JP2010009468A - 画像高画質化装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の質感を向上させる。
【解決手段】高画質化対象画像を画像ソースから取得する取得手段101、102と、画像の質感を強調するか否かを示す目標画質データを入力装置から取得する取得手段103と、高画質化対象画像をテクスチャ成分と非テクスチャ成分とに分離する分離手段101と、高画質化対象画像に含まれる画素ごとに、該画素を含む複数の画素で決まる値と0より大きい閾値との大小で決まる、2以上のテクスチャタイプのいずれか1つを検出する検出手段102と、目標画質データとテクスチャタイプとに応じてテクスチャ成分の振幅をどのように強調、減衰、維持するかを決定する調整係数を設定する設定手段103と、調整係数にしたがってテクスチャ成分を調整し調整後テクスチャ成分を生成する生成手段104と、調整後テクスチャ成分と非テクスチャ成分とを合成して出力画像を生成する生成手段105と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラで撮影された画像データやテレビが受信した画像データをより画質の高い画像データに変換する画像高画質化装置、方法およびプログラムに関する。
テレビのデジタル放送が開始され、これまでのアナログ放送よりも解像度や画質が向上した。更なる画質の向上を図るためには、質感の表現が重要となる。画像中の模様パターンであるテクスチャ成分の輝度値を調整することで、質感を向上できる可能性がある。
画像中のテクスチャ成分の輝度値を調整する手法として、非特許文献1の手法がある(例えば、非特許文献1参照)。この手法では、画像中のテクスチャ成分のみに対して輝度値の強調を行う。輝度値の強調は、画像中の全てのテクスチャ成分に対して固定された定数を累乗することで行う。これにより、テクスチャ成分のみを強調することが可能になり、画像を鮮鋭にする効果が期待できる。
中川陽介ほか2名:「対数輝度からの骨格/テクスチャ分離とその応用」、映像メディア処理シンポジウム2005、I−4.11
従来技術では、画像中の全テクスチャ成分に対して強調を行うため、領域によって過強調が生じ、画質および質感が低下するという問題がある。また、テクスチャ成分の調整が強調のみに限られており、その調整係数も固定値であったため、柔軟な画質調整ができない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、画像の質感を向上させるための画像高画質化装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の画像高画質化装置は、高画質化対象画像を画像ソースから取得する第1取得手段と、画像の質感を強調するか否かを示す目標画質データを入力装置から取得する第2取得手段と、前記高画質化対象画像をテクスチャ成分と非テクスチャ成分とに分離する分離手段と、前記高画質化対象画像に含まれる画素ごとに、該画素を含む複数の画素で決まる値と0より大きい1つ以上の閾値との大小で決まる、2以上のテクスチャタイプのいずれか1つを検出する検出手段と、前記目標画質データと前記テクスチャタイプとに応じて前記テクスチャ成分の振幅をどのように強調、減衰、維持するかを決定する調整係数を設定する設定手段と、前記調整係数にしたがって前記テクスチャ成分を調整し調整後テクスチャ成分を生成する第1生成手段と、前記調整後テクスチャ成分と前記非テクスチャ成分とを合成して出力画像を生成する第2生成手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の画像高画質化装置、方法およびプログラムによれば、画像の質感を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る画像高画質化装置、方法およびプログラムについて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。
