JP2001118121A - 紙幣両替機 - Google Patents

紙幣両替機

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JP2001118121A
JP2001118121A JP29460999A JP29460999A JP2001118121A JP 2001118121 A JP2001118121 A JP 2001118121A JP 29460999 A JP29460999 A JP 29460999A JP 29460999 A JP29460999 A JP 29460999A JP 2001118121 A JP2001118121 A JP 2001118121A
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yen
coin
minimum
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JP29460999A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Toshio Ogura
敏男 小倉
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両替機により新たに遊技場内の限られたスペ
ースが占有されてしまうことがなく、払い出される紙幣
の種別を遊技者が選択することのできる紙幣両替機を提
供すること。 【解決手段】 遊技機が設置される遊技場内の所定位置
に設置され、その前面部に設けられた紙幣挿入口9より
挿入された紙幣を、該投入紙幣より小額の紙幣に両替し
て紙幣排出口19a、19bより払い出す紙幣両替機4
であって、該払い出しにおいて優先して払い出される紙
幣を最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣
のいずれとするかを利用者が適宜選択可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場内の所定
位置に設置され、1万円紙幣や5千円紙幣の高額紙幣を
小額な紙幣に両替する紙幣両替機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、遊技媒体であるパチンコ玉やコイ
ン等の貸し出し装置としては、遊技者の利便性を考えて
遊技台であるパチンコ台やスロットマシンの所定方向の
側部に、該遊技台に1対1に配置されたものが多く使用
されている。
【0003】これら遊技台の側方位置に遊技台に1対1
に配置された貸出装置(台間貸出機)は、貸出のために
利用者が一々席を離れる必要がなく便利であるが、これ
ら貸出装置に投入できる貨幣が硬貨のみであると、紙幣
を一々両替装置に出向いて硬貨に両替して投入する必要
があり、遊技者がこれら両替のために離席することによ
り遊技台の稼働率が低下することから、近年において
は、前記台間貸出機に最小額紙幣である1,000円紙
幣を識別可能な紙幣識別ユニットを搭載し、1,000
円紙幣を直接投入して遊技媒体の貸出を受けることので
きるものがある。
【0004】また、近年においては、遊技者の人気が比
較的射幸性の高い機種に集まる傾向があり、よって遊技
者が1台の遊技台において遊技に使用する金額も増加し
てきていることから、前記1,000円より高額の紙
幣、例えば2,000年より発行されている2,000
円紙幣も、離席して両替することなく使用できる台間貸
出機が検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技者
の利便性向上や売上向上のために、台間貸出機を前記
1,000円紙幣に加えて2,000円紙幣も使用可能
とする場合には、高額紙幣を1,000円紙幣のみに両
替する従来の両替機に加えて、新たに高額紙幣を2,0
00円紙幣に両替可能な両替機を導入して設置する必要
があり、遊技場にとって大きな負担となるばかりか、こ
れら新たな両替機により遊技場内の限られたスペースが
占有されてしまう問題があるとともに、遊技者によって
は、前記台間貸出機において使用する紙幣を1,000
円紙幣とする人もいれば2,000円紙幣とする人もお
り、このため同一の両替機において払い出される紙幣の
種別を遊技者が選択できる両替機が嘱望されている。
【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、両替機により新たに遊技場内の限ら
れたスペースが占有されてしまうことがなく、払い出さ
れる紙幣の種別を遊技者が選択することのできる紙幣両
替機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の紙幣両替機は、遊技機が設置される遊
技場内の所定位置に設置され、その前面部に設けられた
紙幣挿入口より挿入された紙幣を、該投入紙幣より小額
の紙幣に両替して紙幣排出口より払い出す紙幣両替機で
あって、該払い出しにおいて優先して払い出される紙幣
を最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣の
