JP2001121452A - 作業台 - Google Patents

作業台

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JP2001121452A
JP2001121452A JP30370899A JP30370899A JP2001121452A JP 2001121452 A JP2001121452 A JP 2001121452A JP 30370899 A JP30370899 A JP 30370899A JP 30370899 A JP30370899 A JP 30370899A JP 2001121452 A JP2001121452 A JP 2001121452A
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Takayuki Hatayama
隆之 畑山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業用のテーブルを旋回,揺動,昇降自在に
支持し、且つテーブルの位置及び向き調節を容易に行う
ことができる作業台を提供することを課題としている。 【解決手段】 作業用のテーブル1を旋回自在に支持す
る旋回支持部16と、旋回軸心に交差する方向を軸心と
して旋回支持部16を揺動自在に支持する揺動支持部1
7と、揺動中心に交差する方向を軸心とし揺動支持部1
7を回転自在に支持する回転支持部18と、回転支持部
8を上下昇降自在に支持する昇降支持部3とからなり、
制御部41により集中コントロールされるアクチュエー
タ9,21,32,36により各支持部の駆動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はテーブル上にワー
ク等を配置して作業を行う場合等に使用する作業台に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来各種作業のために被作業物(ワー
ク)を取り付けるテーブルを備えた作業台が知られてお
り、該作業台として旋回可能なテーブルと、該テーブル
を揺動せしめる揺動部と、上記テーブルを昇降せしめる
昇降部を備え、作業者の体格や作業姿勢、あるいは作業
内容等に応じてテーブル(ワーク)の高さや向き、傾き
を調整できるものが公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記作業台は揺
動軸心の方向が一定となるため、必ずしも作業者が希望
する向きにテーブルを向かせることができず、場合によ
っては作業者がテーブルの周りを回りながら作業する必
要があった。このためより容易にテーブルの位置セット
をより容易に行うことができる作業台が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の作業台は、作業用のテーブル1を旋回自在に
支持する旋回支持部16と、該旋回支持部16を、旋回
軸心に交差する方向を軸心として揺動自在に支持する揺
動支持部17と、該揺動支持部17を、揺動中心に交差
する方向を軸心として回転自在に支持する回転支持部1
8と、該回転支持部8を上下昇降自在に支持する昇降支
持部3とから構成され、各支持部の駆動を行うアクチュ
エータ9,21,32,36と、各アクチュエータ9,
21,32,36を集中してコントロールする制御部4
1を設けたことを第1の特徴としている。
【0005】第2にテーブル1と旋回支持部16と揺動
支持部17と回転支持部18とをユニット化し、該ユニ
ット2を昇降支持部3に固定的に取り付けたことを特徴
としている。
【0006】第3に制御部41側にアクチュエータ9,
21,32,36を操作せしめるフットスイッチ49,
51を設けたことを特徴としている。
【0007】第4に制御部41が、ユニット2側のアク
チュエータ21,32,36と、昇降支持部3側のアク
チュエータ9とを独立して操作せしめる構造をなし、操
作するユニット2側のアクチュエータを設定する設定部
44を備えたことを特徴としている。
【0008】第5にアクチュエータ9,21,32,3
6がブレーキ付きギヤードモータからなることを特徴と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の作業台の側
面図,要部平面図,要部正面図であり、該作業台は、作
業用のテーブル1を備えたテーブルユニット2と該テー
ブルユニット2を昇降自在に支持する昇降支持部3とか
ら構成されており、昇降支持部3によりテーブルユニッ
ト2を昇降せしめると共に、テーブルユニット2により
テーブル1を回転及び揺動せしめることで、作業者の任
