JP2006060279A - 動画再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望する映像の再生や編集が容易に行う。
【解決手段】複数のフレームを含む動画フレームを再生する動画再生装置100であって、前記動画フレーム内の任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択部20と、選択したオブジェクトの情報を取得するオブジェクト情報取得部11と、取得したオブジェクト情報に基づいて前記動画フレームを検索し、選択したオブジェクトを含む画像を抽出するオブジェクト抽出12と、抽出した画像を再生する動画再生部30とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のフレームを含む動画フレームを再生する動画再生装置に関する。
近年は、マルチメディア機器の発達に伴い、ビデオカセットレコーダー、DVD(ディジタル多用途ディスク)レコーダー、ビデオカメラといった各種映像機器を用いて、動画情報を自在に記録、蓄積できるようになった。動画の再生や編集が手軽に行えるようになると、今度は、録画した画像の中から所望の映像を即座に的確に検索したいという要求が高まってくる。特定の人物や物体が映っているシーンだけを選んで視聴したい場合、これまでは機器の早送りや巻き戻しの機能を駆使しても、最終的には目視で該当シーンを探す必要があり、映像が長時間になるほど大変な手間と時間がかかり検索作業が煩雑であるという課題があった。
ところで、従来、画像内の撮影対象(以下、オブジェクトと称する)に関連する情報を画像データに付加して記録し、動画再生時にオブジェクト関連情報を提供することができる動画システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、動画ストリームと共に少なくとも1個のフレームに関する付加情報を含むストリームを用意することで、画像内のオブジェクトを特定する情報を提供することが可能となる。
特開2000−69442号公報(第11−26頁、第1図)
しかしながら、上記従来の動画システムでは、同システムで録画された動画データから所望するオブジェクトが含まれるシーンを抽出して、再生または編集に供するという応用については言及されていない。
本発明は、所望する映像の再生や編集が容易に行える動画再生装置を提供することを目的とする。
本発明の動画再生装置は、複数のフレームを含む動画フレームを再生する動画再生装置であって、前記動画フレーム内の任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、選択したオブジェクトの情報を取得するオブジェクト情報取得手段と、取得したオブジェクト情報に基づいて前記動画フレームを検索し、選択したオブジェクトを含む画像を抽出するオブジェクト抽出手段と、抽出した画像を再生する再生手段とを備える。この構成によれば、オブジェクト情報に基づく検索を行うことで、所望のオブジェクトを含むシーンの動画像を抽出することができる。
本発明において、前記オブジェクト情報取得手段は、オブジェクト名を取得する。この構成によれば、オブジェクト名が一致するシーンの動画像を検出することができる。
本発明において、前記オブジェクト情報取得手段は、オブジェクトの表示開始時間及び表示継続時間または表示終了時間を示す時間情報を取得する。この構成によれば、オブジェクトの表示時間情報に基づいて、オブジェクト名が一致するシーンの動画像や代表的なフレーム画像を抽出することができる。
本発明において、前記オブジェクト選択手段は、レーザーポインタまたはタッチパネルセンサー等の画面に表示されたオブジェクトを直接指示する。この構成によれば、再生中に、表示されているオブジェクトを画面上で直接選択することができる。
本発明において、前記オブジェクト情報取得手段は、動画再生中に現在表示中のオブジェクトを示すオブジェクト名情報のリストを生成する。この構成によれば、オブジェクト名情報のリストから所望のオブジェクトを選択することができる。
本発明において、前記オブジェクト情報取得手段は、取得したオブジェクト情報を記憶する。この構成によれば、記憶したオブジェクト情報を以降のオブジェクト検索で使用することができる。
