JP2001123015A - ディップ成形用ラテックス及びディップ成形物 - Google Patents

ディップ成形用ラテックス及びディップ成形物

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JP2001123015A
JP2001123015A JP30776899A JP30776899A JP2001123015A JP 2001123015 A JP2001123015 A JP 2001123015A JP 30776899 A JP30776899 A JP 30776899A JP 30776899 A JP30776899 A JP 30776899A JP 2001123015 A JP2001123015 A JP 2001123015A
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Japan
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dip
latex
monomer
ethylenically unsaturated
molded product
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JP30776899A
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English (en)
Inventor
Katsuo Hagiwara
勝男 萩原
Hisanori Ota
太田久紀
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐油性に優れ、引張強度、引裂強度などの機械
的強度が高く、風合いが柔らかく、しかもフィルムにタ
レ、ムラが無く、均一皮膜性が高いディップ成形物及び
該ディップ成形物を生産性良く得るためのディップ成形
用ラテックスを提供する。 【解決手段】 共役ジエン単量体30〜90重量%、エ
チレン性不飽和ニトリル単量体9〜50重量%、エチレ
ン性不飽和酸単量体0.1〜20重量%及びこれらの単
量体と共重合可能なその他のエチレン性不飽和単量体0
〜20重量%からなる単量体混合物を重合して得られる
共重合体のラテックスであって、25℃、固形分濃度5
0%、pH9.0の条件で測定したラテックスのTI値
が6.0〜9.0であることを特徴とするディップ成形
用ラテックスを得る。また、そのディップ成形用ラテッ
クスを使用してディップ成形物を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディップ成形物及び
ディップ成形用ラテックスに関し、さらに詳しくは、耐
油性に優れ、機械的強度が高く、風合いが柔らかく、し
かもフィルムの均一皮膜性が高いディップ成形物及び該
ディップ成形物を生産性良く得るためのディップ成形用
ラテックスに関する。
【0002】
【従来の技術】有機溶剤を使用する作業場、例えば自動
車工場などで使用する手袋、指サック等のディップ成形
物には、各種の特性が要求されるが、特に耐油性に優
れ、機械的強度が高く、風合いが柔らかく、且つ膜厚が
均一であることが重要である。この要求に応える手法と
して、従来、アクリル酸−アクリロニトリル−ブタジエ
ン共重合体ラテックス等のカルボン酸変性ニトリル系共
重合体ラテックスが用いられている。ところが、単一の
カルボン酸変性ニトリル系共重合体ラテックスのみをデ
ィップ成形して得られるディップ成形物は、風合いが硬
いという欠点があった。そこで、ディップ成形物の風合
いを柔らかくするための方法として、天然ゴムラテック
スとカルボン酸変性ニトリル系共重合体ラテックスとを
交互に重ねてディップ成形する方法や、カルボン酸変性
ニトリル系共重合体ラテックスとカルボン酸変性した合
成シス−1,4−ポリイソプレンゴムラテックスとを混
合した混合ラテックス(特開昭53−101036号公
報)をディップ成形する方法などを採用する必要があっ
た。しかし、これらの方法では、工程が複雑になり、生
産性が低い問題があった。その他、手袋を生産する上で
の問題としてフローマーク(手袋にスジが入ることで、
一般にはタレと呼ばれる)や偏肉(手袋の厚さに偏りが
生じることで、一般にはムラと呼ばれる)が挙げられ
る。この対処法としては、粘度を高くする方法や配合液
中の型を引き抜く速度を遅くする方法があるが、粘度を
高くすると膜厚調整が難しい上に保形性が高くなりすぎ
て配合液が付着した手袋型を回転させても膜厚が均一に
ならず、また型の引き抜き速度を遅くすると生産性が低
下するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐油
性に優れ、引張強度、引裂強度などの機械的強度が高
く、しかも風合いが柔らかく、フィルムの均一皮膜性が
高いディップ成形物及び該ディップ成形物を生産性良く
得るためのディップ成形用ラテックスを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこの目的を
達成すべく鋭意研究を行った結果、特定の組成の共重合
体ラテックスであって、チキソトロピー性を特定の範囲
