JP2001120359A - 歯ブラシの植毛装置 - Google Patents

歯ブラシの植毛装置

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JP2001120359A
JP2001120359A JP30942799A JP30942799A JP2001120359A JP 2001120359 A JP2001120359 A JP 2001120359A JP 30942799 A JP30942799 A JP 30942799A JP 30942799 A JP30942799 A JP 30942799A JP 2001120359 A JP2001120359 A JP 2001120359A
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JP
Japan
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brush
flocking
brush handle
bristling
hair
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JP30942799A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tsujimura
和博 辻村
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TSUJIMURA KIKAI KK
Original Assignee
TSUJIMURA KIKAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の植毛機に対するブラシ柄体の供給が一
回のチャッキングで連続して行なえ、ブラシ柄体の整列
供給装置の削減とブラシ毛体の植設能率の大幅な向上が
図れる歯ブラシの植毛装置を提供する。 【解決手段】 複数台の植毛機1、2と、隣接する植毛
機1、2間に配置され、前部植毛機1から後部植毛機2
に向けてブラシ柄体11を移送する移送機構3とで構成
され、この移送機構3が、XYテーブル上にブラシ柄体
11のチャッキング手段7を設けて形成され、該チャッ
キング手段7で固持したブラシ柄体11を、前部植毛機
1でその一部に植毛した後、そのまま後部植毛機2に移
送して残りの他の部分に植毛する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一本のブラシ柄
体に対して異径や異色の配置でブラシ毛体を植設した
り、異線径のブラシ毛体群が混在した配置の植設が自動
的に能率よく行なえるようにした歯ブラシの植毛装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】歯ブラシの製造は、ブラシ柄体の先端部
の位置に多数の植毛用の孔を設け、このブラシ柄体を植
毛機のチャッキング部分に供給し、チャッキング部分で
クランプしたブラシ柄体を植毛用の孔の配列パターンに
合うよう移動させながら、各植毛用の孔に対して植毛機
で毛体を順次植設して行くものである。
【0003】ところで、最近の歯ブラシにおいては、歯
磨き効果の向上や商品的価値の向上を図るため、異径や
異色の配置でブラシ毛体を植設したり、異線径のブラシ
毛体群が混在した配置で植設した歯ブラシが要求される
ようになっている。
【0004】従来、上記のような歯ブラシの製造は、例
えば、二台の植毛機を用い、第1の植毛機にブラシ柄体
を供給してチャッキング部分で固持し、一部の植毛用の
孔に所定のブラシ毛体を植設した後、第1の植毛機から
このブラシ柄体を取り出し、次に、上記ブラシ柄体を第
2の植毛機に供給してチャッキング部分で固持し、この
ブラシ柄体の残りの植毛用の孔に第1の植毛機とは異な
るブラシ毛体を植設する方法が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の植毛方法は、第1の植毛機から第2の植毛
機へのブラシ柄体の供給毎に、該ブラシ柄体のチャッキ
ングをし直す必要があり、このため、植毛機毎にブラシ
柄体の整列供給装置の設置が必要になり、設備コストが
高くつくと共に、ブラシ柄体の供給工程が分断されるこ
とにより、ブラシ毛体の植設能率を低下させる大きな要
因になっている。
【0006】そこで、この発明の課題は、各植毛機への
ブラシ柄体の供給が一回のチャッキングで連続して行な