本発明において、前記オブジェクト情報取得手段は、動画ストリーム上にある全てのオブジェクトのオブジェクト情報を予め取得し、オブジェクト管理情報として前記記憶手段に格納する。この構成によれば、動画データの再生を行わずに、オブジェクト管理情報でオブジェクト情報の検索を行うことができる。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、前記オブジェクト選択手段で選択した複数のオブジェクトの論理積検索を行う。この構成によれば、複数のオブジェクトに関連する高度なシーン検索が行える。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、前記オブジェクト選択手段で選択した複数のオブジェクトの論理和検索を行う。この構成によれば、複数のオブジェクトに関連する高度なシーン検索が行える。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、前記オブジェクト選択手段で選択した複数のオブジェクトの論理差検索を行う。この構成によれば、複数のオブジェクトに関連する高度なシーン検索が行える。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、前記論理積検索、前記論理和検索及び前記論理差検索から選択した少なくとも2つを組み合わせによる検索を行う。この構成によれば、複数のオブジェクトに関連する高度なシーン検索を組み合わせて行える。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、検索したオブジェクトが含まれるシーンの動画像を抽出する。この構成によれば、所望のオブジェクトが含まれるシーンの動画像を抽出することができる。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、検索したオブジェクトが含まれるシーンの動画像から1フレーム画像を抽出する。この構成によれば、所望のオブジェクトが含まれるシーンの中の代表的な静止画像を抽出することができる。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、抽出した1フレーム画像のサムネイル画像を生成する。この構成によれば、所望のオブジェクトが含まれるシーンの中の代表的な静止画像をサムネイル表示することができる。
本発明において、前記オブジェクト抽出手段は、抽出した1フレーム画像内のオブジェクトのみのサムネイル画像を生成する。この構成によれば、所望のオブジェクトが認識可能に表示されたサムネイル画像とすることができる。
本発明において、前記再生手段は、前記オブジェクト抽出手段で抽出したシーンの動画像を時系列で連続して再生する。この構成によれば、所望のオブジェクトが含まれるシーンの動画像を連続で視聴することができる。
本発明によれば、オブジェクト情報に基づく検索を行うことで、所望のオブジェクトを含むシーンの動画像を抽出することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係る動画再生装置について詳細に説明する。尚、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付与し、説明は繰り返さないこととする。
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1における動画再生装置の内部構成を示す図である。動画再生装置100は、主に、制御部10、オブジェクト選択部20、動画再生部30、メモリ40、表示部50、などで構成される。
制御部10は、動画再生装置全体の動作を統括制御するブロックで、CPU、ROM、RAMなどで構成される。制御部10は更に、画像データに付加されたオブジェクト情報(後述)を、動画再生部30で再生される動画データ31から取得するオブジェクト情報取得部11と、取得したオブジェクト情報に基づいて動画データ31の検索を行い、当該オブジェクトを含む動画像または代表的な静止画像(フレーム画像)を抽出するオブジェクト抽出部12を含む。
オブジェクト選択部20は、再生中の動画像から所望のオブジェクトを選択するブロックで、画面上に表示されたオブジェクトを直接選択するためのレーザーポインタや表示部上に配置されたタッチパネルセンターなどのオブジェクト指示手段21を含む。また、オブジェクト選択部20は、画面上に表示されるカーソルを移動させて選択操作を実行するためのマウスやキーボードなどの入力手段も含む。
