JP2001125449A - 無端ベルト及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

無端ベルト及びこれを用いた画像形成装置

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JP2001125449A
JP2001125449A JP30463399A JP30463399A JP2001125449A JP 2001125449 A JP2001125449 A JP 2001125449A JP 30463399 A JP30463399 A JP 30463399A JP 30463399 A JP30463399 A JP 30463399A JP 2001125449 A JP2001125449 A JP 2001125449A
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blade
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cleaning
belt
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JP30463399A
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English (en)
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Yoko Miyamoto
陽子 宮本
Takashi Kawabata
隆 川端
Yukio Hayashi
幸男 林
Masao Okubo
雅夫 大久保
Nobuyoshi Komatsu
伸嘉 小松
Makoto Katayama
真 片山
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Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何らかの理由でブレードクリーナのブレード
エッジが無端ベルトとの間にトナーを挟んだ状態で浮き
上がってしまっても、速やかに通常のクリーニング状態
へと復帰させる。 【解決手段】 画像形成装置の潜像形成プロセス若しく
は転写プロセスに用いられ、クリーニング用ブレード2
aを有するブレードクリーナ2にて表面が清掃される無
端ベルト1において、無端ベルト1の表面の一部には、
ブレード2aが乗り越え可能で且つブレードエッジが清
掃せしめられる段部3を少なくとも無端ベルト1の幅方
向の画像形成領域全域に亘って連続して設ける。また、
この無端ベルト1を用いた画像形成装置をも対象とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の潜
像形成プロセス若しくは転写プロセスに用いられる無端
ベルトに係り、特に、クリーニング用ブレードを有する
ブレードクリーナにて表面が清掃される無端ベルト及び
これを用いた画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置として例えば
電子写真方式を用いたものを例に挙げると、潜像形成体
上に一様な電荷を形成し、画像信号を変調したレーザー
光等で静電潜像を形成した後、帯電したトナーで前記静
電潜像を現像して可視化したトナー像を得、その後、上
記トナー像を中間転写体を介してあるいは直接、記録紙
等の転写材に静電的に転写することにより所要の再生画
像を得るものがある。
【0003】また、この種の画像形成装置においては、
トナー像転写後の潜像形成体又は中間転写体上には、転
写されずに残ったトナーが存在する。従って、次の作像
サイクルに入る前にこれら表面の残トナーを除去する工
程が必要となる。この種のクリーニング工程は、通常ポ
リウレタン等からなるクリーニング用ブレードを有する
ブレードクリーナにより行われ、更に、前記ブレードは
クリーニング性能向上のため潜像形成体又は中間転写体
の回転方向に対して鋭角的に取り付けられる。
【0004】また、潜像形成体又は中間転写体としては
大別してドラムタイプ、ベルトタイプの2種類がそれぞ
れ提案されている。ベルトタイプは装置の小型化、軽量
化又は装置内における配置の自由度という点からドラム
タイプより有利である。ベルトタイプに用いる無端ベル
トは継ぎ目の無いシームレスベルトとして製作すること
も可能だが、製造コストが高い、量産性に乏しい、大型
のものになると技術的に成形困難になるという理由か
ら、一旦シート状に作成し、その後両端をシーム接合し
て無端ベルト化する方法が提案されている。