いずれとするかを利用者が適宜選択可能とされているこ
とを特徴としている。この特徴によれば、同一の両替機
において優先的に払い出される紙幣の種別を最小額紙幣
(1,000円)とするか、または該最小額紙幣に次い
で小額の紙幣(2,000円)とするかのいずれかを利
用者が選択することが可能となるばかりか、両替される
各紙幣毎に両替機を設置する必要がなく、よって遊技場
内の限られたスペースが新たに占有されてしまうことも
防止できる。
【0008】本発明の紙幣両替機は、前記挿入される紙
幣の識別を行う紙幣識別部と、最小額紙幣並びに該最小
額紙幣に次いで小額の紙幣とが別々に貯溜される紙幣貯
溜部と、該紙幣貯溜部に貯溜された最小額紙幣および最
小額紙幣に次いで小額の紙幣とを計数して払い出す計数
払い出し部と、前記払い出しにおいて優先して払い出さ
れる紙幣を前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで
小額の紙幣のいずれとするかを利用者が選択可能な選択
操作部と、を具備することが好ましい。このようにすれ
ば、前記払い出しにおいて優先して払い出される紙幣の
優先機能を好適に構築することができる。
【0009】本発明の紙幣両替機は、前記紙幣貯溜部に
貯溜された前記最小額紙幣または該最小額紙幣に次いで
小額の紙幣のいずれか一方の残量が所定量以下となった
場合に、該残量の不足を報知する報知手段を具備するこ
とが好ましい。このようにすれば、前記最小額紙幣また
は該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれか一方が無
くなって、両替を実施できなくなることを未然に防ぐこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、本実施例における両替機4は、図
1に示されるように、遊技機としてのパチンコ台2、及
び該パチンコ台2に対応する玉貸機3を設置可能な遊技
島1に設置出来るように、その上下幅が、遊技島台1の
前後面(後面は図示せず)の上部を覆う幕板5と下部を
覆う腰板6との間に長手方向に形成されるパチンコ台2
等の設置空間部の上下幅とほぼ同寸とされ、該設置空間
部における長手方向の適宜箇所に、パチンコ台2や玉貸
機3と同様に並設されている。
【0011】この本実施例の両替機4は、図2及び図3
に示されるように、その内部に後述する各種装置が内設
される筐体7と、該筐体7の前面を開閉可能に覆う開閉
パネル8とから主に構成され、該開閉パネル8には、図
2に示すように、両替される高額紙幣を投入可能な紙幣
投入部9と、紙幣投入部9より投入された紙幣の額面に
基づいて、前記高額紙幣よりも小額な紙幣が払い出され
る払出し紙幣取出し部10と、500円硬貨を紙幣に逆
両替する場合において、逆両替する500円硬貨が投入
される硬貨投入部11と、返却された500円硬貨を取
り出し可能な返却硬貨取出し部12と、紙幣投入部9及
び硬貨投入部11より投入された紙幣及び硬貨による総
金額が表示される表示部13と、がそれぞれ設けられて
いる。
【0012】さらに表示部13の下方には、高額紙幣を
両替する際において、払出される紙幣の枚数を、2,0
00円紙幣よりも1,000円紙幣の払出し枚数が多く
なるようにする場合に使用する優先ボタン64aと、払
出される紙幣の枚数を、1,000円紙幣よりも2,0
00円紙幣の払出し枚数が多くなるようにする場合に使
用する優先ボタン64bとからなる優先選択部64が設
けられており、利用者が両替及び逆両替において1,0
00円紙幣もしくは2,000円紙幣のいずれかを優先
して払い出されるように選択出来るようになっている。
また、この開閉パネル8の前面左下には、施錠手段であ
るシリンダ錠14が設けられており、該シリンダ錠14
を施錠することにより前記開閉パネル8を開放不能とす
ることが出来るようになっている。
【0013】紙幣投入部9は、開閉パネル8が閉塞され
ることにより、該開閉パネル8に形成された開口15よ
り外部へ突出するように配置されていて、前記筐体7内
に配設される紙幣回収ユニット16の前面に設けられた
紙幣挿入口17と、この紙幣挿入口17の外周縁に沿っ
て前面に突設されたガイド18とにより構成されてい
る。
【0014】払出し紙幣取出し部10は、開閉パネル8
における下部に形成される2つの開口19a、19b
と、それぞれの開口19a、19bの周縁より前面に突
出するように設けられる正面視略上向きコ字状のガイド
20a、20bとにより構成され、筐体7内における紙
幣回収ユニット16の下方に配設される紙幣払出しユニ
ット21の前面に設けられた1,000円紙幣排出口2
2a及び2,000円紙幣排出口22bとが、開閉パネ
ル8の閉塞時においてそれぞれ開口20a、20bに望
むようになっている。
【0015】硬貨投入部11は開閉パネル8に設けられ
る硬貨投入口23からなり、硬貨投入口23の隣には、
硬貨詰まりが発生した場合において硬貨を強制的に返却
させる返却レバー24が設けられている。開閉パネル8
の裏面における硬貨投入口23の裏面位置には、硬貨投
