JP2001169153A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2001169153A
JP2001169153A JP34928899A JP34928899A JP2001169153A JP 2001169153 A JP2001169153 A JP 2001169153A JP 34928899 A JP34928899 A JP 34928899A JP 34928899 A JP34928899 A JP 34928899A JP 2001169153 A JP2001169153 A JP 2001169153A
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digital camera
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JP34928899A
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English (en)
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Toshio Kobori
敏男 小堀
Shoichi Minato
祥一 湊
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が比較的簡素で、かつコンパクト化が維
持されるうえ、被写体状況に応じて像の観察を良好に行
えるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 被写体像を観察するための第1、第2の
ファインダー部906,908をカメラ本体1の互いに
異なる面1c,1bにそれぞれ対応して設け、カメラ本
体1内に前記複数ファインダー部906,908に被写
体像を供給可能な供給手段11を設ける。これにより、
任意のファインダー部906,908に被写体像を表示
させることが可能となり、様々な被写体状況に対して所
望のアングル撮影が容易に行える。しかも、ファインダ
ー部をユニット化するものに比して構成が簡単となり、
組立性の向上が図れるとともに、カメラ全体の大形化や
重量化を極力抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮影レンズを含
む撮影光学系からの光学像を、撮像素子により光電変換
して画像信号を出力するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラにおいては、撮影待機時
に被写体像を観察するために、ファインダー部がカメラ
本体の背面に対応して配置されている。撮影者は、被写
体の構図などを決める場合、カメラ本体の後面の接眼部
に眼を近づけてファインダー部を覗きながら被写体像を
観察する。
【0003】しかし、前記ファインダー部がカメラ本体
の背面だけに配置されている構成では、例えばローアン
グル撮影を行いたくても、被写体の高さレベルが低すぎ
るような状況であると、通常撮影のように、カメラの背
面からファインダー部を覗くことが困難な場合がある。
【0004】このため、ビデオカメラ等において、ファ
インダー部分をカメラ本体とは別体にユニット化し、こ
のファインダーユニットを、カメラ本体に対して垂直面
内に沿って回動変位可能に枢着し、被写体状況に応じて
ファインダーユニットの角度を変えることにより、ロー
アングル撮影等にも対応し易くしたものが知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
ファインダー部をユニット化してカメラ本体に装着した
ものでは、カメラ本体からファインダーユニットが張り
出した状態となり、カメラ全体の大形化を招くという欠
点があった。しかも、可動変位可能にファインダーユニ
ットを取り付ける必要があることから、構造が複雑にな
るうえ、組み立て工数も増えるものであった。
【0006】一方、前記ファインダー部とは別に、画面
サイズが数インチ程度と比較的大きい再生画像表示用の
液晶表示器を、カメラ本体の裏面や側面に可動状態に設
け、この液晶表示器を被写体像のモニタとして使えるよ
うにしたものも存在する。しかし、このカメラでは、液
晶表示器が大きいため消費電力が大きいのに加えて、可
動部の構造も大型化して、結果的にカメラ全体が大型化
するという欠点があった。
【0007】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
のであり、構造が比較的簡単で、かつ全体が大型化する
ことなく、しかも被写体状況に応じたカメラポジション
をとりながらも被写体像の観察を良好に行えるデジタル
カメラを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、撮影光学系
と、被写体の光学像を前記撮影光学系を介して受光し電
気信号に変換する撮像素子と、カメラ本体の一面に設け
られた、被写体像を観察するための第1のファインダー
部と、カメラ本体の前記第1のファインダー部が設けら
れた面とは異なる面に設けられた、被写体像を観察する
ための第2のファインダー部と、前記第1のファインダ
ー部と第2のファインダー部のいずれかまたは両方に被
写体像を供給する供給手段と、を備えたことを特徴とす
るデジタルカメラによって解決される。
【0009】このデジタルカメラによれば、カメラ本体
の互いに異なる面に第1,第2のファインダー部が設け
られており、これらのファインダー部のいずれかまたは
両方に被写体像を表示させることができるから、一方の
ファインダー部を用いての被写体像の観察が困難なカメ
ラポジションであっても、他方のファインダー部を用い
ての被写体像の観察が可能となる。このため、被写体状
