち上
げられて炊飯部3まで搬送され、所定の炊飯ユニット3
1に収容されて炊飯が行われる。炊飯の終了した炊飯釜
4は再び昇降移載手段5で持ち上げられ、蒸らし部2の
蒸らし開始部22まで搬送されてここに降ろされる。そ
してコンベア21で低速で搬送されて蒸らし終了部23
に達した時点で蒸らしが終わり、コンベア25で取り出
されて図示しない飯米供給工程に送り出されるのであ
る。
【0014】図3乃至図6は、昇降移載手段5を中心と
した主要部の具体的な構成を示す概略図である。53は
昇降移載フレームであり、このフレーム53に昇降機構
51と走行機構52が一体に組み込まれている。フレー
ム53の上部には駆動モータ52bが設けられており、
駆動プーリー52c、従動プーリー52dを介して駆動
される走行シャフト52eの両端にスプロケット52f
が設けられ、このスプロケット52fが主フレーム11
に設けられているチェーン11bに噛み合って走行する
ようになっている。
【0015】51aはフレーム53に水平方向に取り付
けられた第1昇降シリンダ、51bはシリンダ51aの
ピストン軸51a−1の先端に水平方向に取り付けられ
ている第2昇降シリンダである。シリンダ51bのピス
トン軸51b−1の先端には動滑車51cが設けられて
おり、この滑車51cとフレーム53に支持されている
固定滑車51dを経て昇降ワイヤ51eが掛けられ、ワ
イヤ51eの一端はフレーム53に固定され、他端に昇
降ベース51fが連結されている。51gはガイド軸、
51hは軸受であり、昇降ベース51fはガイド軸51
gに沿って上下に移動可能となっている。昇降ベース5
1fが停止する高さは、2個のシリンダ51a、51b
の動作状態の組み合わせにより決まり、例えば少なくと
もシリンダ51aで最低と最高の高さでの停止、シリン
ダ51bで中間の高さでの停止ができるようにされてい
る。51jは左列と右列にそれぞれ設けられている第2
昇降シリンダ51b,51b間を結合する結合プレート
である。
【0016】昇降ベース51fには、炊飯釜4を保持す
るための開閉機構54が設けられている。開閉機構54
は水平方向に設けられた1対の保持用シリンダ54a
と、このシリンダ54aのピストン軸に固定されたチャ
ックプレート54bで構成される。プレート54bの先
端は内側に向けて係止部54cが形成され、シリンダ5
4aの動作に応じてプレート54bが開閉し、閉じた時
には係止部54cが炊飯釜4の周縁の鍔状部4cに係止
して炊飯釜4が保持される。31aは鍔状部4cが当接
する位置決め用突起である。
【0017】昇降ベース51fには更にアーム駆動機構
55が設けられている。回動アーム32は炊飯ユニット
31の上面のコーナ部に取り付けられて水平に旋回でき
るようになっており、炊飯中は図6に実線で示すように
炊飯釜4の蓋4aの中央に設けられている蒸気穴4bに
温度検出器32aが一致する検出位置にあり、炊飯釜4
の出し入れの際には破線で示す待機位置にある。これに
対応して、昇降ベース51fには押し出しシリンダ55
aを水平方向に取り付け、そのピストン軸に1対のアー
ム駆動シリンダ55b及び55cを下向きに取り付けて
あり、これらでアーム駆動機構55が構成されている。
【0018】回動アーム32を検出位置まで旋回させる
際には、押し出しシリンダ55aのピストン軸を押し出
し、次いで駆動シリンダ55cのピストン軸55c−1
を押し出した後、シリンダ55aのピストン軸を引く。
これにより、ピストン軸55c−1がアーム32に係止
してこれを押すので、アーム32は検出位置まで回動す
るのである。逆にこの位置から待機位置まで戻す時に
は、駆動シリンダ55bのピストン軸55b−1を押し
出し、これをアーム32に係止させてシリンダ55aの
ピストン軸を押し出すのであり、これでアーム32は待
機位置まで回動することになる。
【0019】図示の装置は以上の構成であり、次に動作
を説明する。配米注水された炊飯釜4を搬入部24から
持ち上げる際は、昇降移載手段5を搬入部24の上まで
移動し、開閉機構54の保持用シリンダ54aを作動さ
せてチャックプレート54bを開き、昇降シリンダ51