本実施形態では、向上させる鮮鋭感、立体感、滑らかさをそれぞれ以下のような質感と定義する。鮮鋭感は、一目で画像がはっきり、くっきりとしていることが知覚できる質感を示す。立体感は、視覚的に凹凸を感じる質感を示す。滑らかさは、視覚的に凹凸を感じず滑らかであると知覚する質感をさす。換言すれば、鮮鋭感は、画像に含まれる物体の輪郭が明瞭である質感を示す。立体感は、画像に含まれる物体の凹凸が明瞭である質感を示す。滑らかさは、立体感の逆の質感を示し、画像に含まれる物体の凹凸が明瞭でなく滑らかである質感を示す。本実施形態では、立体感と滑らかさは同一の指標で示す。すなわち、立体感の指標が大きいほど滑らかさの指標は小さくなる。
本発明の実施形態に係わる画像高画質化装置について図1を参照して説明する。
本実施形態に係わる画像高画質化装置100は、画像成分分離部101と、テクスチャタイプ検出部102と、テクスチャ成分調整制御部103と、テクスチャ成分調整部104と、画像成分合成部105を含む。
画像成分分離部101は、画像ソース(図示せず)から高画質化対象画像106を受け取り、高画質化対象画像106を非テクスチャ成分107とテクスチャ成分108に分離する。画像成分分離部101は、非テクスチャ成分107を画像成分合成部105に渡し、テクスチャ成分108をテクスチャ成分調整部104に渡す。なお、画像ソースは、画像を格納していて、例えば複数の画像を記憶しているメモリである。高画質化対象画像106は、1画素あたりに画素値を1つもつデジタル画像である。カラー画像など、1画素あたりにもつ値が複数ある場合には、いずれか1つの値を読み込む。
テクスチャタイプ検出部102は、画像ソースから高画質化対象画像106を受け取り、高画質化対象画像106の各画素におけるテクスチャタイプを検出する。テクスチャタイプとは、画素ごとに設定され、この画素を含む複数の画素で決まる値と0より大きい1つ以上の閾値との大小で決まる。複数の閾値が設定されている場合には、テクスチャタイプは3つ以上になる。例えば第1閾値と第1閾値よりも大きい第2閾値が設定されている場合には、輝度差が第1閾値よりも小さいテクスチャのテクスチャタイプと、輝度差が第1閾値以上かつ第2閾値よりも小さいテクスチャのテクスチャタイプと、輝度差が第2閾値以上であるテクスチャのテクスチャタイプの3種類のテクスチャタイプが検出される。テクスチャタイプ検出部102は検出したテクスチャタイプを含むテクスチャタイプ検出結果110をテクスチャ成分調整制御部103に渡す。
テクスチャ成分調整制御部103は、入力装置(図示せず)から目標画質データ109を受け取り、テクスチャタイプ検出部102からテクスチャタイプ検出結果110を受け取り、テクスチャ成分調整係数111を設定する。より詳しくは、テクスチャ成分調整制御部103は、目標画質データ109とテクスチャタイプとに応じてテクスチャ成分の振幅をどのように強調、減衰、維持するかを決定する調整係数を設定する。目標画質データ109は、画像の質感を強調するか否かを示す。より詳細には画像の鮮鋭感および立体感のそれぞれを強調するかどうかを示す。目標画質データ109は、画像の鮮鋭感を強調するかどうかだけを示してもよいし、画像の立体感を強調するかどうかだけを示してもよい。
テクスチャ成分調整係数111は、テクスチャ成分の振幅を強調したり減衰させたり維持させるための係数である。テクスチャ成分調整制御部103は、テクスチャ成分調整係数111をテクスチャ成分調整部104に渡す。
テクスチャ成分調整部104は、画像成分分離部101からテクスチャ成分108を受け取り、テクスチャ成分調整制御部103からテクスチャ成分調整係数111を受け取り、テクスチャ成分108を、テクスチャ成分調整係数111に従って調整し、調整後テクスチャ成分112を生成する。調整後テクスチャ成分112は、調整前のテクスチャ成分108の振幅を強調したり減衰させたり維持させたりする。テクスチャ成分調整部104は、調整後テクスチャ成分112を画像成分合成部105に渡す。
画像成分合成部105は、画像成分分離部101から非テクスチャ成分107を受け取り、テクスチャ成分調整部104から調整後テクスチャ成分112を受け取り、非テクスチャ成分107と調整後テクスチャ成分112とを合成し質感向上画像113を生成する。質感向上画像113は、画像高画質化装置100の出力となる。
次に、図1の画像高画質化装置100の動作の一例について図2を参照して説明する。動作の一例の各ステップを説明しつつ、各ステップの詳細について図3から図8を参照して説明する。
(ステップS201)画像成分分離部101とテクスチャタイプ検出部102とがそれぞれ高画質化対象画像106を読み込み、ステップS202に進む。
