JP2001120641A - 医療用輸液フィルムバッグ用インサート - Google Patents

医療用輸液フィルムバッグ用インサート

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JP2001120641A JP2000273436A JP2000273436A JP2001120641A JP 2001120641 A JP2001120641 A JP 2001120641A JP 2000273436 A JP2000273436 A JP 2000273436A JP 2000273436 A JP2000273436 A JP 2000273436A JP 2001120641 A JP2001120641 A JP 2001120641A
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    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
    • A61J1/05Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填作業後のバッグの溶接を必要とせずフィ
ルムバッグ内の残留空気を最小限に抑えることができる
医療用輸液フィルムバッグ用インサートを提供する。 【解決手段】 医療用輸液フィルムバッグのインサート
は、輸液フィルムバッグの外部側4と内部側2とからな
り、その間に位置し輸液フィルムバッグの縁部に溶接す
るための接続部1と、内部側2のヘッド部材3と、内部側
2と外部側4とを連通しかつヘッド部材3内で内部側2
に向かって開口した流体路とを備えている。流体路の開
口14近傍でヘッド部材3を弁座15として形成し、フ
ィルムバッグを押圧することで流体路を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸液フィルムバッ
グの外部側と内部側とからなり、その間に位置し輸液フ
ィルムバッグの縁部に溶接するための接続部と、内部側
のヘッド部材と、内部側と外部側とを連通しかつヘッド
部材内で内部側に向かって開口した流体路とを備えた医
療用輸液フィルムバッグ用インサートに関する。さら
に、本発明はそのようなインサートを有する輸液フィル
ムバッグと、輸液フィルムバッグの充填および/または
脱気用の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野では、膨大な数のフィルムバッ
グが使用されている。それらは輸液を入れるために利用
される一方で、大きな技術的困難を伴わずに自動製造工
程で製造可能であり、また、製造コストが安いために使
い捨てが可能である。さらに、フィルムバッグやその内
容物は確実に無菌化されなければならない。フィルムバ
ッグの内容物を排出させるだけでなくフィルムバッグを
充填包装可能にするために、フィルムバッグ内部に進入
可能なインサートが利用されている。
【0003】そのようなインサートは様々な実施の形態
で公知である(例えば、ドイツ特許DE3305365C2およびDE
19634944C1、米国特許US4,410,026参照)。輸液バッグ
を充填包装するために、2つの製造方法が通常使用され
ている。一つの方法は、フィルムバッグに最初に目的の
液体を充填することが可能であり、インサートはその後
に、すなわち、充填作業後に、完全に密封状態でフィル
ムバッグに溶接する。もう一つの方法として、充填作業
前にフィルムバッグ内に対応するインサートを組み込み
その後充填を行う方法が公知である。この目的のため、
フィルムバッグの縁部溶接時に孔(recess)によって形成
され充填後に溶接または封止される別個の充填用開口が
通常使用されている。このような工程は、例えば、ドイ
ツ特許DE3305365C2から公知である。さらに、インサー
トに別個の充填用管路を設け充填後に縁形成、クリンプ
加工、ホットシールなどにより上記充填用管路を閉じる
方法も提案されている(米国特許US4,410,026参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】両方法ともに、実際に
充填作業を行った後にバッグに対するシーム溶接あるい
