JP2001115066A - インクジェット用インク及びインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット用インク及びインクジェット記録方法

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JP2001115066A
JP2001115066A JP29130599A JP29130599A JP2001115066A JP 2001115066 A JP2001115066 A JP 2001115066A JP 29130599 A JP29130599 A JP 29130599A JP 29130599 A JP29130599 A JP 29130599A JP 2001115066 A JP2001115066 A JP 2001115066A
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ink
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hydrogen atom
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JP29130599A
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English (en)
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Toshiki Fujiwara
淑記 藤原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な色相を有し、光堅牢性が優れた画像を
形成することができるインクジェット用インクを提供す
る。 【解決手段】 下記の一般式(I)で表されるアゾメチ
ン化合物を含むことを特徴とするインクジェット用イン
ク。 【化1】 式中、R1 、R3 、R4 は、各々水素原子、置換されて
よいアルキル基、アリール基を表す。R2 は、水素原
子、ハロゲン原子、置換されてよい、アルキル基、アル
コキシ基、アリール基等を表す。Za 、Zb 、Zc は各
々−N−または−C(R5 )=を表し、R5 は水素原子
または非金属置換基を表す。Lは単なる結合または2価
の連結基を表し、R6 は色素の褪色を抑制する効果を有
する置換基を表す。ただし、一般式(1)において、R
1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 の少なくとも1つ
はカルボキシル基、またはスルホ基を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット用
インク、およびそれを用いたインクジェット記録方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法は、カラー化が
容易で、記録音が小さく、高速記録が可能であり、記録
後の定着処理を必要としない等の様々な長所を有してい
る。このため、インクジェット記録方法は、今日ではオ
フィス用や家庭用のプリンターとして広範に利用されて
いる。インクジェット記録方法により記録された画像
は、記録目的に応じて様々な用途に供される。このた
め、記録した画像は長期間にわたって安定であることが
求められる。そこで、受像材料に改良を加えたり、イン
クジェット記録後に画像保護処理を施すことなどが行わ
れているが、インクそのものが劣化することを有効に防
ぐことはできなかった。このため、光堅牢性が高いイン
クジェット用インクを提供することが求められている。
中でも、良好なマゼンタ色相あるいはシアン色相を有
し、且つ光堅牢性が高いインクジェット用インクが特に
求められている。
【0003】インクに含まれる色素の光堅牢性を高める
方法として、色素に褪色を抑制する効果を付与する原子
団を連結させる方法が知られている。その代表的な例
は、J.Apple. Chem. Biotechnol., 1977,27巻, pp 558
〜564 に記載されている。しかしながら、褪色を抑制す
る効果を付与する原子団として知られているものは限ら
れており、その原子団を有効に連結させ得ることが明ら
かにされている色素も限られていた。一方、特開平3−
205189号公報には、紫外線吸収剤を色素に導入し
た化合物が記載されている。しかしながら、良好な色相
を有し、十分に光堅牢性が高いインクジェット用インク
は開示されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、これ
らの従来技術の問題点を解決することを課題とした。す
なわち本発明の目的は、良好なマゼンタ色相あるいはシ
アン色相を有し、堅牢性の高い画像を形成することがで
きるインクジェット用インクを提供することことであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために鋭意検討を進めた結果、本発明者らは、下記の