に制御することによって本目的を達成できることを見い
だし、この知見に基いて本発明を完成するに到った。
【0005】かくして本発明によれば、共役ジエン単量
体30〜90重量%、エチレン性不飽和ニトリル単量体
9〜50重量%、エチレン性不飽和酸単量体0.1〜2
0重量%及びこれらの単量体と共重合可能なその他のエ
チレン性不飽和単量体0〜20重量%からなる単量体混
合物を重合して得られる共重合体のラテックスであっ
て、固形分濃度50%、pH9.0、25℃の条件下、
0.5rpmで測定したE型粘度を、5.0rpmで測
定したE型粘度で除した値(以下、TI値という)が
6.0〜9.0であることを特徴とするディップ成形用
ラテックス及びこれをディップ成形して得られるディッ
プ成形物が提供される。
【0006】以下、本発明について詳述する。本発明の
ディップ成形用ラテックスは、共役ジエン単量体、エチ
レン性不飽和ニトリル単量体、エチレン性不飽和酸単量
体及びこれらと共重合可能なその他のエチレン性不飽和
単量体からなる単量体混合物を重合して得られる共重合
体のラテックスである。
【0007】本発明に用いられる共役ジエン単量体は、
特に限定されず、例えば、1,3−ブタジエン、イソプ
レン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−エ
チル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン及び
クロロプレン等を挙げることができる。特に1,3−ブ
タジエン又はイソプレンが好ましく用いられる。これら
の共役ジエン単量体は単独で又は2種以上を組合せて用
いることができる。共役ジエン単量体の使用量は単量体
混合物の30〜90重量%、好ましくは35〜80重量
%である。30重量%より少なくなるとディップ成形物
の風合いが硬くなり、逆に90重量%より多くなるとデ
ィップ成形物の耐油性が悪くなるとともに、引張強度及
び引裂強度が低下するので好ましくない。
【0008】本発明に用いられるエチレン性不飽和ニト
リル単量体は、特に限定されず、例えば、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、フマロニトリル、α−クロ
ロアクリロニトリル、α−シアノエチルアクリロニトリ
ル等を挙げることができる。これらのエチレン性不飽和
ニトリル単量体は単独で又は2種以上を組合せて用いる
ことができる。エチレン性不飽和ニトリル単量体の使用
量は単量体混合物の9〜50重量%、好ましくは20〜
45重量%である。9重量%より少なくなるとディップ
成形物の耐油性が悪くなり、逆に50重量%より多くな
るとディップ成形物の風合いが硬くなる。
【0009】本発明に用いられるエチレン性不飽和酸単
量体は、カルボキシル基、スルホン酸基、酸無水物基等
の酸性基を含有するエチレン性不飽和単量体であれば特
に限定されず、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イ
タコン酸、マレイン酸、フマル酸等のエチレン性不飽和
カルボン酸単量体;無水マレイン酸、無水シトラコン酸
等のポリカルボン酸無水物;スチレンスルホン酸等のエ
チレン性不飽和スルホン酸単量体;フマル酸モノブチ
ル、マレイン酸モノブチル、マレイン酸モノ2−ヒドロ
キシプロピル等のエチレン性不飽和ポリカルボン酸モノ
エステル単量体;などを挙げることができる。これらの
エチレン性不飽和酸単量体はアルカリ金属塩又はアンモ
ニウム塩として用いることもできる。これらのエチレン
性不飽和酸単量体は単独で又は2種以上を組合せて用い
ることができる。エチレン性不飽和酸単量体の使用量は
単量体混合物の0.1〜20重量%、好ましくは1〜1
5重量%、さらに好ましくは2〜10重量%である。
0.1重量%より少なくなるとディップ成形物の引張強
度が低下し、逆に20重量%より多くなるとディップ成
形物の引裂強度が低くなるとともに、風合いが硬くな
る。
【0010】エチレン性不飽和ニトリル単量体及びエチ
レン性不飽和酸単量体と共重合可能なその他のエチレン
性不飽和単量体としては、例えば、スチレン、アルキル
スチレン、ビニルナフタレン等のビニル芳香族単量体;
フルオロエチルビニルエーテル等のフルオロアルキルビ
ニルエーテル;(メタ)アクリルアミド、N−メチロー
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチロール(メ
タ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アク
リルアミド、N−プロポキシメチル(メタ)アクリルア
ミド等のエチレン性不飽和アミド単量体;ビニルピリジ
ン;ビニルノルボーネン;ジシクロペンタジエン、1,
4−ヘキサジエン等の非共役ジエン単量体;(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸トリフルオロエチル、(メ
タ)アクリル酸テトラフルオロプロピル、マレイン酸ジ
ブチル、フマル酸ジブチル、マレイン酸ジエチル、(メ
タ)アクリル酸メトキシメチル、(メタ)アクリル酸エ
トキシエチル、(メタ)アクリル酸メトキシエトキシエ
