JP2001118152A

JP2001118152A - 販売管理装置

Info

Publication number: JP2001118152A
Application number: JP29870899A
Authority: JP
Inventors: Yuji Sugimoto; 祐司杉本
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1999-10-20
Filing date: 1999-10-20
Publication date: 2001-04-27

Abstract

(57)【要約】【課題】クーポン券を利用して値引き処理する際に、
取引合計金額に対する値引額およびクーポン券の使用限
度枚数に応じて値引き処理を自動的に行い、クーポン券
使用時の値引き処理を円滑かつ的確に行うことを可能に
する。【解決手段】売上処理を行う販売管理装置において、
複数段階に区分された取引合計金額の範囲に対してそれ
ぞれ任意のクーポン券の値引額／枚と使用限度枚数を記
憶するクーポン券値引情報記憶部３と、１つの取引に対
する売上合計金額が入力された時、前記クーポン券値引
情報記憶部から前記売上合計金額に対応する前記取引合
計金額の範囲のクーポン券の値引額／枚と使用限度枚数
を検索し、入力されたクーポン券枚数と検索されたクー
ポン券の値引額／枚および使用限度枚数とに基づいて値
引き額を算定すると共に、前記売上合計金額から前記算
定された値引き額を減算して支払い金額を算定する支払
金額算定手段１，２と、各種データを表示する表示手段
７とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、販売管理装置に係
わり、特に、単体またはＰＯＳ（販売時点情報管理）シ
ステムの端末として利用される電子式キャッシュレジス
タ等の販売管理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、電子式キャッシュレジスタにおい
て値引き処理を行う際に、取引合計金額の大小に応じ
て、自動的に値引率を変更して処理するものとして、特
開平７−１９２１７５号公報に、複数段階に区分された
取引合計金額の範囲に対してそれぞれに対応して任意の
値引率を記憶しておき、１人の客が買い上げる商品の登
録を行い、全商品の登録完了後に小計キーを操作入力す
ると、記憶している値引率の中から取引合計メモリ内の
取引合計金額に対応する値引率を検索して決定し、その
値引率で取引合計金額を自動的に値引計算し、値引計算
後の取引合計金額を表示するとともに、この取引合計金
額に相当する代金の支払いを処理してレシートを発行す
る技術が開示されている。これによれば、取引合計金額
の大小に応じて自動的に値引率を変更処理することがで
きるので、キャッシュ業務の負担軽減や誤操作を防止す
ることができるものである。

【０００３】また、特開平７ー２４９１７６号公報に
は、ＰＯＳシステムにおいてクーポン券使用時の値引き
処理を行うものとして、金銭登録装置に、クーポン券の
適用除外期間を有効期間とともにクーポンコードに対応
付けてフアイル管理しておき、クーポンコードが入力さ
れた時、そのクーポンコードに対応する有効期間および
適用除外期間を示す適用期間データを前記ファイルから
読み出して、読み出された適用期間データに基づいて、
クーポンコードに対応するクーポン券の適用の可否を判
別し、適用可能と判別されたクーポン券の対象商品につ
いて、そのクーポン券に応じて取引金額を減じる算定を
行う技術が開示されている。これによれば、適用除外期
間を有するクーポン券を使用する際に、オペレータまた
はシステム管理者の業務負担を軽減し、クーポン券適用
時の誤り防止、クーポン券適用対象商品の任意設定を容
易に行うことができる等、クーポン券対応機能の拡充が
図られている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前者公報のも
のは、電子式キャッシュレジスタにおいて、取引合計金
額の大小に応じて、自動的に値引率を変更して値引き処
理を行うものであるが、クーポン券利用時の値引き処理
については特に触れられていない。

【０００５】また、後者公報のものは、適用除外期間を
有するクーポン券の取り扱い処理に係わるものであり、
特に、クーポン券適用時の取引合計金額に対する値引額
の変更については考慮されていない。

【０００６】本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、
クーポン券を利用して値引き処理する際に、取引合計金
額に対するクーポン券の値引額／枚および使用限度枚数
に応じて値引き処理を自動的に行い、クーポン券使用時
の値引き処理を円滑かつ的確に行うことを可能にした販
売管理装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。

【０００８】第１の手段は、売上処理を行う販売管理装
置において、複数段階に区分された取引合計金額の範囲
に対してそれぞれ任意のクーポン券の値引額／枚と使用
限度枚数を記憶するクーポン券値引情報記憶部と、１つ
の取引に対する売上合計金額が入力された時、前記クー
ポン券値引情報記憶部から前記売上合計金額に対応する
前記取引合計金額の範囲のクーポン券の値引額／枚と使
用限度枚数を検索し、入力されたクーポン券枚数と検索
されたクーポン券の値引額／枚および使用限度枚数とに
基づいて値引き額を算定すると共に、前記売上合計金額
から前記算定された値引き額を減算して支払い金額を算
定する支払金額算定手段と、各種データを表示する表示
手段とを有することを特徴とする。

