JP2005086344A - 動画像管理方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画全体の内容を迅速に確認することができるように、データを作成するとともに、動画再生を行い、さらに、動画編集時に、特定したフレームデータを素早く検索表示する。
【解決手段】動画ファイル内の総フレーム数を取得し、予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割し、前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データを各先頭から所定フレーム毎走査し、前記分割動画データ間において、フレーム間の同期をとりながら、各前記分割動画データから1つずつフレームデータを取り出して1つの静止画データである合成フレームデータを作成し、前記合成フレームデータを順次つなぎ合わせることにより動画データである動画インデックスデータを作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】動画ファイル内の総フレーム数を取得し、予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割し、前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データを各先頭から所定フレーム毎走査し、前記分割動画データ間において、フレーム間の同期をとりながら、各前記分割動画データから1つずつフレームデータを取り出して1つの静止画データである合成フレームデータを作成し、前記合成フレームデータを順次つなぎ合わせることにより動画データである動画インデックスデータを作成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、動画像管理方法および装置に係り、特に、動画ファイルの内容を短時間で把握できるように動画インデックスファイル作成及び動画ファイル再生を行う動画像管理方法および装置に関する。
近年、携帯電話やデジタルカメラなどの撮像素子を有するデバイスにおいて、静止画のみならず動画をも記録することが可能となった。さらに、これらの撮像素子に用いられる記録媒体の高集積化に伴い、長時間の動画を記録することが可能となってきている。
また、これらの動画データをいわゆるパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置に転送して再生させ、容易にトリミング等の動画編集を施すことが可能となってきた。このような動画編集を行う際には、動画編集を行う前に編集したい動画シーンを的確に見つけ出すことが必要であり、そのためには動画全体の内容を確認する作業がどうしても必要となる。そこで、迅速に動画全体の内容を把握できることが望まれている。
従来は、動画全体の内容を確認する方法としては、動画ファイルを、早送り、巻き戻し、あるいはx倍速再生等のさまざまな方法で再生しながら内容を確認する第1の方法と、また、動画データをフレームデータに分解した分解データを静止画として一覧表示して、全体を確認し、さらに、一覧表示の静止画と動画の関連付け再生によって詳細を確認する第2の方法という、2つの方法が知られていた。
上記第1の方法としては、例えばさまざまな市販の動画再生アプリケーションがあり、これは単に人が、自分で機械を操作して再生画面を見ながら確認を行うものであるのに対して、上記第2の方法はコンピュータ等の情報処理装置による何らかのデータ処理を必要とするものである。
このような第2の方法としては、例えば、動画像を構成する映像シーンあるいは映像カットをそれぞれ代表する静止画像を指定し、この静止画像によって代表される複数の映像シーンあるいは映像カット間の階層構造を決定し、この階層構造中の所定部分に係わる静止画像を選択することにより、その階層構造中の所定部分を画面に表示するようにして動画像の必要な部分について容易に把握することができるようにしたもの(例えば、特許文献1等参照。)が知られている。
また、この他、ビデオデータを複数のシーンに分割して、各シーンの再生に必要な区間情報とシーン番号とシーンを代表する画像の集まりであるインデックスを編集し、これにタイトルを付与して蓄積しておき、このタイトルを用いてインデックスを検索し、シーン番号の順番に従ってインデックスのシーンを次々に再生することにより、ビデオデータの中の必要なシーンだけをつなぎ合わせて再生することを容易にしたもの(例えば、特許文献2等参照。)等が知られている。
特開平10−51733号公報
特開2001−28722号公報
しかしながら、例えば長時間にわたり記録された動画全体の内容を迅速に確認したいという場合には、前記従来の動画全体の内容を確認する2つの方法のいずれも不十分であるという問題がある。
すなわち前記第1の方法では、動画全体の内容を確認するためには、その動画を記録した際の記録時間と同程度の時間を要してしまい、時間がかかり過ぎるという問題がある。普通の人の記憶では、長時間データの場合、数分前に見たシーンを思い出すことがすでに容易ではないということがある。
また、前記第2の方法では、静止画のインデックス画像として断片的なシーンが一覧表示されているが、長時間データの場合、分解データの数が飛躍的に増えるため、却って全体を把握しづらくなるという問題がある。