況に応じた任意のカメラポジションを選んで被写体像を
良好に観察することができる。しかも、ファインダー部
をユニット化して可動に取り付ける場合に較べて、構成
が簡単であるとともに、カメラ全体の大形化を招くこと
もない。
【0010】供給手段の一例としては、被写体像を表示
する液晶表示素子と、この液晶表示素子の表示画像を第
1のファインダー部と第2のファインダー部のいずれか
に表示させる選択表示手段と、を備えているものや、被
写体像を表示する液晶表示素子と、この液晶表示素子か
らの光路を分割して、該液晶表示素子の表示画像を第1
のファインダー部と第2のファインダー部の両方に同時
的に表示させる分割表示手段と、を備えているものがあ
る。これらによれば、いわゆる電子ビューファインダー
タイプのデジタルカメラにおいて、被写体状況に応じた
任意のカメラポジションを選んで被写体像を良好に観察
することができるという作用効果が達成される。
【0011】上記において、選択表示手段の構成例とし
ては、可動なミラーがあり、分割表示手段としては、ハ
ーフミラーやプリズムがある。
【0012】供給手段のさらに他の例として、撮影光学
系からの光路を分割する光路分割手段と、分割された光
路による被写体像を第1のファインダー部と第2のファ
インダー部のいずれかに表示させる選択表示手段と、を
備えたものや、撮影光学系からの光路を分割する光路分
割手段と、分割された光路による被写体像を第1のファ
インダー部と第2のファインダー部の両方に同時的に表
示させる分割表示手段と、を備えているものがある。こ
れらによれば、いわゆる光学ファインダータイプのデジ
タルカメラにおいて、被写体状況に応じた任意のカメラ
ポジションを選んで被写体像を良好に観察することがで
きるという作用効果が達成される。
【0013】上記において、選択表示手段の構成例とし
ては、可動なミラーがあり、分割表示手段としては、ハ
ーフミラーやプリズムがある。
【0014】また、撮影光学系からの光路を分割する光
路分割手段としては、ハーフミラーやプリズムを挙げる
ことができる。
【0015】さらに、供給手段としては、撮影画像表示
用の液晶表示素子と、この液晶表示素子を前記第1のフ
ァインダー部または第2のファインダー部における観察
位置に移動させる液晶移動手段と、を備えているものに
構成しても良い。
【0016】この場合には、液晶表示素子が移動するか
ら、選択表示手段などを設けることなく、液晶表示素子
の画面で直接的に被写体像を観察することができる。
【0017】さらにまた、被写体像の観察に使用されな
いときのファインダー部に対してマスク手段で外部光を
遮光可能に構成した場合には、外部光等の侵入が防止さ
れるとともに、被写体像を観察できないファインダー部
の特定が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1および図2は、それぞれこの発明に第
1の実施形態にかかるデジタルカメラを示す外観斜視図
および背面図である。この実施形態では、いわゆる電子
ビューファインダータイプのデジタルカメラに本発明を
適用したものである。
【0020】図1および図2において、1はカメラ本体
であり、このカメラ本体1の前面1aには、撮影光学系
としての撮影レンズ3、ポップアップ式のフラッシュ6
などが設けられている。撮影レンズ3を保持するレンズ
鏡筒31の基端部は、カメラ本体1に前面に固定状態に
保持されている。30は前記レンズ鏡筒31の外周面に
回転可能に装着されたズ−ムリングであり、このズ−ム
リング30を回転させると、ズ−ミング動作が行われ
る。また、撮影レンズ3によって取り込まれた被写体の
光学像は、カメラ本体1の内部に設けられたCCD等の
撮像素子101(図3に示す)によって受領され、電気
信号に変換される。
【0021】カメラ本体1におけるグリップ部2の上面
には、レリーズボタン( シャッターボタンともいう) 7
が配備されており、このレリーズボタン7は、半押しで
図5に示すスイッチS1がON(撮影準備)、全押しで
スイッチS2がON(レリ−ズ)となるように設定され
ている。さらに、カメラ本体1の上面1bには、取り外
し可能な蓋体20が装着されており、この蓋体20を取
り外せば、アクセサリーシューが露出し、外付け用フラ
ッシュを装着できるようになっている。
【0022】カメラ本体1の背面1cには、その上部に
位置してモード表示部17が装備されている。このモー
ド表示部17は、例えば液晶表示器(モード表示用LC
Dと称する)などから構成され、撮影デ−タ、セルフタ
イマ撮影設定、撮影時のコマ番号などの設定モ−ド内容
を表示する。このモード表示用LCD17の下方には、
モード切換えスイッチ8、セルフ撮影設定操作部9など
が配設され、さらにモード内容表示用LCD17の側方
(図2の左側上部)には、被写体を観察するための第1
のファインダー部906、合焦表示ランプ907が配設
されている。また、モード切換えスイッチ8、セルフ撮
影設定操作部9の下方には、再生画像表示用の表示部9
05が配設されるとともに、この表示部905の側方
(図2の右側)には、アクセスボタン14,15が設け
られている。
【0023】前記カメラ本体1の一方の側面1dには、
外部記録媒体挿入口(図示せず)を開放可能に閉塞する
蓋18が設けられている。なお、外部記録媒体挿入口
は、スリット状に形成されており、カメラ本体1内へ後
述する外部記録媒体(以下、メモリカ−ドという)11
2を挿入するためのものである。
【0024】前記モ−ド切換えスイッチ8は、「OF
F」、「記録」および「再生」の各モ−ドを切り換える
ものである。セルフ撮影設定操作部9は、押し込み操作
される毎に、図5のスイッチSselfを介して通常撮
影とセルフタイマ撮影とを切り換える機能を有する。
【0025】前記アクセスボタン14,15は、主に再
