JP2001128035A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2001128035A
JP2001128035A JP30421099A JP30421099A JP2001128035A JP 2001128035 A JP2001128035 A JP 2001128035A JP 30421099 A JP30421099 A JP 30421099A JP 30421099 A JP30421099 A JP 30421099A JP 2001128035 A JP2001128035 A JP 2001128035A
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digital camera
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unit
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Yoshio Nakagawa
善夫 中川
Tatsuro Izumi
達郎 泉
Yoshiyuki Inoue
義之 井上
Daigo Yoshioka
大吾 吉岡
Hisatoku Ito
久徳 伊藤
Shoichi Minato
祥一 湊
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Minolta Co Ltd
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    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ビューファインダと液晶モニタとのよう
に、2種類の表示部を備えるデジタルカメラにおいて、
一方の表示部の可動性を省電力などのために活用できる
デジタルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルカメラ1Aは、被写体画像を電
子的に表示する電子ビューファインダ(EVF)21
と、可動モニタ部22Aとを備えている。可動モニタ部
22Aは、ガイド溝Ga、Gbに沿ってスライド可能と
なっており、EVF21を覆う第1ポジションP11と
EVF21を覆わない第2ポジションP12との間を移
動できる。そして、ポジション検出用のセンサSNによ
り、第1ポジションのときにはEVF21を非表示と
し、可動モニタ部22Aで画像を表示する。また、第2
ポジションのときには可動モニタ部22Aを非表示と
し、EVF21で画像を表示する。これにより、省電力
が図れるとともに、可動モニタ部22Aが第1ポジショ
ンP11のときにはEVF21の表示面へのゴミの付着
や汚れを減少させることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラに
関し、特に電子的に画像表示が可能な2つの表示部、例
えば電子ビューファインダとモニタとを備えるデジタル
カメラに関する。
【0002】
【背景技術とその問題点】従来から、電子的に画像表示
が可能な2つの表示部、つまり撮影モード時に被写体の
画像をリアルタイムで電子的に表示する電子ビューファ
インダと、撮影時または撮影後に被写体の画像を電子的
に表示するモニタとを備えたデジタルカメラが知られて
いる。
【0003】このようなデジタルカメラの撮影モードに
おいて、電子ビューファインダとモニタとのうち、その
時点において選択されている一方だけに被写体のリアル
タイム画像の表示をさせておくことが可能とされている
ものがある。このように、2つの電子的画像表示部のう
ち一方だけに画像表示を行わせることを可能にしている
理由としては、(1) これらの電子的画像表示部の双方に
画像を表示させると電力消費が大きくなること、(2) モ
ニタと電子ビューファインダとをユーザが同時に観察す
るということはほとんどなく、それらの双方で被写体の
画像を確認する場合でも、電子ビューファインダとモニ
タとを交互に観察することが通例であって、これらに同
時に画像表示を行わせることによるメリットが少ないこ
と、などがある。
【0004】一方、モニタを可動としてカメラ本体の収
納位置に収納可能なデジタルカメラが知られている。こ
のデジタルカメラではモニタを収容しているときには電
子ビューファインダだけが使用される。これに対して、
モニタを出している間は電子ビューファインダとモニタ
との双方を画像表示に使用させるように構成することも
可能であり、モニタだけに画像表示を行うように構成す
ることも可能である。
【0005】しかしながら、前者の場合は既述したよう
に2つの表示部の双方に画像表示をさせるメリットが少
ない上、電力消費が大きくなる。
【0006】後者の場合には消費電力の問題は少ない
が、モニタだけに画像を表示させているときにも、ユー
ザが電子ビューファインダを思わず覗いてしまうという
ことがある。これは、光学ファインダでの習慣によっ
て、ファインダを覗けば常に被写体のリアルタイム画像
を見ることができるという潜在的な意識があることや、
モニタと異なって電子ビューファインダの場合には実際
にファインダ窓を覗き込まないと画像が表示されている
かどうかが確認できないということとも関係している。
【0007】このように、このようなモニタ可動型の従
来のデジタルカメラでは、モニタが可動であるというこ
とと、消費電力のために2つの表示部を選択的に使用し
て表示を行わせるということとの間に技術的な相乗効果
を生むようには構成されていないという問題点がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、2つの電子的な表示部のうちの一方が可動とな
っているタイプのデジタルカメラにおいて、その一方の
表示部の可動性を人間工学的に有効に活用しつつ、省電