チル、(メタ)アクリル酸シアノメチル、(メタ)アク
リル酸2−シアノエチル、(メタ)アクリル酸1−シア
ノプロピル、(メタ)アクリル酸2−エチル−6−シア
ノヘキシル、(メタ)アクリル酸3−シアノプロピル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の
エチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体;などを挙
げることができる。これらのエチレン性不飽和単量体は
単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができ
る。エチレン性不飽和単量体の使用量は、単量体混合物
の20重量%以下である。
【0011】本発明のディップ成形用ラテックスにおい
て、固形分濃度50%、pH9.0、25℃の条件下、
0.5rpmで測定したE型粘度を、5.0rpmで測
定したE型粘度で除したTI値が6.0〜9.0、好ま
しくは6.5〜8.5である。TI値が 6.0 より小
さい場合はチキソ性が低すぎるためにタレが生じ易く膜
厚が不均一になり、更に成形性が悪くなり好ましくな
く、TI値が9.0より大きい場合、チキソ性が大きす
ぎるために保形性が高くなりすぎて、配合液が付着した
ディップ成形型を回転させても膜厚が均一にならず好ま
しくない。
【0012】本発明に用いられるディップ成形用ラテッ
クスのTI値を制御する方法としては、特に限定されな
いが、単量体混合物の組成(特に、エチレン性不飽和酸
単量体量)、単量体混合物を重合する際の開始剤の種類
や量、及び得られるラテックスの粒径を制御すること等
が挙げられる。
【0013】本発明のディップ成形用ラテックスの粒径
は、通常、70〜300nm、好ましくは、80〜20
0nmである。粒径が70nmより小さいとラテックス
の粘度が高くなり取扱いが困難になり、配合安定性も低
下し、更にTI値が大きくなるので得られるディップ成
形物の膜厚が均一になり難くなる。また、300nmよ
り大きいとディップ成形物の成膜性が悪くなる。
【0014】本発明のディップ成形用ラテックスは、通
常、乳化重合法で製造される。乳化重合する際の重合温
度は限定されない。
【0015】本発明のディップ成形用ラテックスの製造
において、単量体混合物の添加方法は特に限定されず、
単量体混合物を重合反応器に一括して仕込む方法、単量
体混合物を重合反応器に連続的に供給する方法、単量体
混合物の一部を重合反応器に仕込み、その残りの単量体
を重合反応器に連続的または断続的に供給する方法等の
いずれを採用してもよい。
【0016】本発明のディップ成形用ラテックスの製造
に用いられる重合開始剤は、無機過酸化物が使用され、
具体例としては、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、
過硫酸アンモニウム、過リン酸カリウム、過酸化水素等
を挙げることができる。有機開始剤を使用すると得られ
るラテックスのTI値が高くなるので好ましくない。こ
れらの重合開始剤は、それぞれ単独で、あるいは2種類
以上を組み合わせて使用することができる。開始剤の使
用量は、その種類によって若干異なるが、通常、単量体
混合物に対して、0.01〜0.6重量%であることが
好ましい。
【0017】また、過酸化物開始剤と還元剤との組み合
わせでレドックス系重合開始剤として使用する方が好ま
しい。その際の還元剤は、特に限定されず、その具体例
としては、硫酸第一鉄、ナフテン酸第一銅等の還元状態
にある金属イオンを含有する化合物;メタンスルホン酸
ナトリウム等のスルホン酸化合物;ジメチルアニリン等
のアミン化合物;などが挙げられる。これらの還元剤は
単独で又は2種以上を組合せて用いることができる。還
元剤の使用量は、還元剤によって若干異なるが、過酸化
物1重量部に対して0.03〜10重量部であることが
好ましい。
【0018】本発明のディップ成形用ラテックスに用い
られる乳化剤も特に限定されず、例えば、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエス
テル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル
等の非イオン性乳化剤;ミリスチン酸、パルミチン酸、
オレイン酸、リノレン酸の如き脂肪酸及びその塩、高級
アルコール硫酸エステル、アルキルスルホコハク酸、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩等の
アニオン性乳化剤;トリメチルアンモニウムクロライ
ド、ジアルキルアンモニウムクロライドの如きアンモニ
ウムクロライドや、ベンジルアンモニウム塩等及び第4
級アンモニウム塩等のカチオン性乳化剤;α,β−不飽
和カルボン酸のスルホエステル、α,β−不飽和カルボ
ン酸のサルフェートエステル、スルホアルキルアリール
エーテル等の共重合性乳化剤などを挙げることができ
る。特に、アニオン性乳化剤又は非イオン性乳化剤が好
適に用いられる。これらの乳化剤は単独で又は2種以上
を組合せて用いることができる。乳化剤の使用量は特に
限定されないが、単量体混合物に対して、0.1〜9.
