JP2001117091A - 反射型カラー液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

反射型カラー液晶表示装置及びその製造方法

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    • G02F1/133553Reflecting elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光散乱手段を設けて白色を表示させる場合、
コントラスト及び視認性を向上させる。 【解決手段】 開示される反射型カラー液晶表示装置
は、液晶3側に凹凸部24が形成されたガラス等から成
る第2の透明絶縁基板21と、第2の透明絶縁基板21
の凹凸部24を覆うように形成されたアクリル、ポリイ
ミド等から成る平坦化膜25と、平坦化膜25上に形成
されたITO等から成る共通の対向電極22と、対向電
極22上に形成されたポリイミド等から成る液晶配向層
23とを備えた対向基板2を形成し、凹凸部24及び平
坦化膜25により光散乱手段を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、反射型カラー液
晶表示装置及びその製造方法に係り、詳しくは、液晶駆
動素子形成基板にカラーフィルタが設けられてなる反射
型カラー液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の情報機器等のディスプレイ装置と
して反射型カラー液晶表示装置が広く用いられている。
図14は、従来の反射型カラー液晶表示装置の一例の構
成を示す断面図である。同反射型カラー液晶表示装置
は、同図に示すように、液晶を駆動するスイッチング素
子(駆動素子)として動作する薄膜トランジスタ(Thin
Film Transistor:TFT)が形成された液晶駆動素子
形成基板101と、対向基板102と、両基板101、
102間に挟持された液晶103とから構成されてい
る。
【0003】液晶駆動素子形成基板101は、図14に
示すように、ガラス等から成る透明絶縁基板104と、
透明絶縁基板104上に形成されたアルミニウム又はア
ルミニウム合金等から成るゲート電極105及び反射板
106と、ゲート電極105及び反射板106上に形成
された窒化シリコン等から成るゲート絶縁膜107と、
ゲート電極105の上方のゲート絶縁膜107上に形成
された非晶質シリコン等から成る半導体層108と、半
導体層108の両端からそれぞれ引き出されたクロム等
から成るドレイン電極109及びソース電極110と、
ドレイン電極109、半導体層108及びソース電極1
10を覆う窒化シリコン等から成る絶縁保護膜111と
を備えている。ここで、ゲート電極105、ゲート絶縁
膜107、半導体層108、ドレイン電極109及びソ
ース電極110により、TFTが構成されている。
【0004】さらに、液晶駆動素子形成基板101
は、、絶縁保護膜111上に形成されTFTの光入射防
止及び表示に関係のない部分の遮光をするためのブラッ
クマトリクス112と、絶縁保護膜111上に形成され
たカラーフィルタ113と、ブラックマトリクス112
及びカラーフィルタ113を覆うアクリル系ポリマー等
から成る絶縁保護膜114と、絶縁保護膜114上にソ
ース電極110と接続されるように形成されたITO
(Indium-Tin-Oxide)から成る画素電極115と、画素
電極115上に形成されたポリイミド等から成る液晶配
向層116とを備えている。
【0005】また、対向基板102は、ガラス等から成
る透明絶縁基板121と、透明絶縁基板121上に形成
されたITO等から成る共通の対向電極122と、対向
電極122上に形成されたポリイミド等から成る液晶配
向層123とを備えている。
【0006】上述したような構成の従来の反射型カラー
液晶表示装置によれば、ブラックマトリクス112及び
カラーフィルタ113が液晶駆動素子形成基板101に
形成されているので、ブラックマトリクス112及びカ
ラーフィルタ113が対向基板102に形成されている
他の構成に比較して、液晶駆動素子形成基板101と対
向基板102との間に液晶103を挟持して反射型カラ
ー液晶表示装置を組み立てる場合に、両基板101、1
02のずれを考慮した重ね合わせマージンをとる必要が
ないため、開口率を大きくすることができ、より明るい
表示を行うことが可能となっている。
【0007】ここで、上述したような構成の反射型カラ
ー液晶表示装置において、特に白色を表示させる場合に
は、対向基板102側から入射した光を散乱させる光散
乱手段が必要になる。例えば特開平11−84415号
公報には、上述のような白色表示を行わせるようにした
反射型カラー液晶表示装置の一例が開示されている。同
反射型カラー液晶表示装置は、図15に示すように、対
向基板102の透明絶縁基板121の外部に散乱板12
5を設けるように構成されている。すなわち、同反射型
カラー液晶表示装置では、対向基板102のパネル外部
に設けた散乱板125を光散乱手段として機能させるこ
とにより、白色表示を行わせている。これ以外は、図1
4の構成と略同様であるので、図15の対応する各部に
は同一の番号を付してその説明を省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反射型カラー液晶表示装置では、光散乱手段を対向基板
の外部に設けているので、散乱の起点が液晶から遠い点
に設定されているため、コントラストが低下する、とい
う問題がある。図17及び図18は、コントラストが低
下する理由を概略的に説明する図である。光散乱手段と
して機能する散乱板125を対向基板102の外部に設
けた場合、外部から特定の入射光領域130に入射する
光131A、131B、131C、…131Nは、図1
7に示すように、散乱板125と対向基板102との境
界部で乱反射して放射状に広がる。そして、乱反射した
一部の光は、液晶103R(Red)を通じてカラーフィ
ルタ113の例えばR画素113Rの端部に入射した
後、反射板106で反射されて隣接画素であるB(Blue)
113Bを通過して正常でない光131Xとなって出射