は同等の封止工程を行わなければならず、それによって
生成物が含まれてしまう恐れがあるという欠点を有して
いる。このことはこの付近での漏れの原因となる。さら
に、フィルムバッグのその後の扱いが無菌化を確実にす
る上で不都合である。
【0005】フィルムバッグの輸液充填包装に関するも
う一つの問題は、バッグ内に閉じ込められる残留空気の
量である。これはできる限り少なくしなければならな
い。この目的のために、フィルムバッグの内部に集めら
れた空気を除去することができる疎水性の膜をインサー
トに挿入した血液用フィルムバッグが提案されている
(DE19634944C1参照)。しかしながら、この公知の解決
策はインサートの製造と構成の単純さに関して改良する
必要がある。
【0006】したがって、本発明の目的は従来技術にお
いて公知の問題点を回避することができる改良型インサ
ートと最初に述べたタイプの改良型フィルムバッグを提
供することであり、特に、残留空気をわずかしか含まな
いようフィルムバッグの輸液充填能力の向上を実現する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
従って、最初に述べたタイプのインサートにおいて流体
路の開口近傍でヘッド部材を弁座として形成しフィルム
バッグを押圧して開口を閉じることにより達成される。
【0008】したがって、ヘッド部材はフィルムバッグ
と協働しこれとともに弁を形成してフィルムバッグを塞
ぐよう形成されている。その弁機能はこの場合ヘッド部
材の弁座に対してフィルムを押圧することによって達成
される。フィルムがインサートの溶接後にフィルムバッ
グの内部側に位置するヘッド部材の弁座に対して押圧さ
れると、流体路が閉ざされる。したがって、流体路はフ
ィルムバッグ自体によってのみ閉じた状態を維持するこ
とができる。弁座の近傍でフィルムバッグに対して圧力
が付与されなければ、フィルムバッグは弁座から解放さ
れ弁座に緩んだ状態で付いているだけになり、したがっ
て流体路は解放されバッグ内部と連通状態にある。
【0009】このようにして充填作業が非常に単純化さ
れる。フィルムバッグは輸液が充填される前に、インサ
ートへの接合を含む完全溶接が可能である。その内部
は、残留空気量を最小限に抑えるために、インサート内
の充填用管路を通じて最初に脱気するようになってい
る。流体路の開口とバッグ内部とはヘッド部材の弁座に
バッグのフィルムを押し付けることによって閉ざされ、
それによりフィルムバッグを脱気装置から外して充填装
置に取り付けることができるようになる。この作業が行
われると、ヘッド部材とフィルムバッグによって形成さ
れた弁は弁座に対するフィルムバッグの圧力を解放する
ことによって開放され、流体路が再びフィルムバッグ内
部と連通状態になる。引き続いて、フィルムバッグに輸
液を充填することができる。フィルムバッグは、弁座に
対してフィルムバッグを再度押圧することによって更な
る製造工程にかけることができる。
【0010】インサートの溶接挿入あるいはフィルムバ
ッグとの溶接について本発明に関連する範囲内で言う場
合、接着などの他の接合方法も使用の可能性を排除する
ものではない。しかしながら、溶接が使用されることが
好ましい。
【0011】本発明をさらに延長させたものにおいて
は、フィルムバッグの内部に延びる上記ヘッド部材が互
いに対向する側面を有し、これら側面の少なくとも一面
にはバッグ内部側に向かって流体路が開口しており、そ
の開口が環状のシール面に囲まれている。ヘッド部材の
側面の一部によって形成された上記シール面はヘッド部
材の弁座を構成している。この実施形態のヘッド部材で
は、流体路の開口がフィルムバッグの内部に向かって、す
なわち、対応するフィルムバッグ部分に向かってほぼ垂
直に配置されている。対向する両側面に流体路開口を配
置することにより、ヘッド部材の近傍、精確には流体路
開口の周辺領域でフィルムバッグを押圧するだけで簡単
に弁機能を作動させることができる。
【0012】上記流体路は、上記両側面のそれぞれに位
置しそれぞれ環状のシール面に囲まれたバッグ内部に向
かう2つの対向する開口を有していることが好ましい。
流体路は互いに対向するシール面を使って簡単に閉塞す
ることができる。この目的のため、フィルムバッグは対
