JP2001118063A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体

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JP2001118063A
JP2001118063A JP29706599A JP29706599A JP2001118063A JP 2001118063 A JP2001118063 A JP 2001118063A JP 29706599 A JP29706599 A JP 29706599A JP 29706599 A JP29706599 A JP 29706599A JP 2001118063 A JP2001118063 A JP 2001118063A
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Hiroyuki Arahata
弘之 新畠
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平滑化画像を得るためのマスクサイズを、客
観的指標を用いて対象画像毎に自動的に且つ最適に決定
することで、平滑化画像を用いた画像処理の効果を対象
画像毎に適切に得ることができる画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】 指標取得手段124,127は、原画像
と、当該原画像から生成された平滑化画像との差分値に
基づいて、平滑化画像に対する評価の指標(第1の指
標,第2の指標)を取得する。例えば、第1の指標とし
て、原画像と平滑化画像の差分の絶対値を算出し、その
絶対値が一定値を越える画素数の、原画像の画素数に対
する割合を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平滑化画像(低周
波画像)を用いた画像処理を行なう装置やシステムに適
用される画像処理装置、画像処理システム、画像処理方
法、及びそれを実施するための処理ステップをコンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体に関し、特に、平滑
化画像を作成するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、X線撮影により得られ
た画像は、X線が透過しやすい領域及びX線が非常に透
過しにくい領域から構成されることにより、画素値の存
在するレンジが非常に広い状態にあり、画像全体が観察
しずらい問題がある。
【0003】そこで、上記の問題を回避するために、入
力画像に対して、当該入力画像から得られる平滑化画像
(低周波画像)を用いた画像処理(ダイナミックレンジ
圧縮処理、鮮鋭化(アンシャープ)処理等)が行なわれ
る。以下に、上記画像処理の一例として、方法(1)及
び(2)を挙げる。
【0004】方法(1):「SPIE Vol.626
Medicine XIV/PACS IV(198
6)」等に記載された方法(1)は、処理後(補償後)
の画像の画素値S D 、オリジナル画像(入力画像)の画
素値Sorg 、オリジナル画像をマスクサイズM×M画素
で移動平均をとった画像(平滑化画像)の画素値SUS
定数A,B,C(例えば、A=3、B=0.7、C=
0)を持って、 SUS=ΣSorg /M2 ・・・・(1) SD =A[Sorg −SUS]+B[SUS]+C ・・・・(2) なる式(1)及び(2)で表される。このような方法
(1)は、高周波成分(第1項:[Sorg −SUS])、
及び低周波成分(第2項:[SUS])の重み付けを、定
数A,Bによって変えることが可能である。例えば、定
数A,Bを、”A=2”,”B=0.7”とした場合、
入力画像の高周波成分を強調し、且つ入力画像全体のダ
イナミックレンジを圧縮する効果が得られる。
【0005】方法(2):方法(2)は、入力画像の高
周波成分を強調する鮮鋭化処理の方法であり、処理後
(補償後)の画像の画素値SD 、オリジナル画像(入力
画像)の画素値Sor g 、オリジナル画像をマスクサイズ
M×M画素で移動平均をとった画像(平滑化画像)の画
素値SUS、定数Bを持って、 SUS=ΣSorg /M2 ・・・・(3) SD =Sorg +B×(Sorg −SUS) ・・・・(4) なる式(3)及び(4)で表される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、方法(1)
や方法(2)等での画像処理、すなわち平滑化画像(オ
リジナル画像をマスクサイズM×M画素で移動平均をと
った画像)を用いた画像処理では、当該平滑化画像の特
質が処理効果を決定することになる。換言すれば、平滑
化画像の特性を決める大きな要因はマスクサイズM×M
画素(以下、単に「マスクサイズ」とも言う)にあり、