0重量%であることが好ましい。
【0019】なお、本発明のディップ成形用ラテックス
の重合に際して、必要に応じて分子量調整剤、粒径調整
剤、キレート化剤、酸素捕捉剤等の重合副資材を使用す
ることができる。また、重合後の固形分濃度、pH調整
時に、老化防止剤、消泡剤、防腐剤との添加剤を使用す
ることもできる。
【0020】本発明のディップ成形物は、本発明のディ
ップ成形用ラテックスを主成分とするディップ成形用配
合液をディップ成形して得られる。通常、このディップ
成形用配合液には、ディップ成形用ラテックスの他、加
硫剤(架橋剤)、ラテックスを金属イオン架橋させる為
の加硫助剤、加硫促進剤、pH調整剤として塩基等を配
合する。必要に応じて、増粘剤、充填剤等を配合するこ
とができる。
【0021】このディップ成形用配合液に用いる本発明
のディップ成形用ラテックスは、単独で又は2種以上を
組み合わせて使用することができる。また、本発明の目
的を損なわない限り、天然ゴムラテックス、イソプレン
ゴムラテックス等の他のラテックスを併用することもで
きる。
【0022】加硫剤の具体例としては、コロイド硫黄、
硫黄華、塩化硫黄等の硫黄又は硫黄化合物;ヘキサメチ
レンジアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレ
ンペンタミン等のポリアミン類;エチレングリコールジ
メタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト等の多価アルコールメタクリレート類等が挙げられ
る。
【0023】加硫助剤の具体例としては、酸化亜鉛、酸
化マグネシウム、酸化鉛等の金属酸化物が挙げられる。
これらの金属酸化物は、粒子表面にカルボン酸等の酸性
基を有するラテックスと金属イオンを介して、ポリマー
間で金属架橋をするといわれており、硫黄加硫による架
橋に比べても遜色ない強度が得られることが一般的に知
られている。この反応を利用することにより、硫黄加硫
によるフィルム強度発現に比べれば、より最適な強度を
えることが可能となる。但し、この金属架橋のみでは、
風合いが硬くなることが指摘されており、ラテックスの
総酸基量の制御や硫黄加硫との併用が好ましい。
【0024】加硫助剤の使用量としては、ラテックス1
00重量部に対して、通常0.1〜5重量部、好ましく
は0.5〜3重量部である。0.1重量部以下では強度
が小さく、5重量部以上では強度等に及ぼす添加効果が
飽和する為、経済的でない。
【0025】加硫促進剤の具体例としては、n−ブチル
アルデヒド−アニリン縮合物、ブチルアルデヒド−モノ
ブチルアミン縮合物等のアルデヒド−アミン縮合物類;
テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチ
ウラムジスルフィド等のチウラム類;ジエチルジチオカ
ルバミン酸亜鉛、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛等の
ジチオカルバメート類;等が挙げられる。
【0026】pH調整剤としては、通常、塩基が使用さ
れ、具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
のアルカリ金属の水酸化物;水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物;アンモ
ニア;トリエチルアミン、トリエタノールアミン等のア
ミン類;等が使用される。
【0027】増粘剤の具体例としては、ポリアクリル酸
アンモニウム、アルギン酸プロピレングリコール、メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼイ
ン、ゼラチン等が挙げられる。
【0028】充填剤の具体例としては、例えば、カオリ
ンクレイ、炭酸カルシウム、二酸化チタン等が挙げられ
る。
【0029】通常、ディップ成形は、ディップ成形用配
合液に型を浸漬し、型の表面にラテックスを沈着させ、
次にラテックスを沈着させた型をディップ成形用配合液
から引き上げ、乾燥することにより行う。ディップ成形
法の具体例としては、直接浸漬法、アノード凝着浸漬
法、ティーグ凝着浸漬法などが挙げられる。
【0030】ディップ成形において、ディップ成形型に
ラテックスを沈着させる方法としては、型を配合液に浸
漬する前又は型を配合液から引き上げた後、凝固剤を使
用する。使用方法としては、浸漬前の型を凝固剤の溶液