応する個所、すなわちヘッド部材上で単に押圧されるだ
けでよい。
【0013】上記流体路はヘッド部材の近傍で横方向に
延びる側孔として形成されており、この側孔は該側孔に
対して垂直に配置された長尺路と流体連通状態になって
いる。長尺路は流体路の接続を可能にするようインサー
トの外部側に向かって延びている。したがって、ヘッド
部材の内部に分岐部が設けられ、それにより一つの長尺
路がバッグ内部側に向かって分岐して2つの開口を形成
している。側孔の配置は、例えば、フィルムバッグの内
部から試料を取り出す際の注射カニューレ挿入に対する
保護になっている。
【0014】バッグのフィルムが偶然に弁座を覆ったり
流体路を閉ざしたりするのを防ぐために、本発明の延長
として、バッグのフィルムを上記弁座のシール面から遠
ざける間隔付与手段を設けてもよい。それにより、弁座
近傍のバッグフィルムに外的な圧力がかからない場合、
弁座とバッグフィルムとの間に流体路をバッグ内部と流
体連通させるあそびあるいは隙間が存在することにな
る。これにより、バッグフィルムが流体路の開口に偶然
に吸着されて、バッグ内部が輸液充填前に脱気される際
にフィルムバッグのガス抜きを妨害するようなことが防
止される。
【0015】間隔付与手段として、上記シール面の近傍
にこのシール面の反対側に膨出する少なくとも一つの突
出部が設けられることが好ましい。特に、上記シール面
の周囲、すなわち、実シール面の半径方向内側及び外側
に、複数の円弧状のウェブが配置される。シール面自体
は良好なシール効果を実現するために平坦に形成されて
いる。突出するウェブ部分は、バッグフィルムが対応す
るシール面に対して外側から圧力を受けてない場合にバ
ッグフィルムをシール面から間隔を置いた状態に保つ。
【0016】本発明の好ましい実施形態では、上記ヘッ
ド部材は、その両側面がフィルムバッグとの接触面を形
成するように、すなわち、インサートのフィルムバッグ
への溶接後にフィルムバッグが上記両側面とほぼ接触し
てシール面に対して簡単な方法で押圧されかつ常にわず
かな変形だけで済むように構成あるいは配置されてい
る。上記両側面は、特に、フィルムバッグをインサート
の接続部に溶接した後バッグ内部の平坦な側面と常に向
かい合わせになるよう配置される。フィルムバッグの平
坦な側面はヘッド部材の側面と接触し、ヘッド部材の両
側面はフィルムバッグの平坦な両側面間にサンドイッチ
状に挿入される。
【0017】上記ヘッド部材の両側面間の間隔は、イン
サートの接続部に溶接されたバッグフィルムが大きなよ
れなどを起こすことなくヘッド部材の両側面と接触でき
るようにインサートの接続部の最大厚にほぼ相当するこ
とが好ましい。上記ヘッド部材の両側面はとりわけほぼ
平坦に形成され、互いに平行に配置される。これら側面
は上記接続部とその最も厚みのある部分でほぼ面一に連
続していることが好ましい。両側面は接続部に溶接され
たフィルムバッグの内側に沿って延びている。
【0018】本発明の好ましい実施の形態では、上記接
続部は船状の輪郭を有しており、したがって、両側方に
向かってテーパー状になっている。特に、上記接続部は
対の構成でテーパー状になった側面を備えた2個の楔形
状に形成されてもよい。側面は別の形状に形成されても
良く、例えば、円弧状に形成されてもよい。本発明の一実
施形態では、側面は直線状、すなわち、平坦面状に形成
されてもよい。側面はインサートの縦軸に垂直な断面に
対して垂直であること、すなわち、インサートの縦軸に
平行に延びていることが好ましい。接続部は常に両側方
に向かって厚みを薄くしている。これにより、インサー
トが溶接すべきフィルムバッグの縁部に挿入された際に
スムーズなフィルムの流れが実現される。管状のインサ
ートとは異なり、溶接時にフィルムに薄い部分が発生す
るのを避けることができる。この方法でいくつかの溶接
方法が利用可能である。
【0019】本発明のさらに別の延長として、インサー
トの外部側に上記流体路を流体管、例えば、充填装置ま
たは計量装置に接続する接続支持部が設けられ、特にイ
ンサートの本体に一体に形成されている。流体路を連続
する流体管に接続するには、インサートや可撓性ホース
継手の接続に通常必要とされる中間部材や嵌合ホースを
使用することなく接続支持部を流体管に嵌め込むことに
よって直接行うことができる。その結果、必要な構成部
