JP2001121408A - 電気泳動研磨方法および電気泳動研磨用研磨剤 - Google Patents

電気泳動研磨方法および電気泳動研磨用研磨剤

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JP2001121408A
JP2001121408A JP30486899A JP30486899A JP2001121408A JP 2001121408 A JP2001121408 A JP 2001121408A JP 30486899 A JP30486899 A JP 30486899A JP 30486899 A JP30486899 A JP 30486899A JP 2001121408 A JP2001121408 A JP 2001121408A
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cerium oxide
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electrophoretic
oxide abrasive
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Kuninori Shinada
邦典 品田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電気泳動現象を用いてガラスを研
磨するための電気泳動研磨方法、および、この電気泳動
研磨方法に使用される電気泳動研磨用研磨剤に関し、酸
化セリウム砥粒を用いたガラスの研磨加工の能率を従来
より大幅に増大することを目的とする。 【解決手段】 水に酸化セリウム砥粒および酸化アルミ
ニウム微粒を混合してなる研磨剤中に、陰電極となる研
磨工具および陽電極を浸漬するとともに、前記研磨工具
および陽電極に電圧を印加し、前記研磨工具に前記酸化
アルミニウム微粒とともに前記酸化セリウム砥粒を付着
させ、前記酸化セリウム砥粒の付着した前記研磨工具に
より、ガラスからなる被加工物の研磨を行うことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気泳動現象を用
いてガラスを研磨するための電気泳動研磨方法、およ
び、この電気泳動研磨方法に使用される電気泳動研磨用
研磨剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学ガラス等のガラスの研磨は、
加工能率を向上するために、べんがらに換えて酸化セリ
ウム(CeO2)砥粒を用いて行われている。そして、
加工能率をより向上するために、研磨工具と被加工物と
の間に介在させる酸化セリウム砥粒の砥粒数を増大する
方法が種々工夫されている。
【0003】従来、このような方法として、例えば、1
986年度精密工学会春期大会学術講演会講演論文集2
77頁から278頁に記載される電気泳動現象を利用し
た方法が知られている。図4は、この方法に使用される
ポリシング装置を示すもので、この装置では、液槽1
が、ポリシャ2が貼着されるステンレス円盤3上に側壁
4を形成して構成され、液槽1内には、酸化セリウム砥
粒と水とからなる研磨剤が収容されている。
【0004】また、上部回転軸5の下端には、ガラスか
らなる被加工物6が固定され、研磨剤中に浸漬されてい
る。被加工物6の近傍には、ステンレス製の電極板7が
配置され、この電極板7が陽極、ステンレス円盤3が陰
極となるように電圧が印加される。この方法では、図5
に示すように、研磨剤中の酸化セリウム砥粒8は、陰に
帯電しており、ポリシャ2の凹部2aに位置する酸化セ
リウム砥粒8が、上方の電極板7に向けて電気泳動す
る。
【0005】一方、ポリシャ2と被加工物6には、回転
運動が与えられ、この運動により浮上した酸化セリウム
砥粒8は、液の流れにのり能率良く被加工物6の加工面
に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の方法では、電極板7に向けて電気泳動する酸化セ
リウム砥粒8を利用して、被加工物6の加工面に供給さ
れる酸化セリウム砥粒8の数を増大しているため、加工
能率の向上にも限界があるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、酸化セリウム砥粒を用いたガラス
の研磨加工の能率を従来より大幅に増大することができ
る電気泳動研磨方法、および、この電気泳動研磨方法に
使用される電気泳動研磨用研磨剤を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の電気泳動研磨
方法は、水に酸化セリウム砥粒および酸化アルミニウム
微粒を混合してなる研磨剤中に、陰電極となる研磨工具
および陽電極を浸漬するとともに、前記研磨工具および
陽電極に電圧を印加し、前記研磨工具に前記酸化アルミ
ニウム微粒とともに前記酸化セリウム砥粒を付着させ、
前記酸化セリウム砥粒の付着した前記研磨工具により、
ガラスからなる被加工物の研磨を行うことを特徴とす
る。
【0009】請求項2の電気泳動研磨用研磨剤は、水に
酸化セリウム砥粒および酸化アルミニウム微粒を混合し
てなることを特徴とする。請求項3の電気泳動研磨用研
磨剤は、請求項2記載の電気泳動研磨用研磨剤におい
て、前記酸化セリウム砥粒の粒径が0.1μm以上であ
り、前記酸化アルミニウム微粒の粒径が0.1μm以下
であることを特徴とする。
【0010】(作用)請求項1の電気泳動研磨方法で
は、水に酸化セリウム砥粒および酸化アルミニウム微粒
を混合してなる研磨剤中に、陰電極となる研磨工具およ
び陽電極が浸漬される。そして、研磨工具および陽電極
に電圧を印加し、研磨工具に酸化アルミニウム微粒とと
もに酸化セリウム砥粒を付着させ、この酸化セリウム砥
粒の付着した研磨工具により、ガラスからなる被加工物
の研磨が行われる。
【0011】請求項2の電気泳動研磨用研磨剤では、水
に酸化セリウム砥粒および酸化アルミニウム微粒を混合
したので、この懸濁液中に陰極と陽極とを浸漬し電圧を
印加すると、懸濁液中で酸化セリウム砥粒に付着した酸
化アルミニウム微粒が陰極に向けて電気泳動し、酸化ア
ルミニウム微粒とともに酸化セリウム砥粒が陰極に付着
される。
【0012】請求項3の電気泳動研磨用研磨剤では、酸
化セリウム砥粒の粒径が0.1μm以上とされ、酸化ア
ルミニウム微粒の粒径が0.1μm以下とされる。ここ
で、酸化セリウム砥粒の粒径を0.1μm以上としたの
は、これ未満の粒径では、研磨に作用する酸化セリウム
砥粒一つ当たりの引っ掻き深さが極めて浅くなり、充分
な研磨除去量を得ることが困難になるとの理由による。
【0013】また、酸化アルミニウム微粒の粒径を0.