しかし、分解数を減らすと逆に所望のシーンが抜けてしまう可能性があり、これでは動画内容を全体的に把握するのには適していない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、動画全体の内容を迅速に確認することができるように、データを作成するとともに、動画再生を行い、さらに、動画編集時に、特定したフレームデータを素早く検索表示することのできる動画像管理方法および装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、動画ファイル内の総フレーム数を取得し、予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画ファイルに前記動画ファイルを均等に分割し、前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データを各先頭から所定フレーム毎走査し、前記分割動画データ間において、フレーム間の同期をとりながら、各前記分割動画データから1つずつフレームデータを取り出して1つの静止画データである合成フレームデータを作成し、前記合成フレームデータを順次つなぎ合わせることにより動画データである動画インデックスデータを作成することを特徴とする動画像管理方法を提供する。
ここで、前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更して合成する。また、前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータが前記合成フレームデータ中のどの位置に存在するかを示す位置情報をあわせて記録するようにする。
さらに、前記動画インデックスデータを元の動画ファイルのデータと関連付けて、互いのデータを参照できるように記録保存することが好ましい。
すなわち、本発明は、動画ファイルの全フレームを所定数に均等に分割し、分割されたフレームの集合(ここでは、これを分割動画データということにする。)を、同時に動画再生するために、各分割動画データから1フレームずつとって、これを合成して合成フレームを作り、合成フレームをつなぎ合わせて、各分割動画データを同時に再生するように、動画インデックスを作成するものであり、後述するように、この動画インデックスを再生することで動画ファイル全体の内容を短時間で確認することができる。
また同様に前記目的を達成するために、請求項5記載の発明は、動画ファイル内の総フレーム数を取得し、予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割し、前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データの動画データをフレーム間の同期をとりながら同時に再生表示するようにしたことを特徴とする動画像管理方法を提供する。
ここで、前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更して再生表示するようにする。また、前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、再生表示された各動画データを同時に一時停止、巻き戻しおよび早送りのうち少なくとも1つを行うことを可能とする。
また、前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、同時表示されている前記動画データのうち、任意の前記動画データのみを再生表示および制御することができるようにする。また、前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、前記動画データのうち任意の動画データの任意フレーム番号を特定し、前記特定されたフレーム番号から前記動画ファイル全体におけるフレーム番号を算出し、前記算出されたフレーム番号と、前記動画ファイルとを関連付けて記録するようにする。
このように、本発明は、動画ファイルを所定数に分割し、分割された各分割動画データを同時に再生するようにしているため、短時間で動画ファイル全体の内容を確認できるとともに、再生時に着目したい場面を特定し、記録することができる。
また同様に前記目的を達成するために、請求項10記載の発明は、動画ファイル内の総フレーム数を取得する手段と、予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割する手段と、前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データを各先頭から所定フレーム毎走査し、前記分割動画データ間において、フレーム間の同期をとりながら、各前記分割動画データから1つずつフレームデータを取り出して1つの静止画データである合成フレームデータを作成する手段と、前記合成フレームデータを順次つなぎ合わせることにより動画データである動画インデックスデータを作成する手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置を提供する。
ここで、さらに、前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更して合成する手段を備えるようにする。また、さらに、前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータが前記合成フレームデータ中のどの位置に存在するかを示す位置情報をあわせて記録する手段を備えるようにする。また、さらに、前記動画インデックスデータを元の動画ファイルのデータと関連付けて、互いのデータを参照できるように記録保存する手段を備えるようにする。
また同様に前記目的を達成するために、請求項14記載の発明は、動画ファイル内の総フレーム数を取得する手段と、予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割する手段と、前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データの動画データをフレーム間の同期をとりながら同時に再生表示する手段とを備えたことを特徴とする動画像管理装置を提供する。
また、さらに、前記動画データを再生表示するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更する手段を備えるようにする。また、さらに、前記動画データを再生表示するとき、再生表示された各動画データを同時に、一時停止、巻き戻しおよび早送りのうち少なくとも1つ以上を行う手段を備えるようにする。