動画再生部30は、読み出した動画データ31の再生処理を行う。圧縮された動画データ31の伸長及び再生処理は公知の手法を用いてよく、従って動画再生部30の詳細な構成と動作については説明を省略する。尚、映像や音声など共に動画データに記録されている、画像内のオブジェクトに関するオブジェクト情報もこの動画再生部30で再生される。また、再生を行う動画データ31は、動画再生装置に装着された記録媒体(図示省略)から読み込んでもよいし、予めメモリ40に格納しておき、そこから読み込んでもよい。
メモリ40は、オブジェクト情報取得部11が再生した動画データ31から取得したオブジェクト情報41や、それらから構成されるオブジェクト管理情報42を格納する。また、オブジェクト抽出部12が検索により抽出した部分的な動画データも一時的に格納される。オブジェクト情報41やオブジェクト管理情報42の詳細については後述する。
表示部50は、CRTや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどで構成され、動画再生部30で再生された動画像または静止画像を出力する。尚、動画再生部30で画像と共に再生された音声はスピーカ(図示省略)から出力される。
次に、上記構成の動画再生装置100の画像抽出動作について説明する。尚、ここでは、映像や音声などと共に画像内のオブジェクトに関するオブジェクト情報が記録された動画データを用いる。
はじめに、本動画再生装置で再生する動画データの映像構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態1における動画再生装置で再生する動画データの、映像とオブジェクトの関係を説明するタイムチャートである。動画データの映像は開始から3つのシーンで構成され、シーン1は先頭画像101を、シーン2は先頭画像102を、シーン3は先頭画像103を含む。また、画像内にはオブジェクトA104、オブジェクトB105、オブジェクトC106、オブジェクトD107、が含まれる。
オブジェクトA104とオブジェクトB105は、動画の再生開始から0分20秒後に画面に表示され、オブジェクトA104は2分30秒間表示され続ける(シーン1)。オブジェクトA104が表示されてから2分30秒後、即ち、動画の再生開始から2分50秒後、オブジェクトA104は画面から消え、次にオブジェクトC106が画面に表示される。一方、オブジェクトB105は継続して画面に表示される。オブジェクトB105とオブジェクトC106はオブジェクトA104が消えてから1分30秒間画面に表示され続ける(シーン2)。
オブジェクトC106が画面に表示されてから1分30秒後、即ち、動画の再生開始から4分20秒後、オブジェクトA104が再び画面に表示される。また、同時にオブジェクトD107が画面に表示され、オブジェクトB105とオブジェクトC106は画面から消える。オブジェクトA104とオブジェクトD107が画面に表示されてから1分30秒後、即ち、動画の再生開始から5分50秒後に再生映像が終了する(シーン3)。
次に、以上のような映像構成の動画データから、所望のオブジェクトの登場するシーンだけを選んで視聴したい場合の画像抽出動作について説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における動画再生装置の画像抽出手順を示すフローチャートである。始めに、動画再生装置の操作者が所定のキーを押下するなどして動画再生開始の操作を実行すると、制御部10は、動画再生部30に動画再生を開始させる(ステップS101)。操作者は、動画再生中に所望のオブジェクトを画面上で選択する。例えば操作者が、オブジェクト指示手段21であるレーザーポインタを用いて、画面上に表示されているオブジェクトA104を指示すると(ステップS102)、オブジェクト選択部20は、レーザーポインタが指示した画面の座標情報(選択情報)を制御部10へ出力する(ステップS103)。オブジェクト抽出部12は、取得した座標情報から選択されたオブジェクトがオブジェクトA104であることを把握する(ステップS104)。