このマスクサイズが、画像処理の効果に影響する。
【0007】例えば、一般的に方法(1)や方法(2)
での画像処理では、マスクサイズを大きくするほど、画
像の高周波成分の再現性はよくなるが、画像に対するオ
ーバシュートやアンダーシュート等のマッハ効果の影響
が大きくなる。これとは逆に、マスクサイズを小さくす
ると、画像に対するオーバシュートやアンダーシュート
等のマッハ効果の影響は小さくなるが、画像の高周波成
分の再現性が悪くなる。
【0008】しかしながら、従来の画像処理では、画像
処理の効果を決める大きな要因となるマスクサイズが、
専門家等による主観的な評価に基づいて決定されてい
た。具体的には例えば、複数パターンのマスクサイズ
や、それぞれのマスクサイズでの画像処理の効果を専門
家等に評価させ、その評価結果を参考にして、実際に用
いるマスクサイズを決定して設定するようになされてい
た。
【0009】このため、入力画像に対して適切なマスク
サイズでの平滑化画像が得られず、この結果、画像処理
の処理効果を最適に得ることができなかった。また、一
旦マスクサイズを決定して設定すると、そのマスクサイ
ズを、入力画像に依存して変更できなかったので、入力
画像毎に適切な画像処理を行なうことができなかった。
【0010】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、平滑化画像を得るためのマスク
サイズ等のパラメータを、客観的指標を用いて対象画像
毎に自動的に且つ最適に決定することで、平滑化画像を
用いた画像処理の効果を対象画像毎に適切に得ることが
できる、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方
法、及びそれを実施するための処理ステップをコンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、原画像から生成された当該原画像の平滑
化画像を評価する画像処理装置であって、上記原画像と
上記平滑化画像の差分値に基づいて、上記平滑化画像に
対する評価の指標を取得する指標取得手段を備えること
を特徴とする。
【0012】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記指標取得手段により得られた指標に基づいて、上記
平滑化画像を生成するために用いるパラメータを決定す
る決定手段を備えることを特徴とする。
【0013】第3の発明は、原画像から当該原画像の平
滑化画像を生成するために用いるパラメータを決定する
画像処理装置であって、上記平滑化画像を作成するため
に用いるパラメータを任意に指示する指示手段と、上記
指示手段により指示されたパラメータを用いて、上記原
画像の平滑化画像を生成する平滑化画像作成手段と、上
記原画像と、上記平滑化画像作成手段により得られた平
滑化画像との差分値に基づいて、上記平滑化画像に対す
る評価の指標を取得する指標取得手段と、上記指示手段
により指示されたパラメータに対応させて上記指標取得
手段にて得られた指標を記憶する記憶手段と、上記記憶
手段の記憶情報に基づいて、上記平滑化画像を作成する
ために用いるパラメータを決定する決定手段とを備える
ことを特徴とする。
【0014】第4の発明は、上記第1又は3の発明にお
いて、上記指標取得手段は、画像を構成する各画素につ
いて上記原画像と上記平滑化画像の差分値を求め、所定
値を超える当該差分値の画素数の上記原画像を構成する
画素数に対する割合に基づいて、上記平滑化画像に対す
る評価の第1の指標として取得する第1の指標取得手段
を含むことを特徴とする。
【0015】第5の発明は、上記第1又は3の発明にお
いて、上記指標取得手段は、上記原画像における隣接す
る画素間の値の差分と、上記平滑化画像を用いた画像処
理後の上記原画像における上記隣接する画素と同一位置
の隣接する画素間の値の差分との差の絶対値に基づい
て、上記平滑化画像に対する評価の第2の指標として取
得する第2の指標取得手段を含むことを特徴とする。
【0016】第6の発明は、上記第1又は3の発明にお
いて、上記指標取得手段は、上記指標を得る範囲を、上
記原画像又は上記平滑化画像の濃度値に依存して限定す
ることを特徴とする。
【0017】第7の発明は、上記第2又は3の発明にお
いて、上記決定手段により決定されたパラメータを用い
て、上記原画像の平滑化画像を生成し、その平滑化画像
を用いて、上記原画像に対して画像処理を施す画像処理
手段を備えることを特徴とする。
【0018】第8の発明は、複数の機器が通信可能に接
続されてなる画像処理システムであって、上記複数の機
器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜7の何れ
かに記載の画像処理装置の機能を有することを特徴とす
る。
【0019】第9の発明は、原画像から生成された当該
