JP2002320218A - 監視画像表示装置 - Google Patents

監視画像表示装置

Info

Publication number
JP2002320218A
JP2002320218A JP2001122298A JP2001122298A JP2002320218A JP 2002320218 A JP2002320218 A JP 2002320218A JP 2001122298 A JP2001122298 A JP 2001122298A JP 2001122298 A JP2001122298 A JP 2001122298A JP 2002320218 A JP2002320218 A JP 2002320218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
difference
difference amount
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001122298A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Inoue
直之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2001122298A priority Critical patent/JP2002320218A/ja
Publication of JP2002320218A publication Critical patent/JP2002320218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介し送信される複数の監視カ
メラ画像を監視画像表示装置で再生表示する際の画像検
索を容易にする。 【解決手段】 画像記録部6aには、ネットワーク5を介
し送信された各撮影部1〜4よりの監視画像であって異
常発生前後の動画像が異常発生ごとのファイルデータと
して記録される。このファイルデータそれぞれから抽出
された異常発生前の静止画像のデータそれぞれを表示処
理部6bで圧縮して小画面化し、同小画面化した画像それ
ぞれを多画面表示するように処理し、表示部6cに初期画
面として表示する。この初期画面において、操作部6eの
操作によりカーソル表示が前記多画面表示中のいずれか
の小画面内に載ったときには、異常画像抽出手段6dで抽
出した画像変化の最も大きい(差分量最大)異常画像へ
切り換える。さらに、操作部6eにより動画表示を指定し
たときにはその小画面を動画表示の状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視画像表示装置に
係り、より詳細には、ネットワークを介し送信される複
数の監視カメラ画像を監視画像表示装置で再生表示する
際の画像検索の容易化に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ監視システムの形態の一つに、複
数の監視カメラと集中監視センタ側に設置される監視画
像表示装置とをインタネット等のネットワークで接続
し、前記監視カメラ側では外部センサ等を利用し、異常
中とその異常発生前後の撮影画像のみを記録し、同記録
したものをネットワークを介し前記監視画像表示装置側
へ送信する形態のものがある。従来、上記形態の監視画
像表示装置においては、送信されてきた複数の監視カメ
ラそれぞれよりの画像データを一旦記録して保存し、同
保存後、各カメラごとの画像を最初から再生し、異常発
生の状況を確認していた。このため、異常発生の状況把
握が煩わしく、時間がかかるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記欠点の改
善を図ったものであり、監視画像表示装置側で保存した
監視画像データを基に、異常発生をわかりやすく表示
し、より迅速な検索を可能にした監視画像表示装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明は、複数の監視カメラそれぞれによる監視画像を基
に異常発生前後の動画像を抽出し記録され、同記録され
た動画像のデータそれぞれがネットワークを介し送信さ
れ、同送信された画像データを表示する監視画像表示装
置において、前記ネットワークを介し送信された前記複
数の監視カメラそれぞれよりの動画像のデータを異常発
生ごとのファイルデータとして記録する画像記録部と、
前記画像記録部のファイルデータそれぞれから抽出され
た異常発生前の静止画像のデータそれぞれを圧縮して小
画面化し、同小画面化した画像それぞれを多画面表示す
るように処理する表示処理部と、前記表示処理部よりの
多画面表示の信号を表示する表示部と、前記画像記録部