入口23より投入される硬貨の識別を行う硬貨分別ユニ
ット25が設けられており、この硬貨分別ユニット25
の下方からは、開閉パネル8の下方に形成される開口2
6と、開口26の下方より前方に突設される硬貨受皿2
7と、から構成される返却硬貨取出し部12に、前記硬
貨分別ユニット25にて正規の500円硬貨でないとし
て分別された硬貨を導く硬貨返却通路28と、前記筐体
7内における紙幣払出しユニット21の下方位置に、該
筐体7の前方方向に引き出し自在に設けられた硬貨回収
金庫29に、前記硬貨分別ユニット25にて正規の50
0円硬貨であるとして分別された500円硬貨を導く硬
貨回収通路30とが延設されている。
【0016】開閉パネル8の裏面上部には、表示部13
を構成するとともに、投入された紙幣及び硬貨の合計金
額や、両替のために貯溜されている小額紙幣である1,
000円紙幣並びに2,000円紙幣の残量が所定量以
下である旨や、各種装置にエラーが発生した旨を報知す
る報知手段としての表示ユニット32が固設されてい
る。また、表示ユニット32の下方には、優先ボタン6
4a、64b等が内設されるセレクタユニット67が固
設されている。
【0017】筐体7内における紙幣回収ユニット16の
上部には、これら紙幣回収ユニット16、紙幣払出ユニ
ット21、硬貨分別ユニット25、表示ユニット32、
セレクタユニット67内の各種装置に接続されてその動
作制御を行う制御マイコン47が搭載された制御ユニッ
ト33が設けられている。
【0018】本実施例における紙幣回収ユニット16内
には、紙幣挿入口17より挿入された紙幣が正規の紙幣
であるか否かを識別するとともに、その券種が5,00
0円紙幣もしくは10,000円紙幣のいずれかである
のかを、紙幣に印刷された磁気印刷並びに所定の波長光
の照射により読み取り可能となる特殊印刷にて識別可能
な識別センサ(図示略)と、紙幣挿入口17に挿入され
た紙幣の内部への引き込み、及び該紙幣を前記識別セン
サに対応する所定位置に配置するとともに、正規と判定
された紙幣の送り出し並びに不良と判定された紙幣の前
記紙幣挿入口17からの返却が可能な搬送機構(図示
略)とからなる紙幣識別装置40(図5参照)が設けら
れている。
【0019】また、紙幣回収ユニット16内には前記紙
幣識別装置40とともに、該紙幣識別装置40により正
規と判定されて送り出された紙幣を、該識別された券種
に基づいてそれぞれに分別するとともに、前方方向に引
き出し自在として紙幣回収ユニット16の上部位置に設
けられた紙幣回収金庫34内に、5,000円紙幣およ
び10,000円紙幣をそれぞれ別々に貯留する紙幣分
別貯留装置41(図5参照)が設けられている。前記紙
幣回収金庫34は、前述のように前方に引き出し自在と
されることで、貯留された5,000円紙幣及び10,
000円紙幣を容易に取り出し出来るようになっている
とともに、その前面に設けられたシリンダ錠35を施錠
することで、前方への引き出しが不能とされ、各貯溜紙
幣の取り出しが不可となるようになっている。さらに紙
幣回収ユニット16の前面は、シリンダ錠36を介して
解錠することで開放出来るようになっており、内部のメ
ンテナンスが行えるようになっている。
【0020】紙幣払出しユニット21上部には、1,0
00円紙幣を貯留可能な貯留金庫37aと、2,000
円紙幣を貯留可能な貯留金庫37bとがそれぞれ前方に
引き出し可能に設けられており、これら貯留金庫37
a、37b内に、両替にて払い出される紙幣を予め所定
量貯留出来るようになっているとともに、これら貯留金
庫37a、37bの前面に設けられたシリンダ錠38
a、38bにて施錠することで、前方への引き出しが不
能とされるようになっている。
【0021】これら紙幣払出しユニット21内には、貯
留金庫37a内の1,000円紙幣、並びに貯留金庫3
7b内の2,000円紙幣をそれぞれ計数して取り出す
2つの計数取出し機構(図示略)と、それぞれの計数取
出し機構より取り出された紙幣を(複数枚ある場合には
複数枚の紙幣を積層状態にして)紙幣排出口22a、2
2bに送り出す2つの搬送機構(図示略)とからなる計
数払出し装置42(図5参照)が設けられている。ま
た、貯留金庫37a、37b内には、貯留された各紙幣
の残量を検出する検出センサ66(図5参照)がそれぞ
れ設けられており、貯留された紙幣の残量が所定量以下
になったことを検出できるようになっている。
【0022】そして紙幣排出口22aより排出される
1,000円紙幣は、開口19aを挿通して開閉パネル
8の前面に突設されたガイド20a上に排出され、紙幣
排出口22bより排出される2,000円紙幣は、開口
19bを挿通して開閉パネル8の前面に突設されたガイ
ド20b上に排出されるようになっている。また、紙幣
払出しユニット21の前面は、シリンダ錠39を介して
解錠することで開放出来るようになっており、内部のメ
ンテナンスが行えるようになっている。
【0023】本実施例における硬貨分別ユニット25内
には、硬貨投入口23より投入された硬貨が500円硬
貨であるか否かを識別するとともに、正規硬貨か不良硬
貨であるか否かをその重量と大きさから判定可能な識別