する。本来ならば、R画素113Rに入射された光は反
射板106で反射された後も、R画素113Rのみを通
過して正常な光131Zとなって出射されるのが望まし
い。上述して明らかなように、特定の入射光領域130
は、混色や制御不能な光を発生するのに寄与しているこ
とになる。
【0009】このように2色のカラーフィルタにまたが
って光が通過することは混色が生じることを意味してお
り、本来R色が表示されるべきところを、R色とB色と
が混合した色が表示されるようになる。また、2つの画
素領域を通過するため、光131Xは異なった制御をさ
れた液晶層103R及び103Bを通過して、位相差の
予測できない制御不能な光135が発生するようになる
ので、例えばR画素113Rが黒表示しようとしても黒
表示時の輝度が上昇してしまうようになる。このような
混色の度合い、あるいは制御不能な光の発生の度合い
は、上述したような正常でない光131Xと同様な経路
をたどる光が増加するほど大きくなり、結果的に色度再
現帯域が狭くなったり、コントラストが低下するように
なる。このコントラストの低下は、散乱板125により
引き起こされる散乱の起点、すなわち散乱板125の存
在している位置が液晶103から遠くなるほど顕著にな
る。
【0010】また、従来の構成の反射型カラー液晶表示
装置では、光を出射させる場合に、視認性が低下する。
図16は、視認性が低下する理由を概略的に説明する図
である。観察者が例えば正面位置132から観察した場
合、反射板106で反射されて出射される光は正面位置
132に向かう光133以外に、画素の境界から斜め方
向に向かう光134が発生して、この光134が散乱板
125により散乱されてその一部が正面位置132に向
かう光135となる。したがって、観察者は光133と
光135との間の距離だけずれた表示像を観察するよう
になり、ぼけた二重像を観察する結果となるので、視認
性を低下させることになる。
【0011】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、光散乱手段を設けて白色を表示させる場合、コ
ントラスト及び視認性を向上させることができるように
した反射型カラー液晶表示装置及びその製造方法を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、液晶駆動素子形成基板と対
向基板との間に液晶が挟持され、上記液晶駆動素子形成
基板にカラーフィルタが設けられてなる反射型カラー液
晶表示装置であって、上記対向基板の上記液晶側に光散
乱手段を設けたことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の反
射型カラー液晶表示装置に係り、上記光散乱手段は、上
記対向基板となる透明絶縁基板の上記液晶側表面に形成
された凹凸部から構成されることを特徴としている。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の反
射型カラー液晶表示装置に係り、上記光散乱手段は、上
記透明絶縁基板の表面に形成された凹凸部を覆うように
形成された平坦化膜から構成されることを特徴としてい
る。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載の反
射型カラー液晶表示装置に係り、上記光散乱手段は、上
記対向基板となる透明絶縁基板の上記液晶側表面に外部
から形成された凹凸状絶縁膜から構成されることを特徴
としている。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の反
射型カラー液晶表示装置に係り、上記光散乱手段は、上
記凹凸状絶縁膜上に形成されて該凹凸状絶縁膜と屈折率
の異なる散乱補助膜から構成されることを特徴としてい
る。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の反
射型カラー液晶表示装置に係り、上記凹凸状絶縁膜の屈
折率が上記散乱補助膜のそれより大きいことを特徴とし
ている。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項4記載の反
射型カラー液晶表示装置に係り、上記光散乱手段は、上
記凹凸状絶縁膜を覆うように形成された平坦化膜から構
成されることを特徴としている。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項4記載の反
射型カラー液晶表示装置に係り、上記光散乱手段は、上
記凹凸状絶縁膜を覆うように形成された平坦化膜兼散乱
補助膜から構成されることを特徴としている。
【0020】請求項9記載の発明は、液晶駆動素子形成
基板と対向基板との間に液晶が挟持され、上記液晶駆動
素子形成基板にカラーフィルタが設けられてなる反射型
カラー液晶表示装置の製造方法に係り、第1の透明絶縁
基板上に液晶駆動素子を形成した後、上記透明絶縁基板
上に少なくともカラーフィルタを形成して液晶駆動素子
形成基板を形成する液晶駆動素子形成基板形成工程と、
第2の透明絶縁基板の表面に光散乱手段を設けた対向基
板を形成する対向基板形成工程と、上記対向基板の上記
光散乱手段が液晶側となるように配置して、上記液晶駆
動素子形成基板と上記対向基板との間に液晶を挟持する
液晶挟持工程とを含むことを特徴としている。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
反射型カラー液晶表示装置の製造方法に係り、上記光散
乱手段を、凹凸部を含むように設けることを特徴として
いる。
【0022】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の反射型カラー液晶表示装置の製造方法に係り、上記凹
凸部を、サンドブラスト法、又はフォトエッチング法を
含む加工方法により形成することを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて
具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である反射型カラー液晶
表示装置の構成を示す平面図、図2は図1のA−A矢視