生時にメモリカード112に記録された画像データを読
み出すためのものであり、一方のアクセスボタン14に
アクセスする毎に記録画像が順送り(UP)され、他方
のアクセスボタン15にアクセスする毎に記録画像が逆
送り(DOWN)される。これらアクセスボタン14,
15は、各種モード設定時にモード選択用としても使用
される。
【0026】第1のファインダー部906においては、
通常のアングルで撮影する際に、撮影者が接眼部に眼を
近づけて覗くことにより、被写体像を観察することがで
きる。また、再生画像表示用の表示部905は、撮影時
にモニタ画像を、再生時に選択画像をそれぞれ表示する
ものであり、例えば液晶表示器からなる(以下、再生画
像表示用LCDという)。
【0027】合焦ランプ907は、撮影時において、レ
リーズボタン7の半押し(図5のスイッチS1がON)
して撮影準備動作が終了した時に点灯し、また、被写体
が至近距離で撮影ができない場合、さらにはフラッシュ
充電中の場合には、点滅して、各状態を撮影者に報知す
る。
【0028】前記カメラ本体1の上面1bには、前記第
1のファインダー部906に近接して第2のファインダ
ー部908が配設されている。このファインダー部90
8は、例えばウェストレベル撮影などのローアングル撮
影を行う際に、撮影者が上方から覗き込むことにより、
被写体像を観察することができるものである。カメラ本
体1の側面1dには、その上部に位置して、ファインダ
ー部選択操作部909が配置されている。このファイン
ダー部選択操作部909は、図5のスライドスイッチS
west(図5)の操作が可能であり、一方のスライド
位置では、前記第1のファインダー部906に被写体像
を表示させ、他方のスライド位置では、SwestがO
Nし、前記第2のファインダー部908に被写体像を表
示させる。
【0029】図3は、上記第1の実施形態にかかるデジ
タルカメラの要部を示す。
【0030】図3において、前記第1のファインダー部
906は、接眼レンズ906a、接眼部906b、マス
ク部材906cなどからなり、また、前記第2のファイ
ンダー部908は、接眼レンズ908a、接眼部908
b、マスク部材908cなどからなる。
【0031】カメラ本体1内には、第1および第2のフ
ァインダー部906,908に対して被写体像を供給可
能な供給手段11が配設されている。この供給手段11
は、例えば被写体像観察用の液晶表示素子(像観察用L
CDという)12と、像観察用LCD12の画像を、第
1および第2のファインダー部906,908に対して
前記ファインダー部選択操作部909の操作に応じて選
択表示する選択表示手段13とからなる。
【0032】像観察用LCD12は、例えば一眼レフ式
銀塩カメラのフォーカシングスクリーン配設相当部位、
つまり第2のファインダー部908の略真下位置に表示
面を上向きにして配置されており、前記撮像素子101
からの画像信号を受けて被写体像の画像を表示する。
【0033】選択表示手段13は、例えば全反射ミラー
からなる。この全反射ミラー13は、像観察用LCD1
2の上方に配設されるとともに、その基端側が枢軸部1
4を介して回動可能に枢支されており、前記ファインダ
ー部選択操作部909の操作に応じて、図示しない駆動
機構により通常撮影時の位置(図3)とウェストレベル
撮影時の位置(図4)とのいずれかに駆動変移される。
【0034】なお、前記マスク部材906c,908c
は、使用しないファインダー部906,908における
接眼部906b,908bを開放可能に覆って外部光の
侵入を阻止するものであり、上記通常撮影時には、第2
のファインダー部908の接眼部908bがマスク部材
908cで覆われ、ウェストレベル撮影時には、第1の
ファインダー部906の接眼部906bがマスク部材9
06cで覆われる。
【0035】図5は、上記デジタルカメラの電気的構成
を示すブロック図である。
【0036】図5において、100はシステムコントー
ラ(以下、CPUと称する)であり、カメラ全体の動作
を制御する。101は前記撮像素子であり、前記撮影レ
ンズ3を通して結像された被写体像を取り込んで光電変
換する。信号処理部102は、撮像素子101から出力
された画像信号に所定の信号処理を行う。
【0037】レンズ駆動部103は、前記撮影レンズ3
に対して測距結果に基づいて合焦状態となるように駆動
制御するものである。測距部104は、例えば位相差検
出方式などを利用して被写体までの距離を求めるもので
あり、この測距データからレンズ駆動部103による撮
影レンズ3の駆動量が決定される。また、レンズ駆動部
103は、撮影レンズ3を保持するレンズ鏡筒30の出
没動作をも行うようになっている。
【0038】測光部105は、被写体の輝度を測定し、
測光データをCPU100に出力するものである。露出
制御部106は、測距、測光結果に基づいて得られるC
PU100からの露出時間(シャッタースピード)T
v、絞り値Avのデータを受けて露出制御を行うのであ
る。表示部107は、前記モード表示用LCD17およ
び再生画像表示用LCD905、像観察用LCD12、
さらにはそれらのドライバなどから構成されている。
【0039】ファインダー部切換部113は、ファイン
ダー部選択操作部909に連動して、選択表示手段13
を切り替えるとともに、前述したマスク部材906c,
908cの開閉駆動なども行うようになっている。
【0040】フラッシュ部108は、CPU100から
の充電のための昇圧制御信号、さらには発光制御信号に
より制御されて、前記フラッシュ6を発光動作させるも
のである。電源部109は、撮像素子101に対して所
定の高電圧で電力供給し、CPU100を始めとする他
の回路部には、所定レベルの電圧で電力供給する。
【0041】記録部111は、カメラ本体1内に固定的
に設けられた記録部であり、撮影時に信号処理部102
