JP2001117749A - マルチウィンドウ制御方式 - Google Patents

マルチウィンドウ制御方式

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JP2001117749A
JP2001117749A JP29744799A JP29744799A JP2001117749A JP 2001117749 A JP2001117749 A JP 2001117749A JP 29744799 A JP29744799 A JP 29744799A JP 29744799 A JP29744799 A JP 29744799A JP 2001117749 A JP2001117749 A JP 2001117749A
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JP29744799A
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English (en)
Inventor
Eiji Sakane
英治 坂根
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NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
NEC Software Kobe Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度の変更をアプリケーションプログラム
の再起動なしに実現し、解像度の変更の前後で各ウィン
ドウの相対的な位置やサイズを同じにする。 【解決手段】 画面情報記憶手段21は、解像度変更シ
グナルに基づき、現在の解像度と現在オープンされてい
る各ウィンドウの位置およびサイズとを有する画面情報
を画面情報記憶部31に記憶する。解像度変更・変更完
了通知手段24は、解像度を変更し、解像度変更完了シ
グナルを送出する。ウィンドウ位置・サイズ計算手段2
5は、当該解像度変更完了シグナルに基づき、解像度変
更前の画面情報および変更後の解像度を受け取り、各ウ
ィンドウの位置およびサイズの相対的な位置関係を解像
度の変更の前後で同一に保つように解像度変更後の各ウ
ィンドウの位置およびサイズを計算する。ウィンドウ位
置・サイズ変更手段26は、当該計算結果を反映させ
て、各ウィンドウの位置およびサイズを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチウィンドウ
システムにおいて解像度(ディスプレイ装置等の出力装
置の画面の解像度)の変更に起因するウィンドウの位置
およびサイズの変更を制御するマルチウィンドウ制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチウィンドウ制御方
式では、解像度の変更に起因して、ウィンドウの位置お
よびサイズの変更の制御が行われる際には、アプリケー
ションプログラムが再起動された後に、実際の変更が実
現されていた。
【0003】従来のマルチウィンドウ制御方式に関する
技術の一例が、特開平10−49336号公報に記載さ
れている。この従来技術(ウィンドウサイズ自動変更マ
ルチウィンドウ制御システム)は、アプリケーションウ
ィンドウサイズ認識手段と、解像度認識手段と、サイズ
比較確認手段と、ウィンドウサイズ変更確認手段と、ウ
ィンドウサイズ計算手段と、ウィンドウ表示位置変更手
段とから構成されている。
【0004】このような構成を有する従来技術は、次の
ように動作する。
【0005】すなわち、アプリケーションプログラムが
起動されると、アプリケーションウィンドウサイズ認識
手段と解像度確認手段とにより、それぞれ、アプリケー
ションプログラムのウィンドウサイズと、解像度とが認
識され、それらがサイズ比較確認手段に通知される。
【0006】次に、サイズ比較確認手段により、通知さ
れてきたウィンドウサイズと解像度とが比較され、ウィ
ンドウサイズの変更が必要であれば、ウィンドウサイズ
変更確認手段によりユーザにウィンドウサイズの変更の
問い合わせが行われる。
【0007】さらに、この問い合わせの結果に基づき、
ウィンドウサイズ計算手段とウィンドウサイズ表示位置
変更手段とにより各ウィンドウのウィンドウサイズと表
示位置とが算出され、アプリケーションプログラムの再
起動が行われた上で当該算出に基づくウィンドウの表示
