JP3948003B2 - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯型電子機器に係り、特に液晶モニタ付き電子カメラや携帯情報端末などのように平面表示部を有した薄型電子機器における構成部材の内部配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時普及している電子カメラの多くは、本体背面の略中央部に液晶モニタ−が設けられ、本体側面(又は下面)にメモリーカード等の外部記憶メディアを着脱するカードコネクタが形成されている。この種のカメラの内部構造を見ると、液晶モニターとカードコネクタとが、互いに奥行き方向に重なり合って配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構造はカメラの奥行き方向(厚さ方向)の寸法が大きくなるという欠点がある。また、従来の電子カメラでは、グリップ部の近くに液晶モニターの画面が配置され、グリップ部を把持する手で液晶モニタ−の画面を覆ってしまい、映像の一部が見えなくなるという問題もあった。このような課題は、電子カメラに限らず、電子ブック、パーソナル・デジタル・アシスタンツ(PDA)など、平面表示部を有する携帯型電子機器に共通のものである。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、より薄型でかつ表示画面の見やすい携帯型電子機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、文字や画像を表示する平板状表示手段と、電子回路基板上に固設され、カード状記録媒体が挿抜されるカードコネクタと、を備えた携帯型電子機器において、前記平板状表示手段と前記カードコネクタとが、互いに奥行き方向に重なり合う部分を有しないように、略同一平面に沿って並んで配置され、かつ、前記カードコネクタの表面が、金属性シールド部材で包囲され、前記金属性シールド部材に、前記平板状表示手段を保持するためのフレーム部材が一体的に形成され、該フレーム部材を介して前記平板状表示手段が前記電子回路基板上に固定されることを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、平板状表示手段とカードコネクタとを平面的に並べて配置したので、厚さ方向(奥行き方向)の寸法を小さくすることができ、薄型化を図ることができる。特に電子回路基板上に固設された前記カードコネクタの表面を包囲する金属性シールド部材に、前記平板状表示手段を支持するためのフレーム部材を一体的に形成し、前記フレーム部材を介して前記平板状表示手段を前記電子回路基板上に固定すると共に、該フレーム部材を前記電子回路基板のグランド端子に連結して、前記平板状表示手段と前記カードコネクタとを前記電子回路基板の同一面側に設置する構造とすることが好ましい。
【0007】
かかる構成によれば、平板状表示手段をビスや留め具などの固定手段を用いることなく、組付けることができるとともに、電子回路基板のグランド強化を達成できる。また、上述した携帯型電子機器の具体的な態様の一例として画像光を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段で撮影された画像を示す画像データを前記カード状記録媒体に記録すると共に、前記カード状記録媒体からデータを読み出す読み書き手段とを備え、前記撮像手段で撮影された画像又は前記カード状記録媒体から読み出された画像を前記平板状表示手段に表示できるように構成された電子カメラに適用することができる。
【0008】
この場合、更に前記電子カメラの内部を背面側から見たとき、グリップ部に対応する右部の内側に前記カードコネクタを収納すると共に、該カードコネクタの左横に前記平板状表示手段を配置し、前記カードコネクタ及び前記平板状表示手段の上方の空間に、長手方向を前記カードコネクタ及び前記平板状表示手段の並び方向に沿わせてストロボ用コンデンサーを配置することが望ましい。
【0009】
かかる構成により、平板状表示手段、カードコネクタ及びストロボ用コンデンサーを外装ケーシング(キャビネット)内にコンパクトに収納することができ、カメラの小型・薄型化を実現できる。また、グリップ部を把持する撮影者から見て、カメラ本体背面の左側に平板状表示手段が配置されることになり、表示画面が右手で覆われる可能性も少なく、表示が見やすいという利点がある。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る携帯型電子機器の好ましい実施の形態について詳説する。