及び表示処理部とを制御する制御部とを設け、前記複数
の監視カメラそれぞれが撮影した異常発生前の画像を小
画面化した複数の静止画像で多画面表示する監視画像表
示装置を提供するものである。
【0005】また、前記画像記録部のファイルデータそ
れぞれから抽出する異常発生前の静止画像のデータそれ
ぞれを、同ファイルデータの最初のフレームデータとす
る。
【0006】また、前記画像記録部のファイルデータそ
れぞれから異常発生後の画像を静止画像として抽出し記
録する異常画像抽出手段と、前記表示部における表示画
面中のカーソル表示の位置を可変操作する操作部と、前
記操作部の操作によるカーソル表示の位置を座標から判
別するカーソル位置判別部とを前記制御部のもとに設
け、前記操作部の操作によるカーソル表示の位置が前記
多画面表示中のいずれかの小画面内の位置にあることを
前記カーソル位置判別部により判別したときには、同判
別された位置の小画面に表示されてなる前記異常発生前
の画像に代え、前記異常画像抽出手段に記録された異常
発生後の画像を表示するようにする。
【0007】また、前記異常画像抽出手段で抽出し記録
される異常発生後の静止画像を、前記異常発生前の画像
との差分画像の差分量が最大となる静止画像とする。
【0008】または、前記異常画像抽出手段で抽出し記
録される異常発生後の静止画像を、前記異常発生前の画
像との差分画像の差分量が予め設定した差分量の静止画
像としてもよい。
【0009】また、前記異常画像抽出手段を、前記画像
記録部に記録してなるファイルデータから静止画像とし
て抽出した最初のフレームデータを記録する第1のメモ
リ部と、前記第1のメモリ部に記録した最初のフレーム
データを基準として2番目以降の全フレームデータそれ
ぞれごとに差分画像を作成する差分画像作成処理部と、
前記差分画像作成処理部で作成した差分画像の差分量を
算出する差分量算出処理部と、前記差分量算出処理部で
算出した差分量を過去に算出した差分量の中で最も大き
い差分量と比較する差分量比較処理部と、前記差分量比
較処理部で比較した差分量の中で最も大きい差分量と同
差分量のフレームの番号とを記録するものであって、同
比較した差分量が過去に算出した差分量より大きいとき
には同大きい側の差分量及び同差分量のフレームの番号
とへデータ更新される第2のメモリ部と、前記第2のメ
モリ部に更新記録された前記ファイルデータ中の最大差
分量のフレームの画像データを記録する第3のメモリ部
とで構成する。
【0010】または、前記異常画像抽出手段を、前記画
像記録部に記録してなるファイルデータから静止画像と
して抽出した最初のフレームデータを記録する第1のメ
モリ部と、前記第1のメモリ部に記録した最初のフレー
ムデータを基準として2番目以降のフレームデータそれ
ぞれごとに差分画像を作成する差分画像作成処理部と、
前記差分画像作成処理部で作成した差分画像の差分量を
算出する差分量算出処理部と、前記差分量算出処理部で
算出した差分量を予め設定した差分量と比較する差分量
比較処理部と、前記予め設定した差分量が記録され、前
記差分量比較処理部で比較した差分量が前記予め設定し
た差分量より大きいときには同大きい差分量のフレーム
の番号を記録する第2のメモリ部と、前記第2のメモリ
部に記録された前記ファイルデータ中のフレームの画像
データを記録する第3のメモリ部とで構成してもよい。
【0011】また、前記差分量算出処理部で算出する差
分量を、前記差分画像の画素の総数とする。または、前
記差分量を、前記差分画像の輝度データとしてもよい。
【0012】また、前記異常発生後の画像を前記異常発
生前の画像に代えて表示した後に、前記操作部の操作に
よるカーソル表示の位置が前記異常発生後の画像にした
小画面から外れた位置にあることを前記カーソル位置判
別部により判別したときには、同小画面の画像を異常発
生前の画像に戻して表示するようにする。
【0013】また、前記操作部の操作によるカーソル表
示の位置が前記多画面表示中のいずれかの小画面内の位
置にあることを前記カーソル位置判別部により判別さ
れ、更に同判別された位置の小画面に対し前記操作部に
より所定の操作が行われたときには同小画面に対応する
ファイルデータで動画表示するようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
る監視画像表示装置の一実施例を示す要部ブロック図、
図2はファイルデータの説明図(A)及び多画面表示説
明図(B)、図3は初期画面表示に関する動作フローチ
ャート、図4はファイル構成と表示画面との関係概念図
(A)、異常静止画像の抽出とその記録の動作フローチ
ャート(B)、図5は正常静止画像から異常静止画像へ
切り換える動作フローチャートである。図1において、
1〜4は監視用カメラを含めた撮影部(A〜D)であ