力を達成したデジタルカメラを得ることを目的とする。
【0009】また、本発明の他の目的は、そのように人
間工学性と省電力性との両立を達成した上で、さらにそ
の一方の表示部の可動性をデジタルカメラの性能維持な
どの他の効果をもたらすように活用することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、デジタルカメラであって、
(a)電子的に画像を表示可能な第1表示部と、(b)
前記第1表示部と異なる表示態様で電子的に画像を表示
可能であるとともに、前記第1表示部の表示面上の少な
くとも一部を覆う第1ポジションと、前記第1表示部の
表示面を覆わない第2ポジションとを含む複数のポジシ
ョン間で可動とされた第2表示部と、(c)前記第2表示
部が前記第1ポジションにあるときに前記第1表示部の
表示を不能化する第1制御と、前記第2表示部が前記第
2ポジションにあるときに前記第1表示部での表示を可
能とする第2制御とを行う表示制御手段と、を備える。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記第2制御が、前記
第2表示部が前記第2ポジションにあるときに、前記第
1表示部と前記第2表示部とを選択的に能動化する制御
である。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係るデジタルカメラにおいて、前記表
示制御手段が、(c-1)前記第2表示部のポジションを検
出する検出手段と、(c-2)前記第2表示部が前記第1ポ
ジションと前記第2ポジションとのいずれにあるかに応
じて、前記第1制御と前記第2制御とを切替える切替え
手段と、を備える。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明に係るデジタルカメラにおい
て、前記第2表示部は、前記第1ポジションと前記第2
ポジションとの間をスライド移動可能であり、前記第1
ポジションおよび前記第2ポジションの双方において前
記第2表示部の表示面が露出する。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明に係るデジタルカメラにおい
て、前記第2表示部は、前記第1ポジションと前記第2
ポジションとの間を回動可能である。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記第1ポジションに
おいて前記第2表示部の表示面が前記第1表示部の表示
面と対向しており、前記第2ポジションにおいて前記第
2表示部の表示面が外部に露出する。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項5の発明
に係るデジタルカメラにおいて、前記第1ポジションに
おいて前記第2表示部の表示面が露出し、前記第2ポジ
ションにおいて前記第2表示部の表示面がカメラ本体に
近接して対向する。
【0017】また、請求項8の発明は、請求項1ないし
請求項7のいずれかの発明に係るデジタルカメラにおい
て、前記表示制御手段が、(c-3)前記第2ポジションに
おいて、被写体のリアルタイム画像を前記第1表示部と
前記第2表示部とのいずれに表示させるかを選択するた
めの操作入力を受け付ける操作入力手段、をさらに備え
る。
【0018】また、請求項9の発明は、請求項1ないし
請求項8のいずれかの発明に係るデジタルカメラにおい
て、前記第2表示部は前記第1表示部よりも大きなサイ
ズを有しており、前記第1ポジションにおいては、前記
第2表示部が前記第1表示部の表示面をほぼ完全に覆
う。
【0019】また、請求項10の発明は、請求項6の発
明に係るデジタルカメラにおいて、前記第2表示部は前
記第1表示部よりも大きなサイズを有しており、前記第
1ポジションにおいては、前記第2表示部が前記第1表
示部の表示面をほぼ完全に覆う。
【0020】
【用語の定義】この発明における「表示面」とは、ユー
ザが表示画像を観察するとともに当該表示画像に物理的
に近接可能な開口面をさす。したがって、例えば電子ビ
ューファインダにおける表示面とは、電子ビューファイ
ンダの接眼部の面に相当する。
【0021】
【発明の実施の形態】<第1実施形態> <デジタルカメラの要部構成>図1〜図3は、本発明の
第1実施形態に係るデジタルカメラ1Aの要部構成を示
す斜視図であり、図1は正面側からの斜視図、図2はカ
メラ本体に撮像光学部を収容した状態での正面側からの
斜視図であり、図3は背面側からの斜視図である。デジ
タルカメラ1Aは、略円筒状の撮像光学部3と、略直方
体状のカメラ本体10とに大別される構造となってい
る。
【0022】撮影光学部3は、撮影レンズ31と、撮影
レンズ31を保持するレンズ鏡胴30とを備えている。
このレンズ鏡胴30は、カメラ本体10から出没するよ
うに構成され、沈胴時には、レンズバリア909が閉
じ、撮影レンズ31を覆うようになっている。
【0023】カメラ本体10の正面上部には、自動焦点
検出(以下、AFという)のためのAFユニット部5、
およびフラッシュ6が設けられている。
【0024】また、カメラ本体10は、その上面にレリ
ーズボタン7と、モード切換スイッチ8と、セルフ撮影
設定スイッチ9と、表示器17とが配設されている。
【0025】レリーズボタン7は、半押しでスイッチS
1がオン(撮影準備)、全押しでスイッチS2がオン
(レリーズ)となる操作部材である。モード切換スイッ
チ8は、「OFF」、「記録」、「再生」の各モードを
切り換える。セルフ撮影設定スイッチ9は、このスイッ
チを押す毎に通常撮影とセルフタイマー撮影とを切り替
える。また、表示器17は、例えばLCD等で構成さ
れ、撮影データ、セルフタイマー撮影設定、撮影時のコ
マ番号その他設定モード内容を表示する。
【0026】また、カメラ本体10は、その一方の側面
にメモリカード挿入口18が設けられている。メモリカ
