JP2001114664A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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Abstract
物と、エンドウ抽出物を含有することを特徴とする化粧
料である。
Description
の雑種細胞抽出物とエンドウ抽出物を含有する老化防止
効果に優れた化粧料を提供するものである。
生や弾力性の低下があげられる。これは、真皮構成成分
であるコラーゲンの減少が大きく影響することが知られ
ている。そのため、コラーゲンを配合した化粧料や、コ
ラーゲンの生成促進が期待される植物抽出物や動物抽出
物等を配合した化粧料が開発されている。
を配合した化粧料では、充分なしわの予防・改善効果が
得られない。このため優れたしわの予防・改善等の老化
防止効果を有する化粧料の開発が望まれていた。
に鑑み、しわの予防・改善等の老化防止効果を有する化
粧料の開発について鋭意研究を重ねた結果、セリンプロ
テアーゼ阻害作用を有するヘチマとアマチャヅルの雑種
細胞抽出物(特開平11-124325)とエンドウ抽出物とを
組み合わせると、しわの予防・改善等の老化防止効果が
相乗的に亢進することを見出し、本発明を完成させるに
至った。
の雑種細胞抽出物とエンドウ抽出物を含有することを特
徴とするしわの予防・改善等の老化防止効果を有する化
粧料を提供するものである。
する。本発明に用いられるヘチマとアマチャヅルの雑種
細胞抽出物は、特開平01-44297の方法により作出した雑
種細胞のカルスを用いて調製した。
は、上記の雑種細胞を抽出溶媒と共に浸漬又は加熱した
後、ろ過し、必要ならば濃縮して得られる。抽出溶媒と
しては、通常抽出に用いられる溶媒であれば任意に用い
ることができ、例えば、水、メタノールやエタノール等
のアルコール類、1、3-ブチレングリコールやプロピレン
グリコール等の多価アルコール類、酢酸エチル、アセト
ン等を単独、あるいは組み合わせて用いることができ
る。好ましくは、水あるいは水溶性溶媒(水と任意の割
合で混合可能な溶媒。例えばエタノール、1、3-ブチレン
グリコール等)のうち1種又は2種以上の溶媒を用いる
のがよい。抽出物は、そのまま用いてもよいし、溶媒を
一部又は全部留去して用いてもよい。
種細胞抽出物の配合量は、乾燥物として本発明化粧料の
全量中、0.001〜5.0重量%、好ましくは0.0
1〜1.0重量%である。0.001重量%未満では老
化防止効果の相乗効果が弱く、また、5.0重量%以上
では効果の増強がなく不経済である。
あるエンドウ抽出物は、エンドウ:Pisum sativum Linn
e(Leguminosae)の種子を抽出溶媒と共に浸漬又は加熱し
た後、ろ過し、必要ならば濃縮して得られる。抽出溶媒
としては、ヘチマとアマチャヅルの雑種細胞抽出物の場
合と同様、通常抽出に用いられる溶媒であれば任意に用
いることができる。エンドウ抽出物は、そのまま用いて
もよいし、溶媒を一部又は全部留去して用いてもよい。
は、乾燥物として本発明化粧料の全量中、0.005〜
10.0重量%、好ましくは0.01〜3.0重量%で
ある。0.005重量%未満では老化防止効果の相乗効
果が弱く、また、10.0重量%以上では効果の増強が
なく不経済である。
常の化粧料、医薬部外品、医薬品等に用いられる各種成
分、例えば油性成分、乳化剤、保湿剤、増粘剤、薬効成
分、防腐剤、顔料、粉体、pH調節剤、紫外線吸収剤、抗
酸化剤、香料等を適宜配合することができる。
パラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワック
ス、スクワラン、ホホバ油、ミツロウ、カルナウバロ
ウ、ラノリン、オリーブ油、ヤシ油、高級アルコール、
脂肪酸、高級アルコールと脂肪酸のエステル、シリコー
ン油等が挙げられる。乳化剤としては、例えばポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤が挙げられ
る。保湿剤としては、例えばグリセリン、ソルビトー
ル、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ールなどが挙げられる。増粘剤としては、例えばカルボ
キシビニルポリマー、キサンタンガム、メチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、ゼラチン等が挙げられる。
薬効成分としては、例えばビタミンC及びその誘導体、
ビタミンE誘導体、プラセンタエキス、コウジ酸、アル
ブチン、アラントイン、グリチルリチン酸誘導体、各種
植物抽出物等が挙げられる。
液、化粧水、パック等の基礎化粧料、ファンデーショ
ン、リップスティック等のメイクアップ化粧料等目的に
応じて任意に選択できる。
の老化防止効果を有するものである。
明する。本発明はこれにより限定されるものではない。
配合量は重量%である。
エラスチン組織の分解・変質(異化作用)が進行し、弾
力性が失われ皮膚の老化として現れる。そのため、エラ
スチン分解酵素であるエラスターゼの活性阻害効果を測
定し、皮膚老化防止効果の指標とした。ヘチマとアマチ
ャズルの雑種細胞抽出物は、ヘチマとアマチャズルの雑
種細胞100gに300mLの精製水を加えて、100
℃で2時間抽出した後、ろ過し、乾固させた粉末を使用
した。一方エンドウ抽出物は、エンドウ種子100gに
1000mLの精製水を加えて、100℃で3時間抽出
した後、ろ過し、乾固させた粉末を使用した。カゼイン
を基質として含むポリアクリルアミドゲルを作製し、5
0U/mLのエラスターゼ(シグマ社製)を添加して電
気泳動を行った。その後、このゲルを30mMTris
−HCl(pH7.5)緩衝液中で37℃で20時間酵
素基質反応を行った。この際、ヘチマとアマチャヅルの
雑種細胞抽出物及びエンドウ抽出物を単独または等量混
合して緩衝液中に添加した。反応終了後、ゲルをタンパ
ク染色すると、エラスターゼ活性の強いバンドほど染色
されにくくなる。このバンドをデンシトメーターにて定
量し、抽出物無添加時の活性に対する添加時の活性の値