り、それぞれ所定のセンサ(人体検知等)(1a〜4a)が
設けられ、同センサによる異常検知をもとに異常中とそ
の前後の動画像を記録する。この記録には各カメラの番
号及び発生した異常状態を記録した時刻それぞれの付加
情報データを含める。また、上記記録した異常発生前後
の動画像データ(前記カメラ番号及び記録時刻含む)を
ネットワーク5を介し監視画像表示装置6へ送信する。
この送信信号には各カメラの番号及び発生した異常状態
を記録した時刻それぞれのデータを含める。なお、上記
異常発生前後の動画像データの記録は、カメラ撮影した
全画像データを前記撮影部(1〜4)の内部に一時的に
数秒間保持し、前記センサ(1a〜4a)による異常検知を
もとに異常中とその前後の動画像を記録するようにす
る。
【0015】5はインタネット等のネットワークであ
り、前記各撮影部(1〜4)による監視画像の送信に使
用する。6は集中監視センタ側に設置される監視画像表
示装置であり、前記ネットワーク5を介し前記各撮影部
(1〜4)より送信された前記異常発生前後の動画像デ
ータを記録して保存し、同保存データをもとに所要の表
示(後述)をする。また、上記監視画像表示装置6にお
いて、6aは画像記録部であり、前記ネットワーク5を介
し前記各撮影部(1〜4)より送信された前記異常発生
前後の動画像データをファイルごとのデータとして記録
し保存する。なお、上記ファイルは異常発生ごとに対応
させたものであり、その概念を図2(A)に示す。図示
のように、異常発生ごとにファイルを分け、異常発生前
後の動画像データがカメラ番号及び記録(撮影)時刻と
ともに記録されている。
【0016】6bは表示処理部であり、前記画像記録部6a
の記録データをもとに所要の表示信号を生成出力する。
6cは表示部であり、前記表示処理部6bよりの表示信号を
表示する。6dは異常画像抽出手段であり、前記画像記録
部6aの記録データをもとに異常発生後の画像データを抽
出し記録する。6eはマウス等の操作部であり、前記表示
部6cにおける表示画面中のマウスカーソル表示の位置を
可変操作する。6fはカーソル位置判別部であり、前記操
作部6eの操作によるマウスカーソル表示の位置を座標か
ら判別する。6gは制御部であり、画像記録部6a、表示処
理部6b、異常画像抽出部6d、操作部6e及びカーソル位置
判別部6fを制御する。
【0017】次に、本発明の動作について説明する。本
発明による監視画像表示装置の表示機能の特徴を要約す
れば以下の〜に大別される。 異常発生毎に対応するファイルそれぞれの画像データ
の中から異常発生前の正常画像をファイルごとの小画面
静止画による多画面表示を初期画面表示とする。この初
期画面表示の概念例を図2(B)に示す。同図は上記多
画面表示を4画面表示とした例であり、それぞれ小画面
(11〜14)に処理され、これら小画面それぞれにファイ
ル1〜4の正常画像を静止画表示する。これら小画面そ
れぞれの表示中には異常発生を撮影したカメラの番号及
びその異常発生の記録時刻等が併せて表示される。
【0018】操作部1が操作され、マウスカーソルが
前記小画面の何れかの画面内に載ったときには前記正常
静止画像に代え、異常静止画像を表示する。この場合の
表示概念例を図2(C)に示す。同図は前記図(B)の
初期画面において、ファイル3の小画面15にマウスカー
ソル16を載せた場合であり、同小画面15の表示が正常状
態から異常状態の静止画表示に切り換わることを示す。 前記において、マウス1の操作によりマウスカーソ
ルが移動され、小画面15の画面内から外され且つ何れの
小画面内にも載らないように外された場合にはその小画
面表示は前記図2(A)の表示に戻す。なお、マウスカ
ーソルが他の小画面表示内に移動された場合には前記
(2)に従いその小画面表示が異常状態の静止画表示に
切り換わる。
【0019】次に、前記〜の動作となるための処理
につき説明する。図3は前記初期画面表示(前記)に
関する動作フローチャートであり、下記説明中のカッコ
内ST番号は同図の各ステップを示す。初期画面の表示を
開始した場合(ST1)、制御部6gは画像記録部6aに記録
されているファイルの中の最初のもの(ファイル1)か
らカメラ番号及び記録時刻等の付加情報データを読み取
り(ST2)、同データをもとに表示処理部6bで表示処理
させ、同処理した付加情報を表示部6Cに表示させる(ST
3)。次いで、制御部6gは前記ファイル1から正常状態
時のフレームデータ(例えばファイルデータの1フレー
ム目)を静止画像として読み出し(切り出し)(ST
4)、同データについて表示処理部6bでデータ圧縮して
小画面化の処理をさせ、同処理した小画面静止画像を表
示部6Cに表示させる(ST5)。これでファイル1の表示
処理を終了し、次のファイル(ファイル2)について上
