JP3949887B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮像する撮像装置に関する。特に本発明は、互いにスライド可能な2つの部位を備える撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の撮像装置は、被写体像を撮像するための撮像光学系、撮像された画像を表示する表示部、撮影装置を操作するための操作部等、種々の機能部を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、これらの機能部は、外力に弱く、外力を受けると、機能が劣化したり、動作不良を起こしたりしやすい。一方、撮像装置は、撮影場所まで持ち運ばれるので、運搬の途中で、種々の外力を受けることは避けられない。
そこで本発明は、運搬中などの非撮像時に、外力に弱い機能部が外力から適切に保護される撮像装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の形態によれば、撮像装置は、互いにスライド可能に取り付けられた第1の筐体および第2の筐体と、被写体を撮像する撮像ユニットと、画像を表示する表示ユニットと、外部と通信する通話ユニットと、前記第1の筐体が第1の距離だけスライドしたときに撮影モードに切り替えて前記撮像ユニットを用いた被写体の撮像を可能とし、前記第1の筐体が前記第1の距離と異なる第2の距離だけスライドしたときに再生モードに切り替えて前記表示ユニットを用いた画像の再生を可能とし、前記第1の筐体が前記第1の距離および前記第2の距離のいずれとも異なる第3の距離だけスライドしたときに通話モードに切り替えて前記通話ユニットを用いた通話を可能とするモード切替部とを備え、前記第3の距離は、前記第1の筐体がスライドできる最大の距離であり、前記第1の筐体および前記第2の筐体は、スライドすることにより露出するそれぞれの露出領域に、被写体の画像を撮像し又は利用者に認識させる機能部を有する。前記第1の距離は、前記第2の距離より短い。
【0005】
前記第1の筐体は、予め定められた距離だけスライドしたときにオン状態となり、撮像に必要な電力を供給する電源スイッチを有する。
【0006】
前記通話ユニットは、通話に用いるマイクおよびスピーカを有し、前記マイクは、前記第1の筐体の前記露出領域に設けられており、前記スピーカは、前記第2の筐体に設けられている。
【0007】
前記表示ユニットは、画像を表示する表示部を有し、前記第1の筐体が有する前記機能部は、撮像により取得された画像を表示する前記表示部である。前記第1の筐体および前記第2の筐体は、被写体側に向けて凸となり、撮影者側に向けて凹となるように、前記スライドする方向に沿って湾曲した形状であり、前記表示部は、前記第1の筐体の前記露出領域に設けられている。
【0008】
前記第2の筐体における前記表示部と実質的に同じ方向の面に、当該撮像装置を操作するための操作部が設けられている。前記第1の筐体および前記第2の筐体は、被写体側に向けて凸となり、撮影者側に向けて凹となるように、前記スライドする方向に沿って湾曲した形状であり、前記操作部は、前記第2の筐体の凹形状の面に設けられている。
【0009】
前記第1の筐体および前記第2の筐体は、それぞれ、前記露出領域側の端部が厚くなるように、前記スライドする方向に沿って厚みが増大する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0011】
(第1実施形態)
はじめに、本発明に係る撮像装置の第1実施形態であるデジタルカメラについて説明する。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ10の構成を示す。デジタルカメラ10は、主に撮像ユニット20、撮像制御ユニット40、処理ユニット60、表示ユニット100、および操作ユニット110を含む。
【0012】
撮像ユニット20は、撮影および結像に関する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20はまず、映像を取り込んで処理を施す撮像光学系22、絞り24、シャッタ26、光学LPF(ローパスフィルタ)28、CCD30、および撮像信号処理部32を含む。撮像光学系22は、フォーカスレンズやズームレンズ等からなる。この構成により、被写体像がCCD30の受光面上に結像する。結像した被写体像の光量に応じ、CCD30の各センサエレメント(図示せず)に電荷が蓄積される(以下その電荷を「蓄積電荷」という)。蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフトレジスタ(図示せず)に読み出され、レジスタ転送パルスによって電圧信号として順次読み出される。
【0013】