また、さらに、前記動画データを再生表示するとき、同時表示されている前記動画データのうち、任意の前記動画データのみを再生表示および制御する手段を備えるようにする。また、さらに、前記動画データを再生表示するとき、前記動画データのうち任意の動画データの任意フレーム番号を特定する手段と、前記特定されたフレーム番号から前記動画ファイル全体におけるフレーム番号を算出する手段と、前記算出されたフレーム番号と、前記動画ファイルとを関連付けて記録する手段とを備えるようにする。
本発明は、これらの動画像管理装置により、前述した動画像管理方法を実行する。
これにより、短時間で動画ファイル全体の内容を短時間で確認することができる。
以上説明したように、本発明に係る動画像管理方法および装置によれば、動画ファイルを分割し、各分割された分割動画データを同時に再生するための動画インデックスを作成し、作成した動画インデックスを再生し、あるいは動画ファイルを分割して同時に再生することにより、短時間で動画ファイル全体の内容を確認することが可能となる。
また、動画インデックスの再生時に、再生している動画データのうち任意の動画データの任意のフレーム番号を特定するようにした場合には、編集したい箇所を容易に特定することができ、その後の編集時に着目場面を即座に表示することが可能となる。
以下、添付図面に従って本発明に係る動画像管理方法および装置を実施するための最良の形態について詳説する。
図1は、本発明に係る動画像管理方法を実施するための動画像管理装置の第1実施形態の概略構成を概念的に示すブロック図である。
図1に示すように、動画像管理装置1は、動画データの入力手段としてのデジタルカメラ2と接続されており、デジタルカメラ2から入力された動画データに対して所定の処理を施すものである。なお、ここでは動画データの入力手段としてデジタルカメラ2を示しているが、これは例示であり、動画データ入力手段はデジタルカメラに限定されるものではない。例えば、デジタルビデオカメラや動画データが記録されたCDやDVD等から動画データを入力するようにしてもよいし、あるいはインターネット等のネットワークを介して動画データを受け取るようにしてもよい。
動画像管理装置1は、総フレーム数取得手段1a、所定分割数メモリ1b、動画ファイル分割手段1c、合成フレームデータ作成手段1d、動画インデックスデータ作成手段1e、動画インデックスメモリ1f、動画再生手段1g等を含んで構成されている。
総フレーム数取得手段1aは、入力された動画ファイル(動画データ)の総フレーム数Nを例えば動画ファイルに付属のタグ情報から取得するものである。所定分割数メモリ1bに保持されている所定分割数nは、入力された動画ファイルを分割して1画面に同時に表示するフレームの数を示すものであり、予め入力される。この分割数nは特に限定はされないが、1画面に複数のフレームを同時に表示する都合から、4(2×2)や、9(3×3)や、16(4×4)のように1画面内に縦横同数のフレームを並べることができるような数であることが好ましい。
動画ファイル分割手段1cは、入力された総フレーム数Nの動画ファイルを、分割数nにより、N/n=u個のフレームを含むn個のフレーム集合に均等に分割するものである。この単位数u個のフレームを含むn個の各フレーム集合のことを、ここでは分割動画データということにする。
例えば、いま図2に示すような総フレーム数N=81000の動画ファイルMが入力されたとする。また、分割数nは9が指定されているとする。すると各分割動画データに含まれるフレームの数を示す単位数uは、u=N/n=81000/9=9000となる。従って、図3に示すように、総フレーム数81000の入力された動画ファイルMは、単位数9000の、それぞれ9000フレームずつを含む9個の分割動画データDM1〜DM9に分割される。
合成フレームデータ作成手段1dは、分割されたn個の分割動画データからそれぞれ1つずつフレームデータを取り出し、この取り出されたn個のフレームデータから1つの表示用静止画像データを作成するものである。例えば、図3に示す上の例で、9000個のフレームを含む9個の分割動画データDM1〜DM9から1つずつフレームをとり図4に示すような9個のフレームが3×3に配置された合成フレームデータCFが作成される。このとき1画面に9フレームを同時に表示するため、それにあわせて画像サイズが変更されて合成フレームデータCFがされる。
動画インデックスデータ作成手段1eは、合成フレームデータをつなぎ合わせて動画データとしての動画インデックスデータを作成するものである。例えば、図4に示すような合成フレームデータCFを、図5に矢印で示すように、CF1⇒CF2⇒CF3⇒・・・と次々とつなぎ合わせて、9個の分割動画データDM1〜DM9が同時に再生されるような動画インデックスデータMIが作成される。
動画インデックスメモリ1fは、作成された動画インデックスデータを格納するメモリである。動画再生手段1gは、作成された動画インデックスデータを動画として再生するものであり、1つの画面内に同時にn個の分割動画データを再生するようになっている。例えば、上の例では、図5に示すように、9個の分割動画データDM1〜DM9が同時に再生される。このように、本発明は、動画ファイルを複数に分割してそれぞれを同時に再生することによって動画ファイル全体の内容を短時間で確認できるようにするものである。
なお、実際には動画像管理装置1は、本発明に係る動画像管理方法を実施するためのプログラムを有するパソコン(パーソナル・コンピュータ)によって構成され、動画ファイル分割、合成フレームデータ作成、動画インデックスデータ作成等の処理はすべてパソコン内のCPUや主メモリにおいて行われる。以下、これについて説明する。
図6に、本発明に係る動画像管理装置としての機能を備えたパソコンのハードウエア構成例をブロック図で示す。すなわち、図1の動画像管理装置1は、ここではパソコンによって実現されており、同じ符号を付してパソコン1とする。