断面図、図3は同反射型カラー液晶表示装置においてコ
ントラストが向上する理由を概略的に説明する図、また
図4は同反射型カラー液晶表示装置において視認性に優
れた理由を概略的に説明する図、図5及び図6は同反射
型カラー液晶表示装置の製造方法を工程順に示す工程
図、図7及び図8は同反射型カラー液晶表示装置の製造
方法において光散乱手段を形成する加工方法の例を示す
図である。この例の反射型カラー液晶表示装置は、図1
及び図2に示すように、液晶を駆動するスイッチング素
子(駆動素子)として動作するTFTが形成された液晶
駆動素子形成基板1と、対向基板2と、両基板1、2間
に挟持された液晶3とから構成されている。
【0024】液晶駆動素子形成基板1は、図1及び図2
に示すように、ガラス等から成る第1の透明絶縁基板4
と、第1の透明絶縁基板4上に形成されたアルミニウム
又はアルミニウム合金等から成るゲート電極5及び反射
板6と、ゲート電極5及び反射板6上に形成された窒化
シリコン等から成るゲート絶縁膜7と、ゲート電極5の
上方のゲート絶縁膜7上に形成された非晶質シリコン等
から成る半導体層8と、半導体層8の両端からそれぞれ
引き出されたクロム等から成るドレイン電極9及びソー
ス電極10と、ドレイン電極9、半導体層8及びソース
電極10を覆う窒化シリコン等から成る絶縁保護膜11
とを備えている。ここで、ゲート電極5、ゲート絶縁膜
7、半導体層8、ドレイン電極9及びソース電極10に
より、TFTが構成されている。
【0025】さらに、液晶駆動素子形成基板1は、絶縁
保護膜11上に形成されTFTの光入射防止及び表示に
関係のない部分の遮光をするためのブラックマトリクス
12と、絶縁保護膜11上に形成されたカラーフィルタ
13と、ブラックマトリクス12及びカラーフィルタ1
3を覆うアクリル系ポリマー等から成る絶縁保護膜14
と、絶縁保護膜14上にソース電極10と接続されるよ
うに形成されたITOから成る画素電極15と、画素電
極15上に形成されたポリイミド等から成る液晶配向層
16とを備えている。
【0026】また、対向基板2は、液晶3側に凹凸部2
4が形成されたガラス等から成る第2の透明絶縁基板2
1と、第2の透明絶縁基板21の凹凸部24を覆うよう
に形成されたアクリル、ポリイミド等から成る平坦化膜
25と、平坦化膜25上に形成されたITO等から成る
共通の対向電極22と、対向電極22上に形成されたポ
リイミド等から成る液晶配向層23とを備えている。こ
こで、第2の透明絶縁基板21の凹凸部24は平坦化膜
25で覆われて、光散乱手段を構成している。すなわ
ち、この例では、対向基板2の液晶3側に光散乱手段を
設けたことを特徴としている。
【0027】ここで、第2の透明絶縁基板21の表面の
高低差は液晶3の膜厚を均一にするため、1mm以下が望
ましい。このためには、凹凸部24の高低差を十分に覆
うことができる膜厚の平坦化膜25が必要である。ま
た、凹凸部24の頂部24Aと谷部24Bとの間の高低
差は、液晶3の厚さ(3〜10μm)に比べて、同程度
あるいはそれ以下になっていることが望ましい。この理
由としては、液晶駆動素子形成基板1と対向基板2との
間に液晶3を挟持して反射型カラー液晶表示装置を組み
立てる場合に、万一平坦化膜25の不良等が原因で凹凸
部24を十分に平坦化しきれなかった場合、液晶駆動素
子形成基板1に到達して傷をつけないようにするためで
ある。第2の透明絶縁基板21の凹凸部24は、後述す
るようにサンドブラスト法、又はフォトエッチング法等
の加工方法により形成される。
【0028】上述したように、この例の構成によれば、
対向基板2の液晶3側に光散乱手段を設けるようにした
ので、対向基板2における散乱の起点を液晶3から近い
点に設定できるため、混色や制御不能な光等の望ましく
ない光の発生が減少し、コントラストを向上させること
ができるようになる。
【0029】図3は、この例においてコントラストが向
上する理由を概略的に説明する図である。第2の透明絶
縁基板21の液晶3側に凹凸部24及び平坦化膜25か
ら成る光散乱手段を設けたことにより、図17と比較し
て明らかなように、散乱の起点は液晶3から近い点に設
定される。したがって、外部から特定の入射光領域30
に入射する光31A、31B、31C、31Dは、光散
乱手段を構成している凹凸部24で乱反射して反射板6
で反射されて隣接画素であるB(Blue)13Bを通過して
正常でない光31Xとなって出射するが、図17と比較
して明らかなように、このようにして出射する正常でな
い光31Xの量は減少する。一方、R画素13Rに入射
されて反射板10で反射された後も、R画素13Rのみ
を通過して出射する正常な光31Zの量は増加する。す
なわち、混色や制御不能な光を発生するのに寄与する特
定の入射光領域30の幅は、従来よりも狭くなる。これ
により、混色や制御不能な光の発生の度合いを小さくす
ることができる。したがって、コントラストや色度再現
域が向上する。
【0030】また、この例の構成によれば、光を出射さ
せる場合に、視認性を向上させることができる。図4
は、この例において視認性が向上する理由を概略的に説
明する図である。観察者が例えば正面位置32から観察
した場合、反射板6で反射されて出射される光は正面位
置32に向かう光33以外に、画素の境界から斜め方向
に向かう光34が発生して、この光34が第2の透明絶
縁基板21の凹凸部24により散乱されてその一部が正
面位置32に向かう正常でない光35となる。この場
合、第2の透明絶縁基板21の凹凸部24を液晶3側に
形成して、従来例に比較して散乱の起点を液晶3から近
い点に設定しているので、図16と比較して明らかなよ
うに、光33と光35との距離は小さくなるので、その
分表示像のぼけの度合いを小さくすることができる。し
たがって、視認性を向上させることができるようにな
る。
【0031】次に、図5及び図6を参照して、同反射型
カラー液晶表示装置の製造方法について工程順に説明す
る。まず、図5(a)に示すように、ガラス等から成る
第1の透明絶縁基板4を用いて、スパッタ法により、全
面にアルミニウムを形成した後、周知のフォトリソグラ
フィ法によりアルミニウムをパターニングして所望の形
状のゲート電極5及び反射板6を同時に形成する。アル