図1には本発明を電子カメラに適用した例が示されている。同図に示したように、この電子カメラ10は、略直方体形状のキャビネット(外装ケーシング)12を有し、本体14正面右側にファインダー窓16及び撮影レンズ18が上下に並んで配置されている。ファインダーやレンズは種々の形態が可能であるが、例えば、アルバダ式ファインダーが採用されると共に、撮影レンズとしてf=4mm程度の単焦点レンズが用いられる。そして、撮影レンズ18の後方には撮像手段に相当する図示せぬCCD(撮像素子)が配置される。CCDの画素数は、希望する画質との関係で適正なものを選択する必要があるが、35万画素以上のものが好ましい。なお、撮像手段はCCDに限らず、MOS型、CID型その他の方式の撮像素子でもよいし、撮像管でもよい。
【0011】
ファインダー窓16及び撮影レンズ18の前面には上下方向にスライド自在なレンズカバー20が設けられており、本体14上面に設けられたカバー開放ボタン22を押すことにより図示せぬ係止機構の係止が解除され、レンズカバー20がバネ等の付勢手段の付勢力によって下方にスライドする。こうして、ファインダー窓16及び撮影レンズ18の前面が開放され撮影可能な状態となる。また、携帯時にはレンズカバー20を上方にスライドさせてファインダー窓16及び撮影レンズ18の前面を覆う。レンズカバー20を完全に閉じると前記係止機構によってレンズカバー20が閉状態で保持され、ファインダー窓16及び撮影レンズ18を保護できる。
【0012】
図1上で本体14の左部は、撮影者が右手でカメラを保持し易いようにグリップ部24が形成されると共に、本体14上面にレリーズボタン26が設けられる。レリーズボタン26は2段階押し込み式に構成されており、いわゆる「半押し」の状態で自動ピント合わせ(AF)及び自動露出制御(AE)が作動してAFとAEをロックし、「全押し」の時に撮影開始信号が発せられ撮影が実行される。
【0013】
また、本体14正面略中央の上部にストロボ28が設けられ、その下方にストロボ調光センサ30及びセルフタイマーランプ32が並んで配置される。図1に示すようにストロボ28をグリップ部24よりも中央寄りに配置したことで、グリップ部24を把持する撮影者の手がストロボ28に触れ難くなっている。
カメラ右側面に示した符合30は撮影距離設定ツマミであり、該ツマミを上下方向にスライドさせることで近距離撮影又は遠距離撮影に適した光学系を選択できる。この撮影距離設定ツマミ30以外にも、カメラ右側面にはデジタル入出力端子32、画像出力(VIDEO OUT )端子34、電源入力(DC IN 5V)端子36が設けられている。
【0014】
電池蓋38は、本体14の底面部に図示せぬヒンジ機構によって開閉自在に設けられている。電池蓋38を図1上で手前側にスライドさせると、該電池蓋38を閉状態で維持する係止機構(不図示)の係止が解除され、電池蓋38が下方向に開かれる。図2に示すように、電池収納部40は、略円柱状の電池(例えば、単3型乾電池、図2中不図示)4本をそれぞれ縦向き(長手方向をカメラの上下方向に沿わせた向き)の状態で平面的に横一列に並べて収納する形態を有している。4本の電池をカメラの下方から電池収納部40に挿入た後、電池蓋38を開放時と逆の手順で閉じることで、電池蓋38が係止機構により閉状態で保持され、電池の装填が完了する。なお、図2中符合40Aは電池収納部40の支柱、41は三脚ネジである。
【0015】
図3は、図1に示した電子カメラ10の背面側斜視図である。カメラの背面には、液晶モニター42(平板状表示手段)、モードダイヤル44、十字キー(上/下キー及び左/右キー)46、メニュー/実行キー48、電源スイッチ50、並びにファインダー接眼部(覗き窓)52等が設けられる。
また、図3上で本体14右側面(グリップ部24と同じ側)には、外部記録媒体に相当する図示せぬメモリーカード(例えば、スマートメディア)を挿脱するためのカードコネクタ54の挿入口54Aが形成されている。本例の電子カメラ10では、画像データを記録する媒体としてスマートメディア(イメージメモリーカード)を使用しているが、記録媒体の形態はこれに限らず、PCカード、フラッシュメモリーカード、ICカード、フロッピーディスク、光磁気ディスク(MO)等、カード形状を有した種々の形態が可能である。
【0016】
電子カメラ10のカードコネクタ54は、スマートメディアを撮影レンズ18の光軸に対して直交する面内に沿って挿脱できるように、挿入口54Aの長手方向を縦方向に向けて配設されている。符合56は挿入口54Aを覆うカードカバーであり、このカードカバー56はヒンジ機構を介して開閉自在となっている。カードつまみ58を図3上で下方向にスライドさせると係合手段(不図示)の係止が外れてカードカバー56が開放される。また、カードカバー56を閉じると前記係合手段によってカードカバー56が閉状態に保持される。
【0017】
液晶モニター42は、撮像系(撮影レンズ18及びCCD)を介して撮影した画像や、カードコネクタ54に挿入されたスマートメディアから読み出した画像情報等を表示する手段であり、例えば、2インチ低温ポリシリコン液晶モニターが用いられる。カメラの内部構造の詳細は後述するが、液晶モニター42は、カメラの背面側から見て前記カードコネクタ54の左横に配置されており、両者は奥行き方向について重なる部分を有することなく、左右に並んでメイン基板上に支持されている。その結果、液晶モニター42は、図3に示したようにグリップ部24から離れた左下隅部に形成される。