図6に示すようにパソコン1は、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)10と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となる主メモリ12と、パソコン1のオペレーティングシステム(OS)、パソコン1に接続された周辺機器のデバイスドライバ、本発明に係る動画像管理方法を実行するプログラムを含む各種のアプリケーションソフトウエア、ユーザの画像等が格納されるハードディスク装置14と、CD−ROMドライブ16と、表示用データを一時記憶する表示メモリ18と、この表示メモリ18からの画像データ、文字データ等により画像や文字等を表示するCRTモニタや液晶モニタ等のモニタ装置20と、キーボード22と、位置入力装置としてのマウス24と、マウス24の状態を検出してモニタ装置20上のマウスポインタの位置やマウス24の状態等の信号をCPU10に出力するマウスコントローラ26と、デジタルカメラ2と接続して画像データ等の入力が可能なUSB(Universal Serial Bus)などのインターフェース27と、上記各構成要素を接続するバス28とから構成されている。
すなわち、図1との対応を簡単に示すと、総フレーム数取得手段1a、所定分割数メモリ1b、動画ファイル分割手段1c、合成フレームデータ作成手段1dおよび動画インデックスデータ作成手段1eは、CPU10、主メモリ12等で構成され、動画インデックスメモリ1fは、ハードディスク装置14で構成され、また動画再生手段1gは、モニタ装置20、表示メモリ18およびこれらを制御するCPU10で構成される。
尚、上記構成のパソコン1は、ハードディスク装置14に格納されている、本発明に係る動画像管理方法を実行するためのプログラムを除いて周知のものであるため、各構成要素の詳細な説明については省略する。この動画像管理プログラムは、例えば、デジタルカメラ2の購入時に同梱されているCD−ROMなどに記録されており、このCD−ROMをパソコン1のCD−ROMドライブ16にセットすることにより、パソコン1にインストールすることができる。また、図示しない通信手段を介して動画像管理プログラムを提供するサーバからダウンロードすることもできる。
次に本発明の動画像管理装置の第1実施形態の作用である動画像管理方法の具体例として動画インデックスデータ作成について図7〜図9のフローチャートに沿って説明する。
まず、図7のステップS100において、動画ファイルを読み込む。動画ファイルの入力方法は特に限定はされないが、例えば図1あるいは図6に示すように、デジタルカメラ2から動画像管理装置1としてのパソコンにインターフェース27を介して入力される。入力された動画ファイルはハードディスク装置14に格納される。また、ステップS100においては、動画ファイルをいくつに分割して表示するかを示す分割数nが入力される。分割数nは、マウス24あるいはキーボード22を通じて入力される。
次に、ステップS200において、動画ファイルを構成する総フレーム数Nが、総フレーム数取得手段1aによって取得される。これは例えば、CPU10において、動画ファイルに付されているタグ情報から読み取ることによって取得される。
次にステップS300において、分割動画データを作成する。これは、上で定めた分割数nによって動画ファイルの全フレームを均等に分割して、それぞれが単位数u=N/nのフレームからなるn個のフレーム集合、すなわち分割動画データを作成するものであるが、これについては後で詳述する。
最後にステップS400において、動画インデックスを作成する。これは、表示領域(モニタ等の一画面)を上記分割数nで分割したn個の各小表示領域に、上記n個の分割動画データを割り当てて、各分割動画データ間の同期をとりながら、各分割動画データから1フレームずつとりだし、1枚の静止画(合成(フレーム)データ)を作成して、この合成データをつなぎ合わせて動画インデックスとするものであるが、これについても後で詳述する。
次に図8のフローチャートに沿って、分割動画データの作成について説明する。まず、ステップS310において、準備処理として各種初期値の設定を行う。具体的には、入力された動画ファイルの各フレームを指示する動画走査ポインタiの初期値を1とし、各分割動画データが含むべきフレーム数を示す単位数u=N/nを算出し、各分割動画データを指示する分割識別子IDの初期値を1とし、さらに、メモリバッファを分割数nだけ準備する。図2、図3に示した例では、N=81000、n=9、u=81000/9=9000であり、また、iは1から81000までを動き、IDは1から9までを動き、メモリバッファは9個用意される。
次にステップS320において、分割識別子IDを分割数nと比較し、IDがn以下かどうか判断する。最初は分割識別子IDは1であり、当然分割数n(上記例では9)より小であるので、次のステップS330へ進む。ステップS330では、動画走査ポインタiが単位数uと分割識別子IDとの積より以下か否か判断する。最初は、i=1、ID=1であるので、i(=1)をu(=9000)と比べることとなり、iの方が小さいので、次のステップS340へ進む。
ステップS340においては、第ID番目(最初はID=1であるので、第1番目)のメモリバッファに、入力動画ファイルのi番目のフレーム(当然最初は入力動画ファイルの1番目のフレーム)を記録する。
次にステップS350において、動画走査ポインタiを1インクリメント、すなわち、i=i+1としてステップS330に戻り、iがuとIDとの積(u*ID)を超えるまで、すなわち、今の場合ID=1であり、u=9000であるので、iが9000を超えるまで、入力動画ファイルの第i番目のデータがID(今の場合ID=1)番目のメモリバッファに書き込まれる。