センサ(図示略)を有する硬貨識別装置43(図5参
照)と、正規硬貨と識別された硬貨を計数する硬貨計数
装置44(図5参照)と、該識別センサにより正規硬貨
と判定された硬貨を一時的に留保する留保機構を有する
とともに、識別センサにより正規硬貨と判定された正規
硬貨を硬貨回収通路30へ、また、識別センサにより5
00円硬貨以外の硬貨もしくは不良硬貨と識別された硬
貨を硬貨返却通路28へそれぞれ振り分ける硬貨分別装
置45(図5参照)とがそれぞれ設けられている。
【0024】また、前記制御ユニット33の表面には、
図4に示すように、各種設定入力時において使用される
テンキー55と、紙幣投入部9より投入された5,00
0円紙幣もしくは10,000円紙幣の両替において、
1,000円紙幣優先の払い出しパターンの設定がなさ
れる優先設定ボタン56a、及び2,000円紙幣優先
の払い出しパターンの設定がなされる優先設定ボタン5
6bとから成る優先設定部56と、キャンセルボタン5
7と、各種設定内容を決定する決定ボタン58とからな
る設定操作部50と、が設けられている。また、設定操
作部50による設定内容や各種装置のエラー内容等が表
示される表示部59と、制御ユニット33内部の記憶部
49(図5参照)に記憶された売上金額や故障内容を、
プリンター等の外部出力機器に接続して出力する場合に
使用されるコネクタ60と、設定操作部50による設定
変更を不能とするキースイッチ61と、制御ユニット3
3の前面パネルの開閉状態を検知して、開放状態におい
て各種装置の駆動を中止するドアスイッチ62と、電源
スイッチ63と、がそれぞれ設けられている。
【0025】次に、本実施例の両替機4の構成を図5の
ブロック図に基づいて説明すると、制御ユニット33内
には、両替機4を構成する各装置に、これら各装置との
信号の整合性を保つI/Oポート46を介して接続され
て各装置の動作制御を実施する制御マイコン47が実装
されたメイン基板48が設けられているとともに、制御
マイコン47には、これら各装置から出力される信号や
金額データ等を記憶するRAMや、制御マイコン47が
実行する制御や処理内容等が記述された制御プログラム
を記憶するROM等から構成される記憶部49が接続さ
れている。
【0026】この記憶部49には、図6に示されるよう
に、紙幣投入部9より投入される紙幣の金額に応じて払
い出す1,000円紙幣及び2,000円紙幣の組み合
わせパターンが、各モード別に予め複数記憶されてい
る。
【0027】また、制御マイコン47には、前述のよう
に制御ユニット33の前面に設けられる設定操作部50
(図5参照)と、各種装置のエラー状況や、設定操作部
50による各種設定内容を表示部59に表示する表示器
51及び表示ドライバ52とがそれぞれ接続されている
とともに、該制御マイコン47には、I/Oポート46
を介して紙幣識別装置40、紙幣分別貯留装置41、計
数払出し装置42、硬貨識別装置43、硬貨計数装置4
4、硬貨分別装置45がそれぞれ接続されており、これ
ら各装置の動作制御を、記憶部49に記憶された制御プ
ログラムに基づいて実施するようになっている。
【0028】更には、前記紙幣払出しユニット21内に
設けられた検出センサ66が接続されており、検出セン
サ66a、66bによりいずれかの貯留金庫37a、3
7b内に貯留された最小額紙幣である1,000円紙幣
または最小額紙幣に次いで小額の紙幣である2,000
円紙幣の残量が所定量以下になったことが検出された場
合、制御マイコン47は、表示ユニット32を介して所
定のエラー内容、例えば「シヘイホジュウ」等を表示す
るようになっている。これら上記紙幣識別装置40、紙
幣分別貯留装置41、計数払出し装置42、及び硬貨識
別装置43、硬貨計数装置44、硬貨分別装置45はそ
れぞれ信号線を介して接続されており、互いの信号の授
受が行われるようになっている。
【0029】さらに制御マイコン47には、利用者が利
用可能なように両替機4の前面に形成される優先ボタン
64a、64bが実装された基板65が接続されてお
り、優先ボタン64aの操作がなされた場合は1,00
0円紙幣優先の両替を、そして優先ボタン64bの操作
がなされた場合は2,000円紙幣優先の両替を、前述
のように予め記憶部49内に登録されるプログラムに基
づいて実施するようになっている。
【0030】そして本実施例では、利用者が紙幣を両替
する場合、及び硬貨を紙幣に逆両替する場合において、
利用者による優先選択部64の操作により払出し紙幣の
優先選択がなされた場合において、1,000円紙幣ま
たは2,000円紙幣をどのような組み合わせで払い出
すかを設定操作部50の優先設定部56により設定でき
るようになっている。これら優先の設定手法について図
6及び図7に基づいて以下に説明する。
【0031】まず、利用者により2,000円紙幣の払
出しを優先とする優先ボタン64bが押圧された場合に
おける紙幣の払い出しパターンを設定する場合、設定操
作部50の優先設定ボタン56bを押圧する。すると、
図7(a)に示されるように、表示部59に、記憶部4
9内に記憶された払い出し紙幣の組み合わせパターンの