に浸漬して型に付着させる方法、ラテックスを沈着させ
た型に凝固剤の溶液を振りかける方法などがある。
【0031】凝固剤の具体例として、硝酸カルシウム、
塩化カルシウム、硫酸アルミニウム、硫酸アンモニウム
等の金属塩が挙げられ、通常、それらは25〜50%水
溶液またはエチルアルコール溶液として用いられる。
【0032】ディップ成形において、ディップ成形用配
合液から引き上げた後、温水処理及び熱処理を行う。温
水処理を行うことによって、余剰の単量体及び配合助剤
が除去され、また、熱処理を行うことによって、共重合
体の架橋反応が促進される。温水処理又は熱処理の方法
は特に限定されず、例えばラテックスを沈着させた型を
温水に浸漬する方法、ラテックスを沈着させた型にオー
ブン等の中で温風を吹き当てる方法、ラテックスを沈着
させた型に赤外線を照射する方法などを挙げることがで
きる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。なお、実施例中の部及び%は特に断わりのな
い限り、重量基準である。
【0034】〔物性評価方法〕 (ラテックスのpH値)ラテックスのpHは、pHメー
ター(M12:HORIBA社製)を用いて、25℃で
測定した。
【0035】(粒径)コールターLS230(コールタ
ー社製粒子径測定機)で測定した。
【0036】(TI値)重合で得られたラテックスを、
固形分濃度50%,pH9.0に調整した後、325M
金網で濾過した。それをサンプルカップにウエットで1
g採取し、標準コーン(半径:24mm、円錐の角度:
1°34′)を装着したE形粘度計(EDM形:株式会
社トキメック社製)本体に取り付け、25℃で測定を行
った。先ず0.5rpm時の粘度を、次に5rpm時の
粘度を測定した。それぞれ1分間回転させた後の数値を
測定値とし、0.5rpm時の粘度を5rpm時の粘度
で除して、TI値を計算した。
【0037】(成膜性)硝酸カルシウムに非イオン性乳
化剤を添加してなる固形分濃度20%凝固剤水溶液に浸
漬、乾燥して凝固剤を付着させた手袋型をディップ成形
用配合液に6分間浸漬し、引き上げた後、その手袋型を
水平にして20rpmで回転させ、ラテックスの凝固
後、25℃で3分間乾燥し、次にその手袋型を35℃の
温水に6分間浸漬し、引き上げ後80℃で20分間、引
続き120℃で25分間熱処理して、手袋型の表面に固
形皮膜物を得、最後にこの固形皮膜物を手袋型から剥し
手袋形状のディップ成形物を得る。その成形物の成膜状
態を目視でタレ及びムラを観察し、下記の基準で評価し
た。
【0038】(膜厚及び膜厚均一性)上で得られたディ
ップ成形物の中指の先端部分と手のひら部分の膜厚をそ
れぞれ測定し、膜厚はその平均値、膜厚均一性は中指の
先端部分の膜厚を手のひら部分の膜厚で除した値とし
た。この数値が1.0に近いほど、膜厚の均一性が高い
ことを示す。
【0039】(風合い)ディップ成形物をダンベル変形
2号(小型)で打ち抜いて試験片を作製し、引張速度5
00mm/分で引っ張り、伸び率が300%の時のモジ
ュラスを測定した。この数値の小さい方が風合いが柔ら
かいことを示す。
【0040】(引張強度)ディップ成形物をダンベル変
形2号(小型)で打ち抜いて試験片を作製し、引張速度
500mm/分で引っ張り、破断直前の引張強度を測定
した。
【0041】(実施例1)窒素置換した重合反応器に、
アクリロニトリル24部、1,3−ブタジエン73部、
メタクリル酸3部、分子量調整剤(TDM:t−ドデシ
ルメルカプタン)0.5部、軟水150部、乳化剤(ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:LAS−Na)
2.5部、開始剤(過硫酸カリウム)0.2部及び還元
剤(エチレンジアミン四酢酸)0.1部を仕込み、重合
温度を30℃に保持して20時間反応させた後、反応停
止剤を添加して重合を終了した。得られたラテックスか
ら未反応単量体を除去した後、共重合体ラテックスのp
H及び濃度を調整して、固形分濃度45%、pH8.3
の共重合体ラテックスを得た。得られたラテックスの物
性を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】(実施例2〜4、比較例1〜4)単量体組
成、開始剤の種類及び量を表1に示すように変えた他は
実施例1と同様にして、固形分濃度45%、pH8.3
の共重合体ラテックスを得た。
【0044】(実施例5)硫黄1.0部、酸化亜鉛1.