意の位置にテーブル1を向けることができる構造となっ
ている。
【0010】上記昇降支持部3は地面側に接地されるベ
ース部4と、テーブルユニット2を載置する載置部5と
を備え、ベース部4と載置部5とがリンク機構6を介し
て昇降(載置部5とベース部4との平行移動による近接
及び離反)自在に連結され、またベース部4と載置部5
との間にベース部4に対して載置部5を昇降駆動せしめ
る駆動装置7が介設された構造となっている。
【0011】このとき上記リンク機構6は昇降支持部3
の左右にそれぞれ設けられており、各リンク機構6は、
一端が載置部5側に回動自在に軸支されたアーム6a
と、一端がベース部4側に回動自在に軸支されたアーム
6bとがそれぞれ略中央で支点軸6cを介して回動自在
に軸支されて構成され、アーム6a及びアーム6bの他
端がローラ8を介してベース部4又は載置部5側に前後
スライド自在に当接せしめられた構造となっている。
【0012】また上記駆動装置7は図1,図4に示され
るようにアクチュエータである電気式のモータ9により
駆動されるボールネジ(図示しない)を内装し、該ボー
ルネジの駆動によりロッド11を伸縮せしめる構造の電
気駆動シリンダからなり、図1に示されるようにこの電
気駆動シリンダの本体12がベース部4側に揺動自在に
支持されていると共に、ロッド11の先端側がアーム6
b側に連結軸支されている。
【0013】これによりアクチュエータであるモータ9
により電気駆動シリンダを駆動(ロッド11を伸縮)せ
しめることで、アーム6a及びアーム6bのスライド側
端部が、載置部5又はベース部4側に沿ってスライドし
てリンク機構6がエキスパンド状に伸縮し、ベース部4
に対して載置部5が昇降し、載置部5上のテーブルユニ
ット2が昇降せしめられる。
【0014】一方上記テーブルユニット2は、平面視で
略円形をなす作業用のテーブル1を旋回及び揺動(傾
動)可能に支持するものとなっており、上記テーブル1
を旋回自在に支持する旋回支持部16と、該旋回支持部
16を旋回軸心に略直交する方向の軸心で揺動自在に支
持する揺動支持部17と、該揺動支持部17を回転軸心
に略直交する方向の軸心で回転自在に支持する回転支持
部18とから構成されている。
【0015】上記回転支持部18は、平面視で略6角形
をなすボックス状のケース19をフレームとして構成さ
れており、該フレーム(ケース19)の底面が前述の載置
部5に固定して取り付けられている。そして上記ケース
19の後方には駆動用のアクチュエータであるモータ2
1がケース19に一体的に取り付けられており、またケ
ース19の略中央には上下方向に駆動軸22が回転自在
に軸支されている。
【0016】このときモータ21の回転軸23と駆動軸
22とは略平行となっており、両軸22,23はスプロ
ケット24,26とチェーン27を介して連結されてい
る。そして駆動軸22の上端側には揺動支持部17のフ
レームである板状のベース28が固定されており、該ベ
ース28は回転支持部18のケース19の上方に駆動軸
22の上端に一体的に固定された板状の取付部29を介
して回転自在に当接せしめられて配置されている。これ
によりモータ21(回転軸23)を回転せしめることで
駆動軸22が回転せしめられて揺動支持部17のベース
28が回転せしめられる。
【0017】一方上記揺動支持部17は上記ベース28
上に形成され、該ベース28から立設した支持板31
と、該支持板31から所定距離離反せしめられた上記ベ
ース28上に配置されるアクチュエータであるモータ3
2とを備え、該モータ32は該支持板31に対して回転
軸33が略直交するように配置されている。そして前後
が開放せしめられた略直方体をなす旋回支持部16のフ
レーム(旋回フレーム34)における一方の側板34a
がモータ32の回転軸33に一体的に固定されていると
共に、旋回フレーム34の他方の側板34bが支持板3
1に回動自在に軸支されている。
【0018】これにより回転支持部18のモータ21
(回転軸22)の回転によりベース28と一体的に揺動
支持部17が回転せしめられてこの揺動支持部17と一
体に旋回支持部16が回転せしめられ、また揺動支持部
17のモータ32(回転軸33)を回転駆動せしめるこ
とで旋回支持部16(旋回フレーム34)が揺動せしめ
られる。なお回転支持部18の回転軸心(駆動軸21の
軸心)と揺動支持部17の回転軸心(モータ32の回転
軸33の軸心)とは略直交している。
【0019】さらに旋回フレーム34の底面には、回転
軸37が上面34cに略直交して上面34aの中心に位
置するようにアクチュエータであるモータ36が固定さ
れており、該モータ36の回転軸37にテーブル1の概