モードナンバーの入力を指示する旨の表示がなされる。
ここでテンキー55を介して所定のモードナンバー(こ
こでは「1」)を入力すると、図7(b)に示されるよ
うに、図6(b)における「MODE1」の内容が表示
されるようになっている。そしてこの内容でよければ決
定ボタン58を押圧することでこの払出し紙幣優先内容
が設定されることになる。また、設定内容を変更したい
場合は、決定ボタン58を押圧する前に適宜テンキー5
5を介して他のモードナンバーを入力すればよい。
【0032】利用者により1,000円紙幣の払出しを
優先とする優先ボタン64aが押圧された場合における
紙幣の払い出しパターンを設定する場合については、ま
ず最初に設定操作部50の優先設定ボタン56aを押圧
すれば、以下は前述と同様の手順により設定できるよう
になっており、テンキー55を介して所定のモードナン
バーを入力すれば、図6(a)に示されるいずれかの内
容が表示されることになり、決定ボタン58を押圧する
ことで所定の払出し紙幣優先内容が設定されることにな
る。
【0033】なお、本実施例においては、1,000円
紙幣優先の払出しパターンが図6(a)における「MO
DE1」に、そして2,000円紙幣優先の払出しパタ
ーンが図6(b)における「MODE1」に設定された
ものとして以下説明することとする。また、記憶部49
内に登録される払出し紙幣の組み合わせパターンは任意
であり、図6(a)、(b)に示される組み合わせに限
定されるものではなく、種々に変形可能である。
【0034】以下、本実施例の両替機4の使用に基づく
各種装置の作動状況を説明する。まず利用者が、高額紙
幣(10,000円紙幣もしくは5,000円)を、
1,000円紙幣を2,000円紙幣よりも優先して両
替したい場合、利用者はまず優先ボタン64aを押圧し
た後、紙幣投入部9より投入する。
【0035】なお、ここで利用者が両替もしくは後述す
る逆両替を実施しようとする際に、表示部13に「ユウ
センボタンヲオシテクダサイ」等のメッセージを表示す
るとともに、優先ボタン操作後には、表示部13に「シ
ヘイマタハコウカヲイレテクダサイ」等の案内メッセー
ジを表示するようにしてもよい。また、紙幣投入後に優
先ボタン64a、64bの選択を出来るようにしてもよ
い。
【0036】紙幣投入部9より投入された紙幣は、紙幣
識別装置40内部の搬送機構により、紙幣挿入口17を
介して紙幣識別装置40内部における予め定められた所
定位置まで搬送され、ここで識別センサにより投入され
た紙幣が正規紙幣か不良紙幣(例えば偽造紙幣、5,0
00円または10,000円紙幣以外の紙幣、或いは他
国の紙幣等)であるか否かが識別されるとともに、その
紙幣の金額が判定される。そして、挿入紙幣の金額が
5,000円もしくは10,000円の正規な紙幣であ
ると判定された場合、正規紙幣の投入がなされた旨の信
号が制御マイコン47に入力され、これを受けて制御マ
イコン47は、該出力された金額を表示ユニット32に
表示する。
【0037】そして前記識別の終了のもとに、正規紙幣
と判定された紙幣は紙幣分別貯留装置41により分別さ
れ、5,000円紙幣は紙幣回収金庫34内の5,00
0円紙幣貯留部(図示略)に貯留され、また、10,0
00円紙幣は紙幣回収金庫34内の10,000円紙幣
貯留部(図示略)に貯留されることになる。また、紙幣
の投入と同時に制御マイコン47により作動された計数
払出し装置42は、前述のように予め設定された1,0
00円紙幣優先の払出しモード「MODE1」に基づ
き、挿入紙幣の金額が5,000円であった場合には、
貯留金庫37a内から1,000円紙幣5枚を計数して
取出し、紙幣排出口22aを介して排出し、また、挿入
紙幣の金額が10,000円であった場合には、貯留金
庫37b内から1,000円紙幣10枚を計数して取出
し、紙幣排出口22bを介して排出する。このように、
払出しが1,000円紙幣のみで行われることで、言う
までもなく1,000円紙幣の払出し枚数が2,000
円紙幣の払出し枚数(ここでは0枚)を上回るため、
1,000円紙幣が2,000円紙幣よりも優先して払
い出されたことになる。
【0038】次に利用者が、高額紙幣(10,000円
紙幣もしくは5,000円)を、2,000円紙幣を
1,000円紙幣より優先して両替したい場合、利用者
はまず優先ボタン64bを押圧した後、紙幣投入部9よ
り投入する。そして前述と同様に、投入された紙幣の識
別、回収と同時に制御マイコン47により作動された計
数払出し装置42は、前述のように予め設定された2,
000円紙幣優先の払出しモード「MODE1」に基づ
き、挿入紙幣の金額が5,000円であった場合には、
貯留金庫37a内から1,000円紙幣1枚を計数して
取出し、紙幣排出口22aを介して排出するとともに、
貯留金庫37b内から2,000円紙幣2枚を計数して
取出し、紙幣排出口22bを介して排出し、また、挿入
紙幣の金額が10,000円であった場合には、貯留金
庫37b内から2,000円紙幣5枚を計数して取出
し、紙幣排出口22bを介して排出することになる。こ
のように、払出しが2,000円紙幣2枚と1,000