において所定の画像処理が施された撮影データなどを記
録するメモリからなる。
【0042】メモリカード112は、複数枚の画面が記
録可能なメモリ、例えばSRAMなどからなる。記録部
111に記録された撮影データをパーソナルコンピュー
タなどのデータ処理装置に移す場合には、一旦メモリカ
ード112にデータを記録させてからデータ処理装置で
読み出すようにすればよい。
【0043】Sはスイッチ群であり、各スイッチは、以
下の機能を有している。
【0044】Soffは、モード切換えスイッチ8が
「OFF」の位置にあるときにONし、カメラの動作を
不能にさせる。
【0045】Srecは、モード切換えスイッチ8が
「記録」の位置にあるときにONし、カメラを撮影可能
にする。
【0046】Srepは、モード切換えスイッチ8が
「再生」の位置にあるときにONし、記録画像の再生画
像表示用LCD905での再生表示を可能にする。
【0047】S1は、撮影時にレリーズボタン7の半押
し(1段押し)でONし、撮影準備を指示する。
【0048】S2は、撮影時にレリーズボタン7の全押
し(2段押し)でONし、露出撮影動作を指示する。
【0049】Supは、アクセスボタン15が押される
毎にONし、記録画像の順送り再生を行う。
【0050】Sdownは、アクセスボタン14が押さ
れる毎にONし、記録画像の逆送り再生を行う。
【0051】Scardは、メモリカード112が挿入
されているときにONする。
【0052】Sselfは、セルフ撮影設定操作部9が
押される毎に通常撮影とセルフタイマ撮影とを切り換え
ることによってONする。
【0053】Swestは、前記ファインダー部選択操
作部909の操作位置に従って、通常撮影とウェストレ
ベル撮影とを切り換える。
【0054】上記構成において、撮影レンズ3からの光
路Lにより該撮影レンズ3を通しての被写体像が撮像素
子101で受光されると、この撮像素子101は、光学
像を光電変換して、アナログ画像信号を出力する。この
画像信号は前記信号処理部102によりデジタル信号に
変換されるとともに、所定の画像処理が施され、記録部
111に一旦記録される。さらに、撮像素子101から
の画像信号は、像観察用LCD12にも送られる。つま
り、被写体像は、この像観察用LCD12の画面に画像
となってリアルタイムで表示される。
【0055】なお、画像再生時には、上記記録部111
に記憶された画像が読み出され、再生画像表示用LCD
905に表示される。
【0056】いま、撮影者が通常撮影を行う場合は、前
記ファインダー部選択操作部909を一方にスライド操
作すれば、全反射ミラー13が図3に示す位置に設定さ
れる。これにより、通常撮影時には、像観察用LCD1
2と第1のファインダー部906の接眼レンズ906a
との間に全反射ミラー13を介しての光路L1が形成さ
れ、像観察用LCD12の画像が第1のファインダー部
906に表示される。
【0057】このため、撮影者は、第1のファインダー
部906の接眼部906bに眼を近づけて該ファインダ
ー部906を覗けば、像観察用LCD12の画像を被写
体像として観察することができ、この状態で構図を決め
てレリーズボタン7を押せばよい。
【0058】この時、第2のファインダー部908の接
眼部908bがマスク部材908cで覆われるので、外
部光が接眼部908aを通して進入するのが阻止され、
適正露出が確保される。
【0059】また、ウェストレベル撮影を行う場合は、
前記ファインダー部選択操作部909を他方にスライド
操作すれば、全反射ミラー13が図4に示す位置に設定
される。これにより、ウェストレベル撮影時には、像観
察用LCD12と第2のファインダー部908の接眼レ
ンズ908aとの間に光路L2が形成される。
【0060】このため、撮影者は、第2のファインダー
部908の接眼部908aに眼を近づけて該ファインダ
ー部908を覗けば、像観察用LCD12の画像を直
接、被写体像として観察することができ、この状態で構
図を決めてレリーズボタン7を押せばよい。
【0061】この時、第1のファインダー部906の接
眼部906bがマスク部材906cで覆われるので、外
部光が接眼部908aを通して進入するのが阻止され
る。なお、このマスク部材906c,908cについて
は、説明の簡易化上、以降の説明を省略する。
【0062】このように、カメラ本体1の背面1cに対
応する第1のファインダー部906の他に、カメラ本体
1の上面1bに対応して第2のファインダー部908を
配備したことにより、前記全反射ミラー13の位置を変
えるだけの操作により、像観察用LCD12における画
像を、第1および第2のファインダー部906,908
のいずれかに表示させることができる。このため、通常
撮影の他にウェストレベル撮影など、様々な被写体状況
に応じたアングルでの撮影が容易に行うことができる。
【0063】しかも、ファインダー部をユニット化して
カメラ本体に回動可能に装着するものに比して、カメラ
本体1からの張出部分がなく、カメラ全体のコンパクト
化が維持されるとともに、カメラ本体に再生画像表示用
LCDを反転可能に設けたカメラのように重量が増大化
化することもなく、フレーミング動作なども迅速に行え
る。
【0064】ところで、ファインダー部906,908
のうち、とくに第2のファインダー部908の接眼レン
ズ908bを高倍率にしてアイポイントを長く設定すれ
ば、接眼部908bに眼を接近させることなく被写体像
を観察することができ、ローアングル撮影が楽な体勢で
行える。
【0065】図6は、上記第1に実施形態にかかるデジ
タルカメラの要部の変形例を示す。
【0066】図6において、供給手段11は、前記像観
察用LCD12と、像観察用LCD12の画像を、第1
および第2のファインダー部906,908の両方に表
示させる分割表示手段23とからなる。