【０００９】第２の手段は、第１の手段において、前記
値引き額の算定の際に値引きの可否を判定する値引き可
否判定手段と、前記判定の結果、値引き不可の場合に顧
客または操作者に前記値引き不可を報知する報知手段と
を有することを特徴とする。

【００１０】第３の手段は、第２の手段において、前記
報知手段は、報知音および画面表示によって報知するこ
とを特徴とする。

【００１１】第４の手段は、第１の手段ないし第３の手
段のいずれか１つの手段において、前記入力されたクー
ポン券枚数と前記検索された使用限度枚数に基づいて、
クーポン券使用決定枚数を決定するクーポン券使用枚数
決定手段を有すると共に、クーポン券使用決定枚数を前
記表示手段に表示することを特徴とする。

【００１２】第５の手段は、第１の手段ないし第４の手
段のいずれか１つの手段において、前記表示手段には、
少なくとも、前記支払金額算定手段の算定に用いられ
た、クーポン券使用枚数、クーポン券の値引額／枚、お
よび値引き額を表示することを特徴とする。

【００１３】第６の手段は、第１の手段ないし第５の手
段のいずれか１つの手段において、前記支払金額算定手
段によって計算された値引き額および前記値引き額算定
に用いられたクーポン券枚数をそれぞれ集計するクーポ
ン券集計手段と、前記集計された値引き総額およびクー
ポン券使用総数を印字して出力する集計データ出力手段
とを有することを特徴とする。

【００１４】

【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図１乃至図
１１を用いて説明する。

【００１５】図１は、本発明に係る販売管理装置の一例
としての電子式金銭登録機（以下、ＥＣＲと略称する）
のシステム構成の概要を示すブロック図である。

【００１６】同図において、１はマイクロプロセッサ等
で実現される中央演算処理装置（以下ＣＰＵと略称す
る）、２はＥＣＲの各種動作を制御するプログラム等が
記億されているＲＯＭ、３は各種の設定内容が記憶され
ているＲＡＭ、４はＥＣＲの機能を切り換えるために用
いるモードスイッチ（ＳＷ）、５は商品の部門コードや
金額等を入力するためのキーボード、６は演算結果をレ
シートおよび記録紙に印字するためのプリンタ、７は前
述の演算結果等を表示するための、例えば、液晶ディス
プレ等からなる表示装置、８は硬貨および紙幣を収納す
るためのドロア、９は操作ミス等を報知するためのブザ
ーである。

【００１７】ここで、ＣＰＵ１は、ＲＯＭ２に格納され
た制御プログラムに基づいて処理を行い、ＣＰＵ１に接
続された前述の各機器とデータの授受を行い、ＥＣＲ全
体を統括して制御する。

【００１８】図２は、図１に示すモードスイツチ４およ
びキーボード５を構成するスイッチ入力パネルを示す平
面図である。

【００１９】同図において、１０は数値を置数するとき
に使用されるキーボード５の置数キー、１１は商品の登
録時に商品の所属部門を指定する複数の部門キー、１２
はモードを設定する時に使用されるモードスイッチのキ
ー、１３はクーポン券による値引き処理を行うときに使
用するクーポンキー、１４は顧客の支払いを登録する際
に使用する現金キーであり、その他、図示するように、
数値を置数、計算するための小数点「・」キー、「＠」
キー、「小計」キーなどの各種の機能キーが設けられ
る。

【００２０】ここで、操作者などが所持するキーをキー
１２に差し込んでモードスイッチ４を所望する位置に回
すことによって、ＥＣＲの動作状態を切り換えることが
できる。同図において、「切」は停止状態を示し、「設
定」は取り扱われる取扱商品の部門コード、商品名、単
価などを設定登録するためのプログラム動作状態を示
す。「時刻」は時刻の設定変更を可能とする時刻動作状
態を表し、「登録」は売り上げ登録を含む各種登録を可
能とする動作状態を表す。「管理」はＥＣＲの管理に必
要な情報の入出力を行う動作状態を表し、「点検／精
算」はＥＣＲの売上高を日計／月計で点検／精算を行う
動作状態を表す。