(1)及び(2)により上記課題が解決された。 (1) 下記の一般式(I)で表されるアゾメチン化合
物を含むことを特徴とするインクジェット用インク。
【0006】
【化2】
【0007】式中、R1 、R3 、R4 は、各々独立し
て、水素原子、置換されてよいアルキル基、アリール基
を表す。R2 は、水素原子、ハロゲン原子、置換されて
よいアルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリール
オキシ基、シアノ基、アシルアミノ基、スルホニルアミ
ノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、ウレイド基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル
基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホニル
基、アシル基、アミノ基、水酸基を表す。R2 とR 3
互いに結合して環を形成してもよい。R3 とR4 は互い
に結合して環を形成してもよい。Za 、Zb 、Zc は各
々−N−または−C(R5 )=を表し、R5は水素原子
または非金属置換基を表す。Lは単なる結合または2価
の連結基を表し、R6 は色素の褪色を抑制する効果を有
する置換基を表す。ただし、一般式(1)において、R
1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 の少なくとも1つ
はカルボキシル基、またはスルホ基を有する。 (2) (1)に記載のインクジェット用インクを受像
材料上に液滴状に噴射して、該受像材料上に画像を記録
することを特徴とするインクジェット記録方法。
【0008】
【発明の実施の形態】以下において、本発明のインクジ
ェット用インクについて詳細に説明する。本発明のイン
クジェット用インクは、上記の一般式(I)で表される
アゾメチン化合物を含むことを特徴とする。一般式
(I)において、Aは置換されてもいてもよいフェニル
基またはナフチル基を示す。フェニル基またはナフチル
基の置換基は、特に制限されないが、具体例としては、
スルホン酸基、スルホン酸塩基(例えばスルホン酸アル
カリ塩など)、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミ
ノ基、アシルアミノ基(例えば、アセチルアミノ基、ヘ
キシルカルボニルアミノ基等のアルキルカルボニルアミ
ノ基、およびベンゾイルアミノ基等のアリールカルボニ
ルアミノ基)、炭素数1〜9の置換または無置換のアル
キル基(例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基等の無置換のアルキ
ル基、トリフルオロメチル基等のハロゲン置換アルキル
基、およびジメチルアミノメチル基等の置換または無置
換のアミノ基で置換されたアルキル基等)、炭素数1〜
9の置換または無置換のアルコキシル基(例えば、メト
キシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ
基等の無置換のアルコキシル基;およびヒドロキシエト
キシ基、メトキシエトキシ基、ベンゾイルオキシ基、カ
ルボキシメトキシ基、エトキシカルボニルメトキシ基等
の、ヒドロキシル基、低級アルコキシ基、アリール基、
カルボキシル基、カルボン酸エステル残基等で置換され
たアルコキシ基)、およびハロゲン原子(例えば、塩素
原子、臭素原子、フッ素原子等)が挙げられる。Aで示
されるフェニル基またはナフチル基は、これらの1個ま
たは2個以上の置換基で置換されていてもよい。好まし
くは、Aは、カルボキシル基および/またはスルホン酸
ナトリウム基で置換された、フェニル基またはナフチル
基である。
【0009】一般式(I)において、R6 はアゾメチン
化合物の褪色を抑制する効果を付与する原子団を示す。
このような効果を付与しうる原子団であれば、その構造
は特に制限されない。好ましくは、R6 は下記の一般式
(II)〜(VII)で表される基であり、各一般式中のX1
〜X6 のいずれかでLで示される連結基と結合する。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】一般式(II)において、X1 は、単なる結
合、−O−、−S−、−N(R31)−、または下記の化
学式(X1a)で表される複素環基または(X1b)で表さ
れるフェニレン基である。R31は水素原子、アルキル基
またはアリール基である。化学式(X1a)で表される複
素環基または(X1b)で表されるフェニレン基は、塩
素、フッ素、臭素等のハロゲン原子、ヒドロキシル基ま
たはカルボニル基で置換されていてもよい。好ましく
は、X1 は−O−または化学式(X1a)で表される複素
環基である。
【0013】
【化5】
【0014】Ra 、Rb 、Rc 、Rd およびRe は、そ
れぞれ独立して、水素原子または非金属の置換基であ
る。非金属の置換基の具体例としては、アルキル基、ア
ルケニル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリール
基、ヒドロキシル基、ヘテロ環基、アルコキシカルボニ
ル基、アリールチオ基、アリールオキシカルボニル基、
ハロゲン原子、アミノ基、モノまたはジアルキルアミノ
基、アシル基、アシルアミノ基、カルバモイル基、スル
ファモイル基、シアノ基、ニトロ基、スルホ基、カルボ
キシル基およびシリル基が挙げられる。アルコキシ基は
スルホ基で置換されていてもよく、このスルホ基はアル
カリ金属塩であってもよい。アリール基、アリールカル
ボニル基およびアリールオキシカルボニル基は、その芳
香環上にヒドロキシル基、アルキル基等の置換基を有し
ていてもよい。また、Ra 、Rb 、Rc 、Rd 、Re
うち互いにオルト位にあるものが結合して、5〜8員環
を形成してもよく、この5〜8員環は酸素、窒素等のヘ
テロ原子を1個または複数個含んでいてもよい。さらに
この5〜8員環には、置換基を有していてもよい環が融
合していてもよい。
【0015】好ましくは、Ra 〜Re は、それぞれ独立
して、水素原子、ヒドロキシル基、炭素数1〜6のアル
キル基(例えば、メチル基、エチル基、t−ブチル基
等)、炭素数1〜6のアルコキシ基(例えば、メトキシ
基、エトキシ基、ブトキシ基等)、アルキルチオ基(例
えばメチルチオ基)、ヘテロ環基(例えばモルホリノ
基、ベンゾトリアゾ−ル基等)、アルコキシカルボニル
基(例えばメトキシカルボニル基等)、アリールカルボ
ニル基(例えば2,4−ジヒドロキシベンゾイル基)、
アリールオキシカルボニル基(例えばジヒドロキシフェ
ニルオキシカルボニル基等)、ハロゲン原子(例えば、
F、Cl等)、ジアルキルアミノ基(例えばジメチルア
ミノ基等)、アシル基(例えばアセチル基等)、または
アシルアミノ基(例えばアセチルアミノ基等)である。
また、Ra とRb またはRb とRc が一緒になって、酸
素原子を1個または複数個含んでいてもよい5〜6員環
を形成したものも好ましい。
【0016】一般式(II)で表される基のうち好ましい
ものは、X1 が−O−であり、RaとRc の少なくとも
1つがヒドロキシル基、アルコキシ基またはジアルキル
アミノ基のもの、X1 が−O−または−NH−であり、
c が2−ヒドロキシフェニルカルボニル基であるも
の、X1 が−O−であり、Rb とRc が一緒になって酸
素を含む5員環であるもの、およびX1 が化学式(X
1a)で表される複素環基であり、Ra がヒドロキシル基
であるもの、またはRc が化学式(X1a)で表される複
素環基であり、Rb がヒドロキシル基であるものであ
る。一般式(II)で表される基のうち特に好ましいもの
は、X1 が−O−であり、R3 がヒドロキシル基、アル
コキシ基またはジアルキルアミノ基であるもの、X 1
−O−であり、Rb とRc が共にヒドロキシル基である
もの、およびX1 が−O−であり、Rb とRc が一緒に
なって酸素を含む5員環であるもの、またはRc が化学
式(X1a)で表される複素環基であり、Rb がヒドロキ
シル基であるものである。
【0017】一般式(III)において、X2 は、単なる結
合、−O−、または−N(R32)−である。R32は水素
原子、アルキル基またはアリール基である。好ましく
は、X 2 は−O−または−NH−である。Y1 は、>C
H−または>N−である。Y2 は、Y1 とともに5〜7
員環を形成するのに必要な原子団であり、5〜7員環は
酸素、窒素等のヘテロ原子を1個または複数個含んでい
てもよい。5〜7員環を形成する原子には、それぞれ独
立して、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルコ
キシ基、アリール基、ヒドロキシル基、アシル基、アシ
ルオキシ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、ス
ルホンアミド基、スルホ基またはスルフィノ基が結合し
ている。その中でも、水素原子、炭素数1〜6のアルキ
ル基(例えば、メチル基、エチル基、t−ブチル基
等)、および炭素数1〜7のアシル基(例えば、アセチ
ル基、プロピオニル基、アクリロイル基等)が好まし
い。Y1およびY2で構成される環にはさらに別の環が縮
合していてもよい。
【0018】一般式(III)で表される基のうち好ましい
ものは、Y1 およびY2 を含む環が6員環であり、X2
が単なる結合であり、Y1 が>N−であるもの、Y1
よびY2 を含む環が6員環であり、X2 が単なる結合で
あり、6員環上の2位、4位および6位の少なくとも1
つにアルキル基が置換したもの、および、Y1 およびY
2 を含む環が6員環であり、X2 が−O−または−NH
−であり、Y1 が>CH−であり、6員環の4位がNで
あり、6員環上の3位および5位にそれぞれアルキル基
が一つずつまたは二つずつ置換したものである。
【0019】一般式(IV)において、X3 は、単なる結
合、アルキレン基または二価の芳香族炭化水素基であ
る。M1 は、銅、コバルト、ニッケル、パラジウムまた
は白金である。Y3 およびY4 は、それぞれ独立して、
−O−または−S−である。R g およびRf は、それぞ