ミニウムは反射率の高い材料なので反射板として優れた
特性を発揮する。なお、純粋なアルミニウムはヒロック
を生じ易いので、数%のネオジウム等の他の材料を混入
させてアルミニウム合金を用いることが好ましい。
【0032】次に、CVD(Chemical Vapor Depositio
n)法により、全面に窒化シリコンを形成してゲート絶縁
膜7を形成する。次に、CVD法により、全面にN型の
非晶質シリコンを形成した後、フォトリソグラフィ法に
より非晶質シリコンをパターニングして、ゲート電極5
の上方のゲート絶縁膜7上に半導体層8を形成する。次
に、スパッタ法により、全面にクロムを形成した後、フ
ォトリソグラフィ法によりクロムをパターニングして、
ドレイン電極9及びソース電極10を形成する。次に、
CVD法により、全面に窒化シリコンを形成して絶縁保
護膜11を形成する。この絶縁保護膜11は、半導体層
8を外部雰囲気から保護するために形成している。以上
により、第1の透明絶縁基板4上にゲート電極5、ゲー
ト絶縁膜7、半導体層8、ドレイン電極9及びソース電
極10から構成されたTFTを形成する。
【0033】次に、図5(b)に示すように、例えばア
クリル系の感光性ポリマー中に黒色の顔料を添加したブ
ラックレジストを全面に塗布した後、フォトリソグラフ
ィ法によりブラックレジストをパターニングして、TF
Tの表面を覆うようにブラックマトリクス12を形成す
る。このブラックマトリクス12は、TFTの耐光性が
十分な場合には、必ずしも必要ではない。次に、例えば
アクリル系の感光性ポリマー中に赤色(Red)、緑色(G
reen)、青色(Blue)の顔料を添加したレジストを全面
に塗布した後、フォトリソグラフィ法によりそのレジス
トをパターニングして、絶縁保護膜11上にカラーフィ
ルタ13を形成する。次に、例えばアクリル系ポリマー
から成る絶縁保護膜14を形成する。この絶縁保護膜1
4は、後述のように形成する液晶3にカラーフィルタ1
3からのイオン等の有害な物質が混入するのを防止する
ために形成している。
【0034】次に、ブラックマトリクス12及び絶縁保
護膜14にフォトリソグラフィ法によりソース電極10
を露出するコンタクトホール17を形成した後、このコ
ンタクトホール17を含む全面にスパッタ法によりIT
Oを形成し、次にフォトリソグラフィ法によりITOを
パターニングして、所望の形状の画素電極15を形成す
る。次に、画素電極16上にポリイミドから成る液晶配
向層16を形成する。以上により、液晶駆動素子形成基
板1が形成される。
【0035】次に、図6(c)に示すように、ガラス等
から成る厚さが0.5〜1.5mmの第2の透明絶縁基板
21を用いて、この第2の透明絶縁基板21の表面(後
述するように液晶3側となる面)を加工して、頂部24
Aと谷部24Bとの間の高低差が、後で反射型カラー液
晶表示装置を組み立てる場合に用いる液晶3の厚さ(3
〜10μm)に比べて、同程度あるいはその厚さ以下と
なるような凹凸部24を形成する。
【0036】ここで、第2の透明絶縁基板21に凹凸部
24を形成する加工方法としては、図7に示すようなサ
ンドブラスト法を利用して行う。すなわち、第2の透明
絶縁基板21の液晶3と対向させる面に、研磨ノズル1
8から研磨砥粒19を吹き付けて凹凸部24を形成す
る。この場合、研磨砥粒の粒径、吹き付け速度等を調整
することにより、凹凸部24の粗さ、深さを制御するよ
うにする。
【0037】また、第2の透明絶縁基板21に凹凸部2
4を形成する別の加工方法としては、図8に示すような
フォトエッチング法を利用して行う。すなわち、第2の
透明絶縁基板21の液晶3と対向させる面に、ランダム
にレジスト20を形成した後、このレジスト20をマス
クとしてドライエッチング、あるいはウエットエッチン
グを行って凹凸部24を形成する。この場合、レジスト
20の形成をフォトリソグラフィ法を利用して行うこと
により、高精度なマスクの形成ができるので、凹凸部2
4の粗さ、深さを所望な範囲に制御することが可能とな
る。
【0038】次に、図6(d)に示すように、SOG(S
pin On Glass)法、印刷法等によりアクリル、あるいは
ポリイミドを形成して、第2の透明絶縁基板21の凹凸
部24を覆うように平坦化膜25を形成する。これによ
り、凹凸部24及び平坦化膜25から成る光散乱手段が
構成されたことになる。次に、スパッタ法により全面に
ITOを形成して、共通の対向電極22を形成した後、
この対向電極22上にポリイミドから成る液晶配向層2
3を形成する。以上により、対向基板2が形成される。
【0039】次に、上述のような工程を経て得られた液
晶駆動素子形成基板1及び対向基板2を用いて、両基板
1、2間に対向基板2の凹凸部24が液晶3側となるよ
うに配置して、例えばネマティック液晶から成る液晶3
を用いて挟持することにより、図1及び図2に示したよ
うな構成の反射型カラー液晶表示装置を完成させる。
【0040】このように、この例の構成の反射型カラー
液晶表示装置によれば、液晶3側に凹凸部24が形成さ
れたガラス等から成る第2の透明絶縁基板21と、第2
の透明絶縁基板21の凹凸部24を覆うように形成され
たアクリル、ポリイミド等から成る平坦化膜25と、平
坦化膜25上に形成されたITO等から成る共通の対向
電極22と、対向電極22上に形成されたポリイミド等
から成る液晶配向層23とを備えた対向基板2を形成
し、凹凸部24及び平坦化膜25により光散乱手段を構
成するようにしたので、対向基板2における散乱の起点
を液晶3から近い点に設定できるため、混色や制御不能
な光等の望ましくない光の発生を減少させることができ
る。また、この例の構成の反射型カラー液晶表示装置に
よれば、対向基板2となる第2の透明絶縁基板21の液
晶3側に凹凸部24を形成することにより光散乱手段を
構成させるようにしたので、簡単な方法で光散乱手段を
設けることができる。 したがって、光散乱手段を設け
て白色を表示させる場合、コントラスト及び視認性を向
上させることができる。
【0041】◇第2実施例 図9はこの発明の第2実施例である反射型カラー液晶表
示装置の構成を示す断面図である。この発明の第2実施
例である反射型カラー液晶表示装置の構成が、上述した