の制御が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
ウィンドウ制御方式には、解像度が変更されると、アプ
リケーションプログラムを再起動しないと、ウィンドウ
の位置やサイズの変更を実現できないという問題点があ
った。
【0009】このような問題点が生じる理由は、従来の
マルチウィンドウ制御方式では、解像度の変更が動的に
行われることが考慮されていないためである。
【0010】本発明の目的は、上述の点に鑑み、複数の
解像度の切り替えをアプリケーションプログラムの再起
動なしに行うことができ、解像度を変更する前の各ウィ
ンドウの相対的な位置やサイズを変更後の解像度におい
ても自動的に復元することができるマルチウィンドウ制
御方式(ウィンドウ位置・サイズ自動変更マルチウィン
ドウ制御方式)を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチウィンド
ウ制御方式は、マルチウィンドウシステムを実現するコ
ンピュータシステムにおいて、入力装置から解像度変更
シグナルの通知を受け取ることに基づいて、現在の解像
度を解像度通知手段から受け取り、現在オープンされて
いる各ウィンドウの位置およびサイズをウィンドウ位置
・サイズ通知手段から受け取り、当該解像度と当該各ウ
ィンドウの位置およびサイズとを有する画面情報を画面
情報記憶部に記憶する画面情報記憶手段と、前記画面情
報記憶手段により画面情報が前記画面情報記憶部に記憶
された後に当該解像度変更シグナルに基づいて解像度を
変更し、解像度の変更が完了すると解像度変更完了シグ
ナルを送出する解像度変更・変更完了通知手段と、前記
解像度変更・変更完了通知手段から解像度変更完了シグ
ナルを受け取ると、解像度変更前の画面情報を前記画面
情報記憶部より読み取り、変更後の解像度を前記解像度
通知手段から受け取り、各ウィンドウの位置およびサイ
ズの相対的な位置関係を解像度の変更の前後で同一に保
つように解像度変更後の各ウィンドウの位置およびサイ
ズを計算するウィンドウ位置・サイズ計算手段と、前記
ウィンドウ位置・サイズ計算手段による計算結果を各ウ
ィンドウに反映させた上で、各ウィンドウの位置および
サイズを変更し、当該変更後における出力装置上の画面
における各ウィンドウの表示を制御するウィンドウ位置
・サイズ変更手段とを有する。
【0012】この場合に、画面情報記憶手段,ウィンド
ウ位置・サイズ通知手段,解像度通知手段,解像度変更
・変更完了通知手段,ウィンドウ位置・サイズ計算手
段,およびウィンドウ位置・サイズ変更手段をデータ処
理装置上に実装し、画面情報記憶部を記憶装置上に実装
するように構成することが、望ましい1つの形態である
と考えられる。
【0013】なお、本発明のマルチウィンドウ制御方式
は、より一般的には、マルチウィンドウシステムを実現
するコンピュータシステムにおいて、解像度変更シグナ
ルの通知を受け取ることに基づいて現在の解像度と現在
オープンされている各ウィンドウの位置およびサイズと
を有する画面情報を記憶する画面情報記憶手段と、前記
画面情報記憶手段により画面情報が記憶された後に当該
解像度変更シグナルに基づいて解像度を変更し、解像度
の変更が完了すると解像度変更完了シグナルを送出する
解像度変更・変更完了通知手段と、前記解像度変更・変
更完了通知手段から解像度変更完了シグナルを受け取る
と、解像度変更前の画面情報および変更後の解像度を受
け取り、各ウィンドウの位置およびサイズの相対的な位
置関係を解像度の変更の前後で同一に保つように解像度
変更後の各ウィンドウの位置およびサイズを計算するウ
ィンドウ位置・サイズ計算手段と、前記ウィンドウ・位
置サイズ計算手段による計算結果を各ウィンドウに反映
させた上で、各ウィンドウの位置およびサイズを変更す
るウィンドウ位置・サイズ変更手段とを有する構成であ
ると表現することができる。
【0014】また、このような本発明のマルチウィンド
ウ制御方式は、マルチウィンドウシステムを実現するコ
ンピュータシステムを、解像度変更シグナルの通知を受
け取ることに基づいて現在の解像度と現在オープンされ
ている各ウィンドウの位置およびサイズとを有する画面
情報を記憶する画面情報記憶手段,前記画面情報記憶手
段により画面情報が記憶された後に当該解像度変更シグ
ナルに基づいて解像度を変更し、解像度の変更が完了す
ると解像度変更完了シグナルを送出する解像度変更・変
更完了通知手段,前記解像度変更・変更完了通知手段か
ら解像度変更完了シグナルを受け取ると、解像度変更前
の画面情報および変更後の解像度を受け取り、各ウィン