【0067】分割表示手段23は、例えばハーフミラー
からなる。このハーフミラー23は、像観察用LCD1
2の上方に光路に対して45°の角度で傾斜して配設さ
れている。 この場合、像観察用LCD12と第1のフ
ァインダー部906との間にハーフミラー23を介して
光路1が形成される一方、像観察用LCD12と第2の
ファインダー部908の接眼レンズ908aとの間にも
光路L2が形成される。
【0068】このため、像観察用LCD12の画像を、
第1および第2のファインダー部906,908の両方
で観察することが可能となり、撮影アングルによってフ
ァインダー部を選択操作する必要もなく、使い勝手がよ
くなる。
【0069】なお、前記分割表示手段23は、ハーフミ
ラーに代わってプリズムを使用してもよく、これらの採
用は、構成および製作の簡易化につながる。
【0070】図7〜図11は、この発明の第2の実施形
態にかかるデジタルカメラの要部を示す。この実施形態
は、いわゆる光学ファインダータイプのデジタルカメラ
に本願発明を適用したものである。
【0071】図7〜図11において、第1のファインダ
ー部906と第2のファインダー部908のいずれかに
被写体像を供給する供給手段11は、撮影光学系内に配
設された光路分割手段32と、撮影レンズ3からの被写
体像を第1および第2のファインダー部906,908
に対して、ファインダー部選択操作部909の操作に従
っていずれかに選択表示する手段としての可動ミラー1
3とからなる。
【0072】前記光路分割手段32は、例えば一眼レフ
式銀塩カメラのクイックリターンミラーからなる。この
クイックリターンミラー32は、前記CCD101の前
方に45°の角度に傾斜して配設されるとともに、その
基端が枢支部35を介して跳ね上がり可能に支持されて
おり、撮影時(S2オン)には水平位置まで跳ね上がる
ものとなされている。
【0073】一方、可動ミラー13は、例えば全反射ミ
ラーからなる。この全反射ミラー13は、前記クイック
リターンミラー32の上方に配設されるとともに、その
基端側が枢軸部14を介して回動可能に枢支されてお
り、前記ファインダー部選択操作部909の操作に応じ
て、通常撮影時の位置(図8、図9)とウェストレベル
撮影時の位置(図10、図11)とのいずれかに駆動変
移される。
【0074】なお、クイックリターンミラー32と全反
射ミラー13との間には、図7に示すように、ミラー3
6,37およびリレーレンズ38などが介在されてい
る。
【0075】この実施形態において、撮影者が通常撮影
を行う場合は、前記ファインダー部選択操作部909を
一方にスライド操作すれば、全反射ミラー13が図8に
示す位置に設定される。
【0076】これにより、通常撮影時には、撮影レンズ
3と撮像素子101との間の光路Lがクイックリターン
ミラー32で反射され、クイックリターンミラー32と
第1のファインダー部906の接眼レンズ906aとの
間には、全反射ミラー13を介して光路L1が形成され
る。
【0077】このため、撮影者は、第1のファインダー
部906の接眼部906aに眼を近づけて該ファインダ
ー部906を覗けば、被写体像を観察することができ
る。この状態で構図を決めてレリーズボタン7を全押し
すれば、図9に示すように、クイックリターンミラー3
2が跳ね上がり、撮影レンズ3からの被写体像が光路L
により前記撮像素子101に直接受光され、撮影動作が
行われる。
【0078】また、ウェストレベル撮影を行う場合は、
前記ファインダー部選択操作部909を他方にスライド
操作すれば、全反射ミラー13が図10に示す位置に設
定される。
【0079】これにより、ウェストレベル撮影時には、
撮影レンズ3とCCD101との間の光路Lがクイック
リターンミラー32で反射され、クイックリターンミラ
ー32と第2のファインダー部908の接眼レンズ90
8aとの間には、全反射ミラー13を介しない光路L2
が形成される。
【0080】このため、撮影者は、第2のファインダー
部908の接眼部908aに眼を近づけて該ファインダ
ー部908を覗けば、被写体像を観察することができ、
この状態で構図を決めてレリーズボタン7を全押しすれ
ば、図11に示すように、クイックリターンミラー32
が跳ね上がり、撮影レンズ3からの被写体像が光路Lに
より前記撮像素子CCD101に直接受光され、撮影動
作が行われる。
【0081】この場合、クイックリターンミラー32や
全反射ミラー13などの光学部品の使用により、簡素な
構成で被写体像を表示させることができる利点がある。
【0082】図12および図13は、前記第2の実施形
態にかかるデジタルカメラの要部の変形例を示す。
【0083】図12および図13において、供給手段1
1は、前記クイックターンミラー32と、分割表示手段
としてのハーフミラー23とからなる。
【0084】この場合、撮影レンズ3からの光路Lは、
クイックリターンミラー32で反射され、クイックリタ
ーンミラー32と第1のファインダー部906の接眼レ
ンズ906aとの間に、ハーフミラー23で一部が反射
して光路L1が形成されると同時にハーフミラー23を
一部が通過して第2のファインダー部908の接眼レン
ズ908aとの間にも光路L2が形成される。
【0085】このため、撮影者は、第1および第2のフ
ァインダー部906,908の選択をしなくても、任意
のファインダー部906,908により、光学的に被写
体像を観察することが可能となる。この状態で構図を決
めてレリーズボタン7を全押しすれば、図13に示すよ
うに、クイックリターンミラー32が跳ね上がり、撮影
レンズ3からの被写体像が光路Lにより前記撮像素子1
01に直接受光され、撮影動作が行われる。
【0086】この場合も、ハーフミラー23の使用によ
り、簡素な構成の分割表示手段により被写体像を表示さ
せることができる。
【0087】なお、上記分割表示手段は、ハーフミラー
