JP2000341564A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2000341564A
JP2000341564A JP2000087237A JP2000087237A JP2000341564A JP 2000341564 A JP2000341564 A JP 2000341564A JP 2000087237 A JP2000087237 A JP 2000087237A JP 2000087237 A JP2000087237 A JP 2000087237A JP 2000341564 A JP2000341564 A JP 2000341564A
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camera according
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electronic
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Yoko Nakamura
村 葉 子 中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能構成およびレイアウトの自由度を充分に
活かし、携帯性および操作性に優れ、使い勝手が良好な
カメラを提供すること。 【解決手段】 撮像光学系3、撮像素子、記録媒体、操
作手段および撮像処理手段をカメラボディ1に搭載し、
前記操作手段のレリーズボタン4を、該カメラボディ1
の撮像光学系3の対物側入射面に対して上方に隣接し且
つほぼ90°異なる面に配設する。カメラボディ1のレ
リーズボタン4が配設されている面の撮像光学系3の対
物側入射面に隣接する側縁近傍を軸として、カメラボデ
ィ1に密接した状態からほぼ90°の範囲で回動可能な
透視ファインダ部2を設ける。該透視ファインダ部2が
カメラボディ1に密接した状態では、レリーズボタン4
等の操作手段を覆い、且つ90°回動した状態で、該フ
ァインダ部2のファインダ窓部2aを撮像光学系3によ
る撮像視野の指標となる透視式ファインダとして機能さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子等の
撮像素子によって得た画像情報を記録媒体に記録する電
子カメラに係り、特に携帯時における形態および取り扱
いの便宜を図った電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】写真撮影には、銀塩フィルムを用いる在
来のカメラ、いわゆる銀塩カメラ、が従来から広く使用
されている。一方、近年、ディジタルカメラ等と称さ
れ、被写体像を、例えばCCD(電荷結合素子)撮像素
子等の固体撮像素子により撮像し、被写体の静止画像
(スティル画像)または動画像(ムービー画像)の画像
データを得て、PCカードなどと称されるIC(集積回
路)カード等のICメモリ媒体またはビデオフロッピー
(登録商標)ディスク等にディジタル的に記録するタイ
プの電子カメラが急速に普及しつつある。この種の電子
カメラにおいては、その光学系以外の全ての機能を電子
的に行なっていると言っても過言ではなく、基本的な撮
影機能から付加的なアクセサリ機能に至るまでことごと
く電子化されている。電子カメラは、画像データを電気
的に処理するため、フィルム給送部等によるスペースの
占有がなく、機能およびレイアウトの自由度が高く、本
来、適切な機能と各部のレイアウトを適切に工夫して、
操作性、携帯性および外観の優れたものとすることが容
易であるはずである。
【0003】カメラは、通常の場合、種々の状況を撮影
するための可搬携帯用装置として装備されるので、小型
カメラの需要が増大している。例えば、撮影フィルムを
用いる「使い切りカメラ」すなわち「使い捨てカメラ」
(「レンズ付きフィルム」とも称される)が広範囲に及
んで使用されつつある。このタイプのカメラは、カメラ
の機能を削減することにより、ハンディに且つローコス
トに作られる。同様に、電子カメラが広範囲に及んで使
用されることから、ハンディで且つローコストな電子カ
メラの需要が増大している。電子カメラを小型化しよう
とする場合には、撮像光学系、撮像素子、記憶媒体、電
子回路部および電源バッテリ等の主要な構成を小型化す
ることが必要であることはいうまでもない。そして、さ
らなる小型化を意図する場合、上述以外の構成、すなわ
ち撮像視野確認のためのファインダの構成の占有スペー
スが障害となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、機能構成およびレイアウト
の自由度を充分に活かし、携帯性に優れ、簡便に使用す
ることが可能な電子カメラを提供することを目的として
いる。本発明の他の目的は、特に、携帯時には、レリー
ズスイッチ等の操作部が露出することがなく、携帯性を
向上して、しかも撮影時には、簡便な操作で速やかに撮
影を行うことを可能とする安価な電子カメラを提供する
ことにある。本発明のその他の目的は、特に、撮影視野
の確認のためのファインダ機能部の構成を簡略化し、携
帯性を向上して、しかも高い機能性を持たせ得る電子カ
メラを提供することにある。本発明のさらにその他の目
的は、特に、撮影視野の確認のためのファインダ機能部
の製造も容易な電子カメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明に係る電子カメラは、上述した目的を達成するため
に、主面および該主面に対して実質的に直交するレンズ
面を有するカメラボディと、撮像光学系を構成し前記レ
ンズ面に配置される撮像レンズと、回動可能に前記カメ
ラボディに取着され、該回動によって前記主面に実質的
に直交し且つ前記レンズ面と実質的に平行な面をなす位
置とし得る光学的なファインダ部とを具備することを特
徴としている。請求項2に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記ファインダ部が、被写体像の範囲を規定す
る視野フレームを与える四角形のファインダ窓を持つ扁
平構造を有することを特徴としている。