ード挿入口18は、スリット状に形成された挿入口で、
カメラ本体10内へ外部記録媒体112(以下、メモリ
カードという)を挿入するためのものである。
【0027】さらに、カメラ本体10は、その背面にズ
ームボタン14、15と、合焦表示ランプ907と、画
像表示部2とが設けられている。
【0028】ズームボタン14、15については、ズー
ムボタン14を押すと撮影レンズ30がワイド側に、ズ
ームボタン15を押すと撮影レンズ30がテレ側に駆動
される。また、ズームボタン14、15は、再生時にメ
モリカード112に記録された画像データを呼び出すア
クセスボタンでもあり、アクセスボタン14にアクセス
する毎に記録画像が順送り(UP)、アクセスボタン1
5にアクセスする毎に逆送り(DOWN)されるように
なっている。
【0029】合焦表示ランプ907は、撮影時におい
て、ボタン7の半押し(後述するスイッチS1がオン)
時に、撮影準備動作が終了したときには点灯し、また被
写体が至近距離で撮影不可の場合やフラッシュ充電時に
は点滅し、撮影者に知らせる。
【0030】画像表示部2は、第1表示部として機能す
る電子ビューファインダ(EVF)21と、第2画像表
示部としての可動モニタ部22Aとを備えている。
【0031】EVF21は、撮影時に被写体のリアルタ
イム画像を電子的に表示するものである。
【0032】可動モニタ部22Aは、略長方形の厚板状
とされ、その主面A2のサイズがEVF21の表示面A
1のサイズより大きくなっている。また、可動モニタ部
22Aは、画像表示用の液晶ディスプレイ本体(モニタ
本体)22mを備えており、図3に示すようにEVF2
1の表示面A1を覆う第1ポジションP11と、後述す
る図5(a)のようにEVF21の表示面A1を覆わず
にこの表示面A1を露出させる第2ポジションP12と
の間を並進移動できるように構成されている。なお、図
示は省略しているが、可動モニタ部22Aの内部には、
モニタ本体22mの表示に必要なバックライトや配線な
どが収容されている。ここにおいて、EVF21の本来
の表示面は、その接眼部よりも奥に存在するが、EVF
21の接眼部にユーザが目を当てて被写体の画像を観察
する際には、この接眼部の範囲から覗くことになるた
め、ここでは接眼部の表面を実質的な表示面と考える。
【0033】モニタ本体22mでは、撮影後に被写体の
画像を電子的に再生表示できるとともに、EVF21と
同様に、撮影モード時に被写体の画像をリアルタイムで
電子的に表示することも可能である。
【0034】図4は、デジタルカメラ1Aの機能的構成
を示すブロック図である。
【0035】このデジタルカメラ1Aは、カメラ全体の
動作を制御するシステムコントローラ(以下、CPUと
いう)100を備えている。このCPU100は、所定
のソフトウエアを実行することによって種々の機能を実
行するが、特に、可動モニタ部22Aが第1ポジション
P11にあるときに第1表示部としてのEVF21の表
示を不能化する第1制御と、可動モニタ部22Aが第2
ポジションP12にあるときに第1表示部としてのEV
F21の表示を可能とする第2制御とを行う表示制御手
段として機能する。
【0036】上記の撮影レンズ31を通して結像される
被写体像は固体撮像素子(以下、CCDという)101
に取り込まれ、このCCD101の出力画像信号は信号
処理部102で処理されるようになっている。撮影レン
ズ31は、測距結果に基づいて合焦状態となるようにレ
ンズ駆動部103により駆動制御される。測距部104
は、例えば位相差検出方式などを利用して被写体までの
距離を求めるもので、この測距データからレンズ駆動部
103による撮影レンズ31の駆動量が算出されるよう
になっている。レンズ駆動部103は、撮影レンズ31
を保持するレンズ鏡胴30の出没、レンズバリア909
の開閉の駆動も行う。測光部105は、被写体の輝度を
測定し、測光データをCPU100の出力するものであ
る。露出制御部106は、測距、測光結果に基づいて得
られるCPU100からの露出時間(シャッタスピー
ド)Tvおよび絞り値Avのデータを受けてカメラの露
出制御を行うものである。ポジション検出部123は、
後で詳述する可動モニタ部22Aのポジションを検出す
るものである。
【0037】フラッシュ部108は、CPU100から
の充電のための昇圧制御、発光制御信号により制御さ
れ、上記フラッシュ6の発光を行うものである。
【0038】電源部109は、CCD101へは所定の
高電圧で、CPU100その他の各回路部へは所定レベ
ルの電圧で電力を供給するものである。
【0039】記録部111は、カメラ内に固定的に設け
られたデータ記録部である。撮影時、信号処理部102
において所定の画像処理がされた撮影画像データは記録
部111に記録される。
【0040】メモリカード112は、カメラ本体1に着
脱自在な、例えばSRAM等からなる複数枚の画像デー
タが記録可能な記録媒体である。そして、I/F部11
3を通じて、メモリカード112とCPU100との間
でデータ転送ができる。なお、記録部111に記録され
た撮影画像データは、パソコン等にデータを移す場合に
は一旦メモリカード112にデータを転送して、パソコ
ン側で読み出しする。
【0041】次に、スイッチ類SOFF〜SSELFの機能に
ついて、以下で順に説明する。
【0042】SOFF:モード切換スイッチ8が「OF
F」の位置にあるときオンし、カメラを不動作にする。
【0043】SREC:モード切換スイッチ8が「記録」
の位置にあるときオンし、カメラを撮影可能にする。
【0044】SREP:モード切換スイッチ8が「再生」
の位置にあるときオンし、可動モニタ部22Aでの記録
画像の表示を可能にする。
【0045】S1:撮影時に、レリーズ開始ボタン7の
1段押し(半押し)でオンし、撮影準備を指示する。
【0046】S2:撮影時に、レリーズ開始ボタン7の
2段押し(全押し)でオンし、露出を指示する。