【0018】
モードダイヤル44は、カメラ背面の右上隅、即ち、図3上でカメラ右部のグリップ部24を把持した右手の親指が自然に位置する場所に設けられる。このモードダイヤル44は、ダイヤルの設定位置によってカメラの機能(モード)を変更する操作手段であり、例えば、周方向に沿ってクリック停止位置毎に「セットアップ(SETUP)」、「セルフタイマー」、「マニュアル撮影」、「オート撮影」、「再生」、「消去」、「画像保護(プロテクト)」、「パソコン(PC)接続」の8つのモードを示す記号又は文字が順に形成されている。
【0019】
このモードダイヤル44を図3上で時計回り方向又は反時計回り方向に回動操作して、上記8段階のモードのうち、所望の機能を表す記号又は文字を指標60に合わせることによりモード設定が行われる。モードダイヤル44の中央部は僅かな窪み(凹部)44Aが形成されており、該ダイヤルを操作しないときに親指をこのダイアル中央部(44A)に置いておくことができる。このようにモードダイヤル44を指置き部として兼用することにより、指置き部としてのスペースを特別に確保する必要が無くなるとともに、親指を置いた時の安定感もあり、ホールド感に優れるという利点がある。
【0020】
モードダイヤル44の左横には十字キー46が配置される。十字キー46は、上下左右の直交する4方向に傾倒自在な操作キーであって、中央部が凹んだ皿形の形状を有し、外周縁部から中央の平坦部に向かう斜面部に上下左右の4方向の操作の方向を示す三角マークが形成されている。
上下左右の4方向を示す三角マークのうち何れかのマークの近傍を押圧することによって十字キー46が傾倒し、対応する4方向(上、下、右、左)の指示を入力できるようになっている。この十字キー46は、モード等の設定における各種設定項目の選択や、設定内容の変更を指示する操作キーとして使用されるとともに、電子ズームの倍率調整、ズーム中心の移動指示、再生コマの送り/戻しを指示する手段として用いられる。
【0021】
十字キー46の近傍左下部に設けられた符合48はメニュー/実行キーである。メニュー/実行キー48は、十字キー46で選択/変更した項目や設定内容を確定したり、各種設定の項目の一覧を示すメニュー画面を表示させるための操作手段として用いられる。
また、液晶モニター42の上辺中央部には表示キー62が設けられ、この表示キー62を1回押す毎に液晶モニター42の点灯(ON)/消灯(OFF)が切り替わるようになっている。撮影モードで表示キー62を押して液晶モニター42をONすると、撮像系が捉えた映像(スルー動画)が画面に表示され、撮影者はこの表示を見ながら構図を決定できる。
【0022】
モードダイヤル44や十字キー46、或いはメニュー/実行キー48など、カメラ背面に設けられている各操作部は全て、グリップ部24を把持する右手の親指が届くと想定される範囲に配置されており、片手操作が可能となっている。特に、モードダイヤル44、十字キー46、及びメニュー/実行キー48は、操作の流れに沿って右から左へと無駄のない指の動きで所望の操作入力ができるように配置されている。なお、図3上でカメラ右側面の最上部に設けられた符合64はストラップ取付部である。
【0023】
図4には、図1に示した電子カメラ10の内部を背面側から見た様子が示されている。図4に示したように、カメラ内部を背面側から見たとき、右側のグリップ部24に対応する部分の内側に前記カードコネクタ54が配置され、このカードコネクタ54の左横に並んで液晶モニター42が配置される。カードコネクタ54は、周知のスタンドオフタイプのものが用いられ、電子回路基板(メイン基板)66に固着されている。
【0024】
また、カードコネクタ54の表面は金属性のシールド部材68で包囲されノイズ低減が図られている。なお、メイン基板66には、画像信号処理回路、中央演算処理装置(CPU)、及び液晶モニター(LCD)の駆動回路等が形成されている。図5に示すように、前記シールド部材68を構成する板金は、液晶モニター42を周面側から保持するフレーム部材70が一体的に形成されている。なお、図5中液晶モニター42は説明の便宜上省略してある。フレーム部材70は、液晶モニター42(図5中省略)の左右辺及び上辺を囲うように折り曲げられた形状を有し、数カ所に液晶モニター42を保持する為のフック(爪部)70A、70Bが形成されている。
【0025】