ね中心が固定されている。そして上記テーブル1は旋回
フレーム34の上面34cに回転自在に当接せしめられ
て配置されている。これにより旋回フレーム34のモー
タ36を駆動せしめることで、テーブル1が旋回せしめ
られる。なお旋回フレーム34の回転軸心(モータ36
の回転軸37の軸心)と揺動支持部17の回転軸心(モ
ータ32の回転軸33の軸心)とは略直交している。
【0020】また上記各モータ9,21,32,36は
載置部5上に配置された制御ボックス40により駆動及
び作動制御されているが、該制御ボックス40には昇降
支持部3側に固定されて設けられている制御部であるコ
ントロールボックス41が接続されており、該コントロ
ールボックス41に設けられた操作パネル41a等によ
り各モータ9,21,32,36の作動を操作する構造
となっている。
【0021】上記コントロールボックス41の操作パネ
ル41aにはパワースイッチ42(電源スイッチ),電
源用のパイロットランプ43,テーブルユニット2の各
モータ21,32,36の作動(ON,OFF)を切り
換える選択スイッチ44,テーブルユニット2の各モー
タ21,32,36の回転速度を設定する速度設定ボリ
ューム46,47,48,選択スイッチ44により選択
されたモータ21,32,36の作動を操作するレバー
スイッチ50が備えられている。
【0022】またコントロールボックス41にはレバー
スイッチ50と同様に選択スイッチ44により選択され
たモータ21,32,36の作動を操作するフットスイ
ッチ49,昇降支持部3のモータ9(ドライシリンダ)
の作動を操作する昇降用のフットスイッチ51等が備え
られている。
【0023】なおフットスイッチ49,51は、モータ
9,21,32,36を異なる回転方向に回転せしめる
正転フットスイッチ49a,51aと逆転フットスイッ
チ49b,51bとからなり、正転フットスイッチ49
a,51a又は逆転フットスイッチ49b,51bを踏
むことでテーブル1の旋回,揺動,回転,昇降を異なる
方向(正転又は逆転、あるいは上昇又は下降)にさせる
ことが可能となっている。
【0024】すなわちコントロールボックス41のパワ
ースイッチ42をONとし、選択スイッチ44により作
動可能なテーブルユニット2側のモータ21,32,3
6を設定(選択)し、レバースイッチ50を上下又は左
右に揺動操作する、あるいは正転フットスイッチ49a
又は逆転フットスイッチ49bを踏み操作せしめること
で、所定のモータ21,32,36を速度設定スイッチ
46,47,48により設定される速度(回転数)で所
定方向に回転せしめテーブル1を旋回または揺動せしめ
ることが可能となっている。
【0025】また昇降支持部3のモータ9は前述のよう
に上記テーブルユニット2のモータ21,36,39と
は独立してフットスイッチ51により操作が可能であ
り、正転フットスイッチ51a又は逆転フットスイッチ
51bを踏み操作せしめることで、昇降支持部3を昇降
作動させ、テーブル1(テーブルユニット2)を昇降せ
しめることが可能となっている。
【0026】なお上記制御ボックス40はテーブルユニ
ット2の各モータ21,32,36をインバータ制御す
るように構成されており、これによりテーブルユニット
2の各モータ21,32,36の速度制御を比較的正確
に行うことが可能である。
【0027】またテーブルユニット2における各モータ
21,32,36は減速ギヤ及びブレーキが一体的に内
装されたブレーキ付きギヤードモータを使用しており、
これにより各部駆動用の伝動機構がシンプルに構成さ
れ、またモータ21,32,36の停止(テーブルの位
置決め)がモータ21,32,36内のブレーキで行わ
れるため、比較的正確な停止を行うことができると共
に、モータ21,32,36の外部にブレーキ機構を設
ける必要がなく、テーブルユニット2の駆動構造等がシ
ンプルとなる。
【0028】なお前述の昇降支持部3のモータ9もブレ
ーキ付きギヤードモータが採用されており、上記同様の
効果があり、そして昇降支持部3の駆動(昇降)が上記
モータ9(ドライシリンダ)により制御されるため、昇
降制御も油圧シリンダ等に比較して比較的正確に行うこ
とができ、テーブル1の高さもより正確に位置決めする
ことができる。すなわちテーブル1の位置決め(作業者
に対する向きを含めた位置の設定)を比較的シンプルな
構成の装置により、比較的正確に行うことができる。
【0029】つまり昇降制御部3により高さが調節され
るテーブル1は揺動支持部17により作業者の任意に角
度に揺動せしめられ、この位置でデーブル1を旋回支持
部16により旋回(回転)せしめることで、テーブル1
