JP2014132405A - 商品販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】株主優待制度における優待金額の算出に際し、計算ミス、誤操作を防止する。
【解決手段】商品販売データ処理装置は、算出手段と、優待宣言手段と、指定手段と、優待金額算出手段と、優待決済手段と、を備える。前記算出手段は、売上商品に係るデータ入力に基づいて売上合計金額を算出する。前記優待宣言手段は、前記売上合計金額についての決済の一部を、優待券に予め規定された上限額および当該優待券の枚数に応じて算出される優待金額で対応することを宣言する。前記指定手段は、前記優待券の上限額および枚数の指定を受け付ける。前記優待金額算出手段は、前記指定手段により指定された前記優待券の上限額および枚数と前記売上合計金額とに応じて決定される優待対象金額を所定の割引率で割引いた優待金額を算出する。前記優待決済手段は、前記売上合計金額についての決済の一部を前記優待金額で対応する優待処理を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置およびプログラムに関する。
従来、株主に対して商品を割引販売可能な株主優待券を発行し、各営業店舗での買物を優待する株主優待制度が知られている。
例えば、株主優待制度の適用を宣言する「優待券」キーが操作された場合、予め設定された割引率等に応じて売上額から優待割引額を算出し、請求額を計算するようにした優待割引きレジスタがある。
また、別の株主優待制度例では、2万円券と5万円券の2種類の株主優待券を発行し、2万円券は1枚につき買上げ金額20,000円を上限とした10%割引し、5万円券は1枚につき買上げ金額50,000円を上限とした10%割引する、というものもある。
そして、このような株主優待制度を採用している店舗においては、その仕組みが複雑であるため、株主優待券を顧客が持参した場合には、買上げ金額と提示された株主優待券の種類とからキャッシャが卓上電子計算機で割引金額を算出するようにしている。
その後、キャッシャは、算出した割引金額を置数キーの操作によりPOS(Point of Sales)端末に対して入力するとともに、予めPOS端末に設けられた「株主優待券」キーを操作することで、商品の割引販売処理を実行するようにしている。
しかしながら、上述のような株主優待制度を採用している場合においては、キャッシャが卓上電子計算機で割引金額を自ら計算した後にPOS端末にキー入力するため、計算ミスや誤った操作により、正しい締め金額で処理されない場合がある、という問題がある。
実施形態の商品販売データ処理装置は、算出手段と、優待宣言手段と、指定手段と、優待金額算出手段と、優待決済手段と、を備える。前記算出手段は、売上商品に係るデータ入力に基づいて売上合計金額を算出する。前記優待宣言手段は、前記売上合計金額についての決済の一部を、優待券に予め規定された上限額および当該優待券の枚数に応じて算出される優待金額で対応することを宣言する。前記指定手段は、前記優待券の上限額および枚数の指定を受け付ける。前記優待金額算出手段は、前記指定手段により指定された前記優待券の上限額および枚数と前記売上合計金額とに応じて決定される優待対象金額を所定の割引率で割引いた優待金額を算出する。前記優待決済手段は、前記売上合計金額についての決済の一部を前記優待金額で対応する優待処理を実行する。
図1は、実施形態にかかるPOS端末を示す外観斜視図である。 図2は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、POS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図4は、POS端末で実行される売上処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、2万円券入力画面を示す正面図である。 図6は、5万円券入力画面を示す正面図である。 図7は、締め画面を示す正面図である。 図8は、株主優待券による決済があった場合のジャーナルの印字例である。
本実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、店舗に設置されたPOS端末101への適用例である。
図1は、実施形態にかかるPOS端末101を示す外観斜視図である。商品販売データ処理装置であるPOS端末101は、ドロワ102の上に載置されており、ドロワ102の引出し103の開放動作を制御することができる。POS端末101の上面右側にはユーザインターフェースとしてのキーボード104と表示部としてのオペレータ用表示器105とが配列され、上面左側にはレシート/ジャーナルプリンタ106が配列されている。オペレータ用表示器105は、一例として、液晶ディスプレイ装置である。POS端末101の上面後方には、客用表示器107が設けられている。図1中、POS端末101の右側面近傍に設けられている溝は、カードリーダライタ108(図2参照)によるカード情報の読み取り等をするためにカードをスキャンするためのカード読取溝109である。