から、活性阻害率を求めた。その結果を表1に示す。
ヅルの雑種細胞抽出物とエンドウ抽出物を併用すること
により、優れたエラスターゼ活性阻害作用を有すること
がわかる。
柔軟性の向上から評価した。試料としては、表2に示す
ように本発明品としてヘチマとアマチャヅルの雑種細胞
抽出物とエンドウ抽出物を配合したローション、比較品
としてヘチマとアマチャヅルの雑種細胞抽出物あるいは
エンドウ抽出物のいずれか一方を除いたローションを用
いた。
30名選抜し、3グループに分け、被験者には本発明品
もしくは比較品を4週間毎日連用させて、使用後にしわ
・たるみ・肌の柔軟性についてアンケート調査を行い老
化防止効果を下記の基準で5段階評価を行った。表2に
はその平均点を示した。 5:著しく効果がある。 4:かなり効果がある。 3:やや効果がある。 2:ほとんど効果なし。 1:効果なし。
雑種細胞抽出物とエンドウ抽出物を含有するローション
は、優れたしわの予防・改善等の老化防止効果を有して
いることが認められた。
加熱溶解する。(A)に(B)を添加して乳化し、冷却
して乳液を得た。
加熱溶解する。(A)に(B)を添加して乳化し、冷却
してクリームを得た。
よく混合し粉砕機を用いて粉砕する。これにのこりのB
部を混合しホモミキサーで分散させる。(A)と(B)
を別々に加熱し、(A)に(B)を添加して乳化し、冷
却してファンデーションを得た。
ても、実使用試験においてしわの予防・改善等の老化防
止効果に優れたものであった。
Claims (2)
- 【請求項1】ヘチマとアマチャヅルの雑種細胞抽出物と
エンドウ抽出物を含有することを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】ヘチマとアマチャヅルの雑種細胞抽出物の
配合量が0.001〜5.0重量%かつエンドウ抽出物
の配合量が0.005〜10.0重量%であることを特
徴とする請求項1の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29333399A JP2001114664A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29333399A JP2001114664A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001114664A true JP2001114664A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17793470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29333399A Pending JP2001114664A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001114664A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020088004A (ko) * | 2001-05-07 | 2002-11-25 | 박종문 | 수세미 성분과 비타민을 이용한 피부미용 화장품 조성물 |
EP1465647A4 (en) * | 2001-12-28 | 2006-07-26 | Avon Prod Inc | TOPICAL COSMETIC COMPOSITION CONTAINING A NATURAL ACTIVE INGREDIENT OF VEGETABLE ORIGIN AND METHOD OF USE |
KR100667448B1 (ko) | 2005-09-01 | 2007-01-10 | 주식회사 쵸이스코스메틱 | 돌외 추출물이 함유된 화장료 조성물 |
CN102631300A (zh) * | 2012-04-05 | 2012-08-15 | 北京工商大学 | 具有改善皮肤纹理功效的外用中药组合物、面膜及其制备方法 |
KR20220070111A (ko) * | 2020-11-20 | 2022-05-30 | 주식회사 바이오에프디엔씨 | 돌외의 식물세포 배양물을 유효성분으로 포함하는 피부 개선용 외용제 조성물 |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP29333399A patent/JP2001114664A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020088004A (ko) * | 2001-05-07 | 2002-11-25 | 박종문 | 수세미 성분과 비타민을 이용한 피부미용 화장품 조성물 |
EP1465647A4 (en) * | 2001-12-28 | 2006-07-26 | Avon Prod Inc | TOPICAL COSMETIC COMPOSITION CONTAINING A NATURAL ACTIVE INGREDIENT OF VEGETABLE ORIGIN AND METHOD OF USE |
KR100667448B1 (ko) | 2005-09-01 | 2007-01-10 | 주식회사 쵸이스코스메틱 | 돌외 추출물이 함유된 화장료 조성물 |
CN102631300A (zh) * | 2012-04-05 | 2012-08-15 | 北京工商大学 | 具有改善皮肤纹理功效的外用中药组合物、面膜及其制备方法 |
KR20220070111A (ko) * | 2020-11-20 | 2022-05-30 | 주식회사 바이오에프디엔씨 | 돌외의 식물세포 배양물을 유효성분으로 포함하는 피부 개선용 외용제 조성물 |
KR102435006B1 (ko) | 2020-11-20 | 2022-08-24 | 주식회사 바이오에프디엔씨 | 돌외의 식물세포 배양물을 유효성분으로 포함하는 피부 개선용 외용제 조성물 |
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