ドウの位置およびサイズの相対的な位置関係を解像度の
変更の前後で同一に保つように解像度変更後の各ウィン
ドウの位置およびサイズを計算するウィンドウ位置・サ
イズ計算手段,ならびに前記ウィンドウ・位置サイズ計
算手段による計算結果を各ウィンドウに反映させた上
で、各ウィンドウの位置およびサイズを変更するウィン
ドウ位置・サイズ変更手段として機能させるためのプロ
グラムを記録した記録媒体として実現することも可能で
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0016】(1) 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係るマルチウィン
ドウ制御方式の構成を示すブロック図である。
【0017】図1を参照すると、本実施の形態に係るマ
ルチウィンドウ制御方式は、キーボード等によって実現
される入力装置1と、プログラム制御により動作するデ
ータ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置3と、ディ
スプレイ装置等によって実現される出力装置4とを含ん
で構成されている。
【0018】データ処理装置2は、画面情報記憶手段2
1と、ウィンドウ位置・サイズ通知手段22と、解像度
通知手段23と、解像度変更・変更完了通知手段24
と、ウィンドウ位置・サイズ計算手段25と、ウィンド
ウ位置・サイズ変更手段26とを含んで構成されてい
る。
【0019】これらの手段は、それぞれ、概略、次のよ
うに動作する。
【0020】画面情報記憶手段21は、解像度の切り替
えを指示する解像度変更シグナルを受け取ると、解像度
通知手段23およびウィンドウ位置・サイズ通知手段2
2を使って現在の画面の解像度ならびに現在オープンさ
れているウィンドウ(アクティブなウィンドウ)の各々
の位置およびサイズを有する画面情報を取得し、画面情
報記憶部31に当該画面情報を転送し記憶する。
【0021】ウィンドウ位置・サイズ通知手段22は、
画面情報記憶手段21の要求により、現在オープンされ
ている各ウィンドウの位置およびサイズを画面情報記憶
手段21に通知する。
【0022】解像度通知手段23は、画面情報記憶手段
21またはウィンドウ位置・サイズ計算手段25の要求
により、現在の画面の解像度(画面情報記憶手段21か
らの要求に対しては変更前の解像度であり、ウィンドウ
位置・サイズ計算手段25からの要求に対しては変更後
の解像度である)を画面情報記憶手段21またはウィン
ドウ位置・サイズ計算手段25に通知する。
【0023】解像度変更・変更完了通知手段24は、画
面情報記憶手段21が画面情報を記憶した後に、画面の
解像度を変更する。また、その変更が完了すると、解像
度の変更完了を示す解像度変更完了シグナルをウィンド
ウ位置・サイズ計算手段25に通知(送出)する。
【0024】ウィンドウ位置・サイズ計算手段25は、
解像度変更・変更完了通知手段24から解像度変更完了
シグナルを受け取ると、画面情報記憶手段21によって
画面情報記憶部31に転送され記憶されていた画面情報
と解像度通知手段23から通知される変更後の画面の解
像度とを基にして、各ウィンドウの位置およびサイズの
相対的な位置関係を解像度の変更の前後で同一に保つよ
うに、変更後における各ウィンドウの位置およびサイズ
を計算する。
【0025】ウィンドウ位置・サイズ変更手段26は、
ウィンドウ位置・サイズ計算手段25により計算された
ウィンドウの位置およびサイズを使って、オープンされ
ている各ウィンドウの位置およびサイズを変更する。
【0026】記憶装置3は、変更前の画面の解像度やオ
ープンされている各ウィンドウの位置およびサイズを示
す画面情報を記憶する画面情報記憶部31を有してい
る。
【0027】図2は、本実施の形態に係るマルチウィン
ドウ制御方式の処理を示す流れ図である。この処理は、
解像度変更シグナル通知有無判定ステップA1と、現在
解像度取得ステップA2と、解像度画面情報記憶部転送
・記憶ステップA3と、アクティブウィンドウ位置・サ
イズ取得ステップA4と、アクティブウィンドウ位置・
サイズ画面情報記憶部転送・記憶ステップA5と、解像
度変更ステップA6と、解像度変更完了通知送出ステッ
プA7と、解像度変更完了通知受取りステップA8と、
変更後解像度取得ステップA9と、解像度変更前オープ
ンウィンドウ有無判定ステップA10と、解像度変更前
ウィンドウ位置・サイズ取得ステップA11と、解像度
適合ウィンドウ位置・サイズ計算ステップA12と、ウ
