JP2001114334A - 坩堝梱包用網材及びそれを用いた坩堝の梱包方法 - Google Patents

坩堝梱包用網材及びそれを用いた坩堝の梱包方法

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JP2001114334A
JP2001114334A JP29097699A JP29097699A JP2001114334A JP 2001114334 A JP2001114334 A JP 2001114334A JP 29097699 A JP29097699 A JP 29097699A JP 29097699 A JP29097699 A JP 29097699A JP 2001114334 A JP2001114334 A JP 2001114334A
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crucible
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packaging
rope
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JP29097699A
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English (en)
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Masaoki Nakabayashi
正興 中林
Kazuhiro Yamashita
和弘 山下
Shigeru Nakanishi
茂 中西
Kenji Ishihara
健治 石原
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Nippon Crucible Co Ltd
Original Assignee
Nippon Crucible Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梱包作業を短時間で容易に行うことができる
坩堝梱包用網材、及び、それを用いて坩堝の梱包を確実
に行う坩堝の梱包方法を提供する。 【解決手段】 網状に交差する複数の網形成用ロープ1
2により筒状に形成され各交差部がそれぞれ結束バンド
14により締結された網本体10と、網本体10の開口
縁部に複数設けられた取付リング20と、複数の取付リ
ング20に挿通されループを形成する絞りロープ30と
を備える坩堝梱包用網材1。坩堝90の開口縁部93を
衝撃吸収材40で覆い、坩堝梱包用網材1で坩堝を被包
した後、坩堝90の胴部に締め付けロープ50を巻き付
ける坩堝の梱包方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、坩堝の運搬等にお
いて使用する坩堝梱包用の網材、及びそれを用いた坩堝
の梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、坩堝の梱包には太縄及び掛け縄が
用いられており、図3に示すように、まず、太縄Tを坩
堝90の口部92及び底部94にそれぞれ巻き付けた
後、掛け縄Hをこの太縄Tに適宜絡ませながら坩堝90
の全体に縛り付けることにより、外部からの衝撃を緩和
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、坩堝を梱包
する際には、一般に坩堝90を防湿用のビニール袋等に
入れてから太縄Tを巻回することが多く、太縄Tとの接
触面が滑り易くなっていること、及び、太縄Tが巻き付
けられる口部92の外周面及び底部94の外周面が曲面
となっていることから、太縄Tの巻き付け作業が困難で
あり、かなりの熟練を要するという問題があった。更
に、太縄Tの巻き付け作業だけでなく、太縄Tを固定す
るために掛け縄Hで何重にも縛り付ける作業が必要であ
り、梱包に時間がかかるという問題があった。
【0004】本発明は、以上の問題を解決すべくなされ
たものであって、梱包作業を短時間で容易に行うことが
できる坩堝梱包用網材、及び、それを用いて坩堝の梱包
を確実に行う坩堝の梱包方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、坩
堝を梱包するのに用いられる網材であって、網状に交差
する複数の網形成用ロープにより筒状に形成され、前記
各交差部がそれぞれ結束バンドにより締結された網本体
と、前記網本体の開口縁部に複数設けられた取付リング
と、複数の前記取付リングに挿通されループを形成する
絞りロープとを備えることを特徴とする坩堝梱包用網材
により達成される。前記網形成用ロープは紙製であるこ
とが好ましい。
【0006】また、この坩堝梱包用網材を用いた坩堝の
梱包方法は、坩堝の開口縁部を衝撃吸収材で覆い、前記
坩堝を前記坩堝梱包用網材によって包囲し、前記取付リ