え、ブラシ柄体の整列供給装置の削減とブラシ毛体の植
設能率の大幅な向上が図れる歯ブラシの植毛装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、複数台の植毛機と、隣接
する植毛機間に配置され、一方植毛機から他方植毛機に
向けてブラシ柄体を移送する移送機構とからなり、この
移送機構が、XYテーブル上にブラシ柄体のチャッキン
グ手段を設け、該チャッキング手段で固持したブラシ柄
体を、一方植毛機でその一部に植毛した後、そのまま他
方植毛機に移送して残りの他の部分に植毛するように形
成されている構成を採用したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0009】図1の植毛装置は、二台の植毛機1と2を
用い、ブラシ柄体に異径や異色の配置でブラシ毛体を植
設する場合の例を示し、図3は、このブラシ毛体の植設
に用いるブラシ柄体とブラシ毛体の植設構造を示してい
る。
【0010】図3(A)のように、ブラシ柄体11の先
端部に多数個の小径の植毛用の孔12と複数の大径の植
毛用の孔13が設けられ、図3(C)は小径の植毛用の
孔12にブラシ毛体14を植設した状態を、また図3
(D)は大径の植毛用の孔13にブラシ毛体14aを植
設した状態を示し、小径の植毛用の孔12のブラシ毛体
14は本数が少なく、これに対して大径の植毛用の孔1
3のブラシ毛体14aは本数が多く、何れもブラシ毛体
14と14aは二つ折りの状態で孔12及び13に圧入
され、該孔12及び13に打ち込んだ止め金15で抜け
止め状に固定される。
【0011】図3(A)は、小径の植毛用の孔12にブ
ラシ毛体14を植設する順序を矢印で示し、一定位置で
ブラシ毛体14を植設する植毛機に対して、各孔12が
同図矢印で示した順序で臨むように、該ブラシ柄体11
を移動させることにより、各孔12にブラシ毛体14を
植設して行くものである。
【0012】また、大径の植毛用の孔13に対するブラ
シ毛体14aの植設の場合は、該孔13の配列パターン
に従ってブラシ柄体11を移動させればよく、図3
(B)は、ブラシ柄体11の先端に小径のブラシ毛体1
4と大径のブラシ毛体14aを植設した状態を示してい
る。
【0013】なお、上記のような、小径のブラシ毛体1
4と大径のブラシ毛体14aの組み合わせに限らず、ブ
ラシ毛体の異色の組み合わせやブラシ毛体の線径の異な
る組み合わせ、これらの異形孔へのブラシ毛体の植設等
も同様の方法で植設することができる。
【0014】前記植毛装置は、上記したような二台の植
毛機1、2を用いて行うブラシ毛体の植設において、前
部植毛機1での植毛後に、ブラシ柄体11をチャッキン
グしたそのままの状態で後部植毛機2に移送することが
できるようにしている。
【0015】この植毛装置における二台の植毛機1、2
は、周知のように、所定の本数を束ねた長いブラシ毛体
をロール巻き状態から引き出し、これを一定の長さに切
断してブラシ柄体の孔に二つ折り状態で圧入し、続いて
ブラシ柄体の孔に止め金を打ち込む構造になっており、
図1のように、二台の植毛機1、2は所定の間隔をおい
て前後に並べ、前部の植毛機1はブラシ柄体11の小径
の植毛用の孔12にブラシ毛体14を植設し、後部の植
毛機2はブラシ柄体11の大径の植毛用の孔13にブラ
シ毛体14aを植設するようになっている。
【0016】上記二台の植毛機1、2間には、前部植毛
機1から後部植毛機2に向けてブラシ柄体11を移送す
る移送機構3が設置され、この移送機構3は、図2に示
すように、両植毛機1、2の配置間隔に見合う長さを有
する直線レール4の上に、該直線レール4の長さ方向に
移動する移動台5を載置し、この移動台5上に直線レー
ル4の長さ方向に対して直角方向に移動するテーブル6
を載置したXYテーブルを用いて形成され、テーブル6
上にブラシ柄体11を水平状態でクランプするチャッキ
ング手段7が設けられている。
【0017】このチャッキング手段7は、モータと送り
ねじで移動する可動掴み板8と固定掴み板9でブラシ柄
体11を水平にクランプするようになっており、また、
上記移送機構3は、図1に示すように、チャッキング手
段7が前部植毛機1の直下に位置する状態と後部植毛機
2の直下に位置する状態との間を往復移動するように、
二台の植毛機1、2間に配置され、前部植毛機1の直下
に位置するチャッキング手段7の近接位置には、図1に
一点鎖線で示したように、チャッキング手段7に対する