【0006】請求項3に記載した本発明に係る電子カメ
ラは、前記主面が、互いに対峙する第1の縁部および第
2の縁部を有し、前記ファインダ部は、前記第2の縁部
に平行で且つその近傍の軸において、回動可能に取着さ
れ、且つ前記ファインダ窓の長さおよび幅が、前記撮像
レンズの画角および前記カメラボディの前記主面の前記
第1の縁部から前記第2の縁部までの距離で定義される
幅に従って設定されることを特徴としている。
【0007】請求項4に記載した本発明に係る電子カメ
ラは、前記主面に前記第1の縁部の近傍の軸において回
動可能に取着され、前記主面に実質的に直角をなし、且
つ前記ファインダ窓の面と実質的に平行な位置まで移動
し得るようにした視野板をさらに具備し、前記視野板
は、前記ファインダ窓の中心から延びる直交線上に中心
が位置するように配置した孔を有することを特徴として
いる。請求項5に記載した本発明に係る電子カメラは、
前記視野板の前記孔が、ほぼ4mm〜ほぼ7mmの直径を有
することを特徴としている。
【0008】請求項6に記載した本発明に係る電子カメ
ラは、前記ファインダ部が、四角形のファインダ窓を有
する扁平構造と、前記ファインダ窓に配置される少なく
とも1つの透明部材と、前記少なくとも1つの透明部材
に印刷され、撮影者が被写体像の撮像視野を決定するの
を助けるべく構成されたパターンのマークとを具備する
ことを特徴としている。請求項7に記載した本発明に係
る電子カメラは、前記少なくとも1つの透明部材は、所
定の厚みを有する単一の透明部材を有し、且つ前記パタ
ーンのマークは、対応するマークが前記透明部材の対峙
する各面に印刷される一対の対応するマークを有し、該
一対の対応するマークは、被写体像がカメラの視野範囲
にあるときに、撮影者により重なり合って見えるように
したことを特徴としている。
【0009】請求項8に記載した本発明に係る電子カメ
ラは、前記対応するマークの位置が、前記透明部材の厚
みおよび前記撮像光学系の前記撮像レンズの画角によっ
て決定されることを特徴としている。請求項9に記載し
た本発明に係る電子カメラは、前記各対応するマーク
が、対峙する枠線を有し、各枠線は、透視ファインダ窓
の両側辺に平行であることを特徴としている。請求項1
0に記載した本発明に係る電子カメラは、前記各対応す
るマークが、四角枠を有し、その各辺は、透視ファイン
ダ窓の辺にそれぞれ平行であることを特徴としている。
【0010】請求項11に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記各対応するマークが、前記透視ファインダ
窓の各角部近傍に印刷された1組の印を有することを特
徴としている。請求項12に記載した本発明に係る電子
カメラは、前記1組の印における印が、「L」字型およ
び円弧の少なくとも一方を含むことを特徴としている。
請求項13に記載した本発明に係る電子カメラは、前記
透明部材が、ガラスおよびプラスティックからなるグル
ープから選択した透明材料により形成されることを特徴
としている。
【0011】請求項14に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記少なくとも1つの透明部材は、互いに所定
の距離を離間して配置された2個またはそれ以上の透明
部材を備え、且つ前記パターンのマークが、1組の対応
するマークを有し、1つの対応するマークは、被写体が
該電子カメラの撮像範囲内にあるときに、該1組の対応
するマークが、当該電子カメラの撮影者ににより重なり
合って見えるように各透明材料の面に印刷されることを
特徴としている。請求項15に記載した本発明に係る電
子カメラは、前記対応するマークの位置が、前記透明部
材間の距離と、前記撮像光学系の前記撮像レンズの画角
に従って決定することを特徴としている。
【0012】請求項16に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記対応するマークが、対峙する枠線を有し、
各枠線がそれぞれ透視ファインダ窓の両側辺に平行であ
ることを特徴としている。請求項17に記載した本発明
に係る電子カメラは、前記対応するマークが、四角枠を
有し、各辺がそれぞれ透視ファインダ窓の辺に平行であ
ることを特徴としている。請求項18に記載した本発明
に係る電子カメラは、前記対応するマークが、前記ファ
インダ窓の各角部近傍に印刷された1組の印を有するこ
とを特徴としている。
【0013】請求項19に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記1組の印における印が、「L」字型および
円形の少なくとも一方を含むことを特徴としている。請
求項20に記載した本発明に係る電子カメラは、前記透
明部材が、ガラスおよびプラスティックからなるグルー
プから選択した透明材料により各々形成されることを特
徴としている。請求項21に記載した本発明に係る電子
カメラは、前記カメラボディは、横幅ほぼ60mm×縦幅
ほぼ40mm×高さほぼ15mmの直方体をなすことを特徴
としている。
【0014】請求項22に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記ファインダ部は、前記ファインダ部が前記
主面に接触して扁平をなす、閉じた位置から、前記ファ
インダ部が前記主面に実質的に直交し、前記レンズ面に
実質的に平行な面内に位置する開いた位置まで回動可能
であることを特徴としている。請求項23に記載した本
発明に係る電子カメラは、ファインダ部が前記開位置に
あるときにオン状態となり、ファインダ部が前記閉位置
にあるときにオフ状態となる電源スイッチを、さらに有
することを特徴としている。
【0015】請求項24に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記主面に配設された少なくとも1つの操作ボ
タンを持つ操作部をさらに有し、前記ファインダ部が前
記閉位置にあるときに、前記少なくとも1つの操作ボタ
ンが、覆われて、不用意な操作から保護されることを特
徴としている。請求項25に記載した本発明に係る電子
カメラは、電子カメラであって、前記電子カメラの光学