円紙幣1枚で行われることで、2,000円紙幣の払出
し枚数が1,000円紙幣の払出し枚数を上回るため、
2,000円紙幣が1,000円紙幣よりも優先して払
い出されたことになる。
【0039】なお、投入された紙幣が不良紙幣、もしく
は金額の異なる紙幣(例えば5,000円または10,
000円以外の紙幣)と識別された場合、制御マイコン
47は、識別の終了と同時に搬送機構を逆駆動させ、投
入された紙幣を再度紙幣挿入口10より排出するように
なっている。
【0040】また、本実施例の両替機4は、前述のよう
に500円硬貨を紙幣に逆両替する逆両替機能を有して
おり、これら逆両替の動作について以下に説明する。
【0041】まず、利用者が所持している500円硬貨
を1,000円紙幣に逆両替したい場合、利用者はまず
優先ボタン64aを押圧した後、該500円硬貨を前記
硬貨投入口23より投入する。
【0042】これら硬貨投入口23より投入されて硬貨
識別装置43内に流下された硬貨は、硬貨識別装置43
内における予め定められた所定位置にて停止され、ここ
で識別センサにより投入された硬貨が正規硬貨か不良硬
貨(例えば偽造硬貨や、他国の硬貨等)であるか否かが
識別されるとともに、その硬貨が500円硬貨であるか
金額の異なる硬貨(例えば100円硬貨や10円硬貨
等)であるか否かが識別される。ここで正規な500円
硬貨であると識別された硬貨は硬貨計数装置44にて投
入枚数が計数され、さらに硬貨分別装置45にて一時的
に留保されるとともに、硬貨識別装置43にて正規な5
00円硬貨の投入がなされたという信号が制御マイコン
47に入力され、これを受けて制御マイコン46は、該
出力された金額を表示ユニット32にて表示するととも
に、タイムカウントを開始する。
【0043】そして制御マイコン47は、優先ボタン6
4aの押圧操作に基づいて、予め設定された所定時間、
例えば5秒間以内に新規な硬貨の投入がなされ、投入さ
れた硬貨が正規硬貨と判定された場合、投入された新規
の正規硬貨を硬貨分別装置45にて留保させる処理を繰
り返す。そして該5秒以内に、硬貨計数装置44により
2枚の正規硬貨の計数がなされた場合には、計数払出し
装置42を作動させ、貯留金庫37b内から1,000
円紙幣1枚を計数して取出し、紙幣排出口22bを介し
て排出させるとともに、硬貨分別装置45を介して、硬
貨分別装置45にて留保していた全ての硬貨を硬貨回収
通路30に送り出し、硬貨を硬貨回収金庫29内に回収
する。
【0044】また、前記カウントの開始から5秒が経過
した時点で、硬貨計数装置44により1枚の正規硬貨し
か計数されなかった場合、制御マイコン47は、正規硬
貨分別装置45を介して計数払出し装置42を作動さ
せ、貯留金庫37a内から1,000円紙幣1枚を計数
して取出し、紙幣排出口22bを介して排出させるとと
もに、硬貨分別装置45を介して、硬貨分別装置45に
て留保していた1枚の500円硬貨を硬貨返却通路28
に送り出す。また、硬貨計数装置44により2枚以上の
正規硬貨が計数された場合は、計数払出し装置42を介
して貯留金庫37a内から1,000円紙幣2枚を計数
して取出し、紙幣排出口22bを介して排出させるとと
もに、硬貨分別装置45にて留保していた2枚の500
円硬貨を硬貨回収通路30に送り出すとともに、3枚目
の500円硬貨は硬貨返却通路28に送り出すようにな
っている。
【0045】このように、利用者により優先ボタン64
aの押圧操作がなされ、2枚の正規な500円硬貨の投
入がなされた場合、投入された500円硬貨の総金額が
1,000円紙幣により払い出されるようになってい
る。
【0046】次に、利用者が所持している500円硬貨
を2,000円紙幣に逆両替したい場合、利用者はまず
優先ボタン64bを押圧した後、該500円硬貨を前記
硬貨投入口23より投入する。
【0047】優先ボタン64bの信号を受けた制御マイ
コン47は、前述と同様に、最初に投入された硬貨の識
別、金額表示を行うと同時にタイマカウントを開始し、
優先ボタン64bの押圧操作に基づいて、予め設定され
た所定時間、例えば10秒間以内に新規な硬貨の投入が
なされ、投入された硬貨が正規硬貨と判定された場合、
投入された新規の正規硬貨を硬貨分別装置45にて留保
させる処理を繰り返す。そして該10秒以内に、硬貨計
数装置44により4枚の正規硬貨の計数がなされた場合
には、計数払出し装置42を作動させ、貯留金庫37b
内から2,000円紙幣1枚を計数して取出し、紙幣排
出口22bを介して排出させるとともに、硬貨分別装置
45を介して、硬貨分別装置45にて留保していた全て
の硬貨を硬貨回収通路30に送り出し、硬貨を硬貨回収
金庫29内に回収するようになっている。
【0048】このように、利用者により優先ボタン64
bの押圧操作がなされ、4枚の正規な500円硬貨の投
入がなされた場合、投入された500円硬貨の総金額が
2,000円紙幣により払い出されるようになってい
る。
【0049】また、前記カウントの開始から10秒が経
過した時点で、硬貨計数装置44により4枚の正規硬貨
の計数がなされなかった場合、すなわち、投入された硬
貨が3枚以下であった場合、制御マイコン47は、硬貨