第1実施例の構成と大きく異なるところは、凹凸の度合
いを小さくした凹凸部を形成し、平坦化膜の形成を不要
にして光散乱手段を構成するようにした点である。すな
わち、この例においては、図9に示すように、第2の透
明絶縁基板21の液晶3側に形成される凹凸部40は、
頂部40Aと谷部40Bとの間の高低差は、第1実施例
の場合よりも小さく、略1μm以下に形成して、光散乱
手段を構成する。凹凸部40上にはITO等から成る共
通の対向電極22が、対向電極22上にはポリイミド等
から成る液晶配向層23がそれぞれ形成されている。こ
のように凹凸の度合いが小さい凹凸部40を形成して光
散乱手段を構成しても、光散乱手段として十分に機能さ
せることができる。
【0042】凹凸部40を形成する加工方法としては、
第1実施例の場合と同様に、図7に示したようなサンド
ブラスト法又は図8に示したようなフォトエッチング法
を利用することができる。特に、この例の場合には、高
精度の加工が可能なフォトエッチング法を利用すること
が望ましい。これ以外は、上述した第1実施例と略同様
である。それゆえ、図9において、図1及び図2の構成
部分と対応する各部には、同一の番号を付してその説明
を省略する。
【0043】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、さらに平坦化
を不要にすることができる。
【0044】◇第3実施例 図10はこの発明の第3実施例である反射型カラー液晶
表示装置の構成を示す断面図である。この発明の第3実
施例である反射型カラー液晶表示装置の構成が、上述し
た第1実施例の構成と大きく異なるところは、透明絶縁
基板の表面に外部から凹凸状絶縁膜を形成し、基板自身
への凹凸の形成を不要にして光散乱手段を構成するよう
にした点である。すなわち、この例においては、図10
に示すように、第2の透明絶縁基板21の表面の液晶3
側に例えばアクリル、あるいはポリイミドを外部から形
成して凹凸状絶縁膜41を形成して、光散乱手段を構成
する。この場合凹凸状絶縁膜41の頂部41Aと谷部4
1Bとの間の高低差は、第2実施例の場合と同程度に形
成する。凹凸状絶縁膜41上にはITO等から成る共通
の対向電極22が、対向電極22上にはポリイミド等か
ら成る液晶配向層23がそれぞれ形成されている。この
ように第2の透明絶縁基板21の表面に外部から形成し
た凹凸状絶縁膜41により光散乱手段を構成しても、光
散乱手段として十分に機能させることができる。
【0045】凹凸状絶縁膜41を形成する方法として
は、フォトリソグラフィ法を利用して第2の透明絶縁基
板21の表面にランダムにレジストを塗布した状態で、
このレジストをマスクとしてSOG法、印刷法等により
アクリル、あるいはポリイミドを形成した後に、レジス
トを除去することにより形成することができる。
【0046】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、凹凸形成を基
板自身へ行うよりも形成が容易ととなる。
【0047】◇第4実施例 図11はこの発明の第4実施例である反射型カラー液晶
表示装置の構成を示す断面図である。この発明の第4実
施例である反射型カラー液晶表示装置の構成が、上述し
た第3実施例の構成と大きく異なるところは、透明絶縁
基板の表面に外部から形成した凹凸状絶縁膜及びこの凹
凸状絶縁膜と屈折率の異なる散乱補助膜により光散乱手
段を構成するようにした点である。すなわち、この例に
おいては、図11に示すように、第2の透明絶縁基板2
1の表面の液晶3側に形成した凹凸状絶縁膜41及びこ
の凹凸状絶縁膜41上に形成されて凹凸状絶縁膜41と
屈折率の異なる散乱補助膜42により、光散乱手段を構
成する。この場合凹凸状絶縁膜41の屈折率n1と、散
乱補助膜42の屈折率n2との関係は、n1>n2とな
るように設定する。散乱補助膜42上にはITO等から
成る共通の対向電極22が、対向電極22上にはポリイ
ミド等から成る液晶配向層23がそれぞれ形成されてい
る。このように屈折率の異なる凹凸状絶縁膜41と散乱
補助膜42を組み合わせて光散乱手段を構成しても、光
散乱手段として十分に機能させることができる。
【0048】このように、この例の構成によっても、第
3実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、散乱補助膜に
より散乱度合いを制御することができる。
【0049】◇第5実施例 図12はこの発明の第5実施例である反射型カラー液晶
表示装置の構成を示す断面図である。この発明の第5実
施例である反射型カラー液晶表示装置の構成が、上述し
た第3実施例の構成と大きく異なるところは、透明絶縁
基板の表面に外部から形成した凹凸状絶縁膜及び平坦化
膜により光散乱手段を構成するようにした点である。す
なわち、この例においては、図12に示すように、第2
の透明絶縁基板21の表面の液晶3側に例えばアクリ
ル、あるいはポリイミドを外部から形成して凹凸状絶縁
膜41を形成し、この凹凸状絶縁膜41を平坦化膜25
で覆って光散乱手段を構成する。平坦化膜25上にはI
TO等から成る共通の対向電極22が、対向電極22上
にはポリイミド等から成る液晶配向層23がそれぞれ形
成されている。このように第2の透明絶縁基板21の表
面に外部から形成した凹凸状絶縁膜41及び平坦化膜2
5により光散乱手段を構成しても、光散乱手段として十
分に機能させることができる。
【0050】このように、この例の構成によっても、第
3実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。
【0051】◇第6実施例 図13はこの発明の第6実施例である反射型カラー液晶
表示装置の構成を示す断面図である。この発明の第6実
施例である反射型カラー液晶表示装置の構成が、上述し
た第5実施例の構成と大きく異なるところは、透明絶縁
基板の表面に外部から形成した凹凸状絶縁膜及び平坦化
膜兼散乱補助膜により光散乱手段を構成するようにした
点である。すなわち、この例においては、図13に示す
ように、第2の透明絶縁基板21の表面の液晶3側に例
えばアクリル、あるいはポリイミドを外部から形成して
凹凸状絶縁膜41を形成し、この凹凸状絶縁膜41を平