【００２１】図３は、図１に示すＲＡＭ３のメモリ構成
を示す図である。

【００２２】図３（ａ）は、ＲＡＭ３内のメモリ構成の
概要を示す図であり、同図において、３０は部門毎の設
定情報テーブル、３１はクーポン券値引きテーブル、３
２はクーポン券集計メモリである。

【００２３】図３（ｂ）は、クーポン券値引きテーブル
３１の内容を示す図であり、同図において、３１１はク
ーポン券の各値引額／枚に対する各取引合計金額の下限
金額、３１２はクーポン券の各値引額／枚に対する各取
引合計金額の上限金額、３１３は取引合計金額の大小に
応じて設定されるクーポン券の値引額／枚、３１４は取
引合計金額の大小に応じて設定されるクーポン券の使用
限度枚数である。

【００２４】図３（ｃ）は、クーポン券集計メモリ３２
の内容を示す図であり、同図において、３３１は使用さ
れたクーポン券の枚数を集計して記憶する領域、３３２
はクーポン券が使用されたことにより値引きされた金額
を集計して記憶する領域である。

【００２５】図４は、図３（ｂ）に示すクーポン券値引
きテーブル３１の上限金額３１２（およびそれに伴う下
限金額３１１）を設定するための処理手順を示すキーシ
ーケンスである。

【００２６】ステップ１において、クーポン券値引きテ
ーブル上限金額設定のジョブＮＯををテンキーを用いて
入力する。入力の確定はステップ２、３に示す［・］キ
ー、［＠］キーを用いて確定する。ステップ４におい
て、クーポン券値引きテーブル３１のＳｔｅｐ（１）の
上限金額を入力し、ステップ５の［小計］キーを用いて
確定する。ここでＳｔｅｐ（１）の下限金額は０に設定
されている。またＳｔｅｐ（１）の上限金額が確定する
と、自動的にＳｔｅｐ（２）の下限金額がＳｔｅｐ
（１）の上限金額に１が加算されて設定される。次い
で、再びステップ４において、Ｓｔｅｐ（２）の上限金
額を設定し、［小計］キーを用いて確定する。同様の処
理を繰り返すことにより、Ｓｔｅｐ（１）からＳｔｅｐ
（６）の上限金額および下限金額が設定される。ステッ
プ６において、［現金］キーを用いて全ての上限金額３
１２および下限金額３１１の設定を終了する。

【００２７】図５は、図３（ｂ）に示すクーポン券値引
きテーブル３１の値引額／枚３１３を設定するための処
理手順を示すキーシーケンスである。

【００２８】ステップ１において、クーポン券値引きテ
ーブル値引き金額設定のジョブＮＯをテンキーを用いて
入力する。入力の確定はステップ２、３に示す［・］キ
ー、［＠］キーを用いて確定する。ステップ４におい
て、クーポン券値引きテーブル３１のＳｔｅｐ（１）の
値引額／枚を入力し、ステップ５の［小計］キーを用い
て確定する。次いで、再びステップ４において、Ｓｔｅ
ｐ（２）の値引額／枚を設定し、［小計］キーを用いて
確定する。同様の処理を繰り返すことにより、Ｓｔｅｐ
（１）からＳｔｅｐ（６）の値引額／枚が設定される。
ステップ６において、［現金］キーを用いて全ての値引
額／枚３１３の設定を終了する。

【００２９】図６は、図３（ｂ）に示すクーポン券値引
きテーブル３１の使用限度枚数３１４を設定するための
処理手順を示すキーシーケンスである。

【００３０】ステップ１において、クーポン券値引きテ
ーブル使用枚数制限設定のジョブＮＯをテンキーを用い
て入力する。入力の確定はステップ２、３に示す［・］
キー、［＠］キーを用いて確定する。ステップ４におい
て、クーポン券値引きテーブル３１のＳｔｅｐ（１）の
限度枚数を入力し、ステップ５の［小計］キーを用いて
確定する。次いで、再びステップ４において、Ｓｔｅｐ
（２）の限度枚数を設定し、［小計］キーを用いて確定
する。同様の処理を繰り返すことにより、Ｓｔｅｐ
（１）からＳｔｅｐ（６）の限度枚数が設定される。ス
テップ６において、［現金］キーを用いて全ての限度枚
数３１４の設定を終了する。

【００３１】図７は、図４乃至図６の設定処理の結果得
られたクーポン券値引きテーブル３１の設定例を示す図
である。

【００３２】ここでは、Ｓｔｅｐ（１）の上限金額を１
０００円、値引き額を０円、値引き限度枚数を０枚に設
定しており、また、Ｓｔｅｐ（２）では上限金額を５０
００円、値引き額を２００円、使用限度枚数を１枚に設
定している。以下のＳｔｅｐ（３）〜（６）についても
同様に設定される。