デジタルカメラ10は一般に電子シャッタ機能を有するので、シャッタ26のような機械式シャッタは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するために、CCD30にシャッタゲートを介してシャッタドレインが設けられる。シャッタゲートを駆動すると蓄積電荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲートの制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積するための時間、すなわちシャッタスピードが制御できる。
【0014】
CCD30から出力される電圧信号、すなわちアナログ信号は撮像信号処理部32でR、G、B成分に色分解され、まずホワイトバランスが調整される。つづいて撮像信号処理部32はガンマ補正を行い、必要なタイミングでR、G、B信号を順次A/D変換し、その結果得られたデジタルの画像データ(以下単に「デジタル画像データ」とよぶ)を処理ユニット60へ出力する。
【0015】
撮像ユニット20はさらに、ファインダ34とストロボ36とを有する。ファインダ34には図示しないLCDを内装してもよく、その場合、後述のメインCPU62等からの各種情報をファインダ34内に表示できる。ストロボ36は、コンデンサ(図示せず)に蓄えられたエネルギが放電管36aに供給されたときそれが発光することで機能する。
【0016】
撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部42、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ駆動部48、それらを制御する撮像系CPU50、測距センサ52、および測光センサ54をもつ。ズーム駆動部42などの駆動部は、それぞれステッピングモータ等の駆動手段を有する。後述のレリーズスイッチ114の押下に応じ、測距センサ52は被写体までの距離を測定し、測光センサ54は被写体輝度を測定する。測定された距離のデータ(以下単に「測距データ」という)および被写体輝度のデータ(以下単に「測光データ」という)は撮像系CPU50へ送られる。撮像系CPU50は、ユーザから指示されたズーム倍率等の撮影情報に基づき、ズーム駆動部42とフォーカス駆動部44を制御して撮像光学系22のズーム倍率とピントの調整を行う。
【0017】
撮像系CPU50は、1画像フレームのRGBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づいて絞り値とシャッタスピードを決定する。決定された値にしたがい、絞り駆動部46とシャッタ駆動部48がそれぞれ絞り量の調整とシャッタ26の開閉を行う。
【0018】
撮像系CPU50はまた、測光データに基づいてストロボ36の発光を制御し、同時に絞り24の絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示したとき、CCD30が電荷蓄積を開始し、測光データから計算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処理部32へ出力される。
【0019】
処理ユニット60は、デジタルカメラ10全体、とくに処理ユニット60自身を制御するメインCPU62と、これによって制御されるメモリ制御部64、YC処理部70、オプション装置制御部74、圧縮伸張処理部78、通信I/F部80を有する。メインCPU62は、シリアル通信などにより、撮像系CPU50との間で必要な情報をやりとりする。メインCPU62の動作クロックは、クロック発生器88から与えられる。クロック発生器88は、撮像系CPU50、表示ユニット100に対してもそれぞれ異なる周波数のクロックを提供する。
【0020】
メインCPU62には、キャラクタ生成部84とタイマ86が併設されている。タイマ86は電池でバックアップされ、つねに日時をカウントしている。このカウント値から撮影日時に関する情報、その他の時刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラクタ生成部84は、撮影日時、タイトル等の文字情報を発生し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
【0021】
メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能なROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザーによる設定情報や出荷時の調整値など、デジタルカメラ10の電源がオフの間も保持すべきデータが格納されている。不揮発性メモリ66には、場合によりメインCPU62のブートプログラムやシステムプログラムなどが格納されてもよい。一方、メインメモリ68は一般にDRAMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成される。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出力されたデータを格納するフレームメモリとしての機能、各種プログラムをロードするシステムメモリとしての機能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮発性メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット60内外の各部とメインバス82を介してデータのやりとりを行う。