キーボード104は、例えば、商品コードや金額等を入力するための置数キー、売上合計金額の算出を宣言するための小計キー、売上処理において現金による締めを宣言するための預/現計キー、各種商品を指定するためのPLUキー、株主優待券による決済を宣言するための株主優待券キー、置数キーによる置数入力を確定する確定キー等の各種のキーをブロック毎に配列した外観構造を有している。
ここで、株主優待券について説明する。株主優待券は、株主優待制度の一つとして発行されるものである。本実施形態においては、2万円券と5万円券の2種類の株主優待券を発行している。2万円券は、1枚につき買上げ金額20,000円を上限額として所定の割引率(本実施形態では10%)で割引する、というものである。5万円券は、1枚につき買上げ金額50,000円を上限額として所定の割引率(本実施形態では10%)で割引する、というものである。
POS端末101は、ストレージデバイスとして、HDD151(図2参照)及びCD−ROMドライブ152(図2参照)を備えている。オペレータから見てPOS端末101の右側面には、CD−ROM152a(図2参照)を装着するためのCD−ROMトレイ110が設けられている。
また、POS端末101には、商品(図示せず)に付されたバーコードを光学的に読み取るバーコードリーダ111が接続されている。
図2は、POS端末101のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末101は、マイクロコンピュータ161を有している。マイクロコンピュータ161は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU(Central Processing Unit)153に、固定データを固定的に記憶保存するROM(Read Only Memory)154と、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)155とがバスライン156を介して接続されて構成されている。マイクロコンピュータ161は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。
マイクロコンピュータ161には、HDD151及びCD−ROMドライブ152がバスライン156を介してCPU153に接続されている。また、前述したドロワ102、キーボード104、オペレータ用表示器105、レシート/ジャーナルプリンタ106、客用表示器107、カードリーダライタ108、及び、バーコードリーダ111が、いずれも各種の入出力回路(全て図示せず)とバスライン156とを介してマイクロコンピュータ161に接続されている。ドロワ102、キーボード104、オペレータ用表示器105、レシート/ジャーナルプリンタ106、客用表示器107、カードリーダライタ108、及び、バーコードリーダ111は、マイクロコンピュータ161によって動作制御等される。
さらに、POS端末101は、店舗内に設けられた構内通信回線網251を介して上位装置であるストアコントローラ301とデータ通信をするための通信インターフェース157を備えており、この通信インターフェース157もバスライン156に接続されている。
ところで、POS端末101が備えるHDD151には、オペレーティングシステム、各種コンピュータプログラム、及び、商品コードと単価を含む商品情報とを対応付けて記憶する商品データファイル等の各種データファイルが記憶されている。データファイルは、フォルダに格納された状態で記憶されている。オペレーティングシステム、コンピュータプログラム、及び、データファイルの一部は、一例として、CD−ROM152aに記憶保存され、CD−ROMドライブ152によって読み取られてHDD151に記憶される。別の一例としては、構内通信回線網251を介してストアコントローラ301からダウンロードし、HDD151に記憶するようにしても良い。このようなオペレーティングシステム、コンピュータプログラム、及び、データファイルは、POS端末101の起動時、その全部又は一部がRAM155にコピーされて使用される。
ここで、POS端末101のマザーボード(図示せず)上には、計時専用のチップであるリアルタイムクロック(図示せず)が実装されている。オペレーティングシステムは、起動時にリアルタイムクロックから日時を取得し、その後はオペレーティングシステム側で独自に計時する。
次に、本実施形態にかかるPOS端末101のマイクロコンピュータ161(以下においては、POS端末101という)が、コンピュータプログラムに従って実行する特徴的な処理について説明する。なお、従来から行なわれている処理と同様の処理についてはその説明を省略する。