ィンドウ位置・サイズ変更ステップA13とからなる。
【0028】次に、図1および図2を参照して、上記の
ように構成された本実施の形態に係るマルチウィンドウ
制御方式の全体の動作について詳細に説明する。
【0029】データ処理装置2内の画面情報記憶手段2
1は、常に、入力装置1から解像度変更シグナル(解像
度の変更を指示するシグナル)が通知されたか否かを判
定している(図2のステップA1)。
【0030】ここで、入力装置1が、解像度変更シグナ
ルを、画面情報記憶手段21に通知するものとする。
【0031】画面情報記憶手段21は、この解像度変更
シグナルの通知を受けると、ステップA1で「Yes」
と判定し、解像度通知手段23から現在の画面の解像度
を取得する(ステップA2)。
【0032】画面情報記憶手段21は、ステップA2で
取得した解像度を、記憶装置3内の画面情報記憶部31
に転送して記憶する(ステップA3)。
【0033】さらに、画面情報記憶手段21は、現在オ
ープンされているウィンドウ(アクティブなウィンド
ウ)の各々の位置およびサイズをウィンドウ位置・サイ
ズ通知手段22から取得する(ステップA4)。
【0034】画面情報記憶手段21は、ステップA4で
取得した各ウィンドウ(アクティブなウィンドウ)の位
置およびサイズを示す情報を、画面情報記憶部31に記
憶する(ステップA5)。
【0035】解像度変更・変更完了通知手段24は、ス
テップA5で全てのウィンドウに関する情報が画面情報
記憶部31に記憶された後に、画面の解像度を変更する
(ステップA6)。
【0036】解像度変更・変更完了通知手段24は、ス
テップA6の解像度の変更が完了すると、解像度の変更
完了を示す解像度変更完了シグナルをウィンドウ位置・
サイズ計算手段25に送出する(ステップA7)。
【0037】ウィンドウ位置・サイズ計算手段25は、
解像度変更完了シグナルを受け取ると(ステップA
8)、変更後の解像度(この時点における現在の解像
度)を解像度通知手段23から取得する(ステップA
9)。
【0038】次に、ウィンドウ位置・サイズ計算手段2
5は、画面情報記憶部31内の画面情報を参照すること
により、解像度の変更前にオープンされていたウィンド
ウであってステップA11〜ステップA13の処理がま
だ行われていないウィンドウがあるか否かを判定する
(ステップA10)。
【0039】ウィンドウ位置・サイズ計算手段25は、
ステップA10で「該当するウィンドウ(解像度の変更
前にオープンされていたウィンドウであってステップA
11〜ステップA13の処理がまだ行われていないウィ
ンドウ)がある」と判定した場合には、解像度の変更前
における当該ウィンドウの位置およびサイズを画面情報
記憶部31から取得する(ステップA11)。
【0040】ウィンドウ位置・サイズ計算手段25は、
ステップA9で取得した変更後の解像度とステップA1
1で取得した解像度の変更前における当該ウィンドウの
位置およびサイズとを使って、各ウィンドウの位置およ
びサイズの相対的な位置関係を解像度の変更の前後で同
一に保つように、現在の(変更後の)解像度での当該ウ
ィンドウの位置およびサイズを計算する(ステップA1
2)。
【0041】ウィンドウ位置・サイズ変更手段26は、
ステップA10で計算された当該ウィンドウの位置およ
びサイズを使って(反映させて)、出力装置4上の画面
における当該ウィンドウの表示(位置およびサイズ)を
変更する(ステップA13)。そして、その後に、残存
している場合における次のウィンドウ(解像度の変更前
にオープンされていたウィンドウ)の処理のために、ウ
ィンドウ位置・サイズ計算手段25によるステップA1
0の判定に制御を戻す。
【0042】なお、ウィンドウ位置・サイズ計算手段2
5は、ステップA10で「該当するウィンドウ(解像度
の変更前にオープンされていたウィンドウであってステ
ップA11〜ステップA13の処理がまだ行われていな
いウィンドウ)がない」と判定した場合には、処理を終
了させる。ここで、この終了時点において、ステップA
11からステップA13までの処理が、解像度の変更前
にオープンされていたウィンドウの数だけ繰り返された
ことになる。
【0043】次に、具体例を用いて、本実施の形態に係
るマルチウィンドウ制御方式の動作を説明する。
【0044】例えば、解像度が「1024×768」
で、2つのウィンドウのWin1およびWin2が出力
装置4上の画面にオープンされているときに、解像度が
「800×600」に変更された場合における動作を考
える。