【0047】SUP:アクセスボタン15が押される毎に
オンし、記録画像の順送り再生を行う。
【0048】SDOWN:アクセスボタン14が押される毎
にオンし、記録画像の逆送り再生を行う。
【0049】SCARD:メモリカード112が挿入されて
いるとき、オンする。
【0050】Sself:セルフ撮影設定スイッチ9を押す
毎に通常撮影とセルフタイマー撮影とを切り替えること
によって、オンする。
【0051】<可動モニタ部22Aの各ポジションにつ
いて>既に説明した図3では、可動モニタ部22AがE
VF21の接眼部を覆う第1ポジションP11にある状
態を示しているが、図5は、可動モニタ部22Aが第2
ポジションP12にある状態を示す図となっている。図
5(a)のように、この第2ポジションP12では、可
動モニタ部22AによりEVF21の接眼部が覆われ
ず、露出した状態となる。
【0052】デジタルカメラ1Aは、カメラ本体10の
背面に、ほぼ水平な方向に沿って互いに平行な2つのガ
イド溝Ga、Gbが設けられ、このガイド溝Ga、Gb
に沿って水平Y方向に可動モニタ部22Aがスライド可
能である。このスライド機構を、以下で説明する。
【0053】図5(b)は、上記のスライド機能を説明
する図であり、ガイド溝GaのYZ平面の断面図であ
る。ただし、2方向はカメラ本体10の背面の法線方向
である。
【0054】可動モニタ部22Aは、ガイド溝Gaの幅
とほぼ等しい厚みの板状の突起部22tを有している。
突起部22tがガイド溝Gaに嵌入されることにより、
可動モニタ部22Aの移動はY方向に拘束されるものと
なる。また、突起部22tには、モニタ本体22mで画
像を表示するための電力および信号を供給するためのフ
レキシブルケーブルFCが収容されている。
【0055】カメラ本体10のケーシング10wには、
可動モニタ部22AのY方向移動を制限するストッパS
P1、SP2が設けられている。ストッパSP1、SP
2は凹部Hを有し、この凹部Hの隙間に可動モニタ部2
2Aの突起部22tとが係合することにより、可動モニ
タ部22Aは所定のポジション(第1ポジションP1
1、第2ポジションP12)において半固定な状態とな
る。また、ストッパSP2の上には、図4のポジション
検出部123としてのセンサSNが設けられており、こ
のセンサSNを、突起部22tが押下することでセンサ
SNがオン状態となる。すなわち、可動モニタ部22A
が第2ポジションP12の位置にあることを、センサS
Nにより検知することができる。
【0056】<デジタルカメラ1Aの動作>このような
構成を有するデジタルカメラ1Aの基本動作を、ユーザ
の操作の観点とデジタルカメラ1Aの制御動作の観点と
から説明する。まず、ユーザの操作に応じた観点からは
以下の通りである。
【0057】まず、モード切換スイッチ8を操作してデ
ジタルカメラ1Aを撮影可能とする。ユーザは、被写体
のリアルタイム画像(ビュー画像)をEVF21と可動
モニタ22Aとのいずれによって観察するかを任意に決
定し、EVF21を使用して被写体のリアルタイム画像
する場合には、可動モニタ22Aを図3の第1ポジショ
ンP11から図5(a)の第2ポジションP12にユー
ザが手動で移動させる。可動モニタ22Aが図5(a)
の第2ポジションP12に至ると、後述するような制御
ルーチンによって可動モニタ22Aにおけるリアルタイ
ム画像表示が消され、EVF21にリアルタイム画像が
表示され始める。ユーザはEVF21の表示面A1(図
3)に相当するファインダ窓に目を当てて被写体のリア
ルタイム画像を観察し、ズーム倍率やフレーミングを行
った後、レリーズボタン7を押下することによって被写
体画像の取り込みを行う。
【0058】一方、ユーザが可動モニタ22Aを使用し
て被写体のリアルタイム画像を表示する場合には、可動
モニタ22Aを図5(a)の第2ポジションP12から
図3の第1ポジションP11にユーザが手動で移動させ
る。可動モニタ22Aが図5(a)の第2ポジションP
12を実質的に離れると、可動モニタ22Aにリアルタ
イム画像表示が表示され始め、EVF21におけるリア
ルタイム画像が消される。ユーザは可動モニタ22Aに
表示された被写体のリアルタイム画像を観察し、ズーム
倍率やフレーミングを行った後、レリーズボタン7を押
下することによって被写体画像の取り込みを行う。
【0059】このような一連の動作をデジタルカメラ1
A側で制御するルーチンは次の通りである。
【0060】図6は、被写体の画像表示の動作を説明す
るフローチャートである。この画像表示の制御は、CP
U100により自動的に行われる。
【0061】まず、ステップST1では、可動モニタ部
22Aが第2ポジションP12であるかどうかを判定す
る。つまり、センサSNが、可動モニタ部22Aの突起
部22tにより押下されてオン状態であるかを判定す
る。可動モニタ部22Aが第2ポジションP12でない
場合にはステップST2に進み、第2ポジションP12
にある場合にはステップST3に進む。
【0062】ステップST2では、可動モニタ部22A
が第1ポジションP11にあって、可動モニタ部22A
によりEVF21が覆われているため、EVF21を非
表示とする一方、モニタ22によって被写体の画像を表
示する。
【0063】ステップST3では、可動モニタ部22A
が第2ポジションにあって、モニタ本体22mが露出す
る状態であるため、EVF20により被写体の画像を表
示する一方、モニタ22を非表示にする。
【0064】以上の動作により、可動モニタ部22Aが
EVF21の表示面を覆う第1ポジションP11にある
ときにはEVF21を非表示にすることによって、省電
力なデジタルカメラとなる。また、可動モニタ22Aが
第2ポジションP12にあるときにはEVF21によっ
てのみ被写体のリアルタイム画像を観察できるようにな
っており、可動モニタ22Aに動画像を表示させないた
め、この点においても省電力となっている。