ところで、上記のオブジェクトの指示は様々な方法を用いてよい。例えば、動画再生装置の操作者が画面上のオブジェクトにマウスカーソルを合わせて、マウスのクリック動作でオブジェクトを指定してもよい。また、予め設定された所定のキー押下で現在画面に表示されているオブジェクト名のリストを表示させ、リストからオブジェクトを選択するような構成としてもよい。
図4は、動画再生中に、オブジェクト名のリスト表示が実行されたときの画面表示例を示す図である。動画再生装置の操作者の所定キー押下などによりリスト表示が指示されると、オブジェクト情報取得部11が現在画面上に表示されているオブジェクトのオブジェクト名リストを生成し、表示部50に表示する。図の例では、画面上にオブジェクトA104とオブジェクトB105が表示されているので、オブジェクトリスト201には、オブジェクトA104を表すオブジェクト名202と、オブジェクトB105を表すオブジェクト名203がリスト表示される。また、操作者がオブジェクトを指定するために用いるカーソル204も表示される。
操作者がオブジェクトA104を選択する場合、キー操作などでオブジェクトリスト201のオブジェクト名202にカーソル204を合わせて選択する。カーソル204の位置するオブジェクト名に対応するオブジェクトは、図に示すようにカーソル205で囲まれ、選択されていることを報知する。従って、操作者は、どのオブジェクトが選択されているかを容易に把握することができる。尚、上記の報知は、オブジェクトをカーソル205で囲む以外にも、該当するオブジェクト自体を点滅させるなど、選択されているオブジェクトを操作者が視覚的に容易に認識できるものであればどのような報知方法を採用してもかまわない。
ここで、オブジェクト情報について説明する。図5は、本発明の実施の形態1における動画再生装置で再生する動画データの、オブジェクトと当該オブジェクトが保持するオブジェクト情報の関係を説明するタイムチャートである。図2と同様に、動画データの映像は開始から3つのシーンで構成される。開始から0分20秒後に画面内に表示されるオブジェクトA104にはオブジェクト情報301が、同じくオブジェクトB105にはオブジェクト情報302が対応するように記録されている。同様に、開始から2分50秒後に画面内に表示されるオブジェクトC106にはオブジェクト情報303が、開始から4分20秒後に画面内に表示されるオブジェクトA104とオブジェクトD107にはそれぞれオブジェクト情報304とオブジェクト情報305が記録されている。
図に示すように、オブジェクト情報は、オブジェクト名と、動画の再生開始からオブジェクトが画面上に表示されるまでの絶対時間を表す表示開始時間311と、オブジェクトが画面に表示されてから画面上から消えるまでの経過時間(相対時間)を表す表示継続時間312で構成されている。
図3のフローチャートに戻り、オブジェクト抽出部12は、選択されたオブジェクトがオブジェクトA104であることを把握すると(ステップS104)、動画ストリームの最初からオブジェクトA104のオブジェクト情報の検索を開始する(ステップS105)。動画再生の開始から0分20秒後にオブジェクトA104のオブジェクト情報301を検出すると(ステップS106)、オブジェクト抽出部12は、オブジェクト名、表示開始時間311、表示継続時間312の情報を取得して、オブジェクトA104の表示が開始されるシーン1の先頭画像101と共にメモリ40に記憶させる(ステップS107)。
制御部10は、動画データの再生が終了したか否かを判断し(ステップS108)、終了していない場合は、ステップS106からステップS108までの手順を再生終了まで繰り返す。つまり、図5で動画再生開始の4分20秒以降5分50秒までのシーン3でオブジェクトA104が再び表示されるので、シーン3におけるオブジェクトA104のオブジェクト情報304とシーン3の先頭画像103もメモリ40に記憶される。
一方、動画データの再生が終了した場合、オブジェクト抽出部12は、抽出してメモリ40に格納した画像データの表示処理を行って(ステップS109)、一連の画像抽出処理を終了する。
図6は、オブジェクト抽出部12が抽出した画像データの表示処理手順を示すフローチャートである。オブジェクト抽出部12は、抽出してメモリ40に格納したフレーム画像についてサムネイル画像を生成し(ステップS201)、当該オブジェクトに関するオブジェクト情報と共にリスト表示する(ステップS202)。