ブラシ柄体11の整列供給装置16が配置されている。
【0018】この発明の植毛装置は、上記のような構成
であり、図1に実線で示すように、移送機構3のチャッ
キング手段7が前部植毛機1の直下に停止する状態で、
整列供給装置からチャッキング手段7にブラシ柄体11
が一定の姿勢で供給され、該チャッキング手段7は一対
の掴み板8、9が閉じてブラシ柄体11の先端部を水平
にクランプする。
【0019】この状態で、XYテーブルの移動台5とテ
ーブル6の移動をブラシ柄体11に設けた小径の植毛用
の孔12の配置パターンに合わせて電気的に制御し、各
孔12を前部植毛機1の毛体打ち込み部分の直下の位置
に間欠的に移動させ、毛体打ち込み部分の直下に停止す
る毎に各孔12に対して小径のブラシ毛体14を順次植
設して行く。
【0020】前部植毛機1による小径のブラシ毛体14
の植設が完了すると、移送機構3は移動台5が後部植毛
機2の直下にまで移動し、チャッキング手段7で固持し
たブラシ柄体11をそのまま後部植毛機2に移送する。
【0021】図1に一点鎖線で示すように、チャッキン
グ手段7が後部植毛機2の直下に停止する状態で、XY
テーブルの移動台5とテーブル6の移動をブラシ柄体1
1に設けた大径の植毛用の孔13の配置パターンに合わ
せて電気的に制御し、上記と同様後部植毛機2で大径の
植毛用の孔13にブラシ毛体14aを植設する。
【0022】大径の植毛用の孔13に対するブラシ毛体
14aの植設が完了すると、移動台5によりチャッキン
グ手段7は前部植毛機1の直下に戻り、この位置でチャ
ッキング手段7が開いてブラシ柄体11のクランプを解
き、該ブラシ柄体11は自重で落下してシュート17で
ライン外に排出され、チャッキング手段7は次のブラシ
柄体11の受け取りに備えるものである。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、複数
台の隣接する植毛機間に、一方植毛機から他方植毛機に
向けてブラシ柄体を移送する移送機構を配置し、この移
送機構を、XYテーブル上にブラシ柄体のチャッキング
手段を設けて形成し、該チャッキング手段で固持したブ
ラシ柄体を、一方植毛機でその一部に植毛した後、その
まま他方植毛機に移送して残りの他の部分に植毛するよ
うにしたので、各植毛機へのブラシ柄体の供給が一回の
チャッキングで連続して行なえることになり、ブラシ柄
体の整列供給装置を削減することができると共に、ブラ
シ柄体を各植毛機毎にチャッキングし直す必要がなく、
チャッキングのために必要な時間的なロスがなくなり、
ブラシ毛体の植設能率の大幅な向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】歯ブラシの植毛装置を示す正面図
【図2】歯ブラシの植毛装置における移送機構を示す斜
視図
【図3】(A)はブラシ柄体の先端部に設けたブラシ毛
体植設孔を示す平面図、(B)は同上にブラシ毛体植設
した平面図、(C)は小径のブラシ毛体の植設部分を拡
大した縦断面図、(D)は大径のブラシ毛体の植設部分
を拡大した縦断面図
【符号の説明】
1 前部植毛機 2 後部植毛機 3 移送機構 4 直線レール 5 移動台 6 テーブル 7 チャッキング手段 11 ブラシ柄体 12 小径の植毛用の孔 13 大径の植毛用の孔 14 ブラシ毛体 14a ブラシ毛体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の植毛機と、隣接する植毛機間に
    配置され、一方植毛機から他方植毛機に向けてブラシ柄
    体を移送する移送機構とからなり、この移送機構が、X
    Yテーブル上にブラシ柄体のチャッキング手段を設け、
    該チャッキング手段で固持したブラシ柄体を、一方植毛
    機でその一部に植毛した後、そのまま他方植毛機に移送
    して残りの他の部分に植毛するように形成されているこ
    とを特徴とする歯ブラシの植毛装置。
JP30942799A 1999-10-29 1999-10-29 歯ブラシの植毛装置 Pending JP2001120359A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101912197A (zh) * 2010-08-13 2010-12-15 扬州市海星数控制刷设备有限公司 一种植毛机
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