記同様に表示処理し(ST6−N)(ST7)、所定の小画
面表示数(例えば4画面)のファイルにつき処理したと
ころで初期画面表示の処理を終了する(ST6−Y)。
【0020】上記初期画面表示に対し、マウスカーソル
が前記小画面の何れかの画面内に載ったときには前記正
常画像から異常画像の静止画へ切り換わるが(前記
)、この表示切り換えについては以下のように処理さ
れる。マウスカーソルが小画面の何れかの画面内に載っ
たか否かについては同カーソルの位置座標を基にカーソ
ル位置判別部6fで判別される。例えば、小画面の多画面
表示を図2(B)(C)に示す4画面表示とし、マウス
カーソル16がファイル3の小画面15内に載ったとした場
合、制御部6gは表示処理部6bに対し、その小画面15の表
示画像を正常静止画像から異常静止画像へ切り換える。
この異常静止画像の抽出及び切り換えにつき図4及び図
5で説明する。図4(A)は前記図2(A)のファイル
構成と表示画面との関係概念図を示し、図4(B)は異
常静止画像の抽出とその記録の動作フローチャートであ
る。また、図5は正常静止画像から異常静止画像へ切り
換える動作フローチャートである。なお、下記説明中の
カッコ内ST番号は図4(B)又は図5の各ステップを示
す。
【0021】図4(A)において、表示画面(a)
(b)は正常状態時の画面、同(c)(d)(e)は異
常状態時の画面を表す。また、表示画面(d)中の符号
21を発生した異常領域(例えば不法侵入者、異常物等)
とし、且つこの異常領域が図示の矢印の方向に移動する
ものとする。従って、表示画面(c)はその異常の開始
近辺を表し、同(d)は異常中途、同(e)はその終了
近辺を表す。この例からは、(d)の画像が最も顕著な
異常状態を表すこととなる。即ち、この(d)の画像は
正常状態の画像(a)を基準とした場合、最も変化(差
分)が大きい。そこで、この(d)の画像を異常静止画
像として切り換えることとし、同(d)の画像データを
異常画像抽出手段6dにおいて図4(B)のフローに従い
抽出する。
【0022】図4(B)において、制御部6gは画像記録
部6aよりファイル3の画像データを取得し(ST11)、そ
の中から先頭フレーム(第1フレーム)の画像データを
読み出し、異常画像抽出部6dの第1のメモリ部6d1に保
存する(ST12)。同保存した第1フレームの画像データ
を基準データとする。次いで、第2フレームの画像デー
タを読み出し、基準データとした前記第1フレームの画
像データと第2フレームの画像データとの差分画像を作
成し(差分画像作成処理部6d2)(ST13)、同作成した
ものから差分画像の差分量を算出する(差分量算出処理
部6d3)(ST14)。この差分量として、例えば差分画像
の画素の総数とする、又は差分画像の輝度データとす
る。
【0023】上記算出した差分量を過去の最大の差分量
と比較する(差分量比較処理部6d4)(ST15)。但し、
上記段階(フロー初期)では最初の比較のため過去の最
大の差分量のデータが存在しない。従って、この段階で
は上記算出した差分量が最大となり(ST15−Y)、その
フレーム(第2フレーム)のフレーム番号と差分量とを
第2のメモリ部6d5に記録する(ST16)。同記録した差
分量が次のフレームに対する比較対象となる。次いで、
第3フレームの画像データを読み出し(ST17−N)(ST
18)、上記第2フレームの画像データと同様の処理を行
い、この処理をファイル3の画像データの全フレームに
ついて行う。この処理過程において、差分量が過去のも
のより増大した場合には第2のメモリ部6d5の記録デー
タをそのフレームの番号及びその差分量とへ更新する
(ST15−Y)(ST16)。これにより、第2のメモリ部6d
5には過去の差分量の最大のものが更新記録されること
となる。これに対し、差分量が過去のものより小さい場
合には第2のメモリ部6d5のデータを更新することなく
次のフレームへ移行する(ST15−N)。
【0024】以上のようにして全フレームにつき処理を
終了した場合(ST17−Y)、その段階で第2のメモリ部
6d5に記録されている番号のフレームの画像が最も変化
(差分)の大きい画像となる。そこで、この差分量最大
のフレーム画像(静止画)のデータを第3のメモリ部6d
6に記録する(ST19)。この記録を前記図4(A)の表
示画面について当てはめれば表示画面(d)となり、最
も変化(差分)の大きいフレーム画像が抽出され記録さ
れることとなる。次いで制御部6gは、前記第3のメモリ
部6d6に記録された差分量最大のフレーム画像を読み出
し、ファイル3の正常状態時の小画面静止画表示を同読
み出した差分量最大のフレーム画像へ切り換えるように
表示処理部6bを制御して処理させる。この切り換え処理
を図5で説明する。前記初期画面表示においてマウスカ