図7及び図8は、オブジェクトA105に関して抽出したフレーム画像をサムネイル画像でリスト表示する場合の画面表示例を示す図である。記録したオブジェクトA104のオブジェクト情報301、304と、オブジェクトA104の登場シーンの先頭画像101、103がメモリ40から読み出され、図7のようにリスト表示される。尚、サムネイル画像は、シーン先頭の全体画像ではなく、シーンに登場するオブジェクトのみの画像にしてもよい。オブジェクトが拡大されるので、サムネイル表示でもオブジェクトを確認しやすい利点がある。
また、検出するシーンが多い場合、図8に示すように先頭画像のサムネイル画像だけをリスト表示して、カーソルで選択されたサムネイル画像のみについて、拡大した先頭画像とそれに関するオブジェクト情報を表示させるようにしてもよい。
更に、動画再生装置の操作者が、所望のサムネイル画像を画面上で選択すると、当該シーンの動画を再生できるような構成としてもよい。また、サムネイル画像のリストと同じ順番で当該シーンの動画像を時系列で自動的に連続再生するような構成としてもかまわない。図9は、オブジェクト抽出部12が抽出した画像データの表示処理手順を示すもう一つのフローチャートである。動画生成部30は、オブジェクト抽出部12が抽出してメモリ40に格納したフレーム画像を含む動画データをすべて取得し(ステップS211)、連続再生する(ステップS212)。図10は、本発明の実施の形態1における動画再生装置で再生する動画データについて、同じオブジェクト情報を含むシーンだけを再生する場合の再生映像の順番を説明するタイムチャートである。図に示すように、例えば、オブジェクトAでオブジェクト情報の検索と画像データの抽出を行った場合、動画再生部30は、オブジェクトAが含まれないシーン2をスキップさせて、オブジェクトAが含まれるシーン1と3だけを連続再生する。
次に、オブジェクト抽出部12がオブジェクト情報の検索を行う場合の特別な検索方法について説明する。
動画再生装置の操作者がオブジェクトを選択する際に(図3のフローチャートのステップS102)、複数のオブジェクトの選択を検知すると、オブジェクト抽出部12は、設定に応じて当該複数のオブジェクト同士の論理積(AND)検索、論理和(OR)検索、及び論理差(NOT)検索を行う。図2のタイムチャートに示す動画データの例で説明すると、例えば、オブジェクトの選択でオブジェクトA104とオブジェクトB105が選択され、AND検索が設定されていると、「オブジェクトA104が表示されていて、且つ、オブジェクトB105が表示されているシーン」が検索され、シーン1が該当する。
一方、OR検索が設定されている場合は、「オブジェクトA104が表示されているか、またはオブジェクトB105が表示されているシーン」が検索され、シーン1、シーン2、シーン3が該当する。
また、過去の検索結果と新規に選択したオブジェクトについてのAND検索やOR検索を実施することも可能である。既にひとつのオブジェクトについての検索が実施済みであるので、より早く条件に該当するシーンの検索を行うことができる点で有効である。
[実施の形態2]次に、任意の動画データに対して、画像内のオブジェクトに関わるオブジェクト情報をすべて取得して生成したオブジェクト管理情報を予め保持している動画再生装置について説明する。動画再生装置の構成は、実施の形態1のそれと同じであるため、説明を省略する。
図11は、本発明の実施の形態2における動画再生装置の、オブジェクト管理情報の生成手順を示すフローチャートである。はじめに、動画再生部30は、所定の動画データを読み込み、動画の再生を開始する(ステップS301)。再生中、オブジェクト情報取得部11は、オブジェクト情報を逐次取得してメモリ40に格納する(ステップS302)。再生が終了したら取得したすべてのオブジェクト情報からオブジェクト管理情報を生成し(ステップS303)、同じくメモリ40内に格納する(ステップS304)。尚、以上の手順において、再生する動画データの動画像は表示部50に表示される必要はない。