分別装置45にて留保していた全ての500円硬貨を硬
貨返却通路28に送り出すようになっている。
【0050】なお、上述のように本実施例においては、
500円硬貨を1,000円紙幣に逆両替する場合にお
いて、硬貨の投入前に利用者が優先ボタン64aを選択
するようになっているが、1,000円紙幣への逆両替
においては、優先ボタン64aが押圧されない状態で硬
貨の投入がなされ、予め設定される所定時間内に2枚の
500円硬貨が投入された時点で1,000円紙幣が自
動的に払い出されるようにしてもよい。
【0051】また、本実施例における1,000円紙幣
優先の逆両替、及び2,000円紙幣優先の逆両替は、
上述のように各優先ボタン64a、64bの選択後にお
いて、所定時間内に2枚の500円硬貨の投入がなされ
た時点で1枚の1,000円紙幣が、また、所定時間内
に4枚の500円硬貨の投入がなされた時点で1枚の
2,000円紙幣が払い出されるようになっているが、
例えば複数枚の硬貨の投入後に、優先ボタン64a、6
4bの選択を行うことで、1,000円紙幣、もしくは
2,000円紙幣が複数枚ずつ払い出されるようにする
ことも可能である。
【0052】以上、本実施例のようにすれば、同一の両
替機4において優先的に払い出される紙幣の種別を最小
額紙幣(1,000円)とするか、または該最小額紙幣
に次いで小額の紙幣(2,000円)とするかのいずれ
かを利用者が選択することが可能となるばかりか、両替
される各紙幣毎に両替機4を設置する必要がなく、よっ
て遊技場内の限られたスペースが新たに占有されてしま
うことも防止できる。
【0053】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0054】本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ台
2)が設置される遊技場内の所定位置に設置され、その
前面部に設けられた紙幣挿入口(紙幣投入部9)より挿
入された紙幣(5,000円紙幣または10,000円
紙幣)を、該投入紙幣(5,000円紙幣または10,
000円紙幣)より小額の紙幣(1,000円紙幣また
は2,000円紙幣)に両替して紙幣排出口(紙幣排出
口22a、22b)より払い出す紙幣両替機(両替機
4)であって、該払い出しにおいて優先して払い出され
る紙幣を最小額紙幣(1,000円紙幣)または該最小
額紙幣に次いで小額の紙幣(2,000円紙幣)のいず
れとするかを利用者が適宜選択可能とされている。
【0055】また、本発明の請求項2は、前記挿入され
る紙幣の識別を行う紙幣識別部(紙幣識別装置40)
と、最小額紙幣(1,000円紙幣)並びに該最小額紙
幣に次いで小額の紙幣(2,000円紙幣)とが別々に
貯溜される紙幣貯溜部(紙幣分別貯留装置41)と、該
紙幣貯溜部(紙幣分別貯留装置41)に貯溜された最小
額紙幣(1,000円紙幣)および最小額紙幣に次いで
小額の紙幣(2,000円紙幣)とを計数して払い出す
計数払い出し部(紙幣払出し装置42)と、前記払い出
しにおいて優先して払い出される紙幣を前記最小額紙幣
(1,000円紙幣)または該最小額紙幣に次いで小額
の紙幣(2,000円紙幣)のいずれとするかを利用者
が選択可能な選択操作部(優先選択部64)と、を具備
する。
【0056】また、本発明の請求項3は、前記紙幣貯溜
部(貯留金庫37a、37b)に貯溜された前記最小額
紙幣(1,000円紙幣)または該最小額紙幣に次いで
小額の紙幣(2,000円紙幣)のいずれか一方の残量
が所定量以下となった場合に、該残量の不足を報知する
報知手段(表示ユニット32)を具備している。
【0057】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0058】例えば、前記実施例においては、両替機4
を遊技島内に遊技機であるパチンコ台2とともに設置し
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れら両替機4の設置場所は、遊技場内において遊技者が
利便性良く利用できる場所であれば任意とされる。
【0059】また、前記実施例においては、報知手段と
して前記表示ユニット32を用い、該表示ユニット32
に所定の表示を実施して報知を行っているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら報知手段をその
他の手法、例えば音や音声、更にはランプ等により実施
するようにしても良い。
【0060】また、上記実施例においては、両替されて
払い出される小額の紙幣を1,000円紙幣と2,00
0円紙幣としているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、これら最小額紙幣や最小額に次いで小額の紙
幣としては、デノミネーション等が実施された場合にお
いて発行される1,000円や2,000円以外の額面
の紙幣においても適用可能であることは言うまでもな
い。
【0061】また、本発明の請求項中に記載の「遊技
場」とは、遊技機(主にパチンコ機やスロットマシン機