図3は、POS端末101の機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、本実施形態にかかるPOS端末101で実行されるコンピュータプログラムは、後述する各部(算出部201、優待宣言部202、指定部203、優待金額算出部204、優待決済部205)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU153がHDD151からコンピュータプログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM155上にロードされ、算出部201、優待宣言部202、指定部203、優待金額算出部204、優待決済部205がRAM155上に生成されるようになっている。
算出部201は、算出手段として機能するものであって、売上商品に係るデータ入力に基づいて売上合計金額を算出する。
優待宣言部202は、優待宣言手段として機能するものであって、売上合計金額についての決済の一部を、後述する株主優待券に予め規定された上限額および当該株主優待券の枚数に応じて算出される優待金額で対応することを宣言する。
指定部203は、指定手段として機能するものであって、株主優待券の上限額および枚数の指定を受け付ける。
優待金額算出部204は、優待金額算出手段として機能するものであって、指定部203により指定された株主優待券の上限額および枚数と売上合計金額とに応じて決定される優待対象金額を所定の割引率で割引いた優待金額を算出する。
優待決済部205は、優待決済手段として機能するものであって、売上合計金額についての決済の一部を優待金額で対応する優待処理を実行する。
図4は、POS端末101で実行される売上処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、売上商品に係るデータ入力に基づく売上合計金額の算出について簡単に説明する。POS端末101は、オペレータによって売上商品に付されたバーコード(商品コード)がバーコードリーダ111を介して入力されたと判断すると、当該商品コードに対応付けられている商品名や単価を商品データファイル(図示せず)から取得する。POS端末101(算出部201)は、取得した商品名や単価に基づいて売上処理における商品登録処理を実行し(ステップS1)、小計キーの押下によって売上合計金額の算出処理(ステップS2)を実行する。
POS端末101は、商品登録処理および売上合計金額の算出処理の後(ステップS1,S2)、キーボード104の株主優待券キーの押下操作による株主優待券による決済の宣言の入力(ステップS3)、キーボード104の預/現計キーの押下操作による現金による決済の宣言の入力(ステップS4)の何れかに待機する。
POS端末101(優待宣言部202)は、商品登録処理および売上合計金額の算出処理の後(ステップS1,S2)、キーボード104の株主優待券キーの押下操作によって株主優待券による決済が宣言されたと判断すると(ステップS3のYes)、POS端末101(指定部203)は、図5に示すような2万円券入力画面200をオペレータ用表示器105に表示する(ステップS5)。
図5は、2万円券入力画面200を示す正面図である。図5に示すように、2万円券入力画面200は、商品登録処理画面150上に置数キーによる枚数入力を促す表示210をポップアップ表示している。
ここで、表示210には、「2万円券の枚数を入力してください。」というメッセージM1を表示する。また、メッセージM1とともに、下記に示すような株主優待券対象金額に応じた利用可能最大枚数を表示するようにしても良い。
対象金額1万円→1枚
対象金額3万円→2枚
対象金額6万円→3枚
続いて、POS端末101(指定部203)は、キーボード104の置数キーによる2万円券の枚数入力(ステップS6のYes)、またはキーボード104の確定キーによる置数入力の確定(ステップS7のYes)に待機する。
また、POS端末101(指定部203)は、キーボード104の置数キーによる2万円券の枚数入力がなされると、入力された置数データ(枚数データ)を商品登録処理画面150の枚数表示位置211に表示する(ステップS8)。
POS端末101(指定部203)は、キーボード104の確定キーによる置数入力の確定があった場合には(ステップS7のYes)、図6に示すような5万円券入力画面300をオペレータ用表示器105に表示する(ステップS9)。なお、キーボード104の置数キーによる2万円券の枚数入力が無い状態で確定キーによる置数入力の確定があった場合であっても、POS端末101は、5万円券入力画面300をオペレータ用表示器105に表示する。
図6は、5万円券入力画面300を示す正面図である。図6に示すように、5万円券入力画面300は、商品登録処理画面150上に置数キーによる枚数入力を促す表示310をポップアップ表示している。
ここで、表示310には、「5万円券の枚数を入力してください。」というメッセージM2を表示する。また、メッセージM2とともに、下記に示すような株主優待券対象金額に応じた利用可能最大枚数を表示するようにしても良い(2万円券の入力枚数を考慮する)。
対象金額1万円→2万円券1枚→0枚
2万円券0枚→1枚
対象金額3万円→2万円券2枚→0枚
2万円券1枚→0枚(2万円券0枚、5万円券1枚が正しいため)
2万円券0枚→1枚