5部、酸化チタン0.7部及び水酸化カリウム0.03
部、水3.2部を混合して調製した固形分濃度50%の
加硫剤溶液7部を、実施例1で得られた固形分濃度45
%のラテックス220部に混合してディップ成形用配合
液を得た。この一方、硝酸カルシウム20部、非イオン
性乳化剤のポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテ
ル0.05部及び水80部を混合して調製した固形分濃
度20%の凝固剤溶液に手袋型を1分間浸漬し、引き上
げ後3分間50℃で乾燥して、凝固剤を手袋型に付着さ
せた。次に、凝固剤の付着した手袋型をディップ成形用
配合液に6分間浸漬し、引き上げた後、その手袋型を2
5℃で3分間、乾燥した。次いで、その手袋型を80℃
で20分間乾燥機で乾燥し、引続き120℃迄昇温し、
25分間熱処理して、手袋型の表面に固形皮膜物を得
た。最後にこの固形皮膜物を手袋型から剥し手袋形状の
ディップ成形物を得た。これらのディップ成形物の評価
結果を表1に示す。
【0045】(実施例6〜8、比較例5〜8)実施例2
〜4、比較例1〜4で得られた共重合体ラテックスを用
いて実施例5と同様の評価を行った。結果を表1に示
す。
【0046】表1のディップ成形物の評価結果から、比
較例のディップ成形物について以下のことがわかる。T
I値が本発明で規定した範囲より小さい比較例1のラテ
ックスを使用して得られた比較例5のディップ成形物
は、タレが生じ、また膜厚均一性が悪く、風合いも硬
い。TI値が本発明で規定した範囲より大きい比較例2
〜4のラテックスを使用して得られた比較例6〜8のデ
ィップ成形物は、全体的にムラが生じている。また、比
較例4については、風合いも硬い。
【0047】これに対して、本発明の共重合体ラテック
ス1〜4を用いた実施例5〜8のディップ成形物は、タ
レ及びムラの発生がなく、膜厚均一性が高いことがわか
る。
【0048】
【発明の効果】かくして本発明によれば、耐油性に優
れ、機械的強度が高く、風合いが柔らかく、しかもフィ
ルムにタレ、ムラが無く、均一皮膜性が高いディップ成
形物及び該ディップ成形物を生産性良く得るためのディ
ップ成形用ラテックスを得ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 31:48 B29L 31:48 Fターム(参考) 3B033 AC03 BA01 4F205 AA20E AA47E AC06D AH70 GA08 GB01 GC01 4J002 AC021 AC071 AC091 BG091 BG101 BL011 BL021 FD010 FD140 FD150 FD310 FD330 GT00 HA07 4J011 AA01 AA05 BA03 BA08 DA03 KA02 KA08 KA10 KA12 KB04 KB08 KB14 KB22 PA07 PA09 PA13 PA29 PA30 PA36 PA45 PA53 PA85 PB22 PB24 PB25 PB26 PB29 PB30 PB33 PB38 PC02 PC04 PC06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共役ジエン単量体30〜90重量%、エ
    チレン性不飽和ニトリル単量体9〜50重量%、エチレ
    ン性不飽和酸単量体0.1〜20重量%及びこれらの単
    量体と共重合可能なその他のエチレン性不飽和単量体0
    〜20重量%からなる単量体混合物を重合して得られる
    共重合体のラテックスであって、固形分濃度50%、p
    H9.0、25℃の条件下、0.5rpmで測定したE
    型粘度を、5.0rpmで測定したE型粘度で除した値
    が6.0〜9.0であることを特徴とするディップ成形
    用ラテックス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディップ成形用ラテック
    スをディップ成形して得られることを特徴とするディッ
    プ成形物。
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