系および電気系を収容し、上面および該上面に実質的に
直交する端面を含む収容手段と、前記端面を通して前記
収容手段から外部に露出する前記光学系の撮像レンズ
と、被写体像を観察するファインダ手段と、前記ファイ
ンダ手段を、前記上面に平らに密接する閉位置から、前
記上面に実質的に直交し、該前記端面に実質的に平行と
なる開位置まで移動させる移動手段と、を具備すること
を特徴としている。
【0016】請求項26に記載した本発明に係る電子カ
メラは、前記主面上に配置され、前記カメラの電気系お
よび光学系を操作する操作手段をさらに具備し、且つ前
記被写体像を観察する前記ファインダ手段は、前記移動
手段により、閉位置へ移動し、前記操作手段が、隠され
且つ不用意な操作から保護されることを特徴としてい
る。請求項27に記載した本発明に係る電子カメラは、
前記被写体像を観察する前記ファインダ手段が前記開位
置にあるときに前記カメラの電気系に電力を供給し、前
記被写体像を観察する前記ファインダ手段が前記閉位置
にあるときに前記電気系に対する電力を阻止する電力供
給手段と、前記開位置および閉位置において、前記被写
体を観察する前記ファインダ手段を係止する係止手段と
をさらに具備することを特徴としている。
【0017】
【作用】すなわち、本発明による電子カメラの一つの形
態は、被写体像を結像させる撮像光学系、前記撮像光学
系により結像された被写体光学像を電子的な画像情報に
変換する撮像素子、画像情報を記録するための記録媒
体、ユーザが撮像操作を行うためのレリーズボタンを含
む操作手段、および前記操作手段に応答し、前記撮像素
子により変換された画像情報に所要の処理を施して前記
記録媒体に書き込む撮像処理手段を有する電子カメラに
おける前記撮像光学系、撮像素子、記録媒体、操作手段
および撮像処理手段をカメラボディに搭載し、前記操作
手段のレリーズボタンを、該カメラボディの前記撮像光
学系の対物側入射面(レンズ面)に対して上方に隣接し
且つほぼ90°異なる面に配設し、前記カメラボディの
前記操作手段の少なくともレリーズボタンが配設されて
いる主面の前記前記撮像光学系の対物側入射面に隣接す
る側縁近傍を軸として、カメラボディに密接した状態か
らほぼ90°の範囲で回動可能としてファインダ部を支
持させて、該ファインダ部が前記カメラボディに密接し
た状態では、少なくとも前記レリーズボタンを覆い、且
つほぼ90°回動した状態で、該ファインダ部を前記撮
像光学系による撮像視野の指標となる透視式ファインダ
として機能させる構成とする。
【0018】このような構成により、機能構成およびレ
イアウトの自由度を充分に活かし、携帯時には、レリー
ズスイッチ等の操作部が露出することがないので、携帯
性に優れ、しかも撮影時には、簡便な操作で速やかに撮
影を行うことが可能となる。また、本発明による電子カ
メラの他の形態は、前記ファインダ部が、離間して配置
された一対の透視視野枠を含む。このような構成によ
り、特に、撮影視野の確認のためのファインダ機能部の
構成を簡略化し、携帯性を向上して、しかも高い機能性
を持たせることができる。本発明による電子カメラその
他の形態は、透明部材上に形成された枠線により前記透
視視野枠を形成する。このような構成により、特に、撮
影視野の確認のためのファインダ機能部の製造も容易と
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に基づ
き、図面を参照して本発明に係る電子カメラを詳細に説
明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子
カメラの非撮影時、つまり携帯時の外観を示す斜視図で
あり、図2は、同電子カメラの非携帯時つまり撮影時の
外観を示す斜視図である。図1および図2に示す電子カ
メラは、カメラボディ1、ファインダ部2、撮像光学系
3、レリーズボタン4、撮影モードボタン5、転送ボタ
ン6、表示部122およびチェーン(またはストラッ
プ)7を具備する。
【0020】カメラボディ1は、例えばほぼ直方体状に
形成されており、一側面にチェーン取付部1aを備えて
いる。この場合、カメラボディ1は、携帯に便利なよう
に、例えば横幅60mm×縦幅40mm×高さ15mm程度の
小型に形成されている。カメラボディ1の上面(主面)
部には、ファインダ部2が設けられている。該カメラボ
ディ1には、撮像光学系3が主面に対し直交する一側面
(レンズ面)に対物レンズ側を覗かせて搭載されてい
る。ファインダ部2は、カメラボディ1の上面の物体側
一側縁(第1の縁部)、つまり撮像光学系3の対物レン
ズが露出している面の上縁に、例えば蝶番機構により回
動可能に取着されている。ファインダ部2は、光学ファ
インダとして構成され、該光学ファインダは、撮影しま
たは取込んだ画像を生成しまたは表示するための液晶表
示装置またはその他の電子的装置を用いるのと異なり、
簡単な構造で、撮影される実際の画像の視野を提示す
る。
【0021】すなわち、ファインダ部2は、カメラボデ
ィ1の上面の物体側一側縁近傍において、該側縁に平行
な軸線を軸として、カメラボディ1の上面に密着する状
態から、前記物体側一側縁上にほぼ直立する状態までの
間のほぼ90°の範囲で回動可能である。なお、明確に
は図示してはいないが、ファインダ部2を開いた状態、
つまり前記物体側一側縁上にほぼ直立した状態、で不用
意に回動しないようにするため、ファインダ部2を一時
的に係止する機構を備えている。さらに、カメラボディ
1内には、明確には図示していないが、ファインダ部2
の動作に連動し、ファインダ部2を開いて直立した状態
でのみ当該カメラの動作電源をオンとし、ファインダ部
2を閉じた状態では当該カメラの動作電源をオフとする
電源スイッチ(図3における130)を設けている。
【0022】ファインダ部2には、アクションファイン
ダまたはスポーツファインダなどと称される透視式ファ
インダを形成するほぼ四角形の透視ファインダ窓2aが
形成されている。すなわち、透視ファインダ窓2aは、
相互間を所定間隔離間した2枚以上のガラスまたはプラ
スチックのような透明部材により形成されている。各透
明部材上には、図2に示すように、それぞれ撮影視野を
規定するための一対の視野フレームとしての枠線20a