品を一つ減らすことができる一方、中間部材の嵌合が省
略されるという点で製造工程を一つ減らすことができ
る。
【0020】上記インサートはプラスチックの一体成形
品であることが好ましく、とりわけ射出成形品であるこ
とが好ましい。
【0021】本発明の好ましい実施形態では、上記流体
路はインサートの外部側と内部側との間で開通した唯一
の通路であり、すなわち、フィルムバッグ内部への進入
が上記流体路を通じてのみ可能になっている。必要に応
じて、注射口などの各種ポートや連結管をインサートに
組み込むこともできる。これにより、例えば、注射口を
通じた輸液充填が可能になり、ホース系を予め取り付け
ることができる。しかしながら、流体路がフィルムバッ
グ内への唯一の進入路を形成している上記の構成のほう
が好ましい。これにより、インサートの構成をとりわけ
単純化することができる。
【0022】上述のフィルムバッグに関する課題は、本
発明に従い、インサートが上述したように設けられると
いう点で解決される。インサートは、上記ヘッド部材の
両側面がフィルムバッグの平坦な両側面間にサンドイッ
チ状に挿入されるようにしてフィルムバッグの縁部に溶
接されることが好ましい。本発明のさらに別の延長とし
て、フィルムバッグは上記インサートの接続部に対して
のみ接合される。特に、外周回りに一回シーム溶接が行
われ、インサートとフィルムバッグとの間にはそれ以上
のシーム溶接は行われない。
【0023】本発明の別の実施形態では、移動可能で上
記ヘッド部材の弁座面に対応する形状の合わせ面を端面
に備えたタペットを有するフィルムバッグ充填及び/ま
たは脱気装置が提案されている。
【0024】インサートのヘッド部材の弁座とそれに当
接するバッグフィルムとによって構成された上記フィル
ムバッグの弁は、このタペットの助けを借りてフィルム
バッグを充填または脱気するよう単純かつ精確に作動さ
れるようになっている。上記タペットを前進させること
により、フィルムをヘッド部材のシール面に押圧して流
体路を閉鎖するようになっている。タペットを上方に移
動させれば、流体路は再び解放される。
【0025】2つのタペットを向かい合わせの配置で設
け、共通の軸に沿って近づけたり引き離したりできるよ
うに支持することが好ましい。その駆動は空気圧で行わ
れるようにしてもよい。回転注入器に連結したり回し金
(ドグ)で駆動させてもよい。
【0026】タペットの端面は、インサートのヘッド部
材のシール面に隙間なく密封状にセットもしくは押圧さ
れるように常に形成されている。シール面が平坦に形成
される場合、タペット端面の対応する合わせ面も平坦で
一つの平面に形成される。合わせ面は特にタペット端面
に設けられた弾性のシールリングによって形成されても
よい。上記シールリングはエラストマーからなっていて
もよい。
【0027】本発明の上記及びその他の特徴は、特許請
求の範囲並びに本発明の好ましい実施形態を示す以下の
記述と関連図面からも理解されるであろう。
【0028】
【発明の実施の形態】インサートは船状の中間部1を備
え、この中間部1は以下に説明するフィルムバッグ溶接
用接続部となる。インサートの内部側2にはヘッド部材
3が設けられており、インサートの外部側4にはその縦
軸6と同軸に延びる接続支持部5が設けられている。
【0029】上記インサートはプラスチックから射出成
形され一体成形になっている。
【0030】図2に示すように、船状の中間部、すなわ
ち、接続部1は縦軸6に平行に延びかつ両側で一対の楔
形に配置された平坦な側壁7を備えている。これら側壁
7は、フィルムバッグ溶接用の側面を形成し、複数の横
断ブレース23によって互いに接続されており、それに
より接続部は外部側4に向かって開放した中空部に形成
されている。これら側壁7は船状に形成された接続部1
の底の形をとる内壁8により内部側2に向かって互いに
接続されている。接続部1は、必要な場合には、中実の
材料からなることもある。しかしながら、図に示す中空
構成すなわちブレース構成は、材料の蓄積が避けられる
という点で射出成形工程を容易かつ単純にすることがで
きる。
【0031】インサート内部側2に形成されたヘッド部
材3は縦軸6に垂直な断面でほぼ矩形の輪郭を有してい
る。さらに、ヘッド部材3にはインサートに安定性を付