23に限らず、例えばプリズムなども使用可能である。
【0088】図14および図15は、この発明の第3の
実施形態にかかるデジタルカメラの要部を示す。
【0089】図14および図15において、前記供給手
段11は、撮影レンズ3から撮像素子101へ向かう光
路Lを分割する光路分割手段52と、被写体像を第1お
よび第2のファインダー部906,908に対して選択
表示する手段13とからなる。
【0090】光路分割手段52は、例えばプリズムから
なり、このプリズム52は、前記撮像素子101の前方
に配置されており、前記撮影レンズ3からの光路Lを撮
像素子101側の他に、上方へも分割させるようになっ
ている。
【0091】選択表示手段13は、例えば全反射ミラー
からなり、この全反射ミラー13は、プリズム52の上
方に配設されるとともに、その基端側が枢軸部14を介
して回動可能に枢支されており、前記ファインダー部選
択操作部909の操作に応じて、通常撮影時の位置(図
14)とウェストレベル撮影時の位置(図15)とのい
ずれかに駆動変移される。
【0092】この実施形態においては、撮影者が通常撮
影を行う場合は、前記ファインダー部選択操作部909
を一方にスライド操作すれば、全反射ミラー13が図1
4に示す位置に設定される。これにより、通常撮影時に
は、プリズム52と第1のファインダー部906の接眼
レンズ906aとの間に全反射ミラー13を介して光路
L1が形成される。
【0093】このため、撮影者は、第1のファインダー
部906の接眼部906aに眼を近づけて該ファインダ
ー部906を覗けば、被写体像を観察することができ、
この状態で構図を決めてレリーズボタン7を押せばよ
い。
【0094】また、ウェストレベル撮影を行う場合は、
前記ファインダー部選択操作部909を他方にスライド
操作すれば、全反射ミラー13が図15に示す位置に設
定される。これにより、ウェストレベル撮影時には、プ
リズム52と第2のファインダー部908の接眼レンズ
908aとの間に光路L2が形成される。
【0095】このため、撮影者は、第2のファインダー
部908の接眼部908bに眼を近づけて該ファインダ
ー部908を覗けば、被写体像を観察することができ、
この状態で構図を決めてレリーズボタン7を押せばよ
い。
【0096】この場合も、プリズム52を経た被写体像
を全反射ミラー13で第1および第2のファインダー9
06、908に選択表示できるので、比較的簡易な設計
で被写体像の選択的観察が可能となる。
【0097】図16および図17は、前記第3の実施形
態にかかるデジタルカメラの要部の変形例を示す。
【0098】図16および図17において、この供給手
段11においては、光路分割手段として、前記プリズム
に代わるハーフミラー62を使用している。
【0099】この場合も、第3の実施形態と同様の作用
効果を奏するものであり、図14および図15と同一も
しくは相当部所には、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0100】図18は、この発明の第4の実施形態にか
かるデジタルカメラの要部を示す。
【0101】図18において、供給手段11は、光路分
割手段52と分割表示手段23とからなる。
【0102】光路分割手段52は、例えばプリズムから
なり、このプリズム52は、前記撮像素子101の前方
に配置されており、前記撮影レンズ3からの光路Lを撮
像素子101側の他に、上方へも分割させるようになっ
ている。
【0103】分割表示手段23は、例えばハーフミラー
からなる。このハーフミラー23は、プリズム52の上
方に光路に対して45°の角度で傾斜して配設されてい
る。
【0104】この場合、撮影レンズ3からの光路Lによ
り被写体像がプリズム52を通して前記撮像素子101
に受光される。さらに、プリズム52と第1のファイン
ダー部906の接眼レンズ906aとの間にハーフミラ
ー23を介して光路L1が形成されると同時に、プリズ
ム52と第2のファインダー部908の接眼レンズ90
8aとの間にハーフミラー23を通しての光路L2が形
成される。
【0105】この場合は、撮影レンズ3を通しての被写
体像が、第1および第2のファインダー部906,90
8の両方に同時表示されるので、撮影者は、撮影アング
ルによってファインダー部選択操作しなくても、被写体
像を観察することができる。
【0106】図19および図20は、この発明の第5の
実施形態にかかるデジタルカメラの要部を示す。
【0107】図19および図20において、供給手段1
1は、前述した像観察用LCD12と、この像観察用L
CD12に対する移動手段83とからなる。
【0108】像観察用LCDは、カメラ本体1内の駆動
軸81に連結されたレバー82の先端部に固定・支持さ
れており、第1のファインダー部906に対応する観察
位置(図19)と第2のファインダー部908に対応す
る観察位置(図20)との間で回動変移可能に設定され
ている。
【0109】液晶移動手段83は、前記レバー82、駆
動軸81を駆動するモータ84などからなる。
【0110】この実施形態においては、撮影者が通常撮
影を行う場合は、前記ファインダー部選択操作部909
を一方にスライド操作すれば、モータ84の正方向の回
転力が駆動軸81に伝達され、レバー82を介して像観
察用LCD12が図19に示す位置に設定される。これ
により、通常撮影時には、この像観察用LCD12のと
第1のファインダー部906の接眼レンズ906aとの
間に光路がL1が形成される。
【0111】このため、撮影者は、第1のファインダー
部906の接眼部906aに眼を近づけて該ファインダ
ー部906を覗けば、像観察用LCD12の画像から被
写体像を観察することができ、この状態で構図を決めて
レリーズボタン7を押せばよい。
【0112】また、ウェストレベル撮影を行う場合は、