が、透視ファインダ窓2aの側縁に平行に印刷されてい
る。各透明部材上の前記一対の枠線20aの長さおよび
間隔は、2枚以上の透明部材の間隔および撮像光学系3
の撮像レンズの画角によって決定される。撮影者は、透
視ファインダ窓2aを通して被写体像を覗き、前後の透
明部材上の枠線20aが重なり合うように撮影者の目と
透視ファインダ窓2aとの間の距離を調整することによ
って、枠線20aによって決まる撮影視野を確認するこ
とができる。
【0023】なお、撮影者による撮像視野の視認を容易
にするため、枠線20aの各端を直線で結び、図3に示
すように四角枠20bを各透明部材に印刷するようにし
てもよい。この場合、四角枠20bは、各透明部材に同
様の方法で印刷してもよい。また、透視ファインダ窓2
aを、所定の厚さを有する1枚の透明部材で形成するよ
うにしてもよい。この場合には、該透明部材の前面およ
び後面に、各一対の枠線20aまたは20bを印刷すれ
ばよい。該透明部材上の前記各一対の枠線20aの長さ
および間隔は、該透明部材の厚みおよび撮像光学系3の
撮像レンズの画角によって決定される。
【0024】なお、一対の枠線20aおよび四角枠20
bの代わりに、透明部材に種々のパターンのマークを印
刷してもよい。図4における透明部材には、撮影視野を
規定するために、透視ファインダ窓2aの四隅近傍にそ
れぞれ「L」字型マーク20cが印刷されている。図2
に示された枠線20aと同様に、透明部材上の「L」字
型マーク20cの印刷される位置は、透明部材の間隔お
よび撮像光学系3の撮像レンズの画角によって決定され
る。「L」字型マーク20cを、他の形、例えば円形あ
るいは円弧状としてもよい。また、カメラボディ1の上
面には、レリーズボタン4、撮影モードボタン5、転送
ボタン6および表示部122が配設されている。レリー
ズボタン4は、撮影動作、つまり画像取り込み記録を指
示操作するためのボタンである。撮影モードボタン5
は、撮影動作モードを切り替えるためのボタンである。
【0025】転送ボタン6は、外部にコンピュータ、例
えばパーソナルコンピュータ(PC)、を接続して、記
録画像を当該電子カメラからコンピュータへ転送させる
ためのデータ伝送を指示操作するためのボタンである。
表示部122は、例えば、液晶表示(LCD)素子、ま
たは発光素子を有し、撮影モードのような当該電子カメ
ラの動作状態を示すメッセージを表示する。上述したフ
ァインダ部2を閉じた状態、つまりカメラに密着した状
態では、カメラボディ1の上面に配設されたレリーズボ
タン4、撮影モードボタン5および転送ボタン6は、フ
ァインダ部2により覆われて、不用意に操作することが
できないように保護される。カメラボディ1のチェーン
取付部(またはストラップ取付部)1aには、必要に応
じて、例えばキーホルダチェーンのようなチェーン7を
取着して、携帯時にしっかり保持したり、衣服に係止し
たりすることができるようにする。
【0026】すなわち、携帯時は、図1に示すように、
ファインダ部2を閉じて、カメラボディ1に密着させて
携帯すれば、カメラボディ1の上面のレリーズボタン
4、撮影モードボタン5および転送ボタン6がファイン
ダ部2により保護され、且つ電源スイッチ130がオフ
となるので、誤操作するおそれもない。この状態では、
当該電子カメラ全体もコンパクトとなり、ポケット等に
収容して容易に携帯することができる。また、撮影時に
は、図2に示すように、ファインダ部2を開き、カメラ
ボディ1に対して直立させることにより、電源スイッチ
130がオンとなり、透視ファインダ窓2aを透視式フ
ァインダとして使用することが可能となって、被写体が
明るく且つ見易い状態で撮影視野を設定することができ
る。
【0027】図5を参照して、本発明の第2の実施の形
態による電子カメラについて説明する。図5は、本発明
の第2の実施の形態による電子カメラの撮影時の外観を
示す斜視図である。該第2の実施の形態の電子カメラの
構成は、ファインダ部2を除き、図1および図2に示さ
れた第1の実施の形態と実質的に同様である。第2の実
施の形態のファインダ部2は、透明部材が設けられてい
ない四角形のファインダ窓を備えている。言い換えれ
ば、ファインダ窓2bが、撮影視野枠として形成されて
いる。ファインダ窓2bの長さおよび幅は、撮像光学系
3の撮像レンズの画角および図5に参照符号a′で示さ
れるカメラボディ1の縦幅によって決定される。撮影者
は、ファインダ窓2bを通して被写体像を覗き、被写体
像の撮影視野を確認することができる。すなわち、撮影
者は、例えば、鼻を図5の位置Aに置き、両目の中央位
置が実質的にファインダ窓2bの中心から延びる直交線
上に位置し、両目は、実質的にファインダ窓2bの面に
実質的に平行となるようにする。この第2の実施の形態
の電子カメラの非撮影時の外観は、実質的に図1と同様
であるので、図示は省略する。
【0028】図6を参照して、本発明の第3の実施の形
態による電子カメラについて説明する。図6は、本発明
の第3の実施の形態による電子カメラの撮影時の外観を
示す斜視図である。この第3の実施の形態の電子カメラ
の非撮影時の外観も、実質的に図1と同様であるので、
図示は省略する。該第3の実施の形態の電子カメラの構
成は、視野板10を除き、図5に示された第2の実施の
形態と実質的に同様である。視野板10は、ファインダ
窓2bの面に実質的に平行に立設され、且つ中心が実質
的にファインダ窓2bの中心から延びる直交線上に位置
するように穿設した孔10aを有して構成される。孔1
0aの直径は、約4mm〜7mmの範囲内とする。該視野板
10は、カメラボディ1の上面の縁部(第2の縁部)に
蝶番によって取り付けられている。
【0029】該視野板10が取着される第2の縁部は、
ファインダ部2が蝶番によって取り付けられたカメラボ
ディ1の主面である上面の第1の縁部に対峙し且つ平行
な縁部である。視野板10は、ほぼ90°回動可能であ
る。視野板10は、閉じた位置(すなわち、視野板10
がカメラボディ1の上面に密着した位置)から回動させ
ることにより、カメラボディ1の上面に対して相対的に
垂直に立ち上がる。視野板10が開いた位置にあるとき
に、該視野板10を係止するための機構(図示せず)