(ステップS202)
テクスチャタイプ検出部102が高画質化対象画像106からテクスチャタイプを検出する。
画像中には異なる種類のテクスチャが存在する。そこで、画像中に存在するテクスチャを複数のテクスチャタイプに分割する。テクスチャタイプの検出には、隣接画素間の輝度差、または局所ブロック内の輝度差に関する特徴量を用いる。ここでは、図3に示す3タイプ(T1,T2,T3)に分割する例を示す。図3のT1は、強いエッジなどを表現する、輝度差の大きいテクスチャの集合である。図3のT2は、物体表面の模様などを表現する、輝度差が中程度のテクスチャの集合である。図3のT3は、平坦な面、または空などを表現する、輝度値変化の極めて小さいテクスチャの集合である。テクスチャタイプ検出部102では例えば、図4に示すように、T1とT2を区分する輝度差の閾値をth12と設定され、T2とT3を区分する輝度差の閾値をth23と設定されている。
テクスチャタイプの検出に隣接画素間の輝度差kを用いる場合、下記の式(1)により各画素aのテクスチャタイプを検出する。ここで図5に示すように、xは画素aの輝度値であり、xは画素aの隣接8近傍の画素の輝度値である。なお、隣接画素との輝度差が35以下である場合は物体表面の凹凸を表現している可能性が高く、50以上の画素はエッジ箇所である可能性が高いため、th12は35〜50であることが好ましい。隣接画素との輝度差が5以下である画素は滑らかなテクスチャを形成している可能性が高く、10以上の画素は物体表面の凹凸を表現している可能性が高いため、th23は5〜10であることが好ましい。
Figure 2010009468
テクスチャタイプの検出に局所ブロック内の特徴量を用いる場合、各画素aおよび近傍画素から成る局所ブロック内の特徴量lを用いて、各画素aのテクスチャタイプを式(2)により検出する。ここで、T1、T2、T3に分割するための閾値th12およびth23は、隣接画素間の輝度差を用いた場合と同様の基準で別途設定する。特徴量lには、輝度変化が大きいほど大きい値をとるような特徴量、例えば分散値、テクスチャ解析による慣性を採用する。局所ブロックの大きさは任意に指定することが可能であるが、ブロックサイズが大きい場合には正確な検出が困難であるため、5x5以下程度であることが好ましい。
Figure 2010009468
(ステップS203)
画像成分分離部101が高画質化対象画像106をテクスチャ成分108と非テクスチャ成分107へ分離し、ステップS204に進む。なお、ステップS202とステップS203は並行して処理しても構わない。
非テクスチャ成分107は、画像の輝度の2次元的な分布の中で、大まかな変化を表現する部分を保存した成分である。テクスチャ成分108は、画像中の細かな模様のみを保存した成分である。以下では、非テクスチャ成分107をU、テクスチャ成分108をVで記述する。画像成分分離の手法としては、例えば下記参考文献1または参考文献2に示される骨格/テクスチャ分離法、または参考文献3に示されるCenter/Surround Retinex法等を用いればよい。
参考文献1:Aujol, J.F., Gilboa, G., Chan, T. and Osher. S., "Structure-Texture Image Decomposition - Modeling, Algorithms, and Parameter Selection," Int. Journal of Computer Vision, Vol.67, pp.111-136, (2006).
参考文献2:Saito, T., Ishii, Y., Nosaka, R. and Komatsu, T., "Removal of signal -dependent noise for a digital camera," Proc. SPIE-IS&T Electronic Imaging, 6502, pp.650213:1-650213:12, Jan. (2007).
参考文献3:Land, E. H. and McCann J. J., "Lightness and Retinex Theory," Journal of the Optical Society of America, Vol.61, pp.1-11, (1971).
