JP2001123419A - 道路標識装置及び道路標識転倒検知システム - Google Patents

道路標識装置及び道路標識転倒検知システム

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JP2001123419A
JP2001123419A JP30142099A JP30142099A JP2001123419A JP 2001123419 A JP2001123419 A JP 2001123419A JP 30142099 A JP30142099 A JP 30142099A JP 30142099 A JP30142099 A JP 30142099A JP 2001123419 A JP2001123419 A JP 2001123419A
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JP
Japan
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road sign
road
cone
fall detection
detection switch
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JP30142099A
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English (en)
Inventor
Kikiyo Inokuchi
貴教 井ノ口
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TOKUDEN COSMO KK
Original Assignee
TOKUDEN COSMO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーン等の道路標識が転倒したときに警報を
発するようにして、倒れた道路標識の速やかな復旧を可
能にする。 【解決手段】 コーン1は、ベース部2から略円錐状の
本体3が起立する形状にゴムあるいは合成樹脂で一体成
形されたものであり、その本体3には、送信ユニット4
が装着されていて、コーン1が転倒したときに転倒検知
スイッチが作動して送信機から電波信号を発信するよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路標識装置及び
道路標識転倒検知システムに関し、詳しくは、道路に載
置されるコーンや表示板等の道路標識の転倒を検知する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路や一般道路において交通規制を
するために、多数のコーンが路面に並べられ、また、表
示板が路上や路肩に設置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、道路等に載
置されるこれらの道路標識は、強風を受けて倒れたり、
通行車両によって跳ね飛ばされたりする。高速道路でコ
ーンが倒れて転がると、通行車両がこれを避けようとす
るため事故が誘発されるおそれがあり、道路管理上の問
題となっている。通常は、警備員が道路標識を監視する
のであるが、トンネルやカーブで見通しが悪い場所があ
ったり、車両の誘導に気を取られたりして気づくのが遅
れることがある。なお、高速道路の工事では約3Kmに
わたって規制を行うため、使用するコーンの本数が多
く、全体を監視するのが難しい。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、コーン等の道路標識が転倒したときに
警報を発するようにして、倒れた道路標識の速やかな復
旧を可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、前記各請求
項に記載した構成の道路標識装置及び道路標識転倒検知
システムにより解決される。請求項1の道路標識装置で
は、道路標識本体が転倒したときに転倒検知スイッチが
作動し、該転倒検知スイッチの作動に基づいて送信機が
信号を発する。したがって、送信機が発する信号により
転倒を知らせることが可能になる。なお、道路標識に
は、例えば、コーン、表示板、電光表示板、点滅ライ
ト、回転ライト、人形等が含まれる。
【0006】請求項2の道路標識転倒検知システムで
は、標識本体が転倒したときに送信機から信号が発せら
れると、その信号を受信機が受信するとともに警報装置
を介して警報を発する。これにより、道路標識本体の転
倒をすぐ警備員等に知らせることができるので、迅速な
対応が可能になる。また、転倒していないかどうかを警
備員が見て回る巡回の回数を減らすことができる。受信
機と警報装置は、警備員等が携帯できる形態とするのが
好ましく、例えば、ポケットベルを利用しても良い。ま
た、車内あるいは警備室に設けた監視装置に上記の警報
装置を備えることにしても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。図1は道路標識装置の斜視図、図2
は道路標識装置の正面断面図である。図1に示すよう
に、道路標識装置であるコーン1は、ベース部2から略
円錐状の本体3が起立する形状にゴムあるいは合成樹脂
で一体成形されたものであり、その本体3には、図2に
示すように、送信ユニット4が装着されていて、コーン
1が転倒したときに転倒検知スイッチ5が作動して送信
機6から信号を発信するように形成されている。
【0008】図2は、頂部に貫通孔3aを有する中空の
本体3に、上方から送信ユニット4を差し込んで固定し