1μm以下としたのは、これを越えた粒径では、懸濁液
中における酸化セリウム砥粒への酸化アルミニウム微粒
の付着個数が少なくなり、酸化アルミニウム微粒の電気
泳動により酸化セリウム砥粒を陰極に導くことが困難に
なるとの理由による。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明が適用される研磨装置を示
しており、この研磨装置ではポリシングが行われる。図
1において、ベース11上には、回転軸13を介して、
回転テーブル15が設置されている。回転テーブル15
の外周に沿って側壁17が配置され、液槽19が形成さ
れている。
【0016】この液槽19内の回転テーブル15上に
は、例えば、石英ガラスからなる被加工物21が固定さ
れている。そして、液槽19内には、水に酸化セリウム
砥粒23および酸化アルミニウム(アルミナ)微粒25
を混合した懸濁液である電気泳動研磨用研磨剤が注入さ
れている。
【0017】この実施形態では、酸化セリウム砥粒23
の粒径は0.1μm以上とされ、酸化アルミニウム微粒
25の粒径は0.1μm以下とされている。また、液槽
19には、陽電極27と研磨工具29とが懸濁液に浸漬
して配置されている。研磨工具29は、図2の(a)お
よび(b)に示すように、工具本体31の下面にポリシ
ャ33を固着して構成されている。
【0018】工具本体31は、アルミニウム,黄銅等の
導電性の金属により形成されている。また、ポリシャ3
3には、ピッチ,パッド等が用いられている。工具本体
31のポリシャ33側には、格子状に溝31aが形成さ
れており、この溝31aの部分を除いた位置にポリシャ
33が固着されている。研磨工具29は、導電性材料か
らなるかんざし軸35により被加工物21を押圧可能と
されており、また、かんざし軸35により被被加工物2
1上で揺動運動可能とされている。
【0019】陽電極27とかんざし軸35には直流電源
37が接続され、陽電極27には陽電圧が、かんざし軸
35には陰電圧が印加可能とされている。以下、上述し
た研磨装置を用いてのポリシング方法を詳細に説明す
る。先ず、液槽19内に、水に酸化セリウム砥粒23と
酸化アルミニウム微粒25とを懸濁した懸濁液が注入さ
れ、この液槽19に、被加工物21と陽電極27とが設
置される。
【0020】次に、研磨工具29が、被加工物21上に
配置され、研磨工具29をかんざし軸35により押圧す
ることにより、研磨工具29のポリシャ33が被加工物
21に押圧される。この状態で、回転テーブル15が回
転され、液槽19とともに被加工物21が回転され、ま
た、かんざし軸35により研磨工具29に揺動運動が与
えられる。
【0021】そして、同時に、直流電源37により、陽
電極27が陽極に、また、導電性のかんざし軸35を介
して導電性の工具本体31が陰極になるように電圧が印
加される。この電圧の印加により、懸濁液中で酸化セリ
ウム砥粒23を囲んで酸化セリウム砥粒23に付着した
酸化アルミニウム微粒25が陰極である工具本体31に
向けて電気泳動し、酸化アルミニウム微粒25とともに
酸化セリウム砥粒23が陰極の工具本体31の溝31a
に付着される。
【0022】なお、この状態では、研磨工具29のポリ
シャ33と被加工物21とが接触しているが、この実施
形態では、研磨工具29の工具本体31に溝31aを設
けているため、溝31aには酸化アルミニウム微粒25
とともに酸化セリウム砥粒23が付着する。図3は、水
に酸化セリウム砥粒23と酸化アルミニウム微粒25と
を懸濁した懸濁液に2つの電極を挿入し、これ等の電極
に電圧を印加した時に、陰極に吸着した酸化セリウム砥
粒23の吸着層の厚さと印加電圧との関係を示したもの
である。
【0023】この図より、印加電圧が50Vと比較的小
さい時にも、吸着層の厚さが5mmと充分に厚いことが
わかる。なお、この吸着層は、酸化アルミニウム微粒2
5だけの時は色が白色であるが、肌色の酸化セリウム砥
粒23が混合された場合には、吸着層の色は肌色にな
り、目視でも容易に酸化セリウム砥粒23が含まれてい
ることがわかる。
【0024】そして、図2において、研磨工具29の工
具本体31の溝31aに、懸濁液がより回り込み易く、
かつ、酸化セリウム砥粒23がより多く付着するよう
に、溝31aの深さや幅を数mmの値にしても、図3に