iをインクリメントしていき、iが9000を超えたら、ステップS330の判断でNoとなり、ステップS360へ進み、今度は分割識別子IDが1インクリメントされる。すなわち、ID=ID+1とされ、IDは2となり、ステップS320に戻り、今度は第2番目のメモリバッファに、入力動画ファイルのi=第9001番目のデータから第18000番目までのデータが書き込まれる。以下同様にして、ID=9番目のメモリバッファに最後の81000番目のデータが書き込まれるまで以上の処理が繰り返される。
最後に、IDが10となり、9(分割数n)を超えたとステップS320で判断されたら以上の処理を終了する。このようにして、分割数n(今の場合9)の分だけの分割動画データ(図3のDM1〜DM9)が作成される。
次に図9のフローチャートに沿って、また図10、図11をも参照して、動画インデックスの作成方法について説明する。まず、ステップS402において、準備処理として各種初期値の設定等を行う。具体的には、メモリバッファの走査ポインタpの初期値を1とし、フレーム飛ばしによる動画インデックス作成を行う場合の飛ばし数mを設定する。また、前述した総フレーム数N、分割数nおよび飛ばし数mを用いて1分割動画データが含むフレーム数である単位数u=N/(n*m)を算出する。さらに、サイズuのインデックス格納用バッファを用意し、このバッファの走査ポインタJの初期値を1とする。
なお、ここで、飛ばし数mは、分割数nとともに、処理に先立って決定される数値であり、例えば次のように決定される。第1の例としては、入力された動画ファイルのフレームレートが15fps(1秒間に15フレーム)の場合に、15倍速あるいは1fpsの動画インデックスを作成する場合には、飛ばし数m=15/1=15とすればよい。また、第2の例としては、入力された動画ファイルのフレームレートが15fpsの場合に、5倍速あるいは3fpsの動画インデックスを作成する場合には、m=15/3=5とすればよい。
飛ばし数mを大きくとれば、動画インデックスのデータ量も少なくなり、また動画インデックスを再生する際の時間も短くなり、より迅速に動画ファイルの全体の内容を確認することができ、見たい場面を素早く検索することができる。
次にステップS404において、インデックス格納用バッファ走査ポインタJを単位数uと比較し、Jがu以下か否か判断する。その結果、Jがu以下の場合には、ステップS406へ進み、同期カウンタKを初期値1とし、合成フレームバッファを用意する。同期カウンタKは、図10に示すように、分割数nだけ用意されたメモリバッファを指示するものであり、K=1からK=nまで変化する。いまの場合分割数はn=9であり、図10に示すようにメモリバッファはK=1からK=9まである。
次にステップS408において、同期カウンタKが分割数n以下か否か判断する。その結果、Kがn以下のときは、ステップS410に進み、メモリバッファKの中でメモリバッファ走査ポインタpが指し示すフレームデータを合成フレームバッファの第K番目のエリアに書き込む。そして次のステップS412で同期カウンタKを1インクリメントしてステップS408に戻り、同期カウンタKが分割数nを超えるまで、すなわち今の場合はKが9を超えるまでこの処理を繰り返し、メモリバッファK=1〜9のそれぞれp番目のフレームデータが合成フレームバッファに書き込まれる。このように同期カウンタKにより同期をとることによって各メモリバッファから同じ位置にあるデータが合成フレームバッファに書き込まれる。
ステップS408において、Kが分割数nを超えたと判断された場合には、ステップS414に進み、合成フレームバッファに書き込まれたデータにより1フレーム分の合成データが作成される。この合成データは、今の場合分割数が9であるので、図10に示すように、モニタ等に表示する場合には、縦横3×3の正方形状に配置される。このように1フレーム分の表示領域に9フレームを同時に表示するため、このとき各フレームデータの画像サイズを変更して合成データが作成される。
次にステップS416において、インデックス格納用バッファのJ番目のデータエリアにこの合成データを書き込む。そしてステップS418において、インデックス格納用バッファの走査ポインタJを1インクリメントするとともに、メモリバッファの走査ポインタpを飛ばし数mだけインクリメントし、ステップS404に戻る。
ステップS404において、メモリバッファの走査ポインタJがインデックス格納用バッファに書き込まれるデータ容量である単位数uを超えたと判断された場合には、ステップS420に進み、インデックス格納用バッファのデータから動画ファイルを作成する。
また、動画ファイルの作成とともに、ステップS422において、メモリバッファに格納されていたデータの表示座標位置を動画ファイルに追加書き込みするとともに、ステップS424において、動画インデックスのフレームレートを動画ファイルに追加書き込みする。
たとえば、今の場合、分割数nは9であり、図11(a)、(b)に示すような縦横3×3の合成データが作成されている。このとき図11(a)に示すように、1フレームが640pixel ×480pixel の画素で構成されていたとすると、図11(b)に示すような各分割動画データのフレームデータ(1)〜(9)は、それぞれ213pixel ×160pixel の画素で構成される。そこで、各メモリバッファに格納されていたデータ(分解データ)の表示座標位置は、図12に示すように、各データ(1)〜(9)の左上の画素の座標(始点)は、データ(1)については(0,0)、データ(2)については(213,0)、データ(3)については(426,0)、・・・等となる。
このようにして作成された動画インデックスデータ内に、表示領域上の割り当てに関する位置情報を追加記録することにより、動画インデックスは、元の動画ファイルと関連付けて記録保存される。動画インデックスは、図1の動画インデックスメモリ1fに保存されるが、前にその対応関係を述べたように、具体的には図6のパソコン1内のハードディスク装置14内に保存される。