【0065】また、可動モニタ部22Aが第1ポジショ
ンP11にある場合には、EVF21の表示面A1が可
動モニタ部22Aによって覆われた状態になるため、そ
の時点でEVF21が表示に使用されていないことをユ
ーザが容易に理解できる。このため、非表示状態のEV
F21をユーザがのぞき込んでしまうこともない。
【0066】さらに、デジタルカメラ1Aを使用してい
ない状態などでは可動モニタ部22Aを第1ポジション
P11にしておくことによって、EVF21の表示面A
1に対応する接眼部へのゴミの付着や汚れを減少させる
こともできる。
【0067】<第2実施形態> <デジタルカメラの要部構成>本発明の第2実施形態に
係るデジタルカメラは、第1実施形態のデジタルカメラ
1Aと構成が類似しているが、画像表示部の構成が主に
異なっている。
【0068】図7は、第2実施形態に係るデジタルカメ
ラ1Bの背面を示す斜視図である。なお、本図は、可動
モニタ部22Bの第1ポジションP21を示している。
可動モニタ部22Bには、EVF21の表示面A1と対
向するように、モニタ本体22m(仮想線で示す)が設
けられている。また、デジタルカメラ1Bは、その時点
でEVF21およびモニタ本体22mの画像表示のいず
れかを使用するが、選択するための操作入力手段として
機能する切替ボタン23を備えている。
【0069】また、上記のような画像表示部の構成であ
るため、可動モニタ部22の第2ポジションP22の状
態も第1実施形態の第2ポジションP12の状態(図5
参照)と異なるものとなる。
【0070】図8は、可動モニタ部22Bの第2ポジシ
ョンP22にある状態を示す図である。図8に示すよう
に、デジタルカメラ1Bは、カメラ本体10の背面端部
に対して可動モニタ部22を支持するアーム24を有し
ている。
【0071】アーム24は、カメラ本体10に対して鉛
直回動軸Caを中心として回動自在となっており、ま
た、ヒンジ機構によって、可動モニタ部22Bに対して
鉛直回動軸Cbを中心として回動自在となっている(図
9(a)参照)。この2つの回転軸Ca、Cbを有する
機構により、可動モニタ部22Bの表示面A1がカメラ
本体10の側面と対向して近接するポジションP22a
や、可動モニタ部22Bがカメラ本体10の背面と平行
となるポジションP22b(仮想線で示す)を含む第2
ポジションP22をとることができる。可動モニタ部2
2Bの第2ポジションP22では、EVF21およびモ
ニタ本体22mの双方の表示面A1、A2が外部に露出
することとなる。
【0072】図9(b)は、可動モニタ部22のポジシ
ョン検出機構を説明するXY平面の断面図である。
【0073】アーム24は、回転軸Caに沿って突出す
る突起部24tを有している。突起部24tは、円盤状
のディスク24dを有しており、このディスク24d
は、円盤の径方向に複数のスリットが設けられている。
また、カメラ本体10のケーシング10wには、発光素
子および受光素子を有する光センサPTが設けられてい
る。このディスク24dと光センサPTとの組合せが、
エンコーダENとして機能し、回転軸Caにおけるアー
ム24、すなわち可動モニタ部22Bの回転角度を検出
できる。ここで、可動モニタ部22Bの第1ポジション
P21(図7参照)においてエンコーダENで検出され
る角度を、便宜上0度とし、第2ポジションP22(図
8参照)においてエンコーダENで検出される角度を、
90度とする。なお、アーム24の内部には、モニタ2
2で画像を表示するための電力および信号を供給するた
めのフレキシブルケーブルFCが収容されている。
【0074】<デジタルカメラ1Bの動作>このような
構成を有するデジタルカメラ1Bの基本動作は、第1実
施形態のデジタルカメラ1Aとほぼ同じであるが、被写
体の画像表示における動作が異なっている。このデジタ
ルカメラ1Bのブロック図は図10に示されているが、
図4のものと比較して、後述する切替ボタン23(図
7)の押下によってオンとされるスイッチSdisが付加
されている。
【0075】図11は、デジタルカメラ1Bにおける被
写体の画像表示の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0076】ステップST11では、可動モニタ部22
Bのポジションが第1または第2ポジションP11、P
12のどちらであるかを判定する。つまり、エンコーダ
ENにより、アーム24(可動モニタ部22B)の回転
角度が0度となっているか90度となっているかを判定
する。ここにおいて、アーム24の角度は0度と90度
との2つの値だけを取り得るものではなく、第1ポジシ
ョンP21と第2ポジションP22との中間的な姿勢で
は0度と90度との間の角度となる。このため、たとえ
ば45度を閾値として0度〜45度を0度と見なし、4
5度〜90度を90度と見なすことができる。また、エ
ンコーダENの角度検出誤差内でほぼ0度と見なせる角
度以外は90度と見なしてもよい。可動モニタ部22B
が第1ポジションP21である場合にはステップST1
2に進み、第2ポジションP22である場合にはステッ
プST13に進む。
【0077】ステップST12では、可動モニタ部22
Bが第1ポジションP21にあって、可動モニタ部22
BによりEVF21の表示面A1が覆われており、EV
F21およびモニタ本体22mのそれぞれの表示面A
1、A2は外部に露出していない状態であるため、EV
F21とモニタ本体22mとを非表示にする。
【0078】ステップST13では、EVF21に表示
を切替えるように切替ボタン23がユーザによって押下
されているかを判定する。切替ボタン23の押下によ
り、EVF21に切り替えることが指示された場合に
は、EVF21で画像表示を行い、可動モニタ22Bで
の画像表示は行われない(ステップST14)。一方、
切替ボタン23が押下されず、それにより、EVF21
に切り替えない場合には、モニタ本体22mで画像表示