対象金額6万円→2万円券3枚→0枚
2万円券2枚→0枚(2万円券1枚、5万円券1枚が正しいため)
2万円券1枚→1枚
2万円券0枚→2枚
続いて、POS端末101(指定部203)は、キーボード104の置数キーによる5万円券の枚数入力(ステップS10のYes)、またはキーボード104の確定キーによる置数入力の確定(ステップS11のYes)に待機する。
また、POS端末101(指定部203)は、キーボード104の置数キーによる5万円券の枚数入力がなされると、入力された置数データ(枚数データ)を商品登録処理画面150の枚数表示位置311に表示する(ステップS12)。
キーボード104の確定キーによる置数入力の確定があった場合には(ステップS11のYes)、POS端末101(優待金額算出部204)は、株主優待金額を算出する(ステップS13)。そして、POS端末101(優待決済部205)は、図7に示すような締め画面400をオペレータ用表示器105に表示し(ステップS14)、ステップS3に戻る。なお、キーボード104の置数キーによる5万円券の枚数入力が無い状態で確定キーによる置数入力の確定があった場合であっても、POS端末101は、締め画面400をオペレータ用表示器105に表示する。
図7は、締め画面400を示す正面図である。図7に示すように、締め画面400は、取引合計表示エリア410と、預かり金額表示エリア420と、請求金額表示エリア430と、を有している。取引合計表示エリア410には、ステップS2で算出処理された売上合計金額が表示される。預かり金額表示エリア420には、ステップS13で算出処理された株主優待金額が預かり金額として表示される。請求金額表示エリア430には、ステップS2で算出処理された売上合計金額についての決済の一部を株主優待金額で対応する優待処理を実行した額、すなわち売上合計金額からステップS13で算出処理された株主優待金額が差引かれた額が請求金額として表示される。
ここで、ステップS13における株主優待金額の算出例について下記に示す。なお、株主優待金額は、ステップS2で算出処理された売上合計金額(税込み金額)と優待券の上限額および枚数とに応じて決定される優待対象金額に基づいて算出される。売上合計金額は、通常の売上合計金額のほか、売価変更後の売上合計金額、アイテム値引後の売上合計金額、アイテム割引後の売上合計金額、M&M値引後の売上合計金額、自動値引後の売上合計金額、自動割引後の売上合計金額なども含む。
[株主優待金額の算出例]
例1)売上合計金額が10,000円の場合
(1)2万円券 1枚利用
売上合計金額×10%
株主優待金額:10,000円×10%=1,000円
(2万円券の上限額に満たない場合には売上合計金額を優待対象金額とする。)
(2)5万円券 1枚利用
売上合計金額×10%
株主優待金額:10,000円×10%=1,000円
(5万円券の上限額に満たない場合には売上合計金額を優待対象金額とする。)
例2)売上合計金額が30,000円の場合
(1)2万円券 1枚利用
2万円株主優待券の上限×10%
株主優待金額:20,000円×10%=2,000円
(2)2万円券 2枚利用
(2万円株主優待券の上限+上限分を差引いた金額)×10%
株主優待金額:(20,000円+10,000円)×10%=3,000円
(3)5万円券 1枚利用
優待対象金額×10%
株主優待金額:30,000円×10%=3,000円
(5万円券の上限額に満たない場合には売上合計金額を優待対象金額とする。)
例3)売上合計金額が60,000円の場合
(1)2万円券 1枚利用
2万円株主優待券の上限×10%
株主優待金額:20,000円×10%=2,000円
(2)2万円券 2枚利用
2万円株主優待券の上限の合計×10%
株主優待金額:(20,000円+20,000円)×10%=4,000円
(3)2万円券 3枚利用
2万円株主優待券の上限の合計×10%
株主優待金額:(20,000円+20,000円+20,000円)×10%=6,000円
(4)5万円券 1枚利用
5万円株主優待券の上限×10%
株主優待金額:50,000円×10%=5,000円
(5)5万円券 2枚利用
(5万円株主優待券の上限+上限分を差引いた金額)×10%
株主優待金額:(50,000円+(60,000円−50,000円))×10%=6,000円
(6)5万円券 1枚、2万円券 1枚
(2万円株主優待券の上限+上限分を差引いた金額)×10%
株主優待金額:(20,000円+(60,000円−20,000円))×10%=6,000円
図7に示す締め画面400がオペレータ用表示器105に表示された状態で、POS端末101は、キーボード104の置数キーによる入力とともに預/現計キーの押下操作による現金による残額の決済が宣言されると(ステップS4のYes)、現金による決済処理が実行される(ステップS15)。
現金による決済処理が完了すると、POS端末101は、レシート/ジャーナルプリンタ106を制御して、取引単位でのレシートの発行を行うとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行い(ステップS16)、処理を終了する。