【0005】ところで、潜像形成体又は中間転写体とし
て上記接合部を持つ無端ベルトを用い、かつ、前記ブレ
ードクリーニングシステムを採用する場合には、シーム
接合部の形状がクリーニングシステムの性能を大きく左
右する。一般的には、シーム接合部に生じる段差が大き
いと、段差部にトナーが溜まり、転写材を汚す、ブレー
ドがめくれる、ブレードエッジがダメージを受ける、段
差部をブレードが通過する際の振動で画像が乱れるとい
った技術的課題が発生する。
【0006】このような技術的課題を解決するために、
これまでは無端ベルトのシーム接合部の段差をいかに無
くすか、という開発が主に行われてきている。例えば特
許第2718060号所載の先行技術では、超音波を用
いた接着方法の最適化により、段差量と接合に用いた接
着剤のはみ出し量とを小さく抑える技術が開示されてい
る。また、特開平1−93775号公報所載の先行技術
では、研磨によって無端ベルトのシーム接合部の段差を
減らす技術が開示されている。更に、特開平8−292
581号公報や特開平6−43768号公報所載の先行
技術では、無端ベルトのシーム接合部を薄いテープ等で
覆い段差を滑らかにすることでクリーニング用ブレード
の負担を軽減するようにした技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
種の工夫によって、シーム接合部の段差が押え込まれた
無端ベルトにあっては、何らかの理由でクリーニング用
ブレードのエッジが無端ベルトとの間にトナーを挟んだ
状態で浮き上がってしまうと、挟まれたトナーが除去さ
れ、通常のクリーニング状態へ復帰するというのは大変
困難なことであり、クリーニング不良の状態が長期に亘
って続いてしまうという新たな技術的課題が見出され
た。尚、同様な技術的課題は接合部の存在しないシーム
レスベルトにおいても当然発生する。
【0008】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、何らかの理由でブレードク
リーナのブレードエッジが無端ベルトとの間にトナーを
挟んだ状態で浮き上がってしまっても、速やかに通常の
クリーニング状態へと復帰可能な無端ベルト及びこれを
用いた画像形成装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、画像形成装置の潜像形成プロセス若し
くは転写プロセスに用いられ、クリーニング用ブレード
2aを有するブレードクリーナ2にて表面が清掃される
無端ベルト1において、無端ベルト1の表面の一部に
は、前記ブレード2aが乗り越え可能で且つブレードエ
ッジが清掃せしめられる段部3を少なくとも無端ベルト
1の幅方向の画像形成領域全域に亘って連続して設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】このような技術的手段において、無端ベル
ト1には、潜像形成ベルト、中間転写ベルトなどを含む
が、ブレードクリーナ2にて清掃するタイプを前提とす
る。但し、ここでいうブレードクリーナ2とは、クリー
ニング用ブレード2aを有していればよく、前記ブレー
ド2aのみを備えた態様に限られず、他のクリーニング
部材(例えばクリーニングブラシやクリーニングロール
など)を含んだものをも含む。また、無端ベルト1に
は、シーム接合部を有するもの、あるいは、シームレス
ベルトのいずれの態様をも含む。
【0011】更に、段部3の設置範囲については無端ベ
ルト1の幅方向の画像形成領域を含んでいればよく、無
端ベルト1の幅方向全域に設置するようにしてもよい。
そして、段部3の構成については、無端ベルト1のシー
ム接合部を兼用するようにしてもよいし、シーム接合部
と全く無関係に別個に構成するようにしてもよい。シー
ム接合部と別個に構成する手法については適宜選定して
差し支えないが、高さ調整を可能にするには硬化性材料
による硬化膜にて構成することが好ましい。
【0012】更にまた、段部3としては、ブレードエッ
ジを清掃することが必要であるが、これを満足する一つ
の簡単な態様としては、段部3の少なくとも回転方向上
流側には略垂直な縦壁4を具備させるものが挙げられ
る。ここでいう「略垂直」とは、ブレードエッジの清掃
を可能とする角度θであれば90°に限られずその前後
の角度をも含む趣旨である。
【0013】また、段部3の高さhの下限については、
無端ベルト1上に堆積可能な残留トナー層以上であるこ
とが好ましく、一方、段部3の高さhの上限について
は、段部3がブレードクリーナ2のブレード2aを通過
した際の無端ベルト1の振動が許容範囲内に収まるよう
に設定されることが好ましい。このような観点から、段