を行い、EVF21での表示は消したままである(ステ
ップST15)。
【0079】以上の動作により、可動モニタ部22Bが
EVF21の表示面を覆わない第2ポジションP22に
あるときには、切替ボタン23によるEVF21とモニ
タ本体22mとの表示切替えが行えるため、省電力なデ
ジタルカメラとなる。
【0080】また、デジタルカメラ1Bを使用していな
い状態などでは可動モニタ部22Bを第1ポジションP
21にしておくことによって、EVF21および可動モ
ニタ22Bの表示面A1、A2へのゴミの付着や汚れを
減少させることもできる。
【0081】さらに、ポジションP22aでは、可動モ
ニタ部22Bがカメラ本体10の側面に接触して一体化
されるため、EVF21の表示面A1によって表示を行
う場合に、そのファインダ窓を覗く操作の邪魔にならな
い。
【0082】<第3実施形態> <デジタルカメラの要部構成>本発明の第3実施形態に
係るデジタルカメラは、第2実施形態のデジタルカメラ
1Bと構成が類似しているが、画像表示部2の構成が主
に異なっている。
【0083】図12は、第3実施形態における可動モニ
タ部22Aの第2ポジションP32を示す図である。可
動モニタ部22Aの第1ポジションP31は、第2実施
形態と異なり、図3に示す第1実施形態のようにモニタ
本体22mの表示面A2が露出する第1ポジションP1
1と同様となる。また、第2実施形態と同様にデジタル
カメラ1Cが2関節のアーム24を有するため、可動モ
ニタ部22Aの表示面A1がカメラ本体10の側面と対
向して近接するポジションP32aや、可動モニタ部2
2Aがカメラ本体10の背面と平行となるポジションP
32b(仮想線で示す)を含む可動モニタ部22Aの第
2ポジションP32をとることができる。この可動モニ
タ部22Aの第2ポジションP32では、デジタルカメ
ラ1Cの後方からモニタ本体22mの表示面A2を視認
できなくなるため、2つの表示面A1、A2のユーザに
よる画像切替えの必要性がなくなり、第2実施形態の切
替ボタン23が不要となっている。
【0084】デジタルカメラ1Cのブロック図は、図4
のものと同様であり、このような構成を有するデジタル
カメラ1Cの被写体の画像表示動作は、図6に示すフロ
ーチャートと同様となる。
【0085】そして、可動モニタ部22AがEVF21
の表示面を覆う第1ポジションP31にあるときにはE
VF21を非表示にすることによって、省電力なデジタ
ルカメラとなる。
【0086】また、可動モニタ部22Aが第1ポジショ
ンP31にある場合には、EVF21の表示面A1が可
動モニタ部22Aによって覆われた状態になるため、そ
の時点でEVF21が表示に使用されていないことをユ
ーザが容易に理解できる。このため、非表示状態のEV
F21をユーザがのぞき込んでしまうこともない。
【0087】さらに、デジタルカメラ1Cを使用してい
ない状態などでは可動モニタ部22Aを第1ポジション
P31にしておくことによって、EVF21の表示面A
1に対応する接眼部へのゴミの付着や汚れを減少させる
ことができる。また、可動モニタ部22Aの第2ポジシ
ョンにおいては第2表示部材の表示面がカメラ本体に対
向するため、モニタ本体22mの表示面A2へのゴミの
付着や汚れを減少させることもできる。
【0088】<第4実施形態> <デジタルカメラの要部構成>本発明の第4実施形態に
係るデジタルカメラは、第2実施形態のデジタルカメラ
1Bと構成が類似しているが、可動モニタ部22Bの回
転方向と第2ポジションの状態が図8のものと相違して
いる。
【0089】図13は、第4実施形態における可動モニ
タ部22Bの第2ポジションP42を示す図である。第
1ポジションP41は、図7に示すように、第2実施形
態の第1ポジションP21と同様である。デジタルカメ
ラ1Dは、Y軸に平行な回動軸を有するヒンジHJ1を
備えている。そして、このヒンジHJ1を中心としてカ
メラ本体10に対して可動モニタ部22Bが回動可能と
なっている。また、デジタルカメタ1Dには、第2実施
形態のデジタルカメラ1Bと同様に、可動モニタ部22
Bの回転角度を検出するための検出機構が設けられてお
り、ヒンジHJ1の内部には、モニタ本体22mで画像
を表示するための電力および信号を供給するためのフレ
キシブルケーブルが配設されている。
【0090】このデジタルカメラ1Dのブロック図は図
4のものと同様であり、このような構成を有するデジタ
ルカメラ1Dの被写体の画像表示動作は、図11に示す
フローチャートと同様となる。
【0091】そして、可動モニタ部22BがEVF21
の表示面を覆わない第2ポジションP42にあるときに
は、切替ボタン23によるEVF21とモニタ本体22
mとの表示切替えが行えるため、省電力なデジタルカメ
ラとなる。
【0092】また、デジタルカメラを使用していない状
態などでは可動モニタ部22Bを第1ポジションP41
にしておくことによって、EVF21およびモニタ本体
22mの表示面A1、A2へのゴミの付着や汚れを減少
させることもできる。
【0093】さらに、この第4実施形態では、第2実施
形態のデジタルカメラ1Bにおける2関節アームに代わ
って単一のヒンジを使用しているため、デジタルカメラ
の構成を簡素化できる。
【0094】なお、図14のように、X軸に平行な鉛直
回動軸を有するヒンジHJ2を有する構成のデジタルカ
メラ1Eでも、上記第4実施形態のデジタルカメラ1D
と同様の効果が得られる。この図14の例の他の構成と
動作とは、図8のデジタルカメラ1Bと同様である。
【0095】<変形例> ◎第1実施形態のデジタルカメラ1Aにおいて、可動モ
ニタ部22Aの第1ポジションP11の検出のために、
さらにもう1つのセンサを設けてもよい。この場合に
は、可動モニタ部22Aの第1ポジションP11より確
実に検出できることとなる。
【0096】◎第2〜第4実施形態における可動モニタ
部22B〜22Eのポジション検出については、エンコ