骨格/テクスチャ分離法を用いた場合とCenter/Surround Retinex法を用いた場合との分離結果の違いのイメージを示す図を図6に示す。図6は、画像を1次元で考えた場合の分離イメージであり、横軸が座標を表し、縦軸が各成分の値を表す。骨格/テクスチャ分離法を用いた場合は、非テクスチャ成分に強度の大きなエッジ(横軸座標値が100付近と300付近に存在)が保存される。Center/Surround Retinex法を用いた場合は、強度の大きなエッジ(横軸座標値が100付近と300付近に存在)はテクスチャ成分に保存される。本実施形態は、どちらの手法を用いて画像成分を分離した場合にも画質向上の効果が得られるものである。
次に、骨格/テクスチャ分離法について、数式を用いて簡単に説明する。なお、詳細については「Proc. SPIE-IS&T Electronic Imaging, 6502, pp.650213:1-650213:12, Jan. 2007」を参照されたい。骨格/テクスチャ分離法は、入力画像Iを被写体の大まかな構造を表す骨格成分(非テクスチャ成分Uに相当)と被写体の表面における微小な振動を表すテクスチャ成分(テクスチャ成分Vに相当)に分離する手法である。この手法には、
Figure 2010009468
で表される加算分離型と、
Figure 2010009468
で表される乗算分離型がある。ここで、x、yはそれぞれ、x座標およびy座標の値を表す。以下では、乗算分離型についてのみ説明する。
この手法は以下の式(5)で表される最小化問題として扱うことができる。
Figure 2010009468
ここで、fは入力画像Iを対数変換した入力画像対数関数、u,vはそれぞれ骨格成分U、テクスチャ成分Vを対数変換した対数骨格関数および対数テクスチャ関数であり、μは対数テクスチャ関数vのノルムの上限を調整するパラメータであり、γは残差f−u−vの許容範囲を調整するパラメータである。また、J(u)は、式(6)で定義されるTotal Variationエネルギーであり、XおよびGは、それぞれ、画像関数空間と、有界変動関数空間の双対空間に近接する振動関数空間である。
Figure 2010009468
式(5)のエネルギー最小化問題は以下に示す射影アルゴリズムにより解ける。
[射影アルゴリズム]
(1)初期化(Initialization):
Figure 2010009468
(2)反復(Iterations):
Figure 2010009468
ここで、
Figure 2010009468
は関数fの部分空間
Figure 2010009468
への正射影を表す。なお、λ=μまたはγである。
(3)収束判定(Convergence test):
Figure 2010009468
ここで、εは任意の定数である。
最後に、射影アルゴリズムにより得られたuとvをそれぞれ指数変換し、骨格成分Uとテクスチャ成分Vを得る。
Figure 2010009468
次に、Center/Surround Retinex法について、数式を用いて簡単に説明する。Center/Surround Retinex法は、入力画像Iを照明成分(非テクスチャ成分Uに相当)と反射成分(テクスチャ成分Vに相当)に分離する手法である。
入力画像I = 照明成分U × 反射成分V (13)
まず、照明成分Uは式(14)で推定される。
Figure 2010009468
ここで、
Figure 2010009468
はフィルタサイズM×Mのガウシアンフィルタ、*はコンボリューション積分をそれぞれ示す。ガウシアンフィルタ
Figure 2010009468
は以下の式で表される。
Figure 2010009468
ここで、Kは
Figure 2010009468
を満たす値であり、σは標準偏差を示す。
続いて、入力画像Iと照明成分Uを用いて次式により反射成分Vが推定される。
Figure 2010009468
(ステップS204)
テクスチャ成分調整制御部103が目標画質データ109を読み込み、ステップS205に進む。
目標画質データ109は、画像の鮮鋭感を強調するか否かを表す画質鮮鋭フラグと、立体感を強調するか滑らかさを強調するかを表す立体感/滑らかさフラグから成る。図7に各フラグのとり得る値を示す。画質鮮鋭フラグは、図7(a)に示すように、鮮鋭感を強調しないことを表す0、または、鮮鋭感を強調することを表す1の値をもつ。立体感/滑らかさフラグは、図7(b)に示すように、立体感を強調することを表す0、または、滑らかさを強調することを表す1の値をもつ。これはユーザが任意に指定するものである。