前記ファインダー部選択操作部909を他方にスライド
操作すれば、モータ84の逆方向の回転力が駆動軸81
に伝達され、レバー82を介して像観察用LCD12が
図20に示す位置に設定される。これにより、ウェスト
レベル撮影時には、像観察用LCD12と第2のファイ
ンダー部908の接眼レンズ908aとの間に光路L2
が形成される。
【0113】このため、撮影者は、第2のファインダー
部908の接眼部908bに眼を近づけて該ファインダ
ー部908を覗けば、被写体像を観察することができ、
この状態で構図を決めてレリーズボタン7を押せばよ
い。
【0114】この場合、各ファインダー部906,90
8から像観察用LCD12の画像を直接観察できるの
で、前述した全反射ミラー13などの選択表示手段ない
しはハーフミラー23などの分割表示手段を省くことが
できる。
【0115】ところで、前記各実施形態では、カメラ本
体1の背面1cおよび上面1bにそれぞれ第1および第
2のファインダー部906,908を設けたもので説明
したが、第2のファインダー部908は、設定面が上面
1bに限られるものではなく、また3個以上のファイン
ダー部を設けることも可能である。
【0116】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、カメラ本
体の互いに異なる面にそれぞれ対応して第1,第2のフ
ァインダー部が配設されているので、任意のファインダ
ー部に被写体像を表示させることが可能となり、このた
め、様々な被写体状況に対しての所望のアングル撮影
を、被写体像を観察しながら容易に行うことができる。
しかも、ファインダー部をユニット化するものに比して
構成が簡単となり、組立性の向上が図れるとともに、カ
メラ小形軽量化に対応しやすくなる。
【0117】請求項2に係る発明によれば、いわゆる電
子ビューファインダータイプのデジタルカメラについ
て、様々な被写体状況に対しての所望のアングル撮影
を、被写体像を観察しながら容易に行うことができると
いう効果を生じさせることができる。
【0118】請求項3に係る発明によれば、同じく電子
ビューファインダータイプのデジタルカメラついて、様
々な被写体状況に対しての所望のアングル撮影を、被写
体像を観察しながら容易に行うことができるという効果
を生じさせることができる。しかも、第1,第2のファ
インダー部の両方に同時に被写体像が供給されるので、
撮影時に所望のファインダー部を選択する手間が省け
る。
【0119】請求項4に係る発明によれば、いわゆる光
学ビューファインダータイプのデジタルカメラついて、
様々な被写体状況に対しての所望のアングル撮影を、被
写体像を観察しながら容易に行うことができるという効
果を生じさせることができる。
【0120】請求項5に係る発明によれば、同じく光学
ビューファインダータイプのデジタルカメラついて、様
々な被写体状況に対しての所望のアングル撮影を、被写
体像を観察しながら容易に行うことができるという効果
を生じさせることができる。しかも、第1,第2のファ
インダー部の両方に同時に被写体像が供給されるので、
撮影時に所望のファインダー部を選択する手間が省け
る。
【0121】請求項6に係る発明によれば、選択表示手
段が可動なミラーで構成されているから、ファインダー
部への被写体像の選択表示が簡単に行える。
【0122】請求項7に係る発明によれば、分割表示手
段がハーフミラーまたはプリズムで構成されているか
ら、光学系の設計が容易に行える。
【0123】請求項8に係る発明によれば、光路分割手
段がハーフミラーまたはプリズムで構成されているか
ら、光学系の設計が容易に行える。
【0124】請求項9に係る発明によれば、撮影画像表
示用の液晶表示素子を直接駆動して第1,第2のファイ
ンダー部における観察位置に移動させるから、選択表示
手段等がなくても、液晶表示素子の画面で直接的に被写
体像を観察することができる。
【0125】請求項10に係る発明によれば、被写体像
の観察に使用されないときのファインダー部を遮光でき
るから、外部光の侵入を防止することができるととも
に、観察に使用されないファインダー部の特定が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかるデジタルカ
メラを示す外観斜視図である。
【図2】同じく第1の実施形態にかかるデジタルカメラ
を示す背面図である。
【図3】同じく第1の実施形態にかかるデジタルカメラ
の要部を通常撮影状態で示す概略構成図である。
【図4】同じく第1の実施形態にかかるデジタルカメラ
の要部をウェストレベル撮影状態で示す概略構成図であ
る。
【図5】同じく第1の実施形態にかかるデジタルカメラ
の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】同じく第1の実施形態にかかるデジタルカメラ
の要部の変形例を示す概略構成図である。
【図7】この発明の第2の実施形態にかかるデジタルカ
メラの要部の具体的構成を示す斜視図である。
【図8】同じく第2の実施形態にかかるデジタルカメラ
の要部を通常撮影の準備状態で示す概略構成図である。
【図9】同じく第2の実施形態にかかるデジタルカメラ
の要部を通常撮影状態で示す概略構成図である。
【図10】同じく第2の実施形態にかかるデジタルカメ
ラの要部をウェストレベル撮影の準備状態で示す概略構
成図である。
【図11】同じく第2の実施形態にかかるデジタルカメ
ラの要部をウェストレベル撮影状態で示す概略構成図で
ある。
【図12】同じく第2の実施形態にかかるデジタルカメ
ラの要部の変形例を通常撮影の準備状態で示す概略構成
図である。
【図13】同じく第2の実施形態にかかるデジタルカメ
ラの要部変形例を通常撮影状態で示す概略構成図であ
る。
【図14】この発明の第3の実施形態にかかるデジタル