【0045】なお、解像度の変更前における2つのウィ
ンドウの位置およびサイズは、Win1(10,60
0)−(310,750)およびWin2(500,1
0)−(900,210)であるものとする。ここで、
「Win1(10,600)−(310,750)」と
いう表記は、ウィンドウWin1の対角線上の2頂点の
座標位置が(10,600)および(310,750)
であることを示している。
【0046】解像度変更シグナルの通知を受け取った画
面情報記憶手段21は、現在の解像度の「1024×7
68」と、オープンされている各ウィンドウの位置およ
びサイズを示す「Win1(10,600)−(31
0,750),Win2(500,10)−(900,
210)」という情報とを、画面情報として画面情報記
憶部31に記憶する。
【0047】解像度変更・変更完了通知手段24から解
像度変更完了シグナルを受け取ったウィンドウ位置・サ
イズ計算手段25は、変更後の解像度の「800×60
0」を解像度通知手段23から取得する。
【0048】また、ウィンドウ位置・サイズ計算手段2
5は、画面情報記憶部31から、変更前の解像度の「1
024×768」と解像度の変更前にオープンされてい
たウィンドウの位置およびサイズを示す情報である「W
in1(10,600)−(310,750),Win
2(500,10)−(900,210)」とを取得す
る。
【0049】その上で、ウィンドウ位置・サイズ計算手
段25は、以上の諸情報に基づき、各ウィンドウの位置
およびサイズの相対的な位置関係を解像度の変更の前後
で同一に保つように、解像度の変更後における各ウィン
ドウの位置およびサイズを示す情報として、「Win1
(7,468)−(239,585),Win2(39
0,7)−(701,163)」という値を算出する。
【0050】ウィンドウ位置・サイズ変更手段26は、
上記のように算出された解像度の変更後における各ウィ
ンドウの位置およびサイズを画面上に反映させる。
【0051】(2) 第2の実施の形態 図3は、本発明の第2の実施の形態に係るマルチウィン
ドウ制御方式の構成を示すブロック図である。
【0052】図3を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係るマルチウィンドウ制御方式は、図1に示した
第1の実施の形態に係るマルチウィンドウ制御方式に対
して、マルチウィンドウ制御処理プログラムを記録した
記録媒体100を備える点が異なっている。この記録媒
体100は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記
録媒体であってよい。
【0053】マルチウィンドウ制御処理プログラムは、
記録媒体100からデータ処理装置2(入力装置1,画
面情報記憶部31を有する記憶装置3,および出力装置
4を接続するデータ処理装置2)に読み込まれ、当該デ
ータ処理装置2の動作をウィンドウ位置・サイズ通知手
段22および解像度通知手段23からの通知を受ける画
面情報記憶手段21,解像度変更・変更完了通知手段2
4,解像度通知手段23からの通知を受けるウィンドウ
位置・サイズ計算手段25,ならびにウィンドウ位置・
サイズ変更手段26として制御する。マルチウィンドウ
制御処理プログラムの制御による画面情報記憶手段2
1,解像度変更・変更完了通知手段24,ウィンドウ位
置・サイズ計算手段25,およびウィンドウ位置・サイ
ズ変更手段26の動作は、第1の実施の形態における画
面情報記憶手段21,解像度変更・変更完了通知手段2
4,ウィンドウ位置・サイズ計算手段25,およびウィ
ンドウ位置・サイズ変更手段26の動作と全く同様にな
るので、その詳しい説明を割愛する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0055】すなわち、本発明の効果は、画面の解像度
を変更した時に、解像度の変更後におけるウィンドウの
位置およびサイズを、解像度を変更する前と相対的に同
じ位置およびサイズに自動的に設定でき、当該設定によ
る実際の変更をアプリケーションプログラムの再起動を
必要とせずに実現できるということにある。この結果、
ユーザは解像度を変更してもウィンドウの位置およびサ
イズの調整をする必要がなくなり、本発明が適用される
マルチウィンドウシステムの操作性が向上する。
【0056】このような効果が生じる理由は、解像度の
変更が行われる直前に変更前の解像度および各ウィンド
ウの位置およびサイズに関する画面情報を記憶してお