(ステップS205)
テクスチャ成分調整制御部103が目標画質データ109およびテクスチャタイプ検出結果110から、テクスチャ成分調整係数111を決定し、出力し、S206に進む。
テクスチャ成分調整後のテクスチャ成分をV’としたとき、下記の式(17)または式(18)のaをテクスチャ成分調整係数111と呼ぶ。骨格/テクスチャ分離法の乗算分離型のモデルを用いた場合、および、Center/Surround Retinex法を用いた場合には、式(17)で変換し、骨格/テクスチャ分離法の加算分離型のモデルを用いた場合には、式(17)または式(18)で変換する。
Figure 2010009468
テクスチャタイプと調整係数aの関係を図8に示す。この関係は、テクスチャ成分調整制御部103が設定する。
テクスチャタイプT1に属する画素における調整係数aは、画質鮮鋭フラグの値により決定する。画質鮮鋭フラグが0の場合、テクスチャタイプT1に属する画素に対する調整処理は行わない(テクスチャ成分調整係数a=1、テクスチャ成分の振幅を維持することに対応する)。画質鮮鋭フラグが1の場合、テクスチャタイプT1に属する画素の輝度値を強調する(テクスチャ成分調整係数a>1、テクスチャ成分の振幅を強調することに対応する)。
テクスチャタイプT2に属する画素における調整係数aは、立体感/滑らかさフラグの値により決定する。立体感/滑らかさフラグが0の場合、テクスチャタイプT2に属する画素の輝度値を強調する(テクスチャ成分調整係数a>1)。立体感/滑らかさフラグが1の場合、テクスチャタイプT2に属する画素の輝度値を弱める(テクスチャ成分調整係数a<1、テクスチャ成分の振幅を減衰させることに対応する)。
テクスチャタイプT3に属する画素に対する調整処理は、フラグの値によらず行わない(テクスチャ成分調整係数=1)。この理由は、輝度値変化が小さいテクスチャに対して輝度値調整を行うと、画素間の一様性が崩れ、質感の低下を招くためである。
(ステップS206)
式(17)または式(18)により、テクスチャ成分108を、テクスチャ成分調整係数111を用いて成分調整し、調整後テクスチャ成分112を出力し、S207へ進む。式(17)または式(18)におけるV’が調整後テクスチャ成分112、Vがテクスチャ成分108、aがテクスチャ成分調整係数111である。
(ステップS207)画像成分合成部105が調整後テクスチャ成分112(V’(x,y))と非テクスチャ成分107(U(x,y))を合成し、質感向上画像113を得る。
ステップS203における画像成分分離処理において、骨格/テクスチャ分離法の乗算分離型のモデルを用いた場合、および、Center/Surround Retinex法を用いた場合には、下記の式(19)を用いて合成し、骨格/テクスチャ分離法の加算分離型のモデルを用いた場合には、下記の式(20)を用いて合成する。
質感向上画像113 = U(x,y) × V’(x,y) (19)
質感向上画像113 = U(x,y) + V’(x,y) (20)
(ステップS208)画像成分合成部105が質感向上画像113を出力し、処理を終了する。
以上説明した実施形態により、テクスチャタイプおよび目標画質データに応じた、テクスチャ成分の輝度値調整係数の決定が可能となる。これにより、過強調を生じさせることなく、目標とする質感に寄与する成分のみを調整することができる。すなわち、本実施形態によれば、画像の質感を向上させることができる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
(第1の変形例)
上記の実施形態では目標画質データに含まれる画像鮮鋭フラグをユーザが指定するが、第1の変形例では装置内で自動的に画像鮮鋭フラグを決定するように変更する。
第1の変形例の画像高画質化装置について図9を参照して説明する。
本変形例の画像高画質化装置900は、図1の画像高画質化装置100に画像鮮鋭フラグ決定部901が追加されたものである。