等)を設置して営業を行っている店舗または用地を示す
ものであり、前記遊技機にて営業を行っていれば全てを
含む。
【0062】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0063】(a)請求項1の発明によれば、同一の両
替機において優先的に払い出される紙幣の種別を最小額
紙幣(1,000円)とするか、または該最小額紙幣に
次いで小額の紙幣(2,000円)とするかのいずれか
を利用者が選択することが可能となるばかりか、両替さ
れる各紙幣毎に両替機を設置する必要がなく、よって遊
技場内の限られたスペースが新たに占有されてしまうこ
とも防止できる。
【0064】(b)請求項2の発明によれば、前記払い
出しにおいて優先して払い出される紙幣の優先機能を簡
便に構築することができる。
【0065】(c)請求項3の発明によれば、前記最小
額紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれ
か一方が無くなって、両替を実施できなくなることを未
然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された遊技島を示す外観斜視図で
ある。
【図2】図1に適用された両替機の正面図である。
【図3】図1に適用された両替機の内部構造を示す正面
図である。
【図4】制御ユニットの拡大正面図である。
【図5】本発明の実施例としての両替機の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】紙幣の払い出しパターンを示す図である。
【図7】払出し紙幣優先設定時における表示内容を示す
概略図である。
【符号の説明】
1 遊技島台 2 パチンコ台 3 玉貸機 4 両替機 5 幕板 6 腰板 7 筐体 8 開閉パネル 9 紙幣投入部 10 払出し紙幣取出し部 11 硬貨投入部 12 返却硬貨取出し部 13 表示部 14 シリンダ錠 15 開口 16 紙幣回収ユニット 17 紙幣挿入口 18 ガイド 19a、19b 開口 20a、20b ガイド 21 紙幣払出しユニット 22a、22b 紙幣排出口 23 硬貨投入口 24 返却レバー 25 硬貨分別ユニット 26 開口 27 硬貨受皿 28 硬貨返却通路 29 硬貨回収金庫 30 硬貨回収通路 32 表示ユニット 33 制御ユニット 34 紙幣回収金庫 35 シリンダ錠 36 シリンダ錠 37a、37b 貯留金庫 38a、38b シリンダ錠 39 シリンダ錠 40 紙幣識別装置 41 紙幣分別貯留装置 42 紙幣払出し装置 43 硬貨識別装置 44 硬貨計数装置 45 硬貨分別装置 46 I/Oポート 47 制御マイコン 48 メイン基板 49 記憶部 50 設定操作部 51 表示器 52 表示ドライバ 54 基板 55 テンキー 56 優先設定部 56a、56b 優先設定ボタン 57 キャンセルボタン 58 決定ボタン 59 表示部 60 コネクタ 61 キースイッチ 62 ドアスイッチ 63 電源スイッチ 64 優先選択部 64a、64b 優先ボタン 65 基板 66a、66b 検出センサ 67 セレクタユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機が設置される遊技場内の所定位置
    に設置され、その前面部に設けられた紙幣挿入口より挿
    入された紙幣を、該投入紙幣より小額の紙幣に両替して
    紙幣排出口より払い出す紙幣両替機であって、該払い出
    しにおいて優先して払い出される紙幣を最小額紙幣また
    は該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれとするかを
    利用者が適宜選択可能とされていることを特徴とする紙
    幣両替機。
  2. 【請求項2】 前記挿入される紙幣の識別を行う紙幣識
    別部と、最小額紙幣並びに該最小額紙幣に次いで小額の
    紙幣とが別々に貯溜される紙幣貯溜部と、該紙幣貯溜部
    に貯溜された最小額紙幣および最小額紙幣に次いで小額
    の紙幣とを計数して払い出す計数払い出し部と、前記払
    い出しにおいて優先して払い出される紙幣を前記最小額
    紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれと
    するかを利用者が選択可能な選択操作部と、を具備する
    請求項1に記載の紙幣両替機。
  3. 【請求項3】 前記紙幣貯溜部に貯溜された前記最小額
    紙幣または該最小額紙幣に次いで小額の紙幣のいずれか
    一方の残量が所定量以下となった場合に、該残量の不足
    を報知する報知手段を具備する請求項1または2に記載
    の紙幣両替機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002216208A (ja) * 2001-01-22 2002-08-02 Omron Corp 金銭処理装置

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