カメラの要部を通常撮影状態で示す概略構成図である。
【図15】同じく第3の実施形態にかかるデジタルカメ
ラの要部をウェストレベル撮影状態で示す概略構成図で
ある。
【図16】同じく第3の実施形態にかかるデジタルカメ
ラの要部の変形例を通常撮影状態で示す概略構成図であ
る。
【図17】同じく第3の実施形態にかかるデジタルカメ
ラの要部変形例をウェストレベル撮影状態で示す概略構
成図である。
【図18】この発明の第4の実施形態にかかるデジタル
カメラの要部を示す概略構成図である。
【図19】この発明の第5の実施形態にかかるデジタル
カメラの要部を通常撮影状態で示す概略構成図である。
【図20】この発明の第5の実施形態にかかるデジタル
カメラの要部をウェストレベル撮影状態で示す概略構成
図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・カメラ本体 1b,1c・・・・・・・ファインダー部設定面 11・・・・・・・・・・供給手段 12・・・・・・・・・・像観察用液晶表示器 13・・・・・・・・・・選択表示手段 23・・・・・・・・・・分割表示手段 32,52,62・・・・光路分割手段 83・・・・・・・・・・液晶移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H018 AA32 2H054 AA01 5C022 AA13 AC02 AC03 AC08 AC09 AC42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系と、 被写体の光学像を前記撮影光学系を介して受光し電気信
    号に変換する撮像素子と、 カメラ本体の一面に設けられた、被写体像を観察するた
    めの第1のファインダー部と、 カメラ本体の前記第1のファインダー部が設けられた面
    とは異なる面に設けられた、被写体像を観察するための
    第2のファインダー部と、 前記第1のファインダー部と第2のファインダー部のい
    ずれかまたは両方に被写体像を供給する供給手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 供給手段は、被写体像を表示する液晶表
    示素子と、この液晶表示素子の表示画像を第1のファイ
    ンダー部と第2のファインダー部のいずれかに表示させ
    る選択表示手段と、を備えている請求項1に記載のデジ
    タルカメラ。
  3. 【請求項3】 供給手段は、被写体像を表示する液晶表
    示素子と、この液晶表示素子からの光路を分割して、該
    液晶表示素子の表示画像を第1のファインダー部と第2
    のファインダー部の両方に同時的に表示させる分割表示
    手段と、を備えている請求項1に記載のデジタルカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 供給手段は、撮影光学系からの光路を分
    割する光路分割手段と、分割された光路による被写体像
    を第1のファインダー部と第2のファインダー部のいず
    れかに表示させる選択表示手段と、 を備えている請求項1に記載のデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 供給手段は、撮影光学系からの光路を分
    割する光路分割手段と、分割された光路による被写体像
    を第1のファインダー部と第2のファインダー部の両方
    に同時的に表示させる分割表示手段と、を備えている請
    求項1に記載のデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 選択表示手段は可動なミラーで構成され
    ている請求項2または4に記載のデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 分割表示手段は、ハーフミラーまたはプ
    リズムで構成されている請求項3または5に記載のデジ
    タルカメラ。
  8. 【請求項8】 光路分割手段は、ハーフミラーまたはプ
    リズムで構成されている請求項4または5に記載のデジ
    タルカメラ。
  9. 【請求項9】 供給手段は、撮影画像表示用の液晶表示
    素子と、この液晶表示素子を前記第1のファインダー部
    または第2のファインダー部における観察位置に移動さ
    せる液晶移動手段と、を備えている請求項1に記載のデ
    ジタルカメラ。
  10. 【請求項10】 被写体像の観察に使用されないファイ
    ンダー部を遮光するマスク手段を備えている請求項1、
    2,4のいずれかに記載のデジタルカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038725B2 (en) 2003-02-27 2006-05-02 Minolta Co., Ltd. Camera having a single display device for both a viewfinder display and a monitor display
JP2012134680A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Samsung Electronics Co Ltd 撮像装置

Cited By (3)

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KR101799599B1 (ko) * 2010-12-20 2017-11-20 삼성전자주식회사 뷰 파인더의 조작성을 향상시키기 위한 촬상 장치 및 그 방법

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