【００３３】図８は、にクーポン券登録時の処理手順を
示すキーシーケンスである。

【００３４】２枚以上のクーポン券を使用する場合は、
ステップ１、２において、枚数と［＠］キーを入力し、
ステップ３でクーポン券キー１３を入力する。クーポン
券を１枚しか使用しない場合は、直接ステップ３のクー
ポン券キー１３のみの入力でもよい。

【００３５】図９は、クーポン券による値引きを行った
際の表示器７における表示例を示す図である。

【００３６】同図において、上段にはクーポン券値引き
単価（値引額／枚）が表示され、下段には、クーポン券
使用枚数およびその値引き額合計額が表示されている。

【００３７】図９は、クーポン券による値引きを行った
際のプリンタ６から出力されるレシートの印字例を示す
図である。

【００３８】レシートには、通常のレシートに印字され
る内容の他に、クーポン券による値引き処理が行われた
時は、記憶されているクーポン券集計メモリ３２のクー
ポン券使用枚数領域３３１およびクーポン券値引き合計
領域３３２から集計データが読み出され、同図に示すよ
うに、その日に使用されたクーポン券の枚数４０および
その日に使用されたクーポン券によって値引きされた金
額の合計金額４１が印字される。

【００３９】図１１は、本実施形態に係るＥＣＲのクー
ポン券適用時の値引き処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。

【００４０】まず、キーボード５からクーポン券が入力
された時、ステップ１において、それまでの売上合計金
額を計算する。次に、ステップ２において、ＲＡＭ３上
のＳｔｅｐ（ｎ）にｎ＝１をセットする。次に、ステッ
プ３において、Ｓｔｅｐ（１）における上限金額をクー
ポン券値引きテーブル３１から検索し前記の売上合計金
額と比較する。売上合計金額の方が大きい場合は、ステ
ップ１６に示すように、Ｓｔｅｐ（１）を１進め、ステ
ップ３に戻り、再び、Ｓｔｅｐ（２）における上限金額
をクーポン券値引きテーブル３１から検索し売上合計金
額と比較する。同様の処理を繰り返し、上限金額に比べ
て売上合計金額の方が小さくなった時、ステップ４にお
いて、その時のＳｔｅｐ（ｎ）における値引額／枚を検
索する。ステップ５において、値引額／枚が０の場合、
値引きできないということであるので、ステップ１７に
おいて、このクーポン券入力をエラーとする。エラーの
場合、ブザー９等によって操作者にクーポン券が使用で
きないことを報知する。この場合、クーポン券入力がな
かったものと見なす。ステップ５において値引額／枚が
０でない場合、ステップ６で、クーポン券枚数の入力が
あったかどうかを確認する。入力がない場合は枚数を１
に設定する。クーポン券枚数の入力があった場合は、入
力された枚数はそのまま採用し、ステップ８で、そのＳ
ｔｅｐ（ｎ）におけるクーポン券の使用制限枚数を検索
する。ステップ９で、クーポン券の使用枚数が制限枚数
より小さいことを確認し、使用制限枚数の方が大きい場
合は、ステップ１０において、使用枚数としてそのＳｔ
ｅｐ（ｎ）における使用制限枚数をセットする。次い
で、ステップ１１において、ステップ４で検索した値引
額／枚とステップ８またはステップ１０でセットされた
枚数を乗算し値引き額を求め、ステップ１で求めた売上
合計金額から減算する。次に、ステップ１２において、
操作者および顧客にクーポン値引きの単価（値引き額／
枚）、クーポン券適用枚数、値引き合計金額がわかるよ
うに表示器７に表示する。さらに、ステップ１３におい
て、前記の値引きに適用されたクーポン券枚数と値引き
額の値引き情報は、クーポン券集計メモリ３２に記憶さ
れ集計され、後にレポートを出力する際に用いられる。
ステップ１４では、支払い登録され、次いで、ステップ
１５において、レシート発行が行われ、クーポン券使用
時の値引き処理を終了し、取引を終了する。

【００４１】

【発明の効果】本願第１の発明によれば、クーポン券使
用時の値引き額の算定を自動化し、クーポン券使用時の
操作者の操作ミスを防止し、値引き処理を円滑かつ的確
に行うことを可能にする。

【００４２】本願第２の発明によれば、クーポン券使用
時の値引き処理が不可の場合、警報を発し、値引きがで
きないことを顧客および操作者に知らせることができ、
クーポン券の誤使用を防止することができる。