ーダを用いるのは必須でなく、センサを用いてもよい。
【0097】◎上記の各実施形態では、第1ポジション
P11〜P41において可動モニタ部22A,22Bが
EVF21の表示面A1を完全に覆っているが、第1ポ
ジションP11〜P41において可動モニタ部22A,
22BがEVF21の表示面A1の一部だけを覆ってい
てもよい。
【0098】この場合でも、EVF21を実質的に覗く
ことができないため、ユーザはその時点でEVF21に
表示がなされていないことを知ることができる。
【0099】◎可動モニタ部22A,22Bが第2ポジ
ションP12〜P42にあるときに、ユーザの例外的な
操作入力を受け入れることによって可動モニタ部22
A,22BとEVF21との双方を表示状態とすること
ができるように構成してもよい。すなわち、これらのう
ちの一方だけを表示状態とすることが省電力上で好まし
いが、ユーザからの格別の要請があるときには双方を表
示状態とする例外モードを追加しておくことを禁止する
ものではない。
【0100】◎この発明における第1表示部および第2
表示部は、EVFおよび液晶モニタに限られるものでは
ないが、第2表示部によって第1表示部の表示面を覆う
ということとの関係上、第2表示部の方が第1表示部よ
りもサイズが大きい場合への適用が主なものとなる。し
かしながら、一般には、サイズの相異だけでなく、EV
Fなどのような接眼型の表示部と液晶モニタなどの離隔
観察可能な表示部との違いや、モノクロ表示部とカラー
表示部の違いなど、互いに表示の態様が異なる第1表示
部と第2表示部とを備えたデジタルカメラにこの発明は
適用可能である。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第2表示部が第1表示部の表示面の少なくとも
一部を覆う第1ポジションにあるときには第1表示部を
不能化することによって、省電力なデジタルカメラとな
っている。
【0102】また、第2表示部が第1ポジションにある
場合には、第1表示部の表示面が第2表示部によって少
なくとも部分的に覆われた状態になるため、その時点で
第1表示部が表示に使用されていないことをユーザが容
易に理解できる。このため、非表示状態の第1表示部を
ユーザがのぞき込んでしまうこともない。
【0103】さらに、デジタルカメラを使用していない
状態などでは第2表示部を第1ポジションにしておくこ
とによって、第1表示部の表示面へのゴミの付着や汚れ
を減少させ、その表示性能を維持させるという効果も奏
する。
【0104】また、請求項2の発明によれば、第2表示
部が第2ポジションにあるときに双方の表示部を同時に
能動化しないため、特に省電力である。
【0105】また、請求項3の発明によれば、第1制御
と第2制御との切替えで表示部の不能化が第2表示部の
ポジション間移動に連動して自動的に行われるため、第
1制御と第2制御との切替えをユーザが行う必要がな
い。
【0106】また、請求項4の発明によれば、第2表示
部は、第1ポジションと第2ポジションとの間をスライ
ド移動可能であるため、第2表示部のポジション間移動
が簡易な構成で確実に行える。
【0107】また、請求項5の発明によれば、第2表示
部は、第1ポジションと第2ポジションとの間を回動可
能であるため、第2表示部のポジション間移動が簡易な
構成で確実に行える。
【0108】また、請求項6の発明によれば、第1ポジ
ションにおいて第2表示部の表示面が第1表示部の表示
面と近接して対向している。その結果、デジタルカメラ
を使用していない状態などでは第2表示部を第1ポジシ
ョンにしておくことによって、第1表示部の表示面およ
び第2表示部の表示面へのゴミの付着や汚れを減少させ
ることができる。
【0109】また、請求項7の発明によれば、第2ポジ
ションにおいて第2表示部の表示面がカメラボディに対
向するため、第2ポジションの状態で第2表示部の表示
面へのゴミの付着や汚れを減少させることができる。
【0110】また、請求項8の発明によれば、第2ポジ
ションにおいて被写体のリアルタイム画像を第1表示部
と第2表示部とのいずれに表示させるかを選択できるた
め、第1表示部と第2表示部とのいずれでリアルタイム
画像(ビュー画像)を見るかをユーザが選択できる。
【0111】また、請求項9および請求項10の発明に
よれば、第2表示部は第1表示部よりも大きなサイズを
有しており、第1ポジションにおいては第2表示部が第
1表示部の表示面をほぼ完全に覆うため、第1表示部の
表示面の汚染防止性を高くできる。
【0112】さらに、請求項10の発明によれば、第2
表示部の表示面の汚染防止性を高くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデジタルカメラ1
Aの要部構成を示す斜視図である。
【図2】デジタルカメラ1Aの要部構成を示す斜視図で
ある。
【図3】デジタルカメラ1Aの要部構成を示す斜視図で
ある。
【図4】デジタルカメラ1Aの機能的構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】可動モニタ部22Aの第2ポジションを示す図
である。
【図6】被写体の画像表示の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図7】第2実施形態に係るデジタルカメラ1Bの背面
を示す斜視図である。
【図8】可動モニタ部22Bの第2ポジションを示す図
である。
【図9】可動モニタ部22Bの回動機構を説明する図で
ある。
【図10】デジタルカメラ1Bの機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図11】被写体の画像表示の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図12】第3実施形態に係る可動モニタ部22Aの第
2ポジションを示す図である。