原画像の平滑化画像を評価するための画像処理方法であ
って、上記原画像と上記平滑化画像の差分値に基づい
て、上記平滑化画像に対する評価の指標を取得する指標
取得ステップを含むことを特徴とする。
【0020】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記指標取得ステップにより得られた指標に基づい
て、上記平滑化画像を生成するために用いるパラメータ
を決定する決定ステップを含むことを特徴とする。
【0021】第11の発明は、原画像から当該原画像の
平滑化画像を生成するために用いるパラメータを決定す
るための画像処理方法であって、上記平滑化画像を作成
するために用いるパラメータを任意に指示する指示ステ
ップと、上記指示ステップにより指示されたパラメータ
を用いて、上記原画像の平滑化画像を生成する平滑化画
像作成ステップと、上記原画像と、上記平滑化画像作成
ステップにより得られた平滑化画像との差分値に基づい
て、上記平滑化画像に対する評価の指標を取得する指標
取得ステップと、上記指示ステップにより指示されたパ
ラメータに対応させて上記指標取得ステップにて得られ
た指標を記憶する記憶ステップと、上記記憶ステップに
よる記憶情報に基づいて、上記平滑化画像を作成するた
めに用いるパラメータを決定する決定ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0022】第12の発明は、上記第9又は11の発明
において、上記指標取得ステップは、画像を構成する各
画素について上記原画像と上記平滑化画像の差分値を求
め、各画素についての差分値のうちの所定値を超える差
分値の画素数の、上記原画像を構成する画素数に対する
割合に基づいて、上記平滑化画像に対する評価の第1の
指標として取得する第1の指標取得ステップを含むこと
を特徴とする。
【0023】第13の発明は、上記第9又は11の発明
において、上記指標取得ステップは、上記原画像におけ
る隣接する画素間の値の差分と、上記平滑化画像を用い
た画像処理後の上記原画像における上記隣接する画素と
同一位置の隣接する画素間の値の差分との差の絶対値に
基づいて、上記平滑化画像に対する評価の第2の指標と
して取得する第2の指標取得ステップを含むことを特徴
とする。
【0024】第14の発明は、上記第9又は11の発明
において、上記指標取得ステップは、上記指標を得る範
囲を、上記原画像又は上記平滑化画像の濃度値に依存し
て限定するステップを含むことを特徴とする。
【0025】第15の発明は、上記第10又は11の発
明において、上記決定ステップにより決定されたパラメ
ータを用いて、上記原画像の平滑化画像を生成し、その
平滑化画像を用いて、上記原画像に対して画像処理を施
す画像処理ステップを含むことを特徴とする。
【0026】第16の発明は、請求項1〜7の何れかに
記載の画像処理装置、又は請求項8記載の画像処理シス
テムが備える手段を実施するための処理プログラムを、
コンピュータが読出可能に格納した記憶媒体であること
を特徴とする。
【0027】第17の発明は、請求項9〜15の何れか
に記載の画像処理方法の処理ステップを、コンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0029】本発明は、例えば、図1に示すような画像
処理装置100に適用される。この画像処理装置100
は、平滑化画像を用いた画像処理を行なう装置であり、
上記図1に示すように、入力端子110からの入力画像
(以下、「原画像」と言う)の平滑化画像を作成するた
めのパラメータ(マスクサイズ)を決定するパラメータ
決定部120と、パラメータ決定部120により決定さ
れたパラメータに従って原画像の平滑化画像を作成して
当該平滑化画像を用いた画像処理を行なう画像処理部1
30とを備えている。
【0030】画像処理装置100の最も特徴とする構成
は、パラメータ決定部120にあり、このパラメータ決
定部120は、原画像から作成する平滑化画像のマスク
サイズを指示する指示部122と、指示部122からの
指示に従って原画像の平滑化画像を作成する平滑化画像
作成部123と、平滑化画像作成部123にて得られた
平滑化画像及び原画像から第1の指標を取得する第1の
指標抽出部124と、平滑化画像作成部123にて得ら
れた平滑化画像を用いて原画像に対する画像処理を行な
う画像処理部126と、画像処理部126での処理後画
像及び原画像から第2の指標を取得する第2の指標抽出
部127と、指示部122で指示されたマスクサイズ、
第1の指標抽出部124で得られた第1の指標、及び第
2の指標抽出部127で得られた第2の指標を記憶する
記憶部125と、記憶部125内の情報から平滑化画像
の作成のために用いる最適なマスクサイズ等を判定する
判定部128とを備えており、判定部128の判定結果
が、後段の画像処理部130へと供給される。