上に配置した被作業物であるワーク等に対して容易に作
業を行うことができる。
【0030】このとき回転支持部18により揺動支持部
17を回転させることが可能となっているため、揺動支
持部17を回転させることで揺動軸心の方向が水平方向
で調整され、作業者に対して任意の位置でテーブル1を
傾斜させることができ、この傾斜状態でテーブル1を旋
回させることができる。つまりテーブル1を作業者の任
意の位置に、任意の傾斜角度でセットすることを容易に
行うことができるが、このテーブル1の調整を直観的に
より容易に行うことができる。
【0031】これにより作業者がテーブル1の傾斜状態
に合わせる(テーブル1の正面側に移動する)必要等が
なくなり、すなわち作業者に対してより広範囲にわたっ
たテーブル1の位置(向き)調整を容易に行うことがで
き、作業者はテーブル1上で容易にワーク作業等を行う
ことができ、特に長時間作業時等においては作業性が向
上するだけでなく、腰痛等を防止することもできる。
【0032】例えば図5に示されるように座位で作業を
行う場合、図5(a)に示されるようにワークWの手前
側の作業を行う際には昇降支持部3を所定の高さに設定
するとともにテーブル1を平行にして作業を行い、上記
ワークWの反対側の作業を行う際には昇降支持部3の高
さを下げ、揺動支持部17によりテーブル1を傾斜せし
めることで、作業を容易に行うことができる。
【0033】また図6に示されるように立位で作業を行
う場合、図6(a)に示されるようにワークWの手前側
の作業を行う際に、座位の場合に比較して昇降支持部3
を高く設定するとともにテーブル1を平行にして作業を
行い、上記ワークWの中央部分付近の作業を行う際には
揺動支持部17によりテーブル1を傾斜せしめること
で、作業を容易に行うことができ、つまりワークWの作
業位置や作業者の作業姿勢に合わせて容易に、且つ直観
的にテーブル1の位置を設定することができる。
【0034】一方テーブル1と旋回支持部16と揺動支
持部17と回転支持部18とがテーブルユニット2とし
てユニット化されているため、作業台の構成がシンプル
となっている他、テーブル1の回転(揺動を含む)関係
のパーツが1つのユニットに集約され、昇降が不要な場
合テーブルユニット2単体でも作業台として使用するこ
とが可能となり、作業台の自由度が比較的高くなってい
る。
【0035】またコントロールボックス41が支持部1
6,17,18のモータ21,32,36の駆動コント
ロールをレバースイッチ50だけでなく、フットペダル
51により行われる支持部3の駆動コントロールと同様
に、フットペダル49によっても行うことができ、モー
タ9,21,32,36のコントロール、すなわちテー
ブル1の位置(向き)調整を足による操作で容易に行う
ことができる。
【0036】このときモータ21,32,36の駆動コ
ントロールをレバースイッチ50により行う場合は、少
なくとも1つ以上のモータを選択スイッチ44により作
動可能とすることで、テーブル1の回転及び揺動調整
(位置調整)をファジーに、且つより直感的に行うこと
ができるが、一方モータ21,32,36の駆動コント
ロールをフットペダル49によって行う場合は、選択ス
イッチ44により1つのモータを選択して行う構造とす
ることで、テーブルユニット2の操作用のフットペダル
49を1組で済ませることができ、操作が容易となる
他、ペダル49の踏み間違い等が防止され、安定した操
作を行うことができる。
【0037】なお昇降支持部3,揺動支持部17,回転
支持部18には、回転部分側に作動方向に対してリミッ
トスイッチ(図示せず)が設けられており、各モータ
9,21,32の回動角度は該リミットスイッチにより
規制される構造となっている。すなわち制御ボックス4
0はモータ9,21,32が回転してリミットスイッチ
が切り換わる(OFFからONになる)と、該リミット
スイッチに対応するモータ9,21,32を停止せしめ
るよう構成されている。
【0038】このとき各モータ9,21,32はブレー
キ付きギヤードモータで構成されているため、ブレーキ
によりロックされて停止位置が保持され、比較的正確な
位置決めが行われる。なお旋回支持部16のモータ36
は360°回転が可能であり、つまりテーブル1は旋回
支持部16により360°回転(旋回)が可能となって
いる。
【0039】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よると、テーブルは揺動支持部により作業者の任意に角
度に揺動せしめられ、この位置でデーブルを旋回支持部
により旋回(回転)せしめることで、テーブル上に配置
した被作業物(ワーク)等に対して容易に作業を行うこ