図12は、本発明の実施の形態2における動画再生装置が、再生する動画データに関わるオブジェクト管理情報を保持している場合の、映像と管理情報の関係を説明するタイムチャートである。メモリ40に格納されている管理情報401は、再生する動画ストリームに記録されている全てのオブジェクトのオブジェクト情報を管理する。オブジェクト抽出部12は、このオブジェクト管理情報を参照してオブジェクト情報の検索を行う。例えば、選択されたオブジェクトがオブジェクトA104であることを把握すると、オブジェクト抽出部12は、管理情報401でオブジェクトA104に関するオブジェクト情報を検索し、取得したオブジェクト情報402、403の表示開始時間情報に基づいて、オブジェクトA104が表示されるシーンの先頭画像101、103を動画ストリームから抽出する。
次に、オブジェクト管理情報を保持する動画再生装置の画像抽出動作について説明する。
図13は、本発明の実施の形態2における動画再生装置の画像抽出手順を示すフローチャートである。ステップS401からステップS404までの手順は、図3に示すフローチャートのステップS101から104までの手順と同じであるので説明を省略する。オブジェクト抽出部12は、選択されたオブジェクトがオブジェクトA104であることを把握すると(ステップS404)、メモリ40に格納されたオブジェクト管理情報401を参照して、オブジェクトA104のオブジェクト情報を検索する(ステップS405)。
オブジェクト抽出部12は、オブジェクト名、表示開始時間、表示継続時間の情報を取得して、オブジェクトA104の表示が開始されるシーン1の先頭画像101と共にメモリ40に記憶させる(ステップS406)。更に、オブジェクト抽出部12は、抽出してメモリ40に格納した画像データの表示処理を行って(ステップS407)、一連の画像抽出処理を終了する。
尚、上記実施の形態の画像抽出処理において、指定したオブジェクトのオブジェクト情報に基づく画像データの検索を動画再生中のいつ開始するかは任意に設定してよい。
本発明の動画再生装置は、オブジェクト情報に基づく検索を行うことで、所望のオブジェクトを含むシーンの動画像を抽出することができるという効果を有し、複数のフレームを含む動画フレームを再生する動画再生装置等として有用である。
本発明の実施の形態1における動画再生装置の内部構成を示す図 本発明の実施の形態1における動画再生装置で再生する動画データの、映像とオブジェクトの関係を説明するタイムチャート 本発明の実施の形態1における動画再生装置の画像抽出手順を示すフローチャート 動画再生中に、オブジェクト名のリスト表示が実行されたときの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態1における動画再生装置で再生する動画データの、オブジェクトと当該オブジェクトが保持するオブジェクト情報の関係を説明するタイムチャート オブジェクト抽出部が抽出した画像データの表示処理手順を示すフローチャート オブジェクトAに関して抽出したフレーム画像をサムネイル画像でリスト表示する場合の画面表示例を示す図 オブジェクトAに関して抽出したフレーム画像をサムネイル画像でリスト表示する場合の画面表示例を示す図 オブジェクト抽出部が抽出した画像データの表示処理手順を示すもう一つのフローチャートである。 本発明の実施の形態1における動画再生装置で再生する動画データについて、同じオブジェクト情報を含むシーンだけを再生する場合の再生映像の順番を説明するタイムチャート 本発明の実施の形態2における動画再生装置の、オブジェクト管理情報の生成手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における動画再生装置が、再生する動画データに関わるオブジェクト管理情報を保持している場合の、映像と管理情報の関係を説明するタイムチャート 本発明の実施の形態2における動画再生装置の画像抽出手順を示すフローチャート
符号の説明
10 制御部
11 オブジェクト情報取得部
12 オブジェクト抽出部
20 オブジェクト選択部
21 オブジェクト指示手段
30 動画再生部
31 動画データ
40 メモリ
41 オブジェクト情報
42 オブジェクト管理情報
101 シーン1先頭画像
102 シーン2先頭画像
103 シーン3先頭画像
104 オブジェクトA
105 オブジェクトB
106 オブジェクトC
107 オブジェクトD
201 オブジェクトリスト
204 カーソル
301 オブジェクトAのオブジェクト情報
302 オブジェクトBのオブジェクト情報
303 オブジェクトCのオブジェクト情報