坦化膜及び散乱補助膜を兼用した平坦化膜兼散乱補助膜
43で覆って光散乱手段を構成する。平坦化膜兼散乱補
助膜43上にはITO等から成る共通の対向電極22
が、対向電極22上にはポリイミド等から成る液晶配向
層23がそれぞれ形成されている。このように第2の透
明絶縁基板21の表面に外部から形成した凹凸状絶縁膜
41及び平坦化膜兼散乱補助膜43により光散乱手段を
構成しても、光散乱手段として十分に機能させることが
できる。
【0052】このように、この例の構成によっても、第
5実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。
【0053】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更などがあってもこの発明に含まれる。例えば、液晶を
駆動するスイッチング素子としてはTFTを用いる例で
示したが、これに限らずダイオード等の他のスイッチン
グ素子を用いることができる。
【0054】また、液晶駆動素子形成基板としては透明
絶縁基板を用いてこれにスイッチング素子を形成する例
で示したが、これに限らずシリコン基板等から成る半導
体基板等の他の基板を用いてこれにスイッチング素子を
形成することができる。また、各種絶縁膜、導電膜等の
形成手段、膜厚等の条件等は一例を示したものであり、
目的、用途等に応じて変更することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の反射型
カラー液晶表示装置によれば、対向基板の液晶側に光散
乱手段を設けるようにしたので、対向基板における散乱
の起点を液晶から近い点に設定できるため、混色や制御
不能な光等の望ましくない光の発生を減少させることが
できる。また、この発明の反射型カラー液晶表示装置の
製造方法によれば、対向基板の液晶側に凹凸部を形成す
ることにより光散乱手段を構成させるようにしたので、
簡単な方法で光散乱手段を設けることができる。したが
って、光散乱手段を設けて白色を表示させる場合、コン
トラスト及び視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である反射型カラー液晶
表示装置の構成を示す平面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】同反射型カラー液晶表示装置においてコントラ
ストが向上する理由を概略的に説明する図である。
【図4】同反射型カラー液晶表示装置において視認性が
向上する理由を概略的に説明する図である。
【図5】同反射型カラー液晶表示装置の製造方法を工程
順に示す工程図である。
【図6】同反射型カラー液晶表示装置の製造方法を工程
順に示す工程図である。
【図7】同反射型カラー液晶表示装置の製造方法におい
て光散乱手段を形成する加工方法の一例を示す図であ
る。
【図8】同半導体装置の製造方法において光散乱手段を
形成する加工方法の一例を示す図である。
【図9】この発明の第2実施例である反射型カラー液晶
表示装置の構成を示す断面図である。
【図10】この発明の第3実施例である反射型カラー液
晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図11】この発明の第4実施例である反射型カラー液
晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図12】この発明の第5実施例である反射型カラー液
晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図13】この発明の第6実施例である反射型カラー液
晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図14】従来の反射型カラー液晶表示装置の構成を示
す断面図である。
【図15】同反射型カラー液晶表示装置の構成を示す断
面図である。
【図16】同反射型カラー液晶表示装置において視認性
が低下する理由を概略的に説明する図である。
【図17】同反射型カラー液晶表示装置においてコント
ラストが低下する理由を概略的に説明する図である。
【図18】同反射型カラー液晶表示装置においてコント
ラストが低下する理由を概略的に説明する図である。
【符号の説明】
1 液晶駆動素子形成基板 2 対向基板 3 液晶 4 第1の透明絶縁基板 5 ゲート電極 6 反射板 7 ゲート絶縁膜 8 半導体層 9 ドレイン電極 10 ソース電極 11、14 絶縁保護膜 12 ブラックマトリクス 13 カラーフィルタ 15 画素電極 16、23 液晶配向層 17 コンタクトホール 18 研磨ノズル 19 研磨砥粒 20 レジスト 21 第2の透明絶縁基板 22 対向電極 24、40 凹凸部 24A、40A、41A 頂部 24B、40B、41B 谷部 25 平坦化膜 30 特定の入射光領域 31A〜31D 特定の入射光領域に入射する光 31X、35 正常でない光 32 正面位置 33 正面位置に向かう光 34 斜め方向に向かう光 41 凹凸状絶縁膜 42 散乱補助膜 43 平坦化膜兼散乱補助膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月5日(2000.10.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反射型カラー液晶表示装置では、光散乱手段を対向基板
の外部に設けているので、散乱の起点が液晶から遠い点
に設定されているため、コントラストが低下する、とい
う問題がある。図17及び図18は、コントラストが低
下する理由を概略的に説明する図である。光散乱手段と
して機能する散乱板125を対向基板102の外部に設
けた場合、外部から特定の入射光領域130に入射する
光131A、131B、131C、…131Nは、図1
7に示すように、散乱板125と対向基板102との境
界部で乱反射して放射状に広がる。そして、乱反射した
一部の光は、液晶103R(Red)を通じてカラーフィ
ルタ113の例えばR画素113Rの端部に入射した
後、反射板106で反射されて隣接画素のカラーフィル