a、51bを作動させて昇降ベース51fを最低高さま
で降下させる。そしてチャックプレート54bを閉じて
炊飯釜4を保持し、昇降ベース51fを上昇させる。
【0020】次にこの炊飯釜4を空いている所定の炊飯
ユニット31に収容するため、昇降ベース51fを最高
高さまで上昇させた後、走行機構52の駆動モータ52
bを作動して、炊飯釜4が目的とする炊飯ユニット31
の上に達する位置まで昇降移載手段5を移動させる。そ
して昇降ベース51fを中間高さまで降下させて炊飯釜
4を炊飯ユニット31に収容した後、駆動機構55で回
動アーム32を検出位置まで回動させてからチャックプ
レート54bを開き、昇降ベース51fを最高位置まで
上昇させる。次いで、炊飯ユニットを作動させて炊飯を
開始し、炊飯の進行状況は回動アーム32の温度検出器
32aなどで常時検出される。
【0021】炊飯が終了した炊飯釜4は、再び昇降移載
手段5を作動させて昇降機構51を該当する炊飯ユニッ
ト31の位置で降下させ、アーム32を駆動機構55で
待機位置まで回動させてから持ち上げる。そして蒸らし
開始部22まで移動してここで炊飯釜4を降ろし、コン
ベア21上での蒸らし工程に移るのである。
【0022】なお、上記の諸動作はあらかじめ設定され
ている手順に従って図示しない制御装置で制御され、炊
飯釜4の昇降と移動、炊飯釜4を収容する炊飯ユニット
31の選定、炊飯中の火力調整、コンベア21の速度な
どは、各種のセンサ類からの検出信号などを利用しなが
らすべて自動的に行われる。なお、昇降移載手段5は一
連の動作が終了して次の動作を開始するまではその位置
で停止させてもよく、あるいはあらかじめ設定された待
機位置、例えば搬入部24の真上に戻して待機させても
よい。
【0023】上述の制御装置に検出信号を送るセンサと
しては、例えば昇降移載手段5の停止位置センサがあ
る。これは搬送されて来た炊飯釜4の中心と炊飯ユニッ
ト31の中心が一致する位置で昇降移載手段5を停止さ
せるためのもので、図4に示すようにフレーム53に位
置決め用の金属板56aを取り付け、これに対応して主
フレーム11の各停止位置に検出器56bを設けてあ
る。すなわち、検出器56bが金属板56aを検出する
と信号が発せられ、駆動モータ52bの通電を停止して
電磁ブレーキを作動させ、モータの回転を止めるのであ
る。
【0024】なお、これだけでは慣性力などによって停
止位置が不正確になるので、フレーム53には位置決め
シリンダ56cを取り付けると共に、これに対応して主
フレーム11の各位置に位置決めローラ56dを設け、
シリンダ56cのピストン軸にはV字状の凹部56fを
有する位置決めプレート56eを取り付けてある。図7
は動作説明図であり、上記のように駆動モータ52bを
止めた際には、同時にシリンダ56cを作動させてプレ
ート56eをローラ56dに押し付ける。これにより、
(a)図のように昇降移載手段5の停止位置に多少のず
れEがあった場合でも、ローラ56dとプレート56e
のV字状凹部56fが噛み合って両者の中心が一致する
正規の位置まで昇降移載手段5が移動し、(b)図の状
態で完全に停止するのである。
【0025】また図示を省略してあるが、例えば炊飯ユ
ニット31に炊飯釜4がセットされているか否かを検出
するもの、昇降ベース51fの停止高さを検出するも
の、釜底温度を検出するものなど、各種のセンサが適宜
設けられている。
【0026】なお、上述の自動炊飯装置1は蒸らし部2
や炊飯部3等を2系列並べて設けてあるが、この発明は
これらを1系列だけ設けた装置にも適用できることはも
ちろんである。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の自動炊飯装置は、複数個の炊飯ユニットを列状に配
置した炊飯部を上段に、炊飯の終了した炊飯釜を列状に
並べて終端側に向けて移送しながら蒸らしを行う蒸らし
部を下段に、それぞれ配置した2段構成とし、昇降移載
手段により炊飯釜の炊飯ユニットへの収容と取り出し、
蒸らし部への移動等を行うようにしたものである。