動画インデックスを保存する方法としては、動画インデックスを元の動画ファイルとは別ファイルとして保存し、保存する際に元の動画ファイルへの相対パスもしくは絶対パスを動画インデックスのタグ情報等の中に埋め込むようにする方法や、動画インデックスを元の動画ファイルとは別ファイルとして保存し、さらに動画インデックスと元の動画ファイルのパスを併記したリストファイルを別途作成する方法、あるいは元の動画ファイル内の特定アドレスに動画インデックスデータを埋め込み書き込みして1ファイルとして保存する方法等が考えられる。このように、動画インデックスを元の動画ファイルと関連付けて記録保存するようにしたため、互いのデータを参照することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば元の動画ファイルを複数の分割動画データに均等に分割し、これら分割動画データを同時に再生できるように動画インデックスを作成したため、作成後のインデックスファイルを再生することにより、短時間で元の動画ファイル全体の内容を確認することができる。また、インデックスファイルの再生時に、再生画面上の特定位置および時間を指示することにより編集したい箇所を特定することができる。
次に本発明の第2実施形態について説明する。上で説明した第1実施形態は、動画インデックスを作成することが主要な目的であったが、本第2実施形態は、動画インデックスを作成し記録保存すること自体は必ずしも必要ではなく、動画インデックスを再生することを主な目的とするものである。
図13に、本発明の第2実施形態に係る動画像管理装置の概略構成を示す。図13に示すように、本実施形態の動画像管理装置100は、前述した第1実施形態と同様に、デジタルカメラ200から入力された動画データの総フレーム数を取得する総フレーム数取得手段100a、入力された動画データを分割して同時に再生するフレーム数を与える所定分割数を保持する所定分割数メモリ100b、入力された動画データを所定分割数のフレーム集合(分割動画データ)に分割する動画ファイル分割手段100c、分割された動画ファイル(分割動画データ)を同時に再生する動画再生手段100dを含んでいる。
本実施形態の動画像管理装置100は、動画インデックスを作成し、記録保存する機能を特には有していないが、本実施形態の動画再生手段100dは、一時停止、巻き戻し、早送り等の動画再生や、同時に表示される複数のフレームのうち任意のフレームの動画データのみの再生をすることができるように、ユーザからの指示により動画再生を制御する再生制御手段100eを有している。
また、本実施形態の動画像管理装置100は、この他に、動画再生中に着目したい場面を記録するための機能を実現するために、任意フレーム番号特定手段100f、動画ファイル全体におけるフレーム番号算出手段100gおよびフレーム番号記録手段100hを有している。詳しくは後述するが、本実施形態においては、これらの機能により短時間で動画ファイル全体の内容を確認することができるとともに、再生時に着目したい場面を記録し、その後の編集時に着目場面を即座に表示することができる。
本実施形態の動画像管理装置100も具体的には図6に示したようなパソコン1によって構成される。すなわち、再生制御手段100e、任意フレーム番号特定手段100f、動画ファイル全体におけるフレーム番号算出手段100g、フレーム番号記録手段100h等は図6のパソコン1のCPU10や主メモリ12によって構成される。また、再生制御手段100eや任意フレーム番号特定手段100fに対するユーザからの指示はマウス24やキーボード22を介して行われる。
以下、図14および図15のフローチャートを参照して本実施形態の作用を説明する。
まず、図14のステップS500において、動画ファイルを読み込む。動画ファイルの入力は、前述した第1実施形態と同様に特に限定はされず、例えばデジタルカメラ200から入力すればよい。また、分割数nをマウス24あるいはキーボード22(図6参照)を通じて入力する。
次にステップS600において、動画ファイルを構成する総フレーム数Nが総フレーム数取得手段100aによって、例えば動画ファイルのタグ情報から取得される。次に、ステップS700において、分割動画データが作成される。これは前述した第1実施形態と同様であり、図8のフローチャートと同様の処理によって行われるため詳しい説明は省略する。
次に、ステップS800において、分割された複数の分割動画データを同時に再生する。これについては後で詳述する。動画再生中にユーザが所定の着目したい場面を指定した場合には、動画再生終了後、ステップS900において、その特定されたフレーム番号があるか否かを判断する。ユーザによって指定された着目場面の特定フレーム番号が存在する場合には、ステップS1000に進み、動画ファイルにその特定フレーム番号を書き込み、処理を終了する。また、特定フレーム番号が存在しない場合には、そのまま処理を終了する。
以下、図15のフローチャートに沿って、本実施形態における動画再生方法について説明する。ここでの動画再生は、図9に示す第1実施形態における動画インデックス作成とほぼ同じ要領である。すなわち、第1実施形態では、合成フレームバッファにフレームを記録し、分割数分のフレームが記録されたら、合成データを作成し、これを動画インデックスバッファに記録していた。これに対し、本第2実施形態は、直接再生バッファにフレームを記録し、分割数分のフレームが再生バッファに記録されたら、再生バッファのデータを表示することにより、分割された動画ファイルを同時に再生するようにしたものである。
まず、図15のステップS802において、準備処理として各種初期値等の設定等を行う。すなわち、メモリバッファ走査ポインタJの初期値を1とし、総フレーム数Nと分割数nとから単位数u=N/nを算出し、再生バッファを準備する。
次に、ステップS804において、メモリバッファ走査ポインタJが、各分割動画データが含むフレーム数である単位数u以下か否か判断する。メモリバッファ走査ポインタJが単位数u以下の場合には、ステップS806において、同期カウンタKの初期値を1とする。同期カウンタKは、各分割動画データからフレームを取り出す際の同期をとるためのものである。