き、記憶しておいた当該画面情報を解像度の変更後に使
って、解像度の変更前の状態と相対的に同じ状態に各ウ
ィンドウの位置およびサイズを変更し復元する処理が行
われるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマルチウィン
ドウ制御方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すマルチウィンドウ制御方式の処理を
示す流れ図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るマルチウィン
ドウ制御方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 データ処理装置 3 記憶装置 4 出力装置 21 画面情報記憶手段 22 ウィンドウ位置・サイズ通知手段 23 解像度通知手段 24 解像度変更・変更完了通知手段 25 ウィンドウ位置・サイズ計算手段 26 ウィンドウ位置・サイズ変更手段 31 画面情報記憶部 100 記録媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチウィンドウシステムを実現するコ
    ンピュータシステムにおいて、解像度変更シグナルの通
    知を受け取ることに基づいて現在の解像度と現在オープ
    ンされている各ウィンドウの位置およびサイズとを有す
    る画面情報を記憶する画面情報記憶手段と、前記画面情
    報記憶手段により画面情報が記憶された後に当該解像度
    変更シグナルに基づいて解像度を変更し、解像度の変更
    が完了すると解像度変更完了シグナルを送出する解像度
    変更・変更完了通知手段と、前記解像度変更・変更完了
    通知手段から解像度変更完了シグナルを受け取ると、解
    像度変更前の画面情報および変更後の解像度を受け取
    り、各ウィンドウの位置およびサイズの相対的な位置関
    係を解像度の変更の前後で同一に保つように解像度変更
    後の各ウィンドウの位置およびサイズを計算するウィン
    ドウ位置・サイズ計算手段と、前記ウィンドウ・位置サ
    イズ計算手段による計算結果を各ウィンドウに反映させ
    た上で、各ウィンドウの位置およびサイズを変更するウ
    ィンドウ位置・サイズ変更手段とを有することを特徴と
    するマルチウィンドウ制御方式。
  2. 【請求項2】 マルチウィンドウシステムを実現するコ
    ンピュータシステムにおいて、入力装置から解像度変更
    シグナルの通知を受け取ることに基づいて、現在の解像
    度を解像度通知手段から受け取り、現在オープンされて
    いる各ウィンドウの位置およびサイズをウィンドウ位置
    ・サイズ通知手段から受け取り、当該解像度と当該各ウ
    ィンドウの位置およびサイズとを有する画面情報を画面
    情報記憶部に記憶する画面情報記憶手段と、前記画面情
    報記憶手段により画面情報が前記画面情報記憶部に記憶
    された後に当該解像度変更シグナルに基づいて解像度を
    変更し、解像度の変更が完了すると解像度変更完了シグ
    ナルを送出する解像度変更・変更完了通知手段と、前記
    解像度変更・変更完了通知手段から解像度変更完了シグ
    ナルを受け取ると、解像度変更前の画面情報を前記画面
    情報記憶部より読み取り、変更後の解像度を前記解像度
    通知手段から受け取り、各ウィンドウの位置およびサイ
    ズの相対的な位置関係を解像度の変更の前後で同一に保
    つように解像度変更後の各ウィンドウの位置およびサイ
    ズを計算するウィンドウ位置・サイズ計算手段と、前記
    ウィンドウ位置・サイズ計算手段による計算結果を各ウ
    ィンドウに反映させた上で、各ウィンドウの位置および
    サイズを変更し、当該変更後における出力装置上の画面
    における各ウィンドウの表示を制御するウィンドウ位置
    ・サイズ変更手段とを有することを特徴とするマルチウ
    ィンドウ制御方式。
  3. 【請求項3】 画面情報記憶手段,ウィンドウ位置・サ
    イズ通知手段,解像度通知手段,解像度変更・変更完了
    通知手段,ウィンドウ位置・サイズ計算手段,およびウ
    ィンドウ位置・サイズ変更手段をデータ処理装置上に実
    装し、画面情報記憶部を記憶装置上に実装することを特
    徴とする請求項2記載のマルチウィンドウ制御方式。
  4. 【請求項4】 解像度変更シグナル通知有無判定ステッ