【0022】
YC処理部70は、デジタル画像データにYC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮されたデータ(以下単に「圧縮データ」という)は、オプション装置制御部74を介してオプション装置76の一種であるメモリカードへ書き込まれる。
【0023】
処理ユニット60はさらにエンコーダ72をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介して圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエンコーダ72によってビデオ信号へ変換される。
【0024】
オプション装置制御部74は、オプション装置76に認められる信号仕様およびメインバス82のバス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変換などを行う。デジタルカメラ10は、オプション装置76として前述のメモリカードのほかに、例えばPCMCIA準拠の標準的なI/Oカードをサポートしてもよい。その場合、オプション装置制御部74は、PCMCIA用バス制御LSIなどで構成してもよい。
【0025】
通信I/F部80は、デジタルカメラ10がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−232C、イーサネットなどの仕様に応じたプロトコル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、必要に応じてドライバICを含み、ネットワークを含む外部機器とコネクタ92を介して通信する。そうした標準的な仕様のほかに、例えばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機等の外部機器との間で独自のI/Fによるデータ授受を行う構成としてもよい。
【0026】
表示ユニット100は、被写体等の画像を表示する表示部としてのLCDモニタ102、及び、LCDモニタ102を制御するモニタドライバ106を有する。LCDモニタ102は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けられ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体画像などを表示する。
【0027】
操作ユニット110は、ユーザーがデジタルカメラ10の動作やそのモードなどを設定または指示するために必要な機構および電気部材を含む。電源スイッチ112は、デジタルカメラ10の電源のオンオフを決める。レリーズスイッチ114は、半押しと全押しの二段階押し込み構造になっている。一例として、半押しでAFおよびAEがロックし、全押しで撮影画像の取込が行われ、必要な信号処理、データ圧縮等の後、メインメモリ68、オプション装置76等に記録される。機能設定部116は、デジタルカメラ10の動作または機能の設定を決める。機能設定部116は、回転式のモードダイヤルや十字キーなどを含む。機能設定部116で指定できる動作または機能の例として、「ファイルフォーマット」、「特殊効果」、「印画」、「決定/保存」、「表示切換」等がある。ズームスイッチ118は、ズーム倍率を決める。モード切替部120は、撮影モード、再生モード、および通話モードの切替を行うスイッチである。ここで、撮影モードでは、撮像ユニット20を用いての被写体の撮像が可能となり、再生モードでは、表示ユニット100を用いての画像の再生が可能となる。さらに、通話モードでは、通話ユニット130を用いての通話が可能となる。
【0028】
通話ユニット130は、無線による電話通話を行うための機構部材および電気部材を含む。通話ユニット130は、マイク132、スピーカ136、及び変復調回路136を有する。変復調回路136は、マイクによって電気信号に変換された音声等を変調して電話会社の無線基地局へ電波で送信する。また、変復調回路136は、無線基地局から送信された電波を復調してスピーカ136から出力する。通話ユニット130は、メインCPU62によって制御される。メインCPU62は、モード切替部120から通話モードを実行すべき旨の信号を受けた場合に、通話ユニット130へ電源を供給し、通話ユニット130を始動させる。また、メインCPU62は、変復調回路136の変調周波数、暗号化符号、及び信号の増幅率を設定又は調整する。
【0029】
以上の構成による主な動作は以下のとおりである。
まずデジタルカメラ10の電源スイッチ112がオンされ、カメラ各部に電力が供給される。メインCPU62は、機能設定部116の状態を読み込むことで、デジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モードにあるかを判断する。