部3の高さhは20μm以上70μm以下であることが
好ましい。
【0014】更に、段部3表面へのトナーなどの可視像
粒子の押し込みを防止するという観点からすれば、段部
3の表面粗さがRa≦2μmであることが好ましい。
【0015】また、本件は、無端ベルト1を用いた画像
形成装置をも対象とする。この場合、本発明は、図1に
示すように、潜像形成プロセス若しくは転写プロセス用
に無端ベルト1を用い、クリーニング用ブレード2aを
有するブレードクリーナ2にて無端ベルト1の表面を清
掃する画像形成装置において、無端ベルト1の表面の一
部には、前記ブレード2aが乗り越え可能で且つブレー
ドエッジが清掃せしめられる段部3を少なくとも無端ベ
ルト1の幅方向の画像形成領域全体に亘って連続して設
けたことを特徴とする画像形成装置にある。
【0016】本件発明の適用対象となる画像形成装置
は、無端ベルト1の種類に応じて適宜選定して差し支え
なく、例えば無端ベルト1が中間転写ベルトであればタ
ンデム型の画像形成装置、4サイクル型の画像形成装
置、あるいは、2連タンデム型の画像形成装置など適宜
選定して差し支えない。また、このような画像形成装置
においては、ブレードクリーナ2によるクリーニングサ
イクルは適宜選定して差し支えないが、ブレードエッジ
の浮き上がりを確実に回避するという観点からすれば、
無端ベルト1上の段部3がブレードクリーナ2のブレー
ド2aを2回以上通過するものを含むことが好ましい。
この場合、段部3が常にブレード2aを2回以上通過す
る必要はなく、適宜タイミングで行うようにすればよ
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。図2は本発明が適
用された画像形成装置の実施の形態1を示す。同図にお
いて、本実施の形態に係る画像形成装置は、例えば中間
転写タイプのタンデム型画像形成装置であり、例えば電
子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数の作
像ユニット10(具体的には10Y、10M、10C、
10K)と、各作像ユニット10にて形成された各色成
分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写
ベルト20と、中間転写ベルト20上に転写された重ね
画像を記録材としての用紙Pに一括転写(二次転写)さ
せる一括転写装置30と、一括転写された画像を用紙P
上に定着させる定着装置50とを備えたものである。
【0018】本実施の形態において、各色成分の作像ユ
ニット10は、中間転写ベルト20の搬送方向Bの上流
側からイエロー作像ユニット10Y、マゼンタ作像ユニ
ット10M、シアン作像ユニット10C、ブラック作像
ユニット10Kの順番で配設されている。そして、各作
像ユニット10は、矢印A方向に回転する感光体ドラム
101の周囲に、感光体ドラム101が帯電される一様
帯電器102、感光体ドラム101上に静電潜像が書込
まれるレーザ露光装置103(図中露光ビームを符号B
mで示す)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム
101上の静電潜像が可視像化される現像装置104、
感光体ドラム101上の各色成分トナー像が中間転写ベ
ルト20に転写される転写装置としての一次転写ロール
105及び感光体ドラム101上の残留トナーが除去さ
れるドラムクリーナ106などの電子写真用デバイスを
順次配設したものである。
【0019】また、中間転写ベルト20は、複数(本実
施の形態では6つ)の張架ロール21〜26に掛け渡さ
れている。ここで、張架ロール21は中間転写ベルト2
0の駆動ロール、張架ロール22,24,26は従動ロ
ール、張架ロール23が中間転写ベルト20の張力を調
整するテンションロール、張架ロール25が後述するよ
うに一括転写装置30のバックアップロールである。
【0020】ここで、中間転写ベルト20としては、そ
の抵抗は特に規定されるものではなく、誘電体、半導電
体いずれも使用可能である。誘電体の場合には下記に示
す非導電性バインダを主に用い、半導電体の場合には別
途抵抗調整を行う。より具体的に述べると、中間転写ベ
ルト20として半導電体を用いる場合、一般に抵抗調整
は非導電性バインダに導電性フィラーを添加して行う。
非導電性のバインダとしてはPI(ポリイミド)、PA
I(ポリアミドイミド)、PC(ポリカーボネイト)、
PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、PAT(ポリアル
キレンテレフタレート)、ETFE(エチレンテトラフ
ロロエチレン共重合体)及びこれらをブレンドした樹