与する側方支持部レース24が形成されている。また、
ヘッド部材3は互いに対向する両側面9を有し、該両側
面9はほぼ平行に配置されそれぞれ側壁によって形成さ
れている。両側面9は互いに平行に間隔を置いて配置さ
れ、図2に示すように、接続部1の最も幅広の部分にほぼ
面一で連続している。したがって、ヘッド部材3の厚さ
10は両側面9によって決まり、船状接続部1の一対の
楔形状の外形の中央部に位置し接続部の長さ方向20に
直角な方向に規定された最大厚にほぼ相当する。
【0032】ヘッド部材3は内部側2に向かって接続部
1のほぼ2倍の奥行き11を有している。この場合の奥
行きとは縦軸6方向の延長距離である。
【0033】インサートの内部側2を外部側4と連通さ
せるために、インサート内で唯一の通路孔を形成する流
体路12が設けられている。流体路12は、断面円形で
外部側4の方向にわずかに円錐状の接続支持部5内に形
成された外部側の方向に開放する長尺路13を備えてお
り、この長尺路13は接続部1を介してヘッド部材3に
通じている。長尺路13は、ヘッド部材3を貫通して縦
軸6に垂直に延びる側孔14にヘッド部材3内で開口し
ている。すなわち、側孔14は内部側2に向かって流体
路12を分岐させヘッド部材3の両側面9上で開口して
いる。
【0034】両側面9上の流体路12の各開口は対応す
る側面9の一部を形成する環状のシール面15によって
常に囲まれている。これら2つのシール面15はそれぞ
れ平坦で互いに平行かつ縦軸6に平行に配置されてい
る。これにより、後述するように、タペットを共通軸に
沿って簡単に上下動させることができる。
【0035】ヘッド部材3の側孔14の開口端縁でかつ
実シール面15の半径方向内側には、4つの円弧状ウェ
ブ17が常に形成されており、対応するシール面よりも
いくらか突出している。また、実シール面15の半径方
向外側には、このシール面15よりも突出する別の円弧
状ウェブ18が4つ配置されている。ウェブ部分は円周
方向に連続するようには形成されておらず、常に互いに
凹部を介するように形成されている。その結果、ウェブ
に接触するバッグフィルムと対応するシール面15との
間に隙間が存在して、流体路12の開口から流体が半径
方向に流出したり流体路12開口に向かって流れたりで
きるようになる。上記同心円状に配置されたウェブ1
7,18は円周方向の各ウェブ間の凹部よりも常に大き
いサイズに形成されている。図1に示すように、内側及
び外側の両ウェブ17,18はそれぞれの円周の約3分
の2ないし10分の9の部分を占めている。外側ウェブ
18から内側ウェブ17までの径方向距離はフィルムバ
ッグの内部が脱気される際にバッグのフィルムがシール
面15に吸着されないように寸法決定される。使用され
るフィルム厚に応じて決定されてもよい。例えば、図に
示す実施形態では、ほぼ側孔14の直径程度になってい
る。
【0036】図3に示すように、インサートは、それぞ
れの縁部を周縁に沿って溶接した重なり合う2枚のバッ
グフィルムからなるフィルムバッグ19の縁部に溶接さ
れている。インサートはフィルムバッグとともに溶接さ
れてこのフィルムバッグ縁部のシームを形成する。溶接
は接続部1においてこのようにして行われ、接続部1の
周囲に存在する溶接シームはフィルムバッグ19のイン
サートに対する唯一の接合点である。
【0037】インサートはヘッド部材3の両側面9がフ
ィルムバッグ19の平坦な両側面に向かい合いサンドイ
ッチ状に挟み込まれるようにしてフィルムバッグ内に配
置されている。このような整列状態は、図2に示すよう
に両側面9が接続部1の長軸20に平行に整列されてい
る場合に自動的に発生する。
【0038】図3に示すように、フィルムバッグ19の
フィルムはその内部に延びるヘッド部材3の側面9と接
触し、より精確にはウェブ17,18と接触する。外部
から圧力がかからない場合には、フィルムバッグ19の
対応するフィルム部分はシール面15と接触せず、した
がって、インサートの外部側4は流体路12を介してフ
ィルムバッグ19の内部と流体連通している。
【0039】流体路12をフィルムバッグ19の内部か
ら遮断するためには、側孔14の開口周辺のバッグフィ
ルムを対応するシール面15に対して押圧するだけでよ
い。この目的のため、互いに向かい合い共通の軸に沿っ