画像鮮鋭フラグ決定部901は、画像ソースから高画質化対象画像106を受け取り、高画質化対象画像106の鮮鋭感を鮮鋭度として計測し、この鮮鋭度に応じて画像鮮鋭フラグ903を決定する。画像鮮鋭フラグ決定部901は、画像鮮鋭フラグ903をテクスチャ成分調整制御部103に渡す。テクスチャ成分調整制御部103は、入力装置から立体感/滑らかさフラグ902のみを受け取り、画像鮮鋭フラグ903は画像鮮鋭フラグ決定部901から受け取る。
次に、図9の画像高画質化装置900の動作の一例について図10を参照して説明する。特に画像鮮鋭フラグ決定部901が動作するステップS1002について詳細に説明する。図3から図8を参照して説明する。図2からの変更点のみを説明する。
S203のあとは、S204ではなく、ステップS1001に進む。
(ステップS1001)テクスチャ成分調整制御部103が立体感/滑らかさフラグ902を読み込み、ステップS1002に進む。立体感/滑らかさフラグは、目標画質データ109に含まれる立体感/滑らかさフラグと同一のものである。
(ステップS1002)画像鮮鋭フラグ決定部901が高画質化対象画像106の鮮鋭度を測定し、鮮鋭度が閾値以上の値だった場合には画像鮮鋭フラグ903を0、閾値より低い値だった場合には画像鮮鋭フラグ903を1に設定し、S205へ進む。
画像の鮮鋭度を計測する手法には、参考文献4に記載されているデルタヒストグラムを用いた手法が知られているが、その他の手法を用いてもよい。
参考文献4:三宅洋一,"ディジタルカラー画像の解析・評価",第8章,pp.111-112,東京大学出版会,(2000).
第1の変形例によれば、画像鮮鋭フラグを自動的に決定することが可能となる。すなわち、ユーザの入力項目を削減することができ、ユーザの負担を軽減する効果がある。第1の変形例の画像高画質化装置から出力される画像の画質については、上記実施形態の画像高画質化装置の出力画像と同質の画像を取得することができる。
(第2の変形例)
上記の実施形態および第1の変形例では、テクスチャ成分調整制御部103が行うテクスチャ成分調整係数111の決定を、図8に示すグラフにより決定し(ステップS205)、各テクスチャタイプにおける調整係数は固定値であるが、本変形例では調整係数を固定値としない場合である。テクスチャ成分調整制御部103は、例えば、図11から図16に示すように、調整係数が1以外の領域では、1次以上の次数をもつ関数によって調整係数を決定する。
図11に示す例では、隣接画素間の輝度差が大きい領域をより強く調整することができる。これにより、質感向上画像113の鮮鋭感はより向上し、また、立体感あるいは滑らかさもより強調させる効果がある。
図12に示す例では、隣接画素間の輝度差が小さい領域をより強く調整することができる。これにより、質感向上画像113の鮮鋭感の強調をある程度に抑えつつ、細かなエッジ成分を際立たせる効果、または、細部のテクスチャの調整により強調が可能な立体感あるいは滑らかさをより強調する効果がある。
図13、図14に示す例、および、図15、図16に示す例は、それぞれ、図11および図12の調整係数の決定を、更に細かく設定できるように変更したものである。これにより、テクスチャ成分の輝度値調整をより柔軟にする効果がある。
なお、本実施形態では、目標画質データとして、画像鮮鋭フラグと、立体感/滑らかさフラグの2種類を必要としたが、いずれか一方のみを用いてもよい。画像鮮鋭フラグのみを用いた場合、画像を鮮鋭にする効果があり、立体感/滑らかさフラグのみを用いた場合、画像の立体感、または滑らかさを調整する効果がある。
以上に示した実施形態によれば、テクスチャ成分の輝度値調整をテクスチャのタイプに応じて切り替えることで、目標とする画質に応じた画像高画質化処理が可能となり、画像の質感を向上させることができる。
また、上述の実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用の計算機システムが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した実施形態の画像高画質化装置による効果と同様な効果を得ることも可能である。上述の実施形態で記述された指示は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWなど)、半導体メモリ、又はこれに類する記録媒体に記録される。コンピュータまたは組み込みシステムが読み取り可能な記録媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。コンピュータは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば、上述した実施形態の画像高画質化装置と同様な動作を実現することができる。もちろん、コンピュータがプログラムを取得する場合又は読み込む場合はネットワークを通じて取得又は読み込んでもよい。