【0031】画像処理部130は、判定部128の判定
結果に基づき原画像の平滑化画像を作成する平滑化画像
作成部123’と、平滑化画像作成部123’にて得ら
れた平滑化画像を用いて原画像に対する画像処理を行な
う画像処理部126’とを備えており、画像処理部12
6’での処理後画像は、出力端子140を介してモニタ
(図示せず)等に対して出力される。
【0032】尚、画像処理部130としては、例えば、
パラメータ決定部120の平滑化画像作成部123及び
画像処理部126で共用して構成してもよいし、従来か
らの画像処理構成を用いるようにしてもよい。
【0033】図2は、画像処理装置100の最も特徴と
する構成、すなわちパラメータ決定部120の動作を示
したフローチャートである。例えば、画像処理装置10
0において、図示していないが、図2のフローチャート
に従った処理プログラムが予めプログラムメモリに格納
されており、本装置全体の動作制御を司る制御部(CP
U等)によって読み出され実行されることで、次のよう
な動作が実施される。
【0034】ステップS201:先ず、原画像が、記憶
装置や入力装置等(図示せず)から入力端子110を介
してパラメータ決定部120及び画像処理部130に対
して入力される。パラメータ決定部120において、入
力端子110からの原画像は、平滑化画像作成部12
3、第1の指標抽出部124、画像処理部126、及び
第2の指標抽出部127へそれぞれ供給される。
【0035】ステップS202:指示部122は、マス
クサイズを順次変更しながら、そのマスクサイズを平滑
化画像作成部123に対して指示する。ここでは、マス
クサイズを、”1”〜”20”変更するものとする。
尚、マスクサイズの変更計画は任意でよい。
【0036】ステップS203:平滑化画像作成部12
3は、指示部122から指示されたマスクサイズを用い
て、原画像の平滑化画像を作成する。
【0037】例えば、加算平均による平滑化画像の作成
方法では、原画像の画素値(濃度値)の位置座標(x,
y)、原画像f0(x,y)、指示部122から指示さ
れたマスクサイズdx,dyを持って、原画像f0
(x,y)の平滑化画像fus(x,y)を、
【0038】
【数1】
【0039】なる式(5)により作成する。尚、マスク
サイズdx,dyについては、ここでは説明の簡単のた
め、 dx=dy とする。したがって、指示部122は、”dx”の大き
さを変更しながら、そのマスクサイズdxを平滑化画像
作成部123に対して指示することになる。
【0040】また、ここでの平滑化画像の作成方法とし
ては、例えば、次の式(6)〜(9)により表されるモ
ルフォロジ演算を用いて、指示部122から指示される
マスクサイズを”r1”として、原画像f0(x,y)
の平滑化画像fus(x,y)を作成する方法も適用可
能である。 f2(x,y)=min{f0(x+x1,y+y1) −D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1×r1} ・・・(6) f3(x,y)=max{f2(x+x1,y+y1) +D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1×r1} ・・・(7) f4(x,y)=max{f3(x+x1,y+y1) +D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1×r1} ・・・(8) fus(x,y)=min{f4(x+x1,y+y1) −D(x1,y1)|x1×x1+y1×y1≦r1×r1} ・・・(9) 式(6)〜(9)において、”D(x,y)”は、円盤
状フィルタであり、マスクサイズr1を持って、 D(x,y)=0 :if x×x+y×y≦r1×r1 =−∞ :else ・・・(10) なる式(10)により表される。
【0041】ステップS204:第1の指標抽出部12
4は、原画像f0(x,y)と、平滑化画像作成部12
3にて得られた原画像f0(x,y)の平滑化画像fu
s(x,y)とから、第1の指標C1を、定数Aを持っ
て、
【0042】
【数2】
【0043】なる式(11)により取得する。式(1
1)において、”sgn(f0(x,y))”は、定数
d3を持って、 sgn(f0(x,y))=1:if f0(x,y) >c1&&f0(x,y)<ch =0:else ・・・(12) sgn1(x)=1 :if x>d3 =0 :e1se ・・・(13) なる式(12)及び(13)により表される。
【0044】ここで、オーバーシュートやアンダーシュ
ート等のマッハ効果は、原画像f0(x,y)のエッジ
部分に生じ、その部分は、式(11)で示すように、原
画像f0(x,y)と平滑化画像fus(x,y)の値
の差が、平均的微視構造の濃度値の振幅より大きい領域
であると見なすことができる。このため、本実施の形態