た取付例を示している。この場合、本体3の上端部に取
り付けられた送信ユニット4の取付フランジ部4aが側
方に大きく張り出さないようにして、コーン収納時にお
けるコーンの積み重ねが阻害されないようにするのが好
ましい。なお、本体3の下部に下方から送信ユニットを
差し込んで適宜な手段で固定する構造にしても構わな
い。その場合、送信ユニットの重量により全体の重心位
置が下がり、その分コーンが転倒し難くなるので好都合
である。
【0009】次に、転倒検知スイッチ5について説明す
る。図3は転倒検知スイッチの説明図、図4は道路標識
装置が転倒した様子を示す図である。図3(イ)に示す
ように、転倒検知スイッチ5は、支持体5aに垂設され
た支軸5bを介して接触子5cが振り子のように揺動可
能に支持されてなる構成である。そして、同図(ロ)に
示すように、転倒検知スイッチ5全体が鉛直線から所定
角度(コーン1が倒れたときの姿勢に対応させて、本例
では約100°とした。)傾くと、接触子5cは支持体
5aに対して相対的に傾いて接点5dに接触し、導電性
の支軸5bを介して端子aと端子bが短絡するようにな
っている。図示は省略したが、起立状態(定常時)にお
ける接触子5cの過剰ながたつき(誤動作)を防ぐとと
もに接触子5cと端子b間の導通を確保する部材を備え
る(例えば、比較的柔らかいコイルスプリングを支軸5
bに装着する)のが好ましい。なお、上記構造の転倒検
知スイッチ5の他に、例えば、保持ケースが傾くと球が
凹所から転がり出ることによって接点が閉じるようにし
た公知の転倒検知スイッチとか、水銀スイッチを利用し
たものとかが使用できる。
【0010】次に、道路標識転倒検知システムについて
説明する。図5は道路標識転倒検知システムの概念を説
明するブロック図である。同図に示すように、コーン1
の本体3に取り付けられた転倒検知スイッチ5が送信機
6の電源部(図示省略)に接続されて送信ユニット4が
形成されている。電池を内蔵した送信機6の電源は転倒
検知スイッチ5により常時OFFとされており、転倒検
知スイッチ5が作動すると電源がONになって送信機6
から所定の電波が送信される。そして、送信された電波
が受信機8に届くと、受信機8に接続された警報装置9
がベルを鳴らして警報を発するようになっている。受信
機8と警報装置9で受信ユニット7が構成されている。
【0011】すなわち、道路標識転倒検知システムによ
れば、路面に多数並べられたコーン1のうちの幾つかが
転倒したときに、例えば警備員は、警報装置9の警報に
よりそれを知ることができるので、すぐ駆けつけて倒れ
たものを起こす等の適切な処置をとることが可能にな
り、交通安全に寄与することができる。
【0012】なお、無線資格の要らない微弱電波で半径
約1.5Kmの範囲での送受信が可能であるが、必要に
応じて中継装置を設置することでより広範囲の利用が可
能になる。また、電話回線を使用するポケベルを利用す
ることもできる。また、送信する信号にコーンのID番
号を乗せることで倒れたコーンの位置を知らせることが
可能になる。
【0013】ところで、道路標識装置はコーン1に限る
ものではなく、これ以外の道路標識であっても構わな
い。例えば、図6に示した電光掲示板20、図7に示し
たLED表示灯30、図8に示したコーン(路面にボル
ト止めされるタイプのもの)40等に上述の道路標識転
倒検知システムを適用することが可能である。この他、
当業者の知識に基づき、種々の変更を加えた態様で本発
明を実施し得ることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明にお
いては、道路標識の転倒を検知して迅速かつ適切な対応
がとれるようになる。すなわち、倒れた道路標識が放置
されて事故が誘発されないようにすることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る道路標識装置の斜視図である。
【図2】実施形態に係る道路標識装置の正面断面図であ
る。
【図3】転倒検知スイッチの説明図である。
【図4】道路標識装置が転倒した様子を示す図である。
【図5】道路標識転倒検知システムの概念を説明するブ
ロック図である。
【図6】電光掲示板の斜視図である。
【図7】LED表示灯の斜視図である。
【図8】コーンの別例を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 コーン(道路標識装置) 2 ベース部 3 本体 4 送信ユニット 5 転倒検知スイッチ 6 送信機 7 受信ユニット 8 受信機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路等に載置される道路標識本体に、該
    本体が転倒したときに作動する転倒検知スイッチと、該
    転倒検知スイッチの作動に基づいて信号を発する送信機
    とを備えてなる道路標識装置。
  2. 【請求項2】 道路等に載置される道路標識本体に設け
    られ該本体が転倒したときに作動する転倒検知スイッチ
    と、 該転倒検知スイッチの作動に基づいて信号を発する送信
    機と、 該送信機からの信号を受信する受信機と、 該受信機に接続され該受信機が前記送信機からの信号を
    受信したときに警報を発する警報装置とを有する構成の
    道路標識転倒検知システム。
JP30142099A 1999-10-22 1999-10-22 道路標識装置及び道路標識転倒検知システム Pending JP2001123419A (ja)

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