れ独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、ヒド
ロキシル基、アルコキシ基またはアリールオキシ基であ
るか、またはRg およびRf が結合してもよい。一般式
(IV)で表される基の中の環構造は、1個または複数個
の置換基を有していてもよい。この置換基としては、ア
ルキル基またはアリール基が好ましい。複数個の置換基
を有する場合、隣接する基が互いに結合して芳香環また
は5〜8員環を形成してもよい。
【0020】一般式(V)において、X4 は、単なる結
合、アルキレン基または二価の芳香族炭化水素基であ
る。M2 は、上記したM1 と同義である。
【0021】E1 、E2 、E3 およびE4 は、それぞれ
独立に、−O−、−S−または−N(R37)−であり、
好ましくは−O−または−S−である。R37は水素原
子、アルキル基、アリール基またはヒドロキシル基であ
る。Rh 、Ri およびRj は、それぞれ独立に、水素原
子、アルキル基またはアリール基である。あるいは、R
i とRj もしくはX4 とRh は、互いに結合して芳香環
または5〜8員環を形成してもよく、中でも芳香環を形
成しているものが好ましい。
【0022】一般式(VI)において、X5 は、単なる結
合、アルキレン基、二価の芳香族炭化水素基または二価
の複素環基である。M3 は、ニッケル、コバルトまたは
鉄である。Y5 、Y6 、Y7 およびY8 は、それぞれ独
立に−O−または−S−であり、好ましくは−S−であ
る。Rk 、Rl およびRm は、それぞれ独立に、水素原
子、アルキル基、アリール基または複素環基である。あ
るいは、Rl とRm は、互いに結合して環構造を形成し
てもよい。
【0023】一般式(VII)において、X6 は、単なる結
合、アルキレン基または二価の芳香族炭化水素基であ
り、Rn は、Ra と同義であり、水素原子、炭素数1〜
6のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基等)、炭
素数6〜10のアリール基(例えばフェニル基等)であ
ることが好ましい。Y9 は、Nとともに5〜7員環を形
成するのに必要な原子団であり、5〜7員環は酸素、窒
素等のヘテロ原子を1個または複数個含んでいてもよ
い。5〜7員環を形成する原子には、それぞれ独立し
て、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アリール基、ヒドロキシル基、アシル基、アシルオ
キシ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、スルホ
ンアミド基、スルホ基またはスルフィノ基が結合してい
る。その中でも、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、t−ブチル基等)、お
よび炭素数1〜7のアシル基(例えば、アセチル基、プ
ロピオニル基、アクリロイル基等)が好ましい。Y9
構成される環にはさらに別の環が縮合していてもよい。
【0024】以下に一般式(I)におけるR6 の具体例
を挙げるが、本発明は以下の具体例に制限されるもので
はない。
【0025】
【化6】
【0026】
【化7】
【0027】
【化8】
【0028】
【化9】
【0029】
【化10】
【0030】一般式(I)中の−L−が表わす連結基
は、−N(Rb')−基〔Rb'は水素子、アルキル基(置
換アルキル基を含む)、又はアリール基(置換アリール
基を含む)を表わす〕、−SO2 −基、−C(=O)−
基、アルキレン基(置換アルキレン基を含む)、フェニ
レン基(置換フェニレン基を含む)、ナフチレン基(置
換ナフチレン基を含む)、−O−基、−S−基およびこ
れらを2つ以上組合せて成立する基が好ましい。その中
でも、さらに好ましいものは−NRb'−SO2 −、−N
b'−CO−や−Rc'−(L')k −(Rd'l −で表
される基である。Rc 及びRd は、各々、アルキレン
基、フェニレン基又はナフチレン基を表し、L' は−O
−、−CO−、−SO−、−SO2 −、SO2 NH−、
NHSO2 −、−CONH−、又は−NHCO−を表
し、kは0または1を表し、lはk=1のときlを表
し、k=0のとき1または0を表わす。又−NRb −S
2 −や−NRb'−CO−とRc'−(L' )k
(Rd'l −とを組み合わせたものも好ましい。Rb'
好ましい例は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基
である。Rc'、Rd'の好ましい例としては、炭素数1〜
6のアルキレン基(置換基としてアルキル基、アルコキ
シ基、水酸基、ハロゲン原子、シアノ基等を有するもの
を含む)、フェニレン基(オルト、メタ、パラを含む。
置換基としてアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原
子、水酸基、カルボキシル基、スルファモイル基、アル
キルスルホニルアミノ基、スルファミド基等を有するも
のを含む)、ナフチレン基(置換基としてフェニレン基