では、原画像f0(x,y)と平滑化画像fus(x,
y)の値の差が一定値より大きい値を示す領域の画素数
の、原画像f0(x,y)を構成する画素数に対する割
り合いを、第1の指標C1とした。また、ダイナミック
レンジ圧縮等の処理効果については、一定の濃度値範囲
しか及ばないため、本実施の形態では、例えば、低濃度
clと高濃度chの間に温度範囲を限定した(式(1
2)参照)。
【0045】ステップS205:画像処理部126は、
平滑化画像作成部123により得られた原画像f0
(x,y)の平滑化画像fus(x,y)を用いて、原
画像f0(x,y)に対する画像処理を行なう。ここで
の画像処理としては、例えば、上述した方法(1)や方
法(2)等による画像処理が適用可能であるが、ここで
はその一例として、「日本放射線技術学会雑誌第45巻
第8号:1989年8月:1030頁 阿南ほか」等に
記載されているような、ダイナミックレンジ圧縮処理を
行なうものとする。
【0046】ステップS206:第2の指標抽出部12
7は、原画像f0(x,y)と、画像処理部126での
処理後画像fd(x,y)とから、第2の指標C2を、
定数Bを持って、
【0047】
【数3】
【0048】なる式(14)により取得する。式(1
4)において、”sgn(f0(x,y))”は上述し
た式(11)と同様に、式(12)及び(13)により
表される。
【0049】式(14)に示されるように、原画像f0
(x,y)において、隣接する画素(x,y),(x−
d,y)間の値の差分と、処理後画像fd(x,y)に
おいて、同一位置の隣接する画素(x,y),(x−
d,y)間の値の差分との差の絶対値を、第2の指標C
2として取得する。
【0050】ステップS207:上述のようにして、第
1の指標抽出部124において得られた第1の指標C
1、及び第2の指標抽出部127において得られた第2
の指標C2はそれぞれ、それに対応するマスクサイズ
(指示部122が現在指示しているマスクサイズ)に対
応して、記憶部125に記憶される。
【0051】ステップS208:そして、例えば、上述
したような制御部(本装置全体の動作制御を司るCPU
等)は、指示部122にて指示する全てのマスクサイズ
(ここでは、”1”〜”20”のマスクサイズ)に対し
て、ステップS203〜S207による第1の指標C1
及び第2の指標C2の取得のための処理が実行されたか
否かを判別する。この判別の結果、全てのマスクサイズ
に対する処理が終了した場合に、次のステップS209
へと進み、そうでない場合には、再びステップS202
へ戻り、次のマスクサイズに対するステップS203〜
S207の処理を実行する。
【0052】ステップS209:全てのマスクサイズに
対する第1の指標C1及び第2の指標C2が得られる
と、判定部128は、記憶部125内に記憶された情
報、すなわち指示部122による複数のマスクサイズ
(ここでは、”1”〜”20”のマスクサイズ)にそれ
ぞれ対応して得られた第1の指標C1及び第2の指標C
2から、入力画像に対して最適なマスクサイズを判定す
る。
【0053】具体的には例えば、図3は、”1”〜”2
0”のマスクサイズにそれぞれ対応して得られた第1の
指標C1及び第2の指標C2の各値を示したものであ
る。図3において、横軸はマスクサイズ(”1”〜”2
0”)を示し、縦軸は指標の値(単位は任意)を示
す。”C1”が第1の指標の値であり、”C2”が第2
の指標の値である。
【0054】そこで、判定部128は、第1の指標C1
について、予め定められている定数Th1を持って、 C1<Th1 ・・・(15) なる式(15)により示される範囲を有効範囲とし、そ
の範囲内の第1の指標C1に対応するマスクサイズをマ
スクサイズS1として決定する。また、判定部128
は、第2の指標C2について、予め定められている定数
Th2を持って、 C2<Th2 ・・・(16) なる式(16)により示される範囲を有効範囲とし、そ
の範囲内の第2の指標C2に対応するマスクサイズをマ
スクサイズS2として決定する。
【0055】そして、判定部128は、マスクサイズS
1とマスクサイズS2の関係が、 S1>S2 ・・・(17) なる式(17)により示される関係であるか否かを判別
する。
【0056】上記の判別の結果、「S1>S2」である
場合、判別部128は、最終的なマスクサイズSを、”
S1”〜”S2”の間の値で決定する。例えば、高周波
成分の復元性を重視する場合には、マスクサイズS1を
マスクサイズSとする。また、マッハ効果の抑制を重視
する場合には、マスクサイズS2をマスクサイズSとす
る。
【0057】一方、上記の判別の結果、「S1<S2」
である場合、判別部128は、予め定められた適正な範
囲に第1の指標C1及び第2の指標C2の各値が入らな
いと判定し、その旨を上述したような制御部(本装置全
体の動作制御を司るCPU等)へと通知する。これによ
り、平滑化画像を作成する処理方法が変更されて、再度