また、記録媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本願発明における記録媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記録媒体も含まれる。
また、記録媒体は1つに限られず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記録媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
なお、本願発明におけるコンピュータまたは組み込みシステムは、記録媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本願発明の実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係わる画像高画質化装置を示すブロック図。 図1の画像高画質化装置の動作の一例を示すフローチャート。 図1のテクスチャタイプ検出部が画像成分を複数のテクスチャタイプに分割する一例を示す図。 テクスチャタイプと輝度差の関係の一例を示す図。 図1のテクスチャタイプ検出部が行う隣接画素間の輝度差の算出手法を説明するための図。 図1の画像成分分離部が行う骨格/テクスチャ分離法とCenter/Surround Retinex法の分離を説明するための図。 図1のテクスチャ成分調整制御部が受け取る目標画質データに含まれる値を示す図。 図1のテクスチャ成分調整制御部で設定されているテクスチャ成分調整係数の決定手法を示す図。 第1の変形例の画像高画質化装置を示すブロック図。 図9の画像高画質化装置の動作の一例を示すフローチャート。 図8のテクスチャ成分調整係数の決定手法の第1の別例を示す図。 図8のテクスチャ成分調整係数の決定手法の第2の別例を示す図。 図8のテクスチャ成分調整係数の決定手法の第3の別例を示す図。 図8のテクスチャ成分調整係数の決定手法の第4の別例を示す図。 図8のテクスチャ成分調整係数の決定手法の第5の別例を示す図。 図8のテクスチャ成分調整係数の決定手法の第6の別例を示す図。
符号の説明
100、900・・・画像高画質化装置、101・・・画像成分分離部、102・・・テクスチャタイプ検出部、103・・・テクスチャ成分調整制御部、104・・・テクスチャ成分調整部、105・・・画像成分合成部、106・・・高画質化対象画像、107・・・非テクスチャ成分、108・・・テクスチャ成分、109・・・目標画質データ、110・・・テクスチャタイプ検出結果、111・・・テクスチャ成分調整係数、112・・・調整後テクスチャ成分、113・・・質感向上画像、901・・・画像鮮鋭フラグ決定部、902・・・立体感/滑らかさフラグ、903・・・画像鮮鋭フラグ。

Claims (10)

  1. 高画質化対象画像を画像ソースから取得する第1取得手段と、
    画像の質感を強調するか否かを示す目標画質データを入力装置から取得する第2取得手段と、
    前記高画質化対象画像をテクスチャ成分と非テクスチャ成分とに分離する分離手段と、
    前記高画質化対象画像に含まれる画素ごとに、該画素を含む複数の画素で決まる値と0より大きい1つ以上の閾値との大小で決まる、2以上のテクスチャタイプのいずれか1つを検出する検出手段と、
    前記目標画質データと前記テクスチャタイプとに応じて前記テクスチャ成分の振幅をどのように強調、減衰、維持するかを決定する調整係数を設定する設定手段と、
    前記調整係数にしたがって前記テクスチャ成分を調整し調整後テクスチャ成分を生成する第1生成手段と、
    前記調整後テクスチャ成分と前記非テクスチャ成分とを合成して出力画像を生成する第2生成手段と、を具備することを特徴とする画像高画質化装置。
  2. 前記検出手段は、前記高画質化対象画像に含まれる画素ごとに、該画素と該画素の複数の隣接画素との間の輝度差の最大値と1以上の閾値との大小で決まる2以上のテクスチャタイプのいずれか1つを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像高画質化装置。