    プ,現在解像度取得ステップ,解像度画面情報記憶部転
    送・記憶ステップ,アクティブウィンドウ位置・サイズ
    取得ステップ,およびアクティブウィンドウ位置・サイ
    ズ画面情報記憶部転送・記憶ステップからなる処理を行
    う画面情報記憶手段と、解像度変更ステップおよび解像
    度変更完了通知送出ステップからなる処理を行う解像度
    変更・変更完了通知手段と、解像度変更完了通知受取り
    ステップ,変更後解像度取得ステップ,解像度変更前オ
    ープンウィンドウ有無判定ステップ,解像度変更前ウィ
    ンドウ位置・サイズ取得ステップ,および解像度適合ウ
    ィンドウ位置・サイズ計算ステップからなる処理を行う
    ウィンドウ位置・サイズ計算手段と、ウィンドウ位置・
    サイズ変更ステップからなる処理を行うウィンドウ位置
    ・サイズ変更手段とを有することを特徴とする請求項3
    記載のマルチウィンドウ制御方式。
  5. 【請求項5】 マルチウィンドウシステムを実現するコ
    ンピュータシステムを、解像度変更シグナルの通知を受
    け取ることに基づいて現在の解像度と現在オープンされ
    ている各ウィンドウの位置およびサイズとを有する画面
    情報を記憶する画面情報記憶手段,前記画面情報記憶手
    段により画面情報が記憶された後に当該解像度変更シグ
    ナルに基づいて解像度を変更し、解像度の変更が完了す
    ると解像度変更完了シグナルを送出する解像度変更・変
    更完了通知手段,前記解像度変更・変更完了通知手段か
    ら解像度変更完了シグナルを受け取ると、解像度変更前
    の画面情報および変更後の解像度を受け取り、各ウィン
    ドウの位置およびサイズの相対的な位置関係を解像度の
    変更の前後で同一に保つように解像度変更後の各ウィン
    ドウの位置およびサイズを計算するウィンドウ位置・サ
    イズ計算手段,ならびに前記ウィンドウ・位置サイズ計
    算手段による計算結果を各ウィンドウに反映させた上
    で、各ウィンドウの位置およびサイズを変更するウィン
    ドウ位置・サイズ変更手段として機能させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 マルチウィンドウシステムを実現するコ
    ンピュータシステムにおいて入力装置,画面情報記憶部
    を有する記憶装置,および出力装置を接続するデータ処
    理装置を、入力装置から解像度変更シグナルの通知を受
    け取ることに基づいて、現在の解像度を解像度通知手段
    から受け取り、現在オープンされている各ウィンドウの
    位置およびサイズをウィンドウ位置・サイズ通知手段か
    ら受け取り、当該解像度と当該各ウィンドウの位置およ
    びサイズとを有する画面情報を画面情報記憶部に記憶す
    る画面情報記憶手段,前記画面情報記憶手段により画面
    情報が前記画面情報記憶部に記憶された後に当該解像度
    変更シグナルに基づいて解像度を変更し、解像度の変更
    が完了すると解像度変更完了シグナルを送出する解像度
    変更・変更完了通知手段,前記解像度変更・変更完了通
    知手段から解像度変更完了シグナルを受け取ると、解像
    度変更前の画面情報を前記画面情報記憶部より読み取
    り、変更後の解像度を前記解像度通知手段から受け取
    り、各ウィンドウの位置およびサイズの相対的な位置関
    係を解像度の変更の前後で同一に保つように解像度変更
    後の各ウィンドウの位置およびサイズを計算するウィン
    ドウ位置・サイズ計算手段,ならびに前記ウィンドウ位
    置・サイズ計算手段による計算結果を各ウィンドウに反
    映させた上で、各ウィンドウの位置およびサイズを変更
    し、当該変更後における出力装置上の画面における各ウ
    ィンドウの表示を制御するウィンドウ位置・サイズ変更
    手段として機能させるためのプログラムを記録した記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108372A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Corp 映像表示装置、映像表示方法および映像システム

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