次に、ステップS808において、同期カウンタKが分割数n以下か否か判断する。これは分割数分だけ存在する各分割動画データからすべて同じ順番のフレームを取り出したか否か判断するものである。同期カウンタKが分割数n以下であれば、まだすべての分割動画データからフレームデータを取り出していないので、次のステップS810において、K番目のメモリバッファの第Jフレームのデータを再生バッファに記録し、ステップS812において、同期カウンタKを1インクリメントしてステップS808に戻る。
ステップS808の判断で同期カウンタKが分割数nを超えた場合には、再生バッファが、分割数分の分割動画データから取り出したフレームで満たされたことになり、次のステップS814において、再生バッファのデータを表示することにより動画再生が行われる。再生バッファのデータを再生する際、各フレームの画像サイズを変更して複数のフレームで1フレーム(表示画面)を構成するようにする。
ユーザは再生された動画を見ながら、任意のタイミングでマウス24やキーボード22を通じて様々な指示を出して、動画再生をコントロールすることができる。例えば、ユーザが、早送り、巻き戻し、コマ送り、コマ戻しあるいは一時停止等様々な動画再生の指示を出すと、再生制御手段100eによって、動画再生手段100dが制御されユーザの指示に応じた様々な動画再生を行うことができる。また、例えば、1フレーム中に表示されている各フレーム中の任意のフレームを指定して、そのフレームの動画ファイル(分割動画データ)のみを再生し、また各種の制御を行うようにすることもできる。
また、ユーザは、これらの動画再生を行って着目場面を検索し、着目場面が見つかったらマウス24やキーボード22等の入力手段で再生されている1フレーム中の所定のフレームを指定することができる。ユーザが、あるフレームを指定すると、任意フレーム番号特定手段100fは、そのフレームの分割動画データ中でのフレーム番号を特定する。動画ファイル全体におけるフレーム番号算出手段100gは、分割動画データと元の動画ファイルとの関係から元の動画ファイル全体におけるその特定フレームのフレーム番号を算出する。算出されたフレームは、フレーム番号記録手段100hにより、動画ファイルと関連付けて記録される。
このように本実施形態においては、短時間で動画ファイル全体の内容を確認することができるとともに、再生時に着目したい場面のフレーム番号を記録し、その後の編集時に着目場面を元の動画ファイル中から即座にそのフレームデータを検索し表示することができる。
以上、本発明の動画像管理方法および装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
1、100…動画像管理装置(パソコン)、1a、100a…総フレーム数取得手段、1b、100b…所定分割数メモリ、1c、100c…動画ファイル分割手段、1d…合成フレームデータ作成手段、1e…動画インデックスデータ作成手段、1f…動画インデックスメモリ、1g、100d…動画再生手段、2、200…(デジタル)カメラ、10…CPU、12…主メモリ、14…ハードディスク装置、16…CD−ROMドライブ、18…表示メモリ、20…モニタ装置、22…キーボード、24…マウス、26…マウスコントローラ、27…I/F、28…バス、100e…再生制御手段、100f…任意フレーム番号特定手段、100g…動画ファイル全体におけるフレーム番号算出手段、100h…フレーム番号記録手段
Claims (18)
- 動画ファイル内の総フレーム数を取得し、
予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画ファイルに前記動画ファイルを均等に分割し、
前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データを各先頭から所定フレーム毎走査し、前記分割動画データ間において、フレーム間の同期をとりながら、各前記分割動画データから1つずつフレームデータを取り出して1つの静止画データである合成フレームデータを作成し、
前記合成フレームデータを順次つなぎ合わせることにより動画データである動画インデックスデータを作成することを特徴とする動画像管理方法。 - 前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更して合成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の動画像管理方法。
- 前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータが前記合成フレームデータ中のどの位置に存在するかを示す位置情報をあわせて記録するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の動画像管理方法。
- 前記動画インデックスデータを元の動画ファイルのデータと関連付けて、互いのデータを参照できるように記録保存するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画像管理方法。
- 動画ファイル内の総フレーム数を取得し、
予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割し、
前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データの動画データをフレーム間の同期をとりながら同時に再生表示するようにしたことを特徴とする動画像管理方法。 - 前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更して再生表示するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の動画像管理方法。