脂、またはEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴ
ム)、ウレタンゴム等の一般エラストマー及びその発泡
体が主に用いられる。導電性を付与するフィラーとして
はカーボンやグラファイト系の粉末、酸化チタン、酸化
亜鉛、酸化すず等の半導電性金属酸化物、Cu、Ni、
Ag等の金属粉、ポリアセチレン、ポリピロール等の導
電性樹脂、ガラスビーズなどのフィラーに金属メッキま
たは導電性樹脂のコーティングを施して導電性を付与し
た物質、またはこれらの混合物を用いる。非導電性バイ
ンダ樹脂の代わりにポリアセチレン、ポリパラフェニレ
ン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリン、ポ
リフェニレンビニレン等のそれ自体、もしくはそれらを
ドーピングしたものが導電性を持つ樹脂、あるいはポリ
エチレンオキシド、ポリエーテルアミドイミド等のそれ
自体イオン導電性を持つ樹脂及びエラストマを用いるこ
とも可能である。更には、NaSCN等の1価金属塩、
水酸化テトラメチルアンモニウム等の第4級アンモニウ
ム塩、LiCIO4等の過塩素酸塩など、イオン導電化
材の添加によりイオン伝導性をもつにいたった樹脂及び
エラストマを単独或は上記導電性フィラーを更に添加し
て使用することも可能である。
【0021】更に、作像ユニット10の一次転写ロール
105には、夫々トナーの帯電極性とは逆極性(本実施
の形態では正極性)の直流バイアスが印加されるように
なっている。一方、一括転写装置30は、中間転写ベル
ト20のトナー担持面側に圧接配置される二次転写ロー
ル31と、中間転写ベルト20の裏面側に配置されて二
次転写ロール31の対向電極をなすバックアップロール
25とを備えており、このバックアップロール25に
は、トナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加される
ようになっている。
【0022】また、本実施の形態では、符号40は二次
転写後の中間転写ベルト20表面をクリーニングするベ
ルトクリーナであり、例えば中間転写ベルト20の駆動
ロール21に対向した部位にポリウレタン等のクリーニ
ング用ブレード40a(以下ブレード40aという)を
接触配置し、かつ、中間転写ベルト20の回転方向に対
して鋭角的に取り付けるようにしたものである。尚、符
号42は中間転写ベルト20上に形成された画像濃度を
検出する濃度センサ、43は中間転写ベルト20上の画
像書込位置を検知する位置検知センサである。
【0023】更に、本実施の形態において、用紙搬送系
は、用紙トレイ61からの用紙Pをピックアップロール
62にて所定のタイミングで繰り出し、搬送ロール63
及びレジストレーションロール64を介して二次転写位
置へと送り込むようになっており、そして、二次転写後
の用紙Pを搬送ベルト65へと導き、この搬送ベルト6
5にて定着装置50へと搬送するようになっている。
【0024】特に、本実施の形態において、図3(a)
(b)に示すように、中間転写ベルト20には段部70
が形成されている。この段部70の形成場所は、シーム
接合部を持たないシームレスベルトの場合にはどこでも
よいが、シーム接合部20aを持つ中間転写ベルト20
の場合には、シーム接合部20aが段部70を兼用する
ことが最も好ましい。ここで、段部70の形成手段とし
ては、図3(a)に示すように、一部分だけ樹脂材料等
でコーティングする、一部分にテープを貼る、一部分に
硬化性樹脂等の硬化膜を作る方法や、図3(b)に示す
ように、シーム接合部20aと段部70とを兼ねる場合
はあえて段差をつけるように重ね合せる等の方法が用い
られる。本実施の形態では、後述する実施例からも明ら
かなように、段部70の高さhは20μm〜70μm程
度に設定されると共に、少なくとも段部70の中間転写
ベルト20の回転方向上流側が略垂直(本例ではθ=8
5°〜90°)な縦壁71として形成されている。
【0025】また、段部70の形成方法のうち、段差量
hを調節できる、略垂直な縦壁71を持つ段部70を作
成できるという2点からすれば、硬化膜を作る方法が最
も好ましい。このとき、段部形成用として用いる硬化膜
は硬化性樹脂を含む樹脂組成物が好ましく、例えば、熱
硬化型アクリル系樹脂、熱硬化型ポリエステル系樹脂、
熱硬化型ポリイミド樹脂、熱硬化型シリコーン変性ポリ
イミド系樹脂、熱硬化型ゴム変性エポキシ系樹脂等が挙
げられる。この他ベルト基材によっては放射線硬化性樹
脂を段部形成用に用いることも可能である。
【0026】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動について説明する。図2において、各作像ユニット