ーソルが移動した場合(ST21)、カーソル位置判別部6f
によりその位置座標が何れかの小画面表示内か否かにつ
き判別される(ST22)。同判別において何れかの小画面
表示内である場合(ここでは前記前提よりファイル3)
(ST22−Y)、その小画面(ファイル3)の表示を前記
の如く抽出され記録された異常画像の静止画へ切り換え
る(ST23)。このように、マウスカーソルを小画面表示
に載せるだけで異常画像の静止画へ切り換わり、そのカ
メラ監視で何が起こったのかが素早く判断できることと
なる。
【0025】次に、上記異常画像表示の状態(ファイル
3の異常画像表示〜ST23)からマウスカーソルが移動さ
れ、その小画面(ファイル3)から外された場合、制御
部6gは同外された小画面の表示を正常画像の静止画へ切
り換える(ST22−N)(ST24−Y)(ST25)。ここで
「ST22−N」となるのは、マウスカーソルが小画面(フ
ァイル3)から外された場合、図2(C)から理解でき
るように必ずいずれの小画面にも載らないタイミングが
存在するからである。従って、このタイミング時におい
て、以前に異常画像を表示していたのであれば制御部6g
はその小画面を正常画像の静止画へ切り換えるものであ
る。なお、マウスカーソル上記のように外され、何れの
小画面にも載らない場合には全ての小画面は正常画像の
静止画表示となり、これに対し、前記外された後に他の
小画面に載った場合には前記同様にしてその小画面を異
常画像の静止画に切り換えることとなる。
【0026】また、前記図4(B)のフローにおいては
差分量最大のフレーム画像(静止画)を抽出するように
したが、これとは別に、異常発生前の画像と異常発生後
の画像との差分画像の差分量を予め設定しておき、同差
分量以上となるフレーム画像を抽出するようにしてもよ
い。この場合、第2のメモリ部6d5に差分量のデータを
予め設定しておき、同設定した差分量以上となるフレー
ム画像を第3のメモリ部6d6に記録するようにする。こ
れにより、異常開始近辺の静止画像を多画面表示するこ
とが出来る。また、前記説明の表示は主に静止画表示で
あったが、前記ステップ(ST23)において、更にその小
画面に対し前記操作部6eにより所定の操作(クリック
等)が行われた場合、制御部6gは同小画面に対応するフ
ァイルデータを基に動画表示するようにする。これによ
り、詳細な異常状態が再生されることとなる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常時には正常状態時の監視画像が小画面静止画で多画面
表示され、マウス操作によりマウスカーソルがこれら多
画面表示中の何れかの小画面に載ったときにはその小画
面が最も変化の大きい異常画像表示に切り換わることと
なる。これにより、単にマウスカーソルを移動させるだ
けでそのカメラ監視で何が発生したのかが即座に認識で
きることとなり、記録画像を最初から検索するという従
来の非能率性を改善することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による監視画像表示装置の一実施例を示
す要部ブロック図である。
【図2】(A)はファイルデータの説明図、(B)は多
画面表示説明図である。
【図3】初期画面表示に関する動作フローチャートであ
る。
【図4】(A)はファイル構成と表示画面との関係概念
図、(B)は異常静止画像の抽出とその記録の動作フロ
ーチャートである。
【図5】正常静止画像から異常静止画像へ切り換える動
作フローチャートである。
【符号の説明】
1〜4 撮影部 1a〜4a センサ 5 ネットワーク 6 監視画像表示装置 6a 画像記録部 6b 表示処理部 6c 表示部 6d 異常画像抽出手段 6d1 第1のメモリ部 6d2 差分画像作成処理部 6d3 差分量算出処理部 6d4 差分量比較処理部 6d5 第2のメモリ部 6d6 第3のメモリ部 6e 操作部 6f カーソル位置判別部 6g 制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 510 G09G 5/00 510C 5L096 5/14 5/14 A H04N 5/765 G08B 25/00 510M 5/915 H04N 5/91 K 5/92 L 5/93 5/92 Z // G08B 25/00 510 5/93 Z Fターム(参考) 5B057 AA19 BA02 CA12 CA16 DA03 DB02 DC32 5C053 FA09 FA11 GA20 HA29 HA40 KA03 KA04 LA01 LA06 5C054 AA01 CC02 CH01 DA09 EA01 EA03 EA05 EA07 FC01 FE17 FF03 GB01 HA18 5C082 AA12 AA27 AA37 BA41 BB01 BB26 CA64 CB01 MM09 5C087 AA02 AA09 AA19 DD01 DD11 EE05 EE15 FF30 GG02 GG06 GG18 GG19 5L096 BA02 CA02 FA14 GA08 HA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の監視カメラそれぞれによる監視画