【0028】従って、炊飯と蒸らしの工程を一つの装置
内で行うことができ、両工程間の移動に比較的時間のか
かるコンベア等の搬送手段を用いる必要がなく速やかに
移動できるので、食味への悪影響の大きい飯米の温度低
下をなくすことができる。また全体を立体的にコンパク
トにまとめることができるので、スペースに制約がある
場合の設置も容易であり、ライン構成も簡素化され、設
備コストの低減が可能となる。また装置の側面にスペー
スを確保しやすく、工程の途中で炊飯釜を取り出すなど
の処置も比較的容易であるので、メンテナンスやトラブ
ル時の作業が容易となり、稼働率を向上することができ
る。
【0029】また昇降移載手段を、炊飯釜の移動と炊飯
ユニットへの収容などを行う3段階の高さでそれぞれ停
止可能とすることにより、炊飯釜の移動を円滑且つ確実
に短時間で行うことができる。
【0030】また、先端に温度検出器を備えた回動アー
ムを炊飯部の各炊飯ユニットにそれぞれ設け、これらの
回動アームを検出位置と待機位置の間で回動させる駆動
手段を昇降移載手段に設けることにより、各炊飯ユニッ
トごとに回動アームの駆動手段を設ける必要がなくな
り、この点で装置の簡素化と製造コストの低減が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動炊飯装置の基本的な構成を示す
概略側面図である。
【図2】同じく概略平面図である。
【図3】同装置における昇降移載手段の具体的な構成を
示す概略側面図である。
【図4】同じく概略正面図である。
【図5】同装置における昇降移載手段の要部を示す概略
正面図である。
【図6】同装置における炊飯ユニット、回動アーム及び
アーム駆動機構の位置関係を示す概略平面図である。
【図7】同装置における昇降移載手段の位置決め機構の
動作説明図である。
【符号の説明】
1 自動炊飯装置 2 蒸らし部 22 蒸らし開始部 23 蒸らし終了部 24 搬入部 3 炊飯部 31炊飯ユニット 32 回動アーム 4 炊飯釜 5 昇降移載手段 51 昇降機構 52 走行機構 54 開閉機構 55 アーム駆動機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯釜を収容して炊飯を行う複数個の炊
    飯ユニットを列状に配置した炊飯部を上段に設け、炊飯
    の終了した炊飯釜を列状に並べて終端側に向けて移送し
    ながら蒸らしを行う蒸らし部を列の方向を一致させて上
    記炊飯部の下に設け、蒸らし部の始端側には炊飯の終了
    した炊飯釜を載置する蒸らし開始部を設けると共に、蒸
    らし部の終端側には蒸らしの終了した炊飯釜を取り出す
    蒸らし終了部を設け、更に配米注水された炊飯釜を載置
    する搬入部を蒸らし部の延長線上に設け、且つ上記搬入
    部に載置された炊飯釜を持ち上げて炊飯部の炊飯ユニッ
    トに収容する機能と、炊飯の終了した炊飯釜を炊飯ユニ
    ットから取り出して蒸らし部の蒸らし開始部に載置する
    機能、とを備えた昇降移載手段を設けたことを特徴とす
    る自動炊飯装置。
  2. 【請求項2】 上記昇降移載手段が、上記搬入部及び蒸
    らし開始部に載置された炊飯釜を保持できる高さと、炊
    飯釜を保持した状態で上記炊飯部の上方を移動できる高
    さと、保持した炊飯釜を上記炊飯部の炊飯ユニットに収
    容できる高さにそれぞれ停止可能な昇降機構と、搬入
    部、各炊飯ユニット及び蒸らし開始部に対応する位置に
    上記昇降機構をそれぞれ停止可能な走行機構、とを備え
    ている請求項1記載の自動炊飯装置。
  3. 【請求項3】 先端に温度検出器を備えた回動アームを
    炊飯部の各炊飯ユニットにそれぞれ設け、この回動アー
    ムを炊飯釜上方の検出位置と炊飯釜上方から回避した待
    機位置に旋回させるアーム駆動手段を上記昇降移載手段
    に設けた請求項1又は2のいずれかに記載の自動炊飯装
    置。
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