のところで述べた置換基を有するものを含む)が挙げら
れる。また−L−は単なる結合を表す。Za 、Zb 、Z
c は各々−N−または−C(R5 )=を表し、R5 は水
素原子または非金属置換基を表す。但し、R5 でLと連
結してもよい。R5 はRa と同義であり、好ましくは置
換されてよいアルキル基又は、置換されてよいアリ−ル
基(好ましくはフェニル基)である。Lの連結位置はR
1 、R3 、R4 、またはR5 が好ましく、R3 、または
4がより好ましい。
【0031】以下に一般式(I)で表されるアゾメチン
化合物の具体例を示すが、本発明が以下の具体例に制限
されるものではない。
【0032】
【化11】
【0033】
【化12】
【0034】
【化13】
【0035】
【化14】
【0036】
【化15】
【0037】
【化16】
【0038】
【化17】
【0039】
【化18】
【0040】
【化19】
【0041】
【化20】
【0042】
【化21】
【0043】
【化22】
【0044】
【化23】
【0045】
【化24】
【0046】一般式(I)で表されるアゾメチン化合物
は、常法〔例えば、細田豊著「新染料化学」(昭和48
年12月21日技報堂発行)第396〜406頁参照〕
に従って、ジアゾ化、カップリング工程を経て製造する
ことができる。製造スキームの例を以下に示す。
【0047】
【化25】
【0048】本発明のインクジェット用インクは、水溶
性(水性)である。水性インクの媒体は、主に水である
が、水と、一種または二種以上の水混和性有機溶剤との
混合物を用いてもよい。水混和性有機溶剤の具体例とし
ては、アルコール類(例えば、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イ
ソブタノール、sec-ブタノール、t−ブタノール、ペン
タノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、ベンジ
ルアルコール等)、多価アルコール類(例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、ペンタ
ンジオール、グリセリン、ヘキサントリオール、チオジ
グリコール等)、グリコール誘導体(例えば、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、トリエチレングルコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールジアセテート、エチレングルコール
モノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエ
チルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテ
ル等)、アミン類(例えば、エタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエ
タノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、モル
ホリン、N−エチルモルホリン、エチレンジアミン、ジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ポリエ
チレンイミン、テトラメチルプロピレンジアミン等)、
およびその他の極性溶媒(例えば、ホルムアミド、N,
N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、2−ピロリ
ドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−
ピロリドン、2−オキサゾリドン、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン、アセトニトリル、アセトン等)
が挙げられる。
【0049】本発明のインクジェット用インクのうち、
水性インクは、一般式(I)で表されるアゾメチン化合
物を水性溶媒(水または水と水混和性有機溶剤との混合
溶媒)に溶解することによって調製することができる。
【0050】本発明のインクジェット用インクは、10
0重量部中に一般式(I)で表されるアゾメチン化合物
を0.2〜10重量部含むものが好ましい。また、アゾ
メチン化合物に加えて、他の色素を併用してもよい。本
発明のインクジェット用インクには、必要に応じて、種
々の添加剤を用いることができる。添加剤の具体例とし
ては、粘度調整剤、表面張力調整剤、比抵抗調整剤、皮
膜調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、褪色防止剤、防
黴剤、防錆剤、分散剤および界面活性剤が挙げられる。
【0051】本発明のインクジェット用インクが水性で
ある場合、インクの粘度が40cp以下のものが好まし
い。また、インクの表面張力が20〜100dyn/c
mであるものが好ましい。本発明のインクジェット用イ
ンクには、フルカラー画像を形成するために、マゼンタ
色調インク、シアン色調インクおよびイエロー色調イン
