JP3859449B2 - 映像再生方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人物などの侵入監視をする監視録画装置における録画された映像の再生方法に関するものであ。
【0002】
【従来の技術】
侵入者などの監視録画装置においては、VTRやハードディスクなどの記録装置に、撮影した画像データを記録する。オペレータは、事後検証などのために該記録された画像の中から、必要とする画像を検索、表示して見る。
【0003】
このような監視記録装置の録画映像の再生の従来技術として、記録媒体に録画した画像を選択的に再生する方法が二つある。
【0004】
一つ目は、録画開始から録画終了までの一連の画像(以下、イベント画像と称する)毎に再生するイベント方法である。ここで、イベント画像とは、監視用の撮像装置からのリアルタイムの入力映像に対して、録画操作や画像認識処理で侵入物体を検出する(以下、イベントと称する)などして指示されて記録媒体に録画した、録画開始時点から録画終了時点までの一連の録画画像である。 つまり、録画操作をして、録画を開始した時点が録画開始時点となり、録画を終了した時点が録画終了時点となって、この間の画像が記録されてひとつのイベント画像となる。
【0005】
再生の際には、当該イベント画像の情報として縮小画像であるサムネールやタイムコードなどの一覧表示をする。そして、この一覧表の中から所望のイベントを選択して、録画の再生画像の表示が行われる。
【0006】
二つ目は、録画画像の再生画像に対して、しおり付けを行ない(これは、本の読み途中に差し込んで、次に読み始めるところが直ちに分かるように、本の間に差し込む、しおりの使用と同じである。ただし、本の場合はひとつではあるが、この場合は複数個のしおりが使われる。)、しおりの呼び出しで当該録画画像を表示させるしおり方法である。
【0007】
これは、録画した画像をディスプレイに表示している状態で、しおりの登録操作をすることで、当該画像に対して、しおり情報を登録するものである。
【0008】
次に、録画画像の再生中に、しおりをジャンプさせる操作を行うと、当該しおりが設定された画面が表示される。この状態から再生操作を行えば、しおり付けされた位置からの連続再生が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一つ目のイベント方法では、再生開始位置は、イベントの先頭または最終映像のフレームとなり、同イベント内の途中の任意の映像フレームからの再生を行なうことができなかった。
【0010】
二つ目のしおり方法では、イベント内の任意の映像に対して、しおり(再生開始時点)を設定することができるが、再生終了時点の指定が行なえなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では、録画されたイベント画像の中の任意の映像フレームに対して、イベントの区切りに関係なく、再生開始時点(以下、IN点と称する)と再生終了時点(以下、OUT点と称する)を付けるようにしたものである。
【0012】
これを図13に示す。図13では、時点Aは全録画イベント画像の最初のイベント1のイベント画像の先頭フレームを、時点Bは最終のイベント5のイベント画像の最終フレームを示しており、各々の区間イベント1、イベント2、…、イベント5は録画開始から録画終了までの間に録画されたイベント画像を示している。
【0013】
そして、該IN点(右矢印の付与点)とOUT点(左矢印の付与点)で囲まれる区間(以下、ダイジェスト再生区間と称する)のイベント画像のみを再生する機能を設け、あわせて複数のダイジェスト区間を連続して再生できるようにしたものである。
【0014】
このようなIN点とOUT点が設定されたバーを、たとえば再生画像表示の画面の上方に表示するようにして、再生操作を容易にする。
【0015】
また、IN点あるいはOUT点の設定方法について説明する。
第一の方法はタイムコードを指定する方法である。
【0016】
本発明の映像再生方法が実現される監視録画装置では、映像を取り込む際には映像フレームに対して、タイムコードを付加して保存し、該映像を表示する際にはタイムコードも重畳して表示するようにしている。
【0017】
これにより、本発明の監視録画装置のオペレータは、現在画面上に表示されている画像のタイムコードを知ることができ、目的の画像を特定することができる。そして、オペレータは、別途このタイムコードをIN点またはOUT点として登録すればよい。
【0018】
第二の方法は、画像認識により設定する方法である。
たとえば、侵入物体を検出した画像フレームをIN点、侵入物体を検出しなくなった画像フレームをOUT点として自動的に登録するようにする。
【0019】
このようなIN点、OUT点のタイムコードなどの設定情報は、たとえば図5のように登録、管理される。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の映像再生方法は、監視録画装置に実現される。
【0021】