タであるB(Blue)画素113Bや隣接画素の液晶10
3Bを通過して正常でない光131Xとなって出射す
る。本来ならば、R画素113Rに入射された光は反射
板106で反射された後も、R画素のカラーフィルタ1
13R及び液晶103Rのみを通過して正常な光131
Zとなって出射されるのが望ましい。上述して明らかな
ように、特定の入射光領域130は、混色や制御不能な
光を発生するのに寄与していることになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図18に示した光134のように、2色の
カラーフィルタにまたがって光が通過することは混色が
生じることを意味しており、本来R色が表示されるべき
ところを、R色とG色とが混合した色が表示されるよう
になる。また、2つの画素領域の液晶を通過すること
は、異なった制御をされた液晶層103R及び103B
を通過して、位相差の予測できない制御不能な光135
が発生するようになるので、例えばR画素113Rが黒
表示しようとしても、黒表示時の輝度が上昇してしまう
ようになる。もちろん、光136のように隣接画素のカ
ラーフィルタと液晶のどちらをも通過する場合は、混色
と制御不能な光の発生が同時に生じている。このような
混色の度合い、あるいは制御不能な光の発生の度合い
は、上述したような正常でない光131Xと同様な経路
をたどる光が増加するほど大きくなり、結果的にコント
ラストが低下するようになる。このコントラストの低下
は、散乱板125により引き起こされる散乱の起点、す
なわち、散乱板125の存在している位置が液晶103
から遠くなるほど顕著になる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、従来の構成の反射型カラー液晶表示
装置では、光を出射させる場合に、視認性が低下する。
図16は、視認性が低下する理由を概略的に説明する図
である。観察者が例えば正面位置132から観察した場
合、反射板106で反射されて出射される光は正面位置
132に向かう正常な光133以外に、画素の境界から
斜め方向に向かう光137が発生して、この光137が
散乱板125により散乱されてその一部が正面位置13
2に向かう光138となる。したがって、観察者は光1
33と光138との間の距離だけずれた表示像を観察す
るようになり、ぼけた二重像を観察する結果となるの
で、視認性を低下させることになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図3は、この例においてコントラストが向
上する理由を概略的に説明する図である。第2の透明絶
縁基板21の液晶3側に凹凸部24及び平坦化膜25か
ら成る光散乱手段を設けたことにより、図17と比較し
て明らかなように、散乱の起点は液晶3から近い点に設
定される。したがって、外部から特定の入射光領域30
に入射する光31A、31B、31Cは、光散乱手段を
構成している凹凸部24で乱反射して反射板6で反射さ
れて隣接画素のカラーフィルタであるB画素13B、隣
接画素の液晶3Bを通過して正常でない光31Xとなっ
て出射するが、図17と比較して明らかなように、この
ようにして出射する正常でない光31Xの量は減少す
る。一方、R画素13Rに入射されて反射板10で反射
された後も、R画素13R及び液晶3Rのみを通過して
出射する正常な光31Zの量は増加する。すなわち、混
色や制御不能な光を発生するのに寄与する特定の入射光
領域30の幅は、従来よりも狭くなる。これにより、混
色や制御不能な光の発生の度合いを小さくすることがで
きる。したがって、コントラストや色度再現域が向上す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、この例の構成によれば、光を出射さ
せる場合に、視認性を向上させることができる。図4
は、この例において視認性が向上する理由を概略的に説
明する図である。観察者が例えば正面位置32から観察
した場合、反射板6で反射されて出射される光は正面位
置32に向かう光33以外に、画素の境界から斜め方向
に向かう光37が発生して、この光37が第2の透明絶
縁基板21の凹凸部24により散乱されてその一部が正
面位置32に向かう38となる。この場合、第2の透明
絶縁基板21の凹凸部24を液晶3側に形成して、従来
例に比較して散乱の起点を液晶3から近い点に設定して
いるので、図16と比較して明らかなように、光33と
光38との距離は小さくなるので、その分表示像のぼけ
の度合いを小さくすることができる。したがって、視認
性を向上させることができるようになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】次に、ブラックマトリクス12及び絶縁保
護膜14にフォトリソグラフィ法によりソース電極10
を露出するコンタクトホール17を形成した後、このコ
ンタクトホール17を含む全面にスパッタ法によりIT
Oを形成し、次にフォトリソグラフィ法によりITOを
パターニングして、所望の形状の画素電極15を形成す
る。次に、画素電極15上にポリイミドから成る液晶配
光層16を形成する。以上により、液晶駆動素子形成基
板1が形成される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】このように、この例の構成の反射型カラー
液晶表示装置によれば、液晶3側に凹凸部24が形成さ
れたガラス等から成る第2の透明絶縁基板21と、第2
の透明絶縁基板21の凹凸部24を覆うように形成され
たアクリル、ポリイミド等から成る平坦化膜25と、平
坦化膜25上に形成されたITO等から成る共通の対向
電極22と、対向電極22上に形成されたポリイミド等
から成る液晶配光層23とを備えた対向基板2を形成
し、凹凸部24及び平坦化膜25により光散乱手段を構
成するようにしたので、対向基板2における散乱の起点
を液晶3から近い点に設定できるため、混色や制御不能
な光等の望ましくない光の発生を減少させることができ
る。また、この例の構成の反射型カラー液晶表示装置の
製造方法によれば、対向基板2となる第2の透明絶縁基
板21の液晶3側に凹凸部24を形成することにより光
散乱手段を構成させるようにしたので、簡単な方法で光