【0030】
カメラが撮影モードにあるとき、メインCPU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監視する。半押し状態が検出されたとき、メインCPU62は測光センサ54および測距センサ52からそれぞれ測光データと測距データを得る。得られたデータに基づいて撮像制御ユニット40が動作し、撮像光学系22のピント、絞りなどの調整が行われる。調整が完了すると、LCDモニタ102に「スタンバイ」などの文字を表示してユーザーにその旨を伝え、つづいてレリーズスイッチ114の全押し状態を監視する。レリーズスイッチ114が全押しされると、所定のシャッタ時間をおいてシャッタ26が閉じられ、CCD30の蓄積電荷が撮像信号処理部32へ掃き出される。撮像信号処理部32による処理の結果生成されたデジタル画像データはメインバス82へ出力される。デジタル画像データは一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部70と圧縮伸張処理部78で処理を受け、オプション装置制御部74を経由してオプション装置76へ記録される。記録された画像は、フリーズされた状態でしばらくLCDモニタ102に表示され、ユーザーは撮影画像を知ることができる。以上で一連の撮影動作が完了する。
【0031】
一方、デジタルカメラ10が再生モードの場合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介してメインメモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、これを表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示する。
この状態でユーザーが機能設定部116にて「順送り」、「逆送り」を指示すると、現在表示している画像の前後に撮影された画像が読み出され、LCDモニタ102へ表示される。
【0032】
図2は、デジタルカメラ10の外観を示す斜視図である。図2において、(a)はデジタルカメラ10の背面、(b)、(c)は側面を、そして、(d)は、前面を示している。
デジタルカメラ10は、互いにスライド可能に取り付けられた第1の筐体200および第2の筐体210を有する。第1の筐体200は、スライドすることにより露出する露出領域202を有する。同様に、第2の筐体210は、スライドすることにより露出する露出領域216を有する。
【0033】
第1の筐体200の露出領域202には、LCDモニタ102が備えられている。LCDモニタ102は、第1の筐体200をスライドすることにより視認可能に現れる。第1の筐体がスライドされていないときには、LCDモニタ102は、第2の筐体210の背面に収納される(図2(b)参照)。この状態では、第2の筐体210がLCDモニタ102の前方を覆い、外部からの力や衝撃が直接作用しないようにLCDモニタ102を保護する。
【0034】
また、第1の筐体200の露出領域202には、通話ユニット130のマイク122も備えられる。マイク132は、第1の筐体のスライド方向における端部近くに備えられている。本実施形態の場合、マイク132は、LCDモニタ102より、第1の筐体200の上記端部側に備えられている。これは、第1の筐体200をスライドさせたときに、マイク132を、第2の筐体210から可能な限り遠方へ位置させるためである。
【0035】
第1の筐体200は、さらに、第2の筐体210があるのと反対側の面にストロボ36と、撮像光学系22を保持する沈胴型のレンズ鏡筒204とを備えている。沈胴型のレンズ鏡筒204は、電源スイッチ112がオンとなると突出し、電源スイッチ112がオフとなると沈胴する。
【0036】
第2の筐体の露出領域216には、ファインダ34が備えられている。ファインダ34の被写体側は、第1の筐体200がスライド移動されていないときは、第1の筐体により遮蔽される。第1の筐体200をスライド移動さると、ファインダ34は、使用可能に露出する。この結果、撮影者は、被写体像をファインダを通して確認できるようになる。
【0037】
第2の筐体210の、第1の筐体が取り付けられているのと反対側の面(以下、「背面」という)には、機能設定部116が備えられている。機能設定部116は、デジタルカメラ10を操作するための操作部の一例である。本実施形態の場合、機能設定部116は、タッチパネルの形態で実現されている。機能設定部116により設定される機能等の内容は、LCDモニタ102に表示される。本実施形態の場合、機能設定部116を第2の筐体210の背面に備えたので、その操作面がLCDモニタ102の表示面と同じ方向を向く。したがって、機能設定部116は、LCDモニタ102を見ながら操作できる。また、本実施形態では、機能設定部116をLCDモニタ102が現れる側の端部において第2の筐体210に備えている。よって、LCDモニタ102は、機能設定部116の近傍に位置し、視認が容易である。