10(10Y〜10K)では、感光体ドラム101は矢
印A方向に回転し、一様帯電器102でその表面が一様
に帯電される。帯電された感光体ドラム101にレーザ
露光装置103により対応する色成分の静電潜像が形成
される。この静電潜像は対応する色成分の現像装置10
4によってトナー現像され、可視化されたトナー像が形
成される。このトナー像は感光体ドラム101の回転で
一次転写ロール105が配置された一次転写部に到り、
一次転写ロール105からトナー像に逆極性の電界が作
用することにより、上記トナー像が矢印B方向へ移動す
る中間転写体ベルト20に静電的に一次転写されること
になり、各作像ユニット10の各色成分トナー像は、位
置検知センサ43からの信号に基づいて中間転写ベルト
20上の所定位置に順次重ね合わせられ、多重トナー像
が形成される。
【0027】この後、中間転写ベルト20に転写された
多重トナー像は中間転写ベルト20の回転により一括転
写装置30(二次転写ロール31,バックアップロール
25)が設置された二次転写部に到る。一方、記録材と
しての用紙Pは用紙搬送系にて二次転写部の中間転写ベ
ルト20と二次転写ロール31との間に所定のタイミン
グで給送される。給送された用紙Pには二次転写部を通
過する間に中間転写ベルト20上の多重トナー像が一括
転写(二次転写)される。この後、多重トナー像が転写
された用紙Pは中間転写ベルト20から剥離された後に
定着装置50に搬送され、この定着装置50にて加圧/
加熱処理され、用紙P上のトナー像は固定定着されて永
久画像とされる。
【0028】また、多重トナー像の用紙Pへの転写が終
了した中間転写ベルト20は二次転写部の下流に設けた
ベルトクリーナ40に到る。このとき、ベルトクリーナ
40では、中間転写ベルト20はブレード40aにより
クリーニングされる。このとき、作像プロセスが通常通
りに進行した場合には、中間転写ベルト20上の残留ト
ナー量はごく僅かである。しかし、ジャム等の異常で作
像プロセスの途中でマシンが停止してしまったような場
合には、中間転写ベルト20上には二次転写されなかっ
たトナーが大量に残ってしまう。このような状況下にお
いて、ジャム紙の除去等の復帰処理を行ってから作像プ
ロセス動作を再開すると、先程の大量のトナーはそのま
ま、あるいは、二次転写部での圧力により凝集した状態
でベルトクリーナ40へ突入することになる。
【0029】ここで、ベルトクリーナ40のブレード4
0aがこの大量のトナーを掻き取ることができるかどう
かは、おおよそ以下の3点によって決まる。 (1)トナーと中間転写ベルト20との付着力…付着力
が強いとクリーニングが難しい。温湿度の影響又は中間
転写ベルト20が新品か否かでも付着力は異なる。 (2)トナーの凝集力…凝集力が大きいほどクリーニン
グが難しい。二次転写部で圧力を受けたか否か、更に転
写時とは逆の電界を受けたかどうかで凝集力は異なる。 (3)ブレード40aの中間転写ベルト20への押し付
け力…押し付け力が小さいほどクリーニングが難しい。
温湿度、ブレード40aとして使用しているゴムの材質
等によって異なる。
【0030】これら悪条件が一つまたは二つ以上重なる
と、ブレード40aは中間転写ベルト20からすべての
トナーを掻き取ることができず、所謂クリーニング不良
が発生する。このとき、ブレード40aのエッジ近傍は
図2で示すようになっている。通常ブレード40aはそ
のエッジ40eが中間転写ベルト20と接することで、
残留トナー80のクリーニングを行っている(図4(a)
参照)。しかしながら、クリーニング不良発生時には、
ブレードエッジ40eと中間転写ベルト20との間に掻
き取れなかった幾層かのトナー層81が挟み込まれて図
4(b)の状態になる。しかも、この状態の方が通常クリ
ーニング状態よりも中間転写ベルト20との摩擦も小さ
いため、ブレード40aは前記トナー層81を挟み込ん
だまま、すなわち、ブレードエッジ40eは浮いたまま
になってしまう。一旦このような状態になると、中間転
写ベルト20への画像書き込み無しで何回かベルトクリ
ーナ40(クリーニング部)を通過させても、具体的に
はクリーニングサイクルを設けても、中間転写ベルト2
0上に残留したトナー層81はクリーニングされず、ク
リーニング不良の状態が続いてしまう(図4(c)参
照)。
【0031】ところが、本実施の形態では、中間転写ベ
ルト20の少なくとも一個所に段部70が存在するた
め、それをブレード40aが乗り越える時に、ブレード
エッジ40eは段部70の回転方向上流側の縦壁71の
角部によってこすられ、挟み込んでいたトナー82は掻