とができ、さらに回転支持部により揺動支持部を回転さ
せることが可能となっているため、揺動支持部を回転さ
せることで揺動軸心の方向が水平方向で調整され、作業
者に対して任意の位置でテーブルを傾斜させることがで
きる。
【0040】これにより作業者がテーブルの周りを回っ
て作業する等の必要がなくなり、すなわち作業者に対し
てより広範囲にわたったテーブルの位置(向き)調整を
容易に、且つ直観的に行うことができ、作業者はテーブ
ルの調整を容易に行うことができ、作業を容易に行うこ
とができるという利点がある。なお昇降制御部によりテ
ーブルの高さは容易に調節することができ、従来同様作
業者や作業の内容等に応じたテーブルの高さ調整は容易
に行うことができる。
【0041】一方テーブルと旋回支持部と揺動支持部と
回転支持部とをユニット化し、該ユニットを昇降支持部
に取り付けて作業台を構成することで、作業台の構成が
シンプルになるだけでなく、テーブルの回転(揺動を含
む)関係のパーツが1つのユニットに集約され、昇降が
不要な場合上記ユニット単体でも作業台として使用する
ことが可能となり、作業台の自由度が高くなるという利
点もある。
【0042】さらに制御部が各支持部のアクチュエータ
の駆動コントロールをフットペダルにより行う構造であ
る場合は、アクチュエータのコントロール、すなわちテ
ーブルの位置(向き)調整を足による操作で容易に行う
ことができる効果もあり、さらにテーブルの回転調整を
各モータを選択設定して行う構造とすることで、回転用
のぺーダルが1組となり、ペダルの踏み間違い等が防止
される。
【0043】なお各アクチュータをブレーキ付きギヤー
ドモータとすることでモータ(モータユニット)の外部
に設けられる伝動機構等が少なくなり、機構がシンプル
となるだけでなく、故障との原因も減少するという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業台の側面図である。
【図2】作業台の要部平面図である。
【図3】作業台の要部正面図である。
【図4】ドライシリンダの側面図である。
【図5】座位での作業状態を示す概略図である。
【図6】立位での作業状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 テーブル 3 昇降支持部 9 モータ(アクチュエータ) 16 旋回支持部 17 揺動支持部 18 回転支持部 21 モータ(アクチュエータ) 32 モータ(アクチュエータ) 36 モータ(アクチュエータ) 41 コントロールボックス(制御部) 44 選択スイッチ(設定部) 49 フットスイッチ 51 フットスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業用のテーブル(1)を旋回自在に支
    持する旋回支持部(16)と、該旋回支持部(16)
    を、旋回軸心に交差する方向を軸心として揺動自在に支
    持する揺動支持部(17)と、該揺動支持部(17)
    を、揺動中心に交差する方向を軸心として回転自在に支
    持する回転支持部(18)と、該回転支持部(8)を上
    下昇降自在に支持する昇降支持部(3)とから構成さ
    れ、各支持部の駆動を行うアクチュエータ(9),(2
    1),(32),(36)と、各アクチュエータ
    (9),(21),(32),(36)を集中してコン
    トロールする制御部(41)とを設けた作業台。
  2. 【請求項2】 テーブル(1)と旋回支持部(16)と
    揺動支持部(17)と回転支持部(18)とをユニット
    化し、該ユニット(2)を昇降支持部(3)に固定的に取
    り付けた請求項1の作業台。
  3. 【請求項3】 制御部(41)側にアクチュエータ
    (9),(21),(32),(36)を操作せしめる
    フットスイッチ(49),(51)を設けた請求項1ま
    たは2の作業台。
  4. 【請求項4】 制御部(41)が、ユニット(2)側の
    アクチュエータ(21),(32),(36)と、昇降
    支持部(3)側のアクチュエータ(9)とを独立して操
    作せしめる構造をなし、操作するユニット(2)側のア
    クチェータを設定する設定部(44)を備えた請求項1
    又は2の作業台。
  5. 【請求項5】 アクチュエータ(9),(21),(3
    2),(36)がブレーキ付きギヤードモータからなる
    請求項1又は2又は3または4又は5の作業台。
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