【0038】
第2の筐体210の背面には、通話ユニット130のスピーカ134も備えられている。スピーカ134は、マイク132が現れる側の端部と反対側の端部近くに備えられている。これは、スピーカ134とマイク132との間に、使用者の耳と口との間の距離に対応した、十分に長い距離を確保するためである。
【0039】
第2の筐体210の、第1の筐体200がスライドして露出するのと反対側の端部には、バッテリー収納部214が備えられている。バッテリー収容部214の厚みは、第2の筐体210より厚い。本実施形態の場合、バッテリー収納部214は、第1の筐体200の厚みと第2の筐体210の厚みとを合わせた厚みを有し、そのために、第2の筐体210から第1の筐体側へ突出している。第1の筐体200をバッテリー収容部214へ向けてスライド移動させると、第1の筐体200は、バッテリー収容部214の突出している側面に当たって止まる。このとき、バッテリー収容部214があるのと反対側における第1の筐体200と第2の筐体210の端部は、同じ位置に揃う。
【0040】
第1の筐体200は、露出領域202の端部が厚くなるように、スライドする方向に沿って厚みが増大する。ここで、筐体の厚みとは、筐体のスライド面に実質的に直交する方向における筐体の幅をいう。第2の筐体210も同様に、露出領域216の端部が厚くなるように、スライドする方向に沿って厚みが増大している。これにより、それぞれの露出領域202、216に機能部を配置するための十分な空間を各々の筐体200、210に確保しつつ、同時に、2つの筐体200、210を重ねたときの全体の厚みを小さく抑制できる。
【0041】
また、第1の筐体200及び第2の筐体210は、被写体側に向けて凸となるように、スライドする方向に沿って湾曲した形状に形成されている。したがって、2つの筐体がスライド可能に互いに取り付けられている面も、撮影者側が凹形状となるように湾曲している。このために、第1の筐体200をスライドさせることで現れるLCDモニタ102は、その表示面が撮影中の撮影者側へ向けてやや傾いた角度を有し、撮影者から視認しやすくなる。また、第2の筐体210の背面が凹形状となっているために、その背面を下にしてデジタルカメラ10を机の上などに配置しても、タッチパネルである機能設定部116が直接その机に接触し、予期せぬ操作が行われてしまうことはない。
【0042】
第1の筐体200は、図2(a)に矢印A、B及びCで示すように、第2の筐体210に対して、3つの異なる距離にスライドさせることができる。
本実施形態の場合、図1において説明した電源スイッチ112は、第1の筐体200を第2の筐体210に対して予め定められた距離だけスライドさせることによりオンとなる。ここで、予め定められた距離とは、スライド量ゼロを除く任意の距離をいう。また、第1の筐体200をバッテリー収容部214に当たるまで戻し、その結果、第1の筐体200のスライド量がゼロとなると、電源スイッチ112はオフとなる。
【0043】
また、図1において説明したモード切替部120は、第1の筐体200がスライドした距離を検出し、検出された距離に応じてデジタルカメラのモードを撮影モード、再生モード、および通話モードの間で切り替える。モード切替部120が、第1の筐体200のスライドした距離として、矢印Aで示される第1の距離を検出した場合、デジタルカメラ10は、撮影モードとなる。一方、モード切替部120が、矢印Bで示されている、第1の距離より長い第2の距離を検出した場合、デジタルカメラ10は、再生モードに切り替えられる。さらに、モード切替部120が、矢印Cで示され、第1の筐体200をスライドさせることが可能な最大量である第3の距離を検出した場合、デジタルカメラ10は、通話モードに切り替えられる。本実施形態で、第1の筐体200がスライドした距離が最大のときにデジタルカメラ10が通話モードに切り替えられるとしたのは、この場合に、マイク122とスピーカ124との間の距離が最大となるからである。なお、上記した各モードとスライド距離の関係は、最も好ましい一例として示したものであり、他の組み合わせを排除するものではない。他の組み合わせには、例えば、第1の距離のときに再生モードが実現し、第2の距離のときに撮像モードが実現する場合が含まれる。
【0044】
以上説明したように、本実施形態では、LCDモニタ102等、被写体の画像を利用者に認識させる機能部が、2つの筐体200及び210の露出領域202、216の各々に備えられている。したがって、撮影時には、2つの筐体200、210を互いに離れる方向にスライドさせることにより、それら機能部が表に現れ、使用可能となる。一方、非撮影時には、2つの筐体200、210を互いに重なり合う方向にスライドさせないことにより、筐体200,210でそれら機能部をカバーできる。この結果、本実施形態では、機能部に外部からの衝撃等が直接加わり、機能部が破損することが防止される。
【0045】
(変形例)