    像を基に異常発生前後の動画像を抽出し記録され、同記
    録された動画像のデータそれぞれがネットワークを介し
    送信され、同送信された画像データを表示する監視画像
    表示装置において、前記ネットワークを介し送信された
    前記複数の監視カメラそれぞれよりの動画像のデータを
    異常発生ごとのファイルデータとして記録する画像記録
    部と、前記画像記録部のファイルデータそれぞれから抽
    出された異常発生前の静止画像のデータそれぞれを圧縮
    して小画面化し、同小画面化した画像それぞれを多画面
    表示するように処理する表示処理部と、前記表示処理部
    よりの多画面表示の信号を表示する表示部と、前記画像
    記録部及び表示処理部とを制御する制御部とを設け、前
    記複数の監視カメラそれぞれが撮影した異常発生前の画
    像を小画面化した複数の静止画像で多画面表示すること
    を特徴とする監視画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画像記録部のファイルデータそれぞ
    れから抽出する異常発生前の静止画像のデータそれぞれ
    を、同ファイルデータの最初のフレームデータとしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の監視画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記録部のファイルデータそれぞ
    れから異常発生後の画像を静止画像として抽出し記録す
    る異常画像抽出手段と、前記表示部における表示画面中
    のカーソル表示の位置を可変操作する操作部と、前記操
    作部の操作によるカーソル表示の位置を座標から判別す
    るカーソル位置判別部とを前記制御部のもとに設け、前
    記操作部の操作によるカーソル表示の位置が前記多画面
    表示中のいずれかの小画面内の位置にあることを前記カ
    ーソル位置判別部により判別したときには、同判別され
    た位置の小画面に表示されてなる前記異常発生前の画像
    に代え、前記異常画像抽出手段に記録された異常発生後
    の画像を表示することを特徴とする請求項1記載の監視
    画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記異常画像抽出手段で抽出し記録され
    る異常発生後の静止画像が、前記異常発生前の画像との
    差分画像の差分量が最大となる静止画像としたことを特
    徴とする請求項3記載の監視画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記異常画像抽出手段で抽出し記録され
    る異常発生後の静止画像が、前記異常発生前の画像との
    差分画像の差分量が予め設定した差分量の静止画像とし
    たことを特徴とする請求項3記載の監視画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記異常画像抽出手段を、前記画像記録
    部に記録してなるファイルデータから静止画像として抽
    出した最初のフレームデータを記録する第1のメモリ部
    と、前記第1のメモリ部に記録した最初のフレームデー
    タを基準として2番目以降の全フレームデータそれぞれ
    ごとに差分画像を作成する差分画像作成処理部と、前記
    差分画像作成処理部で作成した差分画像の差分量を算出
    する差分量算出処理部と、前記差分量算出処理部で算出
    した差分量を過去に算出した差分量の中で最も大きい差
    分量と比較する差分量比較処理部と、前記差分量比較処
    理部で比較した差分量の中で最も大きい差分量と同差分
    量のフレームの番号とを記録するものであって、同比較
    した差分量が過去に算出した差分量より大きいときには
    同大きい側の差分量及び同差分量のフレームの番号とへ
    データ更新される第2のメモリ部と、前記第2のメモリ
    部に更新記録された前記ファイルデータ中の最大差分量
    のフレームの画像データを記録する第3のメモリ部とで
    構成したことを特徴とする請求項4記載の監視画像表示