この監視録画装置300は、図3に示す機能ブロックから構成される。301はCPU(Central Processing Unit)、302はメモリ、303は侵入物体を検出する画像認識部、304は監視カメラ等からの入力映像、305は画像のフォーマットとタイムコードを付加するビデオインターフェース、306は記録装置、308はモニタ、309は入力装置、310はバス、311は画像信号出力端子である。メモリ302、画像認識部303、ビデオインターフェース305、記録装置306、モニタ308、入力装置309および外部機器との通信を行う通信制御部312はバス310を通してCPU301に接続されている。前記ビデオインターフェース305には更にフレームスイッチャ313と画像信号出力端子311が接続されている。図3において、CPU301他、各構成要素は、バス310が接続している他の構成要素と信号を送受し合い、該各構成要素は前記CPU301からのアクセス信号により制御される。また、前記CPU301への指示はオペレータが入力装置309によって行う。ビデオインターフェース305は、入力映像304から送られてきた動画像をこの監視録画装置で扱うフォーマットに変換し、タイムコードデータを付加し、画像認識部303及びメモリ302並びに記録装置306に送る。また、前記ビデオインターフェース305は、バス310を介して記録装置306から出力される信号情報を画像出力端子311を介して出力する。前記画像認識部303は送られてきた動画像から侵入物体があるか否かを検出する。通信制御部312では、外部に設けられたセンサやカメラとの制御信号の送受信を行う。メモリ302は、前記CPU301の各種制御プログラムを記憶する。CPU301は、侵入物体が検出された日時と該画像データを記録装置306に格納する。また、記録装置306としては磁気記憶装置のみではなく、他の記憶媒体、例えばDVD(Digital Versatile Disk)記憶装置を用いたりあるいはネットワークを介したリモートファイルを用いたり、これら1つではなく、複数を組合わせて用いてもよい。また、これら記録装置に記録される映像情報の格納時には圧縮され、出力時には伸張されて処理されることもある。
【0022】
以下、本発明の再生方法が実現される監視録画装置において録画された映像に対して、特定の映像データのみを選択的に再生させる方法を、図7〜図11のフローチャートを用いて説明する。併せて、オペレータが各種制御を指定するために操作するボタンが配置された操作パネルの一例を図4に示して説明する。選択的に再生させるための画像を指定する方法は、以下の三つに分けられる。
【0023】
第一は、録画された画像を再生している状態で、設定用のボタンを押して再生開始時点および再生終了時点を登録する方法である。
【0024】
第二は、監視録画装置300に予め用意されたメニューから、「ダイジェスト再生の設定」の項目を選択し表示されたGUI(Graphical User Interface)を用いて、設定する方法である。
【0025】
第三は、監視録画装置300の機能として予め作り込まれた「検索機能」を用いて、検索(画像データの絞り込み)を行い、該検索結果をもとにダイジェスト再生させるイベントを選択する方法である。
【0026】
以下、順番に説明する。
まず始めに、本発明の監視録画装置を起動後(ステップ700)、再生画面が表示されている場合(ステップ701)に、図4の操作パネル400に作り込まれているダイジェスト再生ボタン401を押す。すると、CPU301は、記録装置306に格納されている、図5の設定情報500を読み出す(ステップ704)。さらにCPU301は、該設定情報500をもとに、モニタ308上に設定状況を示す図6のGUI600を表示する(ステップ705)。
【0027】
ここで、図6のように601には再生中の画像が表示され、602には当該画像のタイムコードが表示されている。603および604で示したのは、ダイジェスト再生を行う対象となる画像の、全画像データに対して格納されている区間で情報あり、各々IN点605およびOUT点606で囲まれている。また、607で示したのは、現在表示されている画面の位置であり、608の数字は次に設定される、ダイジェスト再生区間の設定番号を表示している。
【0028】
なお、後で説明する方法で、ダイジェスト再生の設定を無効にされた場合には、再生区間を示す表示(例では、603、605、606)をグレー表示する。
【0029】
ここで、オペレータは操作パネル400上の任意のボタンを押し、操作を行う訳であるが、押されるボタンの種類により、監視録画装置は大別して4種類の動作を行う。
【0030】
1番目に、再生系の動作(再生・逆再生・イベントジャンプなど)を行う場合である。この場合には、CPU301は、押されたボタンの種類により、現在モニタ308に表示している画像データから判断して、最も近いダイジェスト再生指定されている区間内の画像を順に(逆)再生表示する(ステップ707)。
【0031】