ステップS201からの処理が繰り返し実行されること
になる。
【0058】上述のようにして、パラメータ決定部12
0によりマスクサイズSが決定されると、すなわち入力
画像に対して適切なマスクサイズSが決定されると、こ
のマスクサイズSは、画像処理部130へと供給され
る。
【0059】画像処理部130は、平滑化画像作成部1
23’により、パラメータ決定部120からのマスクサ
イズSを用いて入力画像の平滑化画像を作成し、画像処
理部126’により、上記平滑化画像を用いた画像処理
を入力画像に対して施す。この処理後の画像は、出力端
子140を介してモニタ等に対して出力される。
【0060】上述のように、本実施の形態では、従来の
ような専門家等による主観的な指標ではなく、客観的な
指標によって、平滑化画像を作成するためのマスクサイ
ズを自動的に決定するように構成したので、入力画像に
対して適切なマスクサイズにより、平滑化画像を作成で
きる。このため、その平滑化画像を用いた画像処理の処
理効果を最適に得ることができる。
【0061】また、過去に処理経験が無い画像が入力さ
れた場合でも、その画像に対して適切なマスクサイズを
自動的に決定できる。
【0062】尚、上述した実施の形態では、第1の指標
C1と第2の指標C2の両方を用いて、マスクサイズS
を決定するように構成したが、これに限られることはな
く、何れか一方を用いて、マスクサイズSを決定するよ
うに構成してもよい。例えば、第1の指標C1のみを用
いる場合、式(15)において、”C1=Th1”に最
も近づくマスクサイズS1をマスクサイズSとして決定
する。また、第1の指標C1のみを用いる場合、式(1
6)において、”C2=Th2”に最も近づくマスクサ
イズS2をマスクサイズSとして決定する。
【0063】また、本実施の形態のように、入力画像毎
に上記図2の処理を実行してマスクサイズ及び平滑化画
像の処理方法を決定してもよいし、例えば、一定数の入
力画像に対して上記図2の処理を実行し、それぞれ得ら
れたマスクサイズの平均値を求め、その後の入力画像に
対しては当該平均値のマスクサイズを用いるようにして
もよい。
【0064】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機
能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラ
ムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、
不揮発性のメモリカード等を用いることができる。ま
た、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行
することにより、本実施の形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は
全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。さら
に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コ
ンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータ
に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込
まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その
機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなど
が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって
本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、原画像
の平滑化画像を評価する指標として、従来のような専門
家等による主観的な指標ではなく、原画像と当該原画像
の平滑化画像の差分値から得られた客観的な指標を得る
ように構成したので、その指標を用いることで、平滑化
画像を生成する際に用いるパラメータ(マスクサイズ
等)を原画像に対して最適に自動的に決定することがで
きる。また、原画像に対して最適なマスクサイズにより
平滑化画像を作成できるため、その平滑化画像を用いた
画像処理の効果を対象画像毎に適切に得ることができ
る。さらに、過去に処理経験が無い原画像が入力されて
も、自動的に最適なパラメータを決定できるため、パラ
メータを決定するためのデータの蓄積が不要であり、瞬
時に適切な画像処理を行うことができる。
【0066】また、第1の指標として、原画像と当該原
画像の平滑化画像の差分の絶対値を算出し、その絶対値
が一定値を越える画素数の、原画像の画素数に対する割
合を用いた場合、この第1の指標により、マッハ効果の