次に、第1実施形態の変形例について説明する。本変形例は、筐体の形態と、筐体に収容された機能部の配置が異なる点で第1の実施形態と異なり、他の点は、第1実施形態と同様である。そこで、以下の説明では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、以下の説明では、第1実施形態で既に説明したのと同一の構成要素については同一の符号を付すことでその説明を省略する。
【0046】
図3に、本変形例に係るデジタルカメラ300の外観を示す。図3において、(a)はデジタルカメラ300の上面を、(b)は前面を、そして、(c)は側面を示している。
デジタルカメラ300は、ヒンジ機構306により、互いにスライド可能に取り付けられた第1の部位302と第2の部位304とを備える。
【0047】
第1の部位302は、撮像光学系22を収容している筐体である。本実施形態の場合、筐体302の上面302aは、撮影光学系22の光軸Dに沿って縦長い形状となっている。また、筐体302の上面302aには、レリーズスイッチ114が備えられている。筐体302の側面302cは、後端部で幅が狭く、前端部へ行くほど幅が広がる扇状の形状となっている。ここで、前端部とは、撮影時に被写体側を向く端部をいい、後端部とは、その反対側の端部をいう。
【0048】
撮像光学系22は、筐体302の前端部に、その光軸Dが、筐体302の上面302aの長手方向軸に平行となるように配置されている。一方、ヒンジ機構306は、筐体302の後端部に、その回転軸Eが光軸Dに垂直となるように設けられている。筐体302の前面302bは、ヒンジ機構306の回転軸Eを中心とする円筒面の一部を形成している。
【0049】
第2の部位304は、筐体302の前面302bおよび側面302cをカバーするカバー部材である。このカバー部材304は、筐体302の側面302cとほぼ同一の形状を有し、その側面302cに平行に配置される側部304aを有する。また、カバー部材304は、側部304aの先端に、側部304にほぼ直交している前面部304bを有する。前面部304bのヒンジ機構306側を向く内周面304cは、ヒンジ機構306の回転軸Eを中心とする円筒面の一部を形成しており、筐体302の前面302bとほぼ平行に配置されている。
【0050】
図3(b)に示されるように、カバー部材の前面部304bの図中下部に、その前面部304bを貫通する開口304dが設けられている。開口304dは、撮像光学系22の外径よりも大きな内径を有する。
また、カバー部材304は、内周面304cの図中上部に、LCDモニタ102を備えている。
【0051】
図4に、カバー部材304を筐体302に対してスライドさせたときのデジタルカメラ300の外観を示す。図4において、(a)はデジタルカメラ300の前面を、そして、(b)は側面を示している。
図3、図4から分かるように、カバー部材304は、ヒンジ機構306の回りに回転することにより、撮影光学系22の前面がカバー部材の前面部304bにより外部から遮断される遮断位置と、撮影光学系22の前面がカバー部材の開口304dにより撮影可能に開放される開放位置との間でスライドできる。
【0052】
図3に示されるように、カバー部材304が開放位置にスライドされると、LCDモニタ102が露出し、ヒンジ機構306のある側から視認可能となる。また、カバー部材304が開放位置にスライドされると、筐体の側面302cの一部が露出する。側面302cの露出した領域には、機能設定部116が備えられている。つまり、本実施形態では、カバー部材304を開放位置にスライドさせることにより、機能設定部116の操作が可能になる。なお、本実施形態の場合、機能設定部116は、回転式のモードダイヤルとして実現されている。
【0053】
カバー部材304は、図中矢印Fで示される第1の位置と、矢印Gで示され、第1の位置よりもスライド量が多い第2の位置との2段階にスライドできる。本実施形態では、カバー部材304を第1の位置までスライドさせると、電源スイッチ112がオンとなり、デジタルカメラ10に電力が供給される。同時に、モード切替部120がデジタルカメラ10の動作モードを撮像モードに設定する。さらに、カバー部材304をさらに第2の位置までスライドさせると、モード切替部120がデジタルカメラ300のモードを再生モードに切り替える。
【0054】
一方、カバー部材304のスライド量がゼロとなるように元の位置に戻すと、電源スイッチ112がオフとなる。この状態では、筐体302の前面302bとカバー部材の内周面304cとが互いの全面で重なり合い、LCDモニタ102および撮像光学系22が外部に露出しなくなる。
【0055】
図5は、撮影時のデジタルカメラ300の外観を示す斜視図である。図示のように、撮影時には、カバー部材304を第1の位置までスライドさせ、LCDモニタ102を露出させる。撮影者は、片手でデジタルカメラ300を保持し、筐体の上面304aにあるレリーズスイッチ114の上に親指を配置する。このようにデジタルカメラ300を保持することにより、撮影者は、LCDモニタ102で被写体の構図を確認しながらレリーズスイッチ114を押下することができる。