メイン基板66の端子66A、66Aに図示せぬフレキシブルケーブルを用いて液晶モニター42を連結し、この液晶モニター42を前記フレーム部材70に沿って遊挿する。その後、外装ケーシング12を構成する後カバー(背面側の外装ケース体)を取り付けることで液晶モニター42が固定される構造になっている。また、シールド部材68はメイン基板66の所定のグランド端子と接続され、前記フレーム部材70も図6上でメイン基板66の左端部のグランド端子と接続される。これにより、電気回路のグランド強化が図られる。
【0026】
図6には図5に示したメイン基板66を取り外した様子が示され、メイン基板66の裏側(キャビネットを構成する前カバーとメイン基板66との間)において、電池収納部40の上部空間に略円柱形状のストロボ用コンデンサー74が横向きに配置される。
なお、ストロボ用コンデンサー74の配置については、上述の形態の他、図4で示したメイン基板66上の液晶モニター42及びカードコネクタ54と同じ側において、液晶モニター42及びカードコネクタの上方の空間に、長手方向を横に向けてストロボ用コンデンサー74を配置する形態でもよい。
【0027】
次に、上記の如く構成された電子カメラの作用について説明する。
図4、図5で説明したように本実施の形態に係る電子カメラ10によれば、液晶モニター42とカードコネクタ54とをメイン基板66上に平面的に並べて配置したので、カメラの厚さ方向(奥行き方向)の寸法を小さくすることができ、カメラの薄型化を達成できる。特に、図2で説明した電池の配置形態と相まって、より一層の薄型化を実現できる。
【0028】
また、カードコネクタ54のシールド部材68にフレーム部材70を一体的に形成し、このフレーム部材70によって液晶モニター42を支持するようにしたので、液晶モニター42を固定するためのビスや留め具などの手段が不要となり、組付け作業の簡略化できる。更に、このフレーム部材70をメイン基板66のグランドに連結したことで、電気回路のグランドを強化でき、安定した回路動作が保証される。
【0029】
撮影者がカメラのグリップ部24を右手で把持し、図3に示した電源スイッチ50を図3上で右方向にスライドさせて指を離すと、液晶モニター42にオープニング画面が表示される。尚、電源スイッチ50から指を離したとき、電源スイッチ50は図示せぬ付勢手段の付勢力によって元の位置に戻るようになっている。
【0030】
続いて、モードダイヤル44を回して希望するモードに合わせる。モードダイヤル44を「SETUP」に合わせると、液晶モニター42にセットアップ画面が表示される。撮影者は十字キー46の上/下キーを操作して、セットアップ画面から変更したい項目を選択し、左/右キーで設定内容を変更して所望の設定入力を行う。
【0031】
十字キー46の左/右キーを押す毎に設定内容が切り替わり、所望の設定内容が表示されたら左/右キーの押圧を止める。そして、設定を決定するには、メニュー/実行キー48を押すか、あるいは、モードダイヤル44を他のモードに切り換える。
通常の撮影を行う場合には、モードダイヤル44をオート撮影モードに設定する。オート撮影モードは、撮影状況に応じて露出(電子シャッター値と絞り値の組合せ)と、ピントをカメラが自動的に制御するとともに、レリーズボタン26の全押しに応じて、CCDから読み出した画像データをスマートメディアに自動的に保存するモードである。
【0032】
ファインダー接眼部52を覗いて視野の略中心に現れるAFフレームマークを被写体に合わせて構図を決定し、レリーズボタン26を半押しすると、AE、AF機能が作動する。その後、レリーズボタン26を全押しすると、撮影が実行され、この時CCDから読み出された画像データが所定の信号処理を経てスマートメディアに記録される。
【0033】
なお、モードダイヤル44をオート撮影モードに合わせた後、表示キー62を押すと、液晶モニター42にスルー動画(撮影前の確認用画像)が表示され、撮影者はこの動画表示を見ながら構図を決定できる。構図の決定後レリーズボタン26を操作して撮影を行う動作手順は上述の通りである。
再生モードは、撮影済の画像を液晶モニター42に再生したり、パソコンその他の外部機器に出力する時に設定するモードである。一コマ再生、マルチ再生(複数コマ分の画像を画面上に1度に同時再生する形態)、指定コマ以降を自動で一定の時間毎に連続的に再生する自動再生(オートプレイ)等の形態がある。また、再生画像を電子ズームで拡大する再生ズーム、画像データを他のメディアへコピーする画像コピー、撮影画像の色調変更(美肌化、セピア色化)や画素数変更(リサイズ)も可能である。このような各種機能の操作に際しては、十字キー46及びメニュー/実行キー48の組合せによって所定の入力を行う。
【0034】
モードダイヤル44を再生モードに合わせると、スマートメディアに記録されている最終コマが再生され、液晶モニター42等に表示される。別のコマを再生する場合には、十字キー46の左/右キーを操作してコマ送りする。右キーを1回押すと1コマ順送りされ、左キーを1回押すと1コマ逆送りされる。