【００４３】本願第３の発明によれば、値引きができな
いことを顧客および操作者に容易に知らせることができ
る。

【００４４】本願第４の発明によれば、クーポン券使用
可能枚数を表示することにより、使用制限枚数以上のク
ーポン券使用を防止することができる。

【００４５】本願第５の発明によれば、クーポン券の使
用による値引き額を顧客に知らせることができる。

【００４６】本願第６の発明によれば、クーポン券発行
による効果を認識することができ、販売戦略の分析に寄
与することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る販売管理装置の一例としての電子
式金銭登録機（ＥＣＲ）のシステム構成の概要を示すブ
ロック図である。

【図２】図１に示すモードスイツチ４およびキーボード
５を構成するスイッチ入力パネルを示す平面図である。

【図３】図１に示すＲＡＭ３のメモリ構成を示す図であ
る。

【図４】図３（ｂ）に示すクーポン券値引きテーブル３
１の上限金額３１２（およびそれに伴う下限金額３１
１）を設定するための処理手順を示すキーシーケンスで
ある。

【図５】図３（ｂ）に示すクーポン券値引きテーブル３
１の値引額／枚３１３を設定するための処理手順を示す
キーシーケンスである。

【図６】図３（ｂ）に示すクーポン券値引きテーブル３
１の使用限度枚数３１４を設定するための処理手順を示
すキーシーケンスである。

【図７】図４乃至図６の設定処理の結果得られたクーポ
ン券値引きテーブル３１の設定例を示す図である。

【図８】クーポン券登録時の処理手順を示すキーシーケ
ンスである。

【図９】クーポン券による値引きを行った際の表示器７
における表示例を示す図である。

【図１０】クーポン券による値引きを行った際のプリン
タ６から出力されるレシートの印字例を示す図である。

【図１１】本実施形態に係るＥＣＲのクーポン券適用時
の値引き処理の処理手順を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１中央演算処理装置（ＣＰＵ）２ＲＯＭ３ＲＡＭ、４モードスイッチ（ＳＷ）５キーボード６プリンタ７表示器８ドロア９ブザー１０置数キー１１部門キー１２モードスイッチのキー１３クーポンキー１４現金キー３０設定情報テーブル３１クーポン券値引きテーブル３２クーポン券集計メモリ３１１下限金額３１２上限金額３１３値引額／枚３１４使用限度枚数

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】売上処理を行う販売管理装置において、
複数段階に区分された取引合計金額の範囲に対してそれ
ぞれ任意のクーポン券の値引額／枚と使用限度枚数を記
憶するクーポン券値引情報記憶部と、１つの取引に対す
る売上合計金額が入力された時、前記クーポン券値引情
報記憶部から前記売上合計金額に対応する前記取引合計
金額の範囲のクーポン券の値引額／枚と使用限度枚数を
検索し、入力されたクーポン券枚数と検索されたクーポ
ン券の値引額／枚および使用限度枚数とに基づいて値引
き額を算定すると共に、前記売上合計金額から前記算定
された値引き額を減算して支払い金額を算定する支払金
額算定手段と、各種データを表示する表示手段とを有す
ることを特徴とする販売管理装置。
【請求項２】請求項１において、前記値引き額の算定
の際に値引きの可否を判定する値引き可否判定手段と、
前記判定の結果、値引き不可の場合に顧客または操作者
に前記値引き不可を報知する報知手段とを有することを
特徴とする販売管理装置。
【請求項３】請求項２において、前記報知手段は、報
知音および画面表示によって報知することを特徴とする
販売管理装置。
【請求項４】請求項１ないし請求項３のいずれか１つ
の請求項において、前記入力されたクーポン券枚数と前
記検索された使用限度枚数に基づいて、クーポン券使用
決定枚数を決定するクーポン券使用枚数決定手段を有す
ると共に、クーポン券使用決定枚数を前記表示手段に表
示することを特徴とする販売管理装置。
【請求項５】請求項１ないし請求項４のいずれか１つ
の請求項において、前記表示手段には、少なくとも、前
記支払金額算定手段の算定に用いられた、クーポン券使
用枚数、クーポン券の値引額／枚、および値引き額を表
示することを特徴とする販売管理装置。
【請求項６】請求項１ないし請求項５のいずれか１つ
の請求項において、前記支払金額算定手段によって計算
された値引き額および前記値引き額算定に用いられたク
ーポン券枚数をそれぞれ集計するクーポン券集計手段
と、前記集計された値引き総額およびクーポン券使用総
数を印字して出力する集計データ出力手段とを有するこ
とを特徴とする販売管理装置。