    装置。
  7. 【請求項7】 前記異常画像抽出手段を、前記画像記録
    部に記録してなるファイルデータから静止画像として抽
    出した最初のフレームデータを記録する第1のメモリ部
    と、前記第1のメモリ部に記録した最初のフレームデー
    タを基準として2番目以降のフレームデータそれぞれご
    とに差分画像を作成する差分画像作成処理部と、前記差
    分画像作成処理部で作成した差分画像の差分量を算出す
    る差分量算出処理部と、前記差分量算出処理部で算出し
    た差分量を予め設定した差分量と比較する差分量比較処
    理部と、前記予め設定した差分量が記録され、前記差分
    量比較処理部で比較した差分量が前記予め設定した差分
    量より大きいときには同大きい差分量のフレームの番号
    を記録する第2のメモリ部と、前記第2のメモリ部に記
    録された前記ファイルデータ中のフレームの画像データ
    を記録する第3のメモリ部とで構成したことを特徴とす
    る請求項5記載の監視画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記差分量算出処理部で算出する差分量
    を、前記差分画像の画素の総数としたことを特徴とする
    請求項6又は請求項7記載の監視画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記差分量算出処理部で算出する差分量
    を、前記差分画像の輝度データとしたことを特徴とする
    請求項6又は請求項7記載の監視画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記異常発生後の画像を前記異常発生
    前の画像に代えて表示した後に、前記操作部の操作によ
    るカーソル表示の位置が前記異常発生後の画像にした小
    画面から外れた位置にあることを前記カーソル位置判別
    部により判別したときには、同小画面の画像を異常発生
    前の画像に戻して表示することを特徴とする請求項3記
    載の監視画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記操作部の操作によるカーソル表示
    の位置が前記多画面表示中のいずれかの小画面内の位置
    にあることを前記カーソル位置判別部により判別され、
    更に同判別された位置の小画面に対し前記操作部により
    所定の操作が行われたときには同小画面に対応するファ
    イルデータで動画表示することを特徴とする請求項3記
    載の監視画像表示装置。
JP2001122298A 2001-04-20 2001-04-20 監視画像表示装置 Pending JP2002320218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001122298A JP2002320218A (ja) 2001-04-20 2001-04-20 監視画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001122298A JP2002320218A (ja) 2001-04-20 2001-04-20 監視画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002320218A true JP2002320218A (ja) 2002-10-31

Family

ID=18972031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001122298A Pending JP2002320218A (ja) 2001-04-20 2001-04-20 監視画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002320218A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007243267A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Sony Corp 映像監視システムおよび映像監視プログラム
JP2008504723A (ja) * 2004-06-16 2008-02-14 エル. ブラウンウェル、マイケル 損失管理のためのビデオ・ドキュメンテーション
CN100399818C (zh) * 2003-12-24 2008-07-02 索尼株式会社 图像记录再生装置和图像再生方法
JP2009021760A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像処理方法