ング間から前記絞りロープを引きだすことにより前記坩
堝梱包用網材の開口部を絞り、前記坩堝梱包用網材の上
から前記坩堝の胴部に少なくとも1本の締付けロープを
巻き付けることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の具体的な実施の形態について説明する。図1
は、本発明の一実施形態に係る坩堝梱包用網材によって
坩堝が梱包された状態を示す斜視図であり、図2は、そ
の坩堝梱包用網材の展開図である。
【0008】図1及び図2に示すように、坩堝梱包用網
材1は、筒状に形成された網本体10と、網本体10の
筒状両端の開口縁部にそれぞれ複数設けられた取付リン
グ20と、複数の取付リング20に挿通されて網本体1
0の両端側でそれぞれループを形成する2本の絞りロー
プ30とを備えている。
【0009】網本体10は、複数の網形成用ロープ12
を網状に交差させて、各交差部に結束バンド14を巻き
付けて結束しながら、筒状に形成してなるものである。
更に、網本体10の筒状両端においては、網形成用ロー
プ12の端部同士が取付リング20と共に結束されてい
る。網本体10の網目形状は、本実施形態においては略
正方形としているが、必ずしもこれに限定されるもので
はない。この網目の大きさは、一辺の長さが30〜15
0mmであることが好ましい。
【0010】網形成用ロープ12は、綿、麻などの天然
繊維やナイロンなどの合成繊維のように、強度及び衝撃
吸収性を有する材料を使用することができる。特に、紙
製のロープとした場合には、十分な衝撃吸収性を有し、
更に再生紙を利用できるので環境上も好ましい。網形成
用ロープ12の太さは、坩堝90の大きさ、重量などを
考慮して、5〜70mmとすることが好ましい。
【0011】結束バンド14は、挿通孔に挿通されるバ
ンド部に、多数の戻り止め用係止片を有する構成のもの
を使用することができ、好適にはインシュロックが使用
される。このような結束バンド14を用いた締結によれ
ば、例えば網形成用ロープ12を結び合わせることによ
る締結のように、ロープが太くなるにつれて締結力が弱
まるというような問題が生じず、網形成用ロープ12同
士をその太さに拘わらず堅固に結束することができる。
【0012】取付リング20は、絞りロープ30がその
内部を自由に移動できるように挿通されたリング状部材
であり、網形成用ロープ12と同様に紙製であることが
好ましい。この取付リング20は、本実施形態において
は網本体10に対して別部材としているが、網本体10
の筒状端部において網形成用ロープ12の端部同士を結
束する際に、一方の網形成用ロープ12をループさせる
ことによっても形成することができる。
【0013】絞りロープ30は、複数の取付リング20
における任意の間から引き出すことができ、これによっ
て取付リング20同士の間隔が狭まり、網本体10の開
口部を絞ることができる。この絞りロープ30も、網形
成用ロープ12等と同様に紙製とすることが好ましい。
【0014】次に、この坩堝梱包用網材1を用いて坩堝
90を梱包する方法について説明する。まず、防湿用の
ビニール袋を坩堝90に被せた後、クッション性のある
衝撃吸収材40を用いて坩堝の開口縁部93の全体を覆
う。衝撃吸収材としては、ゴム材等も使用可能である
が、紙材を使用することが好ましい。
【0015】ついで、この坩堝を坩堝梱包用網材1によ
って被包する。坩堝が小さくて軽い場合には、まず、網
材1の一方の絞りロープ30を引き出して適宜結ぶこと
により、網材1を、筒状開口部の一方側が絞られた有底
袋状とする。そして、他方の開口部から坩堝90を導入
した後、この開口部を他方の絞りロープ30によって絞
ることにより、坩堝を網材1によって被包する。一方、
坩堝が大きくて重い場合には、坩堝を載置した状態のま
まで坩堝の胴部全体に網材1を被せた後、坩堝の底部を
片側ずつ持ち上げてそれぞれの状態で網材1の底部側の
絞りロープ30を引き出し、これらを結び合わせること
により網材1の底部開口を絞る。ついで、網材1の上部
側の絞りロープ30で網材1の上部開口を絞る。このよ
うに、本発明に係る坩堝梱包用網材1を用いる場合に
は、坩堝の大きさや重量に拘わらず、坩堝の梱包作業を
容易に行うことができ、従来の太縄巻き作業のように特
殊な技能を必要としない。また、従来のように、掛け縄
を縦横に繰り返し巻き付ける作業が不要なため、梱包作
業を短時間に行うことができる。
【0016】こうして坩堝を坩堝梱包用網材1で被包し
た後、最後に、網材1の上から坩堝の胴部に締め付けロ
ープ50を巻き付けることにより、坩堝の梱包作業が完
了する。この締め付けロープ50によって、坩堝搬送中
に網材1が緩むのを防止することができ、梱包状態を確
実に維持することができる。締め付けロープ50につい
ても、紙製とすることが好ましい。
【0017】尚、使用後は、網材1を切断する等して容
易に梱包を解くことができるが、網形成用ロープ12や