き落とされる。すなわち、段部70によってブレードエ
ッジ40eは清掃される(図4(d)参照、以降この段部
70の縦壁71の角部によるブレードエッジ40eの清
掃を、「エッジ清掃効果」と称する)。段部70を乗り
越えた後のブレードエッジ40eには、挟み込んだトナ
ー82がすでに無いため、中間転写ベルト20を正常に
クリーニングし始める。
【0032】ここで、エッジ清掃効果を示し始める段部
70の段差量としては、挟み込んだトナー層の厚さに匹
敵する程度が必要と考えられる。筆者らの実験(後述す
る実施例を参照)によれば、安定してエッジ清掃効果を
示すのは段差が20μmを超えてからであった。また、
エッジ清掃効果は段部70を乗り越えた部分にのみ現れ
るので、段部70は画像形成領域全域に亘って形成され
ている必要がある。一方、ブレード40aが段部70を
乗り越えるために起こる問題点としては、前述したよう
に、段部70にトナーが残る、ブレードエッジ40eが
ダメージを受ける、ブレード40aがめくれる、段部7
0通過時の振動で画像が乱れる等が挙げられる。段部7
0に残るトナーは主に二次転写部を通過する時に二次転
写ロール31を汚すという問題を発生させるが、これは
図示外の二次転写ロール31の清掃部材が適切に動作し
ていれば問題の無いレベルである。更に、通常動作に戻
ったブレード40aは段部70に残ったトナーを徐々に
掻き取っていく。また、段部70を通過する際にブレー
ドエッジ40eがダメージを受ける、めくれるといった
問題は段差量を100μmとした中間転写ベルト20ま
で調査したが、そのような兆候は見られなかった。更
に、段部70通過時の振動だが、段差量70μmで問題
無く、80μmでわずかに色ずれが発生した。従って、
段差として許されるのは70μm以下ということにな
る。
【0033】以上をまとめると、ブレードエッジ40e
の清掃効果を安定して示し、かつ、二次障害を起こさな
い段部70の段差は20μm以上70μm以下となる。
更に、段部70自体がクリーニング不良発生の原因とな
ることを防ぐために、段部70表面の粗さをRa≦2μ
mとすることが望ましい。
【0034】また、本実施の形態では、クリーニングサ
イクルをどの程度行うかは適宜選定して差し支えない
が、適宜間隔で中間転写ベルト20上の段部70がベル
トクリーナ40を2回通過するクリーニングサイクルを
行うようにすれば、ブレード40aの浮き上がりによる
クリーニング不良は有効に回避される。尚、上述した実
施の形態では、タンデム型画像形成装置について説明し
たが、4サイクル型画像形成装置についても同様であ
る。但し、4サイクル型画像形成装置にあっては、中間
転写ベルトが4回転する間、各色成分トナー像を保持し
続けるため、この間、中間転写ベルトからベルトクリー
ナのブレードを離間させておき、作像サイクルが終了し
た後に、中間転写ベルトにブレードを接触させてクリー
ニングサイクルを行うようにすることが必要である。
【0035】また、本実施の形態では、中間転写ベルト
20に本発明を適用した態様について述べてきたが、無
端ベルトを潜像形成体として使用する場合にも上記段部
により全く同等な効果が得られることは明らかである。
ここで、無端ベルトを潜像形成体として使用する場合、
潜像形成体は、上記非導電性樹脂バインダよりなるフィ
ルム状支持体と、このフィルム支持体上に配設された導
電層と、該導電層上に形成された感光層好ましくは更に
該感光層上に形成された保護層とからなるものが好適に
使用される。
【0036】
【実施例】以下、実施例について中間転写体ベルトを例
にとって説明するが、本発明は下記の実施例に限定され
るものではなく、潜像形成ベルトに適用しても全く同等
の効果が得られる。シーム接合部を有する中間転写ベル
トを以下の方法で得た。先ず、宇部興産(株)の熱硬化
性ポリイミド(ユーピレックス−R)と電気化学(株)
製の粒状アセチレンブラックをミキサーで十分に混合
し、得られた成膜原液をステンレススチール製シート上
に厚さ250μmに均一に流延した。その後、120℃
の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30
分、200℃で30分、250℃で60分、350℃で
30分、420℃で30分と段階的に昇温して、厚さ9
0μmのポリイミドフィルムを得た。これを長さ530
mm、幅320mmにカットし、更にフィルムの両端部
をパズル状にカットし突き合わせ、エポキシ系熱硬化型
接着テープ(スリーボンド社製)を160〜190℃、
10〜20分、2.5kgf(9.8×2.5N)/c
2で硬化させ、接合した。接合部の段差は接着テープ
厚の変更、接着温度/時間の変更等により、15μm、