JP2010153946A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 Brother Ind Ltd ヘッドマウントディスプレイ
CN111225183A (zh) * 2018-10-12 2020-06-02 Ckd株式会社 检查装置远程对应系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100399818C (zh) * 2003-12-24 2008-07-02 索尼株式会社 图像记录再生装置和图像再生方法
JP2008504723A (ja) * 2004-06-16 2008-02-14 エル. ブラウンウェル、マイケル 損失管理のためのビデオ・ドキュメンテーション
JP2007243267A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Sony Corp 映像監視システムおよび映像監視プログラム
JP2009021760A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像処理方法
JP2010153946A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 Brother Ind Ltd ヘッドマウントディスプレイ
CN111225183A (zh) * 2018-10-12 2020-06-02 Ckd株式会社 检查装置远程对应系统
CN111225183B (zh) * 2018-10-12 2021-10-29 Ckd株式会社 检查装置远程对应系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6400890B1 (en) Image retrieving method and apparatuses therefor
US5933137A (en) Method and system for acclerating a user interface of an image capture unit during play mode
EP1635573A2 (en) Imaging system and imaging method
US7808530B2 (en) Image pickup apparatus, guide frame displaying controlling method and computer program
US20010016108A1 (en) Video apparatus and method
JP3648130B2 (ja) 映像一覧方法及び映像一覧処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6564282B1 (en) Method and system for increasing storage capacity in a digital image capture device
JP2002320218A (ja) 監視画像表示装置
US20080136927A1 (en) Electronic camera and recording medium recording image reproduction program
JP2002152721A (ja) 録画再生装置の映像表示方法および装置
JPH11134352A (ja) 動画像表示方法
JPH09139913A (ja) 映像表示方法および映像表示装置
JP2000236493A (ja) 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ
JP4185376B2 (ja) 画像処理システム
JP4454704B2 (ja) 画像処理装置
JP4464088B2 (ja) 映像メディア閲覧システムおよび方法
JP4175622B2 (ja) 画像表示システム
JP2008228119A (ja) 監視カメラ・システム,動画検索装置および顔画像データベース更新装置ならびにそれらの動作制御方法
JP4458785B2 (ja) 画像管理装置
JP2001094919A (ja) 画像記録装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP3859449B2 (ja) 映像再生方法
JP2001054100A (ja) 監視装置
JP3523390B2 (ja) 画像蓄積表示装置
JP2001128098A (ja) 医療情報記録再生装置及び医療情報再生装置
JP3778812B2 (ja) 動画ストリームデータ変換装置及びこれを機能させるためのプログラム