【0056】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0057】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、運搬中など、非撮像時に、機能部が外力から適切に保護される撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラ10の構成を示す。
【図2】デジタルカメラ10の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の変形例に係るデジタルカメラ300の外観を示す。
【図4】カバー部材304を筐体302に対してスライドさせた状態のデジタルカメラ300の外観を示す。
【図5】撮影時のデジタルカメラ300の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
20 撮像ユニット
22 撮像光学系
34 ファインダ
40 撮像制御ユニット
60 処理ユニット
100 表示ユニット
102 LCDモニタ
110 操作ユニット
112 電源スイッチ
114 レリーズスイッチ
116 機能設定部
118 ズームスイッチ
120 モード切替部
130 通話ユニット
132 マイク
134 スピーカ
200 第1の筐体
210 第2の筐体
202、216 露出領域
300 デジタルカメラ
302 第1の部位(筐体)
304 第2の部位(カバー部材)

Claims (9)

  1. 互いにスライド可能に取り付けられた第1の筐体および第2の筐体と、
    被写体を撮像する撮像ユニットと、
    画像を表示する表示ユニットと、
    外部と通信する通話ユニットと、
    前記第1の筐体が第1の距離だけスライドしたときに撮影モードに切り替えて前記撮像ユニットを用いた被写体の撮像を可能とし、前記第1の筐体が前記第1の距離と異なる第2の距離だけスライドしたときに再生モードに切り替えて前記表示ユニットを用いた画像の再生を可能とし、前記第1の筐体が前記第1の距離および前記第2の距離のいずれとも異なる第3の距離だけスライドしたときに通話モードに切り替えて前記通話ユニットを用いた通話を可能とするモード切替部と
    備え、
    前記第3の距離は、前記第1の筐体がスライドできる最大の距離であり、
    前記第1の筐体および前記第2の筐体は、スライドすることにより露出するそれぞれの露出領域に、被写体の画像を撮像し又は利用者に認識させる機能部を有する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の距離は、前記第2の距離より短い
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の筐体は、予め定められた距離だけスライドしたときにオン状態となり、撮像に必要な電力を供給する電源スイッチを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記通話ユニットは、通話に用いるマイクおよびスピーカを有し、
    前記マイクは、前記第1の筐体の前記露出領域に設けられており、
    前記スピーカは、前記第2の筐体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記表示ユニットは、画像を表示する表示部を有し、
    前記第1の筐体が有する前記機能部は、撮像により取得された画像を表示する前記表示部である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記第1の筐体および前記第2の筐体は、被写体側に向けて凸となり、撮影者側に向けて凹となるように、前記スライドする方向に沿って湾曲した形状であり、
    前記表示部は、前記第1の筐体の前記露出領域に設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の筐体における前記表示部と実質的に同じ方向の面に、当該撮像装置を操作するための操作部が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記第1の筐体および前記第2の筐体は、被写体側に向けて凸となり、撮影者側に向けて凹となるように、前記スライドする方向に沿って湾曲した形状であり、
    前記操作部は、前記第2の筐体の凹形状の面に設けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記第1の筐体および前記第2の筐体は、それぞれ、前記露出領域側の端部が厚くなるように、前記スライドする方向に沿って厚みが増大する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の撮像装置。
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