  3. 前記検出手段は、前記高画質化対象画像に含まれる画素ごとに、該画素を含む複数の画素を含む局所ブロック内の特徴量であって該局所ブロック内の輝度変化が大きいほど大きい値をとるような特徴量と0より大きい1つ以上の閾値との大小で決まる2以上のテクスチャタイプのいずれか1つを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像高画質化装置。
  4. 前記特徴量は、分散値またはテクスチャ解析による慣性であることを特徴とする請求項3に記載の画像高画質化装置。
  5. 前記分離手段は、骨格/テクスチャ分離法またはCenter/Surround Retinex法を使用して、前記高画質化対象画像をテクスチャ成分と非テクスチャ成分とに分離することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像高画質化装置。
  6. 前記第2取得手段は、前記目標画質データとして、画像に含まれる物体の輪郭が明瞭である質感を示す鮮鋭感を強調するか否かを示すデータと、画像に含まれる物体の凹凸が明瞭である質感を示す立体感を強調するかまたは画像に含まれる物体の凹凸が明瞭でなく滑らかである質感を示す滑らかさを強調するかを示すデータとを取得することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像高画質化装置。
  7. 前記高画質化対象画像に含まれる物体の輪郭が明瞭である質感を示す鮮鋭感を鮮鋭度として測定する測定手段と、
    前記鮮鋭度が閾値以上である場合には前記鮮鋭感を強調しないことを示すデータを生成し、前記鮮鋭度が閾値未満である場合には前記鮮鋭感を強調することを示すデータを生成する生成手段と、をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像高画質化装置。
  8. 前記第2取得手段は、前記目標画質データとして、画像に含まれる物体の凹凸が明瞭である質感を示す立体感を強調するかまたは画像に含まれる物体の凹凸が明瞭でなく滑らかである質感を示す滑らかさを強調するかを示すデータを取得することを特徴とする請求項7に記載の画像高画質化装置。
  9. 高画質化対象画像を画像ソースから取得し、
    画像の質感を強調するか否かを示す目標画質データを入力装置から取得し、
    前記高画質化対象画像をテクスチャ成分と非テクスチャ成分とに分離し、
    前記高画質化対象画像に含まれる画素ごとに、該画素を含む複数の画素で決まる値と0より大きい1つ以上の閾値との大小で決まる2以上のテクスチャタイプのいずれか1つを検出し、
    前記目標画質データと前記テクスチャタイプとに応じて前記テクスチャ成分の振幅をどのように強調、減衰、維持するかを決定する調整係数を設定し、
    前記調整係数にしたがって前記テクスチャ成分を調整し調整後テクスチャ成分を生成し、
    前記調整後テクスチャ成分と前記非テクスチャ成分とを合成して出力画像を生成することを特徴とする画像高画質化方法。
  10. コンピュータを、
    高画質化対象画像を画像ソースから取得する第1取得手段と、
    画像の質感を強調するか否かを示す目標画質データを入力装置から取得する第2取得手段と、
    前記高画質化対象画像をテクスチャ成分と非テクスチャ成分とに分離する分離手段と、
    前記高画質化対象画像に含まれる画素ごとに、該画素を含む複数の画素で決まる値と0より大きい1つ以上の閾値との大小で決まる2以上のテクスチャタイプのいずれか1つを検出する検出手段と、
    前記目標画質データと前記テクスチャタイプとに応じて前記テクスチャ成分の振幅をどのように強調、減衰、維持するかを決定する調整係数を設定する設定手段と、
    前記調整係数にしたがって前記テクスチャ成分を調整し調整後テクスチャ成分を生成する第1生成手段と、
    前記調整後テクスチャ成分と前記非テクスチャ成分とを合成して出力画像を生成する第2生成手段として機能させるための画像高画質化プログラム。
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