が、カメラボディ1の上面に対して視野板10を直立さ
せた状態を維持させるために、カメラボディ1に設けら
れている。撮影者が、撮影するときは、撮影者は、ファ
インダ部2および視野板10を、開き且つ回動させて、
それぞれカメラボディ1の上面に対して垂直に立て、両
者を互いに平行に対峙させる。撮影者は、視野板10の
孔10aおよびファインダ窓2bを通して被写体像を覗
くことにより、被写体像の撮影視野を確認する。
【0030】第2の実施の形態のファインダ窓2bのよ
うに、ファインダ窓2bの長さおよび幅は、撮像光学系
3の撮像レンズの画角およびカメラボディ1の縦幅、即
ち光軸方向の幅a′によって決定される。第3の実施の
形態の電子カメラの構成部品数は、第2の実施の形態の
電子カメラのそれよりも多いけれども、孔10aを有す
る視野板10を用いることにより、撮影者は、被写体像
の撮像視野範囲を容易に確認することができる。
【0031】次に、図1〜図6に示した電子カメラの電
気的なシステム構成について図7を参照して説明する。
この実施の形態では、スティル画像、すなわち静止画像
のみならず、短時間の動画および音声情報等も記録させ
ることが可能な電子カメラを例にとって説明している。
図7に示す電子カメラは、レンズ系101、シャッタ機
構102、CCD固体撮像素子103、CDS(相関二
重サンプリング)回路104、第1のA/D(アナログ
−ディジタル)変換器105、ディジタル信号処理部1
06、画像圧縮/伸長部107、FIFO(first in-f
irst out)108、カードインタフェース(I/F)1
09、PCカード110、マイクロフォン111、フィ
ルタアンプ(フィルタ増幅器)112、第2のA/D
(アナログ−ディジタル)変換器113、音声圧縮/伸
長部114、D/A(ディジタル−アナログ)変換器1
15、フィルタアンプ116、CPU121、表示部1
22、操作部123、伝送部124、レンズドライバ1
25、制御信号生成部(SG)126、バッテリ12
8、DC−DC(直流−直流)コンバータ129および
電源スイッチ130を具備している。
【0032】レンズ系101およびシャッタ機構102
は、被写体像を結像するための撮像光学系3を構成す
る。シャッタ機構102は、絞り機構およびフィルタ機
構等を含み、レリーズ時の露光を制御する。シャッタ機
構102には、必要に応じてオートフォーカス(AF)
機構を設けていてもよい。撮像素子としては、この実施
の形態では、CCD固体撮像素子103が用いられてい
る。CCD固体撮像素子103は、撮像光学系3により
結像された光学像を電気信号に変換する。撮像処理手段
は、この場合、CDS回路104、第1のA/D変換器
105、ディジタル信号処理部106、画像圧縮/伸長
部107、FIFO108およびCPU121等で構成
している。
【0033】CDS回路104は、相関二重サンプリン
グによりCCD固体撮像素子103における雑音成分を
抑圧する。A/D変換器105は、CDS回路104を
介して入力されるCCD固体撮像素子103からのアナ
ログ画像信号をディジタル画像データに変換する。すな
わち、CCD固体撮像素子103の出力信号は、CDS
回路104を経てA/D変換器105において最適なサ
ンプリング周波数でサンプリングされてディジタル値に
変換される。ディジタル信号処理部106は、A/D変
換器105から入力したディジタル画像データを色差成
分と輝度成分に分けて、所要の各種処理、補正処理およ
び画像圧縮/伸長のための前処理を施す。画像圧縮/伸
長部107は、例えばJPEG(Joint Photographic E
xperts Group)準拠の画像圧縮/伸長のための直交変換
およびハフマン符号化/復号化等の処理を行う。
【0034】一方、音声は、マイクロフォン111によ
り電気信号に変換され、フィルタアンプ112により所
要の周波数帯域のみが選択的に増幅され、A/D変換器
113により所要の周波数帯域の2倍以上の周波数でサ
ンプリングされてディジタル値に変換される。さらに、
このディジタル値は、音声圧縮/伸長部114により圧
縮され、符号化処理される。FIFO108は、例えば
DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシ
ュメモリ等で実現される一時記憶手段であり、圧縮処理
された画像データと音声データを一旦蓄える。FIFO
108に保持された圧縮画像データおよび圧縮音声デー
タは、カードインタフェース109に読み出され、該カ
ードインタフェース109に結合される記録媒体である
PCカード110に書き込まれる。
【0035】CPU121は、操作部123からの指示
に従い、上記各部の動作を制御する。表示部122は、
例えば簡易な液晶表示装置(LCD)または発光ダイオ
ード等で構成され、当該電子カメラの動作状態等のモー
ド表示を行う。また、データ転送時には、PCカード1
10に記録された記録データを、カードインタフェース
109、FIFO108を介して読み出し、画像圧縮/
伸長部107で伸長復元して、ディジタル信号処理部1
06から外部に供給する。音声データについては、FI
FO108から音声圧縮/伸長部114により伸長復元
し、D/A変換器115でアナログ信号としフィルタア
ンプ116を介して出力に供する。操作部123は、操
作手段を構成し、図2に示した、撮像指示を与えるため
のレリーズボタン4、撮影モードボタン5および転送ボ
タン6等を含んでいる。
【0036】伝送部124は、操作部123の転送ボタ
ン6が操作されたときに、CPU121により制御され
て、上述した経路でディジタル信号処理部106から出
力される画像データおよびフィルタアンプ116から出
力される音声信号を外部のコンピュータ等へ伝送させ
る。レンズドライバ125は、撮像光学系3を構成する
撮像レンズ系101およびシャッタ機構102を、CP
U121の制御に従って駆動する。制御信号生成部12
6は、クロック信号等の駆動制御信号を生成して、CC
D固体撮像素子103、CDS回路104およびA/D
変換器105に供給し、これら各部を作動させる。
【0037】当該電子カメラの電源部は、バッテリ12
8およびDC−DCコンバータ129で構成される。バ