示したように、印加電圧を上げることにより、陰極の工
具本体31の溝31aには、電気泳動現象によって酸化
アルミニウム微粒25とともに酸化セリウム砥粒23
が、研磨工具29の端面に設けたポリシャ33と同じ高
さまで十分付着する。
【0025】このようにして研磨工具29の工具本体3
1の溝31aに付着した酸化セリウム砥粒23は、被加
工物21に作用し、被加工物21の研磨除去量を増大す
る。なお、この時、研磨工具29の工具本体31の溝3
1aには、電気泳動現象により酸化セリウム砥粒23と
酸化アルミニウム微粒25が付着するが、酸化セリウム
砥粒23の方が粒径が大きいため、被加工物21の研磨
には酸化セリウム砥粒23が作用し、酸化アルミニウム
微粒25は酸化セリウム砥粒23を電気泳動させるため
にのみ作用する。
【0026】また、研磨加工中に研磨工具29の工具本
体31の溝31aに付着した酸化セリウム砥粒23は、
溝31aから脱落する場合もあるが、酸化セリウム砥粒
23が脱落した箇所には、酸化セリウム砥粒23がすぐ
に泳動付着される。さらに、研磨工具29が陰極にされ
ているため、陽極酸化膜の影響による研磨工具29の劣
化をなくすことができる。
【0027】また、電気泳動により研磨工具29の溝3
1aに付着した吸着層は、水を含んでいるためポリシャ
33と同様に弾性を有しており、酸化セリウム砥粒23
の粒径が大きくなり、単体の酸化セリウム砥粒23が被
加工物21を引っ掻く深さが増大しても、吸着層の弾性
作用により比較的均一な引っ掻き深さになり、良好な表
面粗さを得ることができる。
【0028】さらに、前述したように、電気泳動により
酸化セリウム砥粒23が研磨に作用する量が大幅に増大
するため、一つの酸化セリウム砥粒23の引っ掻く深さ
が増大することに加え、多大な量の酸化セリウム砥粒2
3が被加工物21を引っ掻くことになり、研磨除去量を
従来より大幅に増大することができる。そして、上述し
た電気泳動研磨方法では、研磨工具29および陽電極2
7に電圧を印加し、研磨工具29に酸化アルミニウム微
粒25とともに酸化セリウム砥粒23を付着させ、この
酸化セリウム砥粒23の付着した研磨工具29により、
ガラスからなる被加工物21の研磨を行うようにしたの
で、被加工物21の研磨に直接寄与する酸化セリウム砥
粒23の数を従来より大幅に増大することが可能にな
り、酸化セリウム砥粒23を用いたガラスの研磨加工の
能率を従来より大幅に増大することができる。
【0029】また、上述した電気泳動研磨方法では、水
に酸化セリウム砥粒23および酸化アルミニウム微粒2
5を混合した電気泳動研磨用研磨剤中に、陰電極となる
研磨工具29および陽電極27を浸漬したので、電気泳
動で陰極の研磨工具29に付着する酸化セリウム砥粒2
3の粒径を従来より大幅に大きくすることができ、ま
た、陰極の研磨工具29に付着する酸化セリウム砥粒2
3の厚みを従来より大幅に増大することができる。
【0030】そして、上述した電気泳動研磨用研磨剤で
は、酸化セリウム砥粒23の粒径を0.1μm以上とし
たので、充分な研磨除去量を得ることができ、さらに、
酸化アルミニウム微粒25の粒径を0.1μm以下とし
たので、酸化アルミニウム微粒25の電気泳動により酸
化セリウム砥粒23を陰極の研磨工具29に確実に導く
ことができる。
【0031】なお、ここで、酸化セリウム砥粒23の粒
径を0.1μm以上としたのは、これ未満の粒径では、
研磨に作用する酸化セリウム砥粒23一つ当たりの引っ
掻き深さが極めて浅くなり、充分な研磨除去量を得るこ
とが困難になるとの理由による。また、酸化アルミニウ
ム微粒25の粒径を0.1μm以下としたのは、これを
越えた粒径では、懸濁液中における酸化セリウム砥粒2
3への酸化アルミニウム微粒25の付着個数が少なくな
り、酸化アルミニウム微粒25の電気泳動により酸化セ
リウム砥粒23を陰極である研磨工具29に導くことが
困難になるとの理由による。
【0032】なお、上述した実施形態では、ポリシング
に本発明を適用した例について説明したが、本発明はか
かる実施形態に限定されるものではなく、例えば、ラッ
ピング等の研磨にも同様に適用することができる。ま
た、上述した実施形態では、水に酸化セリウム砥粒23
および酸化アルミニウム微粒25を混合した研磨剤を使