クを用いることができる。また、色調を整えるために、
さらにブラック色調インクを用いてよい。
【0052】次に、本発明のインクジェット記録方法に
ついて詳細に説明する。本発明のインクジェット記録方
法は、上記のインクジェット用インクを液滴状に噴射し
て、受像材料上に画像を記録することを特徴とする。本
発明のインクジェット記録方法に用いる受像材料として
は、無機顔料を含有するものを用いることが好ましい。
無機顔料の具体例としては、シリカ顔料、アルミナ顔
料、二酸化チタン顔料、酸化亜鉛顔料、酸化ジルコニウ
ム顔料、雲母状酸化鉄、鉛白、酸化鉛顔料、酸化コバル
ト顔料、ストロンチウムクロメート、モリブデン系顔
料、スメクタイト、酸化マグネシウム顔料、酸化カルシ
ウム顔料、炭酸カルシウム顔料およびムライトが挙げら
れる。二種類以上の無機顔料を併用してもよい。
【0053】また、本発明のインクジェット記録方法に
用いる受像材料としては、マット剤を含むものが好まし
い。マット剤については、特開平1−161236号公
報の263〜264頁に記載がある。さらに、本発明の
インクジェット記録方法に用いる受像材料には、蛍光増
白剤を添加してもよい。蛍光増白剤をインクに添加し
て、外部から受像材料に供給することもできる。
【0054】本発明のインクジェット記録方法に用いる
受像材料として、親水性バインダーを含む親水性層をイ
ンク受容層として有するものが好ましい。親水性バイン
ダーとしては、高吸水性ポリマーが好ましい。親水性バ
インダーの具体例としては、ゼラチン、ゼラチン誘導
体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール誘導
体、ポリアルキレンオキサイドおよびポリアルキレンオ
キサイド誘導体が挙げられる。さらに、特開平1−16
1236号公報の215〜222頁に親水性バインダー
についての記載がある。
【0055】受像材料がインク受容層を有する場合、イ
ンク受容層は、硬膜剤で硬化させたものが好ましい。硬
膜剤については、特開平1−161236号公報の22
2頁に記載がある。本発明のインクジェット記録方法に
用いる受像材料の構成層には、界面活性剤を添加しても
良い。界面活性剤は、塗布助剤、剥離性改良剤、スベリ
性改良剤または帯電防止剤として機能する。界面活性剤
については、特開昭62−173463号、同62−1
83457号の各公報に記載がある。
【0056】あるいは界面活性剤の代わりに有機フルオ
ロ化合物を用いてもよい。有機フルオロ化合物は、疎水
性のものが好ましい。有機フルオロ化合物の具体例とし
ては、フッ素系界面活性剤、オイル状フッ素系化合物
(例えばフッ素油等)および固体状フッ素化合物樹脂
(例えば四フッ化エチレン樹脂等)が挙げられる。有機
フルオロ化合物については、特公昭57−9053号
(第8〜17欄)、特開昭61−20994号、同62
−135826号の各公報に記載がある。
【0057】さらに、受像材料の構成層(バック層を含
む)には、ポリマーラテックスを添加してもよい。ポリ
マーラテックスは、寸度安定化、カール防止、接着防
止、膜のひび割れ防止のような膜物性改良の目的で使用
される。ポリマーラテックスについては、特開昭62−
245258号、同62−1316648号、同62−
110066号の各公報に記載がある。ガラス転移温度
が低い(40℃以下の)ポリマーラテックスを媒染剤を
含む層に添加すると、層のひび割れやカールを防止する
ことができる。また、ガラス転移温度が高いポリマーラ
テックスをバック層に添加しても、カールを防止でき
る。
【0058】また、受像材料の構成層に退色防止剤を添
加してもよい。退色防止剤としては、酸化防止剤、紫外
線吸収剤および金属錯体が挙げられる。退色防止剤につ
いては、特開平1−161236号公報の225〜24
7頁に記載がある。本発明のインクジェット記録方法に
用いる受像材料の支持体としては、両面をポリオレフィ
ン(例、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブテンおよびそれらのコポリマー)
でラミネートした紙およびプラスチックフィルムが特に
好ましく用いられる。ポリオレフィンポリオレフィン中
に、白色顔料(例、酸化チタン、酸化亜鉛)または色味
付け染料(例、コバルトブルー、群青、酸化ネオジウ
ム)を添加することが好ましい。
【0059】本発明のインクジェット記録方法に用いる
受像材料としては、画質および画像保存耐久性の観点か
ら、コート紙を用いることが望ましい。また、ポリマー
媒染剤を含有する記録紙を用いることが望ましい。特開
平1−161236号公報の212〜215頁に記載の
ポリマー媒染剤を含有する受像材料が特に好ましい。同
公報記載のポリマー媒染剤を用いると、優れた画質の画
像が得られ、かつ画像の耐光性が改善される。インクジ
ェット記録方法には、連続方式とオンデマンド方式があ
る。インクジェットのヘッドの方式には、バブルジェッ
ト方式、サーマルジェット方式および超音波を用いた方
式がある。本発明のインクジェット記録方法は、これら
のいずれの方式にも適用することができる。
【0060】