ここで、ダイジェスト再生する画像の特定は、CPU301が図5の設定情報500を参照し、設定番号501(個々のダイジェスト再生用画面の区間を示す番号)の中から、有効/無効情報502が”有効”となっている設定を順次検索し、IN点503からOUT点504(再生方向によっては逆順)までの画像データを得ることで行われる。
【0032】
なお、再生は1秒間に30フレームの映像を、モニタ308に表示させて行い、早送り等の再生は、画像データを間引いて表示させることで実現する。
【0033】
なお、再生を開始したら、監視録画装置は次の指示待ちの状態になる(ステップ708)。
【0034】
ここで、イベントとは、入力映像304に対して、録画ボタン402や画像認識部303で侵入物体を検出するなどして指示され、実際に記録装置306に格納された(録画開始から終了までの)一連の録画画像のことである。したがって、一般に記録装置306には、複数のイベントの画像が格納されていることになる。
【0035】
2番目は、メニューボタン403や検索ボタン404等のメニュー系のボタンを押した場合である。
【0036】
このボタンが押された時点で、もし、以下に示すような方法で、ダイジェスト再生区間の設定作業を行っていた場合には、強制的に(IN点/OUT点の)設定を行い設定作業を終了させ、該押されたボタンの処理を開始する。
【0037】
具体的には、メニュー系のボタンが押された時点で、当該設定番号でのIN点が設定されていることを示すIN点FlagがTrue(既設定)であり、同じくOUT点が設定されていないことを示すOUT点FlagがFlase(未設定)であるならば、OUT点として、現在モニタ308に表示されている画像を含むイベントの最終フレームを設定する(ステップ504)。
【0038】
あるいは、IN点FlagがFalseで、OUT点FlagがTrueならば、IN点にイベントの先頭フレームを設定する(ステップ503)。
【0039】
次に、CPU301は設定番号501を一つ増やして、次の設定を可能にする。
【0040】
なお、本実施例では、メニューボタン403や検索ボタン404などのメニュー系ボタンが押された時点で、自動的にIN点/OUT点の設定を行ったが、設定途中の状態を破棄して新たな処理を実行するようにしてもよく、また、確定されるまでは、他の操作を受け付けないようにしてもよい。
【0041】
3番目に、開始点ボタン405を押した場合である。
これは、現在の設定番号に対して、(ダイジェスト再生区間の)IN点を設定するためのボタンである。
【0042】
以下、開始点ボタン405が押されたときの処理を示す。該ボタンが押されたとき、IN点FlagがTrueであれば、既にIN点が設定されている状態であるため、そのIN点に対するOUT点を強制的に決定し、今回のIN点に対して新たに設定番号を割り振る。具体的には、既に設定されているIN点に対して、該IN点が含まれるイベントの最終フレームをOUT点として登録する(ステップ801)。さらに、OUT点FlagをTrueにする(ステップ802)(IN点/OUT点ともにTrueとなる)。次に、設定番号を1増やし(ステップ803)、該番号に対して今回のIN点を設定する(ステップ804)。併せてIN点FlagをTrueに設定する。
【0043】
一方、開始点ボタン405が押されたとき、IN点FlagがFalseである場合には、現在の設定番号に対してIN点を登録し(ステップ806)、IN点FlagをTrueにする(ステップ807)。さらに、このときOUT点Flagが、Trueの場合には、再生区間が確定するので、設定番号を1つ増やす(ステップ808)。また、いずれの場合にも、次の指示の待ち受け状態となる(ステップ809)。
【0044】
4番目は、終了点ボタン406を押した場合である。
同様に、この終了点ボタン406は、現在の設定番号に対して、(ダイジェスト再生区間の)OUT点を設定するためのボタンである。
【0045】
終了点ボタン406が押された時点で、OUT点FlagがTrueであれば、既にOUT点が設定されている状態であるので、そのOUT点に対するIN点を強制的に決定し、今回のOUT点に対して新たに設定番号を割り振る。上述のIN点の場合と同様に、具体的には、既に設定されているOUT点に対して、該OUT点が含まれるイベントの先頭フレームをIN点として登録する(ステップ810)。さらに、IN点FlagをTrueにする(ステップ811)(IN点/OUT点ともにTrueとなる)。次に、設定番号を1増やし(ステップ812)、該設定番号に対して今回のOUT点を設定する(ステップ813)。併せて、OUT点FlagをTrueに設定する。
【0046】
一方、終了点ボタン406が押された時点で、OUT点FlagがFalseである場合には、現在の設定番号に対してOUT点を登録し(ステップ814)、OUT点FlagをTrueにする815。さらに、このときIN点Flagが、Trueの場合には、再生区間が確定するので、設定番号を1つ増やす(ステップ816)。また、いずれの場合にも、次の指示の待ち受け状態となる(ステップ817)。
【0047】
次に、監視録画装置が再生中でない状態での動作について説明する。