ッテリ128は、Ni−Cd(ニッケルカドミウム)電
池、ニッケル水素電池およびリチウム電池等が用いら
れ、該バッテリ128の出力がDC−DCコンバータ1
29で所要の電圧に変換されて、各部に供給される。電
源スイッチ130は、既に述べたように、ファインダ部
2のカメラボディ1に対する開閉操作に連動して、ファ
インダ部2を開きカメラボディ1に対して直立させた状
態でオン、ファインダ部2を閉じカメラボディ1に密着
させた状態でオフとなり、CPU121に制御信号を与
えて、DC−DCコンバータ129からの各部への給電
をオン/オフ制御する。
【0038】電源スイッチ130がオンとなると、CP
U121によって撮像処理系が制御されて、当該電子カ
メラは撮影が可能な待機状態となる。この撮影時の状態
では、ファインダ部2の透視ファインダ窓2aを用い
て、被写体が明るく且つ見易い状態で撮影視野を設定
し、操作部123のレリーズボタン4を操作することに
よって、被写体を所望の撮像視野で撮影することができ
る。すなわち、操作部123のレリーズボタン4による
レリーズ操作により、撮像光学系3のシャッタ機構10
2を開いて、被写体像をレンズ系101を介してCCD
固体撮像素子103で撮像し、ディジタル信号処理部1
06等を介してPCカード110に画像データを書き込
む。
【0039】この撮影待機状態においては、ユーザは、
撮影モードボタン5の操作によって、表示部122等を
併用して撮影モードを選択設定することができる。ま
た、転送ボタン6を操作することによって、既に撮影し
てPCカード110に格納した画像等のデータを、伝送
部124により外部コンピュータに伝送させることがで
きる。また、撮像を終了し、携帯するにあたっては、図
1に示すように、ファインダ部2を閉じて、カメラボデ
ィ1に密着させて、カメラボディ1の上面のレリーズボ
タン4、撮影モードボタン5および転送ボタン6をファ
インダ部2により覆うとともに、電源スイッチ130を
オフとする。
【0040】すなわち、ファインダ部2を閉じた状態に
おいては、当該電子カメラは、カメラボディ1およびフ
ァインダ部2の形態に従ったほぼ直方体状をなし、外面
に突起部もほとんどない。このとき、操作部123のレ
リーズボタン4、撮影モードボタン5および転送ボタン
6が露出していないだけでなく、ファインダ部2の操作
に応動する電源スイッチ130により、電源がオフとさ
れているので、撮像処理系が誤って動作することもな
く、ユーザは、安心して携帯することができる。この状
態では、当該電子カメラ全体も非常にコンパクトとな
り、容易に携帯することができる。上述した第1〜第3
の実施の形態による電子カメラは、簡単な構成のファイ
ンダ部2で被写体の撮像視野を確認するようにしている
ので、撮像視野を表示して確認するのに液晶表示素子を
用いる電子カメラに比して、構成部品点数が少なく、且
つ低コストの電子カメラを得ることができる。
【0041】また、第1〜第3の実施の形態におけるフ
ァインダ部2がカメラボディ1のカバーとしても機能し
ているので、ファインダ部2のためのスペースを節約
し、電子カメラを小型で且つ携帯性のよいものとするこ
とができる。なお、上述においては、携帯時には、カメ
ラボディ1に対するファインダ部2の回動操作により、
カメラボディ1の上面のレリーズボタン4、撮影モード
ボタン5および転送ボタン6が覆われ且つ電源が切れる
ようにしたが、操作部123の主要な部分をファインダ
部2で覆うようにすれば、電源は専用のスイッチを操作
することによりオン/オフさせる構成としてもよい。ま
た、上述においては、カメラボディ1に対してファイン
ダ部2を開き直立させた状態で、容易に閉じることがで
きないように係止する機構を設けるものとしたが、逆に
開いた状態から閉じる回動動作によりスプリング等を畜
勢し、閉じた状態で係止する機構を設け、この係止をは
ずすことにより、ファインダ部2がカメラボディ1から
ポップアップする構成として、携帯時の速写性を向上す
るようにしても良い。なお、本発明は、上述し且つ図面
に示す実施の形態にのみ限定されることなく、その要旨
を変更しない範囲内で種々変形実施することが可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、被
写体像を結像させる撮像光学系、前記撮像光学系により
結像された被写体光学像を電子的な画像情報に変換する
撮像素子、画像情報を記録するための記録媒体、ユーザ
が撮像操作を行うためのレリーズボタンを含む操作手
段、および前記操作手段に応答し、前記撮像素子により
変換された画像情報に所要の処理を施して前記記録媒体
に書き込む撮像処理手段を有する電子カメラにおける前
記撮像光学系、撮像素子、記録媒体、操作手段および撮
像処理手段をカメラボディに搭載し、前記操作手段のレ
リーズボタンを、該カメラボディの前記撮像光学系の対
物側入射面に対して上方に隣接し且つほぼ90°異なる
面に配設し、前記カメラボディの前記操作手段の少なく
ともレリーズボタンが配設されている面の前記撮像光学
系の対物側入射面に隣接する側縁近傍を軸として、カメ
ラボディに密接した状態からほぼ90°の範囲で回動可
能としてファインダ部を支持させて、該ファインダ部が
前記カメラボディに密接した状態では、少なくとも前記
レリーズボタンを覆い、且つほぼ90°回動した状態
で、該ファインダ部を前記撮像光学系による撮像視野の
指標となる透視式ファインダとして機能させる構成とす
ることにより、機能構成およびレイアウトの自由度を充
分に活かし、携帯時には、レリーズスイッチ等の操作部
が露出することがないので、携帯性に優れ、しかも撮影
時には、簡便な操作で速やかに撮影を行うことが可能な
電子カメラを提供することができる。
【0043】また、本発明の電子カメラによれば、前記
ファインダ部が、離間して配置された一対の透視視野枠
を含むことにより、特に、撮影視野の確認のためのファ
インダ機能部の構成を簡略化し、携帯性を向上して、し
かも高い機能性を持たせることができる。また、本発明
の電子カメラによれば、透明部材上に形成された枠線に
より前記透視視野枠を形成することにより、特に、撮影