本実施の形態に係る電子カメラ10によれば、図7に示すように、グリップ部24を把持した右手の親指だけでモードダイヤル44、十字キー46、電源スイッチ50、表示キー62、メニュー/実行キー48等の各操作部を簡単に操作することができる。特に、液晶モニター42の表示内容の切り替え・変更に関する操作部(モードダイヤル44や十字キー46)を操作する際に、液晶モニター42が手で隠れることがなく、モニターの表示を見ながら確実な操作を行うことができるという利点がある。
【0035】
上記実施の形態では、平板状表示手段として液晶モニターを用いているが、表示手段の形態は液晶に限らず、EL(electro luminescence)ディスプレイ、LED(light emitting diode)ディスプレイ、プラズマディスプレイなど、様々な形態が可能である。
上記実施の形態では、電子カメラを例に説明したが、本発明は電子ブックや携帯情報端末など、平面表示手段を有する電子機器に広く適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る携帯型電子機器によれば、平板状表示手段とカードコネクタとを奥行き方向に重ならないように平面的に配置したので、機器の薄型化を達成できる。
特に、カードコネクタのシールド部材に一体的に形成したフレーム部材を用いて平板状表示手段を基板上に支持するようにしたので、ビスや留め具などの特別の固定手段を用いることなく、平板状表示手段を固定することができると共に、電子回路のグランド強化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す電子カメラの外観斜視図
【図2】図1の電子カメラを底面側から見た斜視図
【図3】図1の電子カメラの背面側斜視図
【図4】図1の電子カメラの内部構造を示す平面図
【図5】図1の電子カメラの内部構造を示す斜視図
【図6】図4に示したメイン基板を取り外した様子を示す電子カメラの内部構造図
【図7】本例の電子カメラを把持した様子を背面側から見た図
【符号の説明】
10…電子カメラ
12…外装ケーシング
14…本体
18…撮影レンズ
24…グリップ部
42…液晶モニター(平板状表示手段)
54…カードコネクタ
66…メイン基板(電子回路基板)
68…シールド部材
70…フレーム部材
74…ストロボ用コンデンサー

Claims (5)

  1. 文字や画像を表示する平板状表示手段と、電子回路基板上に固設され、カード状記録媒体が挿抜されるカードコネクタと、を備えた携帯型電子機器において、
    前記平板状表示手段と前記カードコネクタとが、互いに奥行き方向に重なり合う部分を有しないように、略同一平面に沿って並んで配置され、かつ、前記カードコネクタの表面が、金属性シールド部材で包囲され
    前記金属性シールド部材に、前記平板状表示手段を保持するためのフレーム部材が一体的に形成され、該フレーム部材を介して前記平板状表示手段が前記電子回路基板上に固定されることを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記フレーム部材が、前記電子回路基板のグランド端子に連結されることを特徴とする請求項記載の携帯型電子機器。
  3. 文字や画像を表示する平板状表示手段と、電子回路基板上に固設され、カード状記録媒体が挿抜されるカードコネクタと、を備えた携帯型電子機器において、
    前記電子回路基板上に前記平板状表示手段を保持するためのフレーム部材が設けられ、該フレーム部材を介して前記平板状表示手段が前記電子回路基板上に固定されるとともに、該平板状表示手段と前記カードコネクタとが、互いに奥行き方向に重なり合う部分を有しないように、略同一平面に沿って並んで配置され、かつ、前記フレーム部材が、前記電子回路基板のグランド端子に連結されることを特徴とする携帯型電子機器。
  4. 前記携帯型電子機器は、画像光を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段で撮影された画像を示す画像データを前記カード状記録媒体に記録すると共に、前記カード状記録媒体からデータを読み出す読み書き手段とを備え、前記撮像手段で撮影された画像又は前記カード状記録媒体から読み出された画像を前記平板状表示手段に表示できるように構成された電子カメラであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の携帯型電子機器。
  5. 前記電子カメラの内部を背面側から見たとき、グリップ部に対応する右部の内側に前記カードコネクタを収納すると共に、該カードコネクタの左横に前記平板状表示手段を配置し、前記カードコネクタ及び前記平板状表示手段の上方の空間に、長手方向を前記カードコネクタ及び前記平板状表示手段の並び方向に沿わせてストロボ用コンデンサーを配置したことを特徴とする請求項に記載の携帯型電子機器。
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