衝撃吸収材40などに紙製のものを使用した場合には、
そのまま焼却して処分することができるので便利であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る坩堝梱包用網材によれば、坩堝の梱包を容易かつ
短時間に行うことができる。また、網状であるために把
持し易く、梱包された坩堝の取り扱いが容易である。ま
た、結束バンドにより網形成用ロープの交差部を締結し
ているので、網形成用ロープの太さに拘わらず製造が容
易であると共に、網形状を確実に維持することができ
る。また、網形成用ロープを紙製とした場合には、外部
からの衝撃を十分に緩和することができるだけでなく、
使用後の廃棄処分が容易であり、更に環境への負担を軽
減することができる。
【0019】また、本発明に係る坩堝の梱包方法によれ
ば、坩堝の梱包を容易且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る坩堝梱包用網材に
よって坩堝が梱包された状態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す坩堝梱包用網材の展開図である。
【図3】 従来の方法で坩堝が梱包された状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 坩堝梱包用網材 10 網本体 12 網形成用ロープ 14 結束バンド 20 取付リング 30 絞りロープ 40 衝撃吸収材 50 締め付けロープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 71/02 B65D 71/02 E 3E086 81/113 81/06 101Z (72)発明者 中西 茂 大阪府東大阪市稲田新町3丁目11番32号 日本坩堝株式会社大阪工場内 (72)発明者 石原 健治 大阪府東大阪市稲田新町3丁目11番32号 日本坩堝株式会社大阪工場内 Fターム(参考) 3E057 AA06 AB02 CC14 3E064 BA01 BA10 BA11 BA21 FA01 HD01 HM01 HN37 3E066 AA64 CA01 CA03 CA08 HA01 JA23 KA20 NA60 3E067 AA23 AB94 AB99 AC01 BA13A BA18A BB01A BB07A BB14A DA03 DA05 EA27 FC01 3E085 AD01 3E086 AA23 AC02 AD01 BA14 BA15 BA28 BA29 BA42 BB84 CA40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坩堝を梱包するのに用いられる網材であ
    って、 網状に交差する複数の網形成用ロープにより筒状に形成
    され、前記各交差部がそれぞれ結束バンドにより締結さ
    れた網本体と、 前記網本体の開口縁部に複数設けられた取付リングと、 複数の前記取付リングに挿通されループを形成する絞り
    ロープとを備えることを特徴とする坩堝梱包用網材。
  2. 【請求項2】 前記網形成用ロープは紙製であることを
    特徴とする請求項1に記載の坩堝梱包用網材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した坩堝梱包用網
    材を使用して坩堝を梱包する方法であって、 坩堝の開口縁部を衝撃吸収材で覆い、 前記坩堝を前記坩堝梱包用網材によって包囲し、 前記取付リング間から前記絞りロープを引きだすことに
    より前記坩堝梱包用網材の開口部を絞り、 前記坩堝梱包用網材の上から前記坩堝の胴部に少なくと
    も1本の締め付けロープを巻き付けることを特徴とする
    坩堝の梱包方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102749234A (zh) * 2012-06-07 2012-10-24 辽宁出入境检验检疫局检验检疫技术中心 一种x射线荧光光谱仪用坩埚辅助脱模装置
JP2013142453A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Samtec Kk 圧力容器
US9446883B2 (en) 2009-07-16 2016-09-20 Mrm Hk Limited Fall arrest safety net
NL2029157B1 (en) * 2021-09-09 2023-03-23 Lfa Westerbeek Van Eerten Pensioen B V Safety system for providing fall protection for an object mounted to a structure at height

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