視野の確認のためのファインダ機能部の製造も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子カメラの
携帯時の外観構成を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1の電子カメラの透視ファインダのマークに
一対の枠線を用いた場合の撮影時の外観構成を模式的に
示す斜視図である。
【図3】図1の電子カメラの透視ファインダのマークに
四角枠を用いた場合の撮影時の外観構成を模式的に示す
斜視図である。
【図4】図1の電子カメラの透視ファインダのマークに
「L」字型マークを用いた場合の撮影時の外観構成を模
式的に示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る電子カメラの
撮影時の外観構成を模式的に示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る電子カメラの
撮影時の外観構成を模式的に示す斜視図である。
【図7】図1〜図6の電子カメラの電気的な機能構成を
模式的に示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラボディ 1a チェーン取付部 2 ファインダ部 2a 透視ファインダ窓 2b 透視ファインダ窓 3 撮像光学系 4 レリーズボタン 5 撮影モードボタン 6 転送ボタン 7 チェーン 10 視野板 10a 孔 20a 枠線 20b 四角枠 20c 「L」字型マーク 101 撮像レンズ系 102 シャッタ機構 103 CCD(電荷結合素子)固体撮像素子 104 CDS(相関二重サンプリング)回路 105 第1のA/D(アナログ−ディジタル)変換器 106 ディジタル信号処理部 107 画像圧縮/伸長部 108 FIFO(first in-first out) 109 カードインタフェース(I/F) 110 PCカード 111 マイクロフォン 112 フィルタアンプ 113 第2のA/D(アナログ−ディジタル)変換器 114 音声圧縮/伸長部 115 D/A(ディジタル−アナログ)変換器 116 フィルタアンプ 121 CPU(中央処理部) 122 表示部 123 操作部 124 伝送部 125 レンズドライバ 126 制御信号生成部(SG) 128 バッテリ 129 DC−DCコンバータ 130 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/20 G03B 17/20 19/02 19/02 // H04N 101:00

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主面および該主面に対して実質的に直交
    するレンズ面を有するカメラボディと、 撮像光学系を構成し前記レンズ面に配置される撮像レン
    ズと、 回動可能に前記カメラボディに取着され、該回動によっ
    て前記主面に実質的に直交し且つ前記レンズ面と実質的
    に平行な面をなす位置とし得る光学的なファインダ部と
    を具備することを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記ファインダ部は、被写体像の範囲を
    規定する視野フレームを与える四角形のファインダ窓を
    持つ扁平構造を有することを特徴とする請求項1に記載
    の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記主面は、互いに対峙する第1の縁部
    および第2の縁部を有し、前記ファインダ部は、前記第
    1の縁部に平行で且つその近傍の軸において、回動可能
    に取着され、且つ前記ファインダ窓の長さおよび幅は、
    前記撮像レンズの画角および前記カメラボディの前記主
    面の前記第1の縁部から前記第2の縁部までの距離で定
    義される幅に従って設定されることを特徴とする請求項
    2に記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 前記主面に前記第2の縁部の近傍の軸に
    おいて回動可能に取着され、前記主面に実質的に直角を
    なし、且つ前記ファインダ窓の面と実質的に平行な位置
    まで移動し得るようにした視野板をさらに具備し、前記
    視野板は、前記ファインダ窓の中心から延びる直交線上
    に中心が位置するように配置した孔を有することを特徴
    とする請求項3に記載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 前記視野板の前記孔は、ほぼ4mm〜ほぼ
    7mmの直径を有することを特徴とする請求項4に記載の
    電子カメラ。
  6. 【請求項6】 前記ファインダ部は、四角形のファイン
    ダ窓を有する扁平構造と、 前記ファインダ窓に配置される少なくとも1つの透明部
    材と、 前記少なくとも1つの透明部材に印刷され、撮影者が被
    写体像の撮像視野を決定するのを助けるべく構成された
    パターンのマークとを具備することを特徴とする請求項
    1に記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの透明部材は、所定
    の厚みを有する単一の透明部材を有し、且つ前記パター
    ンのマークは、対応するマークが前記透明部材の対峙す
    る各面に印刷される一対の対応するマークを有し、該一
    対の対応するマークは、被写体像がカメラの視野範囲に
    あるときに、撮影者により重なり合って見えるようにし
    たことを特徴とする請求項6に記載の電子カメラ。
  8. 【請求項8】 前記対応するマークの位置は、前記透明
    部材の厚みおよび前記撮像光学系の前記撮像レンズの画
    角によって決定されることを特徴とする請求項7に記載
    の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 前記各対応するマークは、対峙する枠線
    を有し、各枠線は、透視ファインダ窓の両側辺に平行で