まず、メニューから「ダイジェスト再生の設定」項目が選択された場合、CPU301は、上述したのと同様に、現在の設定を読み込む(ステップ901)。そして、モニタ308に図1で示すようなGUI100を表示する(ステップ902)。
【0048】
以下、オペレータの操作の一例を示しながら説明する。
始めは、IN点/OUT点の設定である。オペレータは表示されたGUI100に対して、操作パネル400上のボタンの操作や、入力装置309のひとつであるマウスなどを用いて、IN点、OUT点のタイムコードを入力する(ステップ903)。
【0049】
さらに、必要に応じて、設定の有効/無効502を有効ボタン103または無効ボタン108を用いて設定する(ステップ904、ステップ905)。
【0050】
ここで、IN点/OUT点の設定を有効/無効502で無効にした場合には、該データの区間は一時的にダイジェクト再生の対象から外され、再生は行われない。また、前述のように、図6で示されるIN点605からOUT点606の区間の表示がグレー表示される。
【0051】
CPU301は、有効/無効502の設定に基づいて、再生対象を判別する。
【0052】
次に、IN点/OUT点の設定の削除を行う場合である。
この時にはオペレータは削除ボタン104を押せばよい。CPU301はまず、モニタ308上に、確認メッセージとして“削除して設定を詰めますか“と表示する(図示しない)。オペレータがYesを選択した場合、当該設定を削除し907、以降の設定情報500を順次詰め合わせて設定を更新する(ステップ908)。最後に、設定番号を1つ減らして(ステップ909)、設定変更を完了する。
【0053】
次に、追加ボタン105について説明する。オペレータがIN点/OUT点を追加しようとする場合には、追加ボタン105を押す。この時、新規入力GUIが、現在カーソルのある設定番号の次に表示される(ステップ1001)。さらに、CPU301は、設定番号を1増やす(ステップ1002)。
【0054】
最後に、設定情報500の内容を確定する。まず、OKボタン106を押した場合について説明する。OKボタン106が押されると、CPU301は、全設定のIN点とOUT点の状態を検証する(ステップ1003)。
【0055】
ここで、前後関係(時間関係)に不整合が無い場合には、当該設定情報500を確定する(ステップ1004)。不整合がある場合には、メッセージを表示し(ステップ1005)、図5の設定情報500の画面を再表示する(ステップ1006)。以降は、不整合がなくなるまで、設定作業を行う。
【0056】
一方、CANCELボタン107を押した場合には、これまでの設定情報500の内容を破棄する(ステップ1007)。また、OKボタン106およびCANCELボタン107のいずれの場合もこれらのボタンの終了後は、指示待ちの状態になる(ステップ1008)。
【0057】
最後に、検索結果をもとにダイジェスト再生を行う場合について説明を行う。なお、ここでは、検索の種類として、サムネール検索を用いて説明するが、検索の種類は特に問わない。
【0058】
また、実際の検索の方法については触れない。
本発明の監視録画装置300では、操作パネル400に作り込まれた検索ボタン404を押し、所定の操作を行って検索作業が終了すると、図2に示す様に、検索結果として、録画された画像データを縮小(サムネール表示)して一覧表示する(ステップ1101)。
【0059】
図2では、201、202で示される各々が、サムネール画像であり、一つひとつのイベントを示している。
【0060】
目的の画像を選択するには、カーソル204を操作パネル400の上下左右ボタン407や入力装置309の一つであるマウスなどで移動させる(ステップ1104)。
【0061】
ここで、オペレータが「ダイジェスト再生」ボタン401を押下すると1102、CPU301は、同画面の画像上に、既に設定されている設定番号(図2の203の数値1、あるいは2、4、5である)を重ねて表示する(ステップ1103)。
【0062】
次にこの状態から、ダイジェスト再生区間の設定・削除操作を行う。
第一に登録作業は、オペレータがカーソル204を目的のイベントに移動し、操作パネル400上のエンターボタン408を押すと、CPU301はカーソル204のあるイベントを現在の設定番号に登録する(ステップ1105)。つまり、イベントの先頭フレームがIN点となり、最終フレームがOUT点となる。さらに、設定番号を1つ増やし1106、次の設定を可能にする。
【0063】
第二は挿入である。
これは、Shiftボタン410とエンターボタン408を同時に押すことで行える。
【0064】
オペレータがボタンを押すと、CPU301はメッセージとして”n番目の後に挿入しますか”(nはその時の設定番号の最大値を自動的に表示させる)と表示する(ステップ1107)。この値で良ければOKとし、不都合であれば、操作パネル400の番号ボタン411で指定する(ステップ1108)。
【0065】
設定した状態にしたがって、以降の設定番号の情報をずらし(ステップ1109)、現在の設定を登録する(ステップ1110)。さらに、設定番号を1増やす(ステップ1111)。