て近づいたり遠ざかったりできる2つのタペット21が
設けられている。図2ではその一方のみを示す。タペッ
ト21はその端面にシールリング22を有しており、こ
のシールリング22は端面に挿入可能な弾性材料、例え
ばエラストマーからなっている。シールリング22の直
径は対応するシール面15と整合されており、シール面
15に対して相補形の合わせ面を形成している。タペッ
トが図2に示す位置からヘッド部材3上、より精確に
は、シール面15上まで押圧されると、シールリング2
2がヘッド部材3を覆っているバッグフィルムをシール
面15に押圧する。このシールリングが円形に閉じた形
で流体路12の開口を取り囲むと、フィルムバッグ19
の内部が流体路12から遮断される。上記のようにして
インサートを溶接した後にフィルムバッグを脱気し充填
するには、ヘッド部材3とそれに協働するバッグフィル
ムとによって構成された上記の単純な弁機構を利用する
ことによって容易に行うことができる。流体路12はフ
ィルムバッグを脱気するためにも充填するためにも使用
可能であり、フィルムバッグに保存された医療用流体を
排出するための連絡路としても利用される。これによ
り、フィルムバッグ内部に対してさらに進入路を設ける
必要がなくなる。バッグのフィルムをシール面15に押
圧することでバッグを閉塞する上記の方法は、製造時に
バッグを短期間開閉する場合に特に適している。バッグ
は、例えば、取付けキャップ、クリップ、栓、注射口、連結
ホースなどで永久に閉塞することが可能である。
【0040】上記のインサート及び関連する医療用フィ
ルムバッグの大きな利点はバッグ内の残留空気量を最小
限に抑えることができる点である。特に、バッグを直接
進入路の開口部分で閉ざすことができることは有利であ
る。
【0041】医療用フィルムバッグは、溶媒用バッグと
して、例えば非経口的に投薬される輸液を収容するため
に特に有利に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態にかかる医療用フィ
ルムバッグ用インサートの側面図。
【図2】フィルムバッグを閉塞するタペットをインサー
トの側方に示した図1のインサートの外部側の上面図。
【図3】フィルムバッグがインサートに溶接されている
様子を示す図2のA−A線縦断面図。
【符号の説明】
1 接続部 2 内部側 3 ヘッド部材 4 外部側 5 接続支持部 7 接続部側壁(側面) 9 ヘッド部材側面 12 流体路 13 長尺路 14 側孔 15 シール面(弁座) 17,18 ウェブ(間隔付与手段) 19 フィルムバッグ 21 タペット 22 シールリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599117152 Else−Kroner−Strasse 1,D−61352 Bad Hombur g,Germany (72)発明者 マティーアス マイジンガー ドイツ国 66583 シュピーゼンエルヴァ ースベルク ハウプトシュトラーセ 86

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸液フィルムバッグ(19)の外部側
    (4)と内部側(2)とからなり、上記外部側と内部側
    との間に位置し輸液フィルムバッグの縁部に溶接するた
    めの接続部(1)と、上記内部側(2)に位置するヘッ
    ド部材(3)と、上記内部側と外部側とを連通し上記ヘ
    ッド部材内で内部側に向かって開口した流体路(12)
    とを備え、バッグのフィルムを押圧することで上記流体
    路を遮断するよう上記ヘッド部材(3)が流体路開口の
    近傍で弁座(15)として形成されている医療用輸液フ
    ィルムバッグ用インサート。
  2. 【請求項2】 上記ヘッド部材(3)は互いに対向する
    側面(9)を有し、上記流体路(12)は上記少なくと
    も一方の側面で開口しており、該開口が環状のシール面
    (15)で囲まれている請求項1記載のインサート。
  3. 【請求項3】 上記流体路(12)は上記両側面(9)
    のそれぞれに開口を有し、これら開口のそれぞれに対応
    する環状のシール面(15)が設けられている請求項2
    記載のインサート。