20μm、40μm、70μm、80μmの五種類とし
た。接合部の断面形状は図3(a)に示す通り、おおよ
そ長方形であった。接合部の表面粗さは硬化時の押し当
て部材表面の粗さを変えることにより、Ra=1.7μ
mと2.5μmの二種類を作成した。
【0037】上記中間転写ベルトを用いてクリーニング
性のテストを行った。テストにはウレタンブレード(北
辰工業(株)製、厚さ2mm)を使用した。テストは最
悪状態として、A3全面YMC300%プリント時にジ
ャムが発生したことを想定し、このトナーすべてをベル
トクリーナに到達させた。その後、段部により前記ブレ
ードがエッジ清掃効果を受ける前後の中間転写ベルト表
面を観察した。
【0038】また、比較例として、実施例と同じポリイ
ミドフィルムの一端部20mmに1液性弾性接着剤であ
る特殊変性シリコーン(コニシ(株)製)を塗布して両
端部を重ね合わせ、次いで、接合部上に1kgの錘を置
いて常温で1時間硬化させて無端ベルトとした。接合部
の段差量は100μmであった。
【0039】図5に実施例及び比較例の観察結果を示
す。尚、同図において、○は対応する不具合がないこと
を示し、△は一部対応する不具合が見られることを示
し、×は対応する不具合が発生することを示す。実施例
においては、段差量が20μm以上で、段部によるクリ
ーニング不良の改善が見られ、かつ、70μm以下であ
れば色ずれの発生も無かった。また、段部表面の粗さが
Ra=1.7μmと2.5μmのどちらも、段部通過前
のクリーニング不良が通過後に回復していた。しかし、
Ra=2.5μmの方は段部の汚れが著しかった。
【0040】一方、比較例において、上記中間転写ベル
トを用いて同様のクリーニング性テストを行ったとこ
ろ、クリーニング不良の改善は見られたが、ブレードの
段部通過時に同期した色ずれが発生した。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
無端ベルトによれば、潜像形成プロセス又は転写プロセ
スに用いられる無端ベルトの少なくとも一部に、ブレー
ドが乗り越え可能で且つブレードエッジが清掃せしめら
れる段部を少なくとも無端ベルトの幅方向の画像形成領
域全域に亘って連続して設けるようにしたので、何らか
の原因でブレードエッジが無端ベルトから浮き上がって
しまった場合でも、該段部がエッジ清掃効果を示し、ブ
レードエッジについたトナーを掻き落とすことから、ブ
レード自体をすみやかに通常のクリーニング状態に復帰
させることができ、その分、ブレードの浮き上がりに伴
うクリーニング不良を効果的に解消することができる。
また、本発明に係る画像形成装置によれば、無端ベルト
を使用した画像形成装置に対し、ブレードの浮き上がり
に伴うクリーニング不良を効果的に解消することを可能
としたので、無端ベルトを常時清浄に保った状態で画像
形成を行うことが可能になり、その分、クリーニング不
良に伴う画像欠陥のない良好な画像を常時確実に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る無端ベルト及びこれを用いた画
像形成装置の概要を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成
を示す説明図である。
【図3】 (a)は本実施の形態に係る段部の具体的構
成を示す説明図、(b)はその変形形態を示す説明図で
ある。
【図4】 (a)はブレードクリーナによる通常のクリ
ーニングサイクルを示す説明図、(b)はブレードクリ
ーナによるブレードエッジの浮き上がりに伴うクリーニ
ング不良発生時の状態を示す説明図、(c)はその後の
クリーニングサイクル状態を示す説明図、(d)は段部
によるブレードエッジの清掃過程を示す説明図である。
【図5】 実施例及び比較例によるクリーニング不良の
改善度合、ブレードエッジ欠け、ブレードめくれ、画質
欠陥(色ずれ)の有無を示す説明図である。
【符号の説明】
1…無端ベルト,2…ブレードクリーナ,2a…クリー
ニング用ブレード,3…段部,4…縦壁,θ…縦壁の角
度,h…端部の高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 幸男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 大久保 雅夫 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小松 伸嘉 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 片山 真 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA05 AA15 BA05 BA09 2H034 AA00 BF00 BF07 2H035 CA05 CA07 CE03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の潜像形成プロセス若しく