    あることを特徴とする請求項8に記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 前記各対応するマークは、四角枠を有
    し、その各辺は、透視ファインダ窓の辺にそれぞれ平行
    であることを特徴とする請求項8に記載の電子カメラ。
  11. 【請求項11】 前記各対応するマークは、前記透視フ
    ァインダ窓の各角部近傍に印刷された1組の印を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 前記1組の印における印は、「L」字
    型および円形の少なくとも一方を含むことを特徴とする
    請求項11に記載の電子カメラ。
  13. 【請求項13】 前記透明部材は、ガラスおよびプラス
    ティックからなるグループから選択した透明材料により
    形成されることを特徴とする請求項7に記載の電子カメ
    ラ。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの透明部材は、互
    いに所定の距離を離間して配置された2個またはそれ以
    上の透明部材を備え、且つ前記パターンのマークは、1
    組の対応するマークを有し、1つの対応するマークは、
    被写体が該電子カメラの撮像範囲内にあるときに、該1
    組の対応するマークが、当該電子カメラの撮影者にによ
    り重なり合って見えるように各透明材料の面に印刷され
    ることを特徴とする請求項6に記載の電子カメラ。
  15. 【請求項15】 前記対応するマークの位置は、前記透
    明部材間の距離と、前記撮像光学系の前記撮像レンズの
    画角に従って決定することを特徴とする請求項14に記
    載の電子カメラ。
  16. 【請求項16】 前記対応するマークは、対峙する枠線
    を有し、各枠線がそれぞれ透視ファインダ窓の両側辺に
    平行であることを特徴とする請求項15に記載の電子カ
    メラ。
  17. 【請求項17】 前記対応するマークは、四角枠を有
    し、各辺がそれぞれ透視ファインダ窓の辺に平行である
    ことを特徴とする請求項15に記載の電子カメラ。
  18. 【請求項18】 前記対応するマークは、前記ファイン
    ダ窓の各角部近傍に印刷された1組の印を有することを
    特徴とする請求項15に記載の電子カメラ。
  19. 【請求項19】 前記1組の印における印は、「L」字
    型および円形の少なくとも一方を含むことを特徴とする
    請求項18に記載の電子カメラ。
  20. 【請求項20】 前記透明部材は、ガラスおよびプラス
    ティックからなるグループから選択した透明材料により
    各々形成されることを特徴とする請求項7に記載の電子
    カメラ。
  21. 【請求項21】 前記カメラボディは、横幅ほぼ60mm
    ×縦幅ほぼ40mm×高さほぼ15mmの直方体をなすこと
    を特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  22. 【請求項22】 前記ファインダ部は、前記ファインダ
    部が前記主面に接触して扁平をなす、閉じた位置から、
    前記ファインダ部が前記主面に実質的に直交し、前記レ
    ンズ面に実質的に平行な面内に位置する開いた位置まで
    回動可能であることを特徴とする請求項1に記載の電子
    カメラ。
  23. 【請求項23】 ファインダ部が前記開位置にあるとき
    にオン状態となり、ファインダ部が前記閉位置にあると
    きにオフ状態となる電源スイッチを、さらに有すること
    を特徴とする請求項22に記載の電子カメラ。
  24. 【請求項24】 前記主面に配設された少なくとも1つ
    の操作ボタンを持つ操作部をさらに有し、前記ファイン
    ダ部が前記閉位置にあるときに、前記少なくとも1つの
    操作ボタンが、覆われて、不用意な操作から保護される
    ことを特徴とする請求項22に記載の電子カメラ。
  25. 【請求項25】 電子カメラであって、 前記電子カメラの光学系および電気系を収容し、上面お
    よび該上面に実質的に直交する端面を含む収容手段と、 前記端面を通して前記収容手段から外部に露出する前記
    光学系の撮像レンズと、 被写体像を観察するファインダ手段と、 前記ファインダ手段を、前記上面に平らに密接する閉位
    置から、前記上面に実質的に直交し、該前記端面に実質
    的に平行となる開位置まで移動させる移動手段と、を具
    備することを特徴とする電子カメラ。
  26. 【請求項26】 前記主面上に配置され、前記カメラの
    電気系および光学系を操作する操作手段をさらに具備
    し、且つ前記被写体像を観察する前記ファインダ手段
    は、前記移動手段により、閉位置へ移動し、前記操作手
    段が、隠され且つ不用意な操作から保護されることを特
    徴とする請求項25に記載の電子カメラ。
  27. 【請求項27】 前記被写体像を観察する前記ファイン
    ダ手段が前記開位置にあるときに前記カメラの電気系に
    電力を供給し、前記被写体像を観察する前記ファインダ
    手段が前記閉位置にあるときに前記電気系に対する電力
    を阻止する電力供給手段と、 前記開位置および閉位置において、前記被写体を観察す
    る前記ファインダ手段を係止する係止手段とをさらに具
    備することを特徴とする請求項25に記載の電子カメ
    ラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015170522A1 (ja) * 2014-05-08 2015-11-12 ソニー株式会社 撮像装置

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WO2015170522A1 (ja) * 2014-05-08 2015-11-12 ソニー株式会社 撮像装置

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