【0066】
第三は削除である。
これは、カーソル204を目的の画像上に移動させ、操作パネル400上の取消ボタン409を押す。CPU301は当該画像の設定情報を削除し(ステップ1112)、以降の設定情報を詰め合わせる(ステップ1113)。さらに、設定番号を1つ減らして(ステップ1114)、設定を終える。
【0067】
オペレータはここで、ダイジェスト再生ボタン401を押して(ステップ1115)、通常の検索モードへ戻る(ステップ1116)。
【0068】
ここで、エンターボタン408を押せばカーソル204のある画像がモニタ308に表示され、再生モードとなる。取消ボタン409を押した場合には、これまでの設定内容が破棄され(ステップ1117)、再生画面に移行する(ステップ1118)。
【0069】
ここでも、動作後は指示待ちの状態となる。
最後に、ダイジェスト再生の指定について説明する。
【0070】
メニューから再生方法の指定を選択すると、図12に示すGUIが表示される(ステップ1201)。
【0071】
まず始めに、設定番号順に再生するか(ステップ1201)、再生順を指定するか(ステップ1203)を選択する。再生順を選択した場合には、さらに再生順を指定する。これは、操作パネル400の番号ボタン411を用いて設定する。
【0072】
次に、「繰り返し再生」を指定する。
ここでは、1回のみの再生を行うか(ステップ1205)、繰り返し再生を行うか(ステップ1206)を設定する。
【0073】
OKボタン1207を押せば確定し、CANCELボタン1208を押すと破棄される。
【0074】
実際に再生を行うには、操作パネル400の再生ボタンにより行う。
なお、本実施例では再生方法(範囲)として、各イベント全体あるいはIN点/OUT点で囲まれた領域全体としたが、各々、先頭の数フレームだけを再生するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】
人物などの侵入物体の監視用の撮像装置からのリアルタイムの入力映像に対して、録画操作や画像認識処理で侵入物体を検出するなどして指示されて記録媒体に録画した、録画開始時点から録画終了時点までの一連の録画画像であるイベント画像の中から、事後検証やデータベース作成などの作業時に即座に表示して映像の内容を確認したいような特別な映像区間を、タイムコードによる直接指定や映像検索結果で効率的に設定できるようになったことで、このような作業毎に不要な映像区間の再生を回避することができるようになって、いち早く目的の映像区間を表示できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における、再生開始時点(IN点)/再生終了時点(OUT点)を設定する表示画面の一例を示す図
【図2】 本発明における、検索結果のサムネールの表示画面の一例を示す図
【図3】 本発明における、映像再生方法が実現される監視録画装置の機能ブロックの一例を示す図
【図4】 本発明における、監視録画装置の操作パネルの構成の一例を示す図
【図5】 本発明における、映像管理方法の一例を示す図
【図6】 本発明における、映像表示画面の構成の一例を示す図
【図7】 本発明における、映像再生方法の一実施例を示すフローチャート
【図8】 本発明における、映像再生方法の一実施例を示すフローチャート
【図9】 本発明における、映像再生方法の一実施例を示すフローチャート
【図10】 本発明における、映像再生方法の一実施例を示すフローチャート
【図11】 本発明における、映像再生方法の一実施例を示すフローチャート
【図12】 本発明における、ダイジェスト再生方法を指定する表示画面の構成の一例を示す図
【図13】 本発明における、複数のイベント画像に対する再生開始時点と再生終了時点の設定例を示す図
【符号の説明】
300:鑑識録装置、301:CPU、302:メモリ、303:画像認識部、304:入力映像、305:ビデオインターフェース、306:記録装置、308:モニタ、309:入力装置、310:バス、311:画像信号出力端子、312:通信制御部
Claims (1)
- 入力された画像から画像認識処理により物体を検出し、該検出に応じて録画の開始及び終了が決定され、所定期間の画像が1つのイベントとして記録される監視記録装置における記録画像再生方法であって、
再生開始点が既設定であり、かつ、再生終了点が未設定であり、かつ、オペレータによりメニューボタンが押された場合には、その時点で画面上に表示されている画像を含むイベントの最終フレームを再生終了点として設定するステップと、
再生開始点が未設定であり、かつ、再生終了点が既設定であり、かつ、オペレータによりメニューボタンが押された場合には、その時点で画面上に表示されている画像を含むイベントの先頭フレームを再生開始点として設定するステップと、
設定された再生開始点から再生終了点に至るまでの画像を再生するステップと、
を有することを特徴とする監視記録装置における記録画像再生方法。
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