  4. 【請求項4】 上記流体路(12)は、上記ヘッド部材
    (3)内で延びる側孔(14)と、該側孔に流体連通す
    る長尺路(13)とを備えている請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のインサート。
  5. 【請求項5】 バッグのフィルムを上記弁座(15)か
    ら遠ざける間隔付与手段(17,18)が設けられてい
    る請求項1ないし4のいずれかに記載のインサート。
  6. 【請求項6】 上記弁座(15)の近傍に該弁座の反対
    側に膨出する少なくとも一つの突出部(17,18)が
    上記間隔付与手段として設けられている請求項5記載の
    インサート。
  7. 【請求項7】 上記弁座(15)の周囲の半径方向内側
    及び外側の少なくとも一方に複数の円弧状ウェブ(1
    7,18)が上記間隔付与手段として配置されている請
    求項5記載のインサート。
  8. 【請求項8】 上記ヘッド部材(3)の両側面(9)は
    バッグフィルムとの接触面を形成しており、上記フィル
    ムバッグ(19)の接続部(1)への溶接後にバッグ内
    部の平坦な側面と常に向かい合わせになるよう配置され
    ている請求項1ないし7のいずれかに記載のインサー
    ト。
  9. 【請求項9】 上記ヘッド部材(3)の両側面(9)間
    の間隔(10)は上記接続部(1)の最大厚にほぼ相当
    する請求項1ないし8のいずれかに記載のインサート。
  10. 【請求項10】 上記ヘッド部材(3)の両側面(9)
    はほぼ平坦に形成され互いに平行に配置されており、上
    記接続部(1)とはその最も厚みのある部分でほぼ面一
    に連続している請求項1ないし9のいずれかに記載のイ
    ンサート。
  11. 【請求項11】 上記接続部(1)は船状の輪郭を有し
    ており、両側方に向かってテーパー状になった側面
    (7)を備えた2個の楔形状に形成されている請求項1
    ないし10のいずれかに記載のインサート。
  12. 【請求項12】 上記流体路(12)以外の通路開口が
    ない請求項1ないし11のいずれかに記載のインサー
    ト。
  13. 【請求項13】 インサートの外部側(4)に上記流体
    路(12)を流体管に接続する接続支持部(5)が一体
    形成されている請求項1ないし12のいずれかに記載の
    インサート。
  14. 【請求項14】 射出成形により形成されたプラスチッ
    クの一体成形品である請求項1ないし13のいずれかに
    記載のインサート。
  15. 【請求項15】 上記請求項1ないし14のいずれかに
    記載のインサートを有するフィルムバッグ。
  16. 【請求項16】 上記インサートのヘッド部材(3)の
    両側面(9)がフィルムバッグの平坦な両側面間にサン
    ドイッチ状に挿入されてこれら平坦な側面に接触してい
    る請求項15記載のフィルムバッグ。
  17. 【請求項17】 上記ヘッド部材(3)の弁座(15)
    とバッグフィルムがフィルムバッグの充填及び脱気の少
    なくとも一方を行う充填用弁を構成している請求項15
    または16記載のフィルムバッグ。
  18. 【請求項18】 上記インサートがその接続部(1)に
    のみ接合されている請求項15ないし17のいずれかに
    記載のフィルムバッグ。
  19. 【請求項19】 移動可能で上記ヘッド部材(3)の弁
    座面(15)に対応する合わせ面(22)を端面に備え
    たタペット(21)を有する請求項1ないし18のいず
    れかに記載のフィルムバッグ充填脱気装置。
  20. 【請求項20】 上記合わせ面はシールリング(22)
    によって形成されている請求項19記載のフィルムバッ
    グ充填脱気装置。
  21. 【請求項21】 一対のタペット(21)が向かい合わ
    せの配置で設けられ互いに近づいたり離れたりできるよ
    うに支持されている請求項19または20記載のフィル
    ムバッグ充填脱気装置。
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