304 オブジェクトAのオブジェクト情報
305 オブジェクトDのオブジェクト情報
311 オブジェクトAの表示開始時間
312 オブジェクトAの表示継続時間
401 オブジェクト管理情報
402 オブジェクトAのオブジェクト情報
403 オブジェクトAのオブジェクト情報

Claims (18)

  1. 複数のフレームを含む動画フレームを再生する動画再生装置であって、
    前記動画フレーム内の任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段と、
    選択したオブジェクトの情報を取得するオブジェクト情報取得手段と、
    取得したオブジェクト情報に基づいて前記動画フレームを検索し、選択したオブジェクトを含む画像を抽出するオブジェクト抽出手段と、
    抽出した画像を再生する再生手段と、
    を備える動画再生装置。
  2. 前記オブジェクト情報取得手段は、オブジェクト名を取得する請求項1記載の動画再生装置。
  3. 前記オブジェクト情報取得手段は、オブジェクトの表示開始時間及び表示継続時間または表示終了時間を示す時間情報を取得する請求項1又は2記載の動画再生装置。
  4. 前記オブジェクト選択手段は、レーザーポインタまたはタッチパネルセンサー等の画面に表示されたオブジェクトを直接指示する請求項1から3のいずれか一項記載の動画再生装置。
  5. 前記オブジェクト情報取得手段は、動画再生中に現在表示中のオブジェクトを示すオブジェクト名情報のリストを生成する請求項1から4のいずれか一項記載の動画再生装置。
  6. 前記オブジェクト情報取得手段は、取得したオブジェクト情報を記憶する請求項1から5のいずれか一項記載の動画再生装置。
  7. 前記オブジェクト情報取得手段は、動画ストリーム上にある全てのオブジェクトのオブジェクト情報を予め取得し、オブジェクト管理情報として前記記憶手段に格納する請求項6記載の動画再生装置。
  8. 前記オブジェクト抽出手段は、前記オブジェクト選択手段で選択した複数のオブジェクトの論理積検索を行う請求項1から7のいずれか一項記載の動画再生装置。
  9. 前記オブジェクト抽出手段は、前記オブジェクト選択手段で選択した複数のオブジェクトの論理和検索を行う請求項1から7のいずれか一項記載の動画再生装置。
  10. 前記オブジェクト抽出手段は、前記オブジェクト選択手段で選択した複数のオブジェクトの論理差検索を行う請求項1から7のいずれか一項記載の動画再生装置。
  11. 前記オブジェクト抽出手段は、前記論理積検索、前記論理和検索及び前記論理差検索から選択した少なくとも2つを組み合わせによる検索を行う請求項8から10のいずれか一項記載の動画再生装置。
  12. 前記オブジェクト抽出手段は、検索したオブジェクトが含まれるシーンの動画像を抽出する請求項1から11のいずれか一項記載の動画再生装置。
  13. 前記オブジェクト抽出手段は、検索したオブジェクトが含まれるシーンの動画像から1フレーム画像を抽出する請求項1から11のいずれか一項記載の動画再生装置。
  14. 前記オブジェクト抽出手段は、抽出した1フレーム画像のサムネイル画像を生成する請求項13記載の動画再生装置。
  15. 前記オブジェクト抽出手段は、抽出した1フレーム画像内のオブジェクトのみのサムネイル画像を生成する請求項14記載の動画再生装置。
  16. 前記再生手段は、前記オブジェクト抽出手段で抽出したシーンの動画像を時系列で連続して再生する請求項1から15のいずれか一項記載の動画再生装置。
  17. 請求項1記載の動画再生装置を搭載する半導体装置。
  18. 複数のフレームを含む動画フレームを再生する動画再生プログラムであって、コンピュータを、
    前記動画フレーム内の任意のオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段、
    選択したオブジェクトの情報を取得するオブジェクト情報取得手段、
    取得したオブジェクト情報に基づいて前記動画フレームを検索し、選択したオブジェクトを含む画像を抽出するオブジェクト抽出手段、
    抽出した画像を再生する再生手段、
    として機能させる動画再生プログラム。
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