株主優待券による決済があった場合には、レシートには、株主優待券の種別毎の利用枚数および優待額が、決済の内訳として印字される。加えて、株主優待券による決済があった場合には、ジャーナルにも、株主優待券の種別毎の利用枚数および優待額が、決済の内訳として印字される。図8は、株主優待券による決済があった場合のジャーナル500の印字例である。図8に示すジャーナル500によれば、売上合計金額が60,000円の場合であって、5万円券が1枚および2万円券が1枚提示された場合に、株主優待金額が6,000円であったことが記録されている。
このように本実施形態によれば、優待券の上限額および枚数と売上合計金額とに応じて決定される優待対象金額を所定の割引率で割引いた優待金額を算出し、売上合計金額についての決済の一部を優待金額で対応する優待処理を実行することで、株主優待制度における優待券に予め規定された上限額および当該優待券の枚数に応じて算出される優待金額をPOS端末101にて自動的に算出するができるので、計算ミス、誤操作を防止し、キャッシャ操作の正確性の向上、スピードアップを図ることができるようになる。
本実施形態のPOS端末101で実行されるコンピュータプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のPOS端末101で実行されるコンピュータプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末101で実行されるコンピュータプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101 商品販売データ処理装置
201 算出手段
202 優待宣言手段
203 指定手段
204 優待金額算出手段
205 優待決済手段
特開平10−97684号公報

Claims (6)

  1. 売上商品に係るデータ入力に基づいて売上合計金額を算出する算出手段と、
    前記売上合計金額についての決済の一部を、優待券に予め規定された上限額および当該優待券の枚数に応じて算出される優待金額で対応することを宣言する優待宣言手段と、
    前記優待券の上限額および枚数の指定を受け付ける指定手段と、
    前記指定手段により指定された前記優待券の上限額および枚数と前記売上合計金額とに応じて決定される優待対象金額を所定の割引率で割引いた優待金額を算出する優待金額算出手段と、
    前記売上合計金額についての決済の一部を前記優待金額で対応する優待処理を実行する優待決済手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記優待金額算出手段は、前記売上合計金額が前記優待券の上限額に満たない場合には、前記優待券の上限額にかかわらず、前記売上合計金額を前記優待対象金額とする、
    ことを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記優待金額算出手段は、前記売上合計金額が前記優待券の上限額を超える場合には、前記優待券の上限額を前記優待対象金額とする、
    ことを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記優待金額算出手段は、前記優待券を複数枚利用する場合には、当該優待券毎に順に前記優待対象金額を減じて算出した前記優待金額を加算して優待金額とする、
    ことを特徴とする請求項2または3記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記指定手段は、前記優待券に予め規定された上限額毎に前記優待対象金額に応じた利用可能最大枚数を表示して、前記優待券の上限額および枚数の指定を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の商品販売データ処理装置。
  6. コンピュータを、
    売上商品に係るデータ入力に基づいて売上合計金額を算出する算出手段と、
    前記売上合計金額についての決済の一部を、優待券に予め規定された上限額および当該優待券の枚数に応じて算出される優待金額で対応することを宣言する優待宣言手段と、
    前記優待券の上限額および枚数の指定を受け付ける指定手段と、
    前記指定手段により指定された前記優待券の上限額および枚数と前記売上合計金額とに応じて決定される優待対象金額を所定の割引率で割引いた優待金額を算出する優待金額算出手段と、
    前記売上合計金額についての決済の一部を前記優待金額で対応する優待処理を実行する優待決済手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114119260A (zh) * 2021-11-22 2022-03-01 湖南和宇数字技术研究院有限公司 一种医保待遇计算方法、装置及电子设备

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