- 前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、再生表示された各動画データを同時に一時停止、巻き戻しおよび早送りのうち少なくとも1つ以上を行うことを可能としたことを特徴とする請求項5または6に記載の動画像管理方法。
- 前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、同時表示されている前記動画データのうち、任意の前記動画データのみを再生表示および制御することができるようにしたことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の動画像管理方法。
- 前記分割動画データの動画データを再生表示するとき、前記動画データのうち任意の動画データの任意フレーム番号を特定し、前記特定されたフレーム番号から前記動画ファイル全体におけるフレーム番号を算出し、前記算出されたフレーム番号と、前記動画ファイルとを関連付けて記録するようにしたことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の動画像管理方法。
- 動画ファイル内の総フレーム数を取得する手段と、
予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割する手段と、
前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データを各先頭から所定フレーム毎走査し、前記分割動画データ間において、フレーム間の同期をとりながら、各前記分割動画データから1つずつフレームデータを取り出して1つの静止画データである合成フレームデータを作成する手段と、
前記合成フレームデータを順次つなぎ合わせることにより動画データである動画インデックスデータを作成する手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置。 - 請求項10に記載の動画像管理装置であって、さらに、前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更して合成する手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置。
- 請求項10または11に記載の動画像管理装置であって、さらに、前記合成フレームデータを作成するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータが前記合成フレームデータ中のどの位置に存在するかを示す位置情報をあわせて記録する手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置。
- 請求項10〜12のいずれか1項に記載の動画像管理装置であって、さらに、前記動画インデックスデータを元の動画ファイルのデータと関連付けて、互いのデータを参照できるように記録保存する手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置。
- 動画ファイル内の総フレーム数を取得する手段と、
予め定められた所定の分割数で前記総フレーム数を割った数のフレームからなる分割動画データに前記動画ファイルを均等に分割する手段と、
前記分割によって得られた前記分割数個の前記分割動画データの動画データをフレーム間の同期をとりながら同時に再生表示する手段とを備えたことを特徴とする動画像管理装置。 - 請求項14に記載の動画像管理装置であって、さらに、前記動画データを再生表示するとき、前記分割動画データ中の各フレームデータの画像サイズを変更する手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置。
- 請求項14または15に記載の動画像管理装置であって、さらに、前記動画データを再生表示するとき、再生表示された各動画データを同時に、一時停止、巻き戻しおよび早送りのうち少なくとも1つ以上を行う手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置。
- 請求項14〜16のいずれか1項に記載の動画像管理装置であって、さらに、前記動画データを再生表示するとき、同時表示されている前記動画データのうち、任意の前記動画データのみを再生表示および制御する手段を備えたことを特徴とする動画像管理装置。
- 請求項14〜17のいずれか1項に記載の動画像管理装置であって、さらに、前記動画データを再生表示するとき、前記動画データのうち任意の動画データの任意フレーム番号を特定する手段と、前記特定されたフレーム番号から前記動画ファイル全体におけるフレーム番号を算出する手段と、前記算出されたフレーム番号と、前記動画ファイルとを関連付けて記録する手段とを備えたことを特徴とする動画像管理装置。
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---|---|---|---|
JP2003314250A JP2005086344A (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | 動画像管理方法および装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008167287A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
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-
2003
- 2003-09-05 JP JP2003314250A patent/JP2005086344A/ja active Pending
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