程度を定量化でき、マッハ効果が起きない範囲のパラメ
ータ(マスクサイズ等)を適切に決定することができ
る。
【0067】また、第2の指標として、原画像におい
て、隣接する画素間の画素値の第1の差と、原画像を画
像処理した後の画像において、上記第1の差を求める際
の同一の位置における画素間の画素値の第2の差との差
の絶対値を用いた場合、この第2の指標により、高周波
成分の復元性を定量化でき、高周波成分を復元できる範
囲のマスクサイズを適切に決定することができる。
【0068】また、上記第1の指標(マッハ効果を定量
化した指標)、及び上記第2の指標(高周波成分を定量
化した指標)を共に用いることで、マッハ効果を抑制す
る範囲及び高周波成分の復元性を保証する範囲のパラメ
ータを自動に決定することができる。
【0069】また、原画像の平滑化画像を評価する指標
を取得する範囲を、原画像もしくは平滑化画像の濃度値
に依存して限定するようにした場合、指標の精度を上げ
ることができるため、より最適なパラメータを決定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記画像処理装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】上記画像処理装置での画像処理に用いる平滑化
画像を作成するためのパラメータ(マスクサイズ)の決
定を説明するための図である。
【符号の説明】 100 画像処理装置 110 入力端子 120 パラメータ決定部 122 指定部 123,123’ 平滑化画像作成部 124 第1の指標抽出部 125 記憶部 126,126’ 画像処理部 127 第2の指標抽出部 128 判定部 130 画像処理部 140 出力端子

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像から生成された当該原画像の平滑
    化画像を評価する画像処理装置であって、 上記原画像と上記平滑化画像の差分値に基づいて、上記
    平滑化画像に対する評価の指標を取得する指標取得手段
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記指標取得手段により得られた指標に
    基づいて、上記平滑化画像を生成するために用いるパラ
    メータを決定する決定手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 原画像から当該原画像の平滑化画像を生
    成するために用いるパラメータを決定する画像処理装置
    であって、 上記平滑化画像を作成するために用いるパラメータを任
    意に指示する指示手段と、 上記指示手段により指示されたパラメータを用いて、上
    記原画像の平滑化画像を生成する平滑化画像作成手段
    と、 上記原画像と、上記平滑化画像作成手段により得られた
    平滑化画像との差分値に基づいて、上記平滑化画像に対
    する評価の指標を取得する指標取得手段と、 上記指示手段により指示されたパラメータに対応させて
    上記指標取得手段にて得られた指標を記憶する記憶手段
    と、 上記記憶手段の記憶情報に基づいて、上記平滑化画像を
    作成するために用いるパラメータを決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記指標取得手段は、画像を構成する各
    画素について上記原画像と上記平滑化画像の差分値を求
    め、所定値を超える当該差分値の画素数の上記原画像を
    構成する画素数に対する割合に基づいて、上記平滑化画
    像に対する評価の第1の指標として取得する第1の指標
    取得手段を含むことを特徴とする請求項1又は3記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記指標取得手段は、上記原画像におけ
    る隣接する画素間の値の差分と、上記平滑化画像を用い
    た画像処理後の上記原画像における上記隣接する画素と
    同一位置の隣接する画素間の値の差分との差の絶対値に
    基づいて、上記平滑化画像に対する評価の第2の指標と
    して取得する第2の指標取得手段を含むことを特徴とす
    る請求項1又は3記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記指標取得手段は、上記指標を得る範
    囲を、上記原画像又は上記平滑化画像の濃度値に依存し
    て限定することを特徴とする請求項1又は3記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 上記決定手段により決定されたパラメー
    タを用いて、上記原画像の平滑化画像を生成し、その平