    は転写プロセスに用いられ、クリーニング用ブレードを
    有するブレードクリーナにて表面が清掃される無端ベル
    トにおいて、 無端ベルトの表面の一部には、前記ブレードが乗り越え
    可能で且つブレードエッジが清掃せしめられる段部を少
    なくとも無端ベルトの幅方向の画像形成領域全域に亘っ
    て連続して設けたことを特徴とする無端ベルト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無端ベルトにおいて、 段部の少なくとも回転方向上流側には略垂直な縦壁を具
    備させたことを特徴とする無端ベルト。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無端ベルトにおいて、 段部は無端ベルトのシーム接合部を兼ねていることを特
    徴とする無端ベルト。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無端ベルトにおいて、 段部は硬化性材料による硬化膜にて構成されていること
    を特徴とする無端ベルト。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の無端ベルトにおいて、 段部の高さは無端ベルト上に堆積可能な残留トナー層以
    上であることを特徴とする無端ベルト。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の無端ベルトにおいて、 段部の高さは段部がブレードクリーナのブレードを通過
    した際の無端ベルトの振動が許容範囲内に収まるように
    設定されることを特徴とする無端ベルト。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の無端ベルトにおいて、 段部の高さが20μm以上70μm以下であることを特
    徴とする無端ベルト。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の無端ベルトにおいて、 段部の表面粗さがRa≦2μmであることを特徴とする
    無端ベルト。
  9. 【請求項9】 潜像形成プロセス若しくは転写プロセス
    用に無端ベルトを用い、クリーニング用ブレードを有す
    るブレードクリーナにて無端ベルトの表面を清掃する画
    像形成装置において、 無端ベルトの表面の一部には、前記ブレードが乗り越え
    可能で且つブレードエッジが清掃せしめられる段部を少
    なくとも無端ベルトの幅方向の画像形成領域全体に亘っ
    て連続して設けたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像形成装置におい
    て、 ブレードクリーナによるクリーニングサイクルは、無端
    ベルト上の段部がブレードクリーナのブレードを2回以
    上通過するものを含むことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6778794B2 (en) 2001-05-28 2004-08-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having discharging device for discharging intermediate transfer device
US7894759B2 (en) 2007-06-06 2011-02-22 Konica Minolta Business Technologies, Inc Image forming apparatus
US8190052B2 (en) 2009-08-28 2012-05-29 Sharp Kabushiki Kaisha Intermediate transfer body and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7894759B2 (en) 2007-06-06 2011-02-22 Konica Minolta Business Technologies, Inc Image forming apparatus
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