【実施例】以下に実施例を記載して本発明をさらに具体
的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割
合、操作等は、本発明の精神から逸脱しない限り適宜変
更することができる。したがって、本発明の範囲は以下
に示す具体例に制限されるものではない。
【0061】(実施例1) (水性インクの調製)下記の成分を30〜40℃で加熱
しながら1時間撹拌した後、平均孔径0.8μ、直径4
7mmのミクロフィルターを用いて加圧濾過して、イン
ク液Aを調製した。
【0062】
【表1】
【0063】アゾメチン化合物を、下記表2に示すよう
に変更した以外は、インク液Aの調製と同様にして、イ
ンク液B〜Gを作成した。 (画像記録および評価)インク液A〜Gを用いて、イン
クジェットプリンター(セイコーエプソン(株)製PM
−700C)で、フォト光沢紙(富士写真フイルム
(株)製インクジェットペーパー、スーパーフォトグレ
ード)に画像を記録した。
【0064】得られた画像について、色相と光堅牢性を
評価した。色相は、A(良好)およびB(不良)の二段
階で評価した。光堅牢性は、画像を記録した受像材料
に、ウェーザーメーター(アトラスC.I65)を用い
て、キセノン光(85,000ルクス)を3日間照射
し、キセノン照射前後の画像濃度を反射濃度計(X−Ri
te310TR)を用いて測定し、色素残存率として評価
した。反射濃度は、1、1.5および2.0の3点で測
定した。いずれの濃度でも色素残存率が80%以上の場
合をA、1または2点が80%未満の場合をB、全ての
濃度で80%未満の場合をCとして評価した。以上の結
果を下記表2に示す。
【0065】
【表2】
【0066】
【化26】
【0067】表2に示すように、インク液A〜Eから得
られたマゼンタ画像は、インク液FおよびGから得られ
たマゼンタ画像よりも鮮明であった。また、インク液A
〜Eを用いて得られた画像は、光堅牢性が優れていた。
さらに、インク液A〜Eを用いて、インクジェットプリ
ンター(セイコーエプソン(株)製PM−700C)に
より、スーパーファイン専用光沢紙(セイコーエプソン
(株)製MJA4S3P)に画像を記録した。得られた
画像の色相と光堅牢性を評価したところ、いずれも表2
と同様の結果が得られた。
【0068】
【発明の効果】本発明のインクジェット用インクおよび
インクジェット記録方法によって、色相、光堅牢性およ
び耐水性が優れた画像を記録することができる。特に褪
色を抑制する効果を付与する原子団を色素に連結させる
ことによって、光堅牢性が著しく向上する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA13 FC01 2H086 BA02 BA55 4J039 BA29 BA38 BA39 BC05 BC12 BC16 BC19 BC20 BC29 BC31 BC33 BC36 BC37 BC44 BC47 BC49 BC50 BC51 BC52 BC53 BC54 BC55 BC59 BC65 BC66 BC67 EA15 EA16 EA35 EA38 GA24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(I)で表されるアゾメチ
    ン化合物を含むことを特徴とするインクジェット用イン
    ク。 【化1】 式中、R1 、R3 、R4 は、各々独立して、水素原子、
    置換されてよいアルキル基、アリール基を表す。R
    2 は、水素原子、ハロゲン原子、置換されてよいアルキ
    ル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、
    シアノ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アル
    コキシカルボニルアミノ基、ウレイド基、アルキルチオ
    基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバ
    モイル基、スルファモイル基、スルホニル基、アシル
    基、アミノ基、水酸基を表す。R2 とR 3 は互いに結合
    して環を形成してもよい。R3 とR4 は互いに結合して
    環を形成してもよい。Za 、Zb 、Zc は各々−N−ま
    たは−C(R5 )=を表し、R5は水素原子または非金
    属置換基を表す。Lは単なる結合または2価の連結基を
    表し、R6 は色素の褪色を抑制する効果を有する置換基
    を表す。ただし、一般式(1)において、R1 、R2
    3 、R4 、R5 及びR6 の少なくとも1つはカルボキ
    シル基、またはスルホ基を有する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット用イン
    クを受像材料上に液滴状に噴射して、該受像材料上に画
    像を記録することを特徴とするインクジェット記録方
    法。
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