    滑化画像を用いて、上記原画像に対して画像処理を施す
    画像処理手段を備えることを特徴とする請求項2又は3
    記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の機器が通信可能に接続されてなる
    画像処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜7の何れかに記載の画像処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とする画像処理システム。
  9. 【請求項9】 原画像から生成された当該原画像の平滑
    化画像を評価するための画像処理方法であって、 上記原画像と上記平滑化画像の差分値に基づいて、上記
    平滑化画像に対する評価の指標を取得する指標取得ステ
    ップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 上記指標取得ステップにより得られた
    指標に基づいて、上記平滑化画像を生成するために用い
    るパラメータを決定する決定ステップを含むことを特徴
    とする請求項9記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 原画像から当該原画像の平滑化画像を
    生成するために用いるパラメータを決定するための画像
    処理方法であって、 上記平滑化画像を作成するために用いるパラメータを任
    意に指示する指示ステップと、 上記指示ステップにより指示されたパラメータを用い
    て、上記原画像の平滑化画像を生成する平滑化画像作成
    ステップと、 上記原画像と、上記平滑化画像作成ステップにより得ら
    れた平滑化画像との差分値に基づいて、上記平滑化画像
    に対する評価の指標を取得する指標取得ステップと、 上記指示ステップにより指示されたパラメータに対応さ
    せて上記指標取得ステップにて得られた指標を記憶する
    記憶ステップと、 上記記憶ステップによる記憶情報に基づいて、上記平滑
    化画像を作成するために用いるパラメータを決定する決
    定ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 上記指標取得ステップは、画像を構成
    する各画素について上記原画像と上記平滑化画像の差分
    値を求め、各画素についての差分値のうちの所定値を超
    える差分値の画素数の、上記原画像を構成する画素数に
    対する割合に基づいて、上記平滑化画像に対する評価の
    第1の指標として取得する第1の指標取得ステップを含
    むことを特徴とする請求項9又は11記載の画像処理方
    法。
  13. 【請求項13】 上記指標取得ステップは、上記原画像
    における隣接する画素間の値の差分と、上記平滑化画像
    を用いた画像処理後の上記原画像における上記隣接する
    画素と同一位置の隣接する画素間の値の差分との差の絶
    対値に基づいて、上記平滑化画像に対する評価の第2の
    指標として取得する第2の指標取得ステップを含むこと
    を特徴とする請求項9又は11記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 上記指標取得ステップは、上記指標を
    得る範囲を、上記原画像又は上記平滑化画像の濃度値に
    依存して限定するステップを含むことを特徴とする請求
    項9又は11記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 上記決定ステップにより決定されたパ
    ラメータを用いて、上記原画像の平滑化画像を生成し、
    その平滑化画像を用いて、上記原画像に対して画像処理
    を施す画像処理ステップを含むことを特徴とする請求項
    10又は11記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜7の何れかに記載の画像処
    理装置、又は請求項8記載の画像処理システムが備える
    手段を実施するための処理プログラムを、コンピュータ
    が読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項9〜15の何れかに記載の画像
    処理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021045019A1 (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 株式会社ニデック 眼科画像処理プログラムおよび眼科画像処理装置

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