【図13】第4実施形態に係る可動モニタ部22Bの第
2ポジションを示す図である。
【図14】可動モニタ部22Bの第2ポジションを示す
図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D、1E デジタルカメラ 2 画像表示部 21 電子ビューファインダ(EVF:第1表示部) 22A、22B 可動モニタ部(第2表示部) 22m 液晶ディスプレイ(モニタ本体) 23 切替ボタン 24 アーム 123 ポジション検出部 EN エンコーダ Ga、Gb ガイド溝 HJ1、HJ2 ヒンジ P11、P21、P31、P41 可動モニタ部の第1
ポジション P12、P22、P32、P42 可動モニタ部の第2
ポジション SN センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 義之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 吉岡 大吾 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 伊藤 久徳 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 湊 祥一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA13 AB67 AC03 AC06 AC31 AC77 AC78 5C052 GA02 GB06 GC10 GD09 GD10 GE08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカメラであって、 (a)電子的に画像を表示可能な第1表示部と、 (b)前記第1表示部と異なる表示態様で電子的に画像を
    表示可能であるとともに、前記第1表示部の表示面上の
    少なくとも一部を覆う第1ポジションと、前記第1表示
    部の表示面を覆わない第2ポジションとを含む複数のポ
    ジション間で可動とされた第2表示部と、 (c) 前記第2表示部が前記第1ポジションにあるときに
    前記第1表示部の表示を不能化する第1制御と、前記第
    2表示部が前記第2ポジションにあるときに前記第1表
    示部での表示を可能とする第2制御とを行う表示制御手
    段と、を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記第2制御が、前記第2表示部が前記第2ポジション
    にあるときに、前記第1表示部と前記第2表示部とを選
    択的に能動化する制御であることを特徴とするデジタル
    カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のデジタ
    ルカメラにおいて、 前記表示制御手段が、 (c-1) 前記第2表示部のポジションを検出する検出手段
    と、 (c-2)前記第2表示部が前記第1ポジションと前記第2
    ポジションとのいずれにあるかに応じて、前記第1制御
    と前記第2制御とを切替える切替え手段と、を備えるこ
    とを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のデジタルカメラにおいて、 前記第2表示部は、前記第1ポジションと前記第2ポジ
    ションとの間をスライド移動可能であり、 前記第1ポジションおよび前記第2ポジションの双方に
    おいて前記第2表示部の表示面が露出することを特徴と
    するデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のデジタルカメラにおいて、 前記第2表示部は、前記第1ポジションと前記第2ポジ
    ションとの間を回動可能であることを特徴とするデジタ
    ルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記第1ポジションにおいて前記第2表示部の表示面が
    前記第1表示部の表示面と対向しており、 前記第2ポジションにおいて前記第2表示部の表示面が
    外部に露出することを特徴とするデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記第1ポジションにおいて前記第2表示部の表示面が
    露出し、 前記第2ポジションにおいて前記第2表示部の表示面が
    カメラ本体に近接して対向することを特徴とするデジタ
    ルカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載のデジタルカメラにおいて、 前記表示制御手段が、 (c-3) 前記第2ポジションにおいて、被写体のリアルタ
    イム画像を前記第1表示部と前記第2表示部とのいずれ
    に表示させるかを選択するための操作入力を受け付ける
    操作入力手段、をさらに備えることを特徴とするデジタ
    ルカメラ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載のデジタルカメラにおいて、 前記第2表示部は前記第1表示部よりも大きなサイズを
    有しており、 前記第1ポジションにおいては、前記第2表示部が前記
    第1表示部の表示面をほぼ完全に覆うことを特徴とする
    デジタルカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のデジタルカメラにお
    いて、 前記第2表示部は前記第1表示部よりも大きなサイズを
    有しており、 前記第1ポジションにおいては、前記第2表示部が前記
    第1表示部の表示面をほぼ完全に覆うことを特徴とする
    デジタルカメラ。
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