散乱手段を設けることができる。したがって、光散乱手
段を設けて白色を表示させる場合、コントラスト及び視
認性を向上させることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、平坦化膜を不
要にすることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 液晶駆動素子形成基板 2 対向基板 3、3B、3R 液晶 4、21 透明絶縁基板 5 ゲート電極 6 反射板 7 ゲート絶縁膜 8 半導体層 9 ドレイン電極 10 ソース電極 11、14 絶縁保護膜 12 ブラックマトリクス 13 カラーフィルタ 15 画素電極 16、23 液晶配光層 17 コンタクトホール 18 研磨ノズル 19 研磨砥粒 20 レジスト 22 対向電極 24、40 凹凸部 24A、40A、41A 頂部 24B、40B、41B 谷部 25 平坦化膜 30 特定の入射光領域 31A〜31C 特定の入射光領域に入射する光 31X、38 正常でない光 32 正面位置 33 正面位置に向かう光 37 斜め方向に向かう光 41 凹凸状絶縁膜 42 散乱補助膜 43 平坦化膜兼散乱補助膜
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 勇司 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 坂本 道昭 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 丸山 宗生 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 渡邊 貴彦 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2H090 HB08Y HD06 JA02 JB02 LA04 2H091 FA02Y FA16Y FA35Y GA01 GA06 GA07 GA13 LA16 2H092 HA28 JB51 JB58 LA06 MA05 MA07 MA13 NA07 NA19 PA01 PA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶駆動素子形成基板と対向基板との間
    に液晶が挟持され、前記液晶駆動素子形成基板にカラー
    フィルタが設けられてなる反射型カラー液晶表示装置で
    あって、 前記対向基板の前記液晶側に光散乱手段を設けたことを
    特徴とする反射型カラー液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記光散乱手段は、前記対向基板となる
    透明絶縁基板の前記液晶側表面に形成された凹凸部から
    構成されることを特徴とする請求項1記載の反射型カラ
    ー液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記光散乱手段は、前記透明絶縁基板の
    表面に形成された凹凸部を覆うように形成された平坦化
    膜から構成されることを特徴とする請求項2記載の反射
    型カラー液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記光散乱手段は、前記対向基板となる
    透明絶縁基板の前記液晶側表面に外部から形成された凹
    凸状絶縁膜から構成されることを特徴とする請求項1記
    載の反射型カラー液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光散乱手段は、前記凹凸状絶縁膜上
    に形成されて該凹凸状絶縁膜と屈折率の異なる散乱補助
    膜から構成されることを特徴とする請求項4記載の反射
    型カラー液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記凹凸状絶縁膜の屈折率が前記散乱補
    助膜のそれより大きいことを特徴とする請求項5記載の
    反射型カラー液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記光散乱手段は、前記凹凸状絶縁膜を
    覆うように形成された平坦化膜から構成されることを特
    徴とする請求項4記載の反射型カラー液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記光散乱手段は、前記凹凸状絶縁膜を
    覆うように形成された平坦化膜兼散乱補助膜から構成さ
    れることを特徴とする請求項4記載の反射型カラー液晶
    表示装置。
  9. 【請求項9】 液晶駆動素子形成基板と対向基板との間
    に液晶が挟持され、前記液晶駆動素子形成基板にカラー
    フィルタが設けられてなる反射型カラー液晶表示装置の
    製造方法であって、 第1の透明絶縁基板上に液晶駆動素子を形成した後、前
    記透明絶縁基板上に少なくともカラーフィルタを形成し
    て液晶駆動素子形成基板を形成する液晶駆動素子形成基
    板形成工程と、 第2の透明絶縁基板の表面に光散乱手段を設けた対向基
    板を形成する対向基板形成工程と、 前記対向基板の前記光散乱手段が液晶側となるように配
    置して、前記液晶駆動素子形成基板と前記対向基板との
    間に液晶を挟持する液晶挟持工程とを含むことを特徴と
    する反射型カラー液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記光散乱手段を、凹凸部を含むよう
    に設けることを特徴とする請求項9記載の反射型カラー
    液晶表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記凹凸部を、サンドブラスト法、又
    はフォトエッチング法を含む加工方法により形成するこ
    とを特徴とする請求項10記載の反射型カラー液晶表示
    装置の製造方法。
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