用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態
に限定されるものではなく、例えば、酸化マグネシュウ
ム等が混合されていても良い。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の電気泳動
研磨方法では、研磨工具および陽電極に電圧を印加し、
研磨工具に酸化アルミニウム微粒とともに酸化セリウム
砥粒を付着させ、この酸化セリウム砥粒の付着した研磨
工具により、ガラスからなる被加工物の研磨を行うよう
にしたので、被加工物の研磨に直接寄与する酸化セリウ
ム砥粒の数を従来より大幅に増大することが可能にな
り、酸化セリウム砥粒を用いたガラスの研磨加工の能率
を従来より大幅に増大することができる。
【0034】また、水に酸化セリウム砥粒および酸化ア
ルミニウム微粒を混合した研磨剤を使用したので、酸化
アルミニウム微粒の電気泳動により、比較的粒径の大き
い酸化セリウム砥粒を研磨工具に厚く付着させることが
可能になり、加工能率をより向上することができる。さ
らに、電気泳動により研磨工具に付着した吸着層は、水
を含んでいるためポリシャと同様に弾性を有しており、
酸化セリウム砥粒の粒径が大きくなり、単体の酸化セリ
ウム砥粒が被加工物を引っ掻く深さが増大しても、吸着
層の弾性作用により比較的均一な引っ掻き深さになり、
良好な表面粗さを得ることができる。
【0035】請求項2の電気泳動研磨用研磨剤では、水
に酸化セリウム砥粒および酸化アルミニウム微粒を混合
したので、酸化アルミニウム微粒の電気泳動により、酸
化セリウム砥粒を陰極に付着させることが可能になり、
この結果、電気泳動で陰極に付着する酸化セリウム砥粒
の粒径を従来より大幅に大きくすることができ、また、
陰極に付着する酸化セリウム砥粒の厚みを従来より大幅
に増大することができる。
【0036】請求項3の電気泳動研磨用研磨剤では、酸
化セリウム砥粒の粒径を0.1μm以上としたので、充
分な研磨除去量を得ることができる。また、酸化アルミ
ニウム微粒の粒径を0.1μm以下としたので、酸化ア
ルミニウム微粒の電気泳動により酸化セリウム砥粒を陰
極に確実に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用される研磨装置を示
す説明図である。
【図2】図1の研磨工具を示す説明図である。
【図3】本発明の電気泳動研磨用研磨剤を用いた時の印
加電圧と陰極に付着した吸着層の厚さとの関係を示す説
明図である。
【図4】従来のポリシング装置を示す説明図である。
【図5】図4の装置の加工原理を示す説明図である。
【符号の説明】
21 被加工物 23 酸化セリウム砥粒 25 酸化アルミニウム微粒 27 陽電極 29 研磨工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に酸化セリウム砥粒および酸化アルミ
    ニウム微粒を混合してなる研磨剤中に、陰電極となる研
    磨工具および陽電極を浸漬するとともに、前記研磨工具
    および陽電極に電圧を印加し、前記研磨工具に前記酸化
    アルミニウム微粒とともに前記酸化セリウム砥粒を付着
    させ、前記酸化セリウム砥粒の付着した前記研磨工具に
    より、ガラスからなる被加工物の研磨を行うことを特徴
    とする電気泳動研磨方法。
  2. 【請求項2】 水に酸化セリウム砥粒および酸化アルミ
    ニウム微粒を混合してなることを特徴とする電気泳動研
    磨用研磨剤。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気泳動研磨用研磨剤に
    おいて、 前記酸化セリウム砥粒の粒径が0.1μm以上であり、
    前記酸化アルミニウム微粒の粒径が0.1μm以下であ
    ることを特徴とする電気泳動研磨用研磨剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109811391A (zh) * 2019-01-21 2019-05-28 四会市国耀铝业有限公司 一